JP2001281275A - 負荷制御装置 - Google Patents

負荷制御装置

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JP2001281275A JP2000094102A JP2000094102A JP2001281275A JP 2001281275 A JP2001281275 A JP 2001281275A JP 2000094102 A JP2000094102 A JP 2000094102A JP 2000094102 A JP2000094102 A JP 2000094102A JP 2001281275 A JP2001281275 A JP 2001281275A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電圧検出手段や電流検出手段について入れ違
いに配線しても電力を正常に表示させる。 【解決手段】 操作用変圧器9により検出された主回路
電圧Etrおよび変流器7により検出された主回路電流I
s 、It は、制御回路ユニット11においてそれぞれ電
圧検出回路15および電流検出回路16を介して制御回
路17に入力される。制御回路17は、主回路電圧Etr
および主回路電流Is 、It に基づいて演算した電力の
絶対値を表示器19に表示する。また、制御回路17
は、電力の絶対値を時間積分して電力量を得るととも
に、電力の絶対値に基づいて過負荷保護を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源母線と負荷と
の間の主回路に介在する開閉手段を開閉制御することに
より負荷の始動、停止、保護などを行うものであって、
特に負荷に供給される電力を演算して表示する負荷制御
装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えばコントロールセ
ンタにおいては、単位回路毎にユニット化された複数の
負荷制御装置が多段に収納されている。これらユニット
化された各負荷制御装置は、電源母線(例えば三相交流
電源の母線)と各負荷(例えば誘導電動機)との間を接
続する主回路に設けられた配線用遮断器、電磁接触器、
変流器、操作用変圧器などの主回路機器、電磁接触器を
開動作および閉動作させる開操作信号および閉操作信号
を入力するための停止スイッチおよび始動スイッチ、負
荷の状態監視や電磁接触器の開閉制御を行う制御回路な
どから構成されている。
【0003】ここで、変流器は、例えば三相三線式の主
回路のうちS相とT相の主回路電流を検出するもので、
電磁接触器の励磁コイルの動作用電圧を得るために設け
られる操作用変圧器の二次側端子からは例えばR相−T
相間の主回路電圧が検出されるようになっている。
【0004】制御回路は、ユニットの使用条件の変更に
対して容易に対応できるようにマイクロコンピュータを
主体として構成されている。このため、変流器により検
出された主回路電流および操作用変圧器により検出され
た主回路電圧は、それぞれ制御回路に内蔵されたA/D
変換器によりディジタル化された上で取り込まれる。ま
た、制御回路は、取り込んだ主回路電流と主回路電圧と
を乗算することにより主回路を通して誘導電動機に供給
される電力を得、さらにその演算した電力を時間積分す
ることにより電力量を求めるようになっている。これら
電力や電力量は、制御回路に設けられた表示器に表示さ
れる。
【0005】制御回路は、入力した開操作信号および閉
操作信号に応じて前記電磁接触器を開閉動作させて誘導
電動機の停止および始動を行う。また、制御回路は、主
回路電流値と電力値とを監視しており、主回路電流値が
制限電流値を超えた場合または電力値が制限電力値を超
えた場合には、過負荷状態と判断して電磁接触器を開動
作させることにより誘導電動機に対する過負荷保護を行
っている。
【0006】ところで、上記操作用変圧器の二次側端子
と制御回路の入力端子との間は2本の電線で配線され、
この2本の電線はノイズの混入を防ぐためツイストされ
ている。このため、誤ってこれら2本の電線を2つの入
力端子に入れ違いに配線してしまい、操作用変圧器の二
次側端子と制御回路の入力端子との接続関係が逆接続と
なることがあった。また、これとは別に主回路と操作用
変圧器の一次側端子との配線についても誤って入れ違い
に配線したり、主回路に対する変流器の介挿方向や変流
器の配線を逆にしてしまう虞もあった。
【0007】こうした場合であっても、操作用変圧器の
二次側電圧は交流電圧であるため、電磁接触器の励磁コ
イルの動作用電圧を得る上では問題はなく、また主回路
電流を用いた過負荷保護機能も正常に動作する。しか
し、制御回路内において電力を演算する上では電圧や電
流の位相が逆になるため、力行運転にもかかわらず演算
した電力がマイナスになり、電力や電力量が異常表示さ
れるとともに電力による過負荷保護が正常に動作しなく
なるという不具合が発生する。このため、操作用変圧器
や変流器の配線を行う場合に互いに異なる色の電線を用
いたり、配線結果についての検査項目を増やすなどの手
間を要していた。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、操作用変圧器などの電圧検出手段や変
流器などの電流検出手段について入れ違いに配線して
も、電力を正常に表示することができる負荷制御装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の負荷制御装置は、電源母線と負荷と
の間の主回路に介在する開閉手段と、前記主回路に流れ
る電流を検出する電流検出手段と、前記主回路の電圧を
検出する電圧検出手段と、前記検出電流と検出電圧とに
基づいて前記主回路を通して前記負荷に供給される電力
を演算する電力演算手段と、この電力演算手段から出力
される電力を表示する表示手段と、前記開閉手段を開閉
制御する開閉制御手段とを備えた負荷制御装置におい
て、前記電力演算手段を、前記検出電流と検出電圧とに
基づいて演算した電力の絶対値を出力するように構成し
たことを特徴とする。
【0010】この構成によれば、電圧検出手段と主回路
との配線、電圧検出手段と電力演算手段との配線、電流
検出手段と電力演算手段との間を入れ違いに配線した
り、主回路に対する電流検出手段の介挿方向を逆にした
りして、検出される主回路電圧や主回路電流の位相が逆
になった場合であっても、電力演算手段は、これら検出
電流と検出電圧とに基づいて演算して得た正または負の
電力値を全て正の電力値に変換して出力する。その結
果、常に正しい電力表示が可能になるとともに、上記各
配線における接続極性および電流検出手段の介挿方向が
実質的になくなり、配線上の手間や検査の手間を低減す
ることができる。
【0011】この場合、電力演算手段から出力される電
力を時間積分することにより電力量を求める電力量演算
手段を備えるとともに、表示手段を、この電力量演算手
段から出力される電力量を表示するように構成すること
が好ましい(請求項2)。この構成によれば、操作者
は、表示手段の表示により、電源母線から主回路を通し
て負荷に供給された正しい電力量を知ることができ、そ
れに基づいた負荷の管理が可能となる。
【0012】また、開閉制御手段を、電力演算手段から
出力される電力が予め設定された制限電力を超えた場合
に、所定の遅延時間が経過した後開閉手段を開動作させ
るように構成することが好ましい(請求項3)。
【0013】この構成によれば、過負荷状態または負荷
の異常などにより負荷に供給される電力が制限電力を超
えた場合に、開閉手段が開動作して負荷に対する電力供
給が停止されるので、負荷を保護することができる。ま
た、開動作について遅延時間が設けられているので、瞬
時的な過負荷の発生により負荷が頻繁に停止するといっ
た事態を回避することができ、負荷を安定して運転でき
る。
【0014】以上の各場合において、誘導電動機を負荷
とすることができる(請求項4)。この構成によれば、
表示手段の電力表示と誘導電動機の定格電力とを比較す
ることにより、誘導電動機に供給される電力を監視でき
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。図1には、コントロ
ールセンタの1ユニット分について負荷制御装置1の電
気的構成が示されている。この図1において、三相(R
相、S相、T相)の電源母線2と負荷である三相の誘導
電動機3の各相巻線端子との間には主回路4が形成され
ており、この主回路4には、電源母線2側から順に配線
用遮断器5、電磁接触器6(本発明でいう開閉手段に相
当)、変流器7(本発明でいう電流検出手段に相当)、
零相変流器8が具備されている。
【0016】すなわち、電源母線2と主回路4との間に
は配線用遮断器5が接続されており、この配線用遮断器
5は、過大な電流が流れると開路して主回路4を電源母
線2から切り離すようになっている。この配線用遮断器
5の負荷側には電磁接触器6の主接点6aが介在してい
る。この主接点6aは、励磁コイル6bに通電すること
により閉動作し、励磁コイル6bを断電することにより
開動作するようになっている。さらに、この電磁接触器
6の主接点6aと誘導電動機3の各相巻線端子との間に
は、例えばS相およびT相の主回路電流Is 、It を検
出するための変流器7と地絡電流Iz を検出するための
零相変流器8が設けられている。
【0017】主回路4において、配線用遮断器5の負荷
側の2つの相例えばR相とT相との間には電圧検出手段
としての操作用変圧器9の一次巻線が接続されている。
この操作用変圧器9は2つの二次巻線を備えており、こ
のうちの一つは、制御母線10a、10bに接続される
とともに、制御回路ユニット11の動作用電源である直
流電源回路(図示せず)に接続されている。また、他の
一つは、R相とT相との線間電圧つまり主回路電圧Etr
(=Et −Er )を検出するもので、配線12a、12
bを介して制御回路ユニット11の入力端子11a、1
1bに接続されている。なお、制御母線10bは制御回
路ユニット11の操作用電源端子11cに接続されてい
る。
【0018】制御母線10aと制御回路ユニット11の
入力端子11d、11eとの間には、それぞれ始動操作
スイッチ13、停止操作スイッチ14が接続されてお
り、制御回路ユニット11は、これら始動操作スイッチ
13、停止操作スイッチ14が押圧操作されることによ
り、それぞれ閉操作信号、開操作信号を入力するように
なっている。また、制御母線10aと制御回路ユニット
11の出力端子11f、入力端子11gとの間には、そ
れぞれ電磁接触器6の励磁コイル6b、電磁接触器6の
常開形補助接点6cが接続されている。
【0019】制御回路ユニット11は、入力端子11
a、11bから入力した主回路電圧Etrを所定の電圧レ
ベルに変換後A/D変換して出力する電圧検出回路1
5、変流器7が検出した主回路電流Is 、It および零
相変流器8が検出した零相電流Iz をA/D変換して出
力する電流検出回路16、マイクロコンピュータを主体
として構成される制御回路17、励磁コイル6bを駆動
するための駆動回路18および表示器19(本発明でい
う表示手段に相当)から構成されている。
【0020】制御回路17は、開閉制御手段、電力演算
手段および電力量演算手段に相当し、検出した主回路電
圧Etrと主回路電流Is 、It とにより主回路4を通し
て誘導電動機3に供給される電力および電力量を演算
し、主回路電圧Etr、主回路電流Is 、It 、電力およ
び零相電流Iz に基づいて誘導電動機3の異常例えば過
負荷、欠相、地絡を検出するようになっている。また、
詳しくは後述するが、制御回路17は演算した電力の絶
対値を得る絶対値回路17aを備えており、配線の入れ
違いなどがあっても正常な値の電力および電力量を出力
することができるようになっている。
【0021】そして、制御回路17は、前記異常の検出
結果と前記開閉操作信号とに基づいて、駆動回路18を
介して励磁コイル6bを通断電し、主接点6aを開閉制
御するようになっている。さらに、主回路電流Is 、I
t 、演算された電力や電力量などは、LEDや液晶パネ
ルなどから構成される表示器19に表示されるようにな
っている。なお、図示しないが、制御回路ユニット11
はインターフェース回路を備えており、複数の負荷制御
装置1を管理するために設けられているプログラマブル
コントローラとの間でデータの送受信が可能となるよう
に構成されている。
【0022】次に、本実施例の作用について図2も参照
しながら説明する。配線用遮断器5が閉路されており且
つ誘導電動機3に異常が発生していない場合において、
始動操作スイッチ13が押圧操作されて閉操作信号が入
力されると、制御回路17は、駆動回路18により電磁
接触器6の励磁コイル6bに通電しその主接点6aを閉
路する。これにより、電源母線2から主回路4を通して
誘導電動機3に三相の交流電圧が印加され、誘導電動機
3は回転駆動を開始する。そして、停止操作スイッチ1
4が押圧操作されて開操作信号が入力されると、制御回
路17は主接点6aを開路して誘導電動機3を停止させ
る。
【0023】また、制御回路17は、主回路電圧Etr、
主回路電流Is 、It 、零相電流Iz について大きさな
どを監視しており、それに基づいて過負荷、欠相、地絡
などの異常状態を検出する。そして、制御回路17は、
異常を検出した時には、主接点6aを開路して誘導電動
機3を停止させる。なお、制御回路17は、運転時間の
監視なども行っている。
【0024】制御回路17は、電圧検出回路15から入
力した主回路電圧Etrおよび電流検出回路16から入力
した主回路電流Is 、It の各周期について所定回数だ
けサンプリングし、次の(1)式に基づいて電力Wを演
算する。(1)式における相電圧Er 、Es 、Et およ
び相電流Ir 、Is 、It は全てベクトルであって、
“×”はベクトル積を表している。図2は、この電力演
算に関するベクトル図を示している。
【0025】 W=Er ×Ir +Es ×Is +Et ×It =−Er ×(Is +It )+Es ×Is +Et ×It =(Es −Er )×Is +(Et −Er )×It =Esr×Is +Etr×It …(1)
【0026】この(1)式において、主回路電圧Esrは
検出されないが、主回路4の負荷(誘導電動機3)が平
衡した状態にあれば、主回路電圧Esrは、主回路電圧E
trと同じ大きさを有し且つ主回路電圧Etrに対して位相
が60度だけ遅れた電圧となる。そこで、制御回路17
は、主回路電圧Etrのサンプリング値をメモリ回路(図
示せず)に記憶し、主回路電圧Esrをその記憶された値
に基づいて演算により求める。
【0027】さて、負荷制御装置1の配線を行うにあた
り、操作用変圧器9の一次巻線と主回路4との間を入れ
違いに配線した場合、または操作用変圧器9の二次巻線
と制御回路ユニット11の入力端子11a、11bとの
間を入れ違いに配線した場合、主回路電圧Etrに対して
180度位相が異なる主回路電圧Ertが検出されること
になる。それに伴って、主回路電圧Esrに対して180
度位相が異なる主回路電圧Ersが求められる。
【0028】この場合、制御回路17は、(1)式では
なく次の(2)式により電力W′を演算することにな
る。 W′=Ers×Is +Ert×It …(2)
【0029】この(2)式により演算された電力W′と
(1)式により演算された電力WとはW′=−Wの関係
があるため、誘導電動機3が力行運転を行っているにも
拘らず電力W′は負の値となる。
【0030】こうした事態は、主回路4に対する変流器
7の介挿方向を逆方向とした場合、変流器7と制御回路
ユニット11との間を入れ違いに配線した場合にも発生
する。この場合、主回路電流Is 、It に対してそれぞ
れ180度位相が異なる主回路電流−Is 、−It が検
出されることになる。
【0031】従って、制御回路17は、(1)式ではな
く次の(3)式により電力W″を演算することになり、
同様にして電力(W″)が負の値となる。 W″=−Esr×Is −Etr×It …(3)
【0032】こうした事態に対処するため、制御回路1
7は絶対値回路17aを備えており、電圧検出回路15
から入力した主回路電圧と電流検出回路16から入力し
た主回路電流とに基づいて演算した電力の絶対値を求
め、この絶対値としての電力あるいはそれを時間積分し
て得た電力量を表示器19に対し出力する。また、制御
回路17は、絶対値としての電力と予め設定された制限
電力とを比較しており、電力が制限電力を超えた場合に
過負荷状態が発生したと判断し、所定の遅延時間が経過
した後励磁コイル6bを断電し主接点6aを開路する。
【0033】以上述べたように、本実施例の負荷制御装
置1によれば、主回路電圧および主回路電流の検出値に
基づいて演算された電力の絶対値が表示器19に表示さ
れるので、操作用変圧器9と主回路4との配線、操作用
変圧器9と制御回路ユニット11との配線、主回路4に
対する変流器7の介挿方向、変流器7と制御回路ユニッ
ト11との配線などを逆(入れ違い)にした場合であっ
ても、力行運転中の誘導電動機3に供給される電力が常
に正常に表示される。また、その電力を用いて正しい電
力量が得られるので、電力量も常に正常に表示される。
その結果、各配線における接続極性および変流器7の介
挿方向が実質的になくなり、配線上の手間や配線チェッ
クの手間が低減される。
【0034】さらに、その正常化された電力が所定の制
限電力と比較されて過負荷状態が判断されるので、誘導
電動機3を過負荷状態から確実に保護することができ
る。この場合、電磁接触器6の開動作について遅延時間
が設けられているので、瞬時的な過負荷の発生により負
荷が頻繁に停止するといった事態を回避することができ
る。
【0035】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、以下のような拡張または
変更が可能である。上記実施例においては、三相三線式
の主回路4に三相の負荷例えば誘導電動機3を接続した
場合について説明したが、主回路4の構成は三相四線式
あるいは三相以外の多相式であっても良い。また、負荷
は誘導電動機3に限られず他の形態の交流電動機や抵抗
などであっても良い。主回路電圧を検出するための電圧
検出手段として操作用変圧器9を用いたが、PT(計器
用変圧器)を設けてこれにより主回路電圧を検出しても
良い。
【0036】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明の負荷制御装置は、検出電流と検出電圧とに基づい
て演算した電力の絶対値を表示手段に表示するので、電
圧検出手段と主回路との間、電圧検出手段と電力演算手
段との間、電流検出手段と電力演算手段との間をそれぞ
れ入れ違いに配線したり、主回路に対する電流検出手段
の介挿方向を逆にした場合であっても、正しい電力表示
が可能になる。その結果、これらの各配線における接続
極性および電流検出手段の介挿方向を実質的になくすこ
とができ、配線や検査に要する手間を低減することがで
きる。
【0037】また、電力演算手段から出力される電力が
予め設定された制限電力を超えた場合に、所定の遅延時
間が経過した後開閉手段を開動作させるように構成した
ので、正確且つ確実な過負荷保護が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す負荷制御装置の電気的
構成図
【図2】電力演算を説明するためのベクトル図
【符号の説明】
1は負荷制御装置、2は電源母線、3は誘導電動機(負
荷)、4は主回路、6は電磁接触器(開閉手段)、7は
変流器(電流検出手段)、9は操作用変圧器(電圧検出
手段)、17は制御回路(開閉制御手段、電力演算手
段、電力量演算手段)、19は表示器(表示手段)であ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源母線と負荷との間の主回路に介在す
    る開閉手段と、前記主回路に流れる電流を検出する電流
    検出手段と、前記主回路の電圧を検出する電圧検出手段
    と、前記検出電流と検出電圧とに基づいて前記主回路を
    通して前記負荷に供給される電力を演算する電力演算手
    段と、この電力演算手段から出力される電力を表示する
    表示手段と、前記開閉手段を開閉制御する開閉制御手段
    とを備えた負荷制御装置において、 前記電力演算手段は、前記検出電流と検出電圧とに基づ
    いて演算した電力の絶対値を出力するように構成されて
    いることを特徴とする負荷制御装置。
  2. 【請求項2】 電力演算手段から出力される電力を時間
    積分することにより電力量を求める電力量演算手段を備
    え、 表示手段は、この電力量演算手段から出力される電力量
    を表示するように構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の負荷制御装置。
  3. 【請求項3】 開閉制御手段は、電力演算手段から出力
    される電力が予め設定された制限電力を超えた場合に、
    所定の遅延時間が経過した後開閉手段を開動作させるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1または2
    記載の負荷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記負荷は誘導電動機であることを特徴
    とする請求項1ないし3の何れかに記載の負荷制御装
    置。
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