JP2948450B2 - 展示装置 - Google Patents

展示装置

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JP2948450B2
JP2948450B2 JP23113093A JP23113093A JP2948450B2 JP 2948450 B2 JP2948450 B2 JP 2948450B2 JP 23113093 A JP23113093 A JP 23113093A JP 23113093 A JP23113093 A JP 23113093A JP 2948450 B2 JP2948450 B2 JP 2948450B2
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史朗 堀内
幸治 大城
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Sekisui Jushi Corp
Daigo Corp
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Sekisui Jushi Corp
Daigo Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、額縁、パネル、ディス
プレー等として、写真、ポスター、絵画、表彰状等のシ
ート状物を前面より装着して展示するのに使用される展
示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、額縁、パネル、ディスプレー等の
展示装置としては、通常、固定部材とその前面に開閉自
在に嵌着された可動部材とからなる枠材の両端が斜めに
切断され、その各々の端面が突き合わされて方形状に枠
組みされ、そして該固定部材と可動部材との間にシート
状物、すなわち写真やポスター等のシート状展示物、透
明カバーが保持され、展示されるようになされた、所謂
前開き式の展示装置が使用されている。また該展示装置
は、場合によっては固定部材の背面に箱体が取り付けら
れると共に、その内部に蛍光灯等のバックライト及び該
バックライトからの光を散乱光に変える拡散板を設け、
該散乱光によりシート状物の背面が照射されるようにな
された、所謂内照式のものも用いられている。
【0003】上記可動部材の開閉構造について説明する
と、固定部材に設けられた枢軸部に可動部材の嵌着部が
嵌着されて、可動部材が前記枢軸部を支点として回動自
在になされていると共に、固定部材に突設された係止部
と可動部材に突設された係止部との間にばねが装着され
ており、通常、可動部材の回動位置が丁度開放位置と閉
合位置との中間位置にあるときに最も強い弾発力が蓄積
され、この中間位置から開放、閉合いずれの方向に回動
する場合でも、この蓄積された弾発力を利用しながら回
動でき、かつ開放、閉合いずれの状態であっても常にこ
の弾発力が付勢されるようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
き従来の展示装置にあっては、次の如き問題点があっ
た。すなわち上記各固定部材の突き合わされた端面はコ
ーナー留め具で固定された状態で枠組みされているが、
固定部材の枢軸部に嵌着された可動部材は、ばねの弾発
力のみで長手方向の遊動が阻止されているにすぎないた
め、使用段階において可動部材を開閉すると、ばねの動
きによっては固定部材に対して可動部材が長手方向にず
れることがあった。その結果、突き合わされた各可動部
材の端面間に隙間が生じて美観を損ねたり、各可動部材
の端面同志が突き当たった状態となって、開閉が滑らか
でなくなることがあった。
【0005】本発明は固定部材に対して可動部材の長手
方向のずれを防止することにより、上記の如き問題点を
解消した展示装置を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、本発明は次のような構成としている。すなわちこ
の発明に係る展示装置は、複数の枠材が多角形状に枠組
みされ、各枠材は固定部材と可動部材とが相対向され、
該可動部材の外側縁部の嵌着部が固定部材の外側縁部の
枢軸部に嵌着されて、該可動部材がこの枢軸部を支点に
開閉自在となされると共に可動部材と固定部材との間に
ばねが設けられ、該ばねにより、該可動部材は固定部材
に対して開放方向と閉合方向の両方向に付勢されると共
に可動部材と固定部材との間にシート状物が保持される
ようになされた展示装置であって、各枠材の可動部材と
固定部材とに、互いに係合する係合孔と係合突起とが形
成され、固定部材に対して可動部材の長手方向の遊動が
阻止されるようになされたことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】本発明に係る展示装置は所謂前開き式の展示装
置において、各枠材の可動部材と固定部材とに、互いに
係合する係合孔と係合突起とが形成され、固定部材に対
して可動部材の長手方向の遊動が阻止されているので、
使用段階において可動部材を開閉しても、固定部材に対
して可動部材が長手方向にずれることがなく、従って各
可動部材が、長手方向にずれて美観を損ねたり、開閉が
滑らかでない等の欠点がない。
【0008】
【実施例】以下、本発明展示装置の実施例を図面に基づ
き具体的に説明する。
【0009】図1〜4は本発明展示装置の一実施例を示
し、図1はその平面図、図2は図1の要部拡大断面図、
図3は図1の一部切欠底面図、図4は図1の係合孔と係
合突起との係合状態を示す拡大断面図、図5は係合突起
部材の一実施例を示す斜視図である。
【0010】図1〜4において、Aは固定部材1と可動
部材2とが相対向されて形成された枠材であり、本実施
例では該枠材Aは両端が斜めに切断され、その各々の端
面が突き合わされて多角形状に枠組みされている。すな
わち枠材Aを形成する固定部材1と可動部材2とはそれ
ぞれ両端面が45度に切断され、前記固定部材1がコー
ナー留め具11とボルト等の固定手段12とにより、該
端面がそれぞれ突き合わされて背板3の外周に沿って背
板3を保持する如く、多角形状に枠組みされている。な
お枠材Aを多角形状に枠組みする際、本実施例では両端
を斜めに切断して該端面を突き合わせることにより枠組
みされているが、各隅角部に別体で作成したコーナーピ
ースを配して枠組みされていてもよい。
【0011】そして図2の如く各固定部材1の外側縁部
に形成された枢軸部13に、可動部材2の外側縁部に形
成された嵌着部21がそれぞれ嵌着されることにより、
各可動部材2は固定部材1の前面に配設されると共に固
定部材1に対して枢軸部13を支点にして開閉自在とな
されている。前記固定部材1及び可動部材2の材質は、
一般にはアルミニウム、ステンレス等の金属や、ポリ塩
化ビニル、ポリプロピレン、ABS等の合成樹脂、ある
いはこれらの複合材が使用されるが特に限定されるもの
ではない。
【0012】なお各固定部材1の枢軸部13の内方に形
成された弓形状の係止部14と、各可動部材2の内側寄
りに形成されたばね受け部22との間に、ステンレス等
の金属からなる板ばね4がそれぞれ弓なりに湾曲されて
挿着されており、該ばね4により可動部材2は固定部材
1に対して開放方向と閉合方向の両方向にそれぞれ付勢
されると共に該ばね4の弾発力により押圧された可動部
材2と固定部材1との間にシート状物5が保持されるよ
うになされている。
【0013】すなわち前記ばね4の弾性力により、可動
部材2が閉合位置に付勢された状態では、固定部材1と
可動部材2との間にシート状物5の周側端縁が保持され
るようになされ、また可動部材2を開放する場合は、ば
ね4の弾性力に抗して可動部材2を枢軸部13を支点と
して前方に回動すれば、ばね4の弾性力によって開放状
態が維持され、シート状物5の取り外しが行える。
【0014】なおシート状物5は、一般には写真、ポス
ター、絵画、表彰状、ジグソーパズル等であるが、特に
限定されるものではない。また本実施例の如くシート状
物5の前面にアクリル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビ
ニルの如き透明合成樹脂からなる透明シート51が装着
されていてもよい。
【0015】本発明展示装置においては、図3〜4の如
く、枠組みされた各枠材Aの可動部材2と固定部材1と
に、互いに係合する係合孔6と係合突起7とが形成さ
れ、該係合孔6と係合突起7とにより固定部材1に対し
て可動部材2の長手方向の遊動が阻止されている。つま
り、可動部材2の嵌着部21が一部切り欠かれて係合孔
6が形成され、一方の固定部材1の側面には前記係合孔
6と係合される係合突起7が形成されている。前記係合
突起7は固定部材1に直接一体的に形成されていてもよ
いが、本実施例では、図5の如く別体で作成された係合
突起部材Bを固定部材1に固着して係合突起7が形成さ
れている。すなわち係合突起7と固着部71とからなる
係合突起部材Bを、ABSやポリアセタール等の合成樹
脂、アルミニウムや亜鉛等の金属等により別体で作成
し、該係合突起部材Bの固着部71を固定部材1の側面
に接着剤等で固着することにより、係合突起7が形成さ
れている。かかる固着に使用される接着剤としては、エ
ポキシ樹脂等の反応硬化型接着剤、ホットメルト系接着
剤等が使用され、またテープ状の接合剤等であってもよ
い。
【0016】なお前記係合突起7は図6の如く固定部材
1の枢軸部13のみに形成されていてもよい。すなわち
図6では、係合突起部材Bが断面円弧状に形成され、そ
の凹曲面が固定部材1の枢軸部13に固着されることに
より、その凸曲面が係合突起7とされて可動部材2の係
合孔6に係合されている。また上記2つの実施例では、
固定部材1に係合突起7が形成され、可動部材2に係合
孔6が形成されているが、反対に固定部材1に係合孔6
が形成され、可動部材2に係合突起7が形成されていて
もよい。
【0017】前記係合孔6と係合突起7とは、各枠材A
に対して、通常は1乃至2か所とされ、また形成される
位置は各枠材Aの端部付近に設ければ、可動部材2の嵌
着作業が容易になるので好ましい。また係合孔6及び係
合突起7の形状、大きさは特に限定されるものではな
く、要は可動部材2と固定部材1とに形成された係合孔
6と係合突起7とにより、固定部材1に対して可動部材
2の長手方向の遊動が阻止されていればよい。しかしな
がら、可動部材2の開閉に支障がないような形状、大き
さとする必要があることは勿論である。
【0018】次に本発明展示装置の他の実施例を図7に
より説明する。図7の実施例は所謂内照式の展示装置で
あって、前面が開口された箱体8が固定部材1の背面に
取り付けられている点、該箱体8の内部に蛍光灯の如き
照明器具81が設けられている点を除いては、図1〜6
に示された展示装置と同じ構造を有し、可動部材2と固
定部材1とに、互いに係合する係合孔6と係合突起7と
が形成されている。なお内照式であることから、固定部
材1に取り付けられた背板3は一般に厚み2〜3mm程
度の乳白色のアクリル板の如き拡散板が使用され、照明
器具81からの照射光を透光してシート状物5を背面か
ら照射すると共に乱反射させて輝度の均一化を図ってい
る。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る展示装
置は所謂前開き式の展示装置において、各枠材の可動部
材と固定部材とには、互いに係合する係合孔と係合突起
とが形成され、固定部材に対して可動部材の長手方向の
遊動が阻止されているので、使用段階において可動部材
を開閉しても、固定部材に対して可動部材が長手方向に
ずれることがなく、従って各可動部材が、長手方向にず
れて美観を損ねたり、開閉が滑らかでない等の欠点がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明展示装置の一実施例を示す平面図であ
る。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】図1の一部切欠底面図である。
【図4】図1の係合孔と係合突起との係合状態を示す拡
大断面図である。
【図5】係合突起部材の一実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明展示装置の他の実施例を示す要部拡大断
面図である。
【図7】本発明展示装置のさらに他の実施例を示す一部
切欠断面図である。
【符号の説明】
A 枠材 1 固定部材 13 枢軸部 2 可動部材 21 嵌着部 4 ばね 5 シート状物 6 係合孔 7 係合突起 8 箱体 81 照明器具
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−99661(JP,A) 実開 昭49−116398(JP,U) 実開 昭63−197585(JP,U) 実開 平3−111006(JP,U) 実公 平2−28774(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47G 1/00 - 1/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の枠材が多角形状に枠組みされ、各
    枠材は固定部材と可動部材とが相対向され、該可動部材
    の外側縁部の嵌着部が固定部材の外側縁部の枢軸部に嵌
    着されて、該可動部材がこの枢軸部を支点に開閉自在と
    なされると共に可動部材と固定部材との間にばねが設け
    られ、該ばねにより、該可動部材は固定部材に対して開
    放方向と閉合方向の両方向に付勢されると共に可動部材
    と固定部材との間にシート状物が保持されるようになさ
    れた展示装置であって、各枠材の可動部材と固定部材と
    に、互いに係合する係合孔と係合突起とが形成され、固
    定部材に対して可動部材の長手方向の遊動が阻止される
    ようになされたことを特徴とする展示装置。
  2. 【請求項2】 前記固定部材の背面に箱体が取り付けら
    れ、該箱体は前面が開口されると共に内部に照明器具が
    設けられ、該照明器具によりシート状物が背面より照射
    されるようになされた請求項1記載の展示装置。
JP23113093A 1993-09-17 1993-09-17 展示装置 Expired - Lifetime JP2948450B2 (ja)

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JP2009516867A (ja) * 2005-11-22 2009-04-23 エム.ティー レクラム ヴェ パザルラマ サナイ ティカレット リミテッド シルケティ 広告ディスプレイおよびポスター配置の更新

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