JP2948477B2 - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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JP2948477B2
JP2948477B2 JP6125819A JP12581994A JP2948477B2 JP 2948477 B2 JP2948477 B2 JP 2948477B2 JP 6125819 A JP6125819 A JP 6125819A JP 12581994 A JP12581994 A JP 12581994A JP 2948477 B2 JP2948477 B2 JP 2948477B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像表示装置に関
し、詳しくは、背景の映像に文字やパターンをスーパー
インポーズするビデオカメラ一体型のVTRや液晶モニ
タ付きビデオカメラ、ビデオカメラ付きVTRシステ
ム,ビデオカメラ付きレーザディスクシステム、テレビ
電話装置等の映像表示装置において、自分自信を映像表
示するときに鏡像映像を生成して表示する機能を付加し
たときに、鏡像パターンのキャラクタジェネレータを設
けなくても、スーパインポーズする文字等を正しく表示
することができる映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文字やタイトル図形等のデジタル映像を
合成して表示する映像表示装置に関する技術としては、
この出願人による、USSN7,894,851やUS
SN7,895,639などの出願がすでにある。これ
ら出願において記述した従来技術から先ず説明する。
【0003】図5は、デジタル映像を合成して表示する
従来の映像表示装置の構成を説明するブロック図であ
り、特にそのキャラクタ映像信号生成回路部分のブロッ
ク図である。キャラクタ映像信号生成回路15は、表示
される複数のキャラクタコードを蓄えておくことができ
る表示データRAM5を備えている。
【0004】マイクロコンピュータ1から送られて来た
キャラクタコードWを表示データRAM5に書込むため
に、この回路は、マイクロコンピュータ1からの、制御
およびデータ信号Bを受け、そのうちのアドレス信号A
を保持する書込みアドレスレジスタ2と、そのうちのキ
ャラクタコードWを保持する書き込みデータレジスタ3
と、そのうちの制御信号に応じて書込み同期信号Sを生
成する書込み同期回路4とを備えている。さらに書込み
同期回路4から書込み信号Sを受けて表示データRAM
5へのアドレス信号Uを生成するアドレス選択回路6を
備えている。
【0005】表示すべきキャラクタコードGを表示デー
タRAM5から読出すために、キャラクタ映像信号生成
回路15は、同期信号分離回路13からの垂直同期信号
Vと水平同期信号Hとを受けて行選択信号Rを生成しこ
の行選択信号Rをアドレス選択回路6へ送る垂直アドレ
スカウンタ12と、水平同期信号Hを受けてドットクロ
ックDを発生する発振回路11と、水平同期信号Hとド
ットクロックDを受けて桁選択信号Cを生成し、アドレ
ス選択回路6と書込み同期回路4へ桁選択信号Cを送る
水平アドレスカウンタ10とを備えている。
【0006】さらに、選択されたキャラクタコードGの
パターンを表示するために、キャラクタ映像信号生成回
路15は、アドレス選択回路6で生成されたアドレス信
号Lと選択されたキャラクタコードGとを受けて1キャ
ラクタ分のパターンの内の1行分のキャラクタパターン
Pを生成するキャラクタジェネレータ7を備え、さらに
1行分の複数ビットからなるキャラクタパターンをドッ
トクロックDにより1ドットづつ順次出力するシリアル
変換回路8を備えている。そして、シリアル変換回路8
の出力信号は、他の映像信号Eと合成されてCRT9に
加えられ、スーパインポーズされた映像がそれにより表
示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、大型
液晶表示装置をモニタとして備えたビデオ一体型カメラ
(以下液晶モニタムービー)が製品化されている。この
種の液晶モニタムービーでは、撮像カメラ部と表示装置
とが前後に反転可能になっていて、撮像カメラ部を反転
させて自己自身を撮影し、表示装置に表示することがで
きる。また、TV電話などでは、相手方のほか自己を画
面に表示することが行われる。このように自己を撮像し
て表示する場合には、撮像対象をそのまま表示したので
は、自己の映像が左右反転してしまい、鏡に写し出した
ような映像にはならない。これを鏡に写した映像にする
ために、この種の映像表示装置では、自己の側に撮像カ
メラ部が向いたときには撮像した映像についてはそれを
鏡像の状態に変換して表示する機能が液晶表示装置側に
設けられている。液晶表示装置側に映像を鏡像変換する
回路を設ける理由は、ビデオテープに記録される映像信
号自体は、通常の状態で記録する必要があるからであ
る。これにより自己の映像を撮影したときにも自分を鏡
に映したときの像と同じ映像を得ることができ、不自然
な感じを受けなくて済む。しかし、表示映像を鏡像変換
すると文字をスーパーインポーズしたときに文字までも
鏡像変換されてしまい。非常に見にくい。
【0008】このようなことをなくすために、従来は、
キャラクタジェネレータを2種類設けている。1つは通
常の映像に対応する記号や文字であり、他は、鏡像関係
で記号や文字が作成されたキャラクタジェネレータであ
る。これにより、自己の側に撮像カメラ部が向いたとき
には、キャラクタジェネレータのうち鏡像文字や鏡像記
号を発生するように選択される。そして、これら鏡像の
文字や記号がさらに映像と合成されて映像とともに鏡像
変換されることで、スーパーインポーズされた文字や記
号のみが再び鏡像化されて画面上では正常な文字として
表示される。
【0009】しかし、このような従来の映像表示装置で
は、キャラクタジェネレータを2つ設けなければならな
い。キャラクタジェネレータは、ビットパターンで文字
や記号を記憶している関係でその記憶容量が大きく、こ
れを2つもIC化した場合には、それらの集積エリアが
大きくなって他の機能回路が同時に集積化し難い。ま
た、キャラクタジェネレータとして集積化できるエリア
にも他の集積化回路との関係で制限があって、鏡像映像
を表示する機能を装置に付加すると、結果的には、映像
表示装置に搭載されるICの個数が増加するという問題
がある。
【0010】この発明の目的は、鏡像関係にある2つの
キャラクタジェネレータを用いることなく、1つのキャ
ラクタジェネレータに簡単な回路を付加するだけでスー
パーインポーズされる文字等を鏡像表示状態でも画面上
で正しく表示ができる映像表示装置を提供することにあ
る。この発明の他の目的は、鏡像表示機能を有しかつス
ーパーインポーズができる映像表示装置に内蔵されるI
Cの数を低減できる映像表示装置を提供することにあ
る。さらにこの発明の他の目的は、鏡像関係にある2つ
のキャラクタジェネレータを用いることなく、1つのキ
ャラクタジェネレータに簡単な回路を付加するだけでス
ーパーインポーズされる文字等を鏡像表示状態でも画面
上で正しく表示ができるビデオカメラとしての映像表示
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の映像表示装置
の特徴は、キャラクタジェネレータから出力される1キ
ャラクタにおける1行分のビットパターンをパラレルに
受けて画面上の連続する表示ドットに対応させて1行分
のシリアルなビットパターン列としてシリアルに出力
し、所定の制御信号を受けたときにシリアルなビットパ
ターン列の前後を反転したビットパターンの1行分を表
示ドットに対応させてシリアルに出力するシリアルパタ
ーン発生回路と、このシリアルパターン発生回路の1行
分の出力と表示映像のビデオ信号とを受けてこれらを合
成する合成回路と、この合成回路の出力信号と制御信号
とを受けて鏡像映像信号を発生する鏡像映像信号発生回
路とを備えるものである。
【0012】
【作用】このように、キャラクタジェネレータから出力
される1文字のうちの1行分だけを鏡像化して出力する
パターン発生回路を設けることにより、鏡像パターンを
持つキャラクタジェネレータが不要になる。この場合、
鏡像にするビットパターンは1文字のうちの1行分だけ
であるので、前記のパターン生成回路は簡単な回路で済
む。例えば、1文字のうちの1行分のビットパターンを
記憶するレジスタとこのレジスタの読出方向を切替える
回路や、ビットパターンの記憶位置を鏡像関係でレジス
タに記憶してそのデータを選択するような配線をレジス
タに対して設けるだけで実現できる。また、1文字のう
ちの1行分のパターンデータをシフトレジスタにセット
し、それを逆方向から読出すことでもこの回路は実現で
きる。これらは、1文字のうちの1行分のビットデータ
列の前後を反転する回路であるので、鏡像表示機能を有
していない映像表示装置とほぼ同等の回路で集積回路の
増加量がほとんどなく、その回路構成は簡単である。鏡
像表示機能を有する従来のものよりも集積エリアが少な
くて済み、他の機能回路や周辺回路等をより多く1つの
ICに集積化することができる。その結果、映像表示装
置に搭載するICの数を低減することができる。
【0013】
【実施例】図1においては、図5に示す構成要素と同一
の要素は、同一の符号で示してある。そこで、これらの
説明は割愛する。図1と図5との構成上の相違は、ミラ
ーフラグ記憶回路16が設けられていることと、シリア
ルパターン発生回路として、シリアル変換回路8に変え
てこのミラーフラグ記憶回路16からの信号を受けて鏡
像パターンを発生するシリアル変換回路85が設けられ
ていることである。そして、マイクロコンピュータ1a
は、図5のマイクロコンピュータ1の機能に加えて、さ
らにミラーフラグのビットを発生してミラーフラグ記憶
回路16にそれを書き込む処理をする。また、図5のモ
ニタがCRTディスプレイ9から液晶表示装置19にな
っていて、図3に示すように、撮像カメラ部18を有し
ている。
【0014】シリアル変換回路85は、検出スイッチ1
7(図3参照)から出力される鏡像設定信号M(これに
ついては後述する。)を受けていないときには文字の1
行分のパラレルなキャラクタパターン“P”を受けて、
これをドットクロックDに応じてビットパターン“P”
を構成する各ビットの桁順位順、すなわち、キャラクタ
ジェネレータ7から出力される1キャラクタにおける1
行分のパラレルなビットパターンを構成するデータの上
下の桁方向の配列順に1ビット(1ドット)づつ順次シ
リアルに出力する。鏡像設定信号Mを受けているときに
は、1行分のキャラクタパターン“P”の桁順位を逆に
して、いわゆる前後関係が反転した鏡像ビットパターン
にしてドットクロックDに応じて1ドットづつ順次出力
る。映像合成回路13は、シリアル変換回路85から
出力されたキャラクタのパターンを、1ドット毎に、背
景となる通常の静止画や動画の映像信号Eにスーパーイ
ンポーズして出力する。そして、その出力が液晶表示装
置19に出力されて表示される。
【0015】鏡像映像信号発生回路19aは、液晶表示
装置19に設けられている回路であり、鏡像設定信号M
を受けて映像信号の1ライン分の出力を画面上での水平
走査の左右(表示画面上における左側と右側とは、水平
走査において走査方向の開始側と終了側との関係にあ
る)を反転させた鏡像映像パターンの映像信号、いわゆ
る逆方向に水平走査をしたときの映像信号を生成して液
晶表示装置19の液晶駆動回路に送出する。これにより
表示される映像は、本来の映像に対して左右が反転した
鏡像映像となる。なお、液晶表示装置の内部では、表示
データ自体がデジタル処理回路を主体として信号処理が
行われるので、この鏡像映像信号発生回路19aは、水
平一ライン分の反転走査をする機能を持つものであっ
て、水平走査に関係するシフトレジスタのシフト動作等
を反転させることなどにより、鏡像信号を発生させるも
のである。この種の機能を持つ液晶表示装置自体は、す
でに公知である。
【0016】シリアル変換回路85は、図2に示すよう
に、通常表示と鏡像表示との切換えに応じて、それぞれ
のビットパターンを発生する通常/鏡像ビットパターン
発生回路8aとパラレル/シリアル変換回路8bとを備
えている。通常/鏡像ビットパターン発生回路8aは、
ミラーフラグF(ミラー処理許可信号)をミラーフラグ
記憶回路16から受ける入力切換信号として2入力1出
力の12ビットのセレクタ80と、12ビットのビット
パターンをそのまま第1入力A側に入力する配線部81
と、各ビットの桁順位を逆転した鏡像接続により12ビ
ットのビットパターン列の前後を入れ替えて、すなわ
ち、配線上でビットパターンのビット順位を逆にして第
2入力B側に配線する配線部82とからなり、この配線
部82がミラーパターン生成回路になっている。
【0017】これにより第1入力Aでは、キャラクタジ
ェネレータ7から出力された1行分のビットパターンP
0 ,P1 ,…,P11をそのままA0 ,A1 ,…,A11に
受けるが、第2入力Bでは、それをB11,B10,…,B
0 の順で受けることになる。したがって、第2入力Bが
選択されたときには、1行分のビットパターンP0 ,P
1 ,…,P11は、その鏡像のビットパターンP11,P1
0,…,P0 に変換されて出力Y0 ,Y1 ,…,Y11に
現れる。なお、第1入力Aが選択されたときには、1行
分のビットパターンP0 ,P1 ,…,P11は、そのまま
の桁位置順に出力Y0 ,Y1 ,…,Y11に現れる。
【0018】パラレル/シリアル変換回路8bは、これ
らのうちの一方をパラレルに受けてシリアルに変換す
る。その結果、第2入力Bが選択されたときには鏡像の
表示ビットパターンがパラレル/シリアル変換回路8b
から出力される。セレクタ80の第1入力Aと第2入力
Bの選択は、AND回路83の出力により行われ、AN
D回路83が“0”(LOWレベル)のときには第1入
力Aが選択され、これが“1”(HIGHレベル)のと
きには、第2入力Bが選択される。
【0019】ミラーフラグ記憶回路16は、1ビットの
フリップフロップで構成され、スーパーインポーズされ
る文字を正転表示するためのミラー処理を許可するフラ
グをミラーフラグFとして記憶する。これは、鏡像表示
しない場合(正転表示する場合)に、シリアル変換回路
85にミラー処理を許可する許可信号(F=“1”)を
発生する。そのためにマイクロコンピュータ1aから
“1”が制御ライン14を介してセットされる。それ以
外の場合には、マイクロコンピュータ1aがセットした
フラグがリセットされるか、初期状態でこのフラグは
“0”になっている。この“0”の場合には、スーパー
インポーズされる文字は、映像と同じ表示関係になるの
で、鏡像表示が行われた場合にはスーパーインポーズの
文字も鏡像表示となる。なお、マイクロコンピュータ1
aが“1”をミラーフラグ記憶回路16に書き込む条件
は、鏡像設定信号Mを受けたときである。この鏡像設定
信号Mは、検出スイッチ17がONしたときに発生す
る。なお、この鏡像設定信号Mを無効にするスイッチ、
例えば、マニュアルスイッチ17b(図3参照)が押さ
れたときには、マイクロコンピュータ1aは、“1”を
ミラーフラグ記憶回路16に書き込み処理をしない。
【0020】鏡像表示の検出は、撮像カメラ部の反転を
検出する検出スイッチ17により行われる。検出スイッ
チ17は、リミットスイッチであり、ビデオカメラの撮
像方向と表示装置の表示画面との方向が一致したか否か
を検出する。このスイッチは、図3に示されるように、
液晶表示装置19を備えた本体20側の撮像カメラ部1
8に隣接した内側の側面に設けられている。図3に見る
ように、撮像カメラ部18が自己の側に反転して、自己
の側に向けられたときに、撮像カメラ部18の側面側に
突起した部分18aが検出スイッチ17の作動子17a
に接触してこれを押下する。このことで検出スイッチ1
7がONして鏡像設定信号Mが発生する。
【0021】鏡像設定信号Mは、図2の通常/鏡像ビッ
トパターン発生回路8aのAND回路83に入力され
る。AND回路83は、2入力であり、他方の入力にミ
ラーフラグ記憶回路16のフラグFを受ける。マイクロ
コンピュータ1は、鏡像設定信号Mを受けて通常は、ミ
ラーフラグ記憶回路16のフラグを“1”に設定する
が、スイッチ17bなどによるミラー処理の解除指示が
ある場合には、ミラーフラグ記憶回路16のフラグをセ
ットすることなく、“0”のままにする。
【0022】ミラー処理の解除指示がない場合、すなわ
ち、通常の場合は、検出スイッチ17がONしたときに
ミラーフラグ記憶回路16のフラグが“1”になるの
で、AND回路83の出力は、“1”(HIGHレベ
ル)になる。その結果、キャラクタジェネレータ7から
パラレルに出力された1行分のビットパターンP0 ,P
1,…,P11は、その鏡像のビットパターンP11,P1
0,…,P0 になって出力Y0 ,Y1 ,…,Y11からパ
ラレルに出力される。なお、ミラーフラグ記憶回路16
に記憶されたフラグのリセットは、検出スイッチ17が
オフしたときに鏡像設定信号Mが停止(OFF)するこ
とにより制御ライン14を介してマイクロコンピュータ
1により行われる。しかし、図1の検出スイッチ17の
出力として点線で示すように、インバータ17a を介し
てミラーフラグ記憶回路16のミラーフラグ“1”を直
接“0”にしてリセットしてもよい。
【0023】さて、撮像カメラ部18を反転させて液晶
表示装置19側に向けて自己の映像を撮るような場合に
は、検出スイッチ17がONする。その結果、鏡像設定
信号Mが発生するので、シリアル変換回路8からシリア
ルな鏡像のビットパターンが出力されて、映像合成回路
13でそれが背景映像に加えられ、これらの映像信号が
次に液晶表示装置19の鏡像映像信号発生回路19aに
より鏡像ビットパターンにされる。そこで、液晶表示装
置19の画面上では、スーパーインポーズされた文字だ
けが正しい正転映像で表示されることになる。
【0024】なお、鏡像表示状態が認識できるように、
外部から操作されるスイッチ17b等のマニュアルスイ
ッチ等によりスーパーインポーズの文字を鏡像のまま表
示する選択をしたときには、その操作指令に応じてマイ
クロコンピータ1がミラーフラグ記憶回路16にフラグ
“1”をセットしないので、AND回路83の出力が
“1”とならない。すなわち、ビットパターンのミラー
処理が許可されない。その結果、セレクタ80で入力A
側のビットパターンが選択されてシリアル変換回路85
で通常のビットパターンが背景映像に加えられる。した
がって、鏡像映像信号発生回路19aにより、スーパー
インポーズの文字も背景映像もともに鏡像化されること
になる。
【0025】図4は、シリアル変換回路85の他の具体
例である。この例では、ミラーフラグ記憶回路16は不
要である。直接検出スイッチ17の出力に応じてミラー
ビットパターンを発生する。キャラクタジェネレータ1
7の出力P0 ,P1 ,・・・,Pn を可逆シフトレジス
タ84の各段のフリッププロップFF1,FF2,・・
・,FF11にパラレルにセットしてシリアルの表示デ
ータをゲート回路84aから出力する。
【0026】検出スイッチ17がONしているときに
は、制御線Raが“1”,制御線Rbが“0”となるの
で、FF11側が初段となり、FF1が最終段となる接
続が各段間に設けられたANDゲート84c,ORゲー
ト84dによりなされて、ドットクロックDに応じてF
F1のQ出力がゲート回路84aを介して表示データと
して出力される。これにより、ミラービットパターンが
シリアル変換回路85から出力される。なお、各AND
ゲート84b,84c,84e,84f等がゲート信号
入力として受ける、キャラクタジェネレータ7からのP
/S信号(パラレル/シリアル変換指示信号でビットパ
ターンをロードするときに発生し、LOWレベル有意の
信号)はこのときHIGHレベル(=1)である。
【0027】また、検出スイッチ17がOFFしている
ときには、制御線Raが“0”,制御線Rbが“1”と
なり、FF1側が初段となり、FF11が最終段となる
接続が各段間に設けられたANDゲート84b,ORゲ
ート84dによりなされて、ドットクロックDに応じて
FF11のQ出力がゲート回路84aを介して表示デー
タとして出力される。これにより、通常のビットパター
ンがシリアル変換回路85から出力される。
【0028】ここで、FF1とFF11のORゲート8
4dに接続されているANDゲート84e,84fは、
“0”ビット入力を1つ持っていて“0”を初段のFF
に入力する回路である。これにより、順方向にシフトす
るときには、ANDゲート84eからFF1にシフトご
とに“0”がセットされる。逆方向にシフトするときに
は、ANDゲート84fからFF11にシフトごとに
“0”がセットされる。その結果、1行分のビットパタ
ーン12ビット出力されたときには、フリッププロップ
FF1〜FF11の値は、“0”になる。したがって、
次の1行分のビットパターンを受けるときには、これら
フリッププロップFF1〜FF11は、“0”になって
いる。このときにも、P/S信号は、HIGHレベルに
ある。
【0029】ところで、1行分のビットパターンをキャ
ラクタジェネレータ7からフリッププロップFF1〜F
F11が受けるときには、キャラクタジェネレータ7か
らはLOWレベル(=0)のP/S信号が各ANDゲー
ト84b〜84fに入力される。その結果、これらゲー
ト回路のゲートは閉じられる。このとき、フリッププロ
ップFF1〜FF11は、それぞれが1ビットのレジス
タになる。1行分のビットパターンの各ビット出力P0
,P1 ,・・・,Pn は、それぞれ各段対応に設けら
れたANDゲート84gを介して各ORゲート84dに
出力される。ANDゲート84gのゲート信号は、前記
のP/S信号をインバータ84hで反転した信号であ
る。そこで、P/S信号がLOWレベルのときにはビッ
トパターンが各FFにパラレルにセットされる。なお、
P/S信号は、これ以外のときには、HIGHレベル
(=1)である。なお、このP/S信号をアドレス選択
回路6が発生して、これをシリアル変換回路85が受け
て利用するようにしてもよい。同様に、キャラクタジェ
ネレータ7のビットパターンをフリッププロップFF1
〜FF11にセットする手前のタイミングで各FFをリ
セットする信号をアドレス選択回路6が発生してもよ
い。このようにすれば、ANDゲート84e,84fは
不要である。
【0030】以上説明してきたが、実施例では、鏡像ビ
ットパターンを生成するパターン生成回路を配線とセレ
クタとにより構成した例や可逆シフトレジスタの例を示
しているが、その他の回路により構成してもよい。これ
らの回路は、シリアルなビットパターンの桁順位が逆に
なるような出力あるいはビットパターン列の前後を反転
するような出力を発生すればよい。
【0031】実施例では、図2の具体例では、ミラーフ
ラグ記憶回路を設けて検出スイッチ17との論理積条件
で鏡像パターンを発生する選択信号(制御信号)を発生
しているが、図2の具体例にあっても、図4の場合と同
様に検出スイッチ17の信号に応じて直接鏡像パターン
を発生させるようにしてもよい。また、実施例では、カ
メラと表示装置とが一体となったムービーの例を挙げて
いるが、TV電話やTV会議装置をはじめとして、カメ
ラと表示装置とが組み合わされて隣接配置されるシステ
ムで、カメラで撮像した映像を表示装置に表示する映像
表示装置を有するシステムであればどのような装置であ
っても本発明は適用可能である。また、実施例では、液
晶表示装置の例を挙げているが、CRTディスプレイを
使用するシステムでは、水平走査の偏向方向を逆に走査
するような回路を鏡像映像信号発生回路としてCRTデ
ィスプレイ側に設ければよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したことから理解できるよう
に、この発明にあっては、キャラクタジェネレータから
出力される1文字のうちの1行分だけを鏡像化して出力
するパターン発生回路を設けているので、鏡像パターン
を持つキャラクタジェネレータが不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例の液晶モニタムー
ビにおける映像表示装置のキャラクタ映像信号生成回路
を中心とするブロック図である。
【図2】図2は、鏡像表示パターンを発生するシリアル
変換回路のブロック図である。
【図3】図3は、撮像カメラ部が反転させられたとき
に、その状態を検出する検出スイッチの説明図である。
【図4】図4は、鏡像表示パターンを発生するシリアル
変換回路の他の具体例のブロック図である。
【図5】図5は、従来のスーパーインポーズ機能を有す
る映像表示装置のブロック図である。
【符号の説明】
1…マイクロコンピュータ、2…書込みアドレス回路、
3…書込みデータレジスタ、5…表示データRAM、6
…アドレス選択回路、7…キャラクタジェネレータ、
8,85…シリアル変換回路、16…ミラーフラグ記憶
回路、17…検出スイッチ、18…撮像カメラ部、19
…液晶表示装置、19a…胸像映像信号発生回路、20
…装置本体、8a…通常/鏡像ビットパターン発生回
路、8b…パラレル/シリアル変換回路、80…セレク
タ、81,82…配線部。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリと、キャラクタジェネレータと、
    定の回路から送出されたキャラクタコードを前記メモリ
    に書込む書込み回路とを有し、この書込み回路により書
    込まれた前記キャラクタコードを前記メモリから読出し
    て前記キャラクタコードに対応する前記キャラクタジェ
    ネレータの1キャラクタを選択し、画面上の表示映像に
    キャラクタのパターンをスーパーインポーズして出力す
    る映像表示装置において、前記キャラクタジェネレータ
    から出力される前記1キャラクタにおける1行分のビッ
    トパターンをパラレルに受けて前記画面上の連続する表
    示ドットに対応させて前記1行分のシリアルなビットパ
    ターン列としてシリアルに出力し、所定の制御信号を受
    けたときに前記シリアルなビットパターン列の前後を反
    転したビットパターンの前記1行分を前記表示ドットに
    対応させてシリアルに出力するシリアルパターン発生回
    路と、このシリアルパターン発生回路の前記1行分の
    力と前記表示映像のビデオ信号とを受けてこれらを合成
    する合成回路と、この合成回路の出力信号と前記制御信
    号とを受けて鏡像映像信号を発生する鏡像映像信号発生
    回路とを備える映像表示装置。
  2. 【請求項2】前記シリアルパターン発生回路は、前記キ
    ャラクタジェネレータから出力される前記1行分のパラ
    レルなビットパターンを構成するデータを受けてその上
    下の桁方向を逆にしたビット配列順で発生する回路によ
    り前記ビットパターン列の前後を反転したビットパター
    ンを発生する請求項1記載の映像表示装置。
  3. 【請求項3】前記シリアルパターン発生回路は、前記キ
    ャラクタジェネレータから受けた前記パラレルなビット
    パターンを構成するデータの上下の桁方向を逆にしたビ
    ット配列順のビットパターンを生成するミラーパターン
    生成回路と、前記キャラクタジェネレータからのビット
    パターンを第1のビットパターンとして受け、前記ミラ
    パターン生成回路のビットパターンを第2のビットパ
    ターンとして受けて前記制御信号を受けたときには第2
    のビットパターンをシリアルなビットパターンに変換し
    て出力し、前記制御信号を受けていないときには、第1
    のビットパターンをシリアルなビットパターンに変換し
    て出力するパラレル/シリアル変換回路とを備える請求
    項1記載の映像表示装置。
  4. 【請求項4】前記ミラーパターン生成回路は、前記キャ
    ラクタジェネレータのパラレルなビットパターンを構成
    するデータの上下の桁方向を逆にしたビット配列順とな
    る配線で前記キャラクタジェネレータの前記データの出
    力端子に接続された配線群であり、前記パラレル/シリ
    アル変換回路は、前記出力端子から前記第1のビットパ
    ターンを構成するデータを各桁位置対応に受け、前記配
    線群から前記第2のビットパターンを各桁位置対応に受
    けていずれか一方のビットパターンを選択するセレクタ
    を有し、このセレクタの出力をパラレルに受けてシリア
    ルに変換するものである請求項3記載の映像表示装置。
  5. 【請求項5】前記シリアルパターン発生回路は、前記キ
    ャラクタジェネレータから出力された前記パラレルなビ
    ットパターンをパラレルに受けてシリアルなビットパタ
    ーンとして出力する可逆シフトレジスタを有していて、
    前記制御信号を受けたときには、逆方向にビットパター
    ンをシフトさせて前記シリアルなビットパターンを出力
    する請求項1記載の映像表示装置。
  6. 【請求項6】前記可逆シフトレジスタは、前記パラレル
    なビットパターンのビット数と同じ段数のフリップフロ
    ップを有していて、シフトする方向の初段のフリップフ
    ロップにシフトに応じて値0を入力する回路が設けられ
    ている請求項5記載の映像表示装置。
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