JP2944012B2 - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JP2944012B2
JP2944012B2 JP4258518A JP25851892A JP2944012B2 JP 2944012 B2 JP2944012 B2 JP 2944012B2 JP 4258518 A JP4258518 A JP 4258518A JP 25851892 A JP25851892 A JP 25851892A JP 2944012 B2 JP2944012 B2 JP 2944012B2
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健司 吉野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力に従って、接続さ
れている負荷を駆動する出力回路に係り、特に、消費電
力の増加を防ぎながら、出力負荷の増加に伴ったスルー
レートの悪化を低減することができる出力回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】2進数の論理演算を行うデジタル回路の
出力は、通常、2種類の電圧値となっている。即ち、論
理値“0”に対応したLow電圧状態(あるいは0V電圧
状態。以降、L状態と呼ぶ)と、論理値“1”に対応し
たHigh 電圧状態(又は電源電圧状態。以降、H状態と
呼ぶ)となっている。
【0003】又、論理ゲートの出力回路からのこのよう
なL状態又はH状態の出力は、トランジスタのスイッチ
ング動作により行われている。
【0004】例えば、TTL(Transistor Transisto
r Logic)回路や、LSTTL(Low−Power Schot
tky TTL)回路においては、出力状態の切替えを行う
出力回路に、バイポーラトランジスタが用いられてい
る。又、MOS(Metal Oxide Semiconductor)デ
ジタル回路においては、出力回路にMOS FET(F
ield Effect Transistor )トランジスタ(以降、単
にMOSトランジスタと呼ぶ。又、構造に従って、Pチ
ャネルMOSトランジスタ又はNチャネルMOSトラン
ジスタと呼ぶ)が用いられている。
【0005】従来、このようにスイッチング動作を行う
トランジスタを用いた出力回路で、より高速にスイッチ
ング動作を行うためには、このスイッチングに用いられ
ている出力トランジスタのオン時のインピーダンスを下
げるようにしている。
【0006】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、出力回
路のスイッチングに用いられるトランジスタのオン時の
インピーダンスを下げると、消費電力が増加してしまう
という問題がある。
【0007】例えば、相補形MOS(complementary M
OS)デジタル回路においては、出力のL状態からH状
態への切替わり時、あるいはH状態からL状態への切替
わり時に発生する、一時的にPチャネルMOSトランジ
スタとNチャネルMOSトランジスタとが共にオン状態
となってしまうことによる、電源側からグランド側への
貫通電流が増大してしまう。又、このような貫通電流は
瞬間的なものであるので、これが増大するとノイズが増
加してしまうという問題も生じる。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、消費電力の増加を防ぎながら、出力
負荷の増加に伴ったスルーレート悪化を低減することが
できる出力回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力に従っ
て、接続されている負荷を駆動する出力回路において、
当該出力回路の出力の立上がり又は立下がりの少なくと
も一方のスルーレートの低下を検出し、遅延低減信号を
出力するスロー・スロープ・デテクタと、前記遅延低減
信号の入力時に、当該出力回路の出力の立上がり又は立
下がりの少なくとも一方のスルーレートの低下を改善す
るアウトプット・アクセラレータとを備えたことによ
り、前記課題を解決したものである。
【0010】
【0011】更に、前記スロー・スロープ・デテクタで
の遅延有りの検出結果を保持するラッチを備えたことに
より、前記課題を達成すると共に、スルーレートの悪化
をより低減したものである。
【0012】又、前記スロー・スロープ・デテクタが、
2つの入力が当該出力回路の出力に接続され、一方の入
力の入力回路部のスレッショルド電圧が、他方の入力の
入力回路部のスレッショルド電圧より高くされ、これら
入力回路部のうち、一方の出力を遅延させる手段を備
え、又、これらの入力回路部の出力の排他論理和演算を
行うエクスクルーシブ・オア回路を有していることによ
り、前記課題を達成すると共に、集積度の向上をも図っ
たものである。
【0013】
【作用】前述のように、スイッチング動作の高速化と、
消費電力の低減やノイズの減少とは両立することが難し
い。
【0014】本発明では、このような両立を図るため
に、接続されている負荷を入力に従って駆動する出力回
路に、特に、アウトプット・アクセラレータを備えるよ
うにしている。即ち、従来から負荷を駆動するために用
いられている回路と共に、同様に負荷を駆動するアウト
プット・アクセラレータを備えている。
【0015】このアウトプット・アクセラレータは、遅
延低減信号の入力時に、特に、前記負荷を駆動する従来
から用いられている回路と共に用いられる。又、該アウ
トプット・アクセラレータは、当該出力回路の出力の立
上がり又は立下がりの少なくとも一方の遅延を改善する
動作をする。
【0016】前記遅延低減信号は、出力に接続される負
荷が大きかったり、あるいはその他の理由によって、出
力回路の出力駆動能力を増加させる際に入力される。例
えば、後述する第1実施例、第2実施例では、出力負荷
が増加すると予測されるなど、出力駆動能力を増加すべ
きであると、当該出力回路を備えた集積回路外部あるい
は内部にて判断された場合、前記遅延低減信号をH状態
にしている。又、後述する第3実施例から第10実施例
では、スロー・スロープ・デテクタにて、出力回路の立
上がり又は立下がりの少なくとも一方の遅延(スルーレ
ートの低下)が検出された場合、前記遅延低減信号をH
状態にしている。
【0017】なお、該アウトプット・アクセラレータ
は、必ずしも立上がりと立下がりとの両方の遅延を改善
すべく動作するものに限定されるものではない。何故な
ら、立上がりあるいは立下がりの一方の遅延を改善する
必要性が大きくない場合があるからである。例えば、出
力回路によっては、出力信号の立下がり時のスルーレー
トの悪化は問題とならない場合もある。あるいは、出力
回路によっては、もとも立下がり時のスルーレートの悪
化が少ない場合もあるからである。
【0018】従って、本発明によれば、遅延低減信号を
用いて出力回路の駆動能力を容易に変更することができ
る。従って、本発明によれば、出力負荷の増加に伴った
スルーレートの悪化を低減することができる。又、スイ
ッチングに用いられるトランジスタのオン時のインピー
ダンスを、従来の如く一律に増大させた場合に比べ、本
発明によれば、複数の出力回路に関する平均消費電力の
増加を防ぐことができる。
【0019】なお、本発明はこれに限定するものではな
いが、当該出力回路の出力の立上がり又は立下がりの少
なくとも一方の遅延を検出して、前述のアウトプット・
アクセラレータに入力する前記遅延低減信号を出力する
スロー・スロープ・デテクタを更に備えるようにしても
よい。
【0020】このスロー・スロープ・デテクタは、この
ように当該出力回路の出力の立上がり又は立下がりの少
なくとも一方の遅延(スルーレートの低下)を検出する
ことにより、該当する出力回路の負荷が大きいか否か判
定するというものである。又、ここで負荷が大きいと判
定された場合のみ、前記遅延低減信号を出力することに
より、前記アウトプット・アクセラレータを動作させ、
該出力回路の遅延(スルーレートの低下)を改善する。
【0021】本発明は、これに限定するものではない
が、このように更にスロー・スロープ・デテクタを備え
るようにした場合には、前記アウトプット・アクセラレ
ータの動作の有無(前記遅延低減信号の発生)の決定を
自動的に行うことができる。
【0022】なお、本発明はこれに限定するものではな
いが、本発明に対して、前述のように前記スロー・スロ
ープ・デテクタを備えると共に、更に、該スロー・スロ
ープ・デテクタでの遅延有りの検出結果があった場合
に、これを保持するラッチをも備えるようにしてもよ
い。
【0023】このように、前述のスロー・スロープ・デ
テクタに加え、更にラッチをも備えるようにした場合に
は、該スロー・スロープ・デデクタの動作時間の影響等
を低減することができ、出力回路の出力の立上がり又は
立下がりの遅延をより改善することができる。
【0024】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0025】まず、アウトプット・アクセレータのみを
含む比較例について説明する。図1は、第比較例の全
体論理回路図である。
【0026】この図1において、本比較例の出力回路
は、入力信号Φinに従って、出力信号Φoutを駆動す
る。
【0027】PチャネルMOSトランジスタTP1及び
NチャネルMOSトランジスタTN1は、従来から出力
回路に用いられている、出力のスイッチングに用いられ
るトランジスタである。これらのMOSトランジスタT
P1及びTN1の負荷駆動能力(オン時のインピーダン
スの大きさに依存)は、比較的小さな負荷を駆動できる
程度となっている。即ち、ある程度以上の大きさの負荷
では、スルーレートが低下してしまう。
【0028】本比較例の出力回路は、前記PチャネルM
OSトランジスタTP1及び前記NチャネルMOSトラ
ンジスタTN1に加えて、遅延低減信号ΦXに従って動
作するアウトプット・アクセラレータ10を備えてい
る。
【0029】前記アウトプット・アクセラレータ10
は、オンオフ回路10a と、PチャネルMOSトランジ
スタTP2と、NチャネルMOSトランジスタTN2と
で構成されている。
【0030】図2は、前記第1比較例のアウトプット・
アクセレータで用いられているオンオフ回路の回路図で
ある。
【0031】
【0032】この図2のオンオフ回路10a は、2入力
NANDゲート56と、2入力ANDゲート58とによ
り構成されている。なお、前記NANDゲート56の一
方の入力は、反転入力となっている。
【0033】前記NANDゲート56の非反転入力に
は、入力信号Φinが入力されている。又、該NANDゲ
ート56の反転入力には、前記遅延低減信号ΦX が入力
されている。従って、前記オンオフ回路10a の駆動信
号ΦP 、即ち前記NANDゲート56の出力信号は、前
記入力信号ΦinがH状態であり、且つ、前記遅延低減信
号ΦX がL状態のときに、L状態となる。一方、該NA
NDゲート56の出力信号は、これ以外のときにH状態
となる。
【0034】前記ANDゲート58の2つの入力には、
それぞれ、前記入力信号Φinと、前記遅延低減信号ΦX
とが入力されている。従って、この図2に示されるオン
オフ回路10a が出力する駆動信号Φn 、即ち前記AN
Dゲート58の出力信号は、前記入力信号ΦinがH状態
であって、且つ、前記遅延低減信号ΦX がH状態のとき
に、H状態となる。一方、該ANDゲート58の出力
は、これ以外のときにはL状態となる。
【0035】図3は、第比較のアウトプット・アク
セレータで用いられるオンオフ回路の回路図である。
【0036】
【0037】この図3のオンオフ回路10a は、Pチャ
ネルMOSトランジスタTP10〜TP12と、Nチャ
ネルMOSトランジスタTN10〜TN12とにより構
成されている。
【0038】この図3に示されるオンオフ回路10a
は、前記遅延低減信号ΦX (及びΦX バー)に従って次
のように動作する。
【0039】(1)遅延低減信号ΦX がH状態となり、
遅延低減信号ΦX バーがL状態となる場合:入力信号Φ
inに従って駆動信号ΦP 及び駆動信号Φn が変化する。
【0040】即ち、PチャネルMOSトランジスタTP
10とNチャネルMOSトランジスタTN10とで構成
されるトランスファーゲートがオン状態となり、Pチャ
ネルMOSトランジスタTP11とNチャネルMOSト
ランジスタTN11とで構成されるトランスファーゲー
トがオン状態となり、PチャネルMOSトランジスタT
P12及びNチャネルMOSトランジスタTN12はオ
フ状態となる。
【0041】(2)遅延低減信号ΦX はL状態となり、
遅延低減信号ΦX バーはH状態となる場合:ΦP はH状
態となりΦn はL状態となる。
【0042】即ち、PチャネルMOSトランジスタTP
10とNチャネルMOSトランジスタTN10とで構成
されるトランスファーゲートはオフ状態となり、Pチャ
ネルMOSトランジスタTP11とNチャネルMOSト
ランジスタTN11とで構成されるトランスファーゲー
トはオフ状態となり、PチャネルMOSトランジスタT
P12とNチャネルMOSトランジスタTN12とが共
にオン状態となる。
【0043】図4は、前記第1比較例及び第比較例で
用いられる遅延低減信号の入力回路の第1例の回路図で
ある。
【0044】この図4においては、前記図1にて示され
た前記第1比較例又は第比較例の合計8個の出力回路
1それぞれへと、前記遅延低減信号ΦX(ΦX1a〜ΦX8a
あるいはΦX1〜ΦX8)を入力する遅延低減信号入力回路
が示されている。該遅延低減信号入力回路は、合計8個
のフリップ・フロップ3にて構成され、前記出力回路1
が設けられた集積回路の外部から、遅延低減信号ΦX1
ΦX8を入力するようにしている。あるいは、該遅延低減
信号入力回路に対して、これら遅延低減信号ΦX1〜ΦX8
は、当該集積回路の内部にて生成してもよい。
【0045】図5は、前記第1比較例及び第比較例で
用いられる遅延低減信号入力回路の第2例の回路図であ
る。
【0046】この図5においては、前記図1にて示され
た前記第1比較例又は第比較例の合計8個の出力回路
1それぞれへと、前記遅延低減信号ΦX(ΦX1a〜ΦX8a
あるいはΦxin)を入力する遅延低減信号入力回路が示
されている。該遅延低減信号入力回路は、デコーダ5と
合計8個のフリップ・フロップ3にて構成され、前記出
力回路1が設けられた集積回路の外部から合計3本の信
号線の遅延低減信号Φxinを入力し、デコードするよう
にしている。あるいは、該遅延低減信号入力回路に対し
て、これら遅延低減信号Φxinは、当該集積回路の内部
にて生成してもよい。
【0047】以上説明した通り、第比較例及び第2
例では、前記遅延低減信号ΦXのH状態のときには、
前記PチャネルMOSトランジスタTP1に対して前記
アウトプット・アクセラレータ10のPチャネルMOS
トランジスタTP2を並列に用いることができる。ある
いは、このような前記遅延低減信号ΦXがH状態のとき
に、前記NチャネルMOSトランジスタTN1に対して
前記アウトプット・アクセラレータ10のNチャネルM
OSトランジスタTN2を並列に用いることができる。
【0048】従って、これら第1比較例や第2比較例に
よれば、出力負荷の大きさ等、必要に応じてスイッチン
グに用いられるトランジスタの駆動能力を設定すること
ができ、出力のスルーレートの悪化を低減しながら、複
数の出力回路に関する平均消費電力の増加を防ぐことが
できる。
【0049】なお、これら第1比較例及び第2比較例で
は、前記アウトプット・アクセラレータ10が、前記遅
延低減信号ΦXのH状態のときに、出力信号Φoutの立上
がりの遅延と立下がりの遅延との両方を改善するものと
なっている。しかしながら、アウトプット・アクセレー
タの構成はこれに限定するものではなく、少なくとも一
方の遅延を改善するものであればよい。
【0050】即ち、前記アウトプット・アクセラレータ
10の前記PチャネルMOSトランジスタTP2と前記
NチャネルMOSトランジスタTN2との少なくとも一
方のみを備えるようにしてもよい。この場合には、前記
オンオフ回路10a は簡略化してもよい。例えば、前記
PチャネルMOSトランジスタTP2を用いない場合に
は、前記図2のオンオフ回路10a のNANDゲート5
6を省略してもよい。あるいは、前記NチャネルMOS
トランジスタTN2を用いない場合には、前記図2のオ
ンオフ回路10a の前記ANDゲート58を省略しても
よい。
【0051】図6は、本発明の第実施例から第実施
例の全体論理回路図である。
【0052】この図6において、本実施例の出力回路
は、入力信号Φinに従って、出力信号Φout を駆動す
る。
【0053】PチャネルMOSトランジスタTP1及び
NチャネルMOSトランジスタTN1は、従来から出力
回路に用いられている、出力のスイッチングに用いられ
るトランジスタである。これらのMOSトランジスタT
P1及びTN1の負荷駆動能力(オン時のインピーダン
スの大きさに依存)は、比較的小さな負荷を駆動できる
程度となっている。即ち、ある程度以上の大きさの負荷
では、スルーレートが低下してしまう。
【0054】本実施例の出力回路は、前記PチャネルM
OSトランジスタTP1及びNチャネルMOSトランジ
スタTN1に加えて、アウトプット・アクセラレータ1
0と、スロー・スロープ・デデクタ20とを備えてい
る。
【0055】前記スロー・スロープ・デテクタ20は、
当該出力回路の出力の立上がり又は立下がりの少なくと
も一方の遅延(スルーレートの大きさ)を検出する。
【0056】なお、本発明の第実施例は、当該スロー
・スロープ・デテクタ20が、当該出力回路の出力の立
上がり及び立下がりの両方の遅延を検出可能なものであ
る(後述する図7〜図10)。本発明の第実施例〜第
実施例のスロー・スロープ・デテクタ20は、当該出
力回路の出力の立上がりのみの遅延を検出可能なもので
ある(それぞれ、後述する図12、図13、図14に対
応)。本発明の第実施例は、当該スロー・スロープ・
デテクタ20が、当該出力回路の出力の立下がりのみの
遅延を検出可能なものである(後述するような図12の
変型)。
【0057】前記アウトプット・アクセラレータ10
は、オンオフ回路10a と、PチャネルMOSトランジ
スタTP2と、NチャネルMOSトランジスタTN2と
で構成されている。
【0058】前記オンオフ回路10aについては、言及
している第実施例〜第実施例、及び後述する第
施例〜第実施例に共通なものであり、前記図3を用い
比較例で前述した通りである。又、これら第実施例
〜第実施例に、前記図2の比較例のオンオフ回路10
aを一部変して用いてもよい。
【0059】前記PチャネルMOSトランジスタTP2
とNチャネルMOSトランジスタTN2とは、当該出力
回路の負荷が大きいと前記スロー・スロープ・デテクタ
20で判定された場合には、前記PチャネルMOSトラ
ンジスタTP1及びNチャネルMOSトランジスタTN
1にそれぞれ並列に接続され、当該出力回路の出力の立
上がり又は立下がりの少なくとも一方の遅延を改善す
る。
【0060】なお、前記第実施例〜第実施例の如
く、前記スロー・スロープ・デテクタ20が出力回路の
出力の立上がりの遅延のみを検出、あるいは立下がりの
遅延のみを検出するものである場合には、これに対応し
て、前記PチャネルMOSトランジスタTP2あるいは
前記NチャネルMOSトランジスタTN2の一方を省略
してもよい。又、これに従って、前記オンオフ回路10
aも簡略化できる。
【0061】図7は、前記第実施例のスロー・スロー
プ・デテクタのブロック図である。
【0062】この図7に示される如く、当該第実施例
のスロー・スロープ・デテクタ20は、立上がり検出回
路20aと立下がり検出回路20bと、立上がり/立下が
り切替回路20cとにより構成されている。
【0063】又、当該スロー・スロープ・デテクタ20
は、本実施例の出力回路の出力信号Φout を入力し、該
出力信号Φout の立上がり時及び立下がり時のスルーレ
ートが所定以下である場合には、出力信号φX がH状態
となり、φX バーがL状態となる。
【0064】なお、この図7において、立上がり検出回
路20a 側の立上がり/立下がり切替回路20c の入力
信号はΦSLである。又、立下がり検出回路20b 側の前
記立上がり/立下がり切替回路20c の入力信号はΦSH
である。
【0065】図8は、前記第1実施例のスロー・スロー
プ・デテクタで用いられる立上がり検出回路の論理回路
図である。
【0066】この図8に示される如く、前記図7の同符
号のものに相当する立上がり検出回路20a は、インバ
ータLVTと、インバータHVTと、合計4個のインバ
ータ50と、PチャネルMOSトランジスタTP20、
TP21と、NチャネルMOSトランジスタTN20、
TN21と、容量C1とで構成されている。
【0067】前記インバータLVTは、入力のスレッシ
ョルド電圧が通常のスレッショルド電圧より低くされた
ものである。前記インバータHVTは、入力のスレッシ
ョルド電圧が通常のスレッショルド電圧よりも高くされ
たものである。
【0068】前記PチャネルMOSトランジスタTP2
0と前記NチャネルMOSトランジスタTN20とは、
ソース及びドレインに関してパラレルに接続され、トラ
ンスファーゲートを構成している。前記PチャネルMO
SトランジスタTP21及びNチャネルMOSトランジ
スタTN21も、同様にパラレルに接続され、トランス
ファーゲートを構成している。
【0069】この図8の立上がり検出回路20a におい
て、出力信号Φout の立上がり時には、前記インバータ
LVTの出力が、スレッショルド電圧が高くされた前記
インバータHVTよりも早い時期に変化し始める。この
インバータLVTが動作しインバータHVTが動作する
までの時間は、前記出力信号Φout のスルーレートが小
さくなる程大きくなる。又、前記インバータLVTの出
力の配線により作り込まれた容量C1は、当該インバー
タLVTの出力信号ΦL1を遅延させる。
【0070】従って、前記出力信号Φout の立上がり時
のスルーレートが所定以上である場合には、スレッショ
ルド電圧の違いによる前記インバータLVTの出力の変
化の前記インバータHVTの出力の変化に対する進み
は、容量C1によりキャンセルされ、信号ΦL11 の変化
の時期と信号ΦH11 の変化の時期とは略同一となる。
【0071】合計4個の前記インバータ50と、MOS
トランジスタTP20、TP21、TN20、TN21
とでは、出力が反転されるエクスクルーシブオア回路が
構成されている。即ち、2つの入力が同一の場合には出
力がH状態となり、それ以外の場合には出力がL状態と
なる回路が構成されている。
【0072】従って、前記出力信号Φout の立上がり時
のスルーレートが所定以上(即ち立上りが速い)である
場合には、前記信号ΦL11 及び前記信号ΦH11 に従っ
て、当該立上がり検出回路20a の出力信号ΦSLはH状
態となる。一方、前記出力信号Φout の立上がり時のス
ルーレートが所定以下(即ち立上りが遅い)である場合
には、この立上がり検出回路20a の出力信号ΦSLはL
状態となる。
【0073】図9は、前記第実施例のスロー・スロー
プ・デテクタで用いられる立下がり検出回路の論理回路
図である。
【0074】この図9の立下がり検出回路20b の構成
は、この図9の容量C2の取付け位置と前記図8の容量
C1の取付け位置の相違以外、前記図8の立上がり検出
回路20a とほぼ同一であり、動作原理も略同一であ
る。
【0075】この図9に示される立下がり検出回路20
b は、前記出力信号Φout の立下がり時のスルーレート
が所定以上の場合には、出力信号ΦSHがH状態である。
一方、前記出力信号Φout の立下がり時のスルーレート
が所定以下である場合には、出力信号ΦSHがL状態とな
る。
【0076】図10は、前記第1実施例のスロー・スロ
ープ・デテクタで用いられる、立上がり/立下がり切替
回路の回路図である。
【0077】この図10の立上がり/立下がり切替回路
20c は、合計2個のインバータ50と、PチャネルM
OSトランジスタTP22〜TP25と、NチャネルM
OSトランジスタTN22〜TN25とにより構成され
ている。
【0078】又、この立上がり/立下がり切替回路20
c の動作は次のとおりである。
【0079】(1)入力信号ΦinがH状態のとき(出力
信号Φout はL状態):これ以降の出力信号φout は立
上がり信号となるので、前記立上がり検出回路20a の
出力信号ΦSLに従って出力信号ΦX 及び出力信号ΦX
ーとを出力する。
【0080】(2)入力信号ΦinがL状態のとき(出力
信号Φout はH状態):これ以降の出力信号Φout は立
下がり信号なので、前記立下がり検出回路20b の出力
信号ΦSHに従って、当該立上がり/立下がり切替回路2
0c の出力信号ΦX 及び出力信号ΦX バーが出力され
る。
【0081】図11は、前記第実施例の動作を示すタ
イムチャートである。
【0082】この図11において、時刻t1迄の期間で
は、本第実施例の出力信号Φoutの負荷は小負荷であ
る。一方、この時刻t1以降は大負荷となる。
【0083】又、この図11において、時刻 t10及び時
刻 t12は、共に、出力信号Φout の立下がり時期であ
る。時刻 t11及び時刻 t13は、それぞれ、出力信号Φou
t の立上がり時期である。
【0084】本第実施例によれば、時刻t10〜t13のそ
れぞれにおける破線S1〜破線S4に示される如く、出
力信号Φoutのスルーレートが改善されている。
【0085】図12は、前記第実施例のスロー・スロ
ープ・デテクタの回路図である。
【0086】本発明の第実施例は、前記図6のスロー
・スロープ・デテクタ20にこの図12のものを用い、
前記図6のオンオフ回路10aに前記図3に示されるも
のを用いたものである。又、この第実施例で用いられ
るこの図12に示されるスロー・スロープ・デテクタ2
0は、出力信号Φoutの立上がり時のスルーレートの悪
化を検出するものである。
【0087】この図12のスロー・スロープ・デテクタ
20は、インバータLVTと、インバータHVTと、合
計6個のインバータ50と、PチャネルMOSトランジ
スタTP20、TP21と、NチャネルMOSトランジ
スタTN20、TN21と、容量C1とで構成されてい
る。この図12のスロー・スロープ・デテクタ20は、
前記図8の立上がり検出回路20a の出力にインバータ
50を合計2個接続したものである。動作原理も略同一
である。
【0088】このような本発明の第実施例によれば、
出力負荷の増加に伴った、出力信号の立上がり時のスル
ーレートの悪化を低減することができる。
【0089】出力回路によっては、出力信号の立下がり
時のスルーレートの悪化は問題とならない場合もある。
あるいは、出力回路によっては、もともと立下がり時の
スルーレートの悪化が少ない場合もある。
【0090】従って、このような場合に本第実施例を
適用することにより、出力信号の立上がり時のスルーレ
ートの悪化を低減することができる。
【0091】なお、図12の符号51で示される部分
は、エクスクルーシブオア回路が構成されている。即
ち、この図12に示されるスロー・スロープ・デテクタ
20は、図13のように表わすこともできる。
【0092】なお、この図13に示されるスロー・スロ
ープ・デテクタを用いた出力回路を、第実施例と呼
ぶ。
【0093】又、この図13のエクスクルーシブオア回
路52は、図14に示されるような合計4個のNAND
ゲート54を用いたものでもよい。
【0094】図15は、前記第実施例のスロー・スロ
ープ・デテクタの回路図である。
【0095】本発明の第実施例は、前記図6のオンオ
フ回路10aに前記図3のものを用い、前記図6のスロ
ー・スロープ・デテクタ20にこの図15のものを用い
たものである。
【0096】この図15に示されるスロー・スロープ・
デテクタ20は、前記図12のものを簡略化したもので
あり、インバータ50が合計3個削減されている。
【0097】図16は、本発明の第実施例から第
施例の全体論理回路図である。
【0098】この図16に示される本発明が適用された
出力回路においては、前記図6の出力回路に比べ、更に
ラッチ回路30を有している。このラッチ回路30は、
スロー・スロープ・デテクタ20での遅延有りの検出結
果を保持するものである。
【0099】図17は、前記第実施例から第実施例
で用いられるラッチ回路の回路図である。
【0100】この図17のラッチ回路30は、合計2個
のPチャネルMOSトランジスタTP30、TP31
と、合計3個のNチャネルMOSトランジスタTN30
〜TN32と、インバータ50とで構成されている。
【0101】又、前記PチャネルMOSトランジスタT
P30とNチャネルMOSトランジスタTN30とはイ
ンバータを構成している。又、前記PチャネルMOSト
ランジスタTP31とNチャネルMOSトランジスタT
N31とはインバータを構成している。これら2つのイ
ンバータの出力はそれぞれ互いに他方の入力に接続さ
れ、ラッチ回路を構成している。
【0102】この図17に示されるようなラッチ回路3
0において、前記スロー・スロープデテクタ20からの
遅延有り(スルーレートが所定以下)の検出結果の書込
みは、該スロー・スロープ・デテクタ20の出力信号Φ
X をNチャネルMOSトランジスタTN32を介して行
う。一方、このラッチ回路30のリセットは、リセット
信号ΦR によりNチャネルMOSトランジスタTN30
を介して行う。
【0103】図18は、前記ラッチ回路の動作を示すタ
イムチャートである。
【0104】この図18において、時刻 t20では、リセ
ット信号ΦR によりリセットがかけられ、内部信号ΦX1
がL状態となり、出力信号ΦS がL状態なり、出力信号
ΦS バーがH状態となる。
【0105】なお、この時刻 t20以前の斜線部分は、論
理状態が不定であることを示す。
【0106】このように、ラッチ回路30を用いた本発
明の実施例においては、動作に当って先ずリセットを行
う。
【0107】この後、時刻 t21において、スロー・スロ
ープ・デテクタ20でスルーレートが所定以下と検出さ
れて出力信号ΦX がH状態となると、内部信号ΦX1がH
状態となり、出力信号ΦS がH状態となり、出力信号Φ
S バーがL状態となる。
【0108】なお、前記図16の出力回路のスロー・ス
ロープ・デテクタ20に前記第実施例のもの(前記図
7〜図10に示されるもの)を用いたものを、第実施
例と呼ぶ。前記図16のスロー・スロープ・デテクタ2
0に、前記図12のものを用いたものを第実施例と呼
ぶ。前記図16のスロー・スロープ・デテクタ20に、
前記図12のスロー・スロープ・デテクタ20の変形
(前述の第実施例のスロー・スロープ・デテクタ20
と同じもの)を用いたものを第実施例と呼ぶ。この第
実施例に用いられるスロー・スロープ・デテクタ20
は、図12のインバータLVTの出力の容量C1を取外
し、かわってインバータHVTの出力に容量C2を取付
たものである。この第実施例のスロー・スロープ・デ
テクタ20は、出力信号Φoutの立下がりのみを検出す
る。
【0109】図19は、前記第実施例の動作を示すタ
イムチャートである。
【0110】この図19において、時刻 t1 以前では、
出力信号Φout の負荷は小負荷である。一方、この時刻
t1 以後は、出力信号Φout の負荷は大負荷となる。
【0111】このような大負荷となる時刻t1以後の第1
回目の出力信号Φoutの立上がり時には、時刻t2及び時
刻t3で示される区間の如く、出力信号Φoutのスルーレ
ートは低くなってしまっている。しかしながら、本第
実施例においては、大負荷となった時刻t1以後の、出力
信号Φoutの第2回目以降の立上がりのスルーレートは
改善されている(時刻t4等)。
【0112】図20は、前記第実施例の動作を示すタ
イムチャートである。
【0113】この図20において、時刻 t1 は、出力信
号Φout の負荷が小負荷から大負荷へと変化する時刻で
ある。このような時刻 t1 以後の第1回目の出力信号Φ
outの立下がりのスルーレートは悪化してしまっている
(時刻 t2 、 t3 の区間)。しかしながら、本第10実
施例によれば、このような時刻 t1 以後の出力信号Φou
t の第2回目以降の立下がりのスルーレートは改善され
ている(時刻 t4 等)。
【0114】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、複
数の出力回路での平均消費電力の増加を防ぎながら、出
力負荷の増加に伴ったスルーレートの悪化を低減するこ
とができるという優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アウトプット・アクセレータのみを含む第1
例及び第2比較例の全体の論理回路図
【図2】前記第1比較例で用いられるオンオフ回路の回
路図
【図3】前記第2比較例で用いられるオンオフ回路の回
路図
【図4】前記第1比較例及び第比較例で用いられる遅
延低減信号入力回路の第1例の回路図
【図5】前記第1比較例及び第比較例で用いられる遅
延低減信号入力回路の第2例の回路図
【図6】本発明の第実施例から第実施例の全体の論
理回路図
【図7】前記第実施例のスロー・スロープ・デテクタ
のブロック図
【図8】前記第実施例のスロー・スロープ・デテクタ
で用いられる立上がり検出回路の論理回路図
【図9】前記第実施例のスロー・スロープ・デテクタ
で用いられる立下がり検出回路の論理回路図
【図10】前記第実施例のスロー・スロープ・デテク
タで用いられる立下がり/立下がり切替回路の回路図
【図11】前記第実施例の動作を示すタイムチャート
【図12】前記第実施例のスロー・スロープ・デテク
タの回路図
【図13】前記第実施例のスロー・スロープ・デテク
タの回路図
【図14】前記第実施例のスロー・スロープ・デテク
タに用いられるエクスクルーシブ・オア回路の論理回路
【図15】前記第実施例のスロー・スロープ・デテク
タの回路図
【図16】前記第実施例から第実施例の全体論理回
路図
【図17】前記第実施例から第実施例で用いられる
ラッチ回路の回路図
【図18】前記ラッチ回路の動作を示すタイムチャート
【図19】前記第実施例の動作を示すタイムチャート
【図20】前記第実施例の動作を示すタイムチャート
【符号の説明】
1…出力回路 3…フリップ・フロップ 5…デコーダ 10…アウトプット・アクセラレータ 10a…オンオフ回路 20…スロー・スロープ・デテクタ 20a…立上がり検出回路 20b…立下がり検出回路 20c…立上がり/立下がり切替回路 30…ラッチ回路 50…インバータ 52…エクスクルーシブオアゲート 54…NANDゲート 56…NANDゲート(1つの入力が反転入力) 58…ANDゲート Φin…出力回路の入力信号 Φout…出力回路の出力信号 ΦSL…立上がり/立下がり検出回路の入力信号(立上が
り検出回路側) ΦSH…立上がり/立下がり検出回路の入力信号(立下が
り検出回路側) ΦX…遅延低減信号(立上がり検出回路出力信号) Φn、ΦP…駆動信号 ΦR…リセット信号 ΦS…ラッチ回路出力信号

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力に従って、接続されている負荷を駆動
    する出力回路において、 当該出力回路の出力の立上がり又は立下がりの少なくと
    も一方のスルーレートの低下を検出し、遅延低減信号を
    出力するスロー・スロープ・デテクタと、前記 遅延低減信号の入力時に、当該出力回路の出力の立
    上がり又は立下がりの少なくとも一方のスルーレートの
    低下を改善するアウトプット・アクセラレータとを備え
    たことを特徴とする出力回路。
  2. 【請求項2】請求項1において、更に、 前記スロー・スロープ・デテクタでの遅延有りの検出結
    果を保持するラッチを備えたことを特徴とする出力回
    路。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2において、前記スロ
    ー・スロープ・デテクタが、 2つの入力が当該出力回路の出力に接続され、 一方の入力の入力回路部のスレッショルド電圧が、他方
    の入力の入力回路部のスレッショルド電圧より高くさ
    れ、 これら入力回路部のうち、一方の出力を遅延させる手段
    を備え、 又、これらの入力回路部の出力の排他論理和演算を行う
    エクスクルーシブ・オア回路を有していることを特徴と
    する出力回路。
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