JP2944141B2 - 高温型燃料電池 - Google Patents

高温型燃料電池

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秀人 小出
彦俊 熊谷
喜幸 染谷
利彦 ▲吉▼田
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SEKYU SANGYO KATSUSEIKA SENTAA
Tonen General Sekiyu KK
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SEKYU SANGYO KATSUSEIKA SENTAA
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高温型燃料電池に係り、とくに平板型燃料電
池のガス供給マニホールドの構造に関する。
〔従来の技術〕
高温型燃料電池については、米国ウェスティングハウ
ス・エレクトリック社においてすでに5kw程度のパイロ
ットプラントが製造・稼動しているが、これは円筒型と
言われるタイプで、電力密度が小さいため、小型化しに
くい欠点がある。
これに対して平板型は1段あたりの厚みを小さくする
ことによって電力密度を上げることが可能であるという
特徴を有するが、ガス封止が難しいため実証例は少な
い。平板型として提案されている構造としては、平板状
電解質と溝入り集電体を積層するもの、モノリシック型
等がある。
そして、平板型燃料電池に燃料ガス及び酸化剤ガス
(空気)を供給するには、平板型燃料電池本体をマニホ
ールドと呼ばれる筒状容器内に設置し、接合面をガス封
止して熱ガス及び酸化剤ガスのそれぞれ導入路及び排出
路を形成している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の構造のマニホールドでは、電池
本体内のセパレータに金属等の熱膨張係数の大きい材料
を用いた場合に、電池本体との間に熱膨張係数の差が生
じて、マニホールドに大きな応力がかかり、破損の原因
になるので、ガス封止と容器への応力回避とを両立させ
ることが極めて困難であるという問題がある。また、こ
れに伴って電池を構成する材料に対する制約が大きいと
いう問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決するために、両面にアノー
ドとカソードを有する高温型電解質とセパレータとを内
部に燃料ガスと酸化剤ガスの流路を形成する如く積層
し、その1対向側面が燃料ガスの入口及び出口をなし、
もう1つの対向側面が酸化剤ガスの入口及び出口をなす
平板型燃料電池本体を十字型板の中央部上に配置し、頂
面が燃料電池本体の頂面上に延在し両側面及び背面が上
記十字型板の十字各先端部の端縁と接する4個のマニホ
ールド形成部材を、燃料電池本体の各側面にそれぞれ配
置接合して該各側面に密閉空間を形成し、かつ該密閉空
間にガス管を接続して成ることを特徴とする高温型燃料
電池を提供する。
〔作 用〕
平板型燃料電池において、燃料ガス及び酸化剤ガスの
入口及び出口のマニホールドがそれぞれ分割型で、別々
に可動であるので、電池本体の熱膨張等による応力を緩
和し、破損を防止しながら、溶融ガラス等による良好な
ガス封止性を確保することができる。また、電池の上下
方向に押え圧をかけられる構造であるので、電池部材間
の接触抵抗の最大を抑制できる。
〔実施例〕
第1図にこのマニホールドを用いた場合のセルの設置
方式の例を示す。積層型セル11を十字型板からなる底面
12の中央部に設置し、セル11の4側面をなす燃料の入
口、出口、酸化剤ガスの入口、出口にそれぞれ箱状のセ
ラミックス13を底面の十字先端部にはめ込むように設置
する。この箱状の部分13はセル11ならびに底面12にぴた
りと接触するように設計されており、その接触面はすべ
てガラスで封止される。ガラスはセルの作動温度の1000
℃で軟化するため、箱状の部分13は内部のセル11の熱膨
張したがってスライドすることができ、セル11とセラミ
ックス容器13の熱膨張差によって生じる応力を緩和す
る。したがって、このマニホールドを使用すれば、セル
材料として熱膨張が大きい金属等を使用したときのマニ
ホールドの破壊を免れることが可能となる。箱状の部分
13の庇はセル11の上面に引っかかるようになっており、
箱状の部分13が脱落するようなことはない。なお、燃料
及び酸化剤ガスの入口及び出口へのガスの供給及び排出
のために、底面12の箱状部分13との接合部(十字先端
部)に開講14を設け、ガス管15を接続されている。
第2図に平板型高温燃料電池の集合様式を示す。これ
に従い10段直列の積層型燃料電池を製作した。電解質板
21にはイットリアを3モルパーセント添加したジルコニ
アである部分安定化ジルコニアを用いた。また、セパレ
ーター24にはオバルト系合金を用いた。電解質板21は寸
法100×100×0.2mmの板状物を用いた。そして、酸素通
路側にLa0.9Sr0.1MnO3粉末(平均粒径約5μm)をはけ
塗り法で厚さ0.10〜0.50mmに塗布してカソード22とし、
水素通路側にNi/ZrO2(9/1重量比)のサーメット混合粉
末をはけ塗り法で厚さ0.10〜0.50mmに塗布してアノード
23とした。セパレータ24の寸法は100×100mmで高さ2m
m、溝の深さ0.5mmとした。溝25aは燃料ガス通路、25bは
酸素ガス通路である。
この電解質板21とセパレーター24を第2図の如く集積
し、電解質板21とセパレーター24の間に軟化点が約800
℃の薄板ガラスを挟み込み、ガス封止用とした。前記の
如く、このガラスは電池の作動温度1000℃で軟化してガ
スを封止する。
こうして集積したセルをマニホールド底面上に第1図
のごとく設置し、箱状のセラミックスをはめ込んだ。底
面ならびにセルと箱状の部分の封止には電解質板とセパ
レーターの間と同様に軟化点が約800℃のガラスをシー
ト状にしたものをガスケット状に挟み込んだ。電気の取
り出し部には白金リード線を溶接し、電気的に接続し
た。
このようにして作製した高温型熱量電池を加熱した。
室温から400℃まで1℃/minで加熱し、ガラスペースト
の溶媒、塗布電極の溶媒を蒸発させた。400℃以上では
水素通路側にはアノードの酸化を防止する為、窒素ガス
を流し、1℃/minで1000℃まで昇温した。その後、1000
℃に保持してアノード側に水素、カソード側に酸素を流
し、発電を開始した。開放電圧は12.1Vであった。放電
特性を下記の表に示す。ガスクロスリークは水素の0.5
%以下であった。
〔発明の効果〕 本発明の高温型燃料電池によれば、平板型でありなが
ら、電池の熱膨張等による容器の破壊を防止しながら、
なおかつガス封止性良く電池にガスを供給できる。これ
に伴い、熱膨張率の大きな金属を電池材料として使用す
ることも可能となる。
また、電池の上下方向から押え圧をかけることも可能
な構造であるため、部材の接触抵抗の増大を抑制でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の燃料電池の模式展開図、第2図は平板
型燃料電池の展開図である。 11……セル,12……底面 13……箱状部分,14……開口, 15……ガス管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊谷 彦俊 埼玉県入間郡大井町西鶴ヶ岡1丁目3番 1号 東燃株式会社総合研究所内 (72)発明者 染谷 喜幸 埼玉県入間郡大井町西鶴ヶ岡1丁目3番 1号 東燃株式会社総合研究所内 (72)発明者 ▲吉▼田 利彦 埼玉県入間郡大井町西鶴ヶ岡1丁目3番 1号 東燃株式会社総合研究所内 (56)参考文献 特開 平2−94365(JP,A) 特開 平2−94367(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01M 8/00 - 8/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両面にアノードとカソードを有する高温型
    電解質とセパレータとを内部に燃料ガスと酸化剤ガスの
    流路を形成する如く積層し、その1対向側面が燃料ガス
    の入口及び出口をなし、もう1つの対向側面が酸化剤ガ
    スの入口及び出口をなす平板型燃料電池本体を十字型板
    の中央部上に配置し、頂面が燃料電池本体の頂面上に延
    在し両側面及び背面が上記十字型板の十字各先端部の端
    縁と接する4個のマニホールド形成部材を、燃料電池本
    体の各側面にそれぞれ配置接合して該各側面に密閉空間
    を形成し、かつ該密閉空間にガス管を接続して成ること
    を特徴とする高温型燃料電池。
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