JP2945077B2 - ガス発生組成物 - Google Patents
ガス発生組成物Info
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- JP2945077B2 JP2945077B2 JP2131632A JP13163290A JP2945077B2 JP 2945077 B2 JP2945077 B2 JP 2945077B2 JP 2131632 A JP2131632 A JP 2131632A JP 13163290 A JP13163290 A JP 13163290A JP 2945077 B2 JP2945077 B2 JP 2945077B2
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- gas
- gas generating
- oxide
- powder
- generating composition
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は人体に無害のガスを使用して車両内の乗員衝
撃保護クッション、すなわちエアバッグを急速に膨張さ
せるためのガス発生組成物に関する。
撃保護クッション、すなわちエアバッグを急速に膨張さ
せるためのガス発生組成物に関する。
〔従来の技術及びその課題〕 車両の衝突の際、乗員をエアバッグで保護することは
広く知られており、このためのガス源としては現在発熱
反応によってガスを発生するような燃焼性のガス発生剤
が広く用いられていることも知られている。
広く知られており、このためのガス源としては現在発熱
反応によってガスを発生するような燃焼性のガス発生剤
が広く用いられていることも知られている。
この種のガス発生器に求められる要件としては、30ミ
リ秒前後でバッグを膨張させること、発生したガスに有
害物質を乗員に有害な程度に含まないこと、ガス温度が
乗員に火傷を生じさせない程度であること、ならびに通
常の運転条件下で比較的長期間(約十年以上)にわたっ
て貯蔵安定性と作動時の良好な燃焼反応性をガス発生剤
が有すること等が挙げられる。
リ秒前後でバッグを膨張させること、発生したガスに有
害物質を乗員に有害な程度に含まないこと、ガス温度が
乗員に火傷を生じさせない程度であること、ならびに通
常の運転条件下で比較的長期間(約十年以上)にわたっ
て貯蔵安定性と作動時の良好な燃焼反応性をガス発生剤
が有すること等が挙げられる。
しかしながら、現在主として開発・実用化されている
ガス発生剤にはアジ化ソーダの如くその燃焼もしくは熱
分解により窒素ガスを発生する物質が多く用いられ、閉
鎖された車室内で複数個のエアバッグが同時に展開し、
且つ発生ガスを車室内に放出した場合、乗員に対する酸
素欠乏による重大な障害も予測される。
ガス発生剤にはアジ化ソーダの如くその燃焼もしくは熱
分解により窒素ガスを発生する物質が多く用いられ、閉
鎖された車室内で複数個のエアバッグが同時に展開し、
且つ発生ガスを車室内に放出した場合、乗員に対する酸
素欠乏による重大な障害も予測される。
かかる問題点の解決を図るため、従来より還元性含窒
素化合物、例えばアジ化ソーダ或いはテトラゾール化合
物等に過剰の過塩素酸塩等の酸素発生可能な酸化性成分
を添加してなる近似空気組成ガス発生剤が提案されてい
るが、いずれもガス発生剤の燃焼時に発生する高温のた
め人体に極めて有害な窒素酸化物の生成を避けることは
できなかった。
素化合物、例えばアジ化ソーダ或いはテトラゾール化合
物等に過剰の過塩素酸塩等の酸素発生可能な酸化性成分
を添加してなる近似空気組成ガス発生剤が提案されてい
るが、いずれもガス発生剤の燃焼時に発生する高温のた
め人体に極めて有害な窒素酸化物の生成を避けることは
できなかった。
本発明はかかる問題点の解決を図ることを目的とする
ものである。
ものである。
本発明者らは上記の如き問題点を解決すべく鋭意研究
した結果、遷移金属酸化物、例えば酸化鉄等をシリカや
アルミナ等の耐熱性酸化物粉末担体上に高分散状態で担
持した触媒物質を塩素酸塩或いは過塩素酸塩に添加し、
それらの塩の分解温度を酸化窒素の生成しないところま
で低下させることにより上記問題点が解決されることを
見い出し、本発明を完成するに至った。
した結果、遷移金属酸化物、例えば酸化鉄等をシリカや
アルミナ等の耐熱性酸化物粉末担体上に高分散状態で担
持した触媒物質を塩素酸塩或いは過塩素酸塩に添加し、
それらの塩の分解温度を酸化窒素の生成しないところま
で低下させることにより上記問題点が解決されることを
見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、アルカリ金属の塩素酸塩或いは過
塩素酸塩の単独もしくは混合物と、金属酸化物を担体に
担持させた成分とからなるガス発生組成物であって、ア
ルカリ金属がナトリウム又はカリウムであり、金属酸化
物が鉄、ニッケル、コバルト又は銅の酸化物から選ばれ
る1種又は2種類以上であり、担体がアルミン酸又は珪
酸のアルコキシドより得られる酸化物であることを特徴
とするガス発生組成物を提供するものである。
塩素酸塩の単独もしくは混合物と、金属酸化物を担体に
担持させた成分とからなるガス発生組成物であって、ア
ルカリ金属がナトリウム又はカリウムであり、金属酸化
物が鉄、ニッケル、コバルト又は銅の酸化物から選ばれ
る1種又は2種類以上であり、担体がアルミン酸又は珪
酸のアルコキシドより得られる酸化物であることを特徴
とするガス発生組成物を提供するものである。
本発明のガス発生組成物はそれ自体で自立燃焼するこ
とはないが、外部より供給される熱、例えばアジ化ソー
ダと金属酸化物、酸素酸塩或いは硫化物及び冷却剤等か
らなるガス発生剤の燃焼により発生する約700℃以下
(通常冷却剤を用いない場合、約1000℃以上が窒素酸化
物の急速な生成温度領域とされる)の比較的低温ガスに
接触させることにより窒素酸化物の生成量を実質的に人
体を無害な程度以下に抑制しつつ急速に酸素ガスを発生
するものである。
とはないが、外部より供給される熱、例えばアジ化ソー
ダと金属酸化物、酸素酸塩或いは硫化物及び冷却剤等か
らなるガス発生剤の燃焼により発生する約700℃以下
(通常冷却剤を用いない場合、約1000℃以上が窒素酸化
物の急速な生成温度領域とされる)の比較的低温ガスに
接触させることにより窒素酸化物の生成量を実質的に人
体を無害な程度以下に抑制しつつ急速に酸素ガスを発生
するものである。
以下本発明を更に具体的に説明する。
本発明に使用される耐熱性酸化物粉末担体としては、
シリカ、アルミナが挙げられる。また、これら粉体の粒
子径は約10μm以下、特に2μm以下が好適であるが、
形状については特に制限するものではない。また、更に
これらの粉末の製造方法はアルコキシド法(「セラミッ
クス」24(1989)No.11参照)に基づくもので、このた
めの原料としては珪酸エステル、アルミン酸エステル等
のアルコキシド化合物が挙げられ、具体的には珪酸エチ
ル、珪酸メチル、アルミニウムイソプロポキシド等が挙
げられる。
シリカ、アルミナが挙げられる。また、これら粉体の粒
子径は約10μm以下、特に2μm以下が好適であるが、
形状については特に制限するものではない。また、更に
これらの粉末の製造方法はアルコキシド法(「セラミッ
クス」24(1989)No.11参照)に基づくもので、このた
めの原料としては珪酸エステル、アルミン酸エステル等
のアルコキシド化合物が挙げられ、具体的には珪酸エチ
ル、珪酸メチル、アルミニウムイソプロポキシド等が挙
げられる。
本発明に用いられる金属酸化物を担持した酸化物粉末
は、所定量の遷移金属の塩、例えば硝酸塩等を多価アル
コール、例えばエチレングリコールに溶解させた後、原
料のアルコキシド化合物と40〜90℃にて加熱混合してか
ら焼成することにより調製される。遷移金属の塩として
は鉄、ニッケル、コバルト及び銅の塩が好ましい。
は、所定量の遷移金属の塩、例えば硝酸塩等を多価アル
コール、例えばエチレングリコールに溶解させた後、原
料のアルコキシド化合物と40〜90℃にて加熱混合してか
ら焼成することにより調製される。遷移金属の塩として
は鉄、ニッケル、コバルト及び銅の塩が好ましい。
また、本発明のガス発生組成物は所定量の上記遷移金
属酸化物を担持した粉体をアルカリ金属の塩素酸塩或い
は過塩素酸塩水溶液と混合、乾燥して調製される。アル
カリ金属としてはナトリウム、カリウムが好ましい。
属酸化物を担持した粉体をアルカリ金属の塩素酸塩或い
は過塩素酸塩水溶液と混合、乾燥して調製される。アル
カリ金属としてはナトリウム、カリウムが好ましい。
以下実施例にて本発明を説明するが、本発明はこれら
の実施例に限定されるものではない。
の実施例に限定されるものではない。
実施例1 珪酸エチル27gと水30gをフラスコに秤取し、80℃で2
〜3時間撹拌、混合後これに更に硝酸第二鉄15.2gをエ
チレングリコール40gに溶解した溶液を加え、約40分間
混合する。得られた混合物は110℃で乾燥、粉砕後、400
℃で4間焼成し、金属酸化物を担持する酸化物粉体を得
た。
〜3時間撹拌、混合後これに更に硝酸第二鉄15.2gをエ
チレングリコール40gに溶解した溶液を加え、約40分間
混合する。得られた混合物は110℃で乾燥、粉砕後、400
℃で4間焼成し、金属酸化物を担持する酸化物粉体を得
た。
過塩素酸カリウム10g、水100g及び上記金属酸化物粉
体0.309gをフラスコに秤取し、均一に溶解、混合後、撹
拌しつつ水を溜去することにより金属酸化物担持粉体を
均一に分散・含有する過塩素酸カリウム粉体を得た。
体0.309gをフラスコに秤取し、均一に溶解、混合後、撹
拌しつつ水を溜去することにより金属酸化物担持粉体を
均一に分散・含有する過塩素酸カリウム粉体を得た。
得られた過塩素酸カリウム粉体をヘリウム気流中で加
熱したところ、557℃で急激に熱分解し、純酸素を発生
することが認められた。
熱したところ、557℃で急激に熱分解し、純酸素を発生
することが認められた。
実施例2 アルミニウムイソプロポキシド7.0gと水70gをフラス
コに秤取し、80℃で2〜3時間撹拌、混合後これに更に
硝酸第二鉄16.9gをエチレングリコール40gに溶解した溶
液を加え、約40分間混合する。得られた混合物は110℃
で乾燥、粉砕後、400℃で4時間焼成し、金属酸化物を
担持する酸化物粉体を得た。
コに秤取し、80℃で2〜3時間撹拌、混合後これに更に
硝酸第二鉄16.9gをエチレングリコール40gに溶解した溶
液を加え、約40分間混合する。得られた混合物は110℃
で乾燥、粉砕後、400℃で4時間焼成し、金属酸化物を
担持する酸化物粉体を得た。
過塩素酸カリウム10g、水100g及び上記金属酸化物粉
体0.309gをフラスコに秤取し、均一に溶解、混合後、撹
拌しつつ水を溜去することにより金属酸化物担持粉体を
均一に分散・含有する過塩素酸カリウム粉体を得た。
体0.309gをフラスコに秤取し、均一に溶解、混合後、撹
拌しつつ水を溜去することにより金属酸化物担持粉体を
均一に分散・含有する過塩素酸カリウム粉体を得た。
得られた過塩素酸カリウム粉体をヘリウム気流中で加
熱したところ、555℃で急激に熱分解し、純酸素を発生
することが認められた。
熱したところ、555℃で急激に熱分解し、純酸素を発生
することが認められた。
実施例3 実施例1において過塩素酸カリウムを塩素酸カリウム
とする以外は実施例1と同一方法で粉体を得た。
とする以外は実施例1と同一方法で粉体を得た。
得られた塩素酸カリウム粉体をヘリウム気流で加熱し
たところ、392℃で急激に熱分解し、純酸素を発生する
ことが認められた。
たところ、392℃で急激に熱分解し、純酸素を発生する
ことが認められた。
実施例4 実施例2において過塩素酸カリウムを塩素酸カリウム
とする以外は実施例2と同一方法で粉体を得た。
とする以外は実施例2と同一方法で粉体を得た。
得られた塩素酸カリウム粉体をヘリウム気流中で加熱
したところ、388℃で急激に熱分解し、純酸素を発生す
ることが認められた。
したところ、388℃で急激に熱分解し、純酸素を発生す
ることが認められた。
比較例1 実施例1と同一の条件での純過塩素酸カリウムの熱分
解温度は630℃で、酸素の発生速度は緩慢であった。
解温度は630℃で、酸素の発生速度は緩慢であった。
比較例2 比較例1と同一の条件での酸化第二鉄0.3%含有過塩
素酸カリウムの熱分解温度は560℃であったが、熱分解
による純酸素の発生速度は緩慢であった。
素酸カリウムの熱分解温度は560℃であったが、熱分解
による純酸素の発生速度は緩慢であった。
比較例3 実施例1と同一の条件での純塩素酸カリウムの熱分解
温度は630℃で、酸素の発生速度は緩慢であった。
温度は630℃で、酸素の発生速度は緩慢であった。
比較例4 比較例1と同一の条件での酸化第二鉄0.3%含有塩素
酸カリウムの熱分解温度は415℃であったが、熱分解に
よる純酸素の発生速度は緩慢であった。
酸カリウムの熱分解温度は415℃であったが、熱分解に
よる純酸素の発生速度は緩慢であった。
本発明により低温においても急速に酸素ガスを発生で
きるガス発生組成物を得ることができ、本発明のガス発
生組成物をエアバッグ用のアジ化ソーダ等の窒素ガス発
生剤と混合使用することにより人体に有害な窒素酸化物
を実質的に生成させないようにすることができる。
きるガス発生組成物を得ることができ、本発明のガス発
生組成物をエアバッグ用のアジ化ソーダ等の窒素ガス発
生剤と混合使用することにより人体に有害な窒素酸化物
を実質的に生成させないようにすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−222089(JP,A) 特公 昭58−34438(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C06D 5/00,5/06 B60R 21/26
Claims (1)
- 【請求項1】アルカリ金属の塩素酸塩或いは過塩素酸塩
の単独もしくは混合物と、金属酸化物を担体に担持させ
た成分とからなるガス発生組成物であって、アルカリ金
属がナトリウム又はカリウムであり、金属酸化物が鉄、
ニッケル、コバルト又は銅の酸化物から選ばれる1種又
は2種類以上であり、担体がアルミン酸又は珪酸のアル
コキシドより得られる酸化物であることを特徴とするガ
ス発生組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2131632A JP2945077B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | ガス発生組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2131632A JP2945077B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | ガス発生組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0426579A JPH0426579A (ja) | 1992-01-29 |
JP2945077B2 true JP2945077B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=15062590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2131632A Expired - Lifetime JP2945077B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | ガス発生組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2945077B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100242401B1 (ko) * | 1992-07-13 | 2000-02-01 | 오쯔까 유우지로 | 에어 백 기체 발생 조성물 |
WO1996010001A1 (en) * | 1994-09-29 | 1996-04-04 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Device for abating carbon monoxide in airbags |
US6007736A (en) * | 1996-05-15 | 1999-12-28 | Be Intellectual Property | Oxygen generating compositions catalyzed by copper and nickel oxides |
-
1990
- 1990-05-21 JP JP2131632A patent/JP2945077B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0426579A (ja) | 1992-01-29 |
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