JP2943426B2 - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
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- JP2943426B2 JP2943426B2 JP3200884A JP20088491A JP2943426B2 JP 2943426 B2 JP2943426 B2 JP 2943426B2 JP 3200884 A JP3200884 A JP 3200884A JP 20088491 A JP20088491 A JP 20088491A JP 2943426 B2 JP2943426 B2 JP 2943426B2
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- JP
- Japan
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- frequency switch
- antenna
- antenna element
- metal conductor
- antenna device
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話機等に使用す
るアンテナ装置に関する。
るアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の携帯電話機におけるアンテ
ナ装置の構成を示している。図4において、41はアン
テナエレメントであり、42はアンテナ装置のアース金
属導体である。43は携帯電話機における高周波回路で
あり、44はアンテナエレメント41と高周波回路43
のインピーダンス整合を行なうためのマッチング回路で
ある。
ナ装置の構成を示している。図4において、41はアン
テナエレメントであり、42はアンテナ装置のアース金
属導体である。43は携帯電話機における高周波回路で
あり、44はアンテナエレメント41と高周波回路43
のインピーダンス整合を行なうためのマッチング回路で
ある。
【0003】次に上記従来例の動作について説明する。
図4において、高周波回路43から発せられた高周波エ
ネルギーは、マッチング回路44を通じてアンテナエレ
メント41に送り込まれる。このとき、1本のホイップ
アンテナからなるアンテナエレメント41から発射され
る電波の放射指向性は、アンテナエレメント41の長さ
と、1枚のアース金属導体42の長さとに応じた指向性
であって、この両者によってほとんど決めることができ
る。
図4において、高周波回路43から発せられた高周波エ
ネルギーは、マッチング回路44を通じてアンテナエレ
メント41に送り込まれる。このとき、1本のホイップ
アンテナからなるアンテナエレメント41から発射され
る電波の放射指向性は、アンテナエレメント41の長さ
と、1枚のアース金属導体42の長さとに応じた指向性
であって、この両者によってほとんど決めることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアンテナ装置では、アンテナエレメント41の垂直
方向に対しては指向性が良いが、アンテナエレメント4
1およびアース金属導体42が傾いたときに垂直方向の
指向性が劣化するという問題があった。
来のアンテナ装置では、アンテナエレメント41の垂直
方向に対しては指向性が良いが、アンテナエレメント4
1およびアース金属導体42が傾いたときに垂直方向の
指向性が劣化するという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、アンテナエレメントおよびアース金属導
体が傾いた状態においても優れた指向性を持つアンテナ
装置を提供することを目的とする。
るものであり、アンテナエレメントおよびアース金属導
体が傾いた状態においても優れた指向性を持つアンテナ
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、アンテナエレメントに接続されるアース
金属導体を直列に2つの部分に分け、その2つのアース
金属導体の接続部分を高周波スイッチにより断続するこ
とにより、アース金属導体全体の電気的長さを変化させ
るようにしたものである。
成するために、アンテナエレメントに接続されるアース
金属導体を直列に2つの部分に分け、その2つのアース
金属導体の接続部分を高周波スイッチにより断続するこ
とにより、アース金属導体全体の電気的長さを変化させ
るようにしたものである。
【0007】本発明はまた、アンテナエレメントが受け
た電磁波の強度に応じて高周波スイッチを制御するよう
にしたものである。
た電磁波の強度に応じて高周波スイッチを制御するよう
にしたものである。
【0008】
【作用】したがって、本発明によれば、2つに分けたア
ース金属導体を高周波スイッチで断続することにより、
アンテナとして2通りの指向特性を持たせることができ
る。
ース金属導体を高周波スイッチで断続することにより、
アンテナとして2通りの指向特性を持たせることができ
る。
【0009】また本発明によれば、アンテナが受ける電
磁波により2つの指向性のうち受信状態の良い方を選ぶ
ように制御することにより、アンテナの実使用状態に応
じた指向特性を持たせることができる。
磁波により2つの指向性のうち受信状態の良い方を選ぶ
ように制御することにより、アンテナの実使用状態に応
じた指向特性を持たせることができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示すもので
ある。図1において、11は電磁波を受けるためのアン
テナエレメントであり、12はアンテナエレメント12
と受信回路13との整合を行なうマッチング回路であ
る。14は受信回路13から送られた信号の強度を比較
する受信電界強度比較器である。15は高周波スイッチ
18をオン、オフさせるための制御回路である。16と
17はこのアンテナ装置のアース導体に相当する2つの
部分に分けられたアース金属導体である。18は2つの
アース金属導体16、17を電気的に断続する高周波ス
イッチである。
ある。図1において、11は電磁波を受けるためのアン
テナエレメントであり、12はアンテナエレメント12
と受信回路13との整合を行なうマッチング回路であ
る。14は受信回路13から送られた信号の強度を比較
する受信電界強度比較器である。15は高周波スイッチ
18をオン、オフさせるための制御回路である。16と
17はこのアンテナ装置のアース導体に相当する2つの
部分に分けられたアース金属導体である。18は2つの
アース金属導体16、17を電気的に断続する高周波ス
イッチである。
【0011】次に上記実施例の動作について説明する。
上記実施例において、アンテナエレメント11で受信さ
れた電磁波は、マッチング回路12を通って受信回路1
3に送られる。また制御回路15は、高周波スイッチ1
8を任意の時間間隔でオン、オフを繰り返すように制御
している。高周波スイッチ18はオンの時は、図3に示
すように、アンテナエレメント11に対してほぼ垂直の
放射指向性を有するが、高周波スイッチ18がオフの時
は、図2に示すように、高周波スイッチ18がオンの時
に比べて、約−30゜方向の放射指向性を有するような
指向特性となる。そして、高周波スイッチ18が切り換
わる前後の2つの受信信号を受信電界強度比較器14で
比較し、より電界強度の大きい、すなわち受信状態が良
好な方へ高周波スイッチ18を切り換える。
上記実施例において、アンテナエレメント11で受信さ
れた電磁波は、マッチング回路12を通って受信回路1
3に送られる。また制御回路15は、高周波スイッチ1
8を任意の時間間隔でオン、オフを繰り返すように制御
している。高周波スイッチ18はオンの時は、図3に示
すように、アンテナエレメント11に対してほぼ垂直の
放射指向性を有するが、高周波スイッチ18がオフの時
は、図2に示すように、高周波スイッチ18がオンの時
に比べて、約−30゜方向の放射指向性を有するような
指向特性となる。そして、高周波スイッチ18が切り換
わる前後の2つの受信信号を受信電界強度比較器14で
比較し、より電界強度の大きい、すなわち受信状態が良
好な方へ高周波スイッチ18を切り換える。
【0012】このように、上記実施例によれば、アース
金属導体16および17の電気的な長さを変えることに
より、2種類の指向特性を持ったアンテナ装置を実現す
ることができ、そのどちらかを選ぶことにより良好な通
信状態を保つことができる。
金属導体16および17の電気的な長さを変えることに
より、2種類の指向特性を持ったアンテナ装置を実現す
ることができ、そのどちらかを選ぶことにより良好な通
信状態を保つことができる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、アンテナ装置のアース金属導体の長さを高周波スイ
ッチにより電気的に変化させることにより、2種類のア
ンテナ指向特性を得ることができ、受信電界強度の大き
い方へ高周波スイッチを切り換えることにより、良好な
送受信状態を保つことができるという効果を有する。
に、アンテナ装置のアース金属導体の長さを高周波スイ
ッチにより電気的に変化させることにより、2種類のア
ンテナ指向特性を得ることができ、受信電界強度の大き
い方へ高周波スイッチを切り換えることにより、良好な
送受信状態を保つことができるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例におけるアンテナ装置の概略
ブロック図
ブロック図
【図2】同装置における高周波スイッチのオン時の垂直
面指向特性図
面指向特性図
【図3】同装置における高周波スイッチのオフ時の垂直
面指向特性図
面指向特性図
【図4】従来のアンテナ装置の概略図
11 アンテナエレメント 12 マッチング回路 13 受信回路 14 受信電界強度比較器 15 制御回路 16 アース金属導体 17 アース金属導体 18 高周波スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01Q 1/12 - 1/26 H01Q 3/00 - 3/46 H01Q 21/00 - 21/30 H01Q 23/00 H01Q 25/00 - 25/04 H04B 7/00 H04B 7/02 - 7/12 H04L 1/02 - 1/06
Claims (2)
- 【請求項1】 アンテナエレメントに直列に接続された
第1のアース金属導体および第2のアース金属導体と、
前記第1および第2のアース金属導体の接続点に接続さ
れて、アース金属導体全体の電気的な長さを変えること
により2種類のアンテナ指向特性を得る高周波スイッチ
とを備えたアンテナ装置。 - 【請求項2】 任意の時間間隔で高周波スイッチを切り
換え、その前後の受信電界強度を比較回路で比較し、よ
り受信電界強度の大きい方へ高周波スイッチを切り換え
る制御回路を備えた請求項1記載のアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3200884A JP2943426B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3200884A JP2943426B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | アンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548506A JPH0548506A (ja) | 1993-02-26 |
JP2943426B2 true JP2943426B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=16431847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3200884A Expired - Fee Related JP2943426B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2943426B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4372156B2 (ja) | 2004-10-01 | 2009-11-25 | パナソニック株式会社 | アンテナ装置およびそのアンテナ装置を用いた無線端末 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62250731A (ja) * | 1986-04-24 | 1987-10-31 | Toshiba Corp | 移動体用アンテナ装置 |
JPS63318827A (ja) * | 1987-06-22 | 1988-12-27 | Matsushita Electric Works Ltd | 無線装置 |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP3200884A patent/JP2943426B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0548506A (ja) | 1993-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |