JP2943551B2 - メッキ方法及びその装置 - Google Patents
メッキ方法及びその装置Info
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D17/00—Constructional parts, or assemblies thereof, of cells for electrolytic coating
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
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- C25D17/10—Electrodes, e.g. composition, counter electrode
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属イオンの補充に好
適なメッキ方法及びその装置に関する。
適なメッキ方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のメッキ装置を図5に示す。まず、
この図に示す陽極16として可溶性陽極を使用した場合
について説明する。メッキ槽1にはメッキ液1aが満た
されており、このメッキ液1aには陰極15及び陽極1
6が入っている。この陰極15及び陽極16は、整流器
12に接続されている。
この図に示す陽極16として可溶性陽極を使用した場合
について説明する。メッキ槽1にはメッキ液1aが満た
されており、このメッキ液1aには陰極15及び陽極1
6が入っている。この陰極15及び陽極16は、整流器
12に接続されている。
【0003】このような構成において、整流器12を介
した通電が行われる陽極16においては、 M → M+ + e- ……(1) なる反応が起こり、メッキ液1a中に金属イオンが溶出
する。一方、陰極15においては、 M+ + e- → M ……(2) なる反応が起こり、上記化学式(1)によって示される
電解反応によって溶出した金属イオンが金属皮膜として
陰極15に析出する。このように電解反応によって溶出
した金属イオンがそのまま金属皮膜として陰極15に析
出するため、メッキ液1a中の金属イオン濃度は理論的
には変化しない状態になっている。
した通電が行われる陽極16においては、 M → M+ + e- ……(1) なる反応が起こり、メッキ液1a中に金属イオンが溶出
する。一方、陰極15においては、 M+ + e- → M ……(2) なる反応が起こり、上記化学式(1)によって示される
電解反応によって溶出した金属イオンが金属皮膜として
陰極15に析出する。このように電解反応によって溶出
した金属イオンがそのまま金属皮膜として陰極15に析
出するため、メッキ液1a中の金属イオン濃度は理論的
には変化しない状態になっている。
【0004】次に、陽極16として不溶性陽極を使用し
た場合について説明する。不溶性陽極を使用した場合、
整流器12を介した通電が行われる陽極16において
は、 2OH- → H2O + 1/2O2 + 2e- ……(3) なる反応が起こり、電子が分離されるとともに酸素が発
生する。
た場合について説明する。不溶性陽極を使用した場合、
整流器12を介した通電が行われる陽極16において
は、 2OH- → H2O + 1/2O2 + 2e- ……(3) なる反応が起こり、電子が分離されるとともに酸素が発
生する。
【0005】一方、陰極15においては、 M+ + e- → M ……(4) なる反応が起こり、上記化学式(3)によって示される
反応によって溶出した陰イオンが化学式(4)によって
示される反応によりメッキ液1a中に含まれている金属
イオンと結合し、金属皮膜として析出する。したがっ
て、メッキ液1a中の金属イオン濃度はメッキ析出量分
だけ減少する。この場合、金属イオン濃度がメッキ析出
量分だけ減少するため、メッキ液の管理を行い、金属イ
オンの補充をする必要がある。
反応によって溶出した陰イオンが化学式(4)によって
示される反応によりメッキ液1a中に含まれている金属
イオンと結合し、金属皮膜として析出する。したがっ
て、メッキ液1a中の金属イオン濃度はメッキ析出量分
だけ減少する。この場合、金属イオン濃度がメッキ析出
量分だけ減少するため、メッキ液の管理を行い、金属イ
オンの補充をする必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、陽極16として可溶性陽極を使用した場合には、
陽極16が金属イオンを溶出する時のスラッジ(カス)
が陰極15に付着し、メッキの品質が低下し、被メッキ
物の不良の原因となるという問題点があった。また、陽
極16として不溶性陽極を使用した場合には、メッキ液
1a中の金属イオン濃度がメッキ析出量分だけ低下す
る。そのため、金属イオンの補充が必要になるという問
題点があった。このように、従来の装置においてはメッ
キ装置及びメッキ液の管理を円滑に行うことが十分にで
きなかった。
うに、陽極16として可溶性陽極を使用した場合には、
陽極16が金属イオンを溶出する時のスラッジ(カス)
が陰極15に付着し、メッキの品質が低下し、被メッキ
物の不良の原因となるという問題点があった。また、陽
極16として不溶性陽極を使用した場合には、メッキ液
1a中の金属イオン濃度がメッキ析出量分だけ低下す
る。そのため、金属イオンの補充が必要になるという問
題点があった。このように、従来の装置においてはメッ
キ装置及びメッキ液の管理を円滑に行うことが十分にで
きなかった。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、メッキ装置及びメッキ液の管理を円滑に
行うことができるメッキ方法及びその装置を提供するこ
とを目的とする。
たものであり、メッキ装置及びメッキ液の管理を円滑に
行うことができるメッキ方法及びその装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に記載の発明にあっては、金属イオンを含ん
だメッキ液によって満たされたメッキ槽中で、還元反応
を行わせることにより、前記金属イオンを金属皮膜とし
て当該メッキ液に浸された被メッキ物に積層させるメッ
キ方法において、メッキを行う場合と当該メッキにより
消費された金属イオンを補充する場合とを選択する工程
を備え、メッキを行う場合には、可溶性陽極に通電する
ことなく被メッキ物と不溶性陽極との間で通電を行い、
当該メッキにより消費された金属イオンを補充する場合
には、被メッキ物に通電することなく前記不溶性陽極
と、可溶性陽極との間で可溶性陽極を陽極として通電を
行うことを選択的に動作することを特徴とする。
に請求項1に記載の発明にあっては、金属イオンを含ん
だメッキ液によって満たされたメッキ槽中で、還元反応
を行わせることにより、前記金属イオンを金属皮膜とし
て当該メッキ液に浸された被メッキ物に積層させるメッ
キ方法において、メッキを行う場合と当該メッキにより
消費された金属イオンを補充する場合とを選択する工程
を備え、メッキを行う場合には、可溶性陽極に通電する
ことなく被メッキ物と不溶性陽極との間で通電を行い、
当該メッキにより消費された金属イオンを補充する場合
には、被メッキ物に通電することなく前記不溶性陽極
と、可溶性陽極との間で可溶性陽極を陽極として通電を
行うことを選択的に動作することを特徴とする。
【0009】また、請求項2に記載の発明にあっては、
金属イオンを含んだメッキ液によって満たされたメッキ
槽中で、還元反応を行わせることにより、前記金属イオ
ンを金属皮膜として当該メッキ液に浸された被メッキ物
に積層させるメッキ装置において、前記メッキ槽内に不
溶性陽極が配設されるとともに、メッキ液の流通経路内
に可溶性陽極を配設し、これらの二つの陽極を選択的に
機能するように選択する第1の選択手段と、被メッキ物
に対して通電の可否を選択可能にする第2の選択手段
と、2つの陽極および被メッキ物のうちの2つが電極と
して機能するように通電する手段とを有し、被メッキ物
に対して不溶性陽極を用いてメッキを行う際には可溶性
陽極に対して通電を行わないように前記第1の選択手段
が機能し、前記不溶性陽極に金属イオンを補充する際に
は被メッキ物に対して通電を行わないように前記第2の
選択手段が機能することを特徴とする。
金属イオンを含んだメッキ液によって満たされたメッキ
槽中で、還元反応を行わせることにより、前記金属イオ
ンを金属皮膜として当該メッキ液に浸された被メッキ物
に積層させるメッキ装置において、前記メッキ槽内に不
溶性陽極が配設されるとともに、メッキ液の流通経路内
に可溶性陽極を配設し、これらの二つの陽極を選択的に
機能するように選択する第1の選択手段と、被メッキ物
に対して通電の可否を選択可能にする第2の選択手段
と、2つの陽極および被メッキ物のうちの2つが電極と
して機能するように通電する手段とを有し、被メッキ物
に対して不溶性陽極を用いてメッキを行う際には可溶性
陽極に対して通電を行わないように前記第1の選択手段
が機能し、前記不溶性陽極に金属イオンを補充する際に
は被メッキ物に対して通電を行わないように前記第2の
選択手段が機能することを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成をとったため、請求項1に記載の方法
にあっては、被メッキ物と不溶性陽極との間で通電を行
うと当該被メッキ物に対してメッキが行われ、当該不溶
性陽極と可溶性陽極との間で通電を行うと前記メッキに
より消費された金属イオンが補充される。また、メッキ
を行う場合と、当該メッキにより消費された金属イオン
を補充する場合とを選択する工程を備えているため、金
属イオン濃度を所望の値に設定することができる。
にあっては、被メッキ物と不溶性陽極との間で通電を行
うと当該被メッキ物に対してメッキが行われ、当該不溶
性陽極と可溶性陽極との間で通電を行うと前記メッキに
より消費された金属イオンが補充される。また、メッキ
を行う場合と、当該メッキにより消費された金属イオン
を補充する場合とを選択する工程を備えているため、金
属イオン濃度を所望の値に設定することができる。
【0011】請求項2に記載の発明にあっては、メッキ
槽内に可溶性陽極及び不溶性陽極とが配設されているた
め、可溶性陽極と不溶性陽極との間で通電することによ
り、メッキ槽の金属イオンの消費及び当該可溶性陽極に
よる金属イオンの補充が円滑に行われる。また、メッキ
槽内に可溶性陽極及び不溶性陽極を、選択的に機能する
ように選択する第1の選択手段と、被メッキ物に対して
通電の可否を選択可能にする第2の選択手段と、2つの
陽極および被メッキ物のうちの2つが電極として機能す
るように通電する手段とを有する装置であるので、金属
イオン濃度を所望の値に設定することができる。さら
に、被メッキ物に対して不溶性陽極を用いてメッキを行
う際には可溶性陽極に対して通電を行わないようにする
とともに、前記不溶性陽極に金属イオンを補充する際に
は被メッキ物に対して通電を行わないようにすること
で、被メッキ物へのメッキの際に可溶性陽極からの金属
イオンの溶出を防ぎ、電解分布の不安定化を避けること
ができ、金属イオンの補充時に被メッキ物に対する通電
を行わないようにし、金属イオン補充時に、被メッキ物
に対するメッキを行わないようにすることで、不安定な
電解分布の状況での被メッキ物に対するメッキを防ぐこ
とができるため、安定した電解分布でメッキを行なうこ
とができ、被メッキ物に対する所望のメッキ品質を得る
ことができる。
槽内に可溶性陽極及び不溶性陽極とが配設されているた
め、可溶性陽極と不溶性陽極との間で通電することによ
り、メッキ槽の金属イオンの消費及び当該可溶性陽極に
よる金属イオンの補充が円滑に行われる。また、メッキ
槽内に可溶性陽極及び不溶性陽極を、選択的に機能する
ように選択する第1の選択手段と、被メッキ物に対して
通電の可否を選択可能にする第2の選択手段と、2つの
陽極および被メッキ物のうちの2つが電極として機能す
るように通電する手段とを有する装置であるので、金属
イオン濃度を所望の値に設定することができる。さら
に、被メッキ物に対して不溶性陽極を用いてメッキを行
う際には可溶性陽極に対して通電を行わないようにする
とともに、前記不溶性陽極に金属イオンを補充する際に
は被メッキ物に対して通電を行わないようにすること
で、被メッキ物へのメッキの際に可溶性陽極からの金属
イオンの溶出を防ぎ、電解分布の不安定化を避けること
ができ、金属イオンの補充時に被メッキ物に対する通電
を行わないようにし、金属イオン補充時に、被メッキ物
に対するメッキを行わないようにすることで、不安定な
電解分布の状況での被メッキ物に対するメッキを防ぐこ
とができるため、安定した電解分布でメッキを行なうこ
とができ、被メッキ物に対する所望のメッキ品質を得る
ことができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。 A:実施例の構成 図1はこの発明の一実施例によるメッキ装置の構成を示
す図である。この図においてメッキ槽1は、金属イオン
が溶出したメッキ液1aで満たされている。4はメッキ
が施されるワーク(被メッキ物)である。
て説明する。 A:実施例の構成 図1はこの発明の一実施例によるメッキ装置の構成を示
す図である。この図においてメッキ槽1は、金属イオン
が溶出したメッキ液1aで満たされている。4はメッキ
が施されるワーク(被メッキ物)である。
【0013】このワーク4の一端部が配線5によって端
子7に接続されている。このワーク4にメッキを行う場
合には、この端子7がスイッチ10aによって端子10
と接続される。この端子10は整流器12のマイナス端
子13と予め接続されているため、端子7と端子10が
スイッチ10aによって接続されることによりワーク4
とマイナス端子13とが接続される。
子7に接続されている。このワーク4にメッキを行う場
合には、この端子7がスイッチ10aによって端子10
と接続される。この端子10は整流器12のマイナス端
子13と予め接続されているため、端子7と端子10が
スイッチ10aによって接続されることによりワーク4
とマイナス端子13とが接続される。
【0014】3は不溶性陽極であり、白金もしくはチタ
ン上に白金を施したものから形成されており、ワーク4
の下方に配置されている。この不溶性陽極3が配置され
る位置やその形状はワーク4へのメッキ金属皮膜の皮膜
分布に対して影響を与えるため、ワーク4の位置やその
形状については所定の精度が保たれるようになってい
る。この不溶性陽極3は配線6によって端子8に接続さ
れている。
ン上に白金を施したものから形成されており、ワーク4
の下方に配置されている。この不溶性陽極3が配置され
る位置やその形状はワーク4へのメッキ金属皮膜の皮膜
分布に対して影響を与えるため、ワーク4の位置やその
形状については所定の精度が保たれるようになってい
る。この不溶性陽極3は配線6によって端子8に接続さ
れている。
【0015】2aは導電性のチタン製の網である。この
チタン製の網2aの中は、メッキ処理によってワーク4
の表面へ析出する金属と同一の材料によって形成された
金属からなる粒状体(例えば、ハンダボール)2bが充
填されている。この粒状体2bとチタン製の網2aとが
可溶性陽極2を構成する。チタン製の網2aは粒状体2
b各々に電流を流すようにするための導電体である。こ
の可溶性陽極2は、布等からなり、フィルタとして機能
するアノードバック2cに覆われている。このようにア
ノードバッグ2cによって可溶性陽極2を覆うことによ
り、この可溶性陽極2の溶出によって発生する金属のカ
スがメッキ液1aの中に浮遊したり、ワーク4に付着し
ないようにしている。また、チタン製の網2aは配線6
aによって端子9に接続されている。メッキ液1a中に
金属イオンを補充する場合には、端子9はスイッチ11
aによって端子11に接続される。
チタン製の網2aの中は、メッキ処理によってワーク4
の表面へ析出する金属と同一の材料によって形成された
金属からなる粒状体(例えば、ハンダボール)2bが充
填されている。この粒状体2bとチタン製の網2aとが
可溶性陽極2を構成する。チタン製の網2aは粒状体2
b各々に電流を流すようにするための導電体である。こ
の可溶性陽極2は、布等からなり、フィルタとして機能
するアノードバック2cに覆われている。このようにア
ノードバッグ2cによって可溶性陽極2を覆うことによ
り、この可溶性陽極2の溶出によって発生する金属のカ
スがメッキ液1aの中に浮遊したり、ワーク4に付着し
ないようにしている。また、チタン製の網2aは配線6
aによって端子9に接続されている。メッキ液1a中に
金属イオンを補充する場合には、端子9はスイッチ11
aによって端子11に接続される。
【0016】B:実施例の動作 次に、図1乃至図3を参照して本実施例の動作を説明す
る。 <ワーク4にメッキを行う場合> まず、図1に示す端子7にスイッチ10aを接続する。
これにより、ワーク4とマイナス端子13とが接続され
る。また、図1における端子8とスイッチ11aとを接
続する。これにより不溶性陽極3とプラス端子14とが
接続される。このように接続した略図を図2に示す。な
お、この図2において、図1に示す符号7から符号11
等で示す部分、アノードバッグ2c及び粒状体2b等の
可溶性陽極2の細部は図示を省略してある。
る。 <ワーク4にメッキを行う場合> まず、図1に示す端子7にスイッチ10aを接続する。
これにより、ワーク4とマイナス端子13とが接続され
る。また、図1における端子8とスイッチ11aとを接
続する。これにより不溶性陽極3とプラス端子14とが
接続される。このように接続した略図を図2に示す。な
お、この図2において、図1に示す符号7から符号11
等で示す部分、アノードバッグ2c及び粒状体2b等の
可溶性陽極2の細部は図示を省略してある。
【0017】このようにして、ワーク4及びマイナス端
子13を接続した後、整流器12に電流を供給する。こ
れにより図中矢印v1で示す方向に電流が流れ、メッキ
液1aの中では電解反応が起こる。この電解反応によっ
て、メッキ液1a中に溶出している金属イオンが還元さ
れ、ワーク4の表面に金属皮膜として析出する。なお、
メッキ液1aに溶出している金属イオンの濃度は略均一
である。また、破線4bで示す部分は析出した金属被膜
である。
子13を接続した後、整流器12に電流を供給する。こ
れにより図中矢印v1で示す方向に電流が流れ、メッキ
液1aの中では電解反応が起こる。この電解反応によっ
て、メッキ液1a中に溶出している金属イオンが還元さ
れ、ワーク4の表面に金属皮膜として析出する。なお、
メッキ液1aに溶出している金属イオンの濃度は略均一
である。また、破線4bで示す部分は析出した金属被膜
である。
【0018】一方、このようにしてワーク4に金属が金
属皮膜として析出することによりメッキ液1a中に含ま
れる金属イオンが消費されると、メッキ液1a中ではワ
ーク4に析出した金属の量に相当する量の金属イオンが
減少している。そのため、メッキ液1aの金属イオン濃
度が低くなっている。
属皮膜として析出することによりメッキ液1a中に含ま
れる金属イオンが消費されると、メッキ液1a中ではワ
ーク4に析出した金属の量に相当する量の金属イオンが
減少している。そのため、メッキ液1aの金属イオン濃
度が低くなっている。
【0019】 <メッキ液1aに金属イオンを補充する場合> まず、図1における端子8にスイッチ10aを接続す
る。これにより不溶性陽極3とマイナス端子13とが接
続される。また、図1における端子9にスイッチ11a
を接続する。これにより、可溶性陽極2(より厳密には
チタン製の網2a)とプラス端子14とが接続される。
このように接続した略図を図3に示す。なお、この図3
において、図1に示す符号7から符号11等で示す部
分、アノードバッグ2cおよび粒状体2b等の可溶性陽
極2の細部は図示を省略してある。
る。これにより不溶性陽極3とマイナス端子13とが接
続される。また、図1における端子9にスイッチ11a
を接続する。これにより、可溶性陽極2(より厳密には
チタン製の網2a)とプラス端子14とが接続される。
このように接続した略図を図3に示す。なお、この図3
において、図1に示す符号7から符号11等で示す部
分、アノードバッグ2cおよび粒状体2b等の可溶性陽
極2の細部は図示を省略してある。
【0020】このようにして、可溶性陽極2及びマイナ
ス端子13を接続した後、整流器12に電流を供給す
る。これにより図中矢印v2で示す方向に電流が流れ、
メッキ液1aの中では電解反応が起こる。この電解反応
によって、可溶性陽極2aでは酸化反応が起こり、金属
が陽イオンとなってメッキ液1a中へ溶出する。このた
め上述のようなワーク4へのメッキ処理によって消費さ
れた金属イオンが補充される。
ス端子13を接続した後、整流器12に電流を供給す
る。これにより図中矢印v2で示す方向に電流が流れ、
メッキ液1aの中では電解反応が起こる。この電解反応
によって、可溶性陽極2aでは酸化反応が起こり、金属
が陽イオンとなってメッキ液1a中へ溶出する。このた
め上述のようなワーク4へのメッキ処理によって消費さ
れた金属イオンが補充される。
【0021】一方、不溶性陽極3では、還元反応が起こ
り、メッキ液1a中へ溶出した陽イオンとほぼ同量の金
属が金属皮膜として析出する。この場合において、ワー
ク4にメッキを施した場合と同一の電荷量(電流×時
間)を流せば、メッキ処理によって消費された金属イオ
ンとほぼ同量の金属イオンを補充することができる。な
お、本実施例においては整流器を使用したが、この整流
器に代えて直流電源を使用して通電するようにしても良
い。
り、メッキ液1a中へ溶出した陽イオンとほぼ同量の金
属が金属皮膜として析出する。この場合において、ワー
ク4にメッキを施した場合と同一の電荷量(電流×時
間)を流せば、メッキ処理によって消費された金属イオ
ンとほぼ同量の金属イオンを補充することができる。な
お、本実施例においては整流器を使用したが、この整流
器に代えて直流電源を使用して通電するようにしても良
い。
【0022】C:本実施例の効果 このように、ワーク4にメッキを行う場合には、端子7
にスイッチ10aを接続するとともに、端子8にスイッ
チ11aを接続し、メッキ液1aに金属イオンを補充す
る場合には端子8にスイッチ10aを接続するととも
に、端子9にスイッチ11aを接続し、所定量の電流を
一定時間流すという簡単、かつ、負担が少ない操作によ
ってメッキ処理及び金属イオンの補充ができるため、メ
ッキ装置及びメッキ液1aの管理を円滑に行うことが可
能になる。また、アノードバッグ2cによって可溶性陽
極2を覆ったため、金属のカスがメッキ液1a中に溶出
することがなく、ワーク4に対するメッキの品質を向上
させることができる。さらに、可溶性陽極2および不溶
性陽極3の配置位置や形状を自由に設定することができ
るため、様々な形状のワーク4に対応しうるメッキ方法
および装置として応用することができる。
にスイッチ10aを接続するとともに、端子8にスイッ
チ11aを接続し、メッキ液1aに金属イオンを補充す
る場合には端子8にスイッチ10aを接続するととも
に、端子9にスイッチ11aを接続し、所定量の電流を
一定時間流すという簡単、かつ、負担が少ない操作によ
ってメッキ処理及び金属イオンの補充ができるため、メ
ッキ装置及びメッキ液1aの管理を円滑に行うことが可
能になる。また、アノードバッグ2cによって可溶性陽
極2を覆ったため、金属のカスがメッキ液1a中に溶出
することがなく、ワーク4に対するメッキの品質を向上
させることができる。さらに、可溶性陽極2および不溶
性陽極3の配置位置や形状を自由に設定することができ
るため、様々な形状のワーク4に対応しうるメッキ方法
および装置として応用することができる。
【0023】D:他の実施例 図4に本発明の他の実施例の構成を説明する。この図4
に示すメッキ装置は、メッキ槽1とは別にメッキタンク
20を有し、メッキタンク20内のメッキ液をポンプ2
1により汲み上げフィルタ23を介してメッキ槽1へ送
り、メッキ槽1内のメッキ液をポンプ22によりメッキ
タンク20へ戻すようにしたものである。また、このメ
ッキ装置において、可溶性陽極2はメッキ槽1内ではな
くメッキタンク20内に配置される。また、上述の図1
に示す装置においては、アノードバック2cにより可溶
性陽極2を覆っていたが、この装置においてはアノード
バック2cを使用しない。フィルタ23がアノードバッ
ク2cに代って金属のカスを除去するからである。可溶
性陽極2、不溶性陽極3およびワーク4の各々と、整流
器12との配線のための構成は既に述べた図1に示す構
成と同様である。
に示すメッキ装置は、メッキ槽1とは別にメッキタンク
20を有し、メッキタンク20内のメッキ液をポンプ2
1により汲み上げフィルタ23を介してメッキ槽1へ送
り、メッキ槽1内のメッキ液をポンプ22によりメッキ
タンク20へ戻すようにしたものである。また、このメ
ッキ装置において、可溶性陽極2はメッキ槽1内ではな
くメッキタンク20内に配置される。また、上述の図1
に示す装置においては、アノードバック2cにより可溶
性陽極2を覆っていたが、この装置においてはアノード
バック2cを使用しない。フィルタ23がアノードバッ
ク2cに代って金属のカスを除去するからである。可溶
性陽極2、不溶性陽極3およびワーク4の各々と、整流
器12との配線のための構成は既に述べた図1に示す構
成と同様である。
【0024】一般的にワークに対するメッキ層の付着の
度合いはメッキ槽内の電界分布に左右されるが、溶性電
極を使用したメッキの場合、電極の溶出に伴ってメッキ
槽内の電界分布が不安定になる。特にポンプによりメッ
キ液を循環させると共に通常のメッキ(例えば図5に示
されるメッキ装置によるメッキ)の場合の10倍以上の
電流を通電してメッキを行う高速メッキにおいては、所
望のメッキ品質を得るために通常のメッキ以上にメッキ
槽内における電界分布の安定化を図る必要がある。しか
しながら、図4に示すメッキ装置においては、可溶性電
極2をワーク4および不溶性陽極3の配置されるメッキ
槽1とは別のメッキタンク20内に配置したためワーク
4の周囲の電界分布の安定性が良く、加えてポンプ21
および22によりメッキ液の循環が高速に進められるの
で、メッキ処理の速度と保守性を共に向上させることが
できる。
度合いはメッキ槽内の電界分布に左右されるが、溶性電
極を使用したメッキの場合、電極の溶出に伴ってメッキ
槽内の電界分布が不安定になる。特にポンプによりメッ
キ液を循環させると共に通常のメッキ(例えば図5に示
されるメッキ装置によるメッキ)の場合の10倍以上の
電流を通電してメッキを行う高速メッキにおいては、所
望のメッキ品質を得るために通常のメッキ以上にメッキ
槽内における電界分布の安定化を図る必要がある。しか
しながら、図4に示すメッキ装置においては、可溶性電
極2をワーク4および不溶性陽極3の配置されるメッキ
槽1とは別のメッキタンク20内に配置したためワーク
4の周囲の電界分布の安定性が良く、加えてポンプ21
および22によりメッキ液の循環が高速に進められるの
で、メッキ処理の速度と保守性を共に向上させることが
できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、メッキ槽内に可溶性陽極及び不溶性陽極とを配設し
たため、メッキ装置及びメッキ液の管理を円滑に行うこ
とができるという効果がある。
ば、メッキ槽内に可溶性陽極及び不溶性陽極とを配設し
たため、メッキ装置及びメッキ液の管理を円滑に行うこ
とができるという効果がある。
【図1】 この発明の一実施例によるメッキ装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】 この発明の一実施例によるメッキ装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図3】 この発明の一実施例によるメッキ装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図4】 この発明の他の実施例によるメッキ装置の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図5】 従来のメッキ装置の構成を示す図である。
1……メッキ槽(メッキ槽)、2……可溶性陽極、3…
…不溶性陽極、4……ワーク。
…不溶性陽極、4……ワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C25D 21/14 C25D 5/00 101
Claims (2)
- 【請求項1】 金属イオンを含んだメッキ液によって満
たされたメッキ槽中で、還元反応を行わせることによ
り、前記金属イオンを金属皮膜として当該メッキ液に浸
された被メッキ物に積層させるメッキ方法において、 メッキを行う場合と当該メッキにより消費された金属イ
オンを補充する場合とを選択する工程を備え、 メッキを行う場合には、可溶性陽極に通電することなく
被メッキ物と不溶性陽極との間で通電を行い、 当該メッキにより消費された金属イオンを補充する場合
には、被メッキ物に通電することなく前記不溶性陽極
と、可溶性陽極との間で可溶性陽極を陽極として通電を
行うことを選択的に動作することを特徴とするメッキ方
法。 - 【請求項2】 金属イオンを含んだメッキ液によって満
たされたメッキ槽中で、還元反応を行わせることによ
り、前記金属イオンを金属皮膜として当該メッキ液に浸
された被メッキ物に積層させるメッキ装置において、 前記メッキ槽内に不溶性陽極が配設されるとともに、メ
ッキ液の流通経路内に可溶性陽極を配設し、これらの二
つの陽極を選択的に機能するように選択する第1の選択
手段と、被メッキ物に対して通電の可否を選択可能にする第2の
選択手段と、 2つの陽極および被メッキ物のうちの2つが電極として
機能するように通電する手段とを有し、 被メッキ物に対して不溶性陽極を用いてメッキを行う際
には可溶性陽極に対して通電を行わないように前記第1
の選択手段が機能し、前記不溶性陽極に金属イオンを補
充する際には被メッキ物に対して通電を行わないように
前記第2の選択手段が機能する ことを特徴とするメッキ
装置。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
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US08/192,425 US5441620A (en) | 1993-02-10 | 1994-02-07 | Electroplating apparatus |
US08/372,552 US5498325A (en) | 1993-02-10 | 1995-01-13 | Method of electroplating |
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JP2943551B2 true JP2943551B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=12099514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5023046A Expired - Fee Related JP2943551B2 (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | メッキ方法及びその装置 |
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1993
- 1993-02-10 JP JP5023046A patent/JP2943551B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-02-07 US US08/192,425 patent/US5441620A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-01-13 US US08/372,552 patent/US5498325A/en not_active Expired - Lifetime
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