JP2944624B1 - 無線選択呼出受信における受信メッセージの表示方法及び無線選択呼出受信機 - Google Patents

無線選択呼出受信における受信メッセージの表示方法及び無線選択呼出受信機

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JP2944624B1
JP2944624B1 JP10315198A JP10315198A JP2944624B1 JP 2944624 B1 JP2944624 B1 JP 2944624B1 JP 10315198 A JP10315198 A JP 10315198A JP 10315198 A JP10315198 A JP 10315198A JP 2944624 B1 JP2944624 B1 JP 2944624B1
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邦明 甲賀
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Abstract

【要約】 【課題】 携帯者の嗜好に合わせ、新メッセージの表示
の有無、新メッセージの次に表示するメッセージの選択
を携帯者が設定できるようにする。 【解決手段】 受信メッセージの表示方法及び無線選択
呼出受信機において、過去に記憶した受信メッセージの
表示中に新メッセージを受信したときに前記新メッセー
ジを優先的に表示するか否か(105、205又は30
5)及び前記新メッセージを優先的に表示するように設
定したとき(105、205)、前記新メッセージを表
示した後、次に表示するメッセージを、元々表示してい
たメッセージの続き(106)に戻って表示するか又は
新メッセージの次に新しいメッセージ(205)を表示
するかを予め設定できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線選択呼出受信
における受信メッセージの表示方法及び無線選択呼出受
信機に関し、特に、受信済みのメッセージ及び個別受信
メッセージの表示方法及び無線選択呼出受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ニュース、天気予報といった情報配信サ
ービスでは、一日に何十通と情報の配信が行われるもの
の、無線選択呼出受信機の携帯者は、その度受信メッセ
ージを読み出すことは少なく、むしろ、時々受信機への
メッセージの着信、記憶状況を確認し、未読のメッセー
ジが存在する場合に、前回に表示して見たメッセージか
ら後の受信メッセージを順次連続的に読み出し表示する
ような使い方をするのが通常である。
【0003】従来の無線選択呼出受信機では、このよう
な情報配信サービスの利用に対応できるように構成さ
れ、更に、過去の受信メッセージ等を読み出し表示して
いる最中に着信があると当該メッセージを優先的に表示
されるように構成されているものがある。
【0004】また、最近の無線選択呼出受信機の使用方
法としては、個別呼びに基づく着信よりも、情報配信サ
ービス等からの受信済みのメッセージを主に利用する携
帯者が増えており、必ずしも緊急性がある情報を対象と
するわけではなく、新聞等の感覚でメッセージを着信す
るような使用方法が多くみられる。
【0005】このような無線選択呼出受信機では、連続
して何件もの受信済みメッセージ等を表示して読んでい
る間に新しいメッセージを受けると、メッセージが新メ
ッセージに切り替わり、また、ここで直前に見ていたメ
ッセージに戻す場合は、一度読んだメッセージを再度見
ながらスイッチ(SW)操作を繰り返して元のメッセー
ジに戻るように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来の無
線選択呼出受信機においては、メッセージを連続して読
み出し見ている間に新メッセージが着信した場合、受信
機には新メッセージが優先表示される。このような無線
選択呼出受信機では、携帯者は過去に記憶した受信メッ
セージを見ている最中に新しいメッセージを着信する
と、せっかく見ていたメッセージが新メッセージに自動
的に切り替わってしまい、また、新メッセージを読み終
わった後にスイッチ(SW)操作により次のメッセージ
を見ようとすると、新メッセージを見る前に見ていたメ
ッセージ(新メッセージから数えて何件か前に受信した
メッセージ)に戻るのではなく、新メッセージの次に新
しいメッセージ(新メッセージが着信する前の最新メッ
セージ)が表示されてしまう。
【0007】従って、従来の無線選択呼出受信機では、
過去の受信メッセージの読み出しを継続しようとした場
合に、携帯者は新メッセージが着信するたびに新メッセ
ージを終了させ、既に読み終わったメッセージをもう一
度読みながら元のメッセージに戻すという煩わしいスイ
ッチ操作等を行なわなければならないという難点があ
る。
【0008】(発明の目的)本発明の目的は、携帯者の
嗜好に合わせ、新メッセージの表示の有無、新メッセー
ジの次に表示するメッセージの選択を携帯者が設定する
ことができるようにした無線選択呼出受信における受信
メッセージの表示方法及び無線選択呼出受信機を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の無線選択呼出受
信における受信メッセージの読み出し表示方法は、受信
メッセージを記憶し、表示操作により前記受信メッセー
ジを順次読み出し表示するようにした無線選択呼出受信
における受信メッセージの読み出し表示方法において、
過去に記憶した受信メッセージの表示中に新メッセージ
を受信したときに前記新メッセージを優先的に表示する
か否か及び前記新メッセージを優先的に表示するように
設定したとき、前記新メッセージを表示した後、次に表
示するメッセージを、元々表示していたメッセージの続
きに戻って表示するか又は新メッセージの次に新しいメ
ッセージを表示するかを予め設定できることを特徴とす
る。また、前記表示方法において、記憶される前記受信
メッセージは、個別呼出による受信メッセージ及び情報
配信サービスによる受信メッセージの2種類の受信メッ
セージを含み、前記受信メッセージの表示中に新メッセ
ージを受信したとき、前記新メッセージを優先的に表示
するか否かを前記受信メッセージの種類別に設定できる
ことを特徴とする。
【0010】本発明の無線選択呼出受信機は、受信メッ
セージを記憶し、表示操作により前記受信メッセージを
順次表示する表示部を有する無線選択呼出受信機におい
て、過去に記憶した受信メッセージの表示中に新メッセ
ージを受信したとき、前記新メッセージを優先的に表示
するか否かを予め設定する優先表示設定手段を有するこ
とを特徴とする。
【0011】また、前記受信メッセージは、個別呼出に
よる受信メッセージ及び情報配信サービスによる受信メ
ッセージの2種類の受信メッセージを含み、前記優先表
示設定手段により、前記受信メッセージの表示中に新メ
ッセージを受信したときに前記新メッセージを優先的に
表示するか否かを前記受信メッセージの種類別に予め設
定し、又は、前記受信メッセージの表示中に新メッセー
ジを受信したとき、前記新メッセージを優先的に表示す
るか否かを、前記優先表示設定手段により、記憶された
受信メッセージの1ないし複数の受信メッセージ単位で
予め設定することを特徴とする。
【0012】更に、本発明の無線選択呼出受信機は前記
優先表示設定手段により前記新メッセージを優先的に表
示するように設定した場合、前記新メッセージを表示し
た後、次に表示するメッセージを、元々表示していたメ
ッセージの続きに戻って表示するか、または新メッセー
ジの次に新しいメッセージを表示するかを予め設定する
表示順序設定手段を有することを特徴とする。
【0013】(作用)過去に受信記憶した多くの受信メ
ッセージを携帯者が連続して読み出し表示している間に
新メッセージが着信した場合の新メッセージの表示方法
を携帯者が予めメニュー画面で設定できるようにする。
また、前記新メッセージの表示方法を受信メッセージの
種類等により個別に設定することを可能とする。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施の形態の構成)本発明の無
線選択呼出受信機(以下、「受信機」ともいう。)の一
実施の形態の構成について説明する。
【0015】図1は、本実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【0016】図1において、アンテナ1により受信され
た無線信号は、無線部2で増幅された後復調される。復
調された信号は、波形整形回路3において制御部4に読
み取り可能な波形に変換される。
【0017】制御部4では、書き込み可能な読み出し専
用メモリ(ROM)5に予め書き込まれている自己の呼
出番号と波形整形回路3から入力した信号とを比較し、
両者が一致した呼出があると、これを携帯者に報知する
ため、制御部4は、増幅回路9、11、13を介してス
ピーカ10、バイブレータ12、LED14に報知信号
を送る。また、制御部4は、受信メッセージを表示ドラ
イバー7を介して表示部8に表示する制御を行う。
【0018】受信機は、電源15、クロック信号CLK
16により動作し、電源スイッチ17、メッセージを選
択、表示するスイッチ18、メッセージ読み出し方法の
設定を切り替える設定スイッチ19等からなる操作部を
備える。また、受信機には受信メッセージを記憶する記
憶部6とメッセージ読み出し時に読み出したメッセージ
数をカウントするカウンタ20とを備える。
【0019】制御部4は、記憶部6に対する受信メッセ
ージの記憶、記憶された受信メッセージの読出、表示、
表示中の着信メッセージの表示の有無及び受信メッセー
ジの表示順序の設定等の制御に関する以下の機能を有す
る。
【0020】制御部4は、個別呼出による受信メッセー
ジ及び情報配信サービスによる受信メッセージ等を着信
毎に記憶部6の所定のアドレスに記憶し、携帯者のスイ
ッチ18の操作による当該受信メッセージの読み出し表
示に備える。また、携帯者が設定スイッチ19を操作す
ると、制御部4は、メッセージ読み出し方法の設定を切
り替える制御を行う。例えば、過去に記憶した受信メッ
セージを表示している時に新メッセージに着信があった
場合、その新メッセージの表示を行うか否か及び新メッ
セージを表示した場合にその次に表示する受信メッセー
ジ及びその後の表示メッセージの順序等を、設定スイッ
チ19による携帯者の設定操作に従い切り替える制御を
行う。
【0021】制御部4による前記メッセージ読み出し方
法の設定は、全ての受信メッセージを対象に設定するこ
とができる他に、受信メッセージを複数のグループに分
け、それぞれに対して異なる設定を行うことを可能に構
成することができる。例えば、個別呼出による受信メッ
セージ及び情報配信サービスによる受信メッセージの2
種類の受信メッセージ別の設定、記憶された受信メッセ
ージの1ないし複数の受信メッセージ単位での設定を行
うようにすることができる。つまり、制御部4による前
記メッセージ読み出し方法の設定として、前述した過去
に記憶した受信メッセージを表示している時に新メッセ
ージに着信があった場合、その新メッセージの表示を行
うか否かの設定についていえば、例えば、個別呼出によ
る受信メッセージ及び情報配信サービスによる受信メッ
セージの2種類の受信メッセージ別の設定、1ないし複
数の受信メッセージ単位での設定を行うようにすること
ができる。
【0022】受信メッセージをグループ化して個別に設
定する制御を行うために、制御部4による記憶部6に対
する受信メッセージの記憶制御は、個別呼出による受信
メッセージ及び情報配信サービスによる受信メッセージ
の2種類の受信メッセージ単位、1ないし複数の受信メ
ッセージ単位等でアドレスを指定してそのアドレス単位
で記憶するように制御することができ、また、前記グル
ープ毎の受信メッセージのファイリングを利用し、フォ
ルダを用いてフォルダ単位で記憶するように構成するこ
とができる。
【0023】スイッチ18の操作による記憶部6からの
メッセージの読み出し時には、制御部4は、何番目のメ
ッセージまでを読んだかをカウンタ20のカウント値に
基づき判断し、前記メッセージ読み出し方法の設定に基
づき、順次次の読み出しメッセージが選択できるように
する。また、メッセージ読み出し中に新たなメッセージ
を受信した場合、前記メッセージ読み出し方法の設定に
基づき、例えば、いったん新メッセージを表示し、ここ
で、携帯者がスイッチ18により次の受信メッセージの
表示の操作を行うと、制御部4はカウンタの値を読み取
って新メッセージの前に表示していたメッセージの次の
メッセージを表示するような制御を行う。
【0024】更に、制御部4には、受信メッセージを表
示中等に元の待ち受け表示に戻すための図示していない
マニュアルリセット・スイッチを備え、また、次メッセ
ージの表示操作を一定期間行わない時に待ち受け表示に
戻す動作を行うオートリセット・機能を備えている。
【0025】図2は、本実施の形態のメッセージ読み出
し方法による表示例を示す図である。本実施の形態では
スイッチ(SW)操作による読み出しに関して順方向
(最新メッセージから最古メッセージ方向)の読み出し
のみを例として示している。なお、順方向に限らず逆方
向の読み出しによる表示を行うように構成することがで
きる。
【0026】本実施の形態は、メッセージ読み出し中に
新しいメッセージが着信した場合の動作について、制御
部4には携帯者の設定により次の3種類の読み出し制御
の設定が可能である。
【0027】設定例:着信後、直ちに新メッセージを
表示し、SW操作により次のメッセージを表示させる
と、新メッセージの表示前のメッセージの次のメッセー
ジを表示する。
【0028】設定例:着信後、直ちに新メッセージを
表示し、SW操作により次のメッセージを表示させる
と、新メッセージの次に新しいメッセージを表示する。
【0029】設定例:現在、表示中のメッセージのア
イコン表示部に新メッセージの着信を伝えるアイコン表
示を行ない、最新メッセージの表示は行なわずに携帯者
のメッセージ読み出し動作の継続を可能とする。
【0030】次に、表示面における表示パターンの例に
ついて説明する。
【0031】設定例の場合は、携帯者がメッセージを
受信順序の新しい方から順次表示し”メッセージ#1”
(101)、”メッセージ#2”(102)、”メッセ
ージ#3”(103)と読んでいって、”メッセージ#
m”(104)を読んでいる状態で新メッセージが着信
すると、まず新メッセージ(105)が表示される。
【0032】ここで、携帯者が次のメッセージを表示さ
せると、次には以前読んでいた”メッセージ#m”の次
の新しい”メッセージ#m+1”(106)が表示され
る。携帯者が更にメッセージ読み出し表示を継続する
と、”メッセージ#m+2”(107)、”メッセージ
#m+3”(108)の順にメッセージが表示される。
【0033】設定例の場合は、携帯者がメッセージを
受信順序の新しい方から順次表示し、”メッセージ#
1”(201)、”メッセージ#2”(202)、”メ
ッセージ#3”(203)と読んでいって、”メッセー
ジ#m”(204)を読んでいる状態で新メッセージが
着信すると、まず新メッセージ(205)が表示され
る。
【0034】ここで、携帯者が次のメッセージを表示さ
せると、今着信したばかりの最新メッセージの次に新し
い”メッセージ#1”(106)が表示される。携帯者
が更にメッセージ読み出し表示を行なうと、”メッセー
ジ#2”(107)、”メッセージ#3”(108)の
順にメッセージが表示される。
【0035】設定例の場合は、携帯者がメッセージを
受信順序の新しい方から順次表示し、”メッセージ#
1”(301)、”メッセージ#2”(302)、”メ
ッセージ#3”(303)と読んでいって、”メッセー
ジ#m”(304)を読んでいる状態で新メッセージが
着信すると、今読んでいるメッセージの表示画面上の一
部分(アイコン部)に新メッセージが着信した旨を知ら
せるアイコン等のマーク(309)が表示される。この
時点で表示中のメッセージは携帯者が読み出し中の”メ
ッセージ#m”である。携帯者が次のメッセージを読み
出すと”メッセージ#m+1”(306)が表示され
る。この状態でも新メッセージの着信を示すアイコン
(309)は点灯状態にある(306)。携帯者が更に
読み出し表示を継続すると、同様にして”メッセージ#
m+2”(307)、”メッセージ#m+3”(30
8)の順にメッセージが表示される。
【0036】図3は、設定例の場合の表示画面の例を
示す図である。
【0037】表示画面351は、LCD等により構成さ
れた受信機の筐体部表示画面であり、画面上にはメッセ
ージ部及びアイコン部等が表示されている。メッセージ
部は352で示すようなメッセージが表示され、アイコ
ン部には、メッセージ以外の以下のような情報が表示さ
れる。表示「68」(353)はメッセージ番号であ
り、今、表示しているメッセージが何番目に受信したメ
ッセージであるかを示している。表示「1/22」(3
54)は表示中のメッセージの受信時刻を示すタイムス
タンプである。
【0038】また、表示「※」(355)は、新メッセ
ージが着信したことを示すアイコンである。このアイコ
ンは、メッセージ確認中に新メッセージが着信した時に
点灯し、携帯者がこの新メッセージを見るか、待ち受け
画面あるいはメニュー画面に戻ると消灯する。
【0039】(実施の形態の動作)次に、本実施の形態
の動作について説明する。
【0040】図4、図5、図6は、本実施の形態の表示
動作を示すフローチャートである。
【0041】まず、受信機が待ち受け表示を行なってい
る状態(401)から携帯者が受信メッセージの検索動
作を行なう(402)とその時刻までに受信したメッセ
ージの中で最も受信時刻の新しいメッセージ(メッセー
ジ#1)を表示する(403)。
【0042】携帯者はこのメッセージを読み終わると、
次のメッセージを見るか、またはメッセージ読み取りを
やめるか判断(404)し、メッセージ読み取りをやめ
ると判断した(304でN)場合、マニュアルリセット
(以下、MRという。)またはオートリセット(以下、
ARという。)により元の待ち受け表示に戻す(405
でY)。
【0043】一方、次のメッセージを見ようとした(4
04でY)場合は、SW操作により受信時刻が次に新し
いメッセージ(メッセージ#2)を表示する(40
6)。メッセージ#2を読み終わった後はメッセージ#
1の時と同様、MRまたはARにより待ち受け状態に復
帰する(408)か、続けてメッセージ読み出しを行な
う場合は、SW操作により次のメッセージを表示する
(407)。同様にしてメッセージ読み出し動作を繰り
返す。
【0044】そして、m番目のメッセージであるメッセ
ージ#mを表示している(409)間に新しいメッセー
ジを受信した(410でY)場合は、以下のように動作
する。
【0045】本実施の形態の受信機では、システムメニ
ュー内に「メッセージ受信時の表示方法」を設定できる
ようになっており、携帯者はあらかじめその設定をして
おく。ここでは可能な設定は、図2で説明した3種類の
設定例とする。
【0046】設定例であった場合、メッセージ確認中
に新メッセージを受信する(410でY)と、新メッセ
ージを表示する(412)。携帯者が新メッセージを見
終わり、SW操作により次のメッセージを検索する(4
13)と、次のメッセージとして新メッセージを見る前
に見ていたメッセージのひとつ前に受信したメッセージ
#m+1を表示する(414)。一方、次のメッセージ
を見に行かない場合は、MRまたはARにより待ち受け
状態に戻す(416)。同様にしてメッセージ#m+1
以降も続け、最後のメッセージ(メモリしている最古の
メッセージ)であるメッセージ#nまで行う(41
5)。
【0047】次に、設定例であった場合は、メッセー
ジ確認中に新メッセージを受信する(410でY)と、
新メッセージを表示する(418)。携帯者が新メッセ
ージを読み終わり、SW操作により次のメッセージを検
索する(419)と、新メッセージの次に新しいメッセ
ージ#1が表示される(403)。携帯者は更に先のメ
ッセージ(メッセージ#2、3・・)を見に行くか、読
んでいる途中でMRまたはARにより待ち受け状態に戻
すのかを判断、決定する(404)。もしも、新メッセ
ージを見た後にメッセージ検索をやめる場合は、MRま
たはARにより待ち受け表示に戻す(420でY)。
【0048】最後に、設定であった場合は、メッセー
ジ確認中に新メッセージを受信する(410でY)と、
今まで表示していたメッセージの表示画面のアイコン部
に新メッセージが着信した旨を伝える表示がされる(4
22)。(これは、表示画面のアイコン部のみであり、
メッセージが表示されているエリアには、今、見ている
メッセージ#mがそのまま表示されている。) 携帯者はSW操作により次のメッセージ(メッセージ#
m+1)を見に行くのか、MR、ARにより待ち受け表
示に戻すのかを決定する(423)。もしも、着信した
ばかりの新メッセージを見ようとした場合は、前述のS
W操作により新メッセージまでメッセージの検索を繰り
返す。(424〜415〜425)。ここで次のメッセ
ージを見に行かなければ、MRまたはARにより(42
6)、待ち受け表示に戻る。
【0049】新メッセージの着信がなければ(410で
N)、携帯者はそのままメッセージ検索操作を続け、次
のメッセージを見に行き(427でY)、メッセージ#
m+1が表示される(414)。携帯者が途中でメッセ
ージ検索をやめる場合は、MRまたはARにより待ち受
け画面に戻る(425でN〜426でY)。
【0050】設定例〜ともにメッセージ#nまでメ
ッセージ確認を続け(415でY)、先頭メッセージに
戻る場合(425でY)は最新メッセージを表示する。
最新メッセージとして表示されるのは、携帯者のメッセ
ージ確認中に新メッセージが着信していればその中でも
っとも着信順序が新しいメッセージから表示される。メ
ッセージの着信がなければ、メッセージは携帯者がメッ
セージ確認の一番最初に見たメッセージ#1が表示され
る。
【0051】先頭メッセージに戻らなければ(425で
N)、MRまたはARで待ち受け表示に戻る(430で
Y)。
【0052】(他の実施の形態)次に、本発明の無線選
択呼出受信機の他の実施の形態について説明する。
【0053】この実施の形態では、受信メッセージを前
述のようなグループ単位で制御することとし、記憶部6
には受信メッセージのグループ単位のアドレス(又はフ
ォルダ)を利用して記憶し、グループ単位で記憶された
受信メッセージの読出、表示、表示中の着信メッセージ
の表示の有無及び受信メッセージの表示順序等の設定を
可能にしたものである。
【0054】複数の受信メッセージを記憶できるアドレ
スを設定し、各アドレスに記憶した複数の受信メッセー
ジの読み出し表示中に、新メッセージが着信した時の動
作(ファンクション)は、当該受信メッセージ又はアド
レスの属性としてアドレス単位で設定するように制御部
4を構成する。
【0055】本実施の形態では、メッセージ読み出し中
に新メッセージが着信した時の動作(ファンクション)
と各アドレスとの関係は、具体的には図7に示すような
アドレス、ファンクション構成とする。すなわち、アド
レスとしてアドレス1、アドレス2の2ケ持ち、アドレ
ス1に対してはA〜Dのファンクション4ケ、アドレス
2に対してもA〜Dのファンクションを持ち、合計で8
チャンネルを有する。
【0056】本実施の形態では、前記実施の形態と同様
なメッセージの読み出し中において、新メッセージが着
信した時の動作(ファンクション)として図8に示すよ
うな設定を行うことができる。
【0057】また、本実施の形態では、図9に示すよう
にアドレス1をプライベート用、アドレス2を情報配信
サービス用として割り当て、アドレス1は設定、アド
レス2は設定とする。
【0058】メッセージ読み出し表示順はアドレス単
位、着信順に従うものとし、本実施の形態では新メッセ
ージ着信時の表示動作は、今、表示しているメッセージ
の属性により決定される。
【0059】図10は、本実施の形態による表示動作例
を示す図である。
【0060】(1)例1は、複数のアドレスを有する受
信機におけるメッセージ読み出しにおける表示例を示
す。なお、例1ではメッセージ読み出し中に新メッセー
ジの着信はない場合を示す。
【0061】携帯者は、メッセージを受信順序の新しい
方から”メッセージ#1”(601)、”メッセージ#
2”(602)、”メッセージ#3”(603)と表示
し、更に同様の読み出し動作を続けた後、”メッセージ
#m”(604)、”メッセージ#m+1”(605)
までを表示する。”メッセージ#m+1”まではアドレ
スAで受信したものであり、受信時刻の新しい順に表示
される。アドレスAで受信した最後のメッセージであ
る”メッセージ#m+1”まで表示すると、次はアドレ
スBで受信したメッセージに移り、受信時刻順に”メッ
セージ#m+2”(606)、”メッセージ#m+3”
(607)、”メッセージ#m+4”(608)と表示
する。
【0062】(2)例2は、複数のアドレスを有する受
信機におけるメッセージ読み出しによる表示例を示す。
なお、例2ではメッセージ読み出し中に新メッセージの
着信がある場合を示す。
【0063】携帯者はメッセージを受信順序の新しい方
から”メッセージ#1”(701)、”メッセージ#
2”(702)、”メッセージ#3”(703)と表示
し読んでいって”メッセージ#m”を読んでいる(70
4)間に新メッセージが着信すると、今、読んでいるメ
ッセージのアドレスAに対して設定されている属性、こ
の場合は、「新メッセージを表示しその次にメッセージ
#m+1を表示する。」に従う。
【0064】まず、新メッセージを表示(705)す
る。携帯者が次のメッセージを見ると次には、元々読ん
でいた”メッセージ#m”の次に新しい”メッセージ#
m+1”(706)が表示される。携帯者が更にメッセ
ージ読み出しを行なうと”メッセージ#m+2”(10
7)、”メッセージ#m+3”(108)の順に表示さ
れる。本例では、”メッセージm+2”からアドレスB
となっている。
【0065】(3)例3は、複数のアドレスを有する受
信機におけるメッセージ読み出しによる表示例を示す。
なお、例3もメッセージ読み出し中に新メッセージの着
信がある場合を示す。)携帯者がメッセージを受信順序
の新しい方から”メッセージ#1”(801)、”メッ
セージ#2”(802)、”メッセージ#3”(80
3)と表示し読んでいき”メッセージ#3”からアドレ
スBになる。更にメッセージを読み続け、”メッセージ
#m”(804)を表示して読んでいる間に新メッセー
ジが着信すると、今、表示しているメッセージのアドレ
スBに対して設定されている属性、今回の場合は「”メ
ッセージ#m”を表示したまま、新メッセージ着信アイ
コン点灯」に従う。
【0066】携帯者が”メッセージ#m”(804)を
読んでいる間に新メッセージが着信すると、今表示して
読んでいるメッセージの表示画面上の一部分(アイコン
部)に新メッセージが着信した旨を知らせるアイコン等
のマーク(809)が表示される。表示メッセージは携
帯者が読み出し中の”メッセージ#m”であり、携帯者
が次のメッセージを読み出すと”メッセージ#m+1”
(806)が表示される。この時、新メッセージが着信
した旨を示すアイコン(809)は点灯したままである
(806)。携帯者が更に読み出しを行なうと同様にし
て”メッセージ#m+2”(807)、”メッセージ#
m+3”(808)が表示される。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、過去に記憶した受信メ
ッセージの表示中に新メッセージを受信したとき、前記
新メッセージを優先的に表示するか否かを予め設定で
き、また、前記新メッセージを表示した後、次に表示す
るメッセージを、元々表示していたメッセージの続きに
戻って表示するか又は最新メッセージの次に新しいメッ
セージを表示するかを予め設定できるので、新メッセー
ジ着信時の表示方法を携帯者の嗜好に合わせた方式で行
なうことができるため、情報配信サービスのメッセージ
等を一度に連続的に読み出している間に新しくメッセー
ジが着信された場合にもメッセージの読み出しがスムー
ズに行うことができる。
【0068】また、表示中に着信した前記新メッセージ
の表示又は新メッセージの表示後のメッセージの表示順
序の設定を、個別呼出による受信メッセージ及び情報配
信サービスによる受信メッセージ別、1ないし複数の受
信メッセージのグループ単位別に行えるので、表示機能
に対する多様なニーズに対応できる。
【0069】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線選択呼出受信における受信メッセ
ージの表示方法及び無線選択呼出受信機の一実施の形態
を示すブロック図である。
【図2】メッセージの表示パターンを示す図である。
【図3】表示部における表示例を示す図である。
【図4】表示動作のフローチャートを示す図である。
【図5】表示動作のフローチャートを示す図である。
【図6】表示動作のフローチャートを示す図である。
【図7】アドレスとファンクションとの関係を示す図で
ある。
【図8】ファンクションの設定例を示す図である。
【図9】アドレス別の用途及び設定例を示す図である。
【図10】メッセージの他の表示パターンを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 波形整形回路 4 制御部 5 読出専用メモリーR0M 6 記憶部 10 スピーカ 9、11、13 増幅回路 12 液晶表示装置LED 14 バイブレータ 15 電源 16 クロック信号CLK 17 電源スイッチ 18 スイッチ 19 設定スイッチ 20 カウンタ 351 表示画面 352 メッセージ表示 353 メッセージ番号 354 タイムスタンプ 355 着信情報

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信メッセージを記憶し、表示操作によ
    り前記受信メッセージを順次読み出し表示するようにし
    た無線選択呼出受信における受信メッセージの読み出し
    表示方法において、 過去に記憶した受信メッセージの表示中に新メッセージ
    を受信したときに前記新メッセージを優先的に表示する
    か否か及び前記新メッセージを優先的に表示するように
    設定したとき、前記新メッセージを表示した後、次に表
    示するメッセージを、元々表示していたメッセージの続
    きに戻って表示するか又は新メッセージの次に新しいメ
    ッセージを表示するかを予め設定できることを特徴とす
    る無線選択呼出受信における受信メッセージの読み出し
    表示方法。
  2. 【請求項2】 記憶される前記受信メッセージは、個別
    呼出による受信メッセージ及び情報配信サービスによる
    受信メッセージの2種類の受信メッセージを含み、前記
    受信メッセージの表示中に新メッセージを受信したと
    き、前記新メッセージを優先的に表示するか否かを前記
    受信メッセージの種類別に設定できることを特徴とする
    請求項1記載の無線選択呼出受信における受信メッセー
    ジの読み出し表示方法。
  3. 【請求項3】 受信メッセージを記憶し、表示操作によ
    り前記受信メッセージを順次表示する表示部を有する無
    線選択呼出受信機において、 過去に記憶した受信メッセージの表示中に新メッセージ
    を受信したとき、前記新メッセージを優先的に表示する
    か否かを予め設定する優先表示設定手段を有することを
    特徴とする無線選択呼出受信機。
  4. 【請求項4】 記憶される前記受信メッセージは、個別
    呼出による受信メッセージ及び情報配信サービスによる
    受信メッセージの2種類の受信メッセージを含み、前記
    優先表示設定手段により、前記受信メッセージの表示中
    に新メッセージを受信したとき、前記新メッセージを優
    先的に表示するか否かを前記受信メッセージの種類別に
    予め設定するようにしたことを特徴とする請求項3記載
    の無線選択呼出受信機。
  5. 【請求項5】 前記受信メッセージの表示中に新メッセ
    ージを受信したとき、前記新メッセージを優先的に表示
    するか否かを、前記優先表示設定手段により、記憶され
    た受信メッセージの1ないし複数の受信メッセージ単位
    で予め設定するようにしたことを特徴とする請求項3記
    載の無線選択呼出受信機。
  6. 【請求項6】 前記優先表示設定手段により前記新メッ
    セージを優先的に表示するように設定した場合、前記新
    メッセージを表示した後、次に表示するメッセージを、
    元々表示していたメッセージの続きに戻って表示する
    か、または新メッセージの次に新しいメッセージを表示
    するかを予め設定する表示順序設定手段を有することを
    特徴とする請求項3、4又は5記載の無線選択呼出受信
    機。
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