JP2943549B2 - ペーパカセット - Google Patents

ペーパカセット

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JP2943549B2
JP2943549B2 JP793293A JP793293A JP2943549B2 JP 2943549 B2 JP2943549 B2 JP 2943549B2 JP 793293 A JP793293 A JP 793293A JP 793293 A JP793293 A JP 793293A JP 2943549 B2 JP2943549 B2 JP 2943549B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリ装
置に使用されるペーパカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のペーパカセットには、カ
セット内での記録紙の移動を防止するために記録紙スト
ッパが設けられている。記録紙ストッパは、異なるサイ
ズの各記録紙に対応できるように、ペーパカセット内に
おいて前後及び左右に位置調整できるようになってい
る。そして、記録紙ストッパを位置調整するための形態
としては、記録紙ストッパをスライドさせ、所要位置で
係合保持するタイプ、同ストッパをビス等によりペーパ
カセットの下壁等に着脱可能に固定するタイプのものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記両
ペーパカセットにおいては、次のような問題があった。
前者の記録紙ストッパがスライドするタイプでは、記録
紙ストッパとペーパカセットとの係合状態が不十分の場
合には、記録紙ストッパが勝手にスライドして、記録紙
がペーパカセット内で位置ズレするため、本来の機能を
果たし得ないという問題がある。また、記録紙ストッパ
とペーパカセットとの係合状態を強固にした場合には、
記録紙ストッパをスライドさせにくくなる。
【0004】一方、記録紙ストッパをペーパカセットの
下壁等にビス等により固定するタイプのものでは、ドラ
イバー等の工具を使用しなければ記録紙ストッパを位置
調整させることができないことから、記録紙サイズの変
更の際に非常に手間がかかるという問題がある。
【0005】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、その目的は、記録紙サイズの変更時におい
て、工具等を使用することなく記録紙ストッパの移動を
容易に行うことができるとともに、記録紙ストッパの位
置ズレを防止することが可能なペーパカセットを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、記録紙を収容するフレームと、前記フ
レーム内で記録紙の移動を規制する記録紙ストッパとを
備えたペーパカセットにおいて、前記フレームには各サ
イズの記録紙の外形寸法と対応する複数位置に孔を形成
し、前記ストッパを、可撓性を有する側面略逆U字形に
形成し、その前面側及び背面側の下部に前記フレームの
孔と着脱可能に係合する爪部をそれぞれ設けたことをそ
の要旨とする。
【0007】
【作用】従って、上記の構成によれば、記録紙のサイズ
を変更する際は、記録紙ストッパの前面側及び背面側を
手で摘んで、記録紙ストッパの爪部をフレームの孔から
外す。その後、記録紙ストッパの爪部を、変更したいサ
イズの記録紙の寸法と対応する孔に差し込む。その結
果、フレーム内に形成された記録紙エリアが所望の記録
紙のサイズと対応して、記録紙をフレーム内で移動不能
に収容することが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明をファクシミリ装置のペーパカ
セットに具体化した一実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0009】図1に示すように、装置ケース1内の略中
央には感光ドラム2を積極回転可能に支持するドラムケ
ース3が配置されている。前記感光ドラム2の外周面に
は光導電膜4が形成されている。前記ドラムケース3内
における感光ドラム2の上方には、光導電膜4を所定電
位に一様帯電させる帯電器5が配置されている。さら
に、ドラムケース3内における感光ドラム2の上方に
は、光の照射により光導電膜4上に所定電位の静電潜像
を形成させる露光器6が配置されている。
【0010】図1においてドラムケース3の右側には、
現像器7が配置されている。現像器7はトナーTを収容
するためのトナーケース8と、現像ローラ9等とより構
成されている。前記現像ローラ9によりトナーTに所定
電位が付与され、その電位と前記静電潜像の電位との差
に基づいて、静電潜像にトナーTが付着され、静電潜像
が顕像化されるようになっている。
【0011】前記装置ケース1内の下部にはペーパカセ
ット10が着脱可能に装着されている。ペーパカセット
10のフレーム12内には多数の記録紙Pが積層状態で
収容されている。
【0012】装置ケース1内にはペーパカセット10内
に進入する押し上げレバー21が取付けられており、そ
の押し上げレバー21はペーパカセット10のフレーム
12に設けられた押し上げ板23を介して、記録紙Pを
上方に押し上げる。前記ペーパカセット10の上方に
は、給紙ローラ24が積極回転可能に支持されている。
そして、前記給紙ローラ24が回転されると、ペーパカ
セット10内から記録紙Pが1枚ずつ送り出されるとと
もに、同記録紙Pが一対の記録紙ガイド25及び一対の
送りローラ26を介して前記感光ドラム2の下部に移送
される。また、前記感光ドラム2の下部には、前記送り
ローラ26からの記録紙Pを感光ドラム2上に密着させ
るガイドローラ34が積極回転可能に支持されている。
【0013】感光ドラム2の下方には転写器27が配置
されている。同転写器27は、感光ドラム2との密着部
に所定電位を付与し、その電位と前記トナー画像の電位
との差に基づいて、記録紙P上にトナー画像を転写す
る。また、前記感光ドラム2の下方には、転写動作後の
感光ドラム2の外周面を露光して除電する除電ランプ2
2が配置されている。
【0014】前記ドラムケース3内には、感光ドラム2
の外周面に軽く接し、転写後の感光ドラム2上に付着し
ている紙粉等を取り除くブラシ28が取付固定されてい
る。同じくドラムケース3内において、感光ドラム2の
外周面には、転写後の感光ドラム2上に残留するトナー
Tを掻き乱して、感光ドラム2上に一様に分散する導電
性ブラシよりなるメモリ除去ブラシ29が取付固定され
ている。
【0015】前記現像器7は前述した現像動作と平行し
て、メモリ除去ブラシ29により分散された残留トナー
Tを、静電吸引力により回収するクリーニング動作も行
う。また、前記感光ドラム2の下流側には加熱定着器3
0が配置されている。この加熱定着器30は、加熱ロー
ラ31と、その加熱ローラ31に所要圧力をもって接触
する加圧ローラ32とから構成されている。感光ドラム
2側から移送されてきた記録紙Pは、前記加熱ローラ3
1と加圧ローラ32との間を通過して排出トレー33上
に排出される。
【0016】図2に示すように、前記ペーパカセット1
0のフレーム12には1つの大孔13と2つの小孔14
との組み合わせで構成される第1の取付部15、第2の
取付部16及び第3の取付部17が3位置に形成されて
いる。前記第1〜第3の取付部15〜17には、図3及
び図4に示す記録紙ストッパとしてのバックガイド18
が係合するようになっている。このバックガイド18
は、側面略逆U字形に形成され、バックガイド18前面
側(図3(b)にて左側)の下部には爪部としての小孔
用爪19が左右対称に1爪ずつ形成されている。
【0017】一方、背面側の中央下部には爪部としての
大孔用爪20が1爪形成されている。前記小孔用爪19
が前記第1〜第3の取付部15〜17の小孔14と係合
し、大孔用爪20が第1〜第3の取付部15〜17の大
孔13と係合する。各爪19,20には孔13,14へ
の挿入をスムーズに行えるように斜面19a,20aが
形成されている。また、各爪19,20には孔13,1
4の裏面側縁部と係合してバックガイド18の抜き出し
を阻止する段差面19b,20bが形成されている。
【0018】ペーパカセット10にレターサイズの記録
紙Pを収容する際には、前記バックガイド18の各爪1
9,20を第1の取付部15にそれぞれ挿入する(図5
参照)。すなわち、フレーム12の前面内壁からバック
ガイド18の前面までの距離が、レターサイズの記録紙
Pの縦寸法と略同寸法となる。そして、フレーム12の
両側部に設けられた仕切り板(図示せず)の間隔をレタ
ーサイズの記録紙Pの横寸法に合わせる。この状態でレ
ターサイズの記録紙Pを、フレーム12内で移動不能に
収容することが可能となる。
【0019】また、ペーパカセット10にA4サイズの
記録紙Pを収容する際には、前記バックガイド18を撓
ませて孔13,14の裏面側縁部を段差面19b,20
bとの係合を解除し、各爪19,20を第1の取付部1
5の孔13,14から抜き出す。次いで各爪19,20
を第2の取付部16にそれぞれ挿入し、フレーム12の
前面内壁からバックガイド18の前面までの距離を、レ
ターサイズの記録紙Pの縦寸法と略同寸法とする。そし
て、フレーム12の両側部に設けられた仕切り板の間隔
をレターサイズの記録紙Pの横寸法に合わせることで、
A4サイズの記録紙Pをフレーム12に収容することが
可能となる。
【0020】さらに、リーガルサイズの記録紙Pをペー
パカセット10に収容する際には、前記バックガイド1
8の各爪19,20を第3の取付部17にそれぞれ挿入
換えし、フレーム12の前面内壁からバックガイド18
の前面までの距離を、リーガルサイズの記録紙Pの縦寸
法と略同寸法とする。そして、フレーム12の両側部に
設けられた仕切り板の間隔をレターサイズの記録紙Pの
横寸法に合わせることで、リーガルサイズの記録紙Pを
フレーム12に収容することが可能となる。
【0021】上記のように、本実施例では、ペーパカセ
ット10のフレーム12にレターサイズ、A4サイズ、
リーガルサイズの記録紙Pの外形寸法と対応する位置に
第1〜第3の取付部15〜17を形成した。また、記録
紙Pの後端面に当接して記録紙Pの移動を規制するバッ
クガイド18に、第1〜第3の取付部15〜17と着脱
可能に係合する爪19,20を設けた。その結果、本実
施例によれば従来とは異なり、工具等を使用することな
くバックガイド18の位置調整を手による摘み操作のみ
で容易に行うことができる。しかも、バックガイド18
の保持は爪19,20と孔13,14との係合によるた
め、バックガイド18のフレーム12に対する位置ズレ
を確実に防止することができる。従って、画情報等を印
字する際に、記録紙Pが確実に、かつ所定位置の関係を
もって感光ドラム2側に供給されるので、印字ミス等を
大幅に減少することができる。
【0022】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜変更して次のように実施することもできる。 (1)上記実施例では、ペーパカセット10のフレーム
12に、レターサイズ、A4サイズ、リーガルサイズの
記録紙Pに対応する第1〜第3の取付部15〜17を形
成したが、これ以外にB5サイズ、B4サイズ等に対応
する取付部を形成して具体化してもよい。
【0023】(2)上記実施例では、ファクシミリ装置
のペーパカセットに具体化したが、コピー機等のペーパ
カセットに具体化してもよい。 (3)上記実施例では、記録紙ストッパとして、記録紙
Pの前後の移動を規制するバックガイドのみを詳述した
が、勿論記録紙Pの左右の移動を規制する仕切り板もバ
ックガイドと同様の構成で具体化してもよい。
【0024】(4)図6に示すように、ペーパカセット
10のフレーム12に形成された孔13,14の近傍に
透溝40を設けて、その透溝40と孔13,14との間
に弾性可撓部41を形成する。このようにすれば、バッ
クガイド18の爪19,20の挿入時に斜面19a,2
0aとの係合により、弾性可撓部41が自身の弾性に抗
して撓み、挿入後は弾性可撓部41と段差面19b,2
0bとが係合する。すなわち、フレーム12とバックガ
イド18との両者を撓ませることができるので、よりス
ムーズに記録紙のサイズ変更が可能となる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
記録紙サイズの変更時において、工具等を使用すること
なく記録紙ストッパの移動を容易に行うことができると
ともに、記録紙ストッパの位置ズレを確実に防止するこ
とができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例のファクシミリ装
置の部分側断面図である。
【図2】ペーパカセットのフレームの平面図である。
【図3】(a)はバックガイドの斜視図であり、(b)
はバックガイドの側面図である。
【図4】(a)はバックガイドの正面図であり、(b)
はバックガイドの背面図である。
【図5】フレームにバックガイドが嵌め込まれている状
態の側断面図である。
【図6】別例のフレームの部分平面図である。
【符号の説明】 P…記録紙、12…フレーム、18…記録紙ストッパと
してのバックガイド、15…第1の取付部、16…第2
の取付部、17…第3の取付部、19…爪部としての小
孔用爪、20…爪部としての大孔用爪。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙を収容するフレームと、前記フレ
    ーム内で記録紙の移動を規制する記録紙ストッパとを備
    えたペーパカセットにおいて、前記フレームには各サイ
    ズの記録紙の外形寸法と対応する複数位置に孔を形成
    し、前記ストッパを、可撓性を有する側面略逆U字形に
    形成し、その前面側及び背面側の下部に前記フレームの
    孔と着脱可能に係合する爪部をそれぞれ設けたペーパカ
    セット。
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