JP3280442B2 - 展示装置 - Google Patents

展示装置

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JP3280442B2
JP3280442B2 JP00807693A JP807693A JP3280442B2 JP 3280442 B2 JP3280442 B2 JP 3280442B2 JP 00807693 A JP00807693 A JP 00807693A JP 807693 A JP807693 A JP 807693A JP 3280442 B2 JP3280442 B2 JP 3280442B2
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史朗 堀内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、額縁、パネル、ディス
プレー等として、写真、ポスター、絵画、表彰状等のシ
ート状物を前面より装着して展示するのに使用される展
示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、額縁、パネル、ディスプレー等の
展示装置としては、図4(イ)に示されるように、通
常、固定枠材bとその外側に開閉自在に軸着された可動
枠材cとを有し、該固定枠材bと可動枠材cとの間にシ
ート状物を保持する為の保持部dが形成されて、該保持
部dにシート状物、すなわち写真やポスター等のシート
状展示物e、透明カバーgが保持され、展示されるよう
になされた、所謂前開き式の展示装置が使用されてい
る。また該展示装置は、場合によっては同図に示される
如く、固定枠材bの背面に箱状の器具本体aが取り付け
られると共に、その内部に蛍光灯等のバックライト及び
該バックライトからの光を散乱光に変える拡散板fを設
け、該散乱光によりシート状物の背面が照射されるよう
になされた、所謂内照式のものも用いられている。
【0003】上記可動枠材cの開閉構造について説明す
ると、固定枠材bに設けられた枢軸部hに可動枠材cの
嵌着部iが嵌合されて、可動枠材cが前記枢軸部hを軸
芯として回動自在になされていると共に、固定枠材bに
突設された係止部jと可動枠材cに突設された係止部k
との間にばねmが装着されており、通常、可動枠材cの
回動位置が丁度開放位置と閉合位置との中間位置にある
ときに最も強い弾発力が蓄積され、この中間位置から開
放、閉合いずれの方向に回動する場合でも、この蓄積さ
れた弾発力を利用しながら回動でき、かつ開放、閉合い
ずれの状態であっても常にこの弾発力に付勢されるよう
になされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
き従来の展示装置には種々の問題点が存在していた。す
なわち第一には、固定部材bや可動部材cの加工段階で
は、通常押出成型等により長尺物を成型し、次いでこれ
を定尺にカットして枠組みされるのであるが、その際、
保持部dにシート状物を保持したときに、固定部材bに
対して可動部材cがほぼ水平状態で、かつ各突き合わせ
端部が密に衝合できるようにカットしなければならなか
った。そのためには長尺物の固定部材bと可動部材cと
を嵌合した状態とし、かつ展示されるシート状物と同厚
のものを仮に保持部dに挟んだ状態で45度斜めにカッ
トせねばならず、大変な手間であった。
【0005】また第二には、保持部dに保持されるシー
ト状物の厚みが常に一定であるとは限らないため、所定
のものより厚い厚みのものや薄い厚みのものを保持した
ときは、図4(ロ)に示される如く、各突き合わせ端部
に隙間や段差nが発生し、体裁の悪いものとなってい
た。
【0006】さらに第三には、シート状物を保持して可
動枠材cを閉合する際、可動枠材cの内周縁(図4の場
合は端リブo)がばねmの弾発力によって勢いよくシー
ト状物に当たるため、透明カバーgが有るときは該カバ
ーg、透明カバーgが無いときはシート状展示物eをそ
れぞれ損傷させることがあった。
【0007】本発明は上記の如き問題点を解消し、加工
段階や使用段階において何らの問題も発生しない展示装
置を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、本発明は次のような構成としている。すなわちこ
の発明に係る展示装置は、複数の固定枠材が多角形状に
枠組みされ、該各固定枠材に可動枠材が開閉自在に軸着
されると共に、該固定枠材と可動枠材との間にシート状
物の保持部が形成された展示装置であって、可動枠材と
固定枠材との間には、可動枠材を開閉方向に付勢するば
ねが設けられると共に、可動枠材と固定枠材との各対向
面の何れか一方又は両方に間隔規制リブが立設され、該
間隔規制リブは、閉合状態にある可動枠材が保持部に保
持されたシート状物に触れない寸法になされていること
を特徴とするものである。
【0009】本発明において、シート状物とは、透明カ
バーが有るときはその透明カバーとシート状展示物とを
指し、透明カバーが無いときはシート状展示物を指す。
また間隔規制リブは、固定枠材と可動枠材との各対向面
の何れか一方又は両方に設けられるが、できれば固定枠
材側のみに設けるのが好ましい。なお可動枠材に設ける
場合は、該可動枠材が開閉される際、保持されたシート
状物に当たらないように、間隔規制リブの寸法を低くす
ると共に、対向して固定枠材からも間隔規制リブを設
け、該両方の間隔規制リブを衝合させるのが好ましい。
【0010】また間隔規制リブは出来るだけ軸着部から
離れた位置に設けるのが好ましく、また該間隔規制リブ
は各固定枠材や可動枠材の長手方向の全長にわたって連
続して設けられるのが効果的であるが、適宜断続的に設
けられてもよい。なお長手方向の全長にわたって設けら
れる場合は、該間隔規制リブは一本であってもよいし、
複数本が並行に設けられていてもよい。
【0011】なお間隔規制リブと、該間隔規制リブに衝
合される可動枠材や固定枠材の対向面との形状について
は特に限定されないが、間隔規制リブの先端はばねの弾
発力によって強い衝撃を受けるので、前記対向面を平坦
面とし、かつ間隔規制リブの先端はできるだけ太くする
のが好ましい。
【0012】さらに間隔規制リブは、可動枠材が閉合状
態にあるとき、保持部に保持されたシート状物に可動枠
材が触れない寸法になされており、その寸法は可動枠材
の形状や保持されるべきシート状物の厚み等を勘案して
決定されるが、一般には閉合状態にある可動枠材とシー
ト状物との隙間が0.1〜0.5mm程度となるような
寸法とされる。
【0013】
【作用】本発明に係る展示装置は、固定枠材と可動枠材
との間に特定の寸法になされた間隔規制リブが設けられ
ているので、可動枠材が閉合状態にあるときに保持部の
間隔が常に一定間隔に維持され、可動枠材の突き合わせ
端部に隙間や段差を発生させることがない。また該間隔
規制リブは保持部に保持されたシート状物に可動枠材が
触れない寸法になされているので、可動枠材がばねの弾
発力に抗して閉合される際、シート状物は一切そのばね
の弾発力の影響を受けることがなく、可動枠材の内周縁
が勢いよくシート状物に衝突したり、シート状物を損傷
させることもない。
【0014】
【実施例】以下、本発明展示装置の実施例を図面に基づ
き具体的に説明する。なお本発明はこれらの実施例に限
定されるものではなく、固定枠材と可動枠材とこれらの
間に設けられた保持部とを有している展示装置は、全て
包含されることは言うまでもない。
【0015】図1は本発明展示装置の一実施例を示し、
(イ)はその平面図、(ロ)は(イ)のローロ線での拡
大断面図である。図1において、1は箱状を呈する方形
の器具本体であり、2はコーナージョイントである。3
は異形断面を呈する複数の固定枠材であり、該各固定枠
材3が前記コーナージョイント2と固定手段4とにより
方形状に枠組みされると共に、器具本体1の前面周縁に
取着されている。なお固定手段4としては、螺子止め、
溶接、嵌め込み等、適宜手段が採用される。また前記器
具本体1は、所謂内照式としてその内部に蛍光灯等のバ
ックライトを設ける際等に使用されるものであって、該
器具本体1はなくてもよい。
【0016】該固定枠材3の内側寄りには、間隔規制リ
ブ5が固定枠材3の長手方向の全長にわたって一体的に
立設され、外側には丸棒状の枢軸部6が形成され、該枢
軸部6の内方に弓形状の係止部7が形成されている。ま
た固定枠材3の内側には嵌合部8が形成され、該嵌合部
8に背板9が嵌合されている。
【0017】10は異形断面を呈し、前記固定枠材3と
同数個からなる可動枠材であって、該可動枠材10の外
端部にはほぼ半円弧状の嵌着部11が形成されている。
該嵌着部11が前記固定枠材3の枢軸部6に軸着され
て、可動枠材10は固定枠材3の四個の枠材毎に開閉自
在に設けられている。
【0018】13はばねであって、その一端部が固定枠
材3の係止部7に、また他端部が可動枠材10の内側寄
りに形成された係止部12にそれぞれ弓なりに湾曲され
て係止され、該ばね13により可動枠材10は固定枠材
3に対して開放方向と閉合方向の両方向にそれぞれ付勢
されるようになされている。
【0019】14は可動枠材10の内側端付近に立設さ
れた端リブ、15はシート状展示物、16は透明カバー
である。前記シート状展示物15、透明カバー16は固
定枠材3の段部17と可動枠材10との間に形成された
保持部18に保持されている。
【0020】上記構成の如き本発明展示装置P1の使用
方法については、従来の展示装置の如く、可動枠材10
を開放状態にし、次いで保持部18にシート状展示物1
5、透明カバー16を嵌めた後、前記可動枠材10を閉
合すればよい。このとき固定枠材3に設けられた間隔規
制リブ5が保持部18の間隔Sを常に一定間隔に維持す
ると共に、透明カバー16への衝突部となる可動枠材1
0の端リブ14の先端部は透明カバー16に触れること
なく閉合される。また各可動枠材10はその突き合わせ
端部が均一に衝合して、隙間や段差が発生しない。
【0021】次に、本発明展示装置の他の実施例を図2
により説明する。図2(イ)はその断面図であり、
(ロ)は要部拡大断面図である。この実施例の場合は所
謂内照式の展示装置P2であって、器具本体1内の後部
に設けられた後板19に近接して、蛍光灯等の照明器具
20が設けられている点、及び嵌合部21に背板として
拡散板22がスペーサー23を介して設けられている点
を除いては、図1に示された実施例の展示装置P1と同
じ構造を有するものである。なお本実施例の場合は内照
式の展示装置であるから、シート状展示物15としては
これに対応したものが当然採用される。
【0022】さらに本発明展示装置の他の実施例を図3
により説明する。図3はその要部のみを示す拡大断面図
であって、間隔規制リブ5は固定枠材3に立設された間
隔規制リブ51と可動枠材10に立設された間隔規制リ
ブ52とからなり、同図に示される如く可動枠材10の
閉合時にはそれぞれの先端面が衝合されるようになされ
ている。そして同図に示された展示装置P3は前記の展
示装置P1、P2のいずれにも採用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る展示装
置は、固定枠材と可動枠材との間に特定の寸法になされ
た間隔規制リブが設けられているので、可動枠材が閉合
状態にあるときに保持部の間隔が常に一定間隔に維持さ
れる。従って固定枠材や可動枠材の切断加工段階では、
所定の厚みのものを保持部に挟んだ状態で切断する必要
がないので製作が容易である。また可動枠材の突き合わ
せ端部に隙間や段差を発生させることがないので見栄え
が良い。
【0024】また該間隔規制リブは保持部に保持された
シート状物に可動枠材が触れない寸法になされているの
で、可動枠材がばねの弾発力に抗して閉合される際、シ
ート状物は一切そのばねの弾発力の影響を受けることが
なく、該可動枠材の内周縁が勢いよくシート状物に衝突
したり、シート状物を損傷させることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明展示装置の一実施例を示し、(イ)はそ
の平面図、(ロ)はローロ線での拡大断面図である。
【図2】本発明展示装置の他の実施例を示し、(イ)は
その断面図、(ロ)は要部拡大断面図である。
【図3】本発明展示装置のさらに他の実施例の要部のみ
を示す拡大断面図である。
【図4】従来の展示装置を示し、(イ)はその要部拡大
断面図、(ロ)は平面図である。
【符号の説明】
1 器具本体 3 固定枠材 5 間隔規制リブ 6 枢軸部 10 可動枠材 11 嵌着部 13 ばね 15 シート状展示物 16 透明カバー 18 保持部 P1 本発明展示装置 P2 本発明展示装置 P3 本発明展示装置 S 保持部の間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−79279(JP,A) 実開 昭58−10427(JP,U) 実開 昭56−175868(JP,U) 実開 平2−119070(JP,U) 実開 昭61−184470(JP,U) 実開 平1−90462(JP,U) 実公 平2−28774(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 7/00 - 7/22 G09F 15/00 G09F 13/04 A47G 1/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の固定枠材が多角形状に枠組みされ、
    該各固定枠材に可動枠材が開閉自在に軸着されると共
    に、該固定枠材と可動枠材との間にシート状物の保持部
    が形成された展示装置であって、可動枠材と固定枠材と
    の間には、可動枠材を開閉方向に付勢するばねが設けら
    れると共に、可動枠材と固定枠材との各対向面の何れか
    一方又は両方に間隔規制リブが立設され、該間隔規制リ
    ブは、閉合状態にある可動枠材が保持部に保持されたシ
    ート状物に触れない寸法になされていることを特徴とす
    る展示装置。
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