JP2948260B2 - 自動改札装置 - Google Patents
自動改札装置Info
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- JP2948260B2 JP2948260B2 JP2093787A JP9378790A JP2948260B2 JP 2948260 B2 JP2948260 B2 JP 2948260B2 JP 2093787 A JP2093787 A JP 2093787A JP 9378790 A JP9378790 A JP 9378790A JP 2948260 B2 JP2948260 B2 JP 2948260B2
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- Japan
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- magnetic
- ticket
- reading
- magnetic ticket
- punch
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電車や船舶等の交通機関の駅に設置され、
乗降客の所持する定期券,切手,プリペイドカード等の
改札媒体を自動的に改札処理する自動改札装置に関す
る。
乗降客の所持する定期券,切手,プリペイドカード等の
改札媒体を自動的に改札処理する自動改札装置に関す
る。
(従来の技術) この種の自動改札装置の従来例を第10図乃至第12図を
参照して説明する。
参照して説明する。
同図に示す自動改札装置100は、駅構内へ入場するた
めの入口機101と、駅構内から駅構外へ出場するための
出口機102とを平行配置して両者の間に乗降客通行用の
通路103を設けている。
めの入口機101と、駅構内から駅構外へ出場するための
出口機102とを平行配置して両者の間に乗降客通行用の
通路103を設けている。
前記入口機101は、第11図に示すように支持体104と、
この支持体104により水平配置に支持された直方体状の
改札機本体105と、この改札機本体105上に支柱106a,106
bにより支持された人間検知ポール107と、前記改札機本
体105の側面に第10図に示すように通路103を遮断又は開
放可能に取付けたゲート108とを具備している。
この支持体104により水平配置に支持された直方体状の
改札機本体105と、この改札機本体105上に支柱106a,106
bにより支持された人間検知ポール107と、前記改札機本
体105の側面に第10図に示すように通路103を遮断又は開
放可能に取付けたゲート108とを具備している。
また、改札機本体105の上面には、駅構外側の端部に
投入口109が、前記ゲート108の手前に位置して排出口11
0が各々設けられている。
投入口109が、前記ゲート108の手前に位置して排出口11
0が各々設けられている。
前記出口機102は、入口機101と左右対称配置となって
いる。
いる。
ここで、前記入口機101における改札機本体105の内部
構成を第12図を参照して説明する。
構成を第12図を参照して説明する。
この改札機本体105は、投入口109から排出口110に至
る間に以下に述べる如き自動改札処理のための各要素を
列設している。
る間に以下に述べる如き自動改札処理のための各要素を
列設している。
即ち、改札機本体105は、改札媒体、例えば磁気情報
が付された定期券又は切符を投入口109から取込んで整
列する整列手段111と、ヘッド面を各々上下に向けた第
1,第2の磁気ヘッド112,113を有する磁気読取手段114
と、ヘッド面を上下に向けた第3,第4の磁気ヘッド115,
116を有する磁気書込手段117と、ヘッド面を上下に向け
た第5,第6の磁気ヘッド118,119を有する磁気チェック
手段120と、例えば定期券やプリペイドカードに対する
使用の目安を示すパンチ孔を穿孔する2連パンチ121を
含む第1の入鋏手段122と、切符と定期券又はプリペイ
ドカードとを振分けるゲート123と、上述した改札媒体
に対し文字情報の印刷を行う第1,第2のサーマルプリン
タ124,125と、切符に改札済状態を示すパンチ孔を穿孔
する第2の入鋏手段(パンチ)126と、多数の搬送ロー
ラやベルトを駆動する搬送モータ127とを具備してい
る。
が付された定期券又は切符を投入口109から取込んで整
列する整列手段111と、ヘッド面を各々上下に向けた第
1,第2の磁気ヘッド112,113を有する磁気読取手段114
と、ヘッド面を上下に向けた第3,第4の磁気ヘッド115,
116を有する磁気書込手段117と、ヘッド面を上下に向け
た第5,第6の磁気ヘッド118,119を有する磁気チェック
手段120と、例えば定期券やプリペイドカードに対する
使用の目安を示すパンチ孔を穿孔する2連パンチ121を
含む第1の入鋏手段122と、切符と定期券又はプリペイ
ドカードとを振分けるゲート123と、上述した改札媒体
に対し文字情報の印刷を行う第1,第2のサーマルプリン
タ124,125と、切符に改札済状態を示すパンチ孔を穿孔
する第2の入鋏手段(パンチ)126と、多数の搬送ロー
ラやベルトを駆動する搬送モータ127とを具備してい
る。
前記2連パンチ121は、プリペイドカードの順方向投
入用,逆方向投入用として機能するものである。
入用,逆方向投入用として機能するものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成の従来装置100の場合、上述
した説明から明らかなように入鋏手段122,126が2箇所
に分かれており、その分改札媒体用の搬送路が長くなる
とともに構成部品も多く必要とし、改札機本体105の長
さ方向の寸法Lの長大化と製造コストの高価格化を招く
という問題がある。
した説明から明らかなように入鋏手段122,126が2箇所
に分かれており、その分改札媒体用の搬送路が長くなる
とともに構成部品も多く必要とし、改札機本体105の長
さ方向の寸法Lの長大化と製造コストの高価格化を招く
という問題がある。
そこで、本発明は改札機本体の内部構成の簡略化,長
さ方向寸法の縮小化が可能で、製造コストの低減に寄与
し得る自動改札装置を提供することを目的とするもので
ある。
さ方向寸法の縮小化が可能で、製造コストの低減に寄与
し得る自動改札装置を提供することを目的とするもので
ある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 請求項1の発明は、改札用情報が記録される磁気面ス
トライプ面を一面に有し、大きさの相違する第1の磁気
券及び第2の磁気券を搬送する搬送手段と、この搬送手
段上に設けられ、前記磁気面ストライプ面から磁気情報
を読み取る読み取り手段と、この読み取り手段による読
み取り結果に基づいて、磁気券の大小を判別する判別手
段と、前記搬送手段上かつ前記読み取り手段の後段に設
けられ、磁気券の搬送方向と直交する方向に沿い3個の
パンチを備え、前記判別手段による判別結果に基づいて
搬送されている磁気券が第1の磁気券であると判別され
たときには前記3個のパンチのうち、内側の1個のパン
チにより穴開けを行うとともに、前記判別手段による判
別結果に基づいて搬送されている磁気券が第2の磁気券
であると判別されたときには前記3個のパンチのうち、
外側の2個のパンチのいずれかにより穴開けを行う単一
のパンチ部とを具備したことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、改札用情報が記録される磁気面スト
ライプ面を一面に有し、大きさの相違する第1の磁気券
及び第2の磁気券を搬送する搬送手段と、この搬送手段
上に設けられ、前記磁気面ストライプ面から磁気情報を
読み取る読み取り手段と、この読み取り手段による読み
取り結果に基づいて、磁気券の大小を判別する判別手段
と、前記搬送手段上かつ前記読み取り手段に設けられ、
磁気券の搬送方向と直交する方向に沿い3個のパンチを
備え、前記判別手段による判別結果に基づいて搬送され
ている磁気券が第1の磁気券であると判別されたときに
は前記3個のパンチのうち、内側の1個のパンチにより
穴開けを行うとともに、前記判別手段による判別結果に
基づいて搬送されている磁気券が第2の磁気券であると
判別されたときには前記3個のパンチのうち、外側の2
個のパンチのいずれかにより穴開けを行う単一のパンチ
部と、この単一のパンチ部に設けられ、前記第1の磁気
券及び第2の磁気券を前記単一のパンチ部に案内するガ
イド片とを具備したことを特徴とするものである。
トライプ面を一面に有し、大きさの相違する第1の磁気
券及び第2の磁気券を搬送する搬送手段と、この搬送手
段上に設けられ、前記磁気面ストライプ面から磁気情報
を読み取る読み取り手段と、この読み取り手段による読
み取り結果に基づいて、磁気券の大小を判別する判別手
段と、前記搬送手段上かつ前記読み取り手段の後段に設
けられ、磁気券の搬送方向と直交する方向に沿い3個の
パンチを備え、前記判別手段による判別結果に基づいて
搬送されている磁気券が第1の磁気券であると判別され
たときには前記3個のパンチのうち、内側の1個のパン
チにより穴開けを行うとともに、前記判別手段による判
別結果に基づいて搬送されている磁気券が第2の磁気券
であると判別されたときには前記3個のパンチのうち、
外側の2個のパンチのいずれかにより穴開けを行う単一
のパンチ部とを具備したことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、改札用情報が記録される磁気面スト
ライプ面を一面に有し、大きさの相違する第1の磁気券
及び第2の磁気券を搬送する搬送手段と、この搬送手段
上に設けられ、前記磁気面ストライプ面から磁気情報を
読み取る読み取り手段と、この読み取り手段による読み
取り結果に基づいて、磁気券の大小を判別する判別手段
と、前記搬送手段上かつ前記読み取り手段に設けられ、
磁気券の搬送方向と直交する方向に沿い3個のパンチを
備え、前記判別手段による判別結果に基づいて搬送され
ている磁気券が第1の磁気券であると判別されたときに
は前記3個のパンチのうち、内側の1個のパンチにより
穴開けを行うとともに、前記判別手段による判別結果に
基づいて搬送されている磁気券が第2の磁気券であると
判別されたときには前記3個のパンチのうち、外側の2
個のパンチのいずれかにより穴開けを行う単一のパンチ
部と、この単一のパンチ部に設けられ、前記第1の磁気
券及び第2の磁気券を前記単一のパンチ部に案内するガ
イド片とを具備したことを特徴とするものである。
(作 用) 本発明は、単一のパンチ部に2ヶのストッパを設け、
券の種類に応じて何れかのストッパ及びパンチを駆動し
て穴開けを行うため、券の種類に応じて正確に穴開けを
行うことができる。
券の種類に応じて何れかのストッパ及びパンチを駆動し
て穴開けを行うため、券の種類に応じて正確に穴開けを
行うことができる。
また、単一のパンチ部に3ヶのパンチを設け、内側の
パンチで切符を穿孔し、外側2ヶのパンチで(カードの
投入方向によりいずれかのパンチを使用して)穿孔する
ので、異なる種類の券であっても、正確かつ確実に穿孔
することができる。
パンチで切符を穿孔し、外側2ヶのパンチで(カードの
投入方向によりいずれかのパンチを使用して)穿孔する
ので、異なる種類の券であっても、正確かつ確実に穿孔
することができる。
さらに、パンチ部にはガイド片を設けることにより、
確実に券をパンチ部に案内することができるとともに、
1ヶのパンチ部及び1ヶのガイド片で構成しているた
め、搬送路全体を短くすることができ、かつ構成自体を
簡略化することができる。
確実に券をパンチ部に案内することができるとともに、
1ヶのパンチ部及び1ヶのガイド片で構成しているた
め、搬送路全体を短くすることができ、かつ構成自体を
簡略化することができる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図に示す自動改札装置1は、従来例と同様駅構内
へ入場するための入口機2と、駅構内から駅構外へ出場
するための出口機3とを平行配置して両者の間に乗降客
通行用の通路4を設けている。
へ入場するための入口機2と、駅構内から駅構外へ出場
するための出口機3とを平行配置して両者の間に乗降客
通行用の通路4を設けている。
前記入口機2は、第2図に示すように支持体5と、こ
の支持体5により水平配置に支持された直方体状の改札
機本体6と、この改札機本体6上に支柱7a,7bを介して
支持された人間検知ポール8と、前記改札機本体6の側
面に第1図に示すように通路4を遮断又は開放可能に取
付けたゲート9とを具備している。
の支持体5により水平配置に支持された直方体状の改札
機本体6と、この改札機本体6上に支柱7a,7bを介して
支持された人間検知ポール8と、前記改札機本体6の側
面に第1図に示すように通路4を遮断又は開放可能に取
付けたゲート9とを具備している。
また、改札機本体6の上面には、駅構外側の端部に投
入口10が、前記ゲート9の手前に位置して排出口11が各
々設けられているとともに、排出口11の直前には取引媒
体についての案内表示、例えば切符K1の有効,無効、定
期券K2の期限切れ、プリペイドカードCの残額等を文字
により表示する液晶ディスプレイの如き案内表示手段12
が設けられている。
入口10が、前記ゲート9の手前に位置して排出口11が各
々設けられているとともに、排出口11の直前には取引媒
体についての案内表示、例えば切符K1の有効,無効、定
期券K2の期限切れ、プリペイドカードCの残額等を文字
により表示する液晶ディスプレイの如き案内表示手段12
が設けられている。
また、前記人間検知ポール8の駅構外側端部及び駅構
内側端部と中央部とにはこの装置1の動作状態を例えば
稼働状態は青色,停止状態は赤色で各々表示するコーナ
表示部13a,13b、中央表示部13cからなる動作状態表示手
段13が設けられている。
内側端部と中央部とにはこの装置1の動作状態を例えば
稼働状態は青色,停止状態は赤色で各々表示するコーナ
表示部13a,13b、中央表示部13cからなる動作状態表示手
段13が設けられている。
前記投入口10は、第1図に示すように通路4と平行配
置ではなく、駅構外側端部ほど通路4に接近した配置と
なっている。
置ではなく、駅構外側端部ほど通路4に接近した配置と
なっている。
前記出口機3は入口機2と同様な構成で、左右対称配
置となっている。
置となっている。
ここで、前記入口機2における改札機本体6の内部構
成を第3図を参照して説明する。
成を第3図を参照して説明する。
この改札機本体6は、投入口10から排出口11に至る間
に以下に述べる如き自動改札処理のための各要素を列設
している。
に以下に述べる如き自動改札処理のための各要素を列設
している。
即ち、改札機本体6は、改札媒体、例えば磁気情報が
付された定期券K2又は切符K1を投入口10から取込んで整
列する整列手段15と、ヘッド面を各々上下に向けた一対
の磁気ヘッド16,17を有する読取手段としての磁気読取
手段18と、取引媒体の表裏を常に統一して次段へ送り出
す表裏統一処理手段19と、ヘッド面を上側に向けた磁気
ヘッド20を有する磁気書込手段21と、同じくヘッド面を
上側に向けた磁気ヘッド22を有する磁気チェック手段23
と、プリントヘッド面を上に向けた印字手段としてのサ
ーマルプリンタ24と、改札媒体に対するパンチ孔の穿孔
を行う入鋏手段25とを搬送路Rに沿って配置している。
付された定期券K2又は切符K1を投入口10から取込んで整
列する整列手段15と、ヘッド面を各々上下に向けた一対
の磁気ヘッド16,17を有する読取手段としての磁気読取
手段18と、取引媒体の表裏を常に統一して次段へ送り出
す表裏統一処理手段19と、ヘッド面を上側に向けた磁気
ヘッド20を有する磁気書込手段21と、同じくヘッド面を
上側に向けた磁気ヘッド22を有する磁気チェック手段23
と、プリントヘッド面を上に向けた印字手段としてのサ
ーマルプリンタ24と、改札媒体に対するパンチ孔の穿孔
を行う入鋏手段25とを搬送路Rに沿って配置している。
第3図中、26,27,28,29は搬送ローラ対、30は各搬送
ローラ対26乃至29を駆動する搬送モータである。
ローラ対26乃至29を駆動する搬送モータである。
前記表裏統一処理手段19は、前記磁気ヘッド17,20の
間の搬送路Rから垂直下方に向けて平行配置した第1,第
2のベルト搬送部31,31と、搬送路Rに沿って搬送され
てくる改札媒体を両ベルト搬送部31,32の間に導入する
振分けゲート33とを具備している。
間の搬送路Rから垂直下方に向けて平行配置した第1,第
2のベルト搬送部31,31と、搬送路Rに沿って搬送され
てくる改札媒体を両ベルト搬送部31,32の間に導入する
振分けゲート33とを具備している。
前記入鋏手段25は、3連パンチ部41と、切符用ソレノ
イド42と、この切符用ソレノイド42により駆動され3連
パンチ部41近傍の搬送路Rに出没して切符K1の位置決め
及びその解除を行う切符用ストッパ片43と、カード用ソ
レノイド44と、このカード用ソレノイド44により駆動さ
れ前記切符用ストッパ片43よりも若干排出口11寄りの位
置では搬送路Rに出没してプリペイドカードC又は定期
券K2の位置決め及びその解除を行うカード用ストッパ片
45とを具備している。各ストッパ片43,45は媒体停止手
段の一例である。
イド42と、この切符用ソレノイド42により駆動され3連
パンチ部41近傍の搬送路Rに出没して切符K1の位置決め
及びその解除を行う切符用ストッパ片43と、カード用ソ
レノイド44と、このカード用ソレノイド44により駆動さ
れ前記切符用ストッパ片43よりも若干排出口11寄りの位
置では搬送路Rに出没してプリペイドカードC又は定期
券K2の位置決め及びその解除を行うカード用ストッパ片
45とを具備している。各ストッパ片43,45は媒体停止手
段の一例である。
前記3連パンチ部41は、第4図(a),(b)に拡大
して示すように、改札媒体挿入用のスリット46を下端部
側に備えたパンチ本体47と、このパンチ本体47に対し改
札媒体の搬送方向と直交する方向に列設したプリペイド
カードC用の第1,第2のパンチ48,49、切符K1用の切符
用パンチ50と、前記スリット46の側部に取付けたガイド
片51a,51bとを具備している。
して示すように、改札媒体挿入用のスリット46を下端部
側に備えたパンチ本体47と、このパンチ本体47に対し改
札媒体の搬送方向と直交する方向に列設したプリペイド
カードC用の第1,第2のパンチ48,49、切符K1用の切符
用パンチ50と、前記スリット46の側部に取付けたガイド
片51a,51bとを具備している。
そして、第1,第2のパンチ48,49、切符用パンチ50の
各穿孔ピン48a,49a,50aを各々前記スリット46に臨ませ
ている。
各穿孔ピン48a,49a,50aを各々前記スリット46に臨ませ
ている。
第5図は、自動改札装置1の制御系を示すものであ
る。この自動改札装置1は、プログラムメモリ35,制御
部36からなる制御手段37を具備し、制御部36により前記
整列手段15,磁気読取手段18,表裏統一処理手段19,磁気
書込手段21,磁気チェック手段23,サーマルプリンタ24及
び入鋏手段25の各要素の動作制御を行うようになってい
る。
る。この自動改札装置1は、プログラムメモリ35,制御
部36からなる制御手段37を具備し、制御部36により前記
整列手段15,磁気読取手段18,表裏統一処理手段19,磁気
書込手段21,磁気チェック手段23,サーマルプリンタ24及
び入鋏手段25の各要素の動作制御を行うようになってい
る。
また、制御部36により、案内表示手段12,動作状態表
示手段13の表示制御を行うようになっている。さらに、
制御部36には、前記磁気読取手段18の読取結果を取込み
改札媒体の種類判別及び表裏判別を行う判別手段38が接
続されている。
示手段13の表示制御を行うようになっている。さらに、
制御部36には、前記磁気読取手段18の読取結果を取込み
改札媒体の種類判別及び表裏判別を行う判別手段38が接
続されている。
次に、上記構成の自動改札装置1の作用を第6図乃至
第9図をも参照して説明する。
第9図をも参照して説明する。
改札媒体として切符K1が第6図(a)に示すように改
札用情報を記録した磁気ストライプMSを上面にした状態
(裏状態)で投入口10に投入されたものとする。
札用情報を記録した磁気ストライプMSを上面にした状態
(裏状態)で投入口10に投入されたものとする。
この切符K1は整列手段15により整位された後、ヘッド
面を下に向けた磁気ヘッド17により磁気ストライプMSが
走査され改札用情報が読取られる。
面を下に向けた磁気ヘッド17により磁気ストライプMSが
走査され改札用情報が読取られる。
この読取結果は制御部36により判別手段38に送られ、
判別手段38は改札媒体が切符K1である旨及び切符K1が裏
状態である旨を判別し、その判別結果を制御部36に送
る。
判別手段38は改札媒体が切符K1である旨及び切符K1が裏
状態である旨を判別し、その判別結果を制御部36に送
る。
制御部36は、裏状態である旨の判別結果を基に、振分
けゲート33及び両搬送ベルト部31,32の駆動制御を行
い、切符K1を両搬送ベルト31,32間へ誘導しさらに搬送
路Rへ返送する。
けゲート33及び両搬送ベルト部31,32の駆動制御を行
い、切符K1を両搬送ベルト31,32間へ誘導しさらに搬送
路Rへ返送する。
これにより、切符K1は磁気ストライプMSを下面側とし
た状態(表状態)で搬送路Rに戻り、磁気書込手段21側
へ搬送されていく。
た状態(表状態)で搬送路Rに戻り、磁気書込手段21側
へ搬送されていく。
一方、切符K1が第6図(b)に示すように磁気ストラ
イプMSを下面とした状態(表状態)で投入された場合に
は、前記判別手段38は表状態と判別し、これにより、制
御部36は振分けゲート33を搬送路Rの上方に退避させ、
また、第1,第2の搬送ベルト部31,32をいずれも搬送方
向に駆動する。
イプMSを下面とした状態(表状態)で投入された場合に
は、前記判別手段38は表状態と判別し、これにより、制
御部36は振分けゲート33を搬送路Rの上方に退避させ、
また、第1,第2の搬送ベルト部31,32をいずれも搬送方
向に駆動する。
この結果、切符K1は表状態のまま磁気書込手段21側へ
搬送されていく。
搬送されていく。
このように、表裏統一処理手段19の動作により、常に
切符K1の磁気ストライプMSが下面となる状態に統一され
て磁気書込手段21へ搬送されることになる。
切符K1の磁気ストライプMSが下面となる状態に統一され
て磁気書込手段21へ搬送されることになる。
この後、磁気書込手段21による書込処理,磁気チェッ
ク手段23によるチェック処理,サーマルプリンタ24によ
る所定の文字情報の書込処理が行われ、切符K1は第8図
(a),(b)に示すように3連パンチ部41のスリット
46内へ侵入する。
ク手段23によるチェック処理,サーマルプリンタ24によ
る所定の文字情報の書込処理が行われ、切符K1は第8図
(a),(b)に示すように3連パンチ部41のスリット
46内へ侵入する。
このとき、制御部36は前記判別手段38からの切符K1で
ある旨の判別結果を基に切符用ソレノイド42を励磁して
切符用ストッパ片43を第8図(b)に示すように搬送路
Rに突出させ切符K1の位置決めを行うとともに、切符用
パンチ50を駆動する。
ある旨の判別結果を基に切符用ソレノイド42を励磁して
切符用ストッパ片43を第8図(b)に示すように搬送路
Rに突出させ切符K1の位置決めを行うとともに、切符用
パンチ50を駆動する。
これにより、切符K1に対し穿孔ピン50aによる穿孔が
行われ、この切符K1には第6図(b)に示すようにパン
チ孔H1が穿孔された状態になる。そして、制御部36によ
り切符用ソレノイド42の励磁解除が行われ、切符用スト
ッパ片43が元の位置に戻り、切符K1は排出口11に排出さ
れる。
行われ、この切符K1には第6図(b)に示すようにパン
チ孔H1が穿孔された状態になる。そして、制御部36によ
り切符用ソレノイド42の励磁解除が行われ、切符用スト
ッパ片43が元の位置に戻り、切符K1は排出口11に排出さ
れる。
一方、第7図に示すプリペイドカードCの場合には、
上述した投入口10からの取込みからサーマルプリンタ24
による文字情報の印字処理までが上述した場合と同様に
行われた後、プリペイドカードCは第9図(a),
(b)に示すように3連パンチ部41のスリット46内へ侵
入する。
上述した投入口10からの取込みからサーマルプリンタ24
による文字情報の印字処理までが上述した場合と同様に
行われた後、プリペイドカードCは第9図(a),
(b)に示すように3連パンチ部41のスリット46内へ侵
入する。
このとき、制御部36は前記判別手段38からのプリペイ
ドカードCである旨の判別結果を基にカード用ソレノイ
ド44を励磁してカード用ストッパ片45を第9図(b)に
示すように搬送路Rに突出させプリペイドカードCの位
置決めを行うとともに、第1のパンチ48(又は第2のパ
ンチ49)を駆動する。
ドカードCである旨の判別結果を基にカード用ソレノイ
ド44を励磁してカード用ストッパ片45を第9図(b)に
示すように搬送路Rに突出させプリペイドカードCの位
置決めを行うとともに、第1のパンチ48(又は第2のパ
ンチ49)を駆動する。
これにより、プリペイドカードCに対し、穿孔ピン48
a(又は49a)により穿孔が行われ、このプリペイドカー
ドCは第7図に示すようにパンチ孔H2が穿孔された状態
になる。
a(又は49a)により穿孔が行われ、このプリペイドカー
ドCは第7図に示すようにパンチ孔H2が穿孔された状態
になる。
この後、制御部36によりカード用ソレノイド44の励磁
解除が行われ、カード用ストッパ片45が元の位置に戻
り、プリペイドカードCは排出口11に排出される。
解除が行われ、カード用ストッパ片45が元の位置に戻
り、プリペイドカードCは排出口11に排出される。
このような動作は定期券K2(図示せず)についても同
様に行われる。
様に行われる。
以上詳述した実施例装置1によれば、入鋏手段25とし
て3連パンチ部41を有するものを用いたことにより、従
来例と比較し搬送路Rの縮小と構成部品の削減ができ全
体構成が簡略化して改札機本体の長さ方向寸法L0の縮小
化及び製造コストの低減が可能となる。
て3連パンチ部41を有するものを用いたことにより、従
来例と比較し搬送路Rの縮小と構成部品の削減ができ全
体構成が簡略化して改札機本体の長さ方向寸法L0の縮小
化及び製造コストの低減が可能となる。
本発明は、上述した実施例のほか種々の変形が可能で
ある。
ある。
[発明の効果] 以上詳述した本発明によれば、上記構成としたことに
より、装置自体の長さ方向寸法の縮小化及び製造コスト
の削減が可能な自動改札装置を提供することができる。
より、装置自体の長さ方向寸法の縮小化及び製造コスト
の削減が可能な自動改札装置を提供することができる。
第1図は本発明の実施例装置の平面図、第2図は同装置
における入口機の正面図、第3図は同入口機の概略断面
図、第4図(a)は同入口機における3連パンチ部の側
面図、第4図(b)は同上の正面図、第5図は同入口機
の制御系のブロック図、第6図(a),(b)は各々切
符の斜視図、第7図はプリペイドカードの平面図、第8
図(a),(b)は各々3連パンチ部による切符への穿
孔状態を示す説明図、第9図(a),(b)は各々同上
のプリペイドカードへの穿孔状態を示す説明図、第10図
は従来装置の平面図、第11図は従来装置における入口機
の正面図、第12図は従来の入口機の概略断面図である。 1……自動改札装置、2……入口機、3……出口機、 4……通路、6……改札機本体、 18……磁気読取手段、25……入鋏手段、 37……制御手段、38……判別手段。
における入口機の正面図、第3図は同入口機の概略断面
図、第4図(a)は同入口機における3連パンチ部の側
面図、第4図(b)は同上の正面図、第5図は同入口機
の制御系のブロック図、第6図(a),(b)は各々切
符の斜視図、第7図はプリペイドカードの平面図、第8
図(a),(b)は各々3連パンチ部による切符への穿
孔状態を示す説明図、第9図(a),(b)は各々同上
のプリペイドカードへの穿孔状態を示す説明図、第10図
は従来装置の平面図、第11図は従来装置における入口機
の正面図、第12図は従来の入口機の概略断面図である。 1……自動改札装置、2……入口機、3……出口機、 4……通路、6……改札機本体、 18……磁気読取手段、25……入鋏手段、 37……制御手段、38……判別手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 登 神奈川県川崎市幸区柳町70 東芝インテ リジェントテクノロジ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−23598(JP,A) 特開 昭53−8200(JP,A) 特開 平1−261796(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07B 11/00 - 17/04
Claims (2)
- 【請求項1】改札用情報が記録される磁気面ストライプ
面を一面に有し、大きさの相違する第1の磁気券及び第
2の磁気券を搬送する搬送手段と、 この搬送手段上に設けられ、前記磁気面ストライプ面か
ら磁気情報を読み取る読み取り手段と、 この読み取り手段による読み取り結果に基づいて、磁気
券の大小を判別する判別手段と、 前記搬送手段上かつ前記読み取り手段の後段に設けら
れ、磁気券の搬送方向と直交する方向に沿い3個のパン
チを備え、前記判別手段による判別結果に基づいて搬送
されている磁気券が第1の磁気券であると判別されたと
きには前記3個のパンチのうち、内側の1個のパンチに
より穴開けを行うとともに、前記判別手段による判別結
果に基づいて搬送されている磁気券が第2の磁気券であ
ると判別されたときには前記3個のパンチのうち、外側
の2個のパンチのいずれかにより穴開けを行う単一のパ
ンチ部と を具備したことを特徴とする自動改札装置。 - 【請求項2】改札用情報が記録される磁気面ストライプ
面を一面に有し、大きさの相違する第1の磁気券及び第
2の磁気券を搬送する搬送手段と、 この搬送手段上に設けられ、前記磁気面ストライプ面か
ら磁気情報を読み取る読み取り手段と、 この読み取り手段による読み取り結果に基づいて、磁気
券の大小を判別する判別手段と、前記搬送手段上かつ前
記読み取り手段に設けられ、磁気券の搬送方向と直交す
る方向に沿い3個のパンチを備え、前記判別手段による
判別結果に基づいて搬送されている磁気券が第1の磁気
券であると判別されたときには前記3個のパンチのう
ち、内側の1個のパンチにより穴開けを行うとともに、
前記判別手段による判別結果に基づいて搬送されている
磁気券が第2の磁気券であると判別されたときには前記
3個のパンチのうち、外側の2個のパンチのいずれかに
より穴開けを行う単一のパンチ部と、 この単一のパンチ部に設けられ、前記第1の磁気券及び
第2の磁気券を前記単一のパンチ部に案内するガイド片
と を具備したことを特徴とする自動改札装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2093787A JP2948260B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 自動改札装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2093787A JP2948260B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 自動改札装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03291789A JPH03291789A (ja) | 1991-12-20 |
JP2948260B2 true JP2948260B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=14092129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2093787A Expired - Lifetime JP2948260B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 自動改札装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2948260B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS538200A (en) * | 1976-07-10 | 1978-01-25 | Toshiba Corp | Automatic tickets examination device |
-
1990
- 1990-04-09 JP JP2093787A patent/JP2948260B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03291789A (ja) | 1991-12-20 |
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