JP2946822B2 - 補助ステップの安全装置 - Google Patents

補助ステップの安全装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両への乗客の乗降を
安全に行い得る補助ステップの安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、バス等の車両には、乗客,乗
員等の乗降に際して、容易に乗り降り可能なように、車
両内の床面と路面との間にステップが形成されているも
のが知られている。
【0003】また、このようなステップには、車体に固
定されたものの他、車両の走行時において車体内に格納
されていて、乗降時のみ車体側から移動してステップと
なる可動式の補助ステップが有る。
【0004】すなわち、この可動式の補助ステップは、
車体内に設置されているモータ等の駆動手段を運転者が
操作することにより、使用位置まで移動して使用され、
車両の走行時には、邪魔にならないように、操作されて
車体内に格納されることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の補助ステップの
乗客が乗った状態で、誤って補助ステップの格納スイッ
チを操作して格納しようとすることが考えられる。この
場合、補助ステップに乗っている乗客がバランスを崩し
たり、足が車体の一部と補助ステップとの間に挾まれた
りする虞れを有することとなる。また、補助ステップの
格納動作中において、車両への飛び乗りあるいは車両か
らの飛び降り等すると、同様の虞れを有することともな
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による補助ステッ
プの安全装置は、車両に格納可能に取付けられ且つ使用
時に車体と路面との間に位置して前記車両への乗降を補
助する補助ステップを安全に動作する補助ステップの安
全装置において、該補助ステップ上に位置する脚部が該
補助ステップの格納の際に当接しうる前記車体の位置に
取付けられるタッチセンサにより、該補助ステップ上の
脚部を検出し、該補助ステップの格納動作を一時停止す
ることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】車両への乗降時には、補助ステップが車両側か
ら移動して乗降を補助し、車両の走行時には、車両側に
補助ステップは格納される。
【0008】また、補助ステップの車両への格納に際し
て、補助ステップ上の脚部がタッチセンサに当接して、
タッチセンサが補助ステップ上の脚部の存在を検出す
る。これに伴って、補助ステップの格納動作が停止され
る。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1から図5に示し、こ
れらの図に基づき本実施例を説明する。
【0010】図1に示すようなバス1のドア2が取付け
られた乗降口3には、図2に詳細側面を表すと共に、図
3に詳細平面を表す補助ステップ4が移動可能に支持さ
れている。
【0011】つまり、補助ステップ4は、バス1の車体
1aに固定されて取付けられている固定ステップ6に、
2本のリンク7a,7bを介して揺動自在に支持されて
いる。また、図2上、右側のリンク7bには、リンク7
bと一体的に回動する第1のレバー8aが取付けられて
おり、第1のレバー8aの先端には回動可能にロッド9
が取付けられている。
【0012】一方、固定ステップ6が固定される車体1
aには、図示しない駆動用のモータ、減速機及びトルク
リミッタ等からなる駆動部10がねじ止めされていて、
駆動部10の回転軸10aに第2のレバー8bの基端部
が取付けられている。そして、第2のレバー8bの先端
部とロッド9の他端部とが回転可能に連結されている。
【0013】従って、回転軸10aが駆動回転される
と、第2のレバー8b及びロッド9を介して、第1のレ
バー8aが回動されることとなり、第1のレバー8aと
一体的に回動されるリンク7bが回動されて、補助ステ
ップ4が揺動する。この結果、補助ステップ4が図2
上、実線で示される使用位置A及び2点鎖線で示される
格納位置Bとの間で移動し得ることとなる。尚、トルク
リミッタは、格納位置Bに補助ステップ4が移動した後
において、過大な回転トルクを回転軸10aに生じさせ
ないようにすると共に、回転トルクの検出により格納位
置Bに補助ステップ4が移動したことを判断し得るよう
にすべく、設置されている。
【0014】他方、図2及び図3に示すように、固定ス
テップ6には、乗客の脚部13と接触することによりこ
れを検出して信号を発生しうるタッチセンサであるセー
フティスイッチ12が脚部13と当接しうるように取付
けられていて、補助ステップ4を介してバス1に乗降し
ようとする乗客の脚部13が図4に示すように、セーフ
ティスイッチ12に当接することにより、乗客の有無を
検出可能となっている。また、セーフティスイッチ12
は、例えば、バス1の運転用の操作盤等に取付けられて
いる補助ステップ4の図示しない格納スイッチの制御装
置に接続されていて、補助ステップ4の格納動作をこの
制御装置が制御する際に、セーフティスイッチ12から
のON,OFF信号により動きを制御し得るようになっ
ている。
【0015】次に、本実施例装置における具体的な制御
例を図5のフローチャートに基づき説明する。
【0016】まず、乗客の乗降が終了した後、運転者が
補助ステップ4を固定ステップ6の下面側に格納すべ
く、格納スイッチをONとすると、段階(1)の格納ス
イッチ・ONとなる。そして、段階(2)でセーフティ
スイッチ12がOFFとなっているか判断する。ONの
場合は、補助ステップ4の固定ステップ6側近上に乗客
がいる場合であり、格納開始が待たれ、再度繰り返して
段階(2)でセーフティスイッチ12のON,OFFが
判断され、補助ステップ4の固定ステップ6側近上に
客がいないOFFとなるまで格納開始が待たれる。OF
Fとなっている場合は、段階(3)に移って、補助ステ
ップ4の格納開始と成る。
【0017】格納開始となると、駆動部10のモータが
制御装置により回転され、これに伴って駆動部10の動
力を伝達するレバー8a,8b及びリンク7a,7b等
を介して固定ステップ6側に補助ステップ4が揺動され
ることとなる。また、格納開始後においても、段階
(4)で再度セーフティスイッチ12のON,OFFが
判断される。
【0018】すなわち、固定ステップ6側近以外の補助
ステップ4上に乗客の脚部13が位置している場合や、
格納動作中の補助ステップ4を介して乗客が飛び乗りあ
るいは飛び降りを行うような場合、固定ステップ6と補
助ステップ4との間に挟まれる虞れが有るが、補助ステ
ップ4の格納動作を中止して、この虞れを未然に防止す
る必要がある。従って、段階(4)でセーフティスイッ
チ12がONと成ると、段階(5)に移り、補助ステッ
プ4の格納動作が格納一時停止となる。
【0019】この後、段階(6)にて、再度セーフティ
スイッチ12のON,OFFが判断され、ONであれば
再度段階(6)に戻ることとなり、OFFとなるまで判
断が繰り返される。そして、OFFとなれば、制御装置
内のタイマを使用して、一定時間の間(例えば、本実施
例では2秒間)、一時保持を段階(7)でした後、段階
(8)の格納再開で、再度補助ステップ4の格納動作が
開始される。
【0020】更に、段階(8)で格納再開され、あるい
は段階(4)でセーフティスイッチ12がOFFとなれ
ば、規定の格納位置Bまで補助ステップ4が移動され、
移動したかを段階(9)のトルクリミッタによる回転ト
ルクの判別で判断し、いまだ図2の2点鎖線で示される
格納位置B前であれば、段階(4)に戻ることとする。
そして、格納位置Bに補助ステップ4が到達していると
トルクリミッタが判断すれば、段階(10)に移り、駆
動部10を停止し、補助ステップ4の移動が止まって段
階(10)の停止・格納終了となる。
【0021】以上より、本実施例は、段階(2)におい
てセーフティスイッチ12のON,OFFが判断されて
格納開始が阻止される安全回路21と、段階(4)から
段階(8)の間においてセーフティスイッチ12のO
N,OFFが判断されて格納動作が停止される安全回路
22とを有して、二重の安全が図れるようになってい
る。
【0022】なお、格納位置Bに到達したことを判断す
る手段としては、トルクリミッタに限らず他の周知なセ
ンサ類であってもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明の補助ステップの安全装置によれ
ば、車体側にタッチセンサを取付け、このタッチセンサ
により乗客の有無を判断して、補助ステップの格納動作
を停止するようにした結果、補助ステップの車体側近上
に乗客が乗っている状態で誤って格納スイッチをONと
しても、補助ステップが動き出さず、乗客がバランスを
崩して危険となったりしない。また、格納動作中におい
ても、タッチセンサにより乗客の有無を検出できる為、
格納動作が開始された後も、格納動作の停止が出来、さ
らには、乗客が飛び乗り、飛び降り等して補助ステップ
に立っても停止が出来、足を挟まれる虞れがなくなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用されるバスの側面図で
ある。
【図2】本発明の一実施例に係るバスの乗降口の側面図
である。
【図3】本発明の一実施例に係るバスの乗降口の平面図
である。
【図4】本発明の一実施例に係るバスの乗降口の側面要
部を示す図であって、補助ステップが移動してセーフテ
ィスイッチに脚部が当接した状態を表す図である。
【図5】本発明の一実施例に係るフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 バス 3 乗降口 4 補助ステップ 6 固定ステップ 7a,7b リンク 8a,8bレバー 9 ロッド 10 駆動部 12 セーフティスイッチ 13 脚部 21,22 安全回路 A 使用位置 B 格納位置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に格納可能に取付けられ且つ使用時
    に車体と路面との間に位置して前記車両への乗降を補助
    する補助ステップを安全に動作する補助ステップの安全
    装置において、該補助ステップ上に位置する脚部が該補
    助ステップの格納の際に当接しうる前記車体の位置に取
    付けられるタッチセンサにより、該補助ステップ上の脚
    部を検出し、該補助ステップの格納動作を一時停止する
    ことを特徴とする補助ステップの安全装置。
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