JP2946565B2 - 輪郭検出装置 - Google Patents

輪郭検出装置

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JP2946565B2 JP1289107A JP28910789A JP2946565B2 JP 2946565 B2 JP2946565 B2 JP 2946565B2 JP 1289107 A JP1289107 A JP 1289107A JP 28910789 A JP28910789 A JP 28910789A JP 2946565 B2 JP2946565 B2 JP 2946565B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 原稿に記録された文字等の情報の輪郭を、簡易な方法
で確実に検出し、ノイズによる輪郭誤認を防止すること
を可能とする輪郭検出装置に関し、 経済的で常に確実に情報の輪郭を検出することを目的
とし、 二値化された読取り原稿の1ライン情報を遅延する第
1の遅延手段と、二値化された読取り原稿の1ライン情
報と第1の遅延手段が遅延させた1ライン情報との排他
的論理和を演算する演算手段と、演算手段の出力信号を
遅延させる第2の遅延手段と、演算手段の入力信号と第
2の遅延手段の出力信号とを用い、演算手段の入力信号
に重畳する第2の遅延手段の遅延量より短いパルス幅の
信号を除去する除去手段とにより構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は原稿に記録された文字等の情報の輪郭を、簡
易な方法で確実に検出し、ノイズによる輪郭誤認を防止
することを可能とする輪郭検出装置に関する。
情報化社会の発展に伴い、原稿に記録された文字等の
輪郭を検出し、この輪郭内を各種の色で塗り潰すことに
より、文字等を希望する色で表示することが望まれてい
る。従って、原稿から文字等の情報の輪郭を、簡易な方
法で確実に検出することが必要である。
〔従来の技術〕
第6図は従来技術の一例を説明するブロック図であ
る。
情報処理回路7は光源点滅制御回路5に1ライン読取
り開始信号を送出し、光源点滅制御回路5は、この信号
により光量制御回路3に点灯信号を送出して光源1を点
灯され、光量制御回路に消灯信号を送出して、光源2を
消灯させる。
点灯した光源1の光は原稿10を照射し、原稿10の濃淡
に応じた反射光がイメージセンサ6に供給され、イメー
ジセンサ6は反射光の光量に対応して変動する電気信号
を情報処理回路7が供給するクロックによって1ライン
分読出し、情報処理回路7に送出する。
情報処理回路7はイメージセンサ6が送出する電気信
号を二値化して記憶回路8に送出し、記憶回路8は情報
処理回路7が送出するクロックに対応して1ライン分の
二値化されたデータを記憶する。
ここで、情報処理回路7は再び光源点滅制御回路5に
1ライン読取り開始信号を送出する。光源点滅制御回路
5は前述とは逆に光量制御回路3に消灯信号を送出して
光源1を消灯させ、光量制御回路4に点灯信号を送出し
て光源2を点灯させる。
この時、例えば、光源2の光量は光源1の光量より少
なくなるように、光量制御回路4は光源2の電圧等を制
御する。
光源2の光は原稿10を照射し、原稿10の濃淡に応じた
反射光がイメージセンサ6に供給され、イメージセンサ
6は反射光の光量に対応して変動する電気信号を情報処
理回路7が供給するクロックによって1ライン分読出
し、情報処理回路7に送出する。
情報処理回路7はイメージセンサ6が送出する電気信
号を二値化して比較回路9に送出する。比較回路9は情
報処理回路7が送出する光源2の反射光から得られた1
ラインの二値化データと、記憶回路8から情報処理回路
7が送出するクロックにより読出される光源1の反射光
から得られた1ラインの二値化データとをビット毎に比
較し、二つの二値化データの差を検出する。
この結果、原稿10に記録された文字等の情報の輪郭部
分のみを取り出すことが出来る。
前述の二つの動作が終了した時点で原稿10を移動さ
せ、前記のように光源1と光源2を交互に点滅して、次
のラインの情報の輪郭を検出する。この動作の繰り返し
により、原稿10の情報の総ての輪郭を検出することが出
来る。
第7図は第6図の動作を説明する波形図である。
第7図に示す波形はイメージセンサ6が送出する電
気信号の波形を示し、i1は光源1の点灯により得られた
波形であり、i2は光源2の点灯により得られた波形であ
る。そして、(x)は情報処理回路7がイメージセンサ
6の送出した波形を二値化する際の閾値を示す。
情報処理回路7がi1で示す波形を二値化したデータの
波形は第7図に示す如くであり、情報処理回路7がi2
で示す波形を二値化したデータの波形は第7図に示す
如くである。そして、第7図に示す波形のパルス幅
は、第7図に示す波形のパルス幅より狭い。
従って、比較回路9の出力波形は、第7図に示す如
くになり、情報の輪郭部分を示す二つのパルスが送出さ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の如く、従来は光源を二つ使用し、且つ、その光
量に差を持たせ、イメージセンサから得られたアナログ
波形を二値化する際のパルス幅に差を発生させて、この
差に基づく二つのパルスによって情報の輪郭を検出して
いる。
従って、光源が二つ必要で、その制御回路も二組必要
であるためハードウェア量が多く不経済であると共に、
アナログ波形の傾斜部分でスライスしているため、ジッ
タの影響が大きい上、情報自体の原稿の下地に対する濃
淡の影響も大きく受け、輪郭を示すパルスの幅のバラツ
キが大きくなり、輪郭の位置を常に確実に検出すること
が困難であるという問題がある。
又、イメージセンサ6の送出するアナログ波形にはノ
イズが重畳するが、このノイズを除去することが出来な
いため、輪郭部分の誤り易いという問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑み、光源を一つとし
て、経済的で常に確実に情報の輪郭を検出し、更に、比
較的幅の狭いパルスを形成するノイズの影響を除くこと
が可能な輪郭検出装置を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理を説明するブロック図である。
第1図(a)において、光源1の光は原稿10を照射
し、原稿10の濃淡に応じた反射光が光電変換素子11に供
給され、光電変換素子11は反射光の光量に対応して変動
する電気信号を二値化手段12に送出する。
二値化手段12は光電変換素子11が送出する電気信号を
二値化して遅延手段13と演算手段14に送出し、遅延手段
13は定められた時間二値化信号を遅延させて、演算手段
14に送出する。
演算手段14は二値化手段12が送出する二値化信号と、
遅延手段13が送出する二値化信号との排他的論理和を演
算する。従って、演算手段14の出力側には原稿10に記録
されている情報の輪郭を示すパルスが送出される。
第1図(b)は、第1図(a)にノイズを除去する手
段を追加したものである。光源1の光は原稿10を照射
し、原稿10の濃淡に応じた反射光が光電変換素子11に供
給され、光電変換素子11は反射光の光量に対応して変動
するノイズを含む電気信号を二値化手段12に送出する。
二値化手段12は光電変換素子11が送出する電気信号を
二値化して第1の遅延手段15と演算手段14と除去手段17
とに送出し、第1の遅延手段15は定められた時間二値化
信号を遅延させて、演算手段14と除去手段17に送出す
る。
演算手段14は二値化手段12が送出する二値化信号と、
第1の遅延手段15が送出する二値化信号との排他的論理
和を演算する。従って、演算手段14の出力側には原稿10
に記録されている情報の輪郭を示すパルス及びノイズの
二値化されたパルスが送出される。
第2の遅延手段16は演算手段14が送出するパルスを所
定の時間遅延させ、除去手段17に送出する。除去手段17
は第2の遅延手段16が送出するパルスの中から、演算手
段14の入力信号と第2の遅延手段16の出力信号とを用
い、ノイズによって形成された前記所定の時間より幅の
短いパルスを除去して送出するため、除去手段17の出力
側には、ノイズの影響が少ない情報の輪郭を示すパルス
が送出される。
〔作用〕
上記の如く構成することにより、光源は一つで良いた
め、ハードウェアを簡易化して経済的にすることが可能
であり、アナログ波形も光源1の光量を調整して立ち上
がりを急峻とすることで、傾斜部分でスライスしないよ
うにすることが出来るため、ジッタの影響を除くことが
可能となる。従って、輪郭を示すパルスの幅のバラツキ
が無く、輪郭部分を常に確実に検出することが出来る。
又、大部分のノイズを除去することが可能であるた
め、ノイズの影響の少ない輪郭を示すパルス信号を利用
することが出来る。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例を説明するブロック図であ
る。
情報処理回路18は光量制御回路3に1ライン読取り開
始信号を送出する。従って、光量制御回路3は光源1を
点灯させる。
点灯した光源1の光は原稿10を照射し、原稿10の濃淡
に応じた反射光がイメージセンサ6に供給される。イメ
ージセンサ6は反射光の光量に対応して変動する電気信
号を、情報処理回路18が供給するクロックによって1ラ
イン分情報処理回路18に送出する。
情報処理回路18はイメージセンサ6が送出する電気信
号を二値化して遅延回路19と排他的OR回路20に送出し、
遅延回路19は情報処理回路18が送出する遅延量制御信号
に対応して定まる遅延時間により、情報処理回路18が送
出するクロックに対応して1ライン分の二値化されたデ
ータを順次遅延させて排他的OR回路20に送出する。
排他的OR回路20は情報処理回路18が送出する二値化デ
ータと、遅延回路19が遅延させた二値化データとの排他
的論理和を演算して送出する。
この結果、原稿10に記録された情報の輪郭部分だけを
取り出すことが出来る。
前述の動作が終了した時点で原稿10を移動させ、前記
のように光源1を点灯して、次のラインの情報の輪郭を
検出する。この動作の繰り返しにより、原稿10の情報の
総ての輪郭を検出することが出来る。
第3図は第2図の動作を説明する波形図である。
第3図に示す波形はイメージセンサ6が送出する電
気信号の波形を示し、(x)は情報処理回路18がイメー
ジセンサ6の送出した波形を二値化する際の閾値を示
す。
光量制御回路3は光源1の光量を制御して、イメージ
センサ6が送出する波形の立ち上がりを急峻にして、ジ
ッタの影響を除くようにする。
情報処理回路7が第3図に示す波形を二値化したデ
ータの波形は第3図に示す如くであり、遅延回路19が
遅延させた波形は第3図に示す如くである。
従って、排他的OR回路20の出力波形は、第3図に示
す如くになり、情報の輪郭部分を示す二つのパルスが送
出される。
第4図は本発明の他の実施例を示す回路のブロック図
で、第5図は第4図の動作を説明する波形図である。
第4図は第2図にノイズ除去回路を追加したものであ
る。第2図で説明した如く、情報処理回路18はイメージ
センサ6が送出する電気信号を二値化して遅延回路19と
排他的OR回路20とNOR回路22に送出するが、第5図に
示す如く、イメージセンサ6の出力信号にノイズが重畳
していると、に示す如きパルスが送出される。
前記の如く、遅延回路19は情報処理回路18が送出する
遅延量制御信号に対応して定まる遅延時間により、情報
処理回路18が送出するクロックに対応して、情報処理回
路18が送出する信号を遅延させて排他的OR回路20とNOR
回路22に送出するが、この出力信号は第5図に示す如
くであり、ノイズによるパルスが第5図に示す如く送
出される。
従って、排他的OR回路20の出力信号には第5図に示
す如く、原稿10に記録された情報の輪郭部分を示すパル
スの外にノイズに基づくパルスが第5図に示す如く送
出される。
遅延回路21は、排他的OR回路20が送出する信号を第5
図に示す如く、予め定められた遅延時間遅延させ、AN
D回路23と24に送出する。又、NOR回路22は、第5図に
示す如く、情報処理回路18と遅延回路19が送出する波形
から、ノイズに基づくパルスとを除去した波形を送
出する。
従って、AND回路23は、遅延回路21とNOR回路22が送出
する波形とから、第5図に示す如き波形をOR回路
26とフリップフロップ25に送出し、フリップフロップ25
は情報処理回路18が送出するクロックにより、AND回路2
3が送出するパルスの立ち下がりでセットされ、第5図
に示す如き波形をAND回路24に送出する。
従って、AND回路24は、第5図に示す如き波形をOR
回路とフリップフロップ25に送出し、フリップフロップ
25は、AND回路24が送出するパルスの立ち下がりでリセ
ットされる。
従って、OR回路26の出力信号は、第5図に示す如
く、原稿10に記録された情報の輪郭部分を示すパルスの
み送出され、輪郭と誤認されるノイズに基づくパルスは
除去される。
但し、このノイズに基づくパルスの幅が、遅延回路21
の遅延時間より小さい時に除去されるが、ノイズの大部
分を除去することが出来るため、実用上は支障が無い。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明は経済的な回路で、原稿に
記録された文字等の情報の輪郭を常に確実に検出し、ノ
イズによる輪郭誤認を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の原理を説明するブロック図、 第2図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図、 第3図は第2図の動作を説明する波形図、 第4図は本発明の他の実施例を示す回路のブロック図、 第5図は第4図の動作を説明する波形図、 第6図は従来技術の一例を説明するブロック図、 第7図は第6図の動作を説明する波形図である。 図において、 1,2は光源、3,4は光量制御回路、 5は光源点滅制御回路、6はイメージセンサ、 7,18は情報処理回路、8は記憶回路、 9は比較回路、10は原稿、 11は光電変換素子、12は二値化手段、 13は遅延手段、14は演算手段、 15は第1の遅延手段、16は第2の遅延手段、 17は除去手段、19,21は遅延回路、 20は排他的OR回路、22はNOR回路、 23,24はAND回路、25はフリップフロップ、 26はOR回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二値化された読取り原稿の1ライン情報を
    遅延する第1の遅延手段と、 前記二値化された読取り原稿の1ライン情報と前記第1
    の遅延手段が遅延させた1ライン情報との排他的論理和
    を演算する演算手段と、 該演算手段の出力信号を遅延させる第2の遅延手段と、 前記演算手段の入力信号と前記第2の遅延手段の出力信
    号とを用い、前記演算手段の入力信号に重畳する前記第
    2の遅延手段の遅延量より短いパルス幅の信号を除去す
    る除去手段と、 を具備することを特徴とする輪郭検出装置。
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