JP2946293B2 - 光学ヘッドの清掃部材 - Google Patents

光学ヘッドの清掃部材

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JP2946293B2 JP7291906A JP29190695A JP2946293B2 JP 2946293 B2 JP2946293 B2 JP 2946293B2 JP 7291906 A JP7291906 A JP 7291906A JP 29190695 A JP29190695 A JP 29190695A JP 2946293 B2 JP2946293 B2 JP 2946293B2
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雅也 寺山
栄二 坂田
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/121Protecting the head, e.g. against dust or impact with the record carrier

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンパクトディスク(C
D),レーザーディスク(LD)や電子ファイル用など
の録,再機の光学ヘッドユニットのレンズを清掃するた
めの清掃部材に関する。
【0002】
【従来の技術】音情報、画像情報、コンピュータのデー
タやプログラムを記録するために光ディスクや光磁気デ
ィスクが用いられ、これは再生装置あるいは再生記録装
置にディスクをセットして回転させ、これに照射された
光の反射光を受光するしくみになっている。この光学ヘ
ッドのレンズの表面は、ディスク装置の内部空間に露呈
しているため塵芥が付着しやすく、情報の記録あるいは
再生に悪影響をうけやすいものである。
【0003】このため、清掃操作のし易さから、ディス
ク盤と同形の盤体の盤面にブラシなどの清掃体を植毛な
どして突出させている清掃部材を用いる。
【0004】この清掃体突出量は、光学ヘッドユニット
のレンズ面上を拭く程度の長さにするのが好ましく、余
りに長すぎればディスク盤の回転駆動負荷となり、再生
装置などのサーボ機構に無理が生じ、短すぎれば清掃能
力が低くなって好ましくないものとなる。そこで清掃体
の突出量は一定の長さに構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし近年、光ディス
ク再生装置などでは、例えばCDやLDのように情報内
容やサイズの異なる光ディスクをどれでも再生できるコ
ンパチブルタイプのものが普及し始めている。
【0006】ところがLD用光学ヘッドユニットは、C
Dに比べて盤サイズが大きくまた回転速度が早いことも
あり、音、画像情報をピックアップするヘッド用レンズ
とは別に、ヘッドユニット全体の傾斜を補正し、ヘッド
用レンズが常に盤面に垂直方向を向くように盤傾斜を検
知するレンズのように複数種類のレンズを備えたものと
なっている。そして両レンズの高さは互いに干渉し合う
ことないように、また組付加工上から傾斜センサー用レ
ンズは前記ヘッド用より、盤面から離れて配置されてい
るため、清掃体の突出量が一定の清掃部材、例えばレン
ズを1個しか備えていないCD再生機用清掃部機では、
いかにコンパチブルタイプとは言え傾斜センサー用レン
ズの清掃は充分にできないものである。
【0007】そこで清掃体の突出量を傾斜センサー用レ
ンズのような奥まった位置にあるレンズの清掃に適合す
る程まで長くすれば、ピックアップヘッド用レンズに対
しては過剰負荷となるだけでなく、通常のピックアップ
レンズのための清掃効率が低下してしまい使用に適さな
いものとなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような事情
を鑑みて成されたもので、盤面からの距離が近い位置に
あるレンズ面のための第1の清掃体と、壁面からの距離
が遠い位置にあるレンズ面のための第2の清掃体を盤面
に分散して設けるとともに、 該第1の清掃体の盤面か
らの突出長さを上記第2の清掃体の盤面からの突出長さ
より短くしたものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、ピックアップヘッド用レン
ズに対しては突出長さの短い清掃体が当接し、傾斜セン
サー用レンズのような盤面から離れて配置されたレンズ
に対しては突出長さの長い清掃体が当接し、各々が汚れ
を落とすことになり光学ヘッドユニットに必要以上の負
荷を与えずそれぞれの清掃体がそれぞれのレンズに対し
最適な高さ位置関係を有すことになり、一度に両レンズ
を清掃でき使い易いものとすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は清掃部材の平面図で、この盤体1は線速度一
定形(CLV)のLDと略同一形状をしている。盤体1
0には内周側からラベルA,リードイントラックB,プ
レイトラックC,リードアウトトラックDが順に設けら
れている。リードイントラックBには図示しないディス
ク装置側にこの盤体1の内容を一覧させる信号が記録さ
れており、盤体1をディスク装置にセットすると装置内
の光学ヘッド2はこのリードイントラックBから読取を
開始する。ディスク装置としてはLDプレーヤを用いた
場合を説明する。またプレイトラックCには音や画像情
報が記録されている。
【0011】この盤体1のリードイントラックBには、
盤面からの突出量が4.5〜6.5mm好ましくは5.
5mmの第1の清掃体としての第1ブラシ体3が、図2
に示すように90°等分割して4本植設されている。こ
の第1ブラシ体3は、線径約40〜70μmのナイロン
繊維製のブラシ毛を、リードイントラックBの幅1.5
mmより小さくなるよう約1mm程度に束ねて成る。
【0012】またプレイトラックCには突出量3〜4m
m、好ましくは3.5mmの第2の清掃体としての第2
ブラシ体4が90°等分割して植設されているが、その
位置は第1ブラシ体3間に位置するよう45°偏位して
配置されている。これはLDはCLVモードでは600
〜1800回転/分のように高速で回転するため、清掃
体を設けることによる回転アンバランスを是正するのに
都合が良く、回転が息つくことなく安定して行なわれ
る。しかもこの第2ブラシ体4は、ピックアップヘッド
用レンズ面を万遍なく清掃できるよう、径方向において
レンズ径(例えば6mm)の範囲をやや越える程度に、
径方向外径に向かって1.6mmずつ位置をずらしてい
る。この第2ブラシ体4も第1ブラシ体3と同様の合成
樹脂製繊維例えばポリアセタールのような結晶性樹脂や
塩化ビニールを用いて形成されるが、この他豚毛や猪毛
のような動物性繊維を用いることもできる。またブラシ
体としては、第1,第2のブラシ体を示したか2種類に
限定されるものではなく、3種類以上のブラシ体が設け
られることも考えられる。
【0013】図3は、このような清掃部材を用いて光学
ヘッドユニット5を清掃する状態を示しており、6は傾
斜センサー用レンズ、7はピックアップヘッド用レンズ
で、傾斜センサー用レンズ6はピックアップヘッド用レ
ンズ7より、図において約1.5mm程度下方でかつト
ラック方向に並んで配置されている。
【0014】まずこの盤体1をディスク装置にセット
し、この装置を起動させれば、第1清掃体3は両レンズ
6,7の表面を清掃する。この時点では、ヘッド用レン
ズ7に対し突出量の大きい第1清掃体3は、必要以上に
当接するが、第1清掃体3はリードイントラックBの領
域に設けられているため回転中心からの距離は短く、し
たがって回転トルクに対し過剰負荷とはなりにくく回転
はスムースに行なわれ、しかも第1清掃体3が過度に変
形してレーザー光量が変化しヘッド用レンズ7のピック
アップにエラーが生じても、この領域はリードイントラ
ックBであるため直ちに回転が停止することはない。こ
のためには正常読みとりが行なわれるよう第1清掃体3
は、リードイントラックBの最初の部分を避けて、リー
ドイントラックB内のプレイトラックC寄りに植設する
のが好ましい。このリードイントラックには中心側か
ら、作品クレジット,テスト信号(カラーバー),ブラ
ックバースト,リードインロゴの順に記録されており、
植設位置をトラック後半寄りにすることによって、テス
ト信号やブラックバーストのデータが部分的に損なわれ
るだけで済む。仮に第1清掃体3の毛束が大きい場合に
は、リードイントラックBの領域を径方向外方に向けて
例えばテーブルオブコンテンツ(TOC)信号を、繰り
返し記録して毛束の先端がバラけてあるいは変形くせが
生じた場合でも正常なTOC信号が読み取れる程拡張し
ておくことで対応できる。
【0015】次いで光学ヘッドユニット5が径方向外方
へ移動すれば、プレイトラックCに植設された突出量の
小さい第2の清掃体4がヘッド用レンズ7の表面を清掃
する。各第2清掃体4は径方向外側へ向かって位置がず
れているので一度にレンズ7全面を清掃することなく分
割して清掃するため過負荷が加わることはない。なお第
1清掃体3と第2清掃体4との植設距離はセンサー用レ
ンズ6とヘッド用レンズ7の配置距離より離すことによ
って、同時に両レンズ6,7に清掃当接力が加わるのを
防止するのが望ましい。
【0016】
【他の実施例】清掃効果を高めるには、レンズ表面を湿
らせた後清掃体で清掃するのが好ましい。このためには
第1清掃体3のいずれかに代えて第4図に示すようなク
リーニング液供給体を混在させることが良い。クリーニ
ング液としては蒸留水,イソプロピルアルコール(IP
A)と蒸留水の混合液,界面活性剤と蒸留水と脂肪族ア
ルコールの混合液やこれらに防カビ剤を混入したものな
どが適当であり、出来るだけ蒸発性の高いものが良い。
最も好ましい液成分は重量比で界面活性剤4〜8%,蒸
留水20〜40%,樹脂族アルコール52〜76%であ
る。
【0017】液供給体8は、盤体1に貫通孔9を設け、
ここに貫入される径大の液溜め部10と、この貫通孔9
からレンズ側へ突出する径小の塗布部11とを、例えば
シリコンゴムのような柔軟な材質で一体成形して成り、
この弾性を利用して貫通孔9に圧入固定するので、使用
しないときや交換時簡単に着脱できる。塗布部11の先
端開口径は、盤体1の高速回転時に発生する遠心力より
クリーニング液の表面張力が大きくなるように設定すれ
ば良く、前記最適クリーニング液の場合は、約60〜5
00μmであれば必要以上に飛散せずにレンズ面を充分
湿らせることができる。液の供給は、盤体1の裏面側か
らスポイドEのようなもので行なう。
【0018】上記液供給体8は先端チューブ状にしたが
って図5に示すように先端12をテーパー状にし、かつ
先端から途中まですり割り13を入れたいわゆるダック
ビル形状に弾性体で形成すれば、図6に示すようにレン
ズ7と当接した際の先端12のずれ変形によって液が漏
出し、レンズ面を湿らせることができる。これは円錐形
状としても良く、また塗布性能を高めるにはすり割りを
入れた回転方向側先端13を切り取り他方側の露出対向
面14で液を塗り付けるのが好ましい。なお、15は一
体形成した抜け止め突起である。
【0019】この液供給体8の配置位置は、第1清掃体
3の位置に限らず第1,第2清掃体3,4の径方向中間
位置とすれば、高い読み取り精度が要求されるヘッド用
レンズ7を確実に清掃できる。
【0020】勿論、この液供給体8も、盤体1の高速回
転時のアンバランスを防止するため、盤体中心の点対称
位置に配置することが好ましい。またいずれの実施例に
おいても、CDや角速度一定形(CAVモード形)のデ
ィスクや電子ファイル用ディスクでも同様に実施でき
る。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば
面からの距離が近い位置にあるレンズ面のための第1の
清掃体と、壁面からの距離が遠い位置にあるレンズ面の
ための第2の清掃体を盤面に分散して設けるとともに、
該第1の清掃体の盤面からの突出長さを上記第2の清
掃体の盤面からの突出長さより短くしたものなので、盤
面から距離の異なる最適な清掃が行なえ全体としてそれ
ぞれのレンズ面に対し、過剰負荷を軽減し、確実にレン
ズ面を清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の盤体斜視図
【図2】同実施例の盤体平面図
【図3】同実施例を用いた清掃状態図
【図4】本発明に係る他の実施例の部分断面斜視図
【図5】本発明に係る更に他の実施例の部分斜視図
【図6】同他の実施例の液塗布状態図
【符号の説明】
1 盤体 3 第1清掃体 4 第2清掃体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盤面からの距離が近い位置にあるレンズ
    面のための第1の清掃体と、壁面からの距離が遠い位置
    にあるレンズ面のための第2の清掃体を盤面に分散して
    設けるとともに、 該第1の清掃体の盤面からの突出長さを上記第2の清掃
    体の盤面からの突出長さより短くしたことを特徴とする
    光学ヘッドの清掃部材。
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