JP3217985B2 - シ−ト状表示物の掲示具 - Google Patents

シ−ト状表示物の掲示具

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JP3217985B2 JP03849897A JP3849897A JP3217985B2 JP 3217985 B2 JP3217985 B2 JP 3217985B2 JP 03849897 A JP03849897 A JP 03849897A JP 3849897 A JP3849897 A JP 3849897A JP 3217985 B2 JP3217985 B2 JP 3217985B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シート状表示物
の掲示具、例えば紙、布、合成樹脂シートなどからなる
ポスター、カレンダーまたは賞状などのシート状表示物
を展張状態で掲示できるシート状表示物の掲示具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ポスター、カレンダーまたは賞状
などを掲示する場合、(1)壁や掲示板などの掲示面に
当てがった後、その四隅を画鋲や粘着テープなどで止め
たり、(2)額縁やアルミフレームパネルの透明板(ガ
ラスや透明な合成樹脂シートなど)と裏板との間に挟み
込んだり、(3)発泡性合成樹脂プレートの表面全域に
糊をつけた粘着式パネルに貼りつけたりして掲示してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た(1)画鋲や粘着テープの場合には、安価で手軽に使
用できるものの、単にこの掲示面にポスターなどの四隅
をスポット的に固着しているだけであるので、湿気など
によってポスターなどの表面に皺が寄り、表装上の美観
を損なうという問題点があった。また、(2)額縁、ア
ルミフレームパネルや(3)粘着式パネルの場合には、
このような皺問題は比較的ないものの、価格が高価であ
り、またその寸法は掲示されるポスターなどより大判
で、しかも粘着式パネルは別としても、額縁やアルミフ
レームパネルの場合は重量が比較的重いことから、出荷
時や保管時に嵩張ったり、取り扱いが面倒であるという
問題点があった。加えて、これらの(2)額縁やアルミ
フレームパネルの場合には、ポスターなどを透明板と裏
板との間に挟み込む際に、位置決めに手間がかかる。ま
た、粘着式パネルの場合には、ポスターなどを糊面に貼
着するときに、空気が挟み込まれ易く、表装上の美観を
損ねる虞れがあった。
【0004】
【発明の目的】そこで、この発明は、湿気などを原因と
したシート状表示物の美観の低下を解消して、常時、弛
みのない展張状態でシート状表示物を掲示でき、また比
較的軽量かつコンパクトであり、これにより取り扱いが
容易かつ出荷時や保管時に嵩張りにくく、また低コスト
化も図れるシート状表示物の掲示具を提供することを、
その目的としている。また、自動的にバランスのとれた
吊下掲示ができ、しかも簡単な作業により美観に優れた
シート状表示物の2枚同時の掲示ができるシート状表示
物の掲示具を提供することを、その目的としている。さ
らに、展張後のシート状表示物の変形を防止できるシー
ト状表示物の掲示具を提供することを、その目的として
いる。そして、コンパクト化の向上が図れるとともに、
シート状表示物の各種大きさに対応できるシート状表示
物の掲示具を提供することを、その目的としている。そ
れから、シート状表示物の掲示デザイン性および表面保
護性を向上できるシート状表示物の掲示具を提供するこ
とを、その目的としている。また、シート状表示物の日
焼けを防止できるシート状表示物の掲示具を提供するこ
とを、その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、四角形以上の多角形のシート状表示物を展張状態で
掲示するシート状表示物の掲示具であって、前記シート
状表示物の裏面の複数の角部にそれぞれ固着される複数
個の掛止部材と、前記シート状表示物の裏面と略平行
で、かつ、対向する掛止部材間に交差配置される複数本
の弾性部材とを備え、これらの弾性部材の弾性力で各掛
止部材をこのシート状表示物の外側に向かって付勢する
ことにより前記シート状表示物を展張するシート状表示
物の掲示具である。
【0006】ここでいうシート状表示物とは、例えば
紙、布、合成樹脂シートなどからなるポスター、カレン
ダーまたは賞状などをいう。また、シート状表示物の形
状は、四角形、五角形、六角形、八角形、十二角形など
四角形以上の多角形であればよい。
【0007】掛止部材の素材としては、例えばポリプロ
ピレン、ポリエチレン、アクリル、塩化ビニールなどの
各種プラスチック、鉄、ステンレス、青銅、銅、真鍮、
硬質アルミニウムなどの各種金属またはベニヤ、杉、
檜、樫などの各種木材、その他再生紙やラミネート紙と
いった各種紙類などが挙げられる。また、弾性部材の形
態は、棒材、管材、板材、周知形状の各種スプリング材
などが使用できる。掛止部材の形状は、どのような形状
でもよいが、例えばシート状表示物の対向角部だけに固
着される場合には、シート状表示物の角部の形状に合わ
せた形状、例えば三角形や扇形などが好ましい。また、
掛止部材の形状は限定されない。例えば板状の掛止部材
の片面に、弾性部材の端部の掛止部を取り付けたもので
もよい。しかしながら、弾性部材の差し込み口を有する
ケース状が好ましい。このようにすれば、弾性部材の端
部を掛止部材内に差し込んでシート状表示物を簡単に展
張できる。また、掛止部材は、シート状表示物に固着さ
れる全てが、この表示物の裏面の対向辺部に固着される
ものであっても、この表示部の裏面の対向角部に固着さ
れれるものであっても、さらに両者を併用したものでも
よい。要は、シート状表示物の各角部に外側へのテンシ
ョンがかけられればよい。
【0008】さらに、掛止部材のシート状表示物への固
着には、例えばシート挟み溝にシート状表示物を挟み込
んで固着したり、凹凸嵌合式のシート挟み具により挟持
してこれを固着したり、または各種の穴あけ固定構造体
などが採用できる。弾性部材の素材としては、例えばポ
リプロピレン、ポリエチレン、アクリル、塩化ビニール
などの各種プラスチック、ステンレス、硬質アルミニウ
ムなどの各種金属またはベニヤ、杉、檜、樫などの各種
木材などが挙げられる。また、弾性部材の形態は、棒
材、管材、板材、周知形状の各種スプリング材などが使
用できる。この弾性部材の弾性力は、シート状表示物を
痛めずに綺麗に展張できる大きさであればよい。また、
弾性部材の弾性に一定の方向性を持たせるために、弾性
部材の対向する両側部に、それぞれ長さ方向へ延びる凸
条部や凹条部を形成してもよい。さらに、弾性部材の使
用個数は、掛止部材の使用個数に合わせて適宜選択され
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、四角形のシート
状表示物を展張状態で掲示するシート状表示物の掲示具
であって、表裏面に配設された両面テープを介して、2
枚の前記シート状表示物の裏面の対向角部がそれぞれ固
着される4個の掛止部材と、対向配置された該掛止部材
間に交差配置される同じ長さの2本の弾性部材と、該2
本の弾性部材の交差部に取り付けられる吊下部材とを備
え、前記各弾性部材の弾性力により、前記各掛止部材を
前記シート状表示物の外側へ押すようにして前記2枚の
シート状表示物を同時展張し、さらに前記弾性部材の交
差部の吊下部材によって安定状態で吊り下げるシート状
表示物の掲示具である。ここでいう吊下部材としては、
2本の弾性部材の交差部に取り付けできる部材であれば
どような形状のものでもよい。例えば、リング状、クリ
ップ状、テープ状、紐状、針金状などでもよい。また、
同時展張される2枚のシート状表示物は、同一種類のシ
ート状表示物であっても、異種類のシート状表示物でも
よい。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記弾性部材の
断面形状が、楕円または長方形である請求項1または2
に記載のシート状表示物の掲示具である。
【0011】請求項4に記載の発明は、前記弾性部材
が、連結部を介して着脱可能な複数本の部分弾性部材か
らなる請求項1〜3のうち何れか1項に記載のシート状
表示物の掲示具である。この部分弾性部材の本数は、弾
性部材の分割数に応じて増減する。また、部分弾性部材
の連結構造は、凹凸状の連結部の差し込み式、嵌合式、
ピンまたはビス止め式、ねじ止め式などの各種の連結構
造が採用できる。
【0012】請求項5に記載の発明は、四角形のシート
状表示物を展張状態で掲示するシート状表示物の掲示具
であって、前記シート状表示物の表面の対向辺部に固着
される2個の掛止部材と、対向配置された該両掛止部材
間に湾曲状態で配置される透明または半透明な弾性プレ
ートとを備え、前記弾性プレートの弾性力により、前記
各掛止部材を前記シート状表示物の外側へ押すようにし
て該シート状表示物を展張するシート状表示物の掲示具
である。ここでいう弾性プレートとは、シート状表示物
を展張した際、このシート状表示物を痛めずに綺麗に展
張できる大きさの弾性力を有する板材である。素材とし
ては、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリル、塩化
ビニールなどの各種プラスチックなどが採用できる。ま
た、弾性プレートの大きさは、シート状表示物の表面全
域を被う大きさでも、例えば両側部を被うような短幅の
ものでもよい。したがって、弾性プレートの使用枚数は
1枚に限らず、複数枚でもよい。
【0013】請求項6に記載の発明は、前記弾性プレー
トが、UVカット機能を有する請求項5に記載のシート
状表示物の掲示具である。ここでいうUVカットとは、
日差しなどに含まれる紫外線による日焼けから、シート
状表示物の表面を保護すること全般を示す。例えば、弾
性プレートの表面にUVカット層を設けたり、弾性プレ
ートの組成中に紫外線吸収剤や、紫外線散乱剤や、各種
紫外線防止剤といった周知のUVカット剤を配合したり
する。
【0014】
【作用】請求項1〜4に記載の発明によれば、シート状
表示物の裏面の対向角部に掛止部材を固着する。次い
で、対向配置された掛止部材間に弾性部材を交差配置す
る。この結果、弾性部材の弾性力により各掛止部材がシ
ート状表示物の外側へ押され、これによりシート状表示
物が綺麗に展張される。シート状表示物はシート裏側で
裏面と略平行に交差配置された弾性部材により、常時、
外側へ張られているので、例えば湿気によりシート状表
示物の表面に皺ができても自然に引き伸ばされる。これ
により、皺寄りを原因としたシート状表示物の美観の低
下が解消できる。また、このシート状表示物の掲示具
は、構成部品が比較的小型で部品点数も少ないので、シ
ート状表示物の掲示具が比較的軽量かつコンパクトとな
り、この結果、取り扱いが容易になるとともに、出荷時
や保管時に嵩張りにくくなり、しかも低コスト化も図れ
る。
【0015】特に、請求項2に記載の発明によれば、例
えば2枚のシート状表示物の各裏面の対向角部を、それ
ぞれ両面テープを介して、4個の掛止部材の各表裏面に
貼着し、次いで対向配置された掛止部材間に2本の弾性
部材を交差配置し、次にこの2本の弾性部材の交差部に
吊下部材を取り付けて天井などに吊下する。このとき、
各弾性部材の長さは同じであるので、2本の弾性部材の
交差部は、常に、四角形のシート状表示物の中心線上に
ある。したがって、シート状表示物の掲示具を介して同
時展張された表裏2枚のシート状表示物は、この吊下部
材によって安定した状態で吊下される。これにより、自
動的にバランスのとれた吊下掲示ができ、しかも簡単な
作業により美観に優れたシート状表示物の2枚同時の掲
示ができる。
【0016】また、請求項3に記載の発明によれば、弾
性部材の断面形状が、いずれも一方向が短い楕円または
長方形となっているので、弾性部材は比較的その短幅方
向へ曲がり易い。したがって、掛止部材間に弾性部材を
交差配置した後には、このようにシート状表示物の芯材
となる弾性部材の屈曲方向が決まってしまって、弾性部
材の捩れなども起きにくいことから、シート状表示物の
変形が防止できる。
【0017】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
隣接する部分弾性部材同士を、連結部を介して連結して
弾性部材を組み立てるので、シート状表示物の掲示具の
コンパクト化がより向上するとともに、どのようなサイ
ズのシート状表示物にでも簡単に対応できる。
【0018】さらにまた、請求項5、請求項6に記載の
発明によれば、シート状表示物の表面の対向辺部にそれ
ぞれ掛止部材を固着し、次いで対向配置された両掛止部
材間に透明または半透明な弾性プレートを湾曲状態で配
置すると、弾性プレートの弾性力によって、それぞれの
掛止部材をシート状表示物の外側へ押すようにシート状
表示物が展張されるので、湿気などを原因としたシート
状表示物の美観の低下を解消して、常時、弛みのない展
張状態でシート状表示物を掲示できる。また、このよう
に簡単に組み立てられるので、大量掲示時の作業効率が
向上する。そして、額縁などに比べれば軽量かつコンパ
クトであり、これにより取り扱いが容易で、かつ出荷時
や保管時に嵩張りにくくなる。また、弾性プレートはシ
ート状表示物の表面に湾曲状態で配置されているので、
シート状表示物の掲示デザイン性および表面保護性が向
上する。
【0019】特に、請求項6に記載の発明によれば、日
差しに含まれる紫外線は、弾性プレートのUVカット機
能により、このプレートを透過する際にその大半が遮断
されるので、紫外線による日焼けからシート状表示物の
表面を保護できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面を
参照して説明する。まず、図1〜図4に基づいて、本発
明の第1実施例を説明する。図1は、この発明の第1実
施例に係るシート状表示物の掲示具の使用状態を示す斜
視図、図2は、他の掛止部材の拡大斜視図、図3は、同
弾性部材の拡大断面図、図4は、他の弾性部材の拡大断
面図、図5は、展張されたシート状表示物の画鋲による
1点支持状態を示す斜視図である。
【0021】図1において、10はシート状表示物の掲
示具であり、このシート状表示物の掲示具10は、縦長
な長方形のシート状表示物の一例であるB4判(257
×364mm)の紙製のポスター11を展張状態で掲示
する用具である。シート状表示物の掲示具10は、ポス
ター11の裏面の四隅(対向角部)だけに外縁を一致さ
せて固着される4個の掛止部材12と、対向配置された
掛止部材12間に交差配置される同じ長さを有する2本
の棒状の弾性部材13とを備えている。掛止部材12は
硬質プラスチックまたは再生紙製で、その表面にポスタ
ー11の貼着用の両面テープ14が設けられた1辺48
mmの正三角形の小ケースであり、斜辺面に弾性部材1
3の先端部を出し入れする幅7mmの差し込み口12a
が形成されている。
【0022】なお、同図二点鎖線に示すように、掛止部
材12の裏面にも両面テープ14を設けて、2枚のポス
ター11、11を同時掲示できるようにしてもよい。ま
た、掛止部材12と弾性部材13の先端部との接触長を
長くするために、円弧状の斜辺を有する扇形の掛止部材
12Aとしてもよい。さらに、建物の壁や掲示板に、展
張されたシート状表示物11を直接固定できるように、
裏面に吸盤15を固着した掛止部材12Bや、裏面に画
鋲16を固着した掛止部材12Cを採用してもよい。そ
して、上側にある一対の掛止部材12の上面に、各々吊
り治具12bを突設して、ポスター11を糸で吊っても
よい。また、図2に示す掛止部材12Dのように、正面
視して扇形ケースの直交する両側板の両端部および屈曲
部の中間位置に合計3つのスリット12dを形成し、こ
れらのスリット12dに釣り糸などを、順次、引っかけ
て、ポスター11を吊ってもよい。
【0023】図1および図3に示すように、前記弾性部
材13は、ポスター11の対角線の長さ(445mm)
より若干長い長さ463mm、直径6mmの硬い棒材で
あり、その断面形状は、湾曲の方向性が得られるように
似楕円形である。弾性部材13の弾性力は、十分にポス
ター11を展張できて、この展張されたポスター11を
テンションで破らない程度である。なお、図4は断面形
状を長方形にした弾性部材13′を示す。このような形
状でも、似楕円形の弾性部材13と同じように、弾性部
材13の湾曲の方向性が得られる。
【0024】図1に戻って、展張されたポスター11
は、2本の弾性部材13の交差部に取り付けられたリン
グ状の吊下部材17の吊り輪17aに、天井から延びた
糸を通して吊下されている。なお、図5に示すように、
ポスター11は、弾性部材13の交差部に、大径のフラ
ンジ18a付きの画鋲18により1点で支持してもよ
い。通常、画鋲による1点支持の場合、例えばポスター
11の展示中における風や振動などにより画鋲18が回
転し、この交差部が画鋲18から外れる虞れがある。し
かしながら、第1実施例では、フランジ18aが大径な
円板であるので、このような回転が起きても交差部が画
鋲18から外れにくい。なお、比較的大判であれば、円
板に限らずとも、楕円板や多角形板でもよい。
【0025】次に、この第1実施例のシート状表示物の
掲示具10の動作を説明する。図1に示すように、互い
の外縁を合致させて、ポスター11の裏面の四隅に掛止
部材12を両面テープ14により貼着する。このよう
に、ポスター11と掛止部材12との外縁が合致してお
り、しかも展張されたポスター11は、吊下部材17を
介して細い糸により吊下されるので、掲示中のポスター
11の外縁から突出するものは何も見えない。これによ
り、ポスター11の掲示デザイン性が向上する。次い
で、対向配置された掛止部材12間に、差し込み口12
aを介して、2本の弾性部材13を交差配置する。この
とき、一括して両弾性部材13に通された吊下部材17
が、弾性部材13の開脚に伴って、自然に部材中央へ移
動して両弾性部材13の交差部に配置される。しかも、
両弾性部材13の長さは等しいので、この交差部に配置
される吊下部材17は、常に、ポスター11の左右のバ
ランスがとれる幅方向の中間位置に存在することにな
る。したがって、ポスター11の展張後、吊りバランス
の位置を探す手間が不要となり、ポスター11を安定し
た状態で掲示できる。
【0026】弾性部材13を掛止部材12間で交差配置
すれば、各弾性部材13の弾性力によりそれぞれの掛止
部材12がポスター11の外側へ押される。これによ
り、ポスター11は所定のテンションで綺麗に展張され
る。このように、ポスター11は弾性部材13により、
常時、外側へ押されているので、仮に湿気でポスター1
1に皺が寄っても、その弾性力により自然に伸ばされ
る。よって、皺の発生によるポスター11の美観の低下
を解消できる。なお、交差配置時において、弾性部材1
3は、常に、比較的曲がり易い断面短幅方向をポスター
11面に沿わせて曲げられる。なお、反対の弾性部材1
3の断面長幅方向、すなわちポスター11の表裏方向に
は当然曲がりにくい。したがって、交差配置後は、この
ようにポスター11の芯材となる弾性部材13の屈曲方
向が決まってしまって、かつ弾性部材13の捩れなども
起きにくいことから、ポスター11の変形が防止でき
る。
【0027】その後、吊下部材17の吊り輪17aに糸
を通して、展張されたポスター11を掲示する。ポスタ
ー11を糸吊りしているので、例えば掛止部材12B、
12Cを用いて、吸盤15や画鋲16でポスター11を
固定状態で掲示する場合に比べて、湿気などによりポス
ター11に発生した皺の吸収などが良好となる。このシ
ート状表示物の掲示具10は、構成部品が比較的小型で
部品点数も少ないために、比較的軽量かつコンパクトに
なる。この結果、取り扱いが容易になるとともに、出荷
時や保管時に嵩張りにくくなり、しかも低コスト化も図
れる。また、図1二点鎖線に示すように、各掛止部材1
2の裏面にも両面テープ14を設けて、掛止部材12の
表裏面に2枚のポスター11を貼着した場合には、簡単
な作業で、表裏両側から同時に、同一ポスター11また
は異種のポスターが、綺麗に展張された状態で見れる。
この場合も、表裏のポスター11の縁より突出するもの
は何もないので、まるでポスター11だけが中空に浮い
ているように見え、掲示デザイン性はさらに向上する。
【0028】次に、図6〜図10に基づいて、この発明
の第2実施例に係るシート状表示物の掲示具を説明す
る。図6は、この発明の第2実施例に係るシート状表示
物の掲示具使用状態を示す斜視図、図7は、他の掛止部
材の拡大断面図、図8は、また別の掛止部材の拡大断面
図、図9は、さらに別の掛止部材の拡大断面図、図10
は、カレンダー用の掛止部材の拡大断面図である。図6
において、20は第2実施例のシート状表示物の掲示具
であり、この第2実施例のシート状表示物の掲示具20
は、ポスター11の裏面の上下対向辺部に両面テープ1
4′により2個の横長な掛止部材12′を貼着し、これ
らの掛止部材12′間に組み立て式の弾性部材13″を
交差配置して、ポスター11を展張するものである。な
お、掛止部材12′は、ポスター11の上下側に固着し
なくても左右側に固着してもよい。また、組み立て式の
弾性部材13″に限らずとも、第1実施例のような1本
棒の弾性部材13でもよい。
【0029】各弾性部材13″は、雄雌の連結部13a
を介して連結される3本の部分弾性部材13A〜13C
から構成されているので、シート状表示物の掲示具20
のコンパクト化がより向上するとともに、例えばA1〜
A5判やB1〜B3、B5判など、弾性部材13″の交
換および部分弾性部材(定寸化した方が好ましい)の使
用本数の増減により、どのようなサイズのポスター11
物にでも簡単に対応できる。なお、第1実施例の小型の
弾性部材13と、この組み立て式の弾性部材13″を組
み合わせた場合には、部分弾性部材の使用本数を増減す
るだけで、簡単に各種サイズのポスター11に対応でき
る。図6において、12a′は横長で、2本の弾性部材
13の先端部が差し込まれる差し込み口、21はポスタ
ー11の吊下部材の一例である吊り輪である。
【0030】また、掛止部材12′は、必ずしも両面テ
ープ14′によりポスター11に固着されなくてもよ
い。すなわち、例えば図7に示す掛止部材22のよう
に、別体の横長な固定板23の裏面に所定ピッチで矢尻
形の掛止突起23aを複数本突設し、これらに対応する
掛止凹部24aを横長な掛止部材本体24の表面に所定
ピッチで刻設して、掛止突起23と掛止凹部24aとの
嵌合時に、ポスター11を挟み込むようにしてもよい。
また、図8に示す掛止部材25のように、掛止部材本体
24′と一体化した固定板23′を有して、この固定板
23′の裏面に並設された先細の複数本の掛止突起23
a′を、掛止部材本体24′の表面に並設された掛止凹
部24a′に嵌合して、ポスター11を挟持してもよ
い。さらに、図9に示す掛止部材26のように、掛止部
材本体24″と一体化した固定板23″を有し、両部材
23″、24″に埋め込まれた磁石27A、27B同士
を磁着させる際に、ポスター11を挟み込んでもよい。
なお、これらは第1実施例のようなポスター11の四隅
に配置される弾性部材12や、これに類する弾性部材1
2A〜12Dにおけるポスター11の固着にも適用でき
る。
【0031】さらにまた、図10に示すような掛止部材
28の場合もある。この掛止部材28は、カレンダー2
9専用のシート状表示物の掲示具の一部を構成するもの
で、例えば上側に掛止部材26を採用したときの下側の
掛止部材である。掛止部材28は、掛止部材本体30の
表側に、数枚の枚葉暦ページ29Aを挟持板31の比較
的弱い挟持力で挟む表側収納部32と、最終暦ページ2
9Bだけを挟持板33の比較的強い挟持力でしっかりと
挟み込む裏側収納部34とを一体形成したものである。
【0032】カレンダー29の展張は、例えばカレンダ
ー29の上部を掛止部材26の磁石27A、27B間で
固定し、また最終暦ページ29Bの下部を、挟持板33
の比較的強い挟持力により裏側収納部34内でしっかり
と固定する一方、弾性部材13の先端部を掛止部材28
の差し込み口12a′へ差し込みセットすることで、弾
性部材13を介して、最終暦ページ29Bが掛止部材2
6、28間で綺麗に展張されることで行われる。なお、
次の暦ページに変更する際には、枚葉暦ページ29Aの
最前列のページを破ればよい。
【0033】これにより、カレンダー29のような数枚
のシート状表示物を1枚ずつまたは複数枚ずつめくるタ
イプのものにも、この発明が適用できる。これらの掛止
部材22、25、26、28は、何れも単にポスター1
1やカレンダー29を着脱自在に挟み込んで止めるだけ
であるので、このポスター11やカレンダー29を交換
すれば、何度でも再使用できる。なお、別態様のシート
状表示物の掲示具としては、例えば中実板材からなる掛
止部材12′の両端部に、それぞれ先端が対角方向を向
いたフックを、固着またはポスター11へのサイズ対応
のために回動可能に軸着し、これらの対向するフック間
に、それぞれ所定弾性力を持つ2本の管状の弾性部材を
交差配置してもよい。このようにしても、この発明の効
果が得られる。その他の構成、作用および効果は、第1
実施例と同様であるので、説明を省略する。
【0034】次に、図11に基づいて、この発明の第3
実施例に係るシート状表示物の掲示具を説明する。図1
1は、この発明の第3実施例に係るシート状表示物の掲
示具の斜視図、図12は、他の掛止部材の拡大断面図で
ある。図11において、40は第3実施例のシート状表
示物の掲示具であり、このシート状表示物の掲示具40
は、賞状11′の表面の上下対向辺部に固着される2個
の比較的横幅の短い掛止部材41と、対向配置された両
掛止部材41間に湾曲状態で配置される青色の半透明な
アクリル製の厚さ0.3mmの弾性プレート42とを備
えたものである。この弾性プレート42は、賞状11′
の全域を被うことができるように、賞状11′と同じ横
幅を有している。
【0035】使用に際しては、賞状11′の表面の対向
辺部にそれぞれ掛止部材41を固着し、次いで弾性プレ
ート42を押し曲げて、対向配置された両掛止部材41
間に湾曲状態で配置する。これにより、弾性プレート4
2の弾性力によって、各掛止部材41に、賞状11′を
上下方向へ押し広げるような力がかかり、賞状11′が
綺麗に展張される。このとき、弾性プレート42は、賞
状11′の前方に湾曲状態で配置されるので、賞状1
1′の掲示デザイン性およびごみの付着や汚れなどに対
する表面保護性を向上できる。また、図11の下部に示
すように、各掛止部材を、弾性プレート42の湾曲率に
合わせた断面V字形の掛止部材41′にすれば、湾曲さ
れた弾性プレート42の上下端部との接触が線接触でな
く面接触にできて、湾曲している弾性プレート42を比
較的しっかりと支持できる。
【0036】さらに、図12に示すように、この掛止部
材41′の裏板の内面に両面テープ14′を設け、この
両面テープ14′を介して、賞状11′の端部が差し込
み口12a′内に配置されるように、掛止部材41′を
賞状11′に固着すれば、表面から掛止部材41′の見
える部分が減って、掲示デザイン性が向上する。なお、
弾性プレート42を、紫外線を遮るUVカット板とすれ
ば、賞状11′の日焼け防止効果を加えられる。その他
の構成、作用および効果は、第2実施例と同様であるの
で、説明を省略する。以上、この発明の実施例を説明し
たが、この発明は実施例に限定されるものではなく、要
旨を逸脱しない範囲での設計変更などがあってもこの発
明に含まれる。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1〜4
に記載の発明によれば、シート状表示物を裏面の対向辺
部や対向角部に配置された掛止部材間に弾性部材を交差
配置することにより、弾性部材の弾性力を利用して、常
時、シート状表示物を外側へ押し広げるようにしたの
で、湿気などを原因としたシート状表示物の美観の低下
を解消して、常時、弛みのない展張状態でシート状表示
物を掲示でき、またシート状表示物の前方に見る人の視
覚を遮るものがほとんどなく、そして比較的軽量かつコ
ンパクトであり、これにより取り扱いが容易で大量掲示
時の作業効率の向上が図れるとともに、出荷時や保管時
に嵩張りにくくてスペースをとらず、また低コスト化も
図れる。
【0038】特に、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1の効果に加えて、それぞれ表裏面に両面テープが
配設された4個の掛止部材を用いて2枚のシート状表示
物を同時展張し、しかも2本の弾性部材の交差部に吊下
部材を取り付けて天井などに吊下するようにしたので、
自動的にバランスのとれた吊下掲示ができるとともに、
簡単な作業によって美観に優れたシート状表示物の2枚
同時の掲示ができる。
【0039】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1または2の効果に加えて、弾性部材の断面形状を
楕円または長方形としたので、弾性部材の捩れが防止で
き、これにより展張後のシート状表示物の変形が防止で
きる。
【0040】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
請求項1〜3の効果に加えて、弾性部材を複数本の部分
弾性部材による組み立て式としたので、シート状表示物
の掲示具のコンパクト化がより向上するとともに、どの
ようなサイズのシート状表示物にでも簡単に対応でき
る。
【0041】さらにまた、請求項5、請求項6に記載の
発明によれば、シート状表示物の対向辺部に固着された
2個の掛止部材間に配置された透明または半透明な弾性
プレートの弾性力により、表面側からシート状表示物を
展張するようにしたので、湿気などを原因としたシート
状表示物の美観の低下を解消して、常時、弛みのない展
張状態でシート状表示物を掲示でき、また額縁などに比
べれば軽量かつコンパクトであるので、比較的取り扱い
が容易になるとともに、出荷時や保管時にも嵩張りにく
く、低コスト化も図れる。そして、組み立てが簡単であ
ることから、大量掲示時の作業効率の向上が図れ、さら
に湾曲した弾性プレートがシート状表示物の前方に配置
されるために、シート状表示物の掲示デザイン性および
表面保護性を向上できる。
【0042】特に、請求項6に記載の発明によれば、請
求項5の効果に加えて、弾性プレートにUVカット機能
を付与したので、日差しが弾性プレートを透過する際に
大半の紫外線が阻止され、シート状表示物の表面の日焼
けを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係るシート状表示物の
掲示具の使用状態を示す斜視図である。
【図2】他の掛止部材の拡大斜視図である。
【図3】弾性部材の拡大断面図である。
【図4】他の弾性部材の拡大断面図である。
【図5】展張されたシート状表示物の画鋲による1点支
持状態を示す斜視図である。
【図6】この発明の第2実施例に係るシート状表示物の
掲示具の斜視図である。
【図7】他の掛止部材の拡大断面図である。
【図8】また別の掛止部材の拡大断面図である。
【図9】さらに別の掛止部材の拡大断面図である。
【図10】カレンダー用の掛止部材の拡大断面図であ
る。
【図11】この発明の第3実施例に係るシート状表示物
の掲示具の斜視図である。
【図12】他の掛止部材の拡大断面図である。
【符号の説明】
10、20、 シート状表示物の掲示具、 11 ポスター(シート状表示物)、 12、12′、22 掛止部材、 12A〜12D 部分掛止部材、 13、13′、13″ 弾性部材、 14、14′ 両面テープ、 21 吊り輪(吊下部材)、 25、26、28、41、41′ 掛止部材、 42 弾性プレート。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形以上の多角形のシート状表示物を
    展張状態で掲示するシート状表示物の掲示具であって、 前記シート状表示物の裏面の複数の角部にそれぞれ固着
    される複数個の掛止部材と、前記シート状表示物の裏面と略平行で、かつ、対向する
    掛止部材間に交差配置される複数本の弾性部材とを備
    え、 これらの弾性部材の弾性力で各掛止部材をこのシート状
    表示物の外側に向かって付勢することにより 前記シート
    状表示物を展張するシート状表示物の掲示具。
  2. 【請求項2】 四角形のシート状表示物を展張状態で掲
    示するシート状表示物の掲示具であって、 表裏面に配設された両面テープを介して、2枚の前記シ
    ート状表示物の裏面の対向角部がそれぞれ固着される4
    個の掛止部材と、 対向配置された該掛止部材間に交差配置される同じ長さ
    の2本の弾性部材と、 該2本の弾性部材の交差部に取り付けられる吊下部材と
    を備え、 前記各弾性部材の弾性力により、前記各掛止部材を前記
    シート状表示物の外側へ押すようにして前記2枚のシー
    ト状表示物を同時展張し、 さらに前記弾性部材の交差部の吊下部材によって安定状
    態で吊り下げるシート状表示物の掲示具。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材の断面形状が、楕円または
    長方形である請求項1または2に記載のシート状表示物
    の掲示具。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材が、連結部を介して着脱可
    能な複数本の部分弾性部材からなる請求項1〜3のうち
    何れか1項に記載のシート状表示物の掲示具。
  5. 【請求項5】 四角形のシート状表示物を展張状態で掲
    示するシート状表示物の掲示具であって、前記シート状
    表示物の表面の対向辺部に固着される2個の掛止部材
    と、対向配置された該両掛止部材間に湾曲状態で配置さ
    れる透明または半透明な弾性プレートとを備え、前記弾
    性プレートの弾性力により、前記各掛止部材を前記シー
    ト状表示物の外側へ押すようにして該シート状表示物を
    展張するシート状表示物の掲示具。
  6. 【請求項6】 前記弾性プレートが、UVカット機能を
    有する請求項5に記載のシート状表示物の掲示具。
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