JP2946202B2 - 地盤掘削及び圧密装置 - Google Patents
地盤掘削及び圧密装置Info
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Description
る地盤掘削装置や地盤圧密装置においてはア−ス−オ−
ガ−の回転反力をうまく得ることができなかったり、回
転反力のためオ−ガ−とブ−ムの取付部が破損するとい
う不都合があったのでこれらを改善しようとするもので
ある。
ン車のブ−ム頂部にリ−ダ−を有するア−スオ−ガ−を
或はリ−ダ−を有しないア−スオ−ガ−を図7示す吊設
固定具(32)を使用して固定した状態につけた場合、
オ−ガ−の頂部に設けてある駆動モ−タ−とア−スオ−
ガ−の回転反力によりブ−ム頂部に設けた吊設固定具
(32)の損傷が激しく、この損傷を小とするためクレ
−ン車本体とリ−ダ−との間にトルクア−ム(21)を
横架した構成の装置もあるがそれでも回転反力の影響に
よる損傷を免れることはできなかった。又リ−ダ−を有
しないア−スオ−ガ−においては、ア−スオ−ガ−の下
部に設けたオ−ガ−案内(33)とクレ−ン車本体(16)
との間にトルクア−ム(21′)を横架した構成の装置
もあるが、回転反力は駆動モ−タ−をブ−ム頂部に吊設
固定した吊設固定具(32)に大きく影響しその損傷を
免れることはできなかった。 更にブ−ム頂部にリ−ダ
−付ア−スオ−ガ−又はリ−ダ−無しのア−スオ−ガ−
を吊設固定具(32)により固定した状態に取り付ける
には、取り付けのために広い作業場が必要であり、通常
は工場で取り付け、取りはずす時も広い場所とか工場で
行っているという大きな不便さがある。即ち作業現場で
は容易に取り付け取り外しができなかったという大きな
不便不都合があったのである。又ブ−ム頂部にア−スオ
−ガ−を取り付けた装置を運搬するには大型運搬車又は
作業車が必要であるという不都合もある。
術に鑑み、リ−ダ−付ア−スオ−ガ−装置又はリ−ダ−
無しのア−スオ−ガ−装置を、従来のような吊設固定具
(32)を使用しないで且つ取り付け取り外しが作業現
場でも極めて容易にブ−ムの頂部に着脱可能となし、し
かもア−スオ−ガ−の回転反力を充分に得られ装置の損
傷もないという改良された地盤掘削及び圧密装置を提供
せんとするものである。
に、ブ−ムの左右に突出して取り付けシャフトを横設
し、他方リ−ダ−両サイド板の頂部には前記取り付けシ
ャフトの嵌入溝を設け、ブ−ム先端部にワイヤ−で吊下
してあるフックでもってリ−ダ−付ア−スオ−ガ−装置
を吊り上げることにより、シャフト嵌入溝に、取り付け
シャフトを嵌入し、ワイヤ−の弛緩によって嵌入を解除
し得る如くリ−ダ−装着機構を構成し、他方リ−ダ−を
有しないア−スオ−ガ−装置においては、駆動モ−タ−
の両サイドに対向して縦状の接続フレ−ムを固設すると
共に、当該両フレ−ムの頂部にはシャフト嵌入溝を設け
て、当該嵌入溝にブ−ムに付設してある常備のワイヤ−
とフックでもって駆動モ−タ−を吊り上げ、取り付けシ
ャフトをその嵌入溝に嵌入しワイヤ−を弛緩することに
より嵌入を解除し得る如く構成して、駆動モ−タ−の回
転による水平方向の回転反力によるブ−ム先端部におけ
るリ−ダ−の取り付け部の損傷を回避し、且つブ−ムと
ア−スオ−ガ−装置の着脱作業を狭い場所でも極めて容
易ならしめ、更に、親ブ−ムと、リ−ダ−を有するア−
スオ−ガ−装置においては両者の間に、又リ−ダ−無し
のア−スオ−ガ−装置においては駆動モ−タ−に設けた
縦状の接続フレ−ムと親ブ−ムとの間にクレ−ン車台に
設けたウインチを使用して横架可能なトルクア−ムを採
用することにより回転反力による装置の損傷をより回避
することができた。
−装置と、クレ−ン車のブ−ム先端部との接続機構を示
す斜視説明図であるが、ブ−ム先端部(1)にはリ−ダ
−(6)を取り付ける取り付けシャフト(2)がブ−ム
先端部(1)の左右に適宜の長さで突出して横設されて
いる。横設は、ブ−ム内を貫通して設けてもよいし、溶
接によって設けてもよく、その手段は問わない。(3)
はフックで、(4)はワイヤ−であり、この種装置にお
ける常備の設備である。ア−スオ−ガ−装置(7′)
は、駆動モ−タ−(5)、リ−ダ−(6)、ア−スオ−
ガ−(7)とから構成され、リ−ダ−(6)はサイド板
(8)(8)が対向して設けてあり、駆動モ−タ−
(5)とア−スオ−ガ−(7)を上下摺動可能に内設し
ている。リ−ダ−(6)を構成する両サイド板(8)
(8)の上部にはU字形にシャフト嵌入溝(9)を設け
でなり、シャフト嵌入溝(9)の直下にして両サイド板
(8)(8)間にはサイド板支持梁(10)が架設固定
してあり、その上面にはフック掛け(11)が設けてあ
る。又リ−ダ−(6)の両サイド板(8)(8)にし
て、少なくともサイド板支持梁(10)に近接した位置
で側面には伸縮自在のトルクア−ム(12)が上下回動
自在に取り付けてあり(20)はその取り付けピンで
(29)はトルクア−ム取り付け部である。又トルクア
−ム(12)の他端は、親ブ−ム(13)の上部位に設
けたトルクア−ムホルダ−(14)に着脱自在に係着可
能に構成した係着部(15)が形成され、更に当該係着部
(15)には、クレ−ン車台(16)に設置してあるウ
インチ(17)から、トルクア−ムホルダ−(14)の
上部に設けたシ−ブ(18)を介してワイヤ−(19)が
掛け渡されている。(21)(21′)は従来から設けら
れているトルクア−ムである(図4)。なお、係着部
(15)は図6に示すようにトルクア−ム(12)の先
端に設けた嵌入ピン(22)と親ブ−ム13に設けたタ
−ンホルダ−(23)とから構成してもよい。(24)
はロ−タ−であり、(25)はホルダ−で、(26)は
ロ−タ−レバ−である。従って係着部(15)は着脱自
在に係着可能であればどのような手段であってもよいの
である。
(5′)の両サイドに、シャフト嵌入溝(9′)を設け
た接続フレ−ム(27)(27)を固着してリ−ダ−無
しのア−スオ−ガ−装置(7′)を構成している。更に
ブ−ム先端部(1)に常備してあるワイヤ−(4)とフ
ック(3)を利用して駆動モ−タ−(5′)の頂部に設
けてあるフック掛け(28)にフック(3)を掛けてア
−スオ−ガ−装置を引き上げシャフト嵌入溝(9′)
(9′)に取り付けシャフト(2)を嵌入してブ−ムヘ
ットにア−スオ−ガ−装置を装着可能に構成する。な
お、ア−スオ−ガ−装置(7′)は接続フレ−ム(2
7)(27)を有する駆動モ−タ−(5′)、ア−スオ
−ガ−(7)とから成っており、又接続フレ−ム(2
7)(27)と親ブ−ム(13)との間に伸縮自在のト
ルクア−ム(12′)をクレ−ン車台に設けたウインチ
(17)で、親ブ−ム(13)の上方に設けたシ−ブ
(18)を介してワイヤ−(19)で吊り上げ又は吊り
下げることにより着脱自在に架け渡し可能に構成として
もよい。
ら、リ−ダ−を有するア−スオ−ガ−装置の本発明にお
いてはクレ−ン車で、又は別車輌でア−スオ−ガ−装置
を作業現場に搬送し、図1及び図2に示すようにブ−ム
先端部に設けてあるフック(3)をフック掛け(11)
に掛けてワイヤ−(4)でア−スオ−ガ−装置を吊り上
げ、ブ−ム先端部(1)に横設してある取り付けシャフ
ト(2)をシャフト嵌入溝(9)に嵌入する(図2)。
ワイヤ−(4)は緊張したまま緩めないものとする。
然るときは、リ−ダ−(6)はブ−ム先端部(1)に一
体的に装着される。次いでリ−ダ−付きア−スオ−ガ−
を地盤の所定の位置に立て駆動モ−タ−(5)を回動
(矢印30)すればア−スオ−ガ−(7)は地盤を掘進
するが、この際駆動モ−タ−(5)の回転反力(矢印3
1)を必要とする。然しリ−ダ−(6)とブ−ムはその
先端部において一体的に接続され、且つブ−ム先端部
(1)の強度は強力であるからア−スオ−ガ−(7)の
掘進回転反力(31)や地盤圧密の逆回転に必要な回転
反力(30)は該接続部において充分に得られる。掘削
又は圧密作業が終了したならばワイヤ−(4)を伸長し
てブ−ム先端部(1)とリ−ダ−(6)との嵌入装着を
解除する。取り付けシャフト(2)とシャフト嵌入溝
(9)との嵌入装着による回転反力をより強化せんとす
るとき又は該部(2)(9)を回転反力によるネジレか
ら幾らかでも保護せんとするときはウインチ(17)を
使用してトルクア−ム(12)をトルクア−ムホルダ−
(14)に係着して回転反力を補強する。勿論作業終了
後は再びウインチ(17)の操作でトルクア−ム(1
2)とトルクア−ムホルダ−(14)との係着を解除
す。又駆動モ−タ−(5′)の両サイドにシャフト嵌入
溝(9′)を設けた接続フレ−(27)(27)を固着
してリ−ダ−無しのア−スオ−ガ−装置を構成した場合
も同様で、接続フレ−ム(27)(27)とブ−ム頂部
に設けた取り付けシャフト(2)との組み合わせ取り付
けで充分に回転反力を得ることが可能であるが、本発明
最大の課題であるブ−ムとア−スオ−ガ−装置の組み合
わせ及び取付け並びにその解除がブ−ムに設けたワイヤ
−とフック及び車台に設けたウインチ(17)をもって
作業現場で極めて容易になし得る。
ャフト嵌入溝(9)(9′)とにより、リ−ダ−(6)
又は接続フレ−ム(27)を直接的に強力な強度を有す
るブ−ム先端部(1)に装着する構成となっているの
で、駆動モ−タ−(5)(5′)の水平回転による回転
反力によってブ−ム先端部(1)は勿論のこと、ブ−ム
先端部(1)とリ−ダ−(6)又は接続フレ−ム(2
7)との装着部が回転反力によって損傷することはな
い。そしてトルクア−ム(12)又は(12′)を使用
すればこの効はより大となる。次に本発明の最大の利点
は、この種クレ−ン車(作業車)に常備されているワイ
ヤ−(4)とフック(3)を使用することにより極めて
容易にリ−ダ−(6)をブ−ム先端部(1)に作業現場
において迅速に着脱可能という点である。従来は工場で
吊設固定具(32)によってリ−ダ−をブ−ム先端部に
固定的に吊設していたのでその取り付け取り外しが極め
て困難で、特に一度取り付けたならば取り外しは困難で
あるから取り付けた状態を維持しておくのが常で運搬等
にも極めて不便であったが、本発明は取り付け取り外し
はクレ−ン車に常備のワイヤ−とフックで容易に可能で
あるという大きな効を奏することである。従って狭い場
所や作業現場でも取り付け取り外しが容易にできるとい
う大きな効を奏するものである。又メインブ−ムの上方
位置とリ−ダ−との間に伸縮自在のトルクア−ムをウイ
ンチでもって容易にかけ渡すことが可能に構成するとき
は駆動モ−タ−の水平回転方向に対する反力をトルクア
−ムによっても得られるからブ−ム先端部とリ−ダ−と
の接続部の損傷を回避するのに大きな効を奏することに
なる。
接続機構の斜視説明図で、点線部はトルクア−ムを示
す。 図2 ブ−ム先端部とリ−ダ−上部に形成した接続機構の接続
状態を示す斜視説明図で、点線部はトルクア−ムを示
す。 図3 駆動モ−タ−に接続フレ−ムを設けた状態を示す一部省
略斜視説明図で点線部はトルクア−ムを示す。 図4 リ−ダ−をブ−ム先端部に接続し、且つトルクア−ムを
親ブ−ムとリ−ダ−に掛け渡した状態を示す側面説明
図。 図5 トルクア−ムの実施例で特にリ−ダ−と親ブ−ムの係着
部を示す斜視説明図 図6 トルクア−ムの実施例でリ−ダ−と親ブ−ムの係着部の
斜視説明図 図7 従来のブ−ム先端部とリ−ダ−との接続状態を示す一つ
の実施例でその吊設固定具斜視説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 クレ−ン車とリ−ダ−付ア−スオ−ガ−
装置とからなる地盤掘削及び圧密装置において、クレ−
ン車のブ−ム頂部に取り付けシャフトを左右に突出して
横設し、他方リ−ダ−両サイド板の頂部にはシャフト嵌
入溝を設け、ブ−ム先端部にワイヤ−で吊下してあるフ
ックでもってリ−ダ−付ア−スオ−ガ−を吊り上げるこ
とによりシャフト嵌入溝に取り付けシャフトを嵌入し、
ワイヤ−の弛緩によって嵌入を解除し得るように構成し
てなることを特徴とする地盤掘削及び圧密装置。 - 【請求項2】 クレ−ン車とア−スオ−ガ−装置とから
なる掘削及び圧密装置において、クレ−ン車のブ−ム頂
部に左右に突出して取付けシャフトを横設し、他方ア−
スオ−ガ−の頂部に設けてある駆動モ−タ−の両サイド
に接続フレ−ムを対向して縦状に固設し、当該フレ−ム
の頂部にはシャフト嵌入溝を設け、ブ−ム先端部にワイ
ヤ−で吊設してあるフックでもって駆動モ−タ−を吊り
上げて取り付けシャフトを嵌入溝に嵌入し、ワイヤ−を
弛緩することにより嵌入を解除し得るように構成してな
ることを特徴する地盤掘削及び圧密装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の地盤掘削及び圧密装置に
おいて、クレ−ン車の親ブ−ムの上部位とリ−ダ−の上
部位との間に着脱自在にトルクア−ムを、親ブ−ムに設
けたシ−ブとトルクア−ムの端部に架け渡したワイヤ−
によりウインチでもって横架可能に構成してなることを
特徴とする地盤掘削及び圧密装置。 - 【請求項4】 請求項2記載の地盤掘削及び圧密装置に
おいて、クレ−ン車のメインブ−ムの上部位と、駆動モ
−タ−に縦状に固設した接続フレ−ムとの間に、着脱自
在にトルクア−ムを、メインブ−ムに設けたシ−ブとト
ルクア−ムの端部に架け渡したワイヤ−によりウインチ
でもって横架可能に構成してなることを特徴とする地盤
掘削及び圧密装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20549697A JP2946202B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 地盤掘削及び圧密装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20549697A JP2946202B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 地盤掘削及び圧密装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1136768A JPH1136768A (ja) | 1999-02-09 |
JP2946202B2 true JP2946202B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=16507830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20549697A Expired - Fee Related JP2946202B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 地盤掘削及び圧密装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2946202B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2507393A1 (en) * | 2005-05-16 | 2006-11-16 | Denis Poire | Quick attach coupling device |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP20549697A patent/JP2946202B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1136768A (ja) | 1999-02-09 |
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