JP2767611B2 - 自動改札機 - Google Patents

自動改札機

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JP2767611B2 JP16637489A JP16637489A JP2767611B2 JP 2767611 B2 JP2767611 B2 JP 2767611B2 JP 16637489 A JP16637489 A JP 16637489A JP 16637489 A JP16637489 A JP 16637489A JP 2767611 B2 JP2767611 B2 JP 2767611B2
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和夫 高橋
忠彦 倉田
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明が属する技術分野 この発明は、例えば鉄道等の駅務に装備されるような
自動改札機に関し、さらに詳しくは内部構造を効率よく
小型化した自動改札機に関する。
(ロ)従来の技術 鉄道等の乗車利用時に普通切符、回数券および定期券
等の乗車券を自動改札処理する改札機は、第5図に示す
ように、乗車券投入口5aと乗車券放出口5bとの間を搬送
ベルト装置5cで結び、この搬送部間に、投入された乗車
券を幅寄せする整列部5d、乗車券の磁気情報を読取り・
書込み処理して間接的に変化を与える券間接データ処理
部5e、乗車券に印字処理を施しパンチ穴を穿って券の外
面上に直接的に変化を与える券直接データ処理部5f、お
よび放出部5iがこの順序でメインフレームに装備されて
いた。
ところで、近年、上記した通常の乗車券の他に、金額
カードや回数カード等の乗車カードが利用されるように
なると、上記した券直接データ処理部5fに続いて、乗車
カードのセキュリティコード確認処理後に、該カードに
パンチ打ち処理と感熱印字処理を施すカード直接データ
処理部5gと、カードの磁気情報を書込み変更およびチェ
ックするカード間接データ処理部5hとを含むカード処理
系を直列に連設する形でカード対応を行なうようにして
いた。
しかし、自動改札機にカード対応機能を付加するため
に、通常の乗車券改札処理系に乗車カード改札処理系を
連設する構造では、改札機全体が長大化し、ことに乗車
券と乗車カードとの両直接データ処理部が同一搬送系に
直列配設されるため、例えば乗車券と乗車カードとを連
続処理しなければならない場合、処理時間にズレが生じ
て所定の機能を果たさなくなる。このため、搬送系を乗
車券側と乗車カード側とに、境界で分断する構造をとら
ざるを得ず、この分断構成により乗車券および乗車カー
ドの流れが円滑にならず、搬送系の信頼性低下を招く問
題を有していた。
(ハ)発明が解決しようとする課題 この発明は、上記問題に鑑み、間接データ処理部の処
理後段側に、乗車券と乗車カードの各専用の直接データ
処理部を並列設置することにより、改札機を小型化し、
搬送系の信頼性向上を図った自動改札機の提供を目的と
する。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は、投入口と放出口とを結ぶ改札処理系に、
乗車券と乗車カードとの券種の異なる双方の券情報を読
取り書込み処理する間接データ処理部を配設し、前記間
接データ処理部の下流側に接続されてパンチ打ち処理ま
たは券面印字処理を実行する乗車券の直接データ処理部
と乗車カードの直接データ処理部とを並列に配設した自
動改札機である。
(ホ)発明の作用 この発明によれば、投入された乗車券または乗車カー
ドは、間接データ処理部で読取り書込み等の磁気データ
処理がなされた後、乗車券は乗車券の直接データ処理部
に導かれ、乗車カードは乗車カードの直接データ処理部
に導かれて各々独立した専用の直接データ処理部で券種
に応じた改札処理がなされる。
(ヘ)発明の効果 このように、乗車券の直接データ処理部と、乗車カー
ドの直接データ処理部とが並列して独立しているから、
この一連の改札処理系を効率よく短縮化して、確実に小
型化することができ、しかも乗車カードの直接処理部が
併設されたからといって、処理時間がその分長くなるこ
とはなく、乗車カードの単独処理と等価な処理時間で処
理できる。
また、直接データ処理部は完全に独立するので、異券
種の連続処理であっても、搬送系を分断せずに券種に応
じた改札処理を円滑に施すことができ、搬送信頼性が向
上すると共に、個々のメンテナンス性も向上するなど券
処理に加えてカード処理を適切に並存させることができ
る。
さらに、乗車券および乗車カードはその券種に対応し
た直接処理部を選択して搬送されるので、各直接処理部
は相互に対応しない券やカードを不要に通過されること
がなく、この不要の通過によって生じる直接処理部の摩
耗や損傷、例えば、不対応の券の通過による印字ヘッド
の摩耗や損傷を防止することができる。
(ト)実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
第2図は自動改札機の外観図を示し、改札機本体11の
前後に、乗車利用客に対する通り抜け制御用の開閉扉1
2,12を備え、改札機本体の上面に周知の乗車券投入口13
と乗車券放出口14とを開口している。
改札機本体11の内部には、第1図に示すように、乗車
券投入口13と乗車券放出口14を両端に備えた乗車券改札
処理系15が設けられ、この乗車券改札処理系15は、切
符、回数券、定期券等の通常の乗車券と、金額カード、
回数カード等の乗車カードとの双方を共通して取扱うも
のである。
この乗車券改札処理系15は、乗車券搬送方向に、整列
部A、間接データ処理部B、乗車券直接データ処理部
C、乗車カード直接データ処理部D、放出部Eを配備し
て構成する。
整列部Aは、乗車券投入口13より投入された乗車券あ
るいは乗車カードを、偏心回転する幅寄せローラ16を用
いてメインフレーム側に幅寄せする。
間接データ処理部Bは、券面情報読取り部B1と、券面
情報書込み部B2と、券面情報チェック部B3とを、この順
に直列に配設して構成している。
券面情報読取り部B1は、表用と裏用の上下一対の読取
り磁気ヘッド17,18により、乗車券あるいは乗車カード
の上下いずれかの一方の面に記録されている磁気情報を
読出す働きをする。
券面情報書込み部B2は、乗車券あるいは乗車カードの
上下の各磁気面に対して、表用と裏用の上下一対の書込
み磁気ヘッド19,20による書込みを実行する。
券面情報チェック部B3は、券面あるいはカード面に書
込まれた磁気情報を表用と裏用の上下一対の確認磁気ヘ
ッド21,22で読取り確認する働きをする。
ところで、これら磁気ヘッド17〜22は、乗車券改札処
理系15の乗車券投入口13から乗車券放出口14まで貫通し
て装備されるメイン搬送ベルト装置23に対し、その前段
側に装備される。
また、このメイン搬送ベルト装置23の後段側には、乗
車券直接データ処理部Cを装備しており、この処理部C
で切符や回数券にパンチを打ち、回数券に駅名印字を行
なうものであって、パンチブロック24および駅名表示熱
印版25a,25bとを装備して、既述した間接データ処理部
Bの磁気情報に基づいて動作する。
さらに、間接データ処理部Bの直後には、メイン搬送
ベルト装置23より分岐して、乗車券放出口14の前段で再
びメイン搬送ベルト装置23に合流するサブ搬送ベルト装
置26を並列装備しており、このサブ搬送ベルト装置26に
後述する乗車カード直接データ処理部Dを装備する。
上述のサブ搬送ベルト装置26は、始端側の分岐位置に
配設した第1フラッパf1と終端側に配設した第2フラッ
パf2により搬送されてきた乗車券あるいは乗車カードを
一方の搬送ベルト装置23,26に振分け操作し、また搬送
ガイドする。
また、このベルト装置26の中間位置に配設した第3フ
ラッパf3により、乗車カードが裏向きに侵入した時、こ
の第3フラッパf3を反転部27側に振分け操作して反転さ
せた後、乗車カード直接データ処理部Dに常に表向きで
搬入させる。
上述の乗車カード直接データ処理部Dは、パンチブロ
ック28と、感熱印刷ヘッド29とを装備して構成され、こ
れらは前段の間接データ処理部Bでの磁気情報に基づい
て、金額カードおよび回数カード等の乗車カードに所定
のパンチ穴形成と、所定の駅名印字とを施す。
放出部Eは、放出搬送ベルト30により、券およびカー
ドの放出を司る。
第3図は自動改札機の制御回路ブロック図を示し、CP
U31はインターフェース32を介してソレノイドドライバ
回路33、モータドライバ回路34、印刷ヘッドドライバ回
路35、磁気データリードライト部36、センサドライバ回
路37に接続され、ROM38に格納されているプログラムに
従ってこれらを制御し、その制御によって得られた必要
情報をRAM39に記憶する。
ソレノイド40は、第1〜第3フラッパf1〜f3を駆動
し、モータM…は搬送ベルト装置23,26や幅寄せローラ1
6等を駆動し、またセンサSは乗車券、乗車カードの投
入、放出、その他の位置検出を行なう。
次に、自動改札機の処理動作を第4図のフローチャー
トを参照して説明する。
乗車券または乗車カードが投入されると、これをセン
サSが検知し、CPU31は投入物が小さな券サイズである
か大きなカードサイズであるかを判断し、大きなカード
サイズのときは幅寄せローラ16を退避させ、カードや定
期券の通過に邪魔にならないようにする(第1〜第2ス
テップ41〜42)。
上述の整列処理後は、間接データ処理部Bに導いて、
ここで投入物の券面情報を読取り、また必要に応じて券
面情報を書込み、その書込んだ券面情報をチェックする
(第3〜第5ステップ43〜45)。
このとき、各磁気ヘッド17〜22を介してCPU31が券種
を判定し、切符、回数券、定期券のいずれかの乗車券で
あれば、乗車券直接データ処理部Cに導いて、ここで回
数券の場合は印字処理およびパンチ打ち処理を施し、ま
た切符の場合はパンチ打ち処理を施し、定期券の場合は
直接データ処理を要しないまま、それぞれ乗車券放出口
14へと放出する(第6〜第10ステップ46〜50)。
しかし、投入物が乗車カードである場合は、サブ搬送
ベルト装置26側に導き、その投入された乗車カードが表
向きであれば、そのまま乗車カード直接データ処理部D
へと導き、裏向きの投入面であれば反転部27に導いて反
転させてから乗車カード直接データ処理部Dへと導く
(第11〜第12ステップ51〜52)。
この乗車カード直接データ処理部Dで、パンチ打ち処
理および感熱印字処理を施した後、再びメイン搬送ベル
ト装置23に合流させて乗車券放出口14より放出する(第
13〜第14ステップ53〜54)。
上述のように、乗車券直接データ処理部と、乗車カー
ド直接データ処理部とを並列設置してあるため、この一
連の改札処理系を効率よく短縮化して、確実に小型化す
ることができる。
また、直接データ処理部は完全に独立するので、異券
種の連続処理であっても、搬送系を分断せずに券種に応
じた改札処理を円滑に施すことができ、搬送信頼性が向
上すると共に、個々のメンテナンス性も向上するなど券
処理に加えてカード処理を適切に並存させることができ
る。
この発明の構成と、上述の一実施例との対応におい
て、 この発明の投入口は、実施例の乗車券投入口13に対応
し、 以下同様に、 放出口は、乗車券放出口14に対応し、 搬送処理系は、乗車券改札処理系15に対応し、 間接データ処理部は、間接データ処理部Bに対応し、 乗車券の直接データ処理部は、乗車券直接データ処理
部Cに対応し、 乗車カードの直接データ処理部は、乗車カード直接デ
ータ処理部Dに対応するも、 この発明は、上述の一実施例の構成のみに限定される
ものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は自動改札機の内部構成図、 第2図は自動改札機の外観図、 第3図は自動改札機の制御回路ブロック図、 第4図は改札処理動作のフローチャート、 第5図は従来の自動改札機の内部構成図である。 11……改札機本体、13……乗車券投入口 14……乗車券放出口、15……乗車券改札処理系 24,28……パンチブロック、25a,25b……駅名表示熱印版 29……感熱印刷ヘッド、B……間接データ処理部 C……乗車券直接データ処理部、D……乗車カード直接
データ処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−175891(JP,A) 実開 昭59−96651(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07B 11/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入口と放出口とを結ぶ改札処理系に、乗
    車券と乗車カードとの券種の異なる双方の券情報を読取
    り書込み処理する間接データ処理部を配設し、 前記間接データ処理部の下流側に接続されてパンチ打ち
    処理または券面印字処理を実行する乗車券の直接データ
    処理部と乗車カードの直接データ処理部とを並列に配設
    した 自動改札機。
JP16637489A 1989-06-28 1989-06-28 自動改札機 Expired - Lifetime JP2767611B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5996651U (ja) * 1982-12-20 1984-06-30 株式会社東芝 券処理装置

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