JP2943806B1 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2943806B1
JP2943806B1 JP10264777A JP26477798A JP2943806B1 JP 2943806 B1 JP2943806 B1 JP 2943806B1 JP 10264777 A JP10264777 A JP 10264777A JP 26477798 A JP26477798 A JP 26477798A JP 2943806 B1 JP2943806 B1 JP 2943806B1
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Abstract

【要約】 【課題】 本発明は、複数の図柄を変動表示する図柄表
示部を有する遊技機であって、従来と異なる可変表示ゲ
ームにおける図柄表示を行うものである。 【解決手段】 本発明は、複数の図柄を可変表示可能な
複数の図柄表示部L11〜L33を設け、図柄始動口に遊技
球が入賞すると、図柄変動開始信号によって図柄表示部
の図柄が変動を開始し、所定時間後に、図柄表示部の組
合せ(有効ライン)に大当たり図柄が確定表示すると大
当たりとなる遊技機であり、選別された複数の図柄表示
部に対して同じ確定図柄を表示する個数を表示する個数
表示手段K1〜K3を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の図柄を変動
表示する図柄表示部を有する遊技機であって、可変表示
ゲームにおける図柄表示に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機としてのパチンコ機には、複数の
図柄を変動表示可能な複数の図柄表示部L11、L12、L
13、L21、L22、L23、L31、L32、L33を有する特別
図柄表示器が配設してある。そして、遊技球が図柄始動
口に入賞することによって、前記各図柄表示部L11〜L
33の図柄が一斉に変動を開始し、予め大当たりとなる有
効ライン(例えば、m1(L11、L12、L13)、m2
(L21、L22、L23)、m3(L31、L32、L33)、m
4(L11、L22、L33)、m5(L13、L22、L31))
が表示され、順次図柄が停止する可変表示ゲームが行わ
れる。そして、前記表示の有効ラインの図柄表示部に表
示の確定図柄が、例えば、全て同じ図柄(大当たり図
柄)であるとき、遊技者にとって多量の賞品球の獲得が
可能である特別遊技状態(大当たり)が生起するという
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記可
変表示ゲームにおける図柄変動方式は、遊技者によく知
られているため、面白味に欠ける。そこで、本発明は、
可変表示ゲームにおいて、遊技者にとって面白味を与え
ることができる遊技機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機は、複
数の図柄を可変表示可能な複数の図柄表示部を設け、
柄変動開始信号によって図柄表示部の図柄が変動を開始
し、所定時間後に、図柄表示部の組合せ(有効ライン)
に大当たり図柄が確定表示すると大当たりとなり、選別
された複数の図柄表示部に対して同じ確定図柄を表示す
る個数を表示する個数表示手段を有している。従って、
選別された図柄表示部に同じ図柄が表示される個数が報
知されるので、可変表示ゲームの結果の予測ができ、従
来にない面白味を生ずる。又、請求項2の遊技機は、
柄表示部はL11〜L33の9箇であり、図柄表示部の組合
せ(有効ライン)はm1〜m5の5ラインで遊技機を構
成して面白味を発揮する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1(正面図)は遊技機としての
パチンコ機10を示す。このパチンコ機の側部には球貸
機20が設置してあって、この球貸機20にはカードリ
ーダ(図示略)が内蔵してある。又、この球貸機20の
正面パネル21には、この球貸機の作動が有効であると
きの表示ランプやカード挿入口22が設けてある。一
方、パチンコ機の前面パネル11に取り付けてある上皿
12には、前記球貸機20の操作釦等が配設してあり、
具体的には、前記カード挿入口22に挿入されたカード
の残高(度数)等を表示する表示器13a、遊技者の操
作により球貸機20を介してパチンコ機に貸球を供給す
る変換釦13b、カード返却用の返却釦13cが設けて
ある。
【0006】尚、上皿12の下には下皿17が配設して
あって、上皿12が満杯となったときオーバーフローし
た賞品球を貯留する。又、発射装置のハンドル18の操
作により前記上皿12からの1球毎に供給される遊技球
をガイドレール31で案内して遊技領域19に発射す
る。遊技領域19のほぼ中央部には、複数の変動図柄を
介して可変表示ゲームを行う液晶表示の図柄表示器Lが
配置してある。そして、この図柄表示器LはL11、L1
2、L13、L21、L22、L23、L31、L32、L33に区分
表示可能とし、図柄「0〜9、A〜E」の15種類を、
この順序で変動表示する。尚、これらの図柄「0〜9、
A〜E」のうち、「1、3、5、7、A」の5種類を特
定図柄に、それ以外の10種類の図柄を非特定図柄とす
る。
【0007】又、選別された前記図柄表示部L11、L2
1、L31に対して、同じ確定図柄を表示する個数を表示
する個数表示手段K1が図柄表示部L11の上部に表示可
能になっているし、同様に、選別された図柄表示部L1
2、L22、L32に対しては個数表示手段K2が、選別さ
れた図柄表示部L13、L23、L33に対しては個数表示手
段K3が表示可能になっている(図2)。又、大当たり
(特別遊技状態)のときには、図2に示すように、有効
ライン(m1(L11、L12、L13)、m2(L21、L2
2、L23)、m3(L31、L32、L33)、m4(L11、
L22、L33)、m5(L13、L22、L31))の何れかに
おいて同じ図柄(大当たり図柄)が確定表示する。
【0008】又、図柄表示器Lの左右側部には、普通図
柄始動ゲート23a、23bが備えてあり、遊技球が通
過すると後述の大入賞口58に付設の普通図柄表示器5
6の図柄が変動を開始し、所定時間経過後に停止し、そ
の確定図柄が予め設定した図柄と一致したとき当たりと
なり、普通電動役物57を所定時間、開成する。そし
て、この普通電動役物(図柄始動口)57に遊技球が入
賞すると、可変表示ゲームに寄与する判定メモリQ
(I)が順次記憶されると共に、その記憶の未処理の可
変表示ゲーム数に対応して、記憶ランプLRが点灯し
て、遊技者に残りの可変表示ゲームの数を知らせる。
又、遊技領域19には、その他、普通入賞口55a、5
5b等が配設してある。
【0009】次に、前記構成の遊技機における可変表示
ゲームの処理について、割込処理で実行される制御フロ
ーを参照して説明する。図3(A)は初期化を行い、パ
チンコ機の電源が投入されると(S1)、遊技者にとっ
て有利な大当たり(特別遊技状態)となる確率を低確率
状態(1/330)に設定すると共に、判定カウンタH
c(0〜329の循環数)、確定図柄決定手段である循
環カウンタM11〜M33、判定メモリQ(I)(I=1〜
4)の初期化を行う(S2)。
【0010】図3(B)は、判定カウンタHc(0〜3
29)と、大当たり等における各図柄表示部L11〜L33
に確定表示する図柄を選定する循環カウンタM11〜M33
(0〜14)、及び有効数Y(0〜4)の選定を行う。
先ず、判定カウンタHcにリセット時間(所定時間(2
ms))毎に1を加算し(S20)、その加算した判定
カウンタHcの値が、330であるか否かを判定する
(S21)。判定カウンタHcの値が330であるとき
には、判定カウンタHcの値を初期化する(S22)。
この処理によって、判定カウンタHcの値は0〜329
の循環数となる。
【0011】次に、循環カウンタM11にリセット時間
(所定時間(2ms))毎に1を加算し(S25)、循
環カウンタM11の値が15であるか否かを判定する(S
26)。そして、循環カウンタM11の値が15であると
きには、循環カウンタM11を初期化すると共に、循環カ
ウンタM12に1を加算する(S27)。このステップ2
5〜ステップ27の処理によって、循環カウンタM11は
0〜14の循環数となり、図柄「0〜9、A〜E」に対
応させる。以下、ステップ27〜ステップ29によって
循環カウンタM12、ステップ29〜ステップ31によっ
て循環カウンタM13、………が各々、0〜14の循環数
となり、図柄「0〜9、A〜E」に対応させる。又、ス
テップ46においては、後記で実行する選定有効ライン
Ya(0〜4)を有効数Yで選定するために、有効数Y
を(0〜4)の循環数とし、Ya=0のとき、有効ライ
ンはm1、Ya=1のとき、有効ラインm2……とす
る。
【0012】図4は、普通電動役物(図柄始動口)57
に入賞した入賞球の処理を行うものであり、普通電動役
物57に入賞したか否かを検出し(S5)、検出したと
きには後記で詳述する判定カウンタHc(0〜329)
の値を読み取る。そして、判定メモリQ(1)がゼロで
あるか否かを判定し(S6)、ゼロであるときには、入
賞球の可変表示ゲームを実施中であるか、或いは、入賞
球がない状態であるので、カウンタIの値を1にセット
する(S7)。即ち、ステップ14以下で詳述する判定
メモリQを記憶する番地(1〜4)をセットする。
【0013】反対に、判定メモリQ(1)がゼロでない
ときには、判定メモリQ(2)の値がゼロであるか否か
を判断し(S8)、ゼロであるときには、カウンタIを
2にセットする(S9)。以下、順次、判定メモリQ
(3)、Q(4)について判断すると共に、カウンタI
の値をセットする(S10〜S13)。尚、判定メモリ
Q(4)がゼロでないときには、既に、最大記憶(4
個)があるため、この入賞球を無視するので、このルー
チンの処理を終了する。また、可変表示ゲームに寄与す
る前記入賞球の判定メモリQ(I)が、ゼロでない数に
対応して、遊技領域19に配設の記憶ランプLRが点灯
するので、遊技者は残りの可変表示ゲームの数を知るこ
とができる。
【0014】そして、前記読み込んだ判定カウンタHc
(0〜329)の値が「7」であるか否かを判定する
(S14)。そして、「7」であるときには、後記の可
変表示ゲームにおいて大当たり(特別遊技状態)を生起
するために、判定メモリQ(I)に1を書込む。次に、
前記判定カウンタHc(0〜329)の値が「80〜9
0」であるときには、後記の可変表示ゲームにおいてリ
ーチ態様を表示するために、判定メモリQ(I)に2を
書込み(S16、S17)、それ以外の場合には判定メ
モリQ(I)に3を書込んで外れ処理を行う(S1
8)。以上の処理によって、判定メモリQ(I)(I=
1〜4)は、大当たりの場合には「1」、リーチのとき
には「2」、外れの場合には「3」の何れかが記憶され
る。
【0015】次に、可変表示ゲームの制御について、図
3、図4を前提として、図5、図6に示す制御フローを
参照して説明する。先ず、判定メモリQ(1)がゼロで
あるか否か、即ち、図柄変動開始記憶(可変表示ゲーム
を行う)があるか否かを判定し(S50)、かかる記憶
がないときには、この処理ルーティンを終了する。次
に、判定メモリQ(1)において、「1(大当たり)」
の記憶があるかを判断し(S51)、大当たりのときに
は記憶変数QQを「1」に設定する(S52)する。
【0016】前記ステップで、大当たりでないときに
は、判定メモリQ(1)において、「2(リーチ)」の
記憶があるかを判断し(S53)、リーチであるときに
は記憶変数QQを「2」に設定し(S54)、それ以外
のときには、外れとして、記憶変数QQを「3」に設定
する(S55)。そして、判定メモリQ(I)(I=2
〜4)をQ(I−1)にシフトすると共に判定メモリQ
(I)に「0」を書き込んで(S56)、次の可変表示
ゲームに対する新たな入賞球の記憶を可能にする(図4
参照)。尚、前記記憶変数QQが「2」であることは、
後述するように、多くの有効ラインにおいてリーチ態様
の表示が可能であることを意味し、記憶変数QQが
「3」の外れである場合であってもリーチ態様を表示す
る可能性がある。
【0017】次に、有効数Y(0〜4)を読み込んで、
大当たりとリーチのときには、少なくとも大当たり図柄
を確定表示する選定有効ラインYa(=Y)の選定を行
う(S61)。尚、以下のステップでは、判りやすいよ
うに、選定有効ラインYa=0(m1)として例示す
る。そして、図柄表示部L11〜L33に表示する確定図柄
は、原則として、前記循環カウンタM11〜M33に対応す
る図柄であるが、下記の要領で、記憶変数QQの値によ
って、図柄表示部L11〜L33の図柄を選定し直す(S6
2)。
【0018】(1)大当たりのとき(QQ=1) (イ)大当たり図柄の選定 選定有効ラインYa=0(有効ラインm1)のときに
は、図柄表示部L11、L12、L13には循環カウンタM11
の値に対応する図柄を表示する。尚、他の選定有効ライ
ンYaに対しては、下記のごとく大当たり図柄の選定を
する。選定有効ラインYa=1(有効ラインm2)のと
きには、図柄表示部L21、L22、L23には循環カウンタ
M21の値に対応する図柄を表示する。選定有効ラインY
a=2(有効ラインm3)のときには、図柄表示部L3
1、L32、L33には循環カウンタM31の値に対応する図
柄を表示する。選定有効ラインYa=3(有効ラインm
4)のときには、図柄表示部L11、L22、L33には循環
カウンタM11の値に対応する図柄を表示する。選定有効
ラインYa=4(有効ラインm5)のときには、図柄表
示部L13、L22、L31には循環カウンタM13の値に対応
する図柄を表示する。
【0019】(ロ)個数表示手段K1、K3に表示する
数と左図柄表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L1
3、L23、L33に表示する確定図柄の選定。 個数の選定は、ランダムな値である循環カウンタM11を
使用し、左図柄表示部L11、L21、L31に対する個数表
示手段K1は、循環カウンタM11がa1〜a2(0〜8)
の値のときには3、循環カウンタM11がa2〜a3(9〜
12)の値のときには2、循環カウンタM11がa3〜a4
(13〜14)の値のときには1を表示する。又、右図
柄表示部L13、L23、L33に対する個数表示手段K3に
対しても、個数表示手段K1と同様に選定する。尚、こ
の個数表示手段K1、K3の選定は任意であるが、大当
たりを生起する場合には、リーチ表示となる有効ライン
数の増加を図り、遊技者に大当たりを生起する可能性が
高いことを知らせる。
【0020】次に、前記個数表示手段K1、K3が3の
とき、左図柄表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L
13、L23、L33の確定図柄について説明すると、左図柄
表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L13、L23、L
33には、個数表示手段K1、K3が3であるので全て同
じ図柄を表示する。そして、その図柄は、前記選定有効
ラインYa(=0)に対応する循環カウンタM11の値に
対応する図柄を確定図柄として表示する。
【0021】又、個数表示手段K1、K3が2のとき、
左図柄表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L13、L
23、L33の確定図柄は下記のように選定する。前記選定
有効ラインYa(=0)に対する左図柄表示部L11、右
図柄表示部L13には循環カウンタM11の値に対応する図
柄を表示する。更に、選定有効ラインYaに隣接する有
効ライン(=1)の左図柄表示部L21、右図柄表示部L
23には左図柄表示部L11と同じ図柄を表示して、個数2
に対応させる。しかし、左図柄表示部L31と右図柄表示
部L13には循環カウンタM31、M31の図柄(但し、循環
カウンタM11と異なる値)を表示する。以上によって、
左図柄表示部L11、右図柄表示部L13、左図柄表示部L
21、右図柄表示部L23には同じ図柄が表示されるが、左
図柄表示部L31と右図柄表示部L13には異なる図柄が確
定表示される。尚、前記選定有効ラインYa(=0)以
外に同じ図柄を表示する他の有効ラインの選定は、前記
隣接する方法の他に、抽選等によって選定してもよいこ
とはいうまでもない。
【0022】個数表示手段K1、K3が共に1のとき、
左図柄表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L13、L
23、L33の確定図柄は、前記選定有効ラインYa(=
0)に対応する左図柄表示部L11、右図柄表示部L13に
は循環カウンタM11の値に対応する図柄を表示する。し
かし、左図柄表示部L21、L31には循環カウンタM21、
M31の図柄、右図柄表示部L23、L33には循環カウンタ
M23、M33の図柄を表示する。
【0023】(ハ)中図柄表示部L12、L22、L32の図
柄選定 前記選定有効ラインYa(=0)に対応する中図柄表示
部L12には、循環カウンタM11の値(左図柄表示部L1
1、右図柄表示部L13)に対応する図柄を確定図柄とし
て表示することによって、少なくとも選定有効ライン
(Ya=0)には同じ図柄が確定表示される。尚、他の
中図柄表示部L22、L32の確定図柄は、循環カウンタM
22、M32の図柄を表示することによって異なる図柄とな
るが、前記左図柄表示部L11(右図柄表示部L13)と同
じ図柄を確定表示することによって、前記個数表示手段
K1、K3の数との関係で、他の有効ライン(m2〜m
5)にも大当たり図柄等が生起する可能性がある。又、
個数表示手段K2は、前記中図柄表示部L12、L22、L
32に確定表示する図柄を考慮して計数する。
【0024】(2)リーチのとき(QQ=2) (イ)個数表示手段K1、K3に表示する数と左図柄表
示部L11、L21、L31と右図柄表示部L13、L23、L33
に表示する確定図柄の選定。 個数の選定は、ランダムな値である循環カウンタM11を
使用し、左図柄表示部L11、L21、L31に対する個数表
示手段K1は、循環カウンタM11がb1〜b2(0〜6)
の値のときには3、循環カウンタM11がb2〜b3(7〜
11)の値のときには2、循環カウンタM11がb3〜b4
(12〜14)の値のときには1を表示する。又、右図
柄表示部L13、L23、L33に対する個数表示手段K3に
対しても、個数表示手段K1と同様に選定する。尚、こ
の個数表示手段K1、K3の選定は任意であるが、この
可変表示ゲームはリーチ態様を表示後に外れとなるの
で、前記大当たりと異なって、リーチ表示となる有効ラ
イン数を減少させている。そして、前記個数表示手段K
1、K3に対する、左図柄表示部L11、L21、L31と右
図柄表示部L13、L23、L33の確定図柄は、前記大当た
りと同じ方法で選定するので説明を略す。
【0025】(ロ)中図柄表示部L12、L22、L32の図
柄選定 この中図柄表示部L12、L22、L32には外れ図柄を確定
表示させるので、原則として、循環カウンタM12、M2
2、M32の値に対応する図柄を確定図柄として表示する
が、全ての有効ライン(m1〜m5)において大当たり
とならないように、外れ図柄を確定表示させる。尚、個
数表示手段K2の数は、前記で選定の中図柄表示部L1
2、L22、L32における、同じ図柄を計数する。
【0026】(3)外れのとき(QQ=3) (イ)個数表示手段K1、K3に表示する数と左図柄表
示部L11、L21、L31と右図柄表示部L13、L23、L33
に表示する確定図柄の選定。 個数の選定は、ランダムな値である循環カウンタM11を
使用し、左図柄表示部L11、L21、L31に対する個数表
示手段K1は、循環カウンタM11がc1〜c2(0)の値
のときには3、循環カウンタM11がc2〜c3(1)の値
のときには2、循環カウンタM11がc3〜c4(2〜3)
の値のときには1、それ以外のときには0を表示する。
又、右図柄表示部L13、L23、L33に対する個数表示手
段K3に対しても、個数表示手段K1と同様に選定す
る。そして、前記個数表示手段K1、K3に対する、左
図柄表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L13、L2
3、L33の確定図柄は、前記大当たりと同じ方法を採用
して選定するので説明を略す。従って、この外れのとき
であっても、前記個数表示手段K1、K3の値によって
はリーチ態様を表示するが、多くの場合、個数表示手段
K1、K3に「0」を選定させて同じ図柄の表示を避け
ている。
【0027】(ロ)中図柄表示部L12、L22、L32の図
柄選定 中図柄表示部L12、L22、L32には、外れ図柄を確定表
示させるので、原則として、循環カウンタM12、M22、
M32の値に対応する図柄を確定図柄として表示するが、
全ての有効ライン(m1〜m5)において大当たりとな
らないように、外れ図柄を確定表示させる。尚、個数表
示手段K2には、前記中図柄表示部L12、L22、L32に
確定表示する図柄を考慮して計数する。
【0028】前記のように選定される個数表示手段K
1、K3の値による、リーチ態様(左図柄表示部L11、
L21、L31、右図柄表示部L13、L23、L33)を図7に
例示する。尚、このリーチ態様は、前記の選定方法で
は、大当たり(QQ=1)、リーチ(QQ=2)、外れ
(QQ=3)のときにであっても、優先して選定有効ラ
インYa(=0)においてリーチ態様が表示される。図
7(A)は、個数表示手段K1、K3が共に3であると
きの表示態様であり(但し、図柄は選定有効ラインYa
(=0)に対応する循環カウンタM11の値に対応する図
柄であり、0〜9、A〜E」の何れか)、全ての有効ラ
イン(m1〜m5)に対してリーチ態様を表示する。
又、図7(B)は、個数表示手段K1が3で、個数表示
手段K3が1のときであり、少なくとも選定有効ライン
Ya(=0)にはリーチ態様が表示されると共に、他の
有効ライン(m5)においてもリーチ態様が表示され
る。
【0029】以上のように、可変表示ゲームにおいて、
大当たり(QQ=1)とリーチ(QQ=2)が選定され
ると、少なくとも選定有効ラインYaにはリーチ態様が
表示されると共に、選定された個数表示手段K1、K3
の値によって、他の有効ラインにおいてもリーチ態様を
表示する。又、外れ(QQ=3)のときであっても、選
定された個数表示手段K1、K3の値によって、有効ラ
インにおいてリーチ態様を表示する。
【0030】前記の要領で図柄表示部L11〜L33におけ
る確定図柄が選定されたので、次に、各図柄表示部L11
〜L33の図柄を変動開始すると共に(S63)、個数表
示手段K1、K3に値(前記選定の数字に替えて図柄
等)を表示する(S64)と共に、個数表示手段K2に
は、不明の図柄(?)を表示する。この個数表示手段K
1、K3に表示の値によって、遊技者はリーチ態様、或
いは大当たりが生起する可能性があるか否かの予測がで
き、従来にない面白味が生ずる。
【0031】そして、個数表示手段K1、K3の値が共
に1以上であるか否かを判定する(S65)。この判定
は、個数表示手段K1、K3が共に1以上であるときに
は、例え、外れ(QQ=3)であっても、選定有効ライ
ンYaに優先的に同じ図柄を表示し、リーチ態様を表示
するからである。そこで、かかる場合には、先ず、左図
柄表示部L11、L21、L31を停止表示し(S70)、次
に、右図柄表示部L13、L23、L33を停止表示して、何
れかの有効ラインにおいて、リーチ態様を表示する(S
71)。そして、中図柄表示部L12、L22、L32におい
て、リーチアクションとして、遊技者が見える程度にゆ
っくりと、図柄変動表示させる(S72)。その後、最
後に停止表示する中図柄表示部L12、L22、L32を確定
表示させることによって、大当たり(QQ=1)のとき
には、少なくとも選定有効ライン(Ya)に大当たり図
柄が確定表示されるが、リーチ(QQ=2)と外れ(Q
Q=3)のときには、外れ図柄が確定表示される(S7
3)。
【0032】一方、前記ステップ65で、個数表示手段
K1、K3の値がともに1以上でない(=0)ときに
は、左図柄表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L1
3、L23、L33が停止表示した図柄ではリーチ態様を表
示しないので、左図柄表示部L11、L21、L31を停止表
示し(S80)、次に、右図柄表示部L13、L23、L33
を停止表示し(S81)、且つ、早期に、中図柄表示部
L12、L22、L32を確定表示させて外れ処理を行う(S
82)。
【0033】尚、前記個数表示手段K2に「?」を表示
させるのは、図柄表示部L11〜L33の確定図柄は、個数
表示手段K1、K3の値がともに1以上のときには、優
先して選定有効ラインYaに同じ図柄を表示するように
構成しているので、個数表示手段K2を表示すると、個
数表示手段K1、K3の値によって、大当たりか否かが
容易に推測可能であるからである。
【0034】しかし、かかる方法によらず、何れの図柄
表示部に割り当てるかを、選定有効ラインYaを考慮し
て、抽選等を介して、個数表示手段K1、K3の値に対
応して図柄表示部L11〜L33の確定図柄を選定すると、
個数表示手段K1、K2、K3の値を、図柄変動開始後
に、或いは、リーチアクションが開始した後に表示して
も、遊技者に大当たりとなる予測が判り難いので有効な
手段である。
【0035】例えば、図7(C)に示すように、個数表
示手段K1、K2、K3に「1、1、1」を表示すると
共に、選定有効ラインYa(=0)と異なる図柄表示部
L21、L23に同じ図柄を表示してリーチ態様を表示し、
且つ、個数表示手段K2に「1」を表示しても、遊技者
は、大当たりが生起するか否か判らず、図柄表示部L22
に同じ図柄が停止されることを望んで遊技を行う。以上
のように、個数表示手段K1、K2、K3に同じ図柄が
表示される個数(或いは対応する図柄)を表示すると、
遊技者に、大当たりとなる可能性があるか否か等の予測
を可能にすることができ、従来にない面白味を発揮す
る。
【0036】又、前記は個数表示手段K1、K2、K3
の値を表示して遊技者に報知した構成であるが、前記個
数表示手段K1、K2、K3の値に対応して、左図柄表
示部L11、L21、L31、中図柄表示部L12、L22、L3
2、右図柄表示部L13、L23、L33には同じ確定図柄が
選定される。そこで、かかる同じ図柄を表示する図柄表
示部の位置を位置表示手段M1(i)、M2(i)、M
3(i)に記憶すると共に、個数表示手段K1、K2、
K3に替えて表示する(図8(A))。
【0037】例えば、個数表示手段K1が「2」のと
き、左図柄表示部L11、L21に同じ図柄を表示するとき
には、位置表示手段M1(i)に「1」と「2」を記憶
すると共に表示する。又、個数表示手段K3が「1」の
とき、右図柄表示部L13に同じ図柄を表示してリーチ態
様を表示するときには、位置表示手段M3(i)に
「1」を記憶すると共に表示する。この構成は、位置表
示手段M1(i)、位置表示手段M3(i)が表示する
値(或いは図形)によって、リーチ態様となるかが判
る。尚、位置表示手段M2(i)は報知すると、今回の
可変表示ゲームが大当たりか否かが推定できるので好ま
しくはないので、位置表示手段M2(i)に替えて、個
数表示手段K2による数(図形)を表示することが望ま
しい。
【0038】この様に、同じ図柄が確定表示される位置
を知ると、遊技者によっては、この可変表示ゲームがリ
ーチ態様を奏するか否かを判定でき、新たな面白味が生
ずるが、左図柄表示部L11、L21、L31には個数表示手
段K1の値を、右図柄表示部L13、L23、L33には位置
表示手段M3による位置を、中図柄表示部L12、L22、
L32には位置表示手段M3による位置を、等のように適
宜組み合せて表示してもよく、それらの表示時期も遊技
内容によって、図柄変動の開始時、リーチ態様後等、適
宜選定できることはいうまでもない。
【0039】尚、個数表示手段K1、K2、K3や位置
表示手段M1、M2、M3は、選別された左図柄表示部
L11、L21、L31、中図柄表示部L12、L22、L32、右
図柄表示部L13、L23、L33に対してであるが、他の図
柄表示部の組合せであってもよいし、必ずしも全ての個
数表示手段K1、K2、K3や位置表示手段M1を表示
する必要はない。又、個数表示手段K1、K2、K3や
位置表示手段M1、M2、M3は、前記の表示方法の他
に音声等を介してでもよい。また、本発明は、他の遊技
機(パチンコ機やスロットマシン等)にも適用できるこ
とはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】請求項1の遊技機は、個数表示手段に選
別された複数の図柄表示部に対して同じ確定図柄を表示
する個数を表示する可変表示ゲームの結果の予測がで
き、従来にない面白味を生ずる。又、請求項2の遊技機
は、図柄表示部はL11〜L33の9箇であり、図柄表示部
の組合せ(有効ライン)はm1〜m5の5ラインで遊技
機を構成して面白味を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】図柄表示部L11〜L33と有効ラインの関係を示
す図である。
【図3】(A)は初期化、(B)は判定カウンタHcと
図柄表示部L11〜L33に確定表示する図柄選定、有効ラ
インの選定する制御フローを示す図である。
【図4】普通電動役物(図柄始動口)に入賞した入賞球
の処理を行う制御フローを示す図である。
【図5】実施の形態における制御フローを示す図であ
る。
【図6】実施の形態における制御フローを示す図であ
る。
【図7】個数表示手段の表示態様を示す図である。
【図8】位置表示手段の表示態様を示す図である。
【符号の説明】
23a、23b 普通図柄始動ゲート 57 普通電動役物 58 大入賞口 L 図柄表示器 L11〜L33 図柄表示部 K1〜K3 個数表示手段 M1〜M3 位置表示手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄を可変表示可能な複数の図柄
    表示部を設け、図柄変動開始信号によって図柄表示部の
    図柄が変動を開始し、所定時間後に、図柄が確定表示す
    る可変表示ゲームが行われ、大当たり図柄が確定表示す
    る図柄表示部の組合せ(有効ライン)が複数ある遊技機
    であって、 選別された複数の図柄表示部に対し、それらの図柄表示
    部に表示する確定図柄のうち同じ図柄の数を表示する個
    数表示手段を有することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 図柄表示部はL11〜L33の9箇であり、
    図柄表示部の組合せ(有効ライン)はm1〜m5の5ラ
    インであることを特徴とする請求項1の遊技機。
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