JP2944416B2 - 混成集積回路の製造方法 - Google Patents
混成集積回路の製造方法Info
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Description
に関し、特にCu箔またはNi箔をパターンニングする
際に用いる有機アルカリ水溶液より成るレジスト剥離液
を用いた製造方法に関するものである。
て新聞紙上を賑わしている。特に塩素系有機溶剤は、化
学的安定性、洗浄性、溶解能力および難燃性等に優れて
いるがオゾン破壊係数が大きいため、1996年には使
用全廃が世界的に決定された。一方、混成集積回路、こ
こでは表面が自己酸化されたAl金属基板は、この一表
面に接着樹脂を介してCu箔が被着され、またこのパタ
ーン化されたCu箔上にはNiが被着され所定の形状に
形成していた。そしてこれらのパターンニングの際に
は、レジストを用いてパターンニングし、このレジスト
を剥離する際、1,1,1−トリクロロエタン(T−エ
タン)と塩化メチレンを用いていた。
ト剥離剤は、全廃であるので使用できず、以下の方法で
試みた。水を用いたウォータジェット剥離法、氷粒を使
用するアイスジェット剥離法、キシレン剥離法およびア
ルカリ剥離法を採用し、実験をしてみた。第1のウォー
タジェット剥離法は、Cuを接着する接着樹脂にダメー
ジを与え、第2のアイスジェット剥離法は、装置および
材料が高く、しかも剥離時間が長い問題を有し、第3の
キシレン剥離法は、レジスト剥離能が小さく、強い引火
性を有し、更に第4のアルカリ剥離法は、Al基板の自
己酸化膜を溶解し変色を起こしてしまう問題を有してい
た。
も基板への損傷、変色等の様々な問題を解決できる剥離
液が望まれていた。
鑑みて成され、第1として、パターンニングの際に使用
するレジストは、アルカリ水溶液に可溶な材料を用い、
このレジストを剥離する際は、水酸基をもつ脂肪族アミ
ノアルコール水溶液を用いて剥離することで解決するも
のである。
て解決するものである。第3として、 表面が自己酸化
されたAlより成る絶縁性金属基板の一方の面に絶縁樹
脂を介してCu箔を熱圧着する工程と、このCu箔にア
ルカリ水溶液可溶型レジストを塗布した後、所定のパタ
ーンを形成する工程と、このCu箔を所定のパターンに
形成する工程と、このレジストが被着された基板の両面
を水酸基をもつ脂肪族アミノアルコール水溶液でシャワ
ーリングし、一方の面のレジストを剥離するとともに、
他方の面に露出している自己酸化膜を均一に侵す工程と
で解決するものである。
り成る絶縁性金属基板の一方の面に絶縁樹脂を介してC
u箔を熱圧着する工程と、少なくともCu箔の一部が露
出するようにアルカリ水溶液可溶型レジストをパターン
ニングする工程と、この基板上の露出されたCu箔上に
電解メッキでNiを被着する工程と、このレジストが被
着された基板の両面を水酸基をもつ脂肪族アミノアルコ
ール水溶液でシャワーリングし、一方の面のレジストを
剥離するとともに、他方の面に露出している自己酸化膜
を均一に侵す工程とで解決するものである。
で抵抗体素子を形成するため、前記電解メッキ膜形成後
は、無電解メッキで成されることで解決するものであ
る。第6として、 前記Cu箔のパターンニングおよび
Ni箔形成の際に使用される有機アルカリ水溶液のシャ
ワーリング時間も含め、全体で20分以内で処理するこ
とで解決するものである。
ルカリおよび有機アルカリで、特に無機アルカリで強い
ものとしてNaOHがあるが、1%水溶液でPH14と
高く、自己酸化膜およびAlまで浸食してしまう。ここ
でPH10以下であれば、Alを浸食しないことが分か
っている。また弱いものとしてNa2CO3があるが、1
%水溶液で、PH12とアルカリ性は弱くなるが、この
水溶液は、レジストへ浸透せず膨潤も起こらず剥離が難
しいことが分かった。一方、有機アルカリは、20%水
溶液でも、PH11とアルカリ性が低く、自己酸化膜の
浸蝕が弱く、しかもレジストが剥離することが分かっ
た。理由は定かでないが、水酸基をもつ脂肪族アミノア
ルコールが、レジストへの浸透および膨潤を起こし、自
己酸化膜の浸蝕を防止しつつ剥離を可能とすると考えら
れる。更には、添加剤等により、PHを10近傍に置く
こと及び更にレジストへの浸透性向上が可能となり、且
つ更に自己酸化膜の浸蝕を防止しつつ剥離を可能とする
ことができる。
ルカリ可溶型レジストがパターン化された状態で、Cu
を所定のパターンにエッチングし、このレジストを剥離
する場合、PHは、10より大きく11よりも小さいた
め若干の浸蝕が発生するので、基板の裏面にも剥離液を
シャワーリングし、裏面の浸蝕を均一にして変色を発生
させないようにしている。もし表面のみ行った場合、剥
離的がシャワーリングのとき回り込み、特にトータル工
程でみて全体の剥離時間が長くなった場合、斑になり非
常に醜くなる問題があった。
一部や周辺にパッドを設け半田付けやワイヤーボンディ
ングが必要となるため、パッド面にNi電解メッキを施
す。従って、この時もNiのパターンニングが必要とな
り、第2の作用の説明と同様なことが言える。第4とし
て、Cu配線とCu配線の間にNiを用いた抵抗体を形
成することがあり、実際抵抗値を考えた場合、中にリン
が混在している無電解メッキが抵抗値を制御する上で適
している。従って、前記第2の作用と同様なことが言え
る。
ターンニング、無電解メッキのNi膜被着がされ、全体
の剥離液のシャワーリング時間によっては、自己酸化膜
の除去が大幅に発生し、耐圧劣化につながる恐れがあ
る。従って実験によれば、20分以内であれば特に問題
がないことが分かった。
至図7を参照しながら本混成集積回路の製造方法につい
て説明する。図2に示すようにAl基板(10)の表面
が自己酸化された絶縁性基板(11)がある。ここでA
l基板(10)は、0.5から3mm程度の厚みを有
し、自己酸化膜(12)(13)は、10〜20μm程
度を必要とするためここでは陽極酸化により達成されて
いるが、半導体技術で使用されるような熱酸化法によっ
ても可能である。
(14)を介してCu箔(15)を全面に被着する工程
がある。樹脂としては、エポキシ樹脂を用い、厚さは2
0〜300μm程度であり、Cu箔(15)は、10〜
110μm程度の厚さでなり、耐圧および電流容量等に
より適当な値が選定される。ここでの接着は、ホットプ
レスにより達成されている。
スト(16)を全面に塗布し、パターンニングした後、
Niメッキ箔(22)を形成する工程がある。ここで
は、Cuは酸化されやすくワイヤーボンディングに問題
があるため、電解メッキにより約1〜7μmのNi箔
(22)が形成されている。図面では省略したが、前記
レジスト(16)の剥離工程があり、有機アルカリ水溶
液によって剥離される。
全面にアルカリ可溶型のホトレジスト(30)を全面に
塗布し、パターンニングした後、Cu箔をエッチングす
る工程がある。ここでアルカリ可溶型レジストの塗布方
法は、ダイレクトにそのままパターンを印刷するスクリ
ーン印刷、ローラーによる塗布およびドライフィルムの
貼り付けが考えられ、形状やサイズによっては、半導体
で用いられるスピンコートでもよい。スクリーン印刷以
外は、ホトリソ工程によってパターン化される。ここで
は塗布されたレジスト(30)は、露光され所定の現像
液によって所定のパターンニングが成され、塩化第2鉄
によりエッチングされている。
ターンニングされた後、このレジストを剥離し、再度レ
ジスト(23)を塗布し、パターンニングする工程があ
る。図番17は、絶縁性基板(11)の周辺に設けられ
るCuパッドであり、図番18〜20は、Cu配線や、
半導体素子を固着するためのランドである。レジスト
は、本発明の特徴である剥離液、つまり有機アルカリ水
溶液で完全に剥離される。特徴については、この工程の
説明が終わり次第詳細に述べるのでここではこれだけに
留める。
レジスト(23)を塗布、パターンニング後、図7の如
く、Ni箔(24)を形成する工程がある。ここでNi
箔(24)は、抵抗素子として利用するものであり、配
線(18)と(19)の間、および(19)と(20)
の間に形成されている。最後に図面は省略したが、前記
レジスト(23)を剥離し、Cuが露出したランドには
半田を介して半導体素子が固着され、Ni箔(22)や
基板の適所に設けられるランドや配線の一部に設けられ
たNi箔(22)と同一工程で設けられたNi箔上に
は、外部リードが固着され、半田が設けられていないと
ころには、半導体素子と配線を電気的に接続するため、
また配線と配線を電気的に接続するため例えばAl細線
がボンディングされる。そして所定の回路機能を達成す
るように成ったのち、必要により中にシリコーン系およ
びエポキシ系樹脂等がポッティングされ、樹脂ケースが
装着される。
レジストは、アルカリ水溶液に溶解する熱硬化型のスク
リーン印刷レジストと紫外線硬化型フォトリソグラフィ
ックレジストの2種類で、実験で使用したアルカリ水溶
液は、両者が剥離できるもの、NaOH,Na2CO3お
よび有機アルカリとなる脂肪族アミノアルコールの1つ
のNH2−CH2CH2−OHである。
る添加剤が混入されたものを使用しており、有機アルカ
リ水溶液は、このアルキル基の数(炭素の数)が増加し
てゆくと、疎水性に変化してゆくため、2または1程度
が望ましい。図8に、パラメータとして温度と濃度を変
化させ、前記2種類のレジストを夫々3種類の剥離液で
剥離した時の剥離時間についてプロットした。実線はス
クリーン印刷レジスト、点線はフォトりソグラフィクレ
ジストである。水酸化ナトリウムおよび有機アルカリの
水溶液は、同程度の剥離能力を有している。また炭酸ソ
ーダ水溶液は、前者に比べ印刷レジストの剥離性能が低
くしかもフォトレジストでは、10分以上撹拌浸漬して
も剥離できないことが分かった。
変え、本発明で使用する自己酸化膜のあるAl基板の溶
解(変色)について調べた結果である。明らかなように
水酸化ナトリウムが基板表面の溶解と変色を最も短時間
で起こすことが分かり、しかも炭酸ソーダ水溶液とも高
温で著しい溶解と変色を起こす。それに対して、アルカ
リ水溶液は、温度20〜50度、濃度が5〜30vol
%の範囲内で、20分を越えても基板表面には、溶解と
変色が発生しないことが分かった。
レジスト溶解能力と基板浸蝕についてまとめたもので剥
離液の使用可能な範囲、つまりセイフティゾーンについ
てまとめてみた。図10は、印刷レジストに関し、点線
は基板表面の溶解及び変色の時間を示し、実線は印刷レ
ジストの剥離時間を示している。つまりアルカリ水溶
液、炭酸ソーダ水溶液、水酸化ナトリウムの順でセイフ
ティゾーンが狭くなっていることが分かった。
ので、有機アルカリ水溶液と水酸化ナトリウム水溶液だ
けが使用可能であり、炭酸ソーダ水溶液においては、1
0分を越えてもその弱い剥離能力のためにレジストが剥
離できない状態であった。またセイフティゾーンは、有
機アルカリ水溶液に比べたら、全く無いのと同然であ
り、しかも温度範囲が40〜50度とかなり限られた範
囲でしか使用できないことが分かった。
として考えられるのは、無機アルカリおよび有機アルカ
リで、特に無機アルカリで強いものとしてNaOHがあ
るが、1%水溶液でPH14と高く、自己酸化膜および
Alまで浸食してしまう。ここでPH10以下であれ
ば、Alを浸食しないことが分かっている。また弱いも
のとしてNa2CO3があるが、1%水溶液で、PH12
とアルカリ性は弱くなるが、この水溶液は、レジストへ
浸透せず膨潤も起こらず剥離が難しいことが分かった。
一方、有機アルカリは、20%水溶液でも、PH11と
アルカリ性が低く、自己酸化膜の浸蝕が弱く、しかもレ
ジストが剥離することが分かった。理由は定かでない
が、水酸基をもつ脂肪族アミノアルコールが、レジスト
への浸透および膨潤を起こし、自己酸化膜の浸蝕を防止
しつつ剥離を可能とすると考えられる。更には、添加剤
等により、PHを10近傍に置くこと、レジストへの浸
透性を向上し、更に自己酸化膜の浸蝕を防止しつつ剥離
を可能とすることができる。
性剤が微量添加され、剥離液がレジスト内に浸透し易く
している。例えばアニオン界面活性剤であり、第2の添
加剤として、PHを10近傍に近付けるために、PH緩
衝作用を示す添加剤、例えばリン酸ソーダ(Na3P
O3)やケイ酸ソーダ(Na2SiO3)等が添加されて
いる。
用いた剥離方法について説明してゆく。これはあくまで
も概略図であり、中央の左右に渡り設けられている丸印
は、基板(31)を搬送するローラーであり、このロー
ラーの上下に設けられた比較的サイズの大きい丸印は、
ノズルである。従って水洗工程では、水が、エッチング
工程では有機アルカリ水溶液が、乾燥工程ではドライエ
アーがノズルを介してシャワー上に吹き付けられてい
る。
(31)の受取工程でありNiの電解メッキ工程、Cu
のエッチング工程およびNiの無電解メッキ工程で所定
のパターンが形成された後、このチャンバーのローラー
上に受け渡される。受け渡された絶縁基板には、前工程
の薬液が付着しているために、第2のチャンバー(3
3)で水洗される。Cuのエッチャントは塩化第2鉄で
あり、Niの場合、電解メッキ液が付着しているため、
上下から水のシャワーリングを行いこの薬液を除去して
いる。
り、基板に付着している水を除き、第3および第4のの
チャンバー(34)(35)に前記絶縁基板が投入され
る。この工程は、レジスト剥離工程であり、剥離液(有
機アルカリ水溶液)が上下のノズルを介してシャワーリ
ングされる。また図面では省略したがこの2つのチャン
バー間に液切り工程が付加されてもよい。第3のチャン
バーは、殆どのレジストを剥離する工程であり、第4の
チャンバーは、第3のチャンバーで除去できなかった微
量なレジストの除去工程である。従って時間の経過によ
り、第3のチャンバーは、レジストが大量に浮遊する
が、第4のチャンバーがクリーンであるため、レジスト
を完全に除去でき、更には後の工程にゴミを付随させな
い。
有機アルカリ水溶液を絶縁基板の両面からシャワーリン
グすることにある。前述したように、絶縁性基板の自己
酸化膜を浸食しないと述べたが、PHは、10〜11の
間であり、若干ではあるが浸食することになる。従って
上面だけシャワーリングすると、この薬液が裏面に回り
込み、斑上に点在することになる。従って、裏面にもシ
ャワーリングすることで、若干の浸蝕は起こるが斑上に
なることがないため、完成品の絶縁性基板の裏面は、表
面が均一で変色のないものが実現できる。
を経て、第5のチャンバー(36)に投入される。ここ
ではチャンバーが1つしか示されていないが、複数あっ
てもよい。チャンバーの数が増加すれば、薬液の残存の
確率が非常に少なくなる。最後には、液切り工程を経
て、第6のチャンバー(37)に投入され、例えばドラ
イエアー、ドライ窒素等がシャワーリングされ、基板を
乾燥させている。そして、Niの電解メッキ工程であれ
ばCuのエッチング工程、Cuのエッチング工程であれ
ばNiの無電解メッキ工程、、この無電解メッキ工程が
ない場合は、半田の塗布工程、半導体素子固着工程、ワ
イヤーボンディング工程、リード固着、ケーシング工程
へとこの絶縁性基板が流される。
ル基またはエチル基で成るアルコールアミン、つまり有
機アルカリ水溶液を用いることで、Cuのパターンニン
グ、Niのパターンニングを行う際に使用するアルカリ
可溶型レジストを、Alの自己酸化膜の浸蝕を防止しな
がら完全に除去することができる。従って、基板裏面の
変色や耐圧劣化を生ずることがなく、良品を供給するこ
とができる。
ンニング(電解メッキや無電解メッキ)に使用するレジ
ストを剥離する際、有機アルカリ水溶液を、シャワーリ
ングで両面に行うため、絶縁性基板の裏面、特に絶縁性
金属基板が組み立てられた完成品の状態ではその裏面が
露出するため、その裏面の変色を防止でき、ユーザーに
安心して納入することができる。
ンニング等でアルカリ可溶型レジストを多用するため、
絶縁性基板の裏面は、かなりの時間有機アルカリ水溶液
に浸ることになる。従って実験の結果からも分かるよう
に全体の時間を20分以内にすることで、浸蝕の防止お
よび変色の防止が可能となる。
ある。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 両表面が自己酸化されたAlより成る絶
縁性金属基板の一方の面に被着されるCu箔をエッチン
グして所定のパターンを形成し、パターニングされたC
u箔に半田を介して半導体素子を接続し、所定の機能が
達成される混成集積回路の製造方法に於いて、 パターニングの際に使用するレジストは、アルカリ水溶
液に可溶な材料を用い、このレジストを剥離する際は、
水酸基をもつ脂肪族アミノアルコール水溶液を用いて前
記絶縁性金属基板の両表面にシャワーリングをしながら
剥離することを特徴とした混成集積回路の製造方法。 - 【請求項2】 前記アルカリ水溶液には、界面活性剤お
よびPH緩衝作用を示す添加剤が加えられ、この水溶液
を用いて前記レジストを剥離する請求項1に記載の混成
集積回路の製造方法。 - 【請求項3】 両表面が自己酸化されたAlより成る絶
縁性金属基板の一方の面に絶縁樹脂を介してCu箔を熱
圧着する工程と、 このCu箔にアルカリ水溶液可溶型レジストを塗布した
後、所定のパターンに形成する工程と、 この基板上のCu箔をエッチングする工程と、 このレジストが被着された基板の両面を水酸基をもつ脂
肪族アミノアルコール水溶液でシャワーリングし、一方
の面のレジストを剥離するとともに、他方の面に露出し
ている自己酸化膜を実質的に均一に侵す工程と、 このCu箔上に半田を介して半導体素子を固着する工程
とを少なくとも有することを特徴とした混成集積回路の
製造方法。 - 【請求項4】 両表面が自己酸化されたAlより成る絶
縁性金属基板の一方の面に絶縁樹脂を介してCu箔を熱
圧着する工程と、 少なくともCu箔の一部が露出するようにアルカリ水溶
液可溶型レジストをパターニングする工程と、 この基板上に設けられた前記アルカリ水溶液可溶型レジ
ストにより露出されたCu箔上に電解メッキでNiを被
着する工程と、 このレジストが被着された基板の両面を水酸基をもつ脂
肪族アミノアルコール水溶液でシャワーリングし、一方
の面のレジストを剥離するとともに、他方の面に露出し
ている自己酸化膜を実質的に均一に侵す工程と、 このCu箔を所定のパターンに形成する工程と、 このCu箔またはNi箔上に半田を介して半導体素子を
固着する工程とを少なくとも有することを特徴とした混
成集積回路の製造方法。 - 【請求項5】 前記Cu箔のパターン間にNi箔で抵抗
体素子を形成するため、前記電解メッキ形成後、無電解
メッキで成される請求項4に記載の混成集積回路の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8056594A JP2944416B2 (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 混成集積回路の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8056594A JP2944416B2 (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 混成集積回路の製造方法 |
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---|---|
JPH07288372A JPH07288372A (ja) | 1995-10-31 |
JP2944416B2 true JP2944416B2 (ja) | 1999-09-06 |
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ID=13721865
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---|---|---|---|---|
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TWI396492B (zh) * | 2007-09-25 | 2013-05-11 | Ngk Spark Plug Co | 配線基板之製造方法 |
-
1994
- 1994-04-19 JP JP8056594A patent/JP2944416B2/ja not_active Expired - Fee Related
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