JP2586144Y2 - 電源供給制御装置 - Google Patents

電源供給制御装置

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JP2586144Y2
JP2586144Y2 JP1992036891U JP3689192U JP2586144Y2 JP 2586144 Y2 JP2586144 Y2 JP 2586144Y2 JP 1992036891 U JP1992036891 U JP 1992036891U JP 3689192 U JP3689192 U JP 3689192U JP 2586144 Y2 JP2586144 Y2 JP 2586144Y2
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茂雄 小坂
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、遠隔より電源供給の監
視制御が行われる電源供給制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無人となる支店や店舗等が増えて
きており、そのため保安上これらの支店や店舗の内部の
状況を、通信線を通して遠隔に設置した保安部門や警備
部門で監視することが行われている。一方これら支店や
店舗に供給されている電源供給の様子を監視するととも
に遠隔から電源の開閉が可能な電源供給制御装置が提供
されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の電源供給制御装
置は通常、遠隔からの開閉信号により制御されるのであ
るが、点検や確認の場合には支店や店舗に来て遠隔から
の開閉操作とは切り離して、強制的に閉極状態とするよ
うになっている。この強制的に閉極状態とするために、
従来の電源供給制御装置では、「自動」、「切」、「入
(試験)」の3段の切換スイッチが用いているが、切り
換え操作時に「切」を通過するため電源供給が一旦停止
することになり、監視側からみると異常であるとの誤報
を生じるという問題があった。
【0004】本考案は、上記問題点に鑑みて為されたも
ので、その目的とするところは、切換過程の間で制御器
による開閉制御機器の制御に変化が生じず、開閉制御機
器の開閉状態を検出する監視装置の検出状態も変化せ
ず、監視側で誤報が生じない電源供給制御装置を提供す
るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の考案は、励磁コイルヘの電流の通
電方向により電気的開閉を行うラッチング型開閉制御機
器と、この開閉制御機器の励磁コイルに直列に接続さ
れ、リレー接点及びこのリレー接点が切換る前にはリレ
ー接点を介して充電されるとともにリレー接点の切換動
作時にスイッチング素子をオンさせる放電電流を流す時
遅回路を有して前記励磁コイルへの通電方向を決定する
開閉駆動回路部と、これら開閉制御機器及び開閉駆動回
路部の直列回路に並列に接続され、遠隔信号接点に応動
し又は切換スイッチの操作により前記リレー接点を切換
えるリレー手段と、前記開閉制御機器の開閉状態を検出
して遠隔に報知する監視装置と、を備えた電源供給制御
装置において、上記切換スイッチとして、一対の切換端
子間を共通端子に対して切り換えるスイッチを用い、一
方の切換端子を電源の一端に接続するとともに他方の切
換端子を上記遠隔信号接点を介して上記電源の一端に接
続し、上記共通端子を上記リレー手段とダイオードを介
して上記電源の他端に接続し、上記リレー手段にコンデ
ンサを並列接続したものである。
【0006】
【0007】
【作用】而して請求項1記載の考案の構成によれば、
換スイッチの切換操作時にリレー手段への通電が一時的
に遮断されてもリレー手段の動作はコンデンサの放電電
流で保持され、その結果切換過程の間で開閉駆動部によ
る開閉制御機器の制御に変化が生じず、そのため開閉制
御機器の開閉状態を検出する監視装置の検出状態も変化
せず、監視側で誤報が生じない。またリレー手段にコン
デンサを並列接続しているので, 初期状態から電源を投
入した直後は、リレー手段に並列に接続されたコンデン
サに充電電流が流れてリレー手段は感動しない。このた
め、リレー接点が切換らないこととなって、開閉駆動回
路部の時遅回路に開閉駆動回路部のスイッチング素子を
動作させるのに十分な充電電流が流れ、もってリレー手
段によるリレー接点の切換動作時に励磁コイルへの通電
方向を正常に切換えることができる。
【0008】
【0009】
【実施例】以下本考案を実施例により説明する。 (実施例1) 図2は本実施例の電源供給制御装置A1 …を用いた電源
供給システムの全体構成を示している。電源供給制御装
置A1 …はリモコンブレーカのような開閉制御機器RB
1 …と、この開閉制御機器RB1 …を遠隔開閉接点S1
…の状態に応じて開閉駆動し、また切換スイッチSW1
…の操作により強制的に閉極駆動することができる制御
器CR1 …と、開閉制御機器RB1 …の開閉状態を検出
して監視信号を遠隔に出力する監視装置を構成するリレ
ーRy1 …とから構成されており、各電源供給制御装置
1 …の制御器CR1 …は、主幹ブレーカBとヒューズ
Fとを介して交流電源ACに接続され、開閉制御機器R
1 …の開閉接点RS1 …は各負荷L1 …の電源供給路
と、上記リレーRy1 …の電源供給路に直列に挿入され
ている。各リレーRy1 …のリレー接点r1 …は監視信
号を出力する手段を構成し、遠隔へ通報するための接点
となる。
【0010】而して通常時には制御器CR1 …は遠隔信
号接点(例えばタイマ、EEスイッチ等の出力接点)S
1 …の状態に応じて開閉制御機器RB1 …を開閉駆動
し、例えば遠隔信号接点S1 …がオンであれば開閉制御
機器RB1 …を閉極駆動してその開閉接点RS1 …をオ
ンさせ負荷L1 …へ電源供給を行う。この状態は夫々の
負荷L1 …に対応して設けているリレーRy1 …が励磁
されてそのリレー接点r1 …をオンするため、このオン
信号を以て電源供給状態を遠隔で監視することができる
のである。
【0011】そして遠隔信号接点S1 …がオフになれば
制御器CR1 …は開閉制御機器RB1 …を開極駆動して
その開閉接点RS1 …をオフさせ負荷L1 …への電源供
給を遮断する。このときは夫々の負荷L1 …に対応して
設けているリレーRy1 …が復帰してそのリレー接点r
1 …をオフするため、このオフ信号を以て遠隔で電源遮
断されたことが確認することができるのである。
【0012】ここで試験や点検を行う場合に、制御器C
1 …に設けてある切換スイッチSW1 …を「自動」か
ら「試験」に切り換えれば、遠隔信号接点S1 …の状態
に無関係に制御器CR1 …により強制的に開閉制御機器
RB1 …を閉極駆動することができるようになってい
る。図1はこの制御器CRの具体回路を示している。
【0013】本実施例では、図1に示すように電源端子
1 に切換スイッチSWの「試験」側の切換端子aを接
続するとともに、「自動」側の切換端子bを遠隔信号接
点Sを介して接続し、共通端子cを、抵抗R 6 、電源ス
イッチSW 0 、リレーRYの励磁コイル、ダイオードD
7 を介して電源端子I 2 に接続し、リレーRYの励磁コ
イルに並列に遅延動作用のコンデンサC 0 を接続してあ
る。
【0014】リレーRYはその接点ryで開閉制御機器
RBに励磁電流を流す開閉駆動回路部Xの励磁電流方向
を切り換えるための切り換え接点を構成している。開閉
駆動回路部Xは、ラッチングリレーを構成する開閉制御
機器RBの励磁回路と電源との間に挿入されるようにな
っている。次に制御器CRの動作を図1の回路に沿って
説明する。
【0015】今電源端子I1 、I2 に交流電源ACが接
続され、電源スイッチSW0 がオンで且つ切換スイッチ
SWが「自動」側に接続され、更に遠隔信号接点Sがオ
フで、開閉制御機器RBの励磁回路内で励磁コイルCL
と、補助接点S0 と、ダイオードDaとの直列回路が形
成され、その開閉接点RSが開極状態にあるとする。こ
の状態では開閉駆動回路部XのダイオードD1 、抵抗R
1 、発光ダイオードLED1 、ダイオードD2 の回路及
びリレー接点ry、抵抗R3 、ダイオードD3 、コンデ
ンサC1 の回路に夫々上記開閉制御機器RBの励磁回路
を通じて電流が流れて発光ダイオードLED1 はオフ状
態を点灯表示し、コンデンサC1 は充電される。この時
に上記励磁回路に流れる電流は小さいため開閉制御機器
RBは動作しない。
【0016】次に遠隔信号接点Sがオンすると、リレー
RYは励磁コイルに励磁電流が流れて動作し、そのリレ
ー接点ryを反転する。この反転により、ダイオードD
1 にリレー接点ryを介してサイリスタSCR1 が接続
され、サイリスタSCR1 はコンデンサC1 の充電電荷
の放電によるトリガで導通することなる。従ってダイオ
ードD1 、リレー接点ry、サイリスタSCR1 、開閉
制御機器RBの励磁回路に励磁電流が流れることにな
り、開閉制御機器RBは反転動作して、その開閉接点R
Sを閉極するとともに、補助接点S0 を反転させて、そ
の状態を保持する。
【0017】この補助接点S0 の反転によって、励磁回
路にはダイオードDbが挿入されるため、サイリスタS
CR1 には電流が流れなくなり、励磁コイルCLの励磁
は止まる。そしてダイオードDb、補助接点S0 、励磁
コイルCLの回路を通じて、開閉駆動回路部Xのダイオ
ードD4 、抵抗R5 、発光ダイオードLED2 、ダイオ
ードD5 の回路と、ダイオードD4 、リレー接点ry、
抵抗R4 、ダイオードD6、コンデンサC2 の回路とに
電流が流れて発光ダイオードLED2 はオン状態を点灯
表示し、コンデンサC2 は充電される。
【0018】そして開閉接点RSがオンすることによ
り、負荷Lに電源供給が為され、また監視装置を構成す
るリレーRyが動作して、電源供給状態であることを遠
隔通知するのである。次に遠隔信号接点Sがオフされる
(或いは電源スイッチSW0 がオフされる)と、リレー
RYは励磁電流が流れないため、復帰してそのリレー接
点ryを図1の状態に戻す。このため上記と同様にして
サイリスタSCR2 がコンデンサC2の放電でトリガさ
れて導通し、ダイオードD5 、リレー接点ry、サイリ
スタSCR2 、開閉制御機器RBの励磁回路に電流が流
れることになり、その結果開閉制御機器RBは反転動作
して、その開閉接点RSを開極するともともに、補助接
点S0 を図1の状態に戻す。
【0019】従って発光ダイオードLED1 が点灯して
オフ状態を示し、また負荷Lへの電源供給が止まるとと
もに、監視装置のリレーRyも復帰して遠隔に電源遮断
されたことを通知する。以上が遠隔信号接点Sの開閉に
応じた開閉制御機器RBに対する制御器CRの開閉駆動
動作であるが、試験或いは点検等で切換スイッチSWが
「試験」側に投入されれば、切換スイッチSWが遠隔信
号接点Sに対して並列であるため遠隔信号接点Sがオフ
状態であっても制御器CRは遠隔信号接点Sがオンされ
た場合と同様にリレーRYを励磁して、開閉制御機器R
Bを閉極駆動する。
【0020】
【0021】ところで本実施例では、切換スイッチSW
を[自動」から「試験」に切り換える際に、一時的にリ
レーRYの励磁コイルへ交流電源ACから励磁電流が流
れなくなっても、コンデンサC0 の充電電荷の放電によ
り、リレーRYの励磁コイルに励磁電流が継続して流
れ、「自動」から「試験」に切り換わるまでの間リレー
RYの動作状態を維持することができる。従ってリレー
RYのリレー接点ryが反転せず、開閉駆動回路部Xは
開閉制御機器RBを閉極駆動した状態を維持し、監視側
に誤報を生じさせないのである。
【0022】
【0023】
【考案の効果】請求項1記載の考案は、切換スイッチの
切換操作時にリレー手段への通電が一時的に遮断されて
もリレー手段の動作はコンデンサの放電電流で保持さ
れ、その結果切換過程の間で開閉駆動部による開閉制御
機器の制御に変化が生じず、そのため開閉制御機器の開
閉状態を検出する監視装置の検出状態も変化せず、監視
側で誤報が生じないという効果があり、またリレー手段
にコンデンサを並列接続しているので, 初期状態から電
源を投入した直後は、リレー手段に並列に接続されたコ
ンデンサに充電電流が流れてリレー手段は感動しない。
このため、リレー接点が切換らないこととなって、開閉
駆動回路部の時遅回路に開閉駆動回路部のスイッチング
素子を動作させるのに十分な充電電流が流れ、もってリ
レー手段によるリレー接点の切換動作時に励磁コイルへ
の通電方向を正常に切換えることができるという効果が
ある。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1の制御器の回路図である。
【図2】同上を使用した電源供給制御システムの回路構
成図である。
【符号の説明】 RB 開閉制御機器 CR 制御器 S 遠隔信号接点 RY リレー X 開閉駆動回路部 SW 切換スイッチ a,b 切換端子 I1 ,I2 電源端子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】励磁コイルヘの電流の通電方向により電気
    的開閉を行うラッチング型開閉制御機器と、この開閉制
    御機器の励磁コイルに直列に接続され、リレー接点及び
    このリレー設定が切換る前にはリレー接点を介して充電
    されるとともにリレー接点の切換動作時にスイッチング
    素子をオンさせる放電電流を流す時遅回路を有して前記
    励磁コイルへの通電方向を決定する開閉駆動回路部と、
    これら開閉制御機器及び開閉駆動回路部の直列回路に並
    列に接続され、遠隔信号接点に応動し又は切換スイッチ
    の操作により前記リレー接点を切換えるリレー手段と、
    前記開閉制御機器の開閉状態を検出して遠隔に報知する
    監視装置と、を備えた電源供給制御装置において、上記
    切換えスイッチとして、一対の切換端子間を共通端子に
    対して切り換えるスイッチを用い、一方の切換端子を電
    源の一端に接続するとともに他方の切換端子を上記遠隔
    信号接点を介して上記電源の一端に接続し、上記共通端
    子を上記リレー手段とダイオードを介して上記電源の他
    端に接続し、上記リレー手段にコンデンサを並列接続し
    たことを特徴とする電源供給制御装置。
JP1992036891U 1992-06-01 1992-06-01 電源供給制御装置 Expired - Fee Related JP2586144Y2 (ja)

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