JP2599253Y2 - 展示装置 - Google Patents

展示装置

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JP2599253Y2
JP2599253Y2 JP1993005613U JP561393U JP2599253Y2 JP 2599253 Y2 JP2599253 Y2 JP 2599253Y2 JP 1993005613 U JP1993005613 U JP 1993005613U JP 561393 U JP561393 U JP 561393U JP 2599253 Y2 JP2599253 Y2 JP 2599253Y2
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JP
Japan
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spring
frame member
movable frame
metal
fixed frame
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JP1993005613U
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English (en)
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JPH0662867U (ja
Inventor
史朗 堀内
幸治 大城
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Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、額縁、パネル、ディス
プレー等として、写真、ポスター、絵画、表彰状等のシ
ート状物を前面より装着して展示するのに使用される展
示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、額縁、パネル、ディスプレー等を
展示する装置として、多角形状に枠組みされた金属製の
固定枠材に金属製の可動枠材が開閉自在に軸着されると
共に、該固定枠材と可動枠材との間にシート状物が保持
されるようになされた展示装置があった。該展示装置に
は、前記固定枠材と可動枠材とにそれぞれ相対向して形
成されたばね受け部間に板状のばねが装着されており、
該ばねの弾性力により、可動枠材が閉合位置に付勢され
てシート状物が保持されると共に、開放位置に付勢され
てシート状物が脱着されるようになされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら従来の展
示装置にあっては、前記板状のばねとしてステンレス等
の金属製の板ばねがそのまま使用されていたため、可動
枠材を開閉すると、該ばねの端部と固定枠材や可動枠材
のばね受け部との摩擦により、開閉が滑らかでなく不快
なきしみ音が発生する問題があった。
【0004】そのため金属製の板ばねの代わりに合成樹
脂からなる弾性板を使用することも提案されているが、
合成樹脂であるためきしみ音は解消されるものの、弾性
力が弱く、また可動枠材の開閉を繰り返すと該弾性板が
変形して弾性力がますます低下する問題があり、長期間
の使用に耐えるものではなかった。
【0005】そこで本考案は上記の如き問題点を解消
し、可動枠材の開閉が滑らかで且つ長期間の使用に耐え
る優れた展示装置を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、本考案は次のような構成としている。すなわちこ
の考案に係る展示装置は、金属製の複数の固定枠材が多
角形状に枠組みされ、該各固定枠材に金属製の可動枠材
が開閉自在に軸着されると共に、該固定枠材と可動枠材
との間にシート状物が保持されるようになされた展示装
置であって、固定枠材と可動枠材とにそれぞれ相対向し
てばね受け部が形成され、固定枠材と可動枠材のばね受
け部に金属製板ばねの端部が合成樹脂材を介して装着さ
れ、可動枠材がこの金属製板ばねによって開閉方向に付
勢されたことを特徴としている。
【0007】
【作用】本考案に係る展示装置は、固定枠材と可動枠材
とにそれぞれ相対向してばね受け部が形成され、該ばね
受け部間に可動枠材を開閉方向に付勢する金属製板ばね
が合成樹脂材を介して装着されている。そのため該ばね
の弾性力により、可動枠材が閉合位置に付勢されてシー
ト状物が保持されると共に、開放位置に付勢されてシー
ト状物が脱着される。
【0008】また該ばねが金属製のため、弾性力が強
く、また可動枠材の開閉を繰り返しても該ばねが変形し
てその弾性力が低下することもなく、長期間の使用に耐
えるものである。さらに固定枠材と可動枠材のばね受け
部に金属製板ばねの端部が合成樹脂材を介して装着さ
れ、可動枠材がこの金属製板ばねによって開閉方向に付
勢されているので可動枠材の開閉が滑らかであり、不快
なきしみ音が発生することがない。
【0009】
【実施例】以下、本考案展示装置の実施例を図面に基づ
き具体的に説明する。図1は本考案展示装置の一実施例
を示す平面図、図2は図1の要部を示しシート状物が保
持された状態を示す一部切欠断面図、図3は図1の要部
を示し シート状物が脱着される状態を示す一部切欠断
面図、図4は本考案展示装置の他の実施例を示す一部切
欠断面図である。
【0010】図面において、1はアルミニウム等の金属
からなり、異形断面を呈する複数の固定枠材である。該
各固定枠材1は両端面が45度に切断され、コーナージ
ョイント11と固定手段12とにより、該端面がそれぞ
れ突き合わされて方形状に枠組みされている。該固定枠
材1の外側には丸棒状の枢軸部13が形成され、該枢軸
部13の内方に弓形状のばね受け部14が形成されてい
る。また固定枠材1の内側には嵌合溝15が形成され、
該嵌合溝15に背板16が嵌合されている。該背板16
は合成樹脂板、金属板、木板等の適宜板材からなり、一
般に方形状となされている。
【0011】2は異形断面を呈し、前記固定枠材1と同
様の材料からなる可動枠材であって、該可動枠材2の外
端部にはほぼ半円弧状の嵌着部21が形成されている。
該嵌着部21が前記固定枠材1の枢軸部13に軸着され
て、可動枠材2は枢軸部13を支点として回動しうるよ
うになされ、固定枠材1の四個の枠材毎に開閉自在とな
されている。
【0012】3は絵画、写真、ポスター、ジクソーパズ
ル等の如きシート状物であり、該シート状物3は前記固
定枠材1と可動枠材2との間に保持されて展示されるも
のである。なお31は透明シートであって、特になくて
もよい。
【0013】4はステンレス等の金属からなる板状のば
ねであって、その一端部が固定枠材1のばね受け部14
に、また他端部が可動枠材2の内側寄りに形成されたば
ね受け部22にそれぞれ弓なりに湾曲されて装着され、
該ばね4により可動枠材2は固定枠材1に対して開放方
向と閉合方向の両方向にそれぞれ付勢されるようになさ
れている。すなわち該ばね4の弾性力により、可動枠材
2が閉合位置に付勢された状態では図2の如く固定枠材
2との間にシート状物3、透明シート31が保持される
ようになされ、また可動枠材2を開けたい場合はばね4
の弾性力に抗して可動枠材2が図3の如く枢軸部13を
支点として回動しうるようになされ、ばね4の弾性力に
よって開けた状態が保持されている。
【0014】前記ばね4とばね受け部14,22との間
には合成樹脂材5が介在され、ばねの端部とばね受け部
14,22とが直接触れないようになされている。該合
成樹脂材5としてはナイロン、ポリプロピレン、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等
の耐磨耗性の良好なものが好適に使用される。該合成樹
脂材5をばね4とばね受け部14,22との間に介在さ
せるには、別体で作製したシート、フイルムの如き厚さ
100μm程度の合成樹脂材5をばね4の端部とばね受
け部14,22との間に挟着させてもよいし、予め合成
樹脂材5をばね4やばね受け部14,22に被着してい
てもよい。
【0015】なお予め合成樹脂材5をばね4やばね受け
部14,22に被着するには、合成樹脂材5をシート、
フイルムの如きものにして貼着してもよいし、前記合成
樹脂材5を溶液や粉末にしてコーティング加工により被
着してもよい。なお合成樹脂材5をばね4に被着する場
合は、図2〜3の如く、ばね受け部14,22と接触す
るばね4の端部のみに被着してもよいが、ばね4の端部
を含む全面に合成樹脂材5が被着されていると、該合成
樹脂材5によりばね4の弾性力が若干弱まり、可動枠材
2の開閉が滑らかになるので好ましい。
【0016】なおばね4の端部を含む全面に合成樹脂材
5を被着することは、特に図4の実施例の如き、固定枠
材1の背面に蛍光灯等の照明器具6が取り付けられた器
具本体7が設けられると共に、嵌合溝15に背板16と
して拡散板がスペーサー17を介して設けられた、いわ
ゆる内照式の展示装置において好適に使用される。すな
わちばね4の端部を含む全面に合成樹脂材5が被着され
ているため、可動枠材2の開閉時の不快なきしみ音が発
生することがないばかりでなく、ばね4の弾性力が若干
弱まるため、可動枠材2の開閉時の衝撃が緩和され、蛍
光灯等の照明器具6の破損が防止される。
【0017】
【考案の効果】以上詳述したように本考案に係る展示装
置は、固定枠材と可動枠材とにそれぞれ相対向してばね
受け部が形成され、該ばね受け部間に可動枠材を開閉方
向に付勢する金属製板ばねが合成樹脂材を介して装着さ
れている。そのため該ばねの弾性力により、可動枠材が
閉合位置に付勢されてシート状物が保持されると共に、
開放位置に付勢されてシート状物が脱着される。
【0018】また該ばねが金属製のため、弾性力が強
く、また可動枠材の開閉を繰り返しても該ばねが変形し
てその弾性力が低下することもなく、長期間の使用に耐
えるものである。さらに該ばねの端部とばね受け部との
間に介された合成樹脂材により、可動枠材の開閉が滑ら
かであり、不快なきしみ音が発生することがない。
【0019】さらにばねとばね受け部との間に介された
合成樹脂材が、ばねの端部を含む全面に被着されたもの
にあっては、可動枠材の開閉時の不快なきしみ音が発生
することがないばかりでなく、ばねの弾性力が若干弱ま
るため、可動枠材の開閉時の衝撃が緩和されると共に、
開閉が滑らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案展示装置の一実施例を示す平面図であ
る。
【図2】図1の要部を示しシート状物が保持された状態
を示す一部切欠断面図である。
【図3】図1の要部を示しシート状物が脱着される状態
を示す一部切欠断面図である。
【図4】本考案展示装置の他の実施例を示す一部切欠断
面図である。
【符号の説明】
1 固定枠材 14 ばね受け部 2 可動枠材 22 ばね受け部 3 シート状物 4 ばね 5 合成樹脂材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製の複数の固定枠材が多角形状に枠組
    みされ、該各固定枠材に金属製の可動枠材が開閉自在に
    軸着されると共に、該固定枠材と可動枠材との間にシー
    ト状物が保持されるようになされた展示装置であって、
    固定枠材と可動枠材とにそれぞれ相対向してばね受け部
    が形成され、固定枠材と可動枠材のばね受け部に金属製
    板ばねの端部が合成樹脂材を介して装着され、可動枠材
    がこの金属製板ばねによって開閉方向に付勢されたこと
    を特徴とする展示装置。
JP1993005613U 1993-02-22 1993-02-22 展示装置 Expired - Lifetime JP2599253Y2 (ja)

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JP1993005613U JP2599253Y2 (ja) 1993-02-22 1993-02-22 展示装置

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JP1993005613U JP2599253Y2 (ja) 1993-02-22 1993-02-22 展示装置

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JPH0662867U JPH0662867U (ja) 1994-09-06
JP2599253Y2 true JP2599253Y2 (ja) 1999-08-30

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