JP2944753B2 - ヘアスプレー組成物 - Google Patents

ヘアスプレー組成物

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JP2944753B2
JP2944753B2 JP5504532A JP50453293A JP2944753B2 JP 2944753 B2 JP2944753 B2 JP 2944753B2 JP 5504532 A JP5504532 A JP 5504532A JP 50453293 A JP50453293 A JP 50453293A JP 2944753 B2 JP2944753 B2 JP 2944753B2
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    • A61Q5/06Preparations for styling the hair, e.g. by temporary shaping or colouring

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は良好なヘア保持と良好なスプレー特性を示す
ヘアスプレー組成物に関する。
発明の背景 ヘアを特定の形状に留めたいという希望は広くもたれ
ている。これを実施するために最も一般的な方法論は洗
髪及び/又はコンディショニング後に濡れたヘアへの又
は乾いてスタイリングされたヘアへの組成物の適用であ
る。これらの組成物は一時的なセッティング効果を示
し、それらは水又は洗髪で除去されうる。セッティング
効果を示すために組成物で用いられる物質は通常樹脂で
あって、ムース、ゲル、ローション又はスプレーの形で
適用されてきた。
多くの人々はヘアスプレー組成物から高レベルのスタ
イル保持又は維持を望んでいる。典型的なヘアスプレー
において、保持はナショナル・スターチ・アンド・ケミ
カル社(National Starch and Chemical Company)から
供給されるアンフォマー(AMPHOMER )及びGAF社から
供給されるガントレズ(GANTREZ)SP225 のような樹脂
の使用により実現される。これらの樹脂は約40,000〜約
150,000の重量平均分子量を通常有する。このような樹
脂がポンプ及びエアゾールヘアスプレー中に配合された
場合、それらは保持性及び良好なスプレー適性を発揮す
る。一般に、ヘアスプレー組成物によるヘア保持性が増
すほど、ヘアの触感は堅くて濃くなり、望ましいもので
なくなる。改善されたヘア保持及びヘア感触特性の組合
せを示すヘアスプレー製品を提供することが望ましい。
より高い重量平均分子量樹脂の使用はこのような樹脂
で得られることが通常期待されるスタイル保持性の増加
と良好なスタイル保持を示す上で配合に要求される樹脂
の量の一般的減少のために有益であることがわかった。
残念ながら、約300,000以上の重量平均分子量を有す
るもののようなかかる高分子量樹脂の使用はエアゾール
及びポンプスプレー処方で困難であった。このような処
方は貧弱なスプレー品質を示しがちである。例えば、そ
れらは濡れてしたたる中心により特徴付けられるスプレ
ーパターンを有するか又はヘアスプレー粒子の微細な霧
化よりもむしろ流れ落ちにより特徴付けられるスプレー
を有しがちである。高分子量樹脂をスプレーする際の困
難性には目詰りと乏しいヘア感触及び保持のような実用
上の問題がある。これは特にシリコーンマクロマー含有
ヘアセッティング樹脂に関する問題である。このような
ヘアセッティング剤はそれらがヘア維持効果をなおも示
しながら改善されたヘア感触を与えることができるため
に使用上望ましい。このような樹脂も従来の非シリコー
ンマクロマー含有樹脂と比べて比較的高い分子量で典型
的には利用される。
このような組成物をスプレーする際の困難性に起因す
る性能の否定的側面を生じることなく高分子量樹脂から
得られると考えられる効果を発揮するヘアスプレー組成
物を提供することが本発明の目的である。
ヘアスプレーは、水の存在がスプレー品質に悪影響を
与えることから、エタノール及びイソプロパノールのよ
うな多量の一価アルコール溶媒とかなり少量の水で従来
は処方されてきた。しかしながら、エタノール及びイソ
プロパノールのような揮発性有機溶媒のレベルを減少さ
せたヘアスプレー組成物を処方することが望まれてい
る。これを行う1つの方法は勿論処方中における水のレ
ベルを増加させることであるが、これはスプレー品質及
び性能に影響を与える。
シリコーンマクロマーグラフト化コポリマーのような
様々なシリコーンマクロマー含有ポリマーはヘアスタイ
リング(又は、ヘアセッティング)を従来のヘアスタイ
リングポリマーと比較して改善されたヘア感触、例えば
柔軟性と組合せたヘアスプレー組成物を得るために用い
うることが最近発見された。これらのシリコーンマクロ
マー含有ポリマーは様々な分子量で利用することができ
る。約50,000〜300,000のもののような低分子量ポリマ
ーは従来のヘアセッティングポリマーと比較して乏しい
スプレー品質により特徴付けられがちである。それより
高い分子量のポリマーは前記のようなスプレー適性問題
で厄介である。これらの問題は比較的多量の水を含有し
た低揮発性有機溶媒処方で特に顕著である。改善された
スプレー品質及び性能を示すことができる改善された低
揮発性有機溶媒ヘアスプレー製品を提供することが本発
明のもう1つの目的である。
発明の要旨 本発明はイオン性界面活性剤又は約7以下のHLBを有
する非イオン性界面活性剤約0.01〜約2%、少くとも約
300,000の重量平均分子量を有するイオン性樹脂約0.5〜
約15%及び液体ビヒクルを含むヘアスプレー組成物に関
する。本発明はヘアセッティング剤としてイオン性シリ
コーンマクロマー含有樹脂約0.5〜約15%、水及び一価
アルコール溶媒(例えば、C1−C3一価アルコール)の混
合物からなる液体ビヒクルを含むヘアスプレー組成物に
更に関するが、その場合に組成物は組成物の少くとも約
10重量%の水及び前記のようなイオン性界面活性剤を含
有する。特に、本発明は組成物を含有してスプレーする
ための適切な手段中で提供されるこのような組成物に関
する。適切な界面活性剤は、アニオン性界面活性剤、両
性界面活性剤、双極性界面活性剤、カチオン性界面活性
剤、及び約7以下の平均HLBを有する非イオン性界面活
性剤からなる群より選択される有機界面活性剤である。
他で指摘されないかぎり、すべてのパーセンテージは
ここで重量による。
発明の具体的な説明 本発明の必須及び任意成分は以下で記載されている。
界面活性剤 本発明のヘアスプレー組成物は必須成分として界面活
性剤を含有する。一般に、界面活性剤は約0.01〜約2
%、好ましくは約0.01〜約1.5%、更に好ましくは約0.0
2〜約1%の範囲内でヘアスプレー組成物中に存在す
る。
様々な合成及び天然有機界面活性剤が本発明のヘアス
プレー組成物で使用に適している。“有機界面活性剤”
という用語にはフルオロ炭化水素界面活性剤、即ち一部
又は完全にフッ素化された界面活性剤を含まない。好ま
しくは、有機界面活性剤はアニオン性界面活性剤、両性
界面活性剤、双極性界面活性剤、カチオン性界面活性
剤、及び約7以下の平均HLBを有する非イオン性界面活
性剤及びそれらの混合物からなる群より選択される。更
に好ましくは、有機界面活性剤はアニオン性界面活性
剤、双極性界面活性剤及びカチオン性界面活性剤からな
る群より選択される。これら界面活性剤の混合物も用い
てよい。
ここで有用な合成アニオン性界面活性剤にはアルキル
及びアルキルエーテルサルフェート類がある。これらの
物質は各々式ROSO3M及びRO(C2H4O)HxSO3Mを有する
が、その場合にRは炭素原子約10〜約20のアルキル又は
アルケニル、xは1〜10、Mはアンモニウム、ナトリウ
ム、カリウム及びトリエタノールアミンのような水溶性
カチオンである。本発明で有用なアルキルエーテルサル
フェート類はエチレンオキシドと炭素原子約10〜約20を
有する一価アルコール類との縮合生成物である。好まし
くは、Rはアルキル及びアルキルエーテルサルフェート
類の双方において炭素原子12〜18を有する。そのアルコ
ール類は脂肪、例えばココナツ油もしくは獣脂に由来し
ても又は合成であってもよい。ラウリルアルコール及び
ココナツ油に由来する直鎖アルコール類がここでは好ま
しい。このようなアルコール類は1〜10、特に約3モル
割合のエチレンオキシドと反応せしめられ、例えばアル
コール1モル当たり平均3モルのエチレンオキシドを有
する分子種で得られる混合物が硫酸化及び中和される。
本発明のアルキルエーテルサルフェート類の具体例は
ココナツアルキルトリエチレングリコールエーテル硫酸
ナトリウム、獣脂アルキルトリエチレングリコールエー
テル硫酸リチウム及び獣脂アルキルヘキサオキシエチレ
ン硫酸ナトリウムである。高度に好ましいアルキルエー
テルサルフェート類は個々の化合物の混合物からなるも
のであり、その混合物は炭素原子約12〜16の平均アルキ
ル鎖長及びエチレンオキシド約1〜4モルの平均エトキ
シル化度を有する。このような混合物にはC12-13化合物
約1〜20重量%;C14-15-16化合物60〜100重量%、C
17-18-19化合物約1〜20重量%;0のエトキシル化度を有
する化合物約3〜30重量%;1〜4のエトキシル化度を有
する化合物約45〜90重量%;4〜8のエトキシル化度を有
する化合物約10〜25重量%;8を超えるエトキシル化度を
有する化合物0.1〜15重量%も含む。
アニオン性界面活性剤のもう1つの適切な種類は一般
式R1−SO3−Mの有機硫酸反応生成物の水溶性塩であ
る:上記においてR1は8〜24、好ましくは12〜18の炭素
原子を有する直鎖又は分岐鎖飽和脂肪族有機基からなる
群より選択される;Mはカチオンである。重要な例は漂白
及び加水分解を含めて公知のスルホン化法に従い得られ
る、8〜24の炭素原子、好ましくは12〜18の炭素原子を
有するイソ−ネオ−、インエソ−及びn−パラフィン類
を含めたメタン系列の有機物とスルホン化剤、例えばSO
3、H2SO4、発煙硫酸との有機硫酸反応生成物の塩であ
る。アルカリ金属及びアンモニウムスルホン化C12-18n
−パラフィン類が好ましい。
本発明の用語内に属するアニオン性合成界面活性剤の
追加例はイセチオン酸でエステル化され及び水酸化ナト
リウムで中和された脂肪酸の反応生成物(例えば脂肪酸
はココナツ油に由来する);メチルタウリドの脂肪酸ア
ミドのナトリウム又はカリウム塩(脂肪酸は例えばココ
ナツ油に由来する)である。この種類の他のアニオン性
洗浄剤は米国特許第2,486,921号、第2,486,922号及び第
2,396,278号明細書で記載されている。
更に他のアニオン性合成界面活性剤としてはサクシナ
メート類として表示される種類がある。この種類にはス
ルホサクシナメート類のような界面活性剤、例えばN−
オクタデシルスルホスクシンアミド酸二ナトリウム、N
−(1,2−ジカルボキシエチル)−N−オクタデシルス
ルホスクシンアミド酸四ナトリウム、スルホコハク酸ナ
トリウムのジアミルエステル、スルホコハク酸ナトリウ
ムのジヘキシルエステル、スルホコハク酸ナトリウムの
ジオクチルエステルがある。
ここで利用できる適切なアニオン性界面活性剤には約
12〜約24の炭素原子を有するオレフィンスルホネート類
がある。“オレフィンスルホネート類”という用語は非
錯体化三酸化イオウによるα−オレフィン類のスルホン
化、しかる後その反応で形成されたいかなるスルホン類
も加水分解されて対応ヒドロキシ−アルカンスルホネー
ト類を生じるような条件下における酸反応混合物の中和
により製造できる化合物を意味するためにここでは用い
られる。三酸化イオウは液体又は気体であり、必ずとい
うわけではないが、不活性希釈物により、例えば液体形
で用いられる場合には液体SO2、塩素化有機物等により
又は気体形で用いられる場合には空気、窒素、ガス状SO
2等により通常希釈される。
オレフィンスルホネート類が誘導されるα−オレフィ
ン類は12〜24の炭素原子、好ましくは14〜16の炭素原子
を有するモノオレフィン類である。好ましくは、それら
は直鎖オレフィン類である。適切な1−オレフィン類の
例としては1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキ
サデセン、1−オクタデセン、1−エイコセン及び1−
テトラコセンがある。
本来のアルケンスルホネート類と一部のヒドロキシ−
アルカンスルホネート類に加えて、オレフィンスルホネ
ート類は反応条件、反応剤の割合、オレフィンストック
中における出発オレフィン類及び不純物の性質とスルホ
ン化プロセス中における副反応に応じてアルケンジスル
ホネート類のような少量の他の物質も含有することがで
きる。
上記タイプの具体的なα−オレフィンスルホネート混
合物は1967年7月25日付で発行されて“洗剤組成物”と
題されたPhillip F.Pflaumer及びAdrian Kesslerの米国
特許第3,332,880号明細書で更に詳細に記載されてお
り、その開示は参考のためここに組み込まれる。
アニオン性有機界面活性剤のもう1つの種類はβ−ア
ルキルオキシアルカンスルホネート類である。これらの
化合物は下記式を有する: 上記式中R1は炭素原子6〜20を有する直鎖アルキル基で
ある;R2は炭素原子1(好ましい)〜3を有する低級ア
ルキル基である;Mは前記のような水溶性カチオンであ
る。
家庭洗浄条件下で優れたクリーニングレベルを示すた
めにここで有用な低硬度(カルシウムイオン)感受性を
有するβ−アルキルオキシアルカン−1−スルホネート
類又は代わりの2−アルキルオキシアルカン−1−スル
ホネート類の具体例としてはβ−メトキシデカンスルホ
ン酸カリウム、2−メトキシトリデカンスルホン酸ナト
リウム、2−エトキシテトラデシルスルホン酸カリウ
ム、2−イソプロポキシヘキサデシルスルホン酸ナトリ
ウム、2−t−ブトキシテトラデシルスルホン酸リチウ
ム、β−メトキシオクタデシルスルホン酸ナトリウム及
びβ−n−プロポキシドデシルスルホン酸アンモニウム
がある。
更に多数の非石鹸合成アニオン性有機界面活性剤はMc
CUTCHEON'S DETERGENTS AND EMULSIFIERS,1984年版,All
ured Publishing Corporation発行で記載されており、
これは参考のためここに組み込まれる。1975年12月30日
付でLaughlinらに発行された米国特許第3,929,678号明
細書も多数の他のアニオン類と他の界面活性剤タイプに
ついて開示しており、参考のためここに組み込まれる。
使用上特に好ましいアニオン性界面活性剤はラウレス
サルフェートのアンモニウム及びナトリウム塩とラウレ
スサルフェート、アンモニウムラウリル及びサルフェー
トのようなアルキルエトキシル化サルフェート類及びア
ルキルサルフェート類である。本発明で使用上もう1つ
の好ましいタイプの界面活性剤はナトリウムスルホコハ
ク酸のジオクチルエステルである。
本発明の組成物で使用できる両性界面活性剤の例は脂
肪族二級及び三級アミン類の誘導体として広義に記載さ
れる化合物であり、その場合に脂肪族基は直鎖又は分岐
鎖であって、脂肪族置換基のうち1つは炭素原子約8〜
約18を有しかつ1つはアニオン性水溶性基、例えばカル
ボキシ、スルホン酸、硫酸、リン酸又はホスホン酸を有
している。この定義内に属する化合物の例は3−ドデシ
ルアミノプロピオン酸ナトリウム、米国特許第2,658,07
2号明細書の開示に従いドデシルアミンをイセチオン酸
ナトリウムと反応させることで製造されるようなN−ア
ルキルタウリン類、米国特許第2,438,091号明細書の開
示に従い生産されるようなN−高級アルキルアスパラギ
ン酸及び商品名“ミラノール”(Miranol)として販売
される米国特許第2,528,378号明細書で記載された製品
である。
使用上好ましい両性界面活性剤はアルキル、好ましく
はC6−C22、最も好ましくはC8−C12アンホグリシネート
類;アルキル、好ましくはC6−C22、最も好ましくはC8
−C12アンホプロピオネート類;及びそれらの混合物で
ある。特に、ココアンホグリシネート、ラウロアンホカ
ルボキシグリシネート、イソステアロアンホプロピオネ
ート、ココアンホカルボキシプロピオン酸、ココアンホ
カルボキシグリシン酸及びそれらの混合物が好ましい。
使用上最も好ましいココアンホカルボキシグリシネート
はモナ・インダストリーズ(Mona Industries)により
モナテリック(Monateric)805として供給されている。
本組成物で使用上適した双極性界面活性剤は脂肪族四
級アンモニウム、ホスホニウム及びスルホニウム化合物
の誘導体として広義に記載できる化合物で例示され、そ
の場合に脂肪族基は直鎖又は分岐鎖であって、脂肪族置
換基のうち1つは炭素原子約8〜18を有しかつ1つはア
ニオン性水溶性基、例えばカルボキシ、スルホン酸、硫
酸、リン酸又はホスホン酸を有している。これらの化合
物に関する一般式は以下である: 上記式中R2は炭素原子約8〜約18のアルキル、アルケニ
ル又はヒドロキシアルキル基、0〜約10のエチレンオキ
シド部分及び0〜1のグリセリル部分を有する;Yは窒
素、リン及びイオウ原子からなる群より選択される;R3
は炭素原子1〜約3を有するアルキル又はモノヒドロキ
シアルキル基である;xはYがイオウもしくはリンのとき
1又はYが窒素のとき1もしくは2である;R4は炭素原
子1〜約4のアルキレン又はヒドロキシアルキレンであ
る;Zはカルボン酸、スルホン酸、硫酸、ホスホン酸及び
リン酸基からなる群より選択される基である。双極性類
の種類にはアルキルアミノスルホネート類、アルキルベ
タイン類及びアルキルアミドベタイン類がある。
例としては: 4−〔N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−N−オクタ
デシルアンモニオ〕ブタン−1−カルボキシレート;5−
(S−3−ヒドロキシプロピル−S−ヘキサデシルスル
ホニオ)−3−ヒドロキシペンタン−1−サルフェー
ト;3−(P,P−ジエチル−P−3,6,9−トリオキサテトラ
デシルホスホニオ)−2−ヒドロキシプロパン−1−ホ
スフェート;3−(N,N−ジプロピル−N−3−ドデコキ
シ−2−ヒドロキシプロピルアンモニオ)プロパン−1
−ホスホネート;3−(N,N−ジメチル−N−ヘキサデシ
ルアンモニオ)プロパン−1−スルホネート;3−(N,N
−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモニオ)−2−ヒド
ロキシプロパン−1−スルホネート;4−〔N,N−ジ(2
−ヒドロキシエチル)−N−(2−ヒドロキシドデシ
ル)アンモニオ〕ブタン−1−カルボキシレート;3−
〔S−エチル−S−(3−ドデコキシ−2−ヒドロキシ
プロピル)スルホニオ〕プロパン−1−ホスフェート;3
−(P,P−ジメチル−P−ドデシルホスホニオ)プロパ
ン−1−ホスホネート;及び5−〔N,N−ジ(3−ヒド
ロキシプロピル)−N−ヘキサデシルアンモニオ〕−2
−ヒドロキシペンタン−1−サルフェートがある。
好ましい双極性類はココアンホプロピルスルホネート
である。
他の双極性ベタイン類も本発明で有用である。ここで
有用なアルキルベタイン類の例としてはココジメチルカ
ルボキシメチルベタイン、ラウリルジメチルα−カルボ
キシエチルベタイン、セチルジメチルカルボキシメチル
ベタイン、ラウリルビス(2−ヒドロキシエチル)カル
ボキシメチルベタイン、ステアリルビス(2−ヒドロキ
シプロピル)カルボキシメチルベタイン、オレイルジメ
チルγ−カルボキシプロピルベタイン及びラウリルビス
(2−ヒドロキシプロピル)α−カルボキシエチルベタ
インのような高アルキルベタイン類がある。スルホベタ
イン類はココジメチルスルホプロピルベタイン、ステア
リルジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリルジメチ
ルスルホエチルベタイン、ラウリルビス(2−ヒドロキ
シエチル)スルホプロピルベタイン等で代表される;RxC
ONH(CH2)基(xは好ましくは1〜6である)がベタイ
ンの窒素原子に結合されたアルキルアミドベタイン類及
びアミドスルホベタイン類も有用である。アルキルベタ
イン類及びアルキルアミドベタイン類が本発明の組成物
で使用上好ましい。
本ヘアスプレー組成物で使用上好ましいアルキルベタ
インはモナ・インダストリーズによりモナテリックCBと
して供給されるココベタインである。本ヘアスプレー組
成物で使用上好ましいアルキルアミドベタインはココア
ミドプロピルベタインである。双極性界面活性剤には例
えば3−ドデシルアミノプロパンスルホン酸ナトリウ
ム;アルキル、好ましくはC6−C22、最も好ましくはC8
−C12アンホスルホネート類;アルキル、好ましくはC6
−C22、最も好ましくはC8−C12アンホスルホサクシネー
ト類;オレオアンホプロピルスルホネート及びココアン
ホプロピルスルホネートがある。
本発明の組成物で有用なカチオン性界面活性剤は本発
明の水性組成物に溶解された場合に正電荷を帯びるアミ
ノ又は四級アンモニウム親水性部分を有する。ここで有
用なものにはいるカチオン性界面活性剤ビヒクルはすべ
て参考のためここに組み込まれる下記文献で開示されて
いる:M.C.Publishing Co.,McCutcheon's,Detergents &
Emulsifiers(North American edition,1979);Schwar
tzら,Surface Active Agents,Their Chemistry and Tec
hnology,New York:Interscience Publishers,1949;1964
年11月3日付で発行されたHilferの米国特許第3,155,59
1号;1975年12月30日付で発行されたLaughlinらの米国特
許第3,929,678号;1976年5月25日付で発行されたBailey
らの米国特許第3,959,461号;1983年6月7日付で発行さ
れたBolich,Jr.の米国特許第4,387,090号明細書。
ここで有用な四級アンモニウム含有カチオン性界面活
性物質の中には下記一般式の化合物がある: 上記式中R1は炭素原子1〜22の脂肪族基又は炭素原子12
〜22を有する芳香族アリールもしくはアルキルアリール
基である;R2は炭素原子1〜22を有する脂肪族基である;
R3及びR4は各々炭素原子1〜3のアルキル基である;Xは
ハロゲン、酢酸、リン酸、硝酸及びアルキル硫酸基から
選択されるアニオンである。脂肪族基は、炭素及び水素
原子に加えて、エーテル連結鎖及びアミド基のような他
の基を含んでいてよい。
ここで有用な他の四級アンモニウム塩は獣脂プロパン
ジアンモニウムジクロリドのようなジ四級アンモニウム
塩である。
例示四級アンモニウム塩には、水素付加獣脂脂肪酸の
ような、アルキル基に炭素原子12〜22を有して長鎖脂肪
酸に由来するジアルキルジメチルアンモニウムクロリド
がある(獣脂脂肪酸はR1及びR2が主に炭素原子16〜18を
有する四級化合物を生じる)。このような四級アンモニ
ウム塩としてはジ獣脂ジメチルアンモニウムクロリド、
ジ獣脂ジメチルアンモニウムメチルサルフェート、ジヘ
キサデシルジメチルアンモニウムクロリド、ジ(水素付
加獣脂)ジメチルアンモニウムクロリド、ジオクタデシ
ルジメチルアンモニウムクロリド、ジエイコシルジメチ
ルアンモニウムクロリド、ジドコシルジメチルアンモニ
ウムクロリド、ジ(水素付加獣脂)ジメチルアンモニウ
ムアセテート、ジヘキサデシルジメチルアンモニウムク
ロリド、ジヘキサデシルジメチルアンモニウムアセテー
ト、ジ獣脂ジプロピルアンモニウムホスフェート、ジ獣
脂ジメチルアンモニウムニトレート及びジ(ココナツア
ルキル)ベンジルアンモニウムクロリドがある。ジ獣脂
ジメチルアンモニウムクロリド、ジセチルジメチルアン
モニウムクロリド、ステアリルジメチルベンジルアンモ
ニウムクロリド及びセチルトリメチルアンモニウムクロ
リドがここで有用な好ましい四級アンモニウム塩であ
る。ジ(水素付加獣脂)ジメチルアンモニウムクロリド
が特に好ましい四級アンモニウム塩である。
一級、二級及び三級脂肪アミン類の塩も考えられる。
このようなアミン類のアルキル基は炭素原子12〜22を有
することが好ましく、置換でも又は非置換であってもよ
い。二級及び三級アミン類が好ましく、三級アミン類が
特に好ましい。ここで有用なこのようなアミン類として
はステアラミドプロピルジメチルアミン、ジエチルアミ
ノエチルステアラミド、ジメチルステアラミン、ジメチ
ルソイアミン、ソイアミン、ミリスチルアミン、トリデ
シルアミン、エチルステアリルアミン、N−獣脂プロパ
ンジアミン、エトキシル化(5モルE.O.)ステアリンア
ミン、ジヒドロキシエチルステアリルアミン及びアラキ
ジルベヘニルアミンがある。適切なアミン塩としてはハ
ロゲン、酢酸、リン酸、硝酸、クエン酸、乳酸及びアル
キル硫酸塩がある。このような塩としてはステアリルア
ミン塩酸塩、ソイアミン塩酸塩、ステアリルアミンギ酸
塩、N−獣脂プロパンジアミンジクロリド及びステアラ
ミドプロピルジメチルアミンクエン酸塩がある。本発明
で有用なものの中に含まれるカチオン性アミン界面活性
剤は1981年6月23日付で発行されたNachtigalらの米国
特許第4,275,055号明細書で開示されている(参考のた
めここに組み込まれる)。
約7以下の平均HLB(親水性−親油性バランス)を有
する非イオン性界面活性剤が本ヘアスプレー組成物で使
用できる。7を超えるHLBの非イオン性有機界面活性剤
を含有した非イオン性有機界面活性剤のブレンドはその
ブレンドの平均HLBが約7以下であるかぎり本組成物で
使用に適する。
HLB系はICIアメリカズ社(ICI Americas Inc.)によ
り1940年代後半に導入された。HLBの決定方法は当業界
で周知であり、このようないかなる方法もHLB決定に用
いてよい。HLB系の説明及びHLB決定方法は“The HLB Sy
stem:a time saving guide to emulsifier selection"
(HLB系:乳化剤選択のための時間節約ガイド),ICI Am
ericas Inc.,Wilmington,Delaware,1976で記載されてい
る。
ここで使用に適した非イオン性界面活性剤は疎水性部
分と非イオン性親水性部分を有する化合物として広義に
定義することができる。疎水性部分の例はアルキル、ア
ルキル芳香族、ジアルキルシロキサン及びポリオキシア
ルキレンアルキルである。親水性部分の例はポリオキシ
アルキレン、ホスフィンオキシド、スルホキシド、アミ
ンオキシド及びアミドである。非イオン性有機界面活性
剤の好ましい種類の例は以下である: 1.アルキルフェノール類のポリエチレンオキシド縮合
物、例えば直鎖又は分岐鎖配置のいずれかで炭素原子約
6〜約12のアルキル基を有するアルキルフェノール類と
エチレンオキシドとの縮合生成物(上記エチレンオキシ
ドはアルキルフェノール1モル当たりエチレンオキシド
約1〜約6モルに相当する量で存在する)。このような
化合物におけるアルキル置換基は、例えば重合プロピレ
ン、ジイソブチレン、オクタン又はノナンから誘導して
よい。
2.望ましい疎水性及び親水性要素間のバランスに応じて
組成上変えてもよいエチレンオキシドとプロピレンオキ
シド及びエチレンジアミン生成物の反応による生成物と
の縮合から得られる化合物。例えば、エチレンオキシド
基とエチレンジアミン及び過剰のプロピレンオキシドの
反応生成物からなる疎水性塩基との反応で得られる、ポ
リオキシエチレン約10〜約40重量%を含みかつ分子量約
500〜約4000を有する化合物(上記塩基は約2500〜約10,
000程度の分子量を有する)が満足される。
3.直鎖又は分岐鎖配置のいずれかで炭素原子約8〜約20
を有する脂肪族アルコール類とエチレンオキシドとの縮
合生成物、例えば獣脂アルコール1モル当たりエチレン
オキシド約2〜約10モルを有して獣脂アルコール部分が
炭素原子約16〜約18を有する獣脂アルコールエチレンオ
キシド縮合物。
4.下記一般式に相当する長鎖三級アミンオキシド類: R1R2R3N→O 上記式中R1は炭素原子約12〜約22のアルキル、アルケニ
ル又はモノヒドロキシアルキル基、0〜約10のエチレン
オキシド部分及び0〜約1のグリセリル部分を有する;R
2及びR3は例えばメチル、エチル、プロピル、ヒドロキ
シエチル又はヒドロキシプロピル基のように炭素原子約
1〜約3及びヒドロキシ基0〜約1を有する。式中の矢
印は半極性結合の慣用的表現である。本発明で使用に適
したアミンオキシド類の例としてはジメチルオクタデシ
ルアミンオキシド、オレイルジ(メチル)アミンオキシ
ド、ジメチルヘキサデシルアミンオキシド、ベヘニルジ
メチルアミンオキシドがある。
5.下記一般式に相当する長鎖三級ホスフィンオキシド
類; RR′R″P→O 上記式中Rは鎖長が炭素原子約12〜約22のアルキル、ア
ルケニル又はモノヒドロキシアルキル基、0〜約10のエ
チレンオキシド部分及び0〜約1のグリセリル部分を有
する;R′及びR″は各々炭素原子約1〜約3を有するア
ルキル又はモノヒドロキシアルキル基である。式中の矢
印は半極性結合の慣用的表現である。
6.炭素原子約1〜約3の1つの短鎖アルキル又はヒドロ
キシアルキル基(通常、メチル)、炭素原子約12〜約20
のアルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル又はケト
アルキル基を含めた1つの疎水性長鎖、0〜約10のエチ
レンオキシド部分及び0〜約1のグリセリル部分を有す
る長鎖ジアルキルスルホキシド類。
7.ジメチコンコポリオール類のようなシリコーンコポリ
オール類。ここで有用なものの中にはすべて参考のため
ここに組み込まれる下記特許文献で開示されたものがあ
る:1978年10月24日付で発行されたGeeらの米国特許第4,
122,029号;1981年5月5日付で発行されたKeilの米国特
許第4,265,878号;1983年12月20日付で発行されたDixon
らの米国特許第4,421,769号明細書。このようなジメチ
コンコポリオール物質もヘア組成物中において1981年7
月15日付で公開されたAbeの英国特許出願第2,066,659号
(参考のためここに組み込まれる)及び1966年2月8日
付で発行されたKuehnsのカナダ特許第727,588号明細書
(参考のためここに組み込まれる)で開示されている。
ここで使用できる市販ジメチコンコポリオール類にはシ
ルウェット(Silwet)界面活性コポリマー〔ユニオン・
カーバイド社(Union Carbide Corporation)製〕及び
ダウ・コーニングシリコーン界面活性剤〔ダウ・コーニ
ング社(Dow Corning Corporation)製〕がある。
8.炭素原子約8〜約22のアシル部分を有する脂肪酸のア
ンモニア、モノエタノール、ジエタノール及び他のアル
カノールアミド類を含み下記一般式で表されるアミド界
面活性剤: R1−CO−N(H)m-1(R2OH)3-m 上記式中R1は7〜21、好ましくは11〜17の炭素原子を有
する飽和又は不飽和脂肪族炭化水素基である;R2はC1-4
アルキレン基を表す;mは1、2又は3、好ましくは1で
ある。上記アミド類の具体例はモノエタノールココナツ
脂肪酸アミド及びジエタノールドデシル脂肪酸アミドで
ある。これらのアシル部分は例えばココナツ油、パーム
油、大豆油及び獣脂のような天然グリセリド類に由来し
てもよいが、但し例えば石油の酸化によるか又はフィッ
シャー−トロプシュ(Fischer−Tropsch)プロセスで一
酸化炭素の水素付加により合成してもよい。C18-22脂肪
酸のモノエタノールアミド及びジエタノールアミドが好
ましい。
ここで使用上好ましい非イオン性界面活性剤の例はス
テアラミドジエタノールアミド(DEA)、コカミドモノ
エタノールアミド(MEA)、グリセリルモノオレエー
ト、スクロースステアレート、セテス(Cetheth)−
2、ポロキサマー(Poloxamer)181及び水素付加獣脂ア
ミドDEAである。
ICIアメリカズにより供給される他の適切な非イオン
性界面活性剤の例はポリオキシエチレン4ソルビトール
ミツロウ誘導体〔アトラス(ATLAS)6−1702〕、ポリ
オキシエチレン2セチルエーテル〔ブリジ(BRIJ)5
2〕、ポリオキシエチレン2ステアリルエーテル(ブリ
ジ72)、ポリオキシエチレン2オレイルエーテル(ブリ
ジ92)、ポリオキシエチレン2オレイルエーテル(ブリ
ジ93)、ソルビタンモノパルミテート〔スパン(SPAN)
40〕、ソルビタンモノステアレート(スパン60)、ソル
ビタントリステアレート(スパン65)、ソルビタンモノ
オレエートNF(スパン80)及びソルビタントリオレエー
ト(スパン85)である。
多くの追加界面活性剤はMCCUTCHEON'S DETERGENTS AN
D EMULSIFIERS,1979年版,Allured Publishing Corporat
ion発行で記載されており、これは参考のためここに組
み込まれる。
樹脂 ここで用いられる“イオン性樹脂”とはヘアセッティ
ング効果を示せる天然又は合成のあらゆるイオン性ポリ
マー又はコポリマーを意味する。このタイプの樹脂は当
業界で周知である。通常、用いられるヘアスタイリング
ポリマーのレベルは組成物の少くとも約0.1重量%であ
る。典型的には、それは約0.1〜約15%、好ましくは約
0.5〜約8%、更に好ましくは約1〜約5%のレベルで
存在する。
ここで用いられるように、ポリマー又はこのようなポ
リマーが構成されるモノマーに関する“イオン”又は
“イオン性”とは解離イオン形でヘアスタイリング組成
物の液体ビヒクル中に存在できるアニオン性、カチオン
性、両性、双極性又は他の基を含んだ物質に関する。
液体キャリアに可溶性又は分散性であるいかなるタイ
プのイオン性ポリマーも本発明できる。様々なこのよう
なタイプのポリマーが当業界で知られている。
このイオン性ポリマーはホモポリマー、コポリマー、
ターポリマー等である。ここで用いられる“ポリマー”
という用語はすべてのこのようなタイプのポリマー物質
を包含する。
本質面として、この樹脂はイオン性のモノマーを含ま
ねばならない。このポリマーについて記載する上で便宜
上、ポリマー中に存在するモノマー単位はそれらが誘導
されうるモノマーと称してもよい。イオン性モノマーは
重合しうるイオン性開始モノマー又は重合後にイオン性
となるように改質される重合しうる非イオン性モノマー
から誘導することができる。例示されたモノマーの対応
塩、酸又は塩基も含まれる。
アニオン性モノマーの例としては: (i)アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、マレイ
ン酸半エステル、イタコン酸、フマル酸及びクロトン酸
のような不飽和カルボン酸モノマー; (ii)ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート等
のようなヒドロキシル基含有アクリレート及び/又はメ
タクリレートと反応させた無水コハク酸、無水フタル酸
等のような不飽和多塩基酸無水物の半エステル; (iii)スチレンスルホン酸、スルホエチルアクリレー
ト及びメタクリレート等のようなスルオン酸基を有する
モノマー;及び (iv)酸ホスホオキシエチルアクリレート及びメタクリ
レート、3−クロロ−2−酸ホスホオキシプロピルアク
リレート及びメタクリレート等のようなリン酸基を有す
るモノマーがある。
カチオン性モノマーの例としては: (i)(メタ)アクリルオキシプロピルトリメチルアン
モニウムクロリド及び(メタ)アクリルオキシプロピル
トリエチルアンモニウムブロミドのような以下包括的に
(メタ)アクリル酸と称されるアクリル酸又はメタクリ
ル酸とアルキル中に1〜5の炭素原子を有するトリアル
キルアミンの四級化エピハロヒドリン生成物から誘導さ
れるモノマー; (ii)ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジ
エチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルア
ミノプロピル(メタ)アクリレート又はジメチルアミノ
プロピル(メタ)アクリルアミドのような(メタ)アク
リル酸又は(メタ)アクリルアミドとC1−C4アルキル基
を有するジアルキルアルカノールアミンから誘導される
(メタ)アクリル酸のアミン誘導体又は(メタ)アクリ
ルアミドのアミン誘導体;及び (iii)(1)塩酸又は乳酸のような酸での中和、
(2)塩化メチル、塩化エチル、臭化メチル又はヨウ化
エチルのようなハロゲン化アルキルでの改質、(3)モ
ノクロロ酢酸エチル又はモノクロロプロピオン酸メチル
のようなハロゲン化脂肪酸エステルでの改質及び(4)
硫酸ジメチル又は硫酸ジエチルのような硫酸ジアルキル
での改質による前記グループ(ii)の生成物の誘導体が
ある。
更に、カチオン性不飽和モノマーとしてはジアリルジ
メチルアンモニウムクロリド等のようなアリル化合物の
アミン誘導体がある。
これらのカチオン性不飽和モノマーはカチオン形で重
合させても又は代わりにそれらはそれらの前駆体の形で
重合させ、しかる後例えば四級化剤(例えば、モノクロ
ロ酢酸エチル、硫酸ジメチル等)でカチオン性に改質し
てもよい。
両性モノマーの例としてはモノクロロ酢酸カリウム、
モノブロモプロピオン酸ナトリウム、モノクロロ酢酸の
アミノメチルプロパノール塩、モノクロロ酢酸のトリエ
タノールアミン塩等のようなハロゲン化脂肪酸塩による
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチル
アミノプロピル(メタ)アクリルアミドのような(メ
タ)アクリル酸の前記アミン誘導体又は(メタ)アクリ
ルアミドのアミン誘導体の双極性誘導体;プロパンスル
トンで改質された前記のような(メタ)アクリル酸又は
(メタ)アクリルアミドのアミン誘導体がある。
前記カチオン性モノマーのようなこれらの両性モノマ
ーは両性形で重合させても又は代わりにそれらはそれら
の前駆体の形で重合させ、しかる後両性状態に変換して
もよい。
好ましいイオン性モノマーとしてはアクリル酸、メタ
クリル酸、ジメチルアミノエチルメタクリレート、四級
化ジメチルアミノエチルメタクリレート、マレイン酸、
無水マレイン酸半エステル、クロトン酸、イタコン酸、
ジアリルジメチルアンモニウムクロリド、極性ビニルヘ
テロ環類、例えばビニルイミダゾール、ビニルピリジ
ン、スチレンスルホネート、前記酸及びアミン類の塩
(例えば、ナトリウム及びカリウムのようなアルカリ及
びアルカリ土類金属塩)とそれらの混合物がある。特に
好ましいイオン性モノマーとしてはアクリル酸、ジメチ
ルアミノエチルメタクリレート、四級化ジメチルアミノ
エチルメタクリレートとそれらの塩及び混合物がある。
このポリマーは重量で少くとも約1%、好ましくは少
くとも約2%、更に好ましくは少くとも約5%のイオン
性モノマーを含有するべきである。
この樹脂は高極性モノマー及び低極性モノマー双方を
含めて非イオン性モノマーも含有することができる。
このイオン性樹脂は通常イオン性モノマー約1〜100
%及び非イオン性モノマー0〜約99%、好ましくはイオ
ン性モノマー約2〜約75%及び非イオン性モノマー約25
〜約98%、更に好ましくはイオン性モノマー約5〜約50
%及び非イオン性モノマー約50〜約95%からなる。
非イオン性モノマーの代表例はメタノール、エタノー
ル、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノ
ール、2−メチル−1−プロパノール、1−プンタノー
ル、2−ペンタノール、3−ペンタノール、2−メチル
−1−ブタノール、1−メチル−1−ブタノール、3−
メチル−1−ブタノール、1−メチル−1−ペンタノー
ル、2−メチル−1−ペンタノール、3−メチル−1−
ペンタノール、t−ブタノール、シクロヘキサノール、
2−エチル−1−ブタノール、3−ヘプタノール、ベン
ジルアルコール、2−オクタノール、6−メチル−1−
ヘプタノール、2−エチル−1−ヘキサノール、3,5−
ジメチル−1−ヘキサノール、3,5,5−トリメチル−1
−ヘキサノール、1−デカノール、1−ドデカノール、
1−ヘキサデカノール、1−オクタデカノール等のよう
なC1−C24アルコール類のアクリル又はメタクリル酸エ
ステル(アルコール類は約1〜24の炭素原子を有し、炭
素原子の平均数は好ましくは約4〜18、更に好ましくは
約4〜12である);スチレン;クロロスチレン;酢酸ビ
ニルのようなビニルエステル;塩化ビニル;塩化ビニリ
デン;アクリロニトリル;α−メチルスチレン;t−ブチ
ルスチレン;ブタジエン;シクロヘキサジエン;エチレ
ン;プロピレン;ビニルトルエン;メトキシエチル(メ
タ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレー
トのようなアルコキシアルキル(メタ)アクリレート及
びそれらの混合物である。他の非イオン性モノマーとし
てはアリルアクリレート及びメタクリレート、シクロヘ
キシルアクリレート及びメタクリレート、オレイルアク
リレート及びメタクリレート、ベンジルアクリレート及
びメタクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレー
ト及びメタクリレート、エチレングリコールジアクリレ
ート及びメタクリレート、1,3−ブチレングリコールジ
アクリレート及びメタクリレート、ジアセトンアクリル
アミド、イソボルニル(メタ)アクリレート等のような
アクリレート及びメタクリレート誘導体がある。
好ましい非イオン性モノマーとしてはn−ブチルメタ
クリレート、イソブチルメタクリレート、2−エチルヘ
キシルメタクリレート、メチルメタクリレート、t−ブ
チルアクリレート、t−ブチルメタクリレート及びそれ
らの混合物がある。
代表的な極性の非イオン性モノマーとしてはアクリル
アミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、メタクリルア
ミド、N−t−ブチルアクリルアミド、メタクリロニト
リル、アクリレートアルコール類(例えば、ヒドロキシ
エチルアクリレート及びヒドロキシプロピルアクリレー
トのようなC2−C6アクリレートアルコール類)、ヒドロ
キシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタク
リレート、ビニルピロリドン、メチルビニルエーテルの
ようなビニルエーテル類、アシルラクトン類、ビニルピ
リジン、アリルアルコール類、ビニルアルコール類及び
ビニルカプロラクタムがある。
アニオン性ヘアスプレー樹脂の例は酢酸ビニル及びク
ロトン酸のコポリマー、酢酸ビニル、クロトン酸及びネ
オデカン酸ビニルのようなα−分岐状飽和脂肪族モノカ
ルボン酸のビニルエステルのターポリマー;メチルビニ
ルエーテル及び無水マレイン酸のコポリマー(モル比約
1:1)(このようなコポリマーはエタノール又はブタノ
ールのような1〜4の炭素原子を含む飽和脂肪族アルコ
ールで50%エステル化されている);メタクリル酸、ア
クリル酸ブチル、メタクリル酸エチル等のコポリマーの
ようなアニオン基含有部分としてアクリル酸又はメタク
リル酸を含有したアクリル系コポリマー及びターポリマ
ーである。本発明の組成物で使用できるアクリル系ポリ
マーのもう1つの例はtert−ブチルアクリルアミド、ア
クリル酸及びアクリル酸エチルのポリマーである。
本発明で使用できる両性樹脂の例はこの目的にとり適
した分子量のN−tert−オクチルアクリルアミド、メチ
ルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト、アクリル酸及びt−ブチルアミノエチルメタクリレ
ートのポリマーであるとして米国特許第4,192,861号明
細書で通常記載されたオクチルアクリルアミド/アクリ
レート類/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマ
ーである。
カチオン性ヘアスプレー樹脂の例はジメチルアミノエ
チルメタクリレートのような低級アルキルアミノアルキ
ルアクリレート又はメタクリレートモノマーのようなア
ミノ官能基アクリレートモノマーとN−ビニルピロリド
ンのような適合性モノマー又はメチルメタクリレート、
エチルメタクリレートのようなアルキルメタクリレート
及びメチルアクリレート、ブチルアクリレートのような
アルキルアクリレートとのコポリマーである。
更に他の有機イオン性樹脂としてはカルボキシメチル
セルロース、PVA及びクロトン酸のコポリマー、PVA及び
無水マレイン酸のコポリマー、ポリスチレンスルホン酸
ナトリウム、PVP/エチルメタクリレート/メタクリル酸
ターポリマー、酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸
ビニルコポリマー、オクチルアクリルアミド/アクリレ
ートコポリマー、ポリ(メチルビニルエーテル−マレイ
ン酸)のモノエチルエステルとオクチルアクリルアミド
/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコ
ポリマーがある。ポリマーの混合物も用いてよい。
好ましいイオン性樹脂にはシリコーン含有イオン性ポ
リマーがある。シリコーン含有イオン性ポリマーは、例
えば1991年1月11日付でEPO出願第0 408 311 A2号
として公開されたHayamaらのEPO出願第90307528.1号、1
991年10月29日付で発行されたSuzukiらの米国特許第5,0
61,481号、1992年4月21日付で発行されたBolichらの米
国特許第5,106,609号、1992年3月31日付で発行されたB
olichらの米国特許第5,100,658号、1992年3月31日付で
発行されたAnsher−Jacksonらの米国特許第5,100,657
号、1992年4月14日付で発行されたBolichらの米国特許
第5,104,646号、1991年8月27日付で出願されたBolich
らの米国出願第07/758,319号、1991年8月27日付で出
願されたTorgersonらの米国出願第07/758,320号明細
書で記録されており、それらすべてが参考のためここに
組み込まれる(は1991年2月13日付で公開されたEP第
0412704号及び第0412707号に相当する)。
好ましいシリコーン含有イオン性ポリマーは有機ポリ
マー主鎖、好ましくは約−20℃以上のTgを有するビニル
主鎖とその主鎖にグラフト化された好ましくは少くとも
約500、更に好ましくは約1000〜約100,000、更に一層好
ましくは約2000〜約50,000、最も好ましくは約5000〜約
20,000の重量平均分子量を有するシロキサンマクロマー
からなる。上記グラフトコポリマーに加えて、シリコー
ン含有ポリマーには重量で好ましくは約50%以内(更に
好ましくは約10〜約40%)の1以上のシロキサンブロッ
ク及び1以上の非シリコーンブロック(例えばアクリレ
ート又はビニル)を含有するブロックコポリマーもあ
る。
ここでの使用にとり好ましいシリコーン含有イオン性
ポリマーは、最終ヘアケア組成物中に処方されて乾燥さ
れた場合に、ポリマー相がシリコーン部分を含有する不
連続相と有機部分を含有する連続相に分離するようなポ
リマーである。
シリコーン含有イオン性ポリマーは通常前記のような
イオン性モノマーと一緒に非イオン性シリコーン含有モ
ノマーを含み、更に前記された非シリコーン含有非イオ
ン性モノマーも含むことができる。シリコーン含有モノ
マーもイオン的に荷電でき、それ自体がポリマーの全体
荷電密度に一部又は全部寄与する。
有用なシリコーン含有イオン性ポリマーの例とそれら
が製造される方法も1987年9月15日付で発行されたMazu
rekの米国特許第4,693,935号及び1988年3月1日付で発
行されたClemensらの米国特許第4,728,571号明細書で詳
細に記載されており、その双方が参考のためここに組み
込まれる。
このシリコーン含有イオン性ポリマーは通常シリコー
ン含有モノマー約0.01〜約50%、好ましくはイオン性モ
ノマー約0.5〜約40%、更に好ましくは約2〜約25%を
含む。
シリコーン含有モノマーは下記一般式を有する: X(Y)nSi(R)3-mZm 上記式中Xはポリマーの他のモノマーと共重合しうるビ
ニル基である;Yは二価連結基である;Rは水素、ヒドロキ
シル、低級アルキル(例えば、C1−C4)、アリール、ア
ルキルアミノ、アルカリール又はアルコキシである;Zは
少くとも約500の数平均分子量を有する一価シロキサン
ポリマー部分であり、上記有機ポリマー主鎖に付随して
いる;nは0又は1である;mは1〜3の整数である。勿
論、Zは重合条件下で本質的に非反応性であるべきであ
る。シリコーン含有モノマーは少くとも約500、好まし
くは約1000〜約100,000、更に好ましくは約2000〜約50,
000、最も好ましくは約5000〜約20,000の重量平均分子
量を有することが好ましい。好ましくは、それは下記の
ような式を有する: 上記構造においては、mは1、2又は3である(好ま
しくはm=1);pは0又は1である;R1はアルキル、ア
リール、アルカリール、アルコキシ、アルキルアミノ、
ヒドロキシル又は水素、好ましくはアルキル又は水素で
ある;qは2〜6の整数である;sは0〜2の整数である;X
は以下である: R2は水素又は−COOHである(好ましくはR2は水素であ
る);R3は水素、メチル又は−CH2COOHである(好ましく
はR3はメチルである);Zは以下である: R4、R5、R6は各々独立してアルキル、アルコキシ、アル
キルアミノ、アリール、アルカリール、水素又はヒドロ
キシルである(好ましくはアルキル、更に好ましくはメ
チル);rは少くとも約5、好ましくは約10〜約1500の整
数である(更に好ましくは約75〜約700、最も好ましく
は約100〜約250)。p=0及びq=3であり、R2は水素
又は−COOH(好ましくはR2は水素)であり、R3は水素、
メチル又は−CH2COOH(好ましくはR3はメチル)である
場合が特に好ましい。
このイオン性ポリマーのシリコーン含有モノマーはシ
リコーン含有モノマー形で重合できる。一方、それらは
それらの非シリコーン含有前駆体の形で重合させ、しか
る後シリコーン基が加えられてもよい。例えば、アクリ
ル酸のようなカルボキシレート含有モノマーは重合させ
て、しかる後末端エポキシ基でシリコーン含有化合物と
反応させることができる。その結果は一般に前記式X
(Y)nSi(R)3-mZmに相当する構造を有するポリマー
におけるシリコーン含有モノマーであり、ここで包含さ
れる。
本発明で有用な好ましいシリコーン含有イオン性ポリ
マーは通常0〜約98%(好ましくは約5〜約98%、更に
好ましくは約50〜約90%)の非イオン性モノマー、1〜
約98%(好ましくは約15〜約80%)のイオン性モノマー
からなり、約0.1〜約50%(好ましくは約0.5〜約40%、
最も好ましくは約2〜約25%)のモノマーはシリコーン
含有モノマーである。非シリコーン含有モノマーの組合
せはポリマーの好ましくは約50〜約99%(更に好ましく
は約60〜約99%、最も好ましくは約75〜約95%)であ
る。
本発明で有用な例示シリコーン含有イオン性ポリマー
としては下記: (i)アクリル酸/n−ブチルメタクリレート/ポリジメ
チルシロキサン(PDMS)マクロマー (ii)ジメチルアミノエチルメタクリレート/イソブチ
ルメタクリレート/2−エチルヘキシルメタクリレート/P
DMSマクロマー (iii)t−ブチルアクリレート/アクリル酸/PDMSマク
ロマーがある。
本発明の一面において、ヘアスプレー組成物はヘアセ
ッティング樹脂、界面活性剤及びビヒクルを含み、その
重量平均分子量は少くとも約300,000である。一般に、
分子量は約300,000〜約10,000,000、更には典型的には
約300,000〜約5,000,000、好ましくは約300,000〜約3,0
00,000である。効果が高い樹脂はシリコーンマクロマー
部分を含有しないで、その重量平均分子量は少くとも30
0,000でなければならず、前記のようにもっと上であっ
てもよい。
一般に、この組成物においてはカチオン性樹脂をアニ
オン性界面活性剤と組合せるか又はアニオン性樹脂をカ
チオン性界面活性剤と組合せることが好ましい。
当業界で知られるように、カルボキシル基のような酸
性官能基を有するポリマーはポリマーの溶解性又は分散
性を促進するために少くとも部分的に中和された形で通
常用いられる。加えて、中和形の使用は洗髪によりヘア
から除去されるヘアスプレー組成物の能力を助ける。一
般に、ポリマーの酸性モノマーの好ましくは約10〜100
%、更に好ましくは約20〜約90%、更に一層好ましくは
約40〜約85%が中和される。
常用されるいかなる有機又は金属性塩基もポリマーの
中和に用いてよい。金属性塩基が本組成物で特に有用で
ある。カチオンがアルカリ金属又はアルカリ土類金属で
ある水酸化物が本ヘアスプレー組成物で使用上適した中
和剤である。
本発明のヘアスプレー組成物で使用上好ましい中和剤
は水酸化カリウム及び水酸化ナトリウムである。
本発明のヘアスプレー組成物に含有させてよい他の適
切な中和剤の例としてはアミン類、特にアミノアルコー
ル類、例えば2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパン
ジオール(AMPD)、2−アミノ−2−エチル−1,3−プ
ロパンジオール(AEPD)、2−アミノ−2−メチル−1
−プロパノール(AMP)、2−アミノ−1−ブタノール
(AB)、モノエタノールアミン(MEA)、ジエタノール
アミン(DEA)、トリエタノールアミン(TEA)、モノイ
ソプロパノールアミン(MIPA)、ジイソプロパノールア
ミン(DIPA)、トリイソプロパノールアミン(TIPA)及
びジメチルステラミン(DMS)がある。アミン類及び金
属性塩基の混合物が特に有用な中和剤である。
塩基性官能基、例えばアミノ基を有するポリマーは
酸、例えば塩化水素で少くとも部分的に中和されること
が好ましい。
液体ビヒクル 本発明のヘアスプレー組成物は液体ビヒクルも含有す
る。これは樹脂ヘアスプレー処方で常用されるいかなる
ものであってもよい。液体ビヒクルは約80〜約99%、好
ましくは約85〜約99%でヘアスプレー組成物中に存在す
る。更に好ましくは、液体ビヒクルは全組成物の約90〜
約98%で存在する。
本組成物の液体ビヒクルで使用に適した有機溶媒はC1
−C6アルカノール類、カルビトール、アセトン及びそれ
らの混合物である。本組成物で使用上好ましいC1−C6
ルカノール類はエタノール、イソプロパノール及びそれ
らの混合物のようなC2−C4一価アルコール類である。水
も本ヘアスプレー組成物の液体ビヒクルで使用上適して
いる。
好ましくは、本組成物用の液体ビヒクルはC1−C6アル
カノール類、水、カルビトール、アセトン及びそれらの
混合物からなる群より選択される。更に好ましくは、本
組成物の液体ビヒクルは水とエタノール、イソプロパノ
ールのようなC2−C4一価アルコール類及びそれらの混合
物からなる群より選択される。
一般に、水は液体ビヒクルに存在しなくても又は液体
ビヒクルのすべてであってもよい。最も好ましくは、液
体ビヒクルは水及び有機溶媒の混合物である。
水及び有機溶媒混合物、例えば水−エタノール又は水
−イソプロパノール−エタノールが用いられる場合、組
成物の含水率は全組成物の重量で通常約0.5〜約99%、
好ましくは約5〜約45%、最も好ましくは約5〜約20%
の範囲内である。このような混合物において、有機溶媒
は全組成物の重量で通常0〜約99%、好ましくは約55〜
約94%、更に好ましくは約80〜約94%の範囲内で存在す
る。
本発明の一面において、ヘアセッティング樹脂は特に
高い重量平均分子量、即ち約300,000以上、特に約500,0
00以上の重量平均分子量を有する。驚くほど有効なヘア
スプレー性能は界面活性剤と組合せてこれらの高分子量
樹脂を用いて得ることができ、界面活性剤はヘアスプレ
ー組成物においてそれらが良好なスプレー品質でスプレ
ーされうるような特性を樹脂に付与する上で特に有効で
あることがわかった。
本発明のもう1つの面において、提供されるものはヘ
アスプレー組成物を含有してスプレーするためのヘアス
プレー手段の中にヘアスプレー組成物を含むヘアスプレ
ー製品であり、そのヘアスプレー組成物はヘアスプレー
手段の中に含まれ、各々前記のようなシリコーンマクロ
マー含有イオン性ヘアセッティング樹脂、イオン性フル
オロ界面活性剤及び液体ビヒクルを含む。これらの組成
物は低レベルの揮発性有機溶媒を有することで更に特徴
付けられる。シリコーンマクロマー含有ヘアセッティン
グ樹脂の重量平均分子量は有効なヘアスタイリングを行
うために適したいかなるレベルであってもよい。それは
典型的には少くとも約50,000、更に典型的には少くとも
約70,000、好ましくは少くとも約100,000である。本発
明のこの面の更に好ましい態様において、その樹脂の重
量平均分子量は約100,000〜約1,000,000、更に好ましく
は約125,000〜約200,000である。
界面活性剤の使用はヘア感触を改善し、一方でヘアス
タイリング又はヘア保持性能に関するロスが全くないか
又は比較的少ない。更に、約175,000以上、特に約200,0
00以上のようなそれより高い分子量でも、ヘア保持性能
と比較して改善されたヘア感触と改善されたスプレーパ
ターン及び粒度分布が得られる。
スプレー液として処方しうる能力及び組成物の加工処
理のような実用的関心がある事項以外にイオン性樹脂の
分子量に関して絶対的な上限はないが、その分子量は通
常約10,000,000以下、典型的には約5,000,000以下、好
ましくは約3,000,000以下、最も好ましくは約1,000,000
以下である。
本発明の好ましい低揮発性有機溶媒ヘアスプレー組成
物はイオン性シリコーンマクロマー含有ヘアセッティン
グ樹脂界面活性剤と80%以下の揮発性有機溶媒(ここの
目的から揮発性シリコーン液を含むが、水は除く)を含
む。ヘアスプレー組成物は製品処方業者により選択され
るように又は規制の結果として55%以下又は他のレベル
で揮発性有機溶媒を含有しうることも特に考えられる。
この低揮発性有機溶媒ヘアスプレー製品において、ヘア
スプレー組成物は少くとも10重量%の水を含む。組成物
が少くとも約11%、12%、13%、14%、15%又はそれ以
上の水を含有しうることも特に考えられる。
ここで用いられる揮発性有機溶媒とは少くとも1つの
炭素原子を有しかつ20℃で0.1mmHg以上の蒸気圧を示す
溶媒を意味する。
非シリコーンマクロマー含有樹脂を利用したこのよう
な低揮発性有機溶媒ヘアスプレー組成物は水約90%以
内、好ましくは水約70%以内、更に好ましくは水約60%
以内、最も好ましくは水約50%以下を含む。このような
組成物は約10〜約80%、好ましくは約20〜約80%、更に
好ましくは約40〜約80%の揮発性有機溶媒も含有する。
その組成物は他のもっと低い最大限度以下、例えば約75
%、65%又は55%以下等で揮発性有機溶媒を含有しうる
ことも特に考えられる。
一般に、用いられる界面活性剤のレベルは前記されて
いる。しかしながら、具体的なヘアスプレー組成物にお
いてヘアスプレー性能について改善を行うか又は最適性
能を示すために用いられねばならない界面活性剤の具体
的なレベルは選択される樹脂の具体的なタイプ、その分
子量及び組成物中におけるレベル、具体的な界面活性
剤、水のレベル、揮発性有機溶媒のタイプ及びレベルと
系中における任意成分の存在を含めた様々なファクター
に応じて変わる。一般に、樹脂分子量及び/又は水レベ
ルが減少するに従い、より高レベルの界面活性剤が性能
効果を示す上で要求される。一般に、この組成物は所定
レベルのヘア保持性能又は改善されたスプレー品質でヘ
ア感触について改善を示すために少くとも有効量の界面
活性剤を含有しているべきである。
イオン性フッ素化界面活性剤 場合により、組成物は代わりにイオン性フッ素化界面
活性剤とも称されるイオン性フルオロ炭化水素界面活性
剤を含有することができる。使用されるのであれば、そ
れらは本発明のヘアスプレー組成物において典型的には
約0.01〜約2%、好ましくは約0.01〜約1.5%、更に好
ましくは約0.01〜約1%の範囲内で存在する。
本組成物で有用なフルオロ界面活性剤(即ち、フッ素
化界面活性剤)は好ましくは炭素原子3〜18の鎖長を有
して完全に又は部分的にフッ素化されている直鎖又は分
岐鎖アルキル、アルケニル又はアルキルアリールフルオ
ロ炭化水素である。親水性部分は例えば硫酸、リン酸、
ホスホン酸、スルホン酸、アミン、アミン塩、四級アン
モニウム、カルボン酸及びそれらいずれかの組合せであ
る。更に、例えばアミドアルカレン基のような親水性及
び疎水性部分間の架橋部分もあってよい。
本組成物で有用なイオン性フルオロ界面活性剤として
は下記式で表される過フッ素化化合物がある: CF3−(CF2−(CH2−Z 上記においてZは有機又は無機性いずれかの水溶性基で
ある;xは通常2〜17、特に7〜11の整数である;yは0〜
4の整数である;上記化合物はZに含まれる基の性質に
応じてカチオン性、アニオン性、両性又は双極性であ
る。Z基は硫酸、スルホン酸、カルボン酸、アミン塩、
四級アンモニウム、リン酸、ホスホン酸及びそれらの組
合せであっても又はそれらを含んでいてもよい。過フッ
素化化合物は当業界で公知である。これらの化合物は19
79年11月27日付で発行されたCellaらの米国特許第4,17
6,176号;1976年11月23日付で発行されたCellaらの米国
特許第3,993,745号;1976年11月23日付で発行されたCell
aらの米国特許第3,993,744号明細書で記載されており、
各々参考のためここに組み込まれる。
本組成物で使用上好ましいカチオン性フルオロ界面活
性剤にはヨージド、クロリド、メト硫酸、リン酸及び硝
酸塩を含めた様々なアニオン性対イオン、好ましくはヨ
ージドを有するフッ素化アルキル四級アンモニウム塩;
E.I.デュポン・ドゥ・ヌムール社(E.I.DuPont de Nemo
urs and Company)(ウィルミントン,デラウェア,USA;
デュポン)から供給されるゾニル(ZONYL)FSCのような
式 RfCH2CH2S CH2CH2N+(CH3〔CH3SO4 (Rf=F(CF2CF23-8)に従うフルオロ界面活性剤が
ある。好ましいフッ素化アルキル四級アンモニウムヨー
ジドはミネソタ・マイニング&マニュファクチュアリン
グ(Minnesota Mining & Manufacturing)(セントポ
ール,USA;3M)から供給されるフルオラド(FLUORAD)FC
−135である。
本組成物で使用上好ましいアニオン性フルオロ界面活
性剤はデュポンから供給される一般式 (RfCH2CH2O)P(O)(ONH4(RfCH2CH2O) P(O)(ONH4)(Rf=F(CF2CF23-8) に従うゾニルFSPのようなモノ及びビスペルフルオロア
ルキルホスフェート;デュポンから供給されるゾニルFS
Jのような、アンモニウム、ナトリウム、カリウム、ト
リエタノールアミン及びジエタノールアミン塩のような
様々なカチオン性対イオン、好ましくはアンモニウム塩
を有して、非フッ素化四級、好ましくは脂肪族四級メト
サルフェートで錯体化されたモノ及びビスフルオロアル
キルホスフェート;デュポンから供給される式 RfCH2CH2SO3X(Rf=F(CF2CF23-8及びX=H又はN
H4)に従うゾニルTBSのような、アンモニウム、ナトリ
ウム、カリウム、トリエタノールアミン及びジエタノー
ルアミン塩のような様々なカチオン性対イオン、好まし
くはアンモニウム塩を有するペルフルオロアルキルホス
ホン酸;デュポンから供給されるゾニルRPのような、ア
ンモニウム、ナトリウム、カリウム、トリエタノールア
ミン及びジエタノールアミン塩のような様々なカチオン
性対イオン、好ましくはジエタノールアミン塩を有する
テロマーホスフェート;3Mから供給されるフルオラドFC
−99のようなアミンペルフルオロアルキルスルホネー
ト;3Mから供給されるフルオラドFC−93、フルオラドFC
−120及びL−12402のようなペルフルオロアルキルスル
ホン酸アンモニウム;3Mから供給されるフルオラドFC−9
5及びフルオラドFC−98のようなペルフルオロアルキル
スルホン酸カリウム;3Mから供給されるフルオラドFC−1
29及びフルオラドFC−109のようなフッ素化アルキルカ
ルボン酸カリウム;3Mから供給されるフルオラドFC−143
のようなペルフルオロアルキルカルボン酸アンモニウ
ム;デュポンから供給されるゾニルFSAのような一般式 RfCH2CH2S CH2CH2CO2Li(Rf=F(CF2CF23-8) に従うフルオロ界面活性剤である。
好ましいアニオン性フルオロ界面活性剤は混合モノ及
びビスペルフルオロアルキルホスフェート、アンモニウ
ム塩;脂肪族四級メトサルフェートで錯体化された混合
モノ及びビスフルオロアルキルホスフェート、アンモニ
ウム塩;ペルフルオロアルキルスルホン酸、アンモニウ
ム塩;混合テロマーホスフェートジエタノールアミン
塩;アミンペルフルオロアルキルスルホネート;ペルフ
ルオロアルキルスルホン酸アンモニウム;ペルフルオロ
アルキルスルホン酸カリウム;フッ素化アルキルカルボ
ン酸カリウム;ペルフルオロアルキルスルホン酸アンモ
ニウム;ペルフルオロアルキルカルボン酸アンモニウム
である。
本組成物で使用上好ましい両性フルオロ界面活性剤は
3MからフルオラドFC−100として市販されるフッ素化ア
ルキル両性界面活性剤である。
本組成物で使用上好ましい双極性フルオロ界面活性剤
はデュポンから供給されるゾニルFSKのような式 RfCH2CH(OCOCH3)CH2N+(CH32CH2CO2 - (Rf=F(CF2CF23-8) に従うフルオロ界面活性剤である。
好ましくは、両性もしくは双極性フルオロ界面活性剤
とアニオン性フルオロ界面活性剤との混合物又はアニオ
ン性及びカチオン性フルオロ界面活性剤の混合物が用い
られる。
イオン性フルオロ界面活性剤は典型的には約0.01〜約
2%、好ましくは約0.01〜約1.5%のレベルで利用され
る。約0.01〜約1%のレベルが最も好ましい。
イオン強度調節系 場合により、本発明のヘアスプレー組成物は、イオン
強度調節剤を欠く同組成物と比較して、ヘアスプレー組
成物の粘度を減少させるための非界面活性イオン強度調
節系を有効量で含有することができる。用いられる場
合、本組成物は通常少くとも約0.01重量%のイオン強度
調節剤を含む。当業者により理解されるように、組成物
のイオン強度が増加すると、樹脂は最終的に溶液から沈
降するか又はそうでなく液体キャリア中でもはや溶解も
しくは分散しなくなる。イオン強度調節系レベルの上限
は組成物中に存在する具体的なイオン強度調節剤、液体
ビヒクル、樹脂及び他の成分に応じて変わる。このた
め、例えば、使用できるイオン強度調節剤の最大量はも
っと水が多い組成物と比較して液体ビヒクルが少ない水
を含有した組成物の場合に少なくなりがちである。組成
物は一般的には重量で約4%以下、更に一般的には約2
%以下、典型的には約1%以下のイオン強度調節剤を含
む。この組成物は好ましくは約0.01〜約0.5%、更に好
ましくは約0.01〜約0.1%のイオン強度調節系を含む。
イオン強度調節系はモノマーカチオン及びアニオンの
混合物を含む。このイオン強度調節系のイオンは非界面
活性であり、即ちそれらは表面張力を有意には減少させ
ない。この目的から、非界面活性とは0.5%水溶液濃度
で表面張力を5.0dyn/cm2以下まで減少させるイオンを意
味する。通常、このイオン強度調節系のイオンはいずれ
かの脂肪族鎖又は直鎖もしくは分岐鎖有機ヘテロ鎖中に
電荷当たり最大で4以下の炭素原子、好ましくは2以下
の炭素原子を有することで特徴付けられる。
イオン強度調節系は酸−塩基反応の生成物であるタイ
プのモノマーイオンを含む。このため、塩基性及び酸性
イオンOH-及びH+はこのイオン強度調節系の一部を構成
しないが、但しそれらは組成物中に存在してよい。この
イオンはそれらが遊離イオンとして、即ち解離形で組成
物中に存在できるような形で組成物中に配合される。加
えられたイオンのすべてが遊離イオンとして組成物中に
存在することは不要であるが、但しそれらは組成物中で
少くとも部分的に溶解又は解離していなければならな
い。イオン強度調節剤は、例えば可溶性塩の添加、酸及
び塩基の混合物の添加又はそれらの組合せによりヘアス
タイリング組成物中に配合できる。イオン強度調節系の
アニオン及びカチオンが双方とも組成物に含有されるこ
とは本発明の必須面である。
使用に適したカチオンとしては、例えばリチウム、ナ
トリウム及びカリウムのようなアルカリ金属とマグネシ
ウム、カルシウム及びストロンチウムのようなアルカリ
土類金属がある。二価カチオンの中ではマグネシウムが
好ましい。好ましい一価金属イオンはリチウム、ナトリ
ウム及びカリウム、特にナトリウム及びカリウムであ
る。この組成物への適切な添加手段としては、例えば塩
基、例えば水酸化物、水酸化ナトリウム及び水酸化カリ
ウムとして並びに液体キャリアに可溶性である塩、例え
ば下記のようなモノマーアニオンの塩としての添加があ
る。
他の適切なカチオンとしては四級アンモニウムイオン
とカチオン性アミン類、例えばアンモニウムモノ、ジ及
びトリエタノールアミン、トリエチルアミン、モルホリ
ン、アミノメチルプロパノール(AMP)、アミノエチル
プロパンジオール等のような有機イオンがある。アンモ
ニウム及びアミン類は塩酸塩のような塩の形で提供され
ることが好ましい。
使用できるモノマーアニオンとしてはヘアスタイリン
グ組成物中で解離形として存在できるクロリド、フルオ
リド、ブロミド及びヨージドのようなハロゲンイオン、
特にクロリド、硫酸、エチル硫酸、メチル硫酸、シクロ
ヘキシルスルファミン酸、チオ硫酸、トルエンスルホン
酸、キシレンスルホン酸、クエン酸、硝酸、炭酸水素、
アジピン酸、コハク酸、サッカリン酸、安息香酸、乳
酸、ホウ酸、イセチオン酸、酒石酸及び他のモノマーア
ニオンがある。アニオンは、例えば液体ビヒクルに少く
とも部分的に可溶性である酸又は塩、例えば酢酸、クエ
ン酸、硝酸、クロリド、硫酸等のナトリウム又はカリウ
ム塩の形でこの組成物に加えることができる。好ましく
は、このような塩はビヒクルに完全に可溶性である。
ヘアスプレー組成物 本発明のヘアスプレー組成物はエアゾールディスペン
サー又はポンプスプレーディスペンサーである容器から
分配することができる。このようなディスペンサー、即
ち容器は当業者に周知であり、アメリカン・ナショナル
・カン社(American National Can Corp.)及びコンチ
ネンタル・カン社(Continental Can Corp.)を含めた
様々な製造業者から市販されている。
ヘアスプレー組成物が加圧エアゾール容器から分配さ
れる場合、1種以上の慣用的に知られるエアゾール噴射
剤からなる噴射剤が組成物を噴射するために用いられ
る。使用に適した噴射剤は通常エアゾール容器で常用さ
れるいかなる液化ガスであってもよい。
使用に適した噴射剤は揮発性炭化水素噴射剤であっ
て、これにはプロパン、ブタン及びイソブタンのような
炭素原子3〜4の液化低級炭化水素がある。他の適切な
噴射剤はデュポンからダイメル(Dymel)152Aとして供
給される1,2−ジフルオロエタン(ヒドロフルオロカー
ボン152A)のようなヒドロフルオロカーボンである。噴
射剤の他の例はジメチルエーテル、窒素、二酸化炭素、
亜酸化窒素及び大気ガスである。
単独で用いられる又は他の炭化水素と混合される炭化
水素、特にイソブタンが好ましい。
エアゾール噴射剤は本組成物とミックスしてもよく、
ミックスされる噴射剤の量はエアゾール業界で周知の標
準的ファクターにより支配される。液化噴射剤の場合、
噴射剤のレベルは通常全組成物の約10〜約60重量%、好
ましくは全組成物の約15〜約50重量%である。
一方、アメリカン・ナショナル・カン社から商品名セ
プロ(SEPRO)として販売されるタイプの2区画カンの
ような、噴射剤がヘアスプレー組成物との接触から分離
された加圧エアゾールディスペンサーも使用できる。
他の適切なエアゾールディスペンサーは噴射剤が使用
前にポンプ又は相当装置でディスペンサー中に充填され
うる圧縮空気であることにより特徴付けられるものであ
る。このようなディスペンサーは双方とも参考のためこ
こに組み込まれる1978年3月7日付で発行されたOlofss
onの米国特許第4,077,441号及び1989年7月25日付で発
行されたTerStegeの米国特許第4,850,577号明細書と同
じく参考のためここに組み込まれる1992年2月21日付で
出願されたGosselinらの米国出願第07/839,648号明細書
で記載されている。使用に適した圧縮空気エアゾール容
器もプロクター&ギャンブル社(Procter & Gamble Co
mpany)からそれらの商品名バイダル・サスーン・エア
スプレー(VIDAL SASSOON AIRSPRAY )ヘアスプレーと
して現在市販されている。
慣用的な非エアゾールポンプスプレーディスペンサ
ー、即ちアトマイザーも使用できる。
本発明のヘアスプレー処方は慣用的なヘアスプレー補
助剤を場合により含有することができる。補助剤は包括
して通常約0.05〜約5重量%、好ましくは約0.1〜約3
重量%である。このような慣用的任意補助剤は当業者に
周知であり、可塑剤;シリコーン類;皮膚軟化剤;様々
なラノリン化合物のような滑沢剤及び浸透剤;タンパク
質加水分解産物及び他のタンパク質誘導体;エチレン付
加物及びポリオキシエチレンコレステロール;色素、毛
染め剤及び他の着色剤;日焼け止め剤;香料がある。
製造方法 本発明のヘアスプレー組成物は慣用的な処方及びミキ
シング技術を用いて製造できる。好ましくは界面活性剤
及び水のプレミックスが添加前に造られる。水が組成物
中で用いられないならば、界面活性剤とエタノールのよ
うな有機溶媒とのプレミックスが好ましい。本発明のヘ
アスプレー組成物の製造方法は下記例で更に詳細に記載
されている。
使用方法 本発明のヘアスプレー組成物は本発明のヘアスタイリ
ング/保持効果を発揮させるために常法で用いられる。
このような方法では通常ヘアがスタイリングされる前及
び/又は後で有効量の製品を乾いた及び/又はやや濡れ
たヘアに適用する。“有効量”とはヘアの長さ及び質感
を考慮して望まれるヘア保持及びスタイル効果を示す上
で十分な量を意味する。この方法における本発明の組成
物の使用は最適なヘア保持を発揮する一方で、良好なス
プレー適性を示す。
下記例は本発明の範囲内における好ましい態様につい
て更に説明する。例は説明目的で単に示され、本発明の
制限として解釈されるべきではなく、発明の多くのバリ
エーションがその精神及び範囲から逸脱せずに可能であ
る。
例I ポンプスプレーディスペンサーで使用に適した本発明
のヘアスプレー組成物は下記下記のように製造する:成 分 重量% エタノール200プルーフ 89.70% 樹脂 2.50% KOH(45%) 0.62% DRO水 7.00% ラウレス硫酸アンモニウム(28%) 0.18%1 60%t−ブチルアクリレート/20%アクリル酸/平均分
子量(MW)=10,000の20%シリコーンマクロマー、約80
0,000の重量平均分子量を有する。 フィッシャー・サイエンティフィック(Fisher Scien
tific)から供給される水酸化カリウム45%、水55%及
び微量成分を含有した水酸化カリウム溶液 二重逆浸透水 ラウレス(3.0)硫酸アンモニウム28%、水72%及び
微量成分を含有したステパン(Stepan)から供給される
ラウレス硫酸アンモニウム溶液 例Iのヘアスプレー処方はイソプロパノール中で樹脂
のプレミックスを調製することにより製造する。次いで
イソプロパノールプレミックスをエタノールに加え、し
かる後水酸化カリウム溶液で中和する。次いで界面活性
剤及び水のプレミックスを調製し、中和されたプレミッ
クスに加える。次いで芳香剤のような他の補助剤を加え
てもよい。磁気又は空気式スターラーを用いて、樹脂が
溶解するまで、典型的には約1〜2時間諸成分をミック
スする。
例II ポンプスプレーディスペンサーで使用に適した本発明
のヘアスプレー組成物は下記下記のように製造する:成 分 重量% エタノール200プルーフ 79.16% イソプロパノール 10.40% 樹脂 2.60% KOH(45%) 0.69% DRO水 7.00% ラウレス(3.0)硫酸アンモニウム(28%) 0.09% アンホテリック−2(40%) 0.06%1 60%t−ブチルアクリレート/20%アクリル酸/20%シ
リコーンマクロマー平均mw=10,000、約1,700,000の重
量平均分子量を有する。 ココアンホカルボキシグリシネート40%、水60%及び
微量成分 例IIのヘアスプレー処方はエタノール中で樹脂のペレ
ミックスを調製することにより製造する。次いでエタノ
ールプレミックスをエタノールに加え、しかる後水酸化
カリウム溶液で中和する。次いで界面活性剤及び水のプ
レミックスを調製し、中和されたプレミックスに加え
る。次いで芳香剤のような他の補助剤を加えてもよい。
磁気又は空気式スターラーを用いて、樹脂が溶解するま
で、典型的には約1〜2時間諸成分をミックスする。
例III ポンプスプレーディスペンサーで使用に適した本発明
のヘアスプレー組成物は下記下記のように製造する:成 分 重量% エタノール200プルーフ 68.87% イソプロパノール 10.00% 樹脂 3.00% KOH(45%) 0.88% DRO水 17.00% アンホテリック−2(40%) 0.25%1 60%t−ブチルアクリレート/20%アクリル酸/20%シ
リコーンマクロマー平均mw=10,000、約690,000の重量
平均分子量を有する。
組成物は例IIのように製造する。
例IV ポンプスプレーディスペンサーで使用に適した本発明
のヘアスプレー組成物は下記下記のように製造する:成 分 重量% エタノール200プルーフ 79.00% 樹脂 4.00% KOH(45%) 0.82% DRO水 15.08% エアゾールOT2 0.50%1 60%t−ブチルアクリレート/20%アクリル酸/20%シ
リコーンマクロマー平均mw=10,000、約500,000の重量
平均分子量を有する。 水及びエタノール中75%活性溶液としてアメリカン・
シアナミド(American Cyanamid)から市販されるジオ
クチルスルホコハク酸ナトリウム界面活性剤、エアゾー
ルOT(Aerosol OT ) この組成物は例Iのように製造する。
例V ポンプスプレーディスペンサーで使用に適した本発明
のヘアスプレー組成物は下記下記のように製造する:成 分 重量% エタノール200プルーフ 79.27% 樹脂 3.00% KOH(45%) 0.44% DRO水 17.00% ココベタイン(35%) 0.29%1 80%t−ブチルアクリレート/10%アクリル酸/10%シ
リコーンマクロマー平均mw=10,000、約690,000の重量
平均分子量を有する。 ココベタイン35%、水65%及び微量成分を含有したモ
ナ(Mona)から供給されるモナテリックCB この組成物は例Iのように製造する。
例VI ポンプスプレーディスペンサーで使用に適した本発明
のヘアスプレー組成物は下記のように製造する:成 分 重量% エタノール200プルーフ 69.73% イソプロパノール 10.00% 樹脂 3.00% KOH(45%) 0.17% DRO水 17.00% スパン80/ツイーン80ブレンド 0.10%1 70%n−ブチルメタクリレート/10%スチレンスルホネ
ート/20%シリコーンマクロマー平均mw=5000、約690,0
00の重量平均分子量を有する。 約4.9の平均HLBを有する非イオン性有機界面活性剤ソ
ルビタンオレエート及びポリソルベート80の95/5ブレン
ド この組成物は例IIのように製造する。
例VII ポンプスプレーディスペンサーで使用に適した本発明
のヘアスプレー組成物は下記のように製造する:成 分 重量% エタノール200プルーフ 68.98% イソプロパノール 10.00% 樹脂 3.00% KOH(45%) 0.88% DRO水 17.00% アドゲン(Adogen)−432CG (70%) 0.14%1 75%エチルメタクリレート/20%アクリル酸/5%シリコ
ーンマクロマー平均mw=10,000、約690,000の重量平均
分子量を有する。 ジセチルジアンモニウムクロリド70%、水30%及び微
量成分を含有し、シェレックス(Sherex)から供給され
る。
この組成物は例IIのように製造する。
例VIII ポンプスプレーディスペンサーで使用に適した本発明
のヘアスプレー組成物は下記のように製造する:成 分 重量% エタノール200プルーフ 78.79% 樹脂 3.00% KOH(45%) 0.88% DRO水 17.00% アンモニクス−LO (30%) 0.33%1 60%t−ブチルアクリレート/20%アクリル酸/20%シ
リコーンマクロマー平均mw=10,000、約690,000の重量
平均分子量を有する。 ラウリルアミンオキシド30%、水70%及び微量成分を
含有したステパンから供給されるアンモニクス−LO(AM
MONYX−LO ) この組成物は例Iのように製造する。
例IX ポンプスプレーディスペンサーで使用に適した本発明
のヘアスプレー組成物は下記のように製造する:成 分 重量% エタノール200プルーフ 82.10% イソプロパノール 8.00% 樹脂 2.00% KOH(45%) 0.59% DRO水 7.00% ラウレス(3.0)硫酸アンモニウム(28%) 0.18% アンホテリック−2(40%) 0.13%1 60%t−ブチルアクリレート/20%アクリル酸/20%シ
リコーンマクロマー平均mw=10,000、約1,300,000の重
量平均分子量を有する。
この組成物は例IIのように製造する。
例X エアゾールヘアスプレー濃縮物用の処方は以下で示さ
れる。濃縮物は噴射剤約30%及び濃縮物約70%で有機噴
射剤と共に充填されることが好ましい。成 分 重量% エタノール200プルーフ 96.38% 樹脂 3.00% AMP2 0.37% アンホテリック−2(40%) 0.25%1 60%t−ブチルアクリレート/20%アクリル酸/20%シ
リコーンマクロマー平均mw=10,000、約690,000の重量
平均分子量を有する。 アミノメチルプロパノール この組成物は例Iのように製造するが、但しプレミッ
クスはイソプロパノールの代わりにエタノールを用いて
調製し、中和剤は水酸化カリウム溶液の代わりにAMPで
ある。
例XI ポンプスプレーディスペンサーで使用に適した本発明
のヘアスプレー組成物は下記のように製造する:成 分 重量% エタノール200プルーフ 79.53% 樹脂 2.20% KOH(45%) 0.37% DRO水 17.00% ラウレス(3.0)硫酸アンモニウム(28%) 0.30% フルオラドFC−100 (25%) 0.40% 芳香剤 0.20%1 60%t−ブチルアクリレート/20%アクリル酸/20%シ
リコーンマクロマー平均mw=10,000、約800,000の重量
平均分子量を有する。 混合ペルフルオロアルキルスルホン酸アンモニウム25
%、エタノール37.5%、水37.5%及び微量成分を含有し
た3Mから供給されるフルオラドFC−100 組成物は例IIのように製造する。フルオロ界面活性剤
は有機界面活性剤と一緒にプレミックスする。
例XII ポンプスプレーディスペンサーで使用に適した本発明
のヘアスプレー組成物は下記下記のように製造する:成 分 重量% エタノール200プルーフ 70.73% イソプロパノール 8.80% 樹脂 2.20% KOH(45%) 0.37% DRO水 17.00% ラウレス(3.0)硫酸アンモニウム(28%) 0.30% ゾニルFSK (47%) 0.40% 芳香剤 0.20%1 60%t−ブチルアクリレート/20%アクリル酸/20%シ
リコーンマクロマー平均mw=10,000、約800,000の重量
平均分子量を有する。 一般式RfCH2CH(OCOCH3)CH2N+(CH32CH2CO2(Rf
F(CF2CF23-8)に従うフルオロ界面活性剤47%、酢
酸53%及び微量成分を含有した3Mから供給されるゾニル
FSK 組成物は例XIIのように製造する。
例XIII 本発明のヘアスプレー組成物は下記のように製造す
る:成 分 重量% エタノール200プルーフ 79.93% 樹脂 5.00% KOH(45%) 0.82% エアゾールOT 0.25% DRO水 15.00%1 60%t−ブチルアクリレート/20%アクリル酸/20%シ
リコーンマクロマー、約=150,000の重量平均分子量を
有する。
組成物は例Iのように製造する。それは慣用的なポン
プスプレー及び圧縮空気エアゾールスプレー容器に適す
る。
上記すべての組成物は良好なスプレー適性を示し、ヘ
アに適用された場合に良好な保持性を示す。
シリコーンマクロマーグラフト化スタイリング樹脂を
利用した上記例及びその組成物において、その樹脂は25
℃で約10,000,000センチストークス以下の粘度を有する
未反応シリコーン含有モノマー及びシリコーンマクロマ
ーグラフト化ポリマーを除去することにより精製するこ
とができる。これは例えばヘキサン抽出により行える。
その反応溶媒から樹脂を乾燥させた後、反応生成物のヘ
キサン抽出は過剰のヘキサンを反応生成物に加えてポリ
マーの非シリコーン部分のTg近くまで加熱することによ
り実施できる。混合液を30分間撹拌しながらこの温度で
保ち、室温まで冷却させる。ヘキサンを真空吸引により
除去する。更に2回のヘキサン抽出サイクルを前記と同
様に行うことが好ましい。第三サイクル後、生成物と共
に残る残留ヘキサンを蒸留及び真空乾燥により除去す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/11 WPIL(DERWENT)

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)界面活性剤0.01〜2重量%; b)少くとも300,000の重量平均分子量を有するイオン
    性ポリマー0.5〜15重量%;及び c)液体ビヒクル; を含むヘアスプレー組成物。
  2. 【請求項2】界面活性剤が 1)アニオン性界面活性剤 2)両性界面活性剤 3)双極性界面活性剤 4)カチオン性界面活性剤 5)7以下の平均HLBを有する非イオン性界面活性剤、
    及び 6)それらの混合物 からなる群より選択される有機界面活性剤である、請求
    項1に記載のヘアスプレー組成物。
  3. 【請求項3】有機界面活性剤が: 1)アニオン性界面活性剤 2)両性界面活性剤 3)双極性界面活性剤 4)カチオン性界面活性剤、及び 5)それらの混合物 からなる群より選択される、請求項2に記載のヘアスプ
    レー組成物。
  4. 【請求項4】有機界面活性剤がアルキルサルフェート
    類、アルキルエーテルサルフェート類、スルホサクシナ
    メート類界面活性剤、β−アルコキシアルカンスルホネ
    ート類、オレフィンスルホネート類、アルキルスルホネ
    ート類、アルキルエーテルスルホネート類、アルキルア
    ンホグリシネート類、アルキルアンホプロピオネート
    類、アルキルアミノスルホネート類、アルキルベタイン
    類、アルキルアミドベタイン類、四級アンモニウム塩、
    二級及び三級アミン塩とそれらの混合物からなる群より
    選択される、請求項3に記載のヘアスプレー組成物。
  5. 【請求項5】有機界面活性剤が: 1)アルキルサルフェート類、アルキルエーテルサルフ
    ェート類、オレフィンスルホネート類、アルキルスルホ
    ネート類、スルホサクシナメート類、β−アルキルオキ
    シアルカンスルホネート類 2)アルキルアンホグリシネート類、アルキルアンホス
    ルホネート類、アルキルアンホプロピオネート類、アル
    キルアンホスルホサクシナメート類 3)アルキルベタイン類、アルキルアミドベタイン類、
    アルキルアミノスルホネート類、スルホベタイン類、及
    び 4)それらの混合物 からなる群より選択される、請求項4に記載のヘアスプ
    レー組成物。
  6. 【請求項6】液体ビヒクルがC1−C6アルカノール、水、
    カルビトール、アセトン及びそれらの混合物からなる群
    より選択される、請求項1に記載のヘアスプレー組成
    物。
  7. 【請求項7】イオン性ポリマーが少くとも500,000の重
    量平均分子量を有する、請求項1に記載のヘアスプレー
    組成物。
  8. 【請求項8】イオン性ポリマーがイオン性モノマー2〜
    75%及び非イオン性モノマー25〜98%を含む、請求項1
    に記載のヘアスプレー組成物。
  9. 【請求項9】イオン性モノマーがアクリル酸、メタクリ
    ル酸、ジメチルアミノエチルメタクリレート、四級化ジ
    メチルアミノエチルメタクリレート、マレイン酸、無水
    マレイン酸の半エステル、クロトン酸、イタコン酸、ジ
    アリルジメチルアンモニウムクロリド、ビニルピリジ
    ン、ビニルイミダゾール、スチレンスルホネート、上記
    酸類及びアミン類の塩、又はそれらの混合物である、請
    求項8に記載のヘアスプレー組成物。
  10. 【請求項10】非イオン性モノマーがC1−C24アルコー
    ル類のアクリル酸エステル、C1−C24アルコール類のメ
    タクリル酸エステル、スチレン、ポリスチレンマクロマ
    ー、酢酸ビニル、塩化ビニル、プロピオン酸ビニル、塩
    化ビニリデン、α−メチルスチレン、t−ブチルスチレ
    ン、ブタジエン、シクロヘキサジエン、エチレン、プロ
    ピレン、ビニルトルエン及びそれらの混合物からなる群
    より選択される、請求項8に記載のヘアスプレー組成
    物。
  11. 【請求項11】液体ビヒクルが、重量で、 1)水10〜99%及び 2)有機溶媒0〜90% を含む、請求項6に記載のヘアスプレー組成物。
  12. 【請求項12】有機溶媒がエタノール、イソプロパノー
    ル及びそれらの混合物からなる群より選択される、請求
    項11に記載のヘアスプレー組成物。
  13. 【請求項13】水が15〜60%存在し、有機溶媒が40〜80
    %存在する、請求項12に記載のヘアスプレー組成物。
  14. 【請求項14】イオン性ポリマーがシリコーン含有モノ
    マーを含み、組成物が乾燥された場合に、上記イオン性
    ポリマーが上記ポリマーのシリコーン部分を含有する不
    連続相と非シリコーン部分を含有する連続相に分離す
    る、請求項1又は3に記載のヘアスプレー組成物。
  15. 【請求項15】シリコーン含有モノマーが下記式を有す
    る: X(Y)nSi(R)3-mZm (上記式中Xはビニル基である;Yは二価連結基である;R
    は水素、低級アルキル、アリール又はアルコキシであ
    る;Zは少くとも500の数平均分子量を有する一価シロキ
    サンポリマー部分である;nは0又は1である;mは1〜3
    の整数である)、請求項14に記載のヘアスプレー組成
    物。
  16. 【請求項16】シリコーンマクロマー含有モノマーが: 〔上記式中mは1、2又は3である;pは0又は1であ
    る;Rは請求項15で既に定義されたとおりである;qは2〜
    6の整数である;Xは: (R2は−H又は−COOHである;R3は−H、−CH3又はCH2C
    OOHである)である;Zは: (上記式中R4はアルキル、アルコキシ、アルキルアミ
    ノ、アリール、アルカリール、水素又はヒドロキシルで
    ある;rは少くとも5の整数である)である〕である、請
    求項15に記載のヘアスプレー組成物。
  17. 【請求項17】イオン性モノマーがアクリル酸、メタク
    リル酸、ジメチルアミノエチルメタクリレート、四級化
    ジメチルアミノエチルメタクリレート、マレイン酸、無
    水マレイン酸の半エステル、クロトン酸、イタコン酸、
    ジアリルジメチルアンモニウムクロリド、ビニルピリジ
    ン、ビニルイミダゾール、スチレンスルホネート、上記
    アミン類及び酸類の塩、又はそれらの混合物である、請
    求項16に記載のヘアスプレー組成物。
  18. 【請求項18】ポリマーがイオン性モノマー15〜80%、
    C1−C24アルコール類のアクリル酸エステル、C1−C24
    ルコール類のメタクリル酸エステル、スチレン、ポリス
    チレンマクロマー、酢酸ビニル、塩化ビニル、プロピオ
    ン酸ビニル、塩化ビニリデン、α−メチルスチレン、t
    −ブチルスチレン、ブタジエン、シクロヘキサジエン、
    エチレン、プロピレン、ビニルトルエン及びそれらの混
    合物からなる群より選択される非イオン性モノマー50〜
    90%と、シリコーン含有モノマー2〜25%を含む、請求
    項17に記載のヘアスプレー組成物。
  19. 【請求項19】重量で、 a)アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、双極性界
    面活性剤、カチオン性界面活性剤、及びそれらの混合物
    からなる群より選択されるイオン性非フッ素化有機界面
    活性剤0.01〜2%; b)少くとも70,000の重量平均分子量を有するシリコー
    ン含有イオン性ポリマー0.1〜15%;但し、上記ポリマ
    ーは下記式を有するシリコーン含有モノマーを含む: X(Y)nSi(R)3-mZm (上記式中Xはビニル基である;Yは二価連結基である;R
    は水素、低級アルキル、アリール又はアルコキシであ
    る;Zは少くとも500の数平均分子量を有する一価シロキ
    サンポリマー部分である;nは0又は1である;mは1〜3
    の整数である); 組成物が乾燥された場合に、上記ポリマーは上記ポリマ
    ーのシリコーン部分を含有する不連続相と非シリコーン
    部分を含有する連続相に分離する;及び c)組成物に対して少くとも10%量の水を含む液体ビヒ
    クル; を含むヘアスプレー組成物。
  20. 【請求項20】組成物が50重量%以下の水を含んでい
    る、請求項19に記載のヘアスプレー組成物。
  21. 【請求項21】有機界面活性剤がアルキルサルフェート
    類、アルキルエーテルサルフェート類、スルホサクシナ
    メート類界面活性剤、β−アルコキシアルカンスルホネ
    ート類、オレフィンスルホネート類、アルキルスルホネ
    ート類、アルキルエーテルスルホネート類、アルキルア
    ンホグリシネート類、アルキルアンホプロピオネート
    類、アルキルアミノスルホネート類、アルキルベタイン
    類、アルキルアミドベタイン類、四級アンモニウム塩、
    二級及び三級アミン塩とそれらの混合物からなる群より
    選択される、請求項19に記載のヘアスプレー組成物。
  22. 【請求項22】有機界面活性剤が: 1)アルキルサルフェート類、アルキルエーテルサルフ
    ェート類、オレフィンスルホネート類、アルキルスルホ
    ネート類、スルホサクシナメート類、β−アルキルオキ
    シアルカンスルホネート類 2)アルキルアンホグリシネート類、アルキルアンホス
    ルホネート類、アルキルアンホプロピオネート類、アル
    キルアンホスルホサクシナメート類 3)アルキルベタイン類、アルキルアミドベタイン類、
    アルキルアミノスルホネート類、スルホベタイン類、及
    び 4)それらの混合物 からなる群より選択される、請求項21に記載のヘアスプ
    レー組成物。
  23. 【請求項23】0.01〜2重量%のイオン性フルオロ界面
    活性剤を更に含んでいる、請求項1〜22のいずれか一項
    に記載のヘアスプレー組成物。
  24. 【請求項24】0.01〜4重量%の非界面活性イオン性強
    度調節系を更に含んでいる、請求項1〜23のいずれか一
    項に記載のヘアスプレー組成物。
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