JP3207052U - シート状広告幕体固定用の厚みテープ及び当該厚みテープが接着固定されたシート状広告幕体 - Google Patents
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Abstract
【課題】シート状の広告幕体を内照式看板の四辺に形成された凹部に挿入固定するための厚みテープにおいて、当該厚みテープが貼付された状態でもシート状の広告幕体を巻いて収用できるようにする。【解決手段】厚みテープ20の表面に、所定間隔を置いて厚みテープ20の長手方向と直交する方向に複数のV字状溝21又はスリットを形成し、裏面には両面テープ30を貼付する。【選択図】図3
Description
本考案は、内照式看板にセットされるシート状の広告幕体を、当該内照式看板の四辺に形成された凹部に挿入固定するための厚みテープ、及び当該厚みテープが接着固定されたシート状広告幕体に関する。
複数のLED素子や蛍光灯等が内蔵された内照式看板に、シート状の広告幕体をセットした広告方法は、特許文献1、2に開示された発明を始めとして、従来から良く知られている。
上記内照式看板を用いた広告は、各種の展示会や店舗玄関等に設置して行われており、シート状の広告幕体を内照式看板の四辺に形成された凹部にセットして固定するようになっている。
シート状からなる広告幕体を内照式看板の四辺に形成された凹部に挿入固定するため、広告幕体の四辺に、所定の厚さと強度を有する部材を固定し、この部材に広告幕体の四辺部分を巻き込んで、上記凹部にきっちりと挿入する固定することで、広告幕体を内照式看板上に綺麗に張ることができるようになっている。
上記した従来技術における広告幕体の四辺に設ける部材は、厚さが2mm程度、幅が2cm程度のシリコン製テープであり、このシリコン製テープを、広告幕体の四辺にミシンを用いて縫付けていた。
広告幕体の四辺に設ける部材を軟質材であるシリコン製のテープとすることで、例えば、広告幕体をテープと一体に円筒状に巻いて収用することができ、展示会等への持ち運びが便利であり、大きな収納スペースも必要としない等の利点がある一方、ミシンによる縫製作業が面倒であるとともに、縫付けているために広告幕体の四辺上で位置変更することができず、内照式看板の大きさに合わせて調整することができない、と言う課題があった。
またシリコン製のテープは高額であるとともに、粘着テープを容易に貼付可能な対応製品は一般的な流通ルートで販売されておらず、入手が困難であるという問題があった。また、シリコン製のテープではなく、安価な発泡PP樹脂等のテープを貼り付けた場合では、内照式看板にセットするだけなら問題ないが、シリコン製のテープのように広告幕体と一緒に円筒状に巻いて収用することができなかった。
本考案は、上記目的を達成するため、シート状の広告幕体を内照式看板の四辺に形成された凹部に挿入固定するための厚みテープであって、前記厚みテープの表面には所定間隔を置いて前記厚みテープの長手方向と直交する方向に複数のV字状溝又はスリットが形成され、裏面には接着剤が貼付されている、ことを特徴とする。
また本考案は、上記目的を達成するため、前記厚みテープが四辺部分に接着固定されている内照式看板用のシート状広告幕体である、ことを特徴とする。
本願考案によれば、安価な厚みテープを、シート状広告幕体の四辺に接着するだけで良く、また、その接着位置も内照式看板の大きさに応じて適宜に調整可能であり、かつV字状溝又はスリットが形成されていることで、広告幕体と一緒に巻いて(丸めて)収用することができるため、持ち運びや収納に極めて便利である。
図1〜4を用いて、本考案の実施形態について詳細に説明するが、各実施形態は本願考案の範囲を限定的に解釈するためのものではなく、請求の範囲に記載された内容と考案の趣旨に基づいて、適宜に実施して良いことは言うまでもない。
図1は、内照式看板1とこれに装着するシート状の広告幕体10との関係を示している。内照式看板1は、内側底面に複数のLEDランプ2が内蔵されており、シート状の広告幕体10をセットした後、内側から照明するようになっている。内照式看板1の四辺壁には、凹溝3が形成されており、シート状の広告幕体10の四辺部分11を挿入固定するようになっている。なお、照明装置としては、LEDランプに限らず、蛍光灯、その他の照明手段であっても良い。
図2は、シート状の広告幕体10の裏面四辺部分11に厚みテープ20が貼付された状態の平面図である。当該シート状の広告幕体10の四辺部分11を、貼付されている厚みテープ20に適当回数巻き込むようにした後、内照式看板1の凹溝3に挿入して固定する。
厚みテープ20は、図3に一部拡大図として示すように、表面にV字状溝21が形成され、裏面には両面テープ30が貼付されており、保護フィルムを剥がしてから、シート状の広告幕体10の四辺部分11に貼り付けるものである。
上記厚みテープ20の貼り付け作業は、内照式看板1の大きさに合わせて展示会場等の現場で合わせてもよく、或いは事前に内照式看板1の大きさに合わせて貼付しておき、シート状の広告幕体10と一体化した状態で展示会等に持参しても良い。
厚みテープ20は、発泡PP樹脂製の70cm×100cm、厚さ2〜4mm程度の市販の板状体を利用して作成する。まず、品質に問題のある四辺1.5cmをカットし、続いて板状体の表面に2〜4cm程度の間隔でV字状溝21を形成し、裏面に両面テープ30を貼付し、最後に1〜2cm程度の幅(標準サイズは1.5cm)にカットして、一本の厚みテープ20とする。厚みテープ20の長さは、標準サイズとして97cmとするが、内照式看板1の大きさ又はシート状の広告幕体10の大きさに応じて、適宜に長さをカットして使用する。
V字状溝21の深さは、厚みテープ20をシート状の広告幕体10に貼り付けた状態で、一体となって巻くことができる深さであれば特に限定されないが、好ましくは厚みテープ20の厚さの60〜80%程度であれば良い。
隣り合うV字状溝21の間隔は2〜4cmに限らず、広告幕体10と一体に丸めて収用することができる適宜の間隔であれば特に限定されない。
厚みテープ20の材質は、上記した発泡PP樹脂の他、PP樹脂、ウレタン樹脂、発泡ウレタン樹脂、軟質塩ビ樹脂、発泡塩ビ樹脂、PE樹脂、発泡PE樹脂、ABS樹脂、発泡ABS樹脂、スチロール樹脂、発泡スチロール樹脂等であっても良く、適度な弾性と柔軟性を有し、内照式看板1の四辺壁に形成された凹溝3に、シート状の広告幕体10をしっかり固定できる材質であれば特に限定されない。
厚みテープ20が四辺に貼付された広告幕体10は、厚みテープ20に形成されたV字状溝21によって、図4に示すように、簡単に丸めて収用できるようになっている。
なお、V字状溝21の構成は特に限定されないが、その頂角は40〜120度、より好ましくは60〜90度とするのが適当である。
上記実施形態によれば、厚みテープ20の表面に形成するV字状溝21の頂角を適宜な角度とすることで、シート状の広告幕体10をどの方向からでも巻くことができる(即ち、広告表面を内側、外側のどちら側にしても巻くことができる)。
他の実施形態としては、上記のV字状溝21に代えて、厚みテープ20の表面に所定深さのスリット(切り込み)を入れても良い(図示せず)。この場合、スリットが広がる方向にしか広告幕体10を巻くことはできないが、より簡単な構成で厚みテープ20が貼付された状態で広告幕体10を巻いて収用することができる。
以上のとおり本願考案によれば、厚みテープの表面に形成されたV字状溝、或いはスリット(切り込み)によって、当該厚みテープを貼付した状態でもシート状広告幕体を巻いて(丸めて)収用することができるため、持ち運びや収納に極めて便利であり、かつ厚みテープは、安価かつ市販の樹脂板によって簡単に製作でき、またその接着位置も内照式看板の大きさに応じて適宜に調整可能であり、取り扱いも極めて便利である。
1 内照式看板
2 ELDランプ
3 凹溝
10 シート状の広告幕体
20 厚みテープ
21 V字状溝
30 両面接着テープ
2 ELDランプ
3 凹溝
10 シート状の広告幕体
20 厚みテープ
21 V字状溝
30 両面接着テープ
Claims (7)
- シート状の広告幕体を内照式看板の四辺に形成された凹部に挿入固定するための厚みテープであって、
前記厚みテープの表面には所定間隔を置いて前記厚みテープの長手方向と直交する方向に複数のV字状溝又はスリットが形成され、裏面には接着剤が貼付されている、
ことを特徴とするシート状広告幕体固定用の厚みテープ。 - 前記厚みテープは、PP樹脂、発泡PP樹脂、ウレタン樹脂、発泡ウレタン樹脂、軟質塩ビ樹脂、発泡塩ビ樹脂、PE樹脂、発泡PE樹脂、ABS樹脂、発泡ABS樹脂、スチロール樹脂、発泡スチロール樹脂のいずれかで形成され、その厚みは2〜4mmである、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート状広告幕体固定用の厚みテープ。 - 前記V字状溝又はスリットは、2〜3cm間隔で形成されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート状広告幕体固定用の厚みテープ。 - 前記厚みテープの幅は1〜2cmである、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート状広告幕体固定用の厚みテープ。 - 前記接着剤は、両面接着テープである、
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート状広告幕体固定用の厚みテープ。 - 前記V字状溝又はスリットの深さは、前記厚みテープの厚さの60〜80%である、
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート状広告幕体固定用の厚みテープ。 - 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の厚みテープが、四辺部分に接着固定されている、
ことを特徴とする内照式看板用のシート状広告幕体。
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JP2016003830U JP3207052U (ja) | 2016-08-05 | 2016-08-05 | シート状広告幕体固定用の厚みテープ及び当該厚みテープが接着固定されたシート状広告幕体 |
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