JP2943475B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JP2943475B2 JP4009087A JP908792A JP2943475B2 JP 2943475 B2 JP2943475 B2 JP 2943475B2 JP 4009087 A JP4009087 A JP 4009087A JP 908792 A JP908792 A JP 908792A JP 2943475 B2 JP2943475 B2 JP 2943475B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機の電磁接
触器の接点溶着に対する制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開平3−15764号公
報に示された従来の接点試験装置を示す。図において、
101はAC100Vを受けるコンセント、102はこ
のコンセント101に接続され、当該装置に対する電源
供給をオン・オフする電源スイッチ、103はこの電源
スイッチ102に接続され、入力されたAC100Vか
ら、各種リレー電源、例えば、 AC:24(V)、48(V)、110(V)、220
(V) DC:24(V)、48(V)、110(V)、220
(V) 及び制御用電源、例えば、 DC5(V)、24(V) を作成する電源部、104は外部からのリレー試験モー
ドを指示する条件を当該装置の各構成電気回路に与えて
それらを制御する制御部、105は電源部103に接続
され、被試リレーのコイル電圧を切替える電源切替部、
106は制御部104及び電源切替部105に接続さ
れ、被試リレーのオン・オフ動作(フリッカ動作)の繰
返し時間を設定するフリッカ部、107はフリッカ部1
06に接続され、被試リレーを差し込むための被試リレ
ー用ベースソケット、108はこの被試リレー用べース
ソケット107に接続され、被試リレーコイルへ電源部
103から上記リレー電源が印加された後、被試リレー
の接点が接極するまでの接極時間(オンデイレー時間)
と、リレー電源が遮断された後被試リレーの接点が開極
するまでの開極時間(オフデイレー時間)とを測定し、
これを表示する動作時間測定部、109は同様に被試リ
レー用ベースソケット107に接続され、被試リレーの
接点に一定電流を流し、被試リレーがオンしたときその
a接点の接触抵抗を、オフしたときb接点の接触抵抗を
それらの電圧降下分から測定し、これを表示する接触抵
抗測定部である。なお、110は被試リレー用ベースソ
ケットを介して動作時間測定部108及び接触抵抗測定
部109に接続され、各種リレー用ソケットを外部から
接続するために用いる外部端子(コイル、接点)を取り
付けた外付被試験用ベースソケットであり、これにより
市販の種々のリレーに対応できる。
【0003】このように構成されたリレー寿命測定装置
の動作は、まず電源スイッチ102を閉じコンセント1
01から電源部103にAC100Vを供給する。これ
により電源部103から当該装置の各構成部位に所望電
源を供給する。次に被試リレーを被試リレー用ベースソ
ケットに挿入する。この時点で、制御部104はオペレ
ータの指示に従い当該装置の各構成電気回路にリレー試
験モードを指示する条件を送出する。機械的寿命の測定
に際しては、動作時間測定部108を作動し、フリッカ
部106からのフリッカ動作繰返し時間の指令情報を受
けて繰返し時間を定める。そしてこのフリッカ動作が行
なわれるときの被試リレーの接極時間、開極時間を測定
し、これを表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の試験装置は以上
のように構成されているので、試験する毎に電磁接触器
を空気調和機から取り外さなければならず、定期的に試
験する人手が必要で、また、メンテナンスを怠ると、電
磁接触器の接点溶着を未然に防止できない等の問題点が
あった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、電磁接触器を取り外さずに接点
寿命の判定ができ、電磁接触器の寿命の場合には報知す
ることのできる空気調和機の制御装置を得ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機の制御装置は、過電流検出手段としての電流検出装置
を電磁接触器の接点の開閉検知手段として用いるととも
に、異常の場合の報知手段を設けたものである。
【0007】
【作用】この発明における空気調和機の制御装置は、空
気調和機の制御用マイコンにより、電磁接触器に対して
ON指令、及び、OFF指令を出力時点から電流検出手
段により圧縮機通電電流を検知、及び、無検知するまで
の時間を計測することにより接点寿命判定され、異常報
知手段により異常を報知する。
【0008】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は商用電源、2は電磁接触器
(52c)の接点、3は圧縮機電動機、4は電流セン
サ、5は制御回路で制御用マイコン5a、電磁接触器駆
動回路5b、電磁接触器接点駆動回路5c、電流検出回
路5d、異常報知回路5eで構成される。
【0009】図2は制御用マイコンのプログラムによる
制御動作を示すフローチャートであり、TONはオンディ
レータイマ、TON * はオンディレータイマ基準値、T
OFF はオフディレータイマ、TOFF *はオフディレータイ
マ基準値である。
【0010】図3はこの発明における一実施例の全体構
成図である。圧縮機電流を検知する電流検出回路5dと
52c駆動回路5c、異常報知回路5eを設け、この電
流検出回路5dからの信号を入力とする電流入力手段1
4により電流を検知した時点あるいは検知しなくなった
時点と、出力制御手段17により52cをONあるいは
OFFした時点からそれぞれON/OFFディレイ時間
を計測する手段15、ON/OFFディレイ時間から異
常を判定する手段16、異常の場合に異常報知回路5e
に信号を送り、52c駆動回路5cにOFF指令を出力
する出力制御手段17からなる。
【0011】次に動作について説明する。通常、制御用
マイコン5aからの圧縮機ON信号は電磁接触器駆動回
路5bに伝わり、電磁接触器接点駆動コイル5cを励磁
し、接点2が閉極され、商用電源1が圧縮機電動機3へ
印加される。電流センサ4から電流検出回路5dを通し
て送られる電流レベルはマイコン5に取り込まれ、通常
レベルと異った場合には異常と判定し、電磁接触器接点
2を開極し、圧縮機電動機3への通電を遮断するととも
に異常信号を出力し、異常報知回路5eより異常を出力
する。
【0012】次に、マイコン5に記憶された、電磁接触
器溶着事前検知プログラムを示す図2のフローチャート
図について動作を説明する。制御用マイコン5aでは、
前記通常動作と平行して次の動作を行う。ステップ21
では電磁接触器2がOFFからONへ変化したかどうか
を判定するステップであり、そこで電磁接触器2がOF
FからONへ変化した場合にはステップ22へ移り、T
ON(オンディレイタイマ)をクリア後スタートさせ、ス
テップ23では圧縮機モータの電流を測定し、電流が流
れていればステップ24でTON(オンディレイタイマ)
のカウントをストップし、ステップ25でTONとTON *
(オンディレイタイマ基準値)とを比較し、TON≧TON
* の場合には接点寿命と判定し、ステップ31で電磁接
触器2をOFFし、ステップ32で異常報知信号を異常
報知回路5eに出力する。ステップ26は、電磁接触器
がONからOFFへ変化したかどうかを判定するステッ
プであり、変化があった場合は、ステップ27でTOFF
(オフディレイタイマ)をクリア後スタートさせ、ステ
ップ28で圧縮機電流が遮断されたかどうかを判定し、
遮断された場合には、ステップ29でTOFF のカウント
を停止し、ステップ30でTOFF *(オフディレータイマ
基準値)と比較し、TOFF ≧TOFF *であれば52c接点
寿命と判定し、ステップ32で異常報知信号を異常報知
回路5eに出力する。なお、マイコン制御での処理速度
は、ステップ21からステップ32までの処理を終える
までは、TON及びTOFF より十分に速いものとする。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、電磁
接触器の接点寿命判定をマイコンのプログラムの追加の
みでできるように構成したので、装置が安価にでき、ま
た、実使用条件によって異なる接点寿命の限界まで使用
できるため、接点容量及び寿命の少ない安価な電磁接触
器を選定できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による空気調和機の制御装
置を示す回路構成図である。
【図2】この発明の一実施例による空気調和機の制御装
置のプログラムを示すフローチャート図である。
【図3】この発明の一実施例による空気調和機の制御装
置の全体構成図(含むプログラム)である。
【図4】従来の接点試験装置を示す構成図である。
【符号の説明】
2 電磁接触器 3 圧縮機電動機 5a マイコン 5d 電流検出回路 5e 異常報知回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機電動機の主回路を開閉する電磁接
    触器と、前記圧縮機電動機の過負荷電流を検出する電流
    検出手段とを備えた空気調和機の制御装置において、前
    記電流検出手段は前記電磁接触器の接点駆動コイルに電
    圧を印加した時点から接点が通電されるまでの時間、及
    び、前記接点駆動コイルに印加していた電圧を遮断した
    時点から接点電流が遮断されるまでの時間を計測すると
    共に、異常の場合には報知する異常報知手段を備えたこ
    とを特徴とする空気調和機の制御装置。
JP4009087A 1992-01-22 1992-01-22 空気調和機の制御装置 Expired - Fee Related JP2943475B2 (ja)

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