JP2948451B2 - 展示装置 - Google Patents
展示装置Info
- Publication number
- JP2948451B2 JP2948451B2 JP23113193A JP23113193A JP2948451B2 JP 2948451 B2 JP2948451 B2 JP 2948451B2 JP 23113193 A JP23113193 A JP 23113193A JP 23113193 A JP23113193 A JP 23113193A JP 2948451 B2 JP2948451 B2 JP 2948451B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- display device
- movable member
- corner
- fixed
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- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、額縁、パネル、ディス
プレー等として、写真、ポスター、絵画、表彰状等のシ
ート状物を前面より装着して展示するのに使用される展
示装置に関するものである。
プレー等として、写真、ポスター、絵画、表彰状等のシ
ート状物を前面より装着して展示するのに使用される展
示装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、額縁、パネル、ディスプレー等の
展示装置としては、通常、固定部材とその前面に開閉自
在に嵌着された可動部材とからなる複数の枠材が、その
各両端が４５度の斜めに切断され、その各々の端面が突
き合わされて方形状に枠組みされて枠体が形成され、該
枠体の固定部材と可動部材との間にシート状物、すなわ
ち写真やポスター等のシート状展示物、透明カバーが保
持され、展示されるようになされた、所謂前開き式の展
示装置が使用されている。
展示装置としては、通常、固定部材とその前面に開閉自
在に嵌着された可動部材とからなる複数の枠材が、その
各両端が４５度の斜めに切断され、その各々の端面が突
き合わされて方形状に枠組みされて枠体が形成され、該
枠体の固定部材と可動部材との間にシート状物、すなわ
ち写真やポスター等のシート状展示物、透明カバーが保
持され、展示されるようになされた、所謂前開き式の展
示装置が使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記展示
装置は、４５度の斜めに切断された枠材の各々の端面が
突き合わされて方形状の枠体が形成されているので、次
のような問題点があった。すなわち枠体の各隅角部がシ
ャープであるため危険であり、また各々の端面の突き合
わせ部に隙間が出やすく、美観を損なうことがあり、さ
らに固定部材と可動部材とからなる枠材の両端面を４５
度の斜めに正確に切断する必要があることから、製作作
業が複雑で高度な技術を必要としていた。
装置は、４５度の斜めに切断された枠材の各々の端面が
突き合わされて方形状の枠体が形成されているので、次
のような問題点があった。すなわち枠体の各隅角部がシ
ャープであるため危険であり、また各々の端面の突き合
わせ部に隙間が出やすく、美観を損なうことがあり、さ
らに固定部材と可動部材とからなる枠材の両端面を４５
度の斜めに正確に切断する必要があることから、製作作
業が複雑で高度な技術を必要としていた。
【０００４】そこで上記問題に対処するために、前記前
開き式の展示装置において、枠体の各隅角部を別体の隅
角部材で形成し、危険がないように該隅角部材の角部に
丸みを持たせた展示装置も実用化されている。かかる隅
角部材を使用することにより、安全性が高められると共
に、可動部材の色調と隅角部材の色調とを適宜組み合わ
せることにより、従来の展示装置とは異なった外観のも
のが得られるようになった。しかしこの展示装置にあっ
ては、隅角部材全体が、可動部材と固定部材との間に保
持されたシート状物や透明シートの角部に覆いかぶさっ
た状態で、隣接する両側の固定部材に固定されているた
め、シート状物や透明シートの脱着の際、該隅角部材が
邪魔になって、特に厚みの厚いシート状物や透明シート
等の脱着が極めて困難となっていた。従って所謂前開き
式としての機能が充分発揮され得ないものであった。
開き式の展示装置において、枠体の各隅角部を別体の隅
角部材で形成し、危険がないように該隅角部材の角部に
丸みを持たせた展示装置も実用化されている。かかる隅
角部材を使用することにより、安全性が高められると共
に、可動部材の色調と隅角部材の色調とを適宜組み合わ
せることにより、従来の展示装置とは異なった外観のも
のが得られるようになった。しかしこの展示装置にあっ
ては、隅角部材全体が、可動部材と固定部材との間に保
持されたシート状物や透明シートの角部に覆いかぶさっ
た状態で、隣接する両側の固定部材に固定されているた
め、シート状物や透明シートの脱着の際、該隅角部材が
邪魔になって、特に厚みの厚いシート状物や透明シート
等の脱着が極めて困難となっていた。従って所謂前開き
式としての機能が充分発揮され得ないものであった。
【０００５】本発明は上記の如き問題点を解消し、加
工、組み立て作業が簡単で、安全性が高く、美観に優
れ、且つ所謂前開き式としての機能を最大限に生かした
展示装置を提供せんとするものである。
工、組み立て作業が簡単で、安全性が高く、美観に優
れ、且つ所謂前開き式としての機能を最大限に生かした
展示装置を提供せんとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、本発明は次のような構成としている。すなわちこ
の発明に係る展示装置は、固定部材と該固定部材の前面
に開閉自在に嵌着された可動部材とからなる複数の枠材
が、多角形状に枠組みされて枠体が形成され、該枠体の
可動部材と固定部材との間にシート状物が保持されるよ
うになされた展示装置であって、前記枠体の隅角部は表
蓋と底蓋とからなるコーナーピースから形成されると共
に、表蓋は隣接する可動部材の一方に取り付けられて該
可動部材と共に開閉され、底蓋は隣接する両側の固定部
材に固定されたことを特徴とするものである。
めに、本発明は次のような構成としている。すなわちこ
の発明に係る展示装置は、固定部材と該固定部材の前面
に開閉自在に嵌着された可動部材とからなる複数の枠材
が、多角形状に枠組みされて枠体が形成され、該枠体の
可動部材と固定部材との間にシート状物が保持されるよ
うになされた展示装置であって、前記枠体の隅角部は表
蓋と底蓋とからなるコーナーピースから形成されると共
に、表蓋は隣接する可動部材の一方に取り付けられて該
可動部材と共に開閉され、底蓋は隣接する両側の固定部
材に固定されたことを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】本発明に係る展示装置は所謂前開き式の展示装
置において、固定部材と可動部材とからなる枠材によっ
て形成される枠体の隅角部が、表蓋と底蓋とからなるコ
ーナーピースから形成されているので、枠体の形成時に
おける加工、組み立て作業が簡単となり、また隅角部が
シャープでないので安全性が高く、且つ可動部材の色調
と隅角部材の色調とを適宜組み合わせることにより、優
れた美観のものが得られる。
置において、固定部材と可動部材とからなる枠材によっ
て形成される枠体の隅角部が、表蓋と底蓋とからなるコ
ーナーピースから形成されているので、枠体の形成時に
おける加工、組み立て作業が簡単となり、また隅角部が
シャープでないので安全性が高く、且つ可動部材の色調
と隅角部材の色調とを適宜組み合わせることにより、優
れた美観のものが得られる。
【０００８】またコーナーピースの表蓋は、隣接する可
動部材の一方に取り付けられ、該可動部材と共に表蓋が
連動して開閉されるので、シート状物や透明シートの脱
着が容易であり、所謂前開き式としての機能を最大限に
生かすことができる。さらに底蓋は隣接する両側の固定
部材に固定されているので、枠体はガタがなく強固に形
成されている。
動部材の一方に取り付けられ、該可動部材と共に表蓋が
連動して開閉されるので、シート状物や透明シートの脱
着が容易であり、所謂前開き式としての機能を最大限に
生かすことができる。さらに底蓋は隣接する両側の固定
部材に固定されているので、枠体はガタがなく強固に形
成されている。
【０００９】
【実施例】以下、本発明展示装置の実施例を図面に基づ
き具体的に説明する。
き具体的に説明する。
【００１０】図１〜４は本発明展示装置の一実施例を示
し、図１はその平面図、図２は図１の要部拡大断面図、
図３は図１の分解斜視図、図４はコーナーピースの分解
斜視図である。図１〜４において、Ａは固定部材１と可
動部材２とからなる枠材であり、複数の前記枠材Ａが多
角形状に枠組みされて枠体Ｂが形成され、該枠体Ｂの可
動部材２と固定部材１との間に図２の如くシート状物３
が保持されるようになされている。
し、図１はその平面図、図２は図１の要部拡大断面図、
図３は図１の分解斜視図、図４はコーナーピースの分解
斜視図である。図１〜４において、Ａは固定部材１と可
動部材２とからなる枠材であり、複数の前記枠材Ａが多
角形状に枠組みされて枠体Ｂが形成され、該枠体Ｂの可
動部材２と固定部材１との間に図２の如くシート状物３
が保持されるようになされている。
【００１１】すなわち固定部材１の前面に可動部材２が
相対向され、そして固定部材１の外側縁部に形成された
枢軸部１１に、可動部材２の外側縁部に形成された嵌着
部２１がそれぞれ嵌着されることにより、可動部材２は
固定部材１に対して枢軸部１１を支点にして開閉自在と
なされている。前記固定部材１及び可動部材２の材質
は、一般にはアルミニウム、ステンレス等の金属や、ポ
リ塩化ビニル、ポリプロピレン、ＡＢＳ等の合成樹脂、
あるいはこれらの複合材が使用されるが特に限定される
ものではない。
相対向され、そして固定部材１の外側縁部に形成された
枢軸部１１に、可動部材２の外側縁部に形成された嵌着
部２１がそれぞれ嵌着されることにより、可動部材２は
固定部材１に対して枢軸部１１を支点にして開閉自在と
なされている。前記固定部材１及び可動部材２の材質
は、一般にはアルミニウム、ステンレス等の金属や、ポ
リ塩化ビニル、ポリプロピレン、ＡＢＳ等の合成樹脂、
あるいはこれらの複合材が使用されるが特に限定される
ものではない。
【００１２】なお各固定部材１の枢軸部１１の内方に形
成された弓形状の係止部１２と、各可動部材２の内側寄
りに形成されたばね受け部２２との間に、ステンレス等
の金属からなる板ばね４がそれぞれ弓なりに湾曲されて
挿着され、該ばね４により可動部材２は固定部材１に対
して開放方向と閉合方向の両方向にそれぞれ付勢される
と共にばね４の弾発力により押圧された可動部材２と固
定部材１との間にシート状物３が保持されるようになさ
れている。
成された弓形状の係止部１２と、各可動部材２の内側寄
りに形成されたばね受け部２２との間に、ステンレス等
の金属からなる板ばね４がそれぞれ弓なりに湾曲されて
挿着され、該ばね４により可動部材２は固定部材１に対
して開放方向と閉合方向の両方向にそれぞれ付勢される
と共にばね４の弾発力により押圧された可動部材２と固
定部材１との間にシート状物３が保持されるようになさ
れている。
【００１３】すなわち前記ばね４の弾性力により、可動
部材２が閉合位置に付勢された状態では、固定部材１と
可動部材２との間にシート状物３の周側端縁が保持され
るようになされ、また可動部材２を開放する場合は、ば
ね４の弾性力に抗して可動部材２を枢軸部１１を支点と
して前方に回動すれば、ばね４の弾性力によって開放状
態が維持され、シート状物３の取り外しが行える。
部材２が閉合位置に付勢された状態では、固定部材１と
可動部材２との間にシート状物３の周側端縁が保持され
るようになされ、また可動部材２を開放する場合は、ば
ね４の弾性力に抗して可動部材２を枢軸部１１を支点と
して前方に回動すれば、ばね４の弾性力によって開放状
態が維持され、シート状物３の取り外しが行える。
【００１４】なおシート状物３は、一般には写真、ポス
ター、絵画、表彰状、ジグソーパズル等であるが、特に
限定されるものではない。また本実施例の如くシート状
物３の前面にアクリル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビ
ニルの如き透明合成樹脂からなる透明シート３１が装着
されていてもよい。
ター、絵画、表彰状、ジグソーパズル等であるが、特に
限定されるものではない。また本実施例の如くシート状
物３の前面にアクリル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビ
ニルの如き透明合成樹脂からなる透明シート３１が装着
されていてもよい。
【００１５】本発明展示装置においては、図１の如く前
記枠体Ｂの各隅角部は、角部が丸みを帯びた平面視９０
度の扇形状のコーナーピースＣから形成されている。該
コーナーピースＣは図３〜４に示された如く表蓋５と底
蓋６とから形成され、該表蓋５と底蓋６との間には可動
部材２と固定部材１との間に保持されたシート状物３の
角縁部が挿着されている。表蓋５は本体部５１と挿着部
５２とから形成され、該本体部５１の直交する２辺の端
面が、隣接する両側の可動部材２の端面に当接されるよ
うになされ、一方、挿着部５２は該本体部５１の直交す
る２辺の一方の端面より突設され、該挿着部５２が隣接
する一方側の可動部材２の内部に挿着されることによ
り、前記可動部材２と連結されて表蓋５が固定部材に対
して開閉されるようになされている。前記可動部材２の
内部に挿着される挿着部５２は、接着剤等により可動部
材２に固着されていてもよいし、表蓋５が交換できるよ
うに抜脱自在となされていてもよい。
記枠体Ｂの各隅角部は、角部が丸みを帯びた平面視９０
度の扇形状のコーナーピースＣから形成されている。該
コーナーピースＣは図３〜４に示された如く表蓋５と底
蓋６とから形成され、該表蓋５と底蓋６との間には可動
部材２と固定部材１との間に保持されたシート状物３の
角縁部が挿着されている。表蓋５は本体部５１と挿着部
５２とから形成され、該本体部５１の直交する２辺の端
面が、隣接する両側の可動部材２の端面に当接されるよ
うになされ、一方、挿着部５２は該本体部５１の直交す
る２辺の一方の端面より突設され、該挿着部５２が隣接
する一方側の可動部材２の内部に挿着されることによ
り、前記可動部材２と連結されて表蓋５が固定部材に対
して開閉されるようになされている。前記可動部材２の
内部に挿着される挿着部５２は、接着剤等により可動部
材２に固着されていてもよいし、表蓋５が交換できるよ
うに抜脱自在となされていてもよい。
【００１６】表蓋５の本体部５１の表面は、可動部材２
と同一の着色や模様が付されていてもよいが、可動部材
２の色調と本体部５１の色調とが適宜異なった色や模様
で組み合わされていると、従来の展示装置とは異なり、
優れた外観のものが得られるので好ましい。表蓋５を形
成する材質としては、ＡＢＳ等の合成樹脂の射出成型、
アルミニウムや亜鉛等の金属の鋳物等、適宜材質で形成
される。
と同一の着色や模様が付されていてもよいが、可動部材
２の色調と本体部５１の色調とが適宜異なった色や模様
で組み合わされていると、従来の展示装置とは異なり、
優れた外観のものが得られるので好ましい。表蓋５を形
成する材質としては、ＡＢＳ等の合成樹脂の射出成型、
アルミニウムや亜鉛等の金属の鋳物等、適宜材質で形成
される。
【００１７】一方底蓋６は、直交する２辺の端面が隣接
する両側の固定部材１の端面に当接されると共にＬ形の
コーナー留め具６１を介して該両側の固定部材１に連結
されて多角形状に枠組みされている。すなわち、背板７
の外周に沿って背板７を保持する如く、角部に底蓋６を
配して固定部材１が多角形状に枠組みされ、Ｌ形のコー
ナー留め具６１が底蓋６及び固定部材１に形成された溝
６２，１３に嵌入されると共に該コーナー留め具６１と
底蓋６及び固定部材１とが螺子或いはリベット等の適宜
固定手段６３にて固定されることにより、背板７を保持
する如く底蓋６と固定部材１とが連結されている。底蓋
６を形成する材質としては、一般にはＡＢＳ等の合成樹
脂の射出成型、アルミニウムや亜鉛等の金属の鋳物等、
適宜材質で形成され、コーナー留め具は鋼材のプレス加
工により形成される。なお本実施例では、底蓋６とコー
ナー留め具６１とが別体で形成されているが、合成樹脂
の射出成型や金属の鋳物等により予め一体で形成されて
いてもよい。
する両側の固定部材１の端面に当接されると共にＬ形の
コーナー留め具６１を介して該両側の固定部材１に連結
されて多角形状に枠組みされている。すなわち、背板７
の外周に沿って背板７を保持する如く、角部に底蓋６を
配して固定部材１が多角形状に枠組みされ、Ｌ形のコー
ナー留め具６１が底蓋６及び固定部材１に形成された溝
６２，１３に嵌入されると共に該コーナー留め具６１と
底蓋６及び固定部材１とが螺子或いはリベット等の適宜
固定手段６３にて固定されることにより、背板７を保持
する如く底蓋６と固定部材１とが連結されている。底蓋
６を形成する材質としては、一般にはＡＢＳ等の合成樹
脂の射出成型、アルミニウムや亜鉛等の金属の鋳物等、
適宜材質で形成され、コーナー留め具は鋼材のプレス加
工により形成される。なお本実施例では、底蓋６とコー
ナー留め具６１とが別体で形成されているが、合成樹脂
の射出成型や金属の鋳物等により予め一体で形成されて
いてもよい。
【００１８】次に本発明展示装置の他の実施例を図５に
より説明する。図５の実施例は所謂内照式の展示装置で
あって、前面が開口された箱体８が枠体Ｂの背面に取り
付けられている点、該箱体８の内部に蛍光灯の如き照明
器具８１が設けられている点を除いては、図１〜４に示
された展示装置と同じ構造を有し、枠体Ｂの隅角部が、
前述の如き表蓋５と底蓋６とからなるコーナーピースＣ
から形成されている。なお内照式であることから、固定
部材１に取り付けられた背板７は一般に厚み２〜３ｍｍ
程度の乳白色のアクリル板の如き拡散板が使用され、照
明器具８１からの照射光を透光してシート状物３を背面
から照射すると共に乱反射させて輝度の均一化を図って
いる。また前記箱体８の外周形状は前記固定部材１と底
蓋６とで形成される外周形状と同一形状にするのが好ま
しい。
より説明する。図５の実施例は所謂内照式の展示装置で
あって、前面が開口された箱体８が枠体Ｂの背面に取り
付けられている点、該箱体８の内部に蛍光灯の如き照明
器具８１が設けられている点を除いては、図１〜４に示
された展示装置と同じ構造を有し、枠体Ｂの隅角部が、
前述の如き表蓋５と底蓋６とからなるコーナーピースＣ
から形成されている。なお内照式であることから、固定
部材１に取り付けられた背板７は一般に厚み２〜３ｍｍ
程度の乳白色のアクリル板の如き拡散板が使用され、照
明器具８１からの照射光を透光してシート状物３を背面
から照射すると共に乱反射させて輝度の均一化を図って
いる。また前記箱体８の外周形状は前記固定部材１と底
蓋６とで形成される外周形状と同一形状にするのが好ま
しい。
【００１９】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る展示装
置は所謂前開き式の展示装置において、固定部材と可動
部材とからなる枠材によって形成される枠体の隅角部
が、表蓋と底蓋とからなるコーナーピースから形成され
ているので、枠体の形成時における加工、組み立て作業
が簡単となり、また隅角部がシャープでないので安全性
が高く、且つ可動部材の色調と隅角部材の色調とを適宜
組み合わせることにより、優れた美観のものが得られ
る。
置は所謂前開き式の展示装置において、固定部材と可動
部材とからなる枠材によって形成される枠体の隅角部
が、表蓋と底蓋とからなるコーナーピースから形成され
ているので、枠体の形成時における加工、組み立て作業
が簡単となり、また隅角部がシャープでないので安全性
が高く、且つ可動部材の色調と隅角部材の色調とを適宜
組み合わせることにより、優れた美観のものが得られ
る。
【００２０】またコーナーピースの表蓋は、隣接する可
動部材の一方に取り付けられ、該可動部材と共に表蓋が
連動して開閉されるので、シート状物や透明シートの脱
着が容易であり、所謂前開き式としての機能を最大限に
生かすことができる。さらに底蓋は隣接する両側の固定
部材に固定されているので、枠体はガタがなく強固に形
成されている。
動部材の一方に取り付けられ、該可動部材と共に表蓋が
連動して開閉されるので、シート状物や透明シートの脱
着が容易であり、所謂前開き式としての機能を最大限に
生かすことができる。さらに底蓋は隣接する両側の固定
部材に固定されているので、枠体はガタがなく強固に形
成されている。
【図１】本発明展示装置の一実施例を示す平面図であ
る。
る。
【図２】図１の要部拡大断面図である。
【図３】図１の分解斜視図である。
【図４】図１のコーナーピースの分解斜視図である。
【図５】本発明展示装置の他の実施例を示す一部切欠平
面図である。
面図である。
Ａ 枠材 Ｂ 枠体 Ｃ コーナーピース １ 固定部材 ２ 可動部材 ３ シート状物 ５ 表蓋 ６ 底蓋 ８ 箱体 ８１ 照明器具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−99611（ＪＰ，Ａ) 実開 昭49−116398（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−115973（ＪＰ，Ｕ) 実公 平１−23323（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭63−30293（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭62−15826（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A47G 1/00 - 1/24
Claims (2)
- 【請求項１】 固定部材と該固定部材の前面に開閉自在
に嵌着された可動部材とからなる複数の枠材が、多角形
状に枠組みされて枠体が形成され、該枠体の可動部材と
固定部材との間にシート状物が保持されるようになされ
た展示装置であって、前記枠体の隅角部は表蓋と底蓋と
からなるコーナーピースから形成されると共に、表蓋は
隣接する可動部材の一方に取り付けられて該可動部材と
共に開閉され、底蓋は隣接する両側の固定部材に固定さ
れたことを特徴とする展示装置。 - 【請求項２】 前記固定部材の背面に箱体が取り付けら
れ、該箱体は前面が開口されると共に内部に照明器具が
設けられ、該照明器具によりシート状物が背面より照射
されるようになされた請求項１記載の展示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23113193A JP2948451B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 展示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23113193A JP2948451B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 展示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0779848A JPH0779848A (ja) | 1995-03-28 |
| JP2948451B2 true JP2948451B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=16918776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23113193A Expired - Lifetime JP2948451B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 展示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2948451B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5979840A (en) * | 1997-04-11 | 1999-11-09 | Hollister; Ronald S. | Apparatus for gripping a fluid carrying hose |
| JP5331086B2 (ja) * | 2009-10-30 | 2013-10-30 | 光宏 高橋 | 着脱式額縁フレーム構造の展示用の額 |
| JP5973215B2 (ja) * | 2012-04-24 | 2016-08-23 | 積水樹脂株式会社 | 標識体 |
| JP6045853B2 (ja) * | 2012-08-24 | 2016-12-14 | 駒村 武夫 | キャップ付きフレーム |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP23113193A patent/JP2948451B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0779848A (ja) | 1995-03-28 |
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| GB2222945A (en) | Display device | |
| US6705034B1 (en) | Display system | |
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