JP2848805B2 - 光ファイバ接続部の余長収納装置及び収納方法 - Google Patents

光ファイバ接続部の余長収納装置及び収納方法

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JP2848805B2
JP2848805B2 JP7340560A JP34056095A JP2848805B2 JP 2848805 B2 JP2848805 B2 JP 2848805B2 JP 7340560 A JP7340560 A JP 7340560A JP 34056095 A JP34056095 A JP 34056095A JP 2848805 B2 JP2848805 B2 JP 2848805B2
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剛 今泉
和也 緒方
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Fujikura Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業性の優れた光
ファイバ接続部の余長収納装置及びその収納方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】長距離の光ファイバケーブルを用いて通
信網を形成するに際し、光ファイバの接続部をコンパク
トに収納し、また保守・点検を容易に行なうことのでき
る方法について検討されてきた。このような観点から従
来開発された方法としては、光ファイバ接続部の余長を
一旦トレイあるいは簡単に開閉できるシートに収納し、
これを集積して保管する方法がある。(例えば、実開昭
59−101207号公報、あるいは研究実用化報告:
Vol.35 No.8 1986 p787〜p79
6)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような方法は、一
つのトレイあるいは開閉型シートに複数の接続余長を収
納するので高密度に構成できるが、接続された余長部分
を収納する場合、あるいは所望の余長ファイバを取出
し、これを点検する場合の取り扱いに問題が残されてい
た。そこで本発明は、手際よく収納することができ、ま
た所望の余長ファイバを簡単に見出だし、容易に調査・
点検をすることのできる光ファイバ接続部の余長収納装
置及び収納方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる光ファイ
バ接続部の余長収納装置は、並行に配置された2本の摺
動棒と、摺動棒の間に配置され、摺動棒に沿って移動す
ると共に摺動棒の周りを回転可能に設けられた少なくと
も1対の光ファイバの余長を収納するための袋状の収納
部材とを備えたことを特徴とし、収納部材の一端に穴を
有し、該穴に一方の摺動棒を貫通して収納部材が摺動棒
に沿って移動し、あるいは摺動棒の周りを回転可能とし
た装置である。
【0005】また、本発明に係わる収納方法は、 ケ
ース(図示せず)内に2本の摺動棒2が並行に配置され
た収納装置と、摺動棒2の間に配置され、摺動棒2に沿
って移動すると共に摺動棒2の周りを回転可能に形成さ
れ、少なくとも1対の光ファイバの余長を収納するため
の袋状の収納部材1とを準備する。 収納部材1の一端に設けられた穴11に摺動棒2の
先端から貫通するか、あるいは該穴に設けられたスリッ
トを介して摺動棒を貫通する。 光ファイバを接続する。 光ファイバ接続部5の余長部分を収納部材1の中に
収納する。 最後に 収納部材1の他端に設けられたフック12を
摺動棒2の上にのせて収納部材1を矢印6の方向へ移動
して所定の位置に保管する方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施例を説明する。なお、図面の説明において同一要
素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図1
は本発明に係わる光ファイバ接続部の余長収納装置の構
成を示す全体図であり、並行に配置された2本の摺動棒
2と、摺動棒2の間に配置され、摺動棒2に沿って移動
すると共に摺動棒の周りを回転可能に設けられ、少なく
とも1対の光ファイバ4の余長を収納するための袋状の
収納部材1とによって形成される。
【0007】収納部材の一端には穴11を有し、この穴
に一方の摺動棒2を貫通して収納部材1は矢印6あるい
は7の方向に移動し、回転することができる。収納部材
1の他端にはフック12が設けられ、このフックを他方
の摺動棒2の上にのせることによって収納部材を保管す
る。
【0008】光ファイバの接続部5は、光ファイバ4の
先端を融着接続、コネクタ接続あるいはメカニカル・ス
プライスし、その上に補強材あるいは樹脂を被覆して形
成される。収納部材1の中には、通常1本の接続余長を
収納して保守・点検等の管理を容易にしているが、複数
本を収納できないわけではない。
【0009】図2(a)は収納部材1の構成例を示す拡
大図であり、一枚のプラスチック製のシートを同図
(b)に示すように切断し、折り曲げて底板1−1と蓋
板1−2を形成するか、あるいは、樹脂を押出加工して
形成する。底板1−1の周辺には収納した余長ファイバ
がはみ出さないように押え部13を数箇所設ける。突起
14は所望の収納部材1を回転してピックアップするた
めに使用される。
【0010】次に、図3を用いて余長ファイバを収納す
る方法を説明する。先ず、 ケース(図示せず)内に
2本の摺動棒2が並行に配置された収納装置と、摺動棒
2の間に配置され、摺動棒2に沿って移動すると共に摺
動棒2の周りを回転可能に形成された袋状の収納部材1
とを準備する。 収納部材1の一端に設けられた穴11に摺動棒2を
貫通するか、あるいは該穴に設けられたスリットを介し
て摺動棒を貫通する。 光ファイバを接続する。 光ファイバ接続部4の余長部分を収納部材1の中に
収納する。 最後に 収納部材1の他端に設けられたフック12を
摺動棒2の上にのせて収納部材1を矢印6の方向へ移動
して所定の位置に保管する。光ファイバを接続・処理あ
るいは保守・点検する場合、図示するように軸を横切っ
て設けられた溝31を有するガイド棒3を摺動棒2の外
側に配置すると好適である。接続する光ファイバの端部
近傍を溝31に把持することによって、光ファイバの接
続等を安定に行なうことができるからである。
【0011】収納部材1の穴11には図2に示すよう
に、スリット11−1を設け、このスリット11−1を
介して摺動棒2を貫通し、あるいは着脱できるようにす
ると収納時あるいは収納後に収納部材1を簡単に追加・
着脱できるので便利である。また、図3(a)に示すよ
うに、軸15と軸穴15−1からなる回転機構を介して
軸15の先端に穴11を設けると、収納部材1を都合の
よい方向に向けて仕事ができ作業性がよくなる。
【0012】さらに、図3(b)に示すように、軸15
後端には薄板状のストッパ15−2と軸穴15−1には
ストッパ15−2と噛み合うストッパ溝15−3を設け
ると、例えばガイド棒3を受け台として利用することに
より(受け台を取り付けても良い。)、収納部材1を水
平に保持して作業を行なうことが出来る。
【0013】また、光ファイバの接続・収納が終わった
後、保守・点検等で収納装置から所望のファイバをピッ
クアップする場合がある。そのために、図4に示すよう
に所望の収納部材1を突起14を摘んで矢印7の方向に
回転することによって、他の収納部材と明確に区別する
と同時にそのファイバについて容易に点検・調査するこ
とができる。突起14には光ファイバの番号を記入して
おくと便利である。
【0014】図4において、摺動棒2の間隔を収納部材
1の幅より狭く配置し、収納部材1を摺動棒2に対して
8に示すように傾斜して配置すると、装置の横幅を狭く
コンパクトに形成することができ、また、光ファイバを
収納する際の作業性が良くなる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0016】収納部材は摺動棒に沿って移動可能である
ので、光ファイバを接続・処理した余長部分を収納部材
の中に収納すると共に、順次所定の位置に移動しながら
保管できるので、手際よく作業を進めることができる。
【0017】また、収納部材は摺動棒の周りに回転でき
るので、所望の収納部材のみを回転することによって、
他の収納部材と明確に区別すると同時にその余長部分に
ついて容易に調査・点検を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係わる余長収納装置の構成を示す全
体図である。
【図2】収納部材の構成例を示す拡大図(同図a)及び
展開図(同図b)である。
【図3】収納部材と摺動棒との結合機構を示す図であ
る。
【図4】本発明の収納方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1:収納部材 1−1:底板 1−2:蓋板 11:穴 11−1:スリット 12:フック 13:押え部 14:突起 15:軸 15−1:軸穴 15−2:ストッパ 15−3:ストッパ溝 2:摺動棒 3:ガイド棒 31:溝 4:光ファイバ 41:光ケーブル 5:接続部 6、7:矢印 8:傾斜方向 9:直角方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−191705(JP,A) 実開 平6−10903(JP,U) 実開 昭63−164703(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/00 336 G02B 6/24

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に配置された2本の摺動棒と、摺動
    棒の間に配置され、摺動棒に沿って移動すると共に摺動
    棒の周りを回転可能に設けられ、少なくとも1対の光フ
    ァイバの余長を収納するための袋状の収納部材とを備え
    た光ファイバ接続部の余長収納装置に於て、収納部材が
    摺動棒に沿って移動すると共に、向きを変えたり、摺動
    棒の周りを回転可能とするために収納部材の端部に設け
    た軸穴に通した軸の端部に穴が設けられたことを特徴と
    する光ファイバ接続部の余長収納装置。
  2. 【請求項2】 穴を形成するリング状部分にスリットが
    設けられ、該スリットを通して収納部材が摺動棒に着脱
    可能であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイ
    バ接続部の余長収納装置。
  3. 【請求項3】 平行に配置された2本の摺動棒と、摺動
    棒の間に配置され、摺動棒に沿って移動すると共に摺動
    棒の周りを回転可能に設けられ、少なくとも1対の光フ
    ァイバの余長を収納するための袋状の収納部材とを備え
    た光ファイバ接続部の余長収納装置に於て、収納部材の
    他端にフックが設けられ、該フックを摺動棒の上にのせ
    て収納部材を保管することを特徴とする光ファイバ接続
    部の余長収納装置。
  4. 【請求項4】 平行に配置された2本の摺動棒と、摺動
    棒の間に配置され、摺動棒に沿って移動すると共に摺動
    棒の周りを回転可能に設けられ、少なくとも1対の光フ
    ァイバの余長を収納するための袋状の収納部材とを備え
    た光ファイバ接続部の余長収納装置に於て、摺動棒の外
    側にガイド棒が配置され、ガイド棒の軸を横切って設け
    られた溝によって接続する光ファイバを把持できること
    を特徴とする光ファイバ接続部の余長収納装置。
  5. 【請求項5】 平行に配置された2本の摺動棒と、摺動
    棒の間に配置され、摺動棒に沿って移動すると共に摺動
    棒の周りを回転可能に設けられ、少なくとも1対の光フ
    ァイバの余長を収納するための袋状の収納部材とを準備
    する工程と、収納部材の一端に設けられた穴に摺動棒を
    貫通する工程、あるいは該穴に設けられたスリットを介
    して摺動棒を貫通する工程と、光ファイバを接続する工
    程と、光ファイバ接続部の余長部分を収納部材に収納す
    る工程と、収納部材の他端に設けられたフックを摺動棒
    の上にのせ、収納部材を所定の位置に移動して保管する
    工程とを有することを特徴とする光ファイバ接続部の余
    長収納方法。
  6. 【請求項6】 収納部材を収動棒に対して傾斜して配置
    することを特徴とする請求項5に記載の光ファイバ接続
    部の余長収納方法。
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