JP2943349B2 - 温度制御システム - Google Patents
温度制御システムInfo
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Description
し、さらに詳しくは、バルブ駆動用モータの作動を制御
することによって電動バルブの開度を変化させ加熱源の
供給量を調整して、制御対象の温度制御を行う温度制御
システムに関する。
略構成図である。
2はこの制御対象1の加熱部に供給される燃料やスチー
ム等の流路に設けられた電動バルブ、3はこの電動バル
ブ2を駆動するバルブ駆動用モータとしてのモジュトロ
ールモータ、4はモジュトロールモータ3に設けられた
ポテンショメータからのバルブの現在開度信号(開度帰
還抵抗信号)入力および制御対象1に設けられた温度セ
ンサ5からの温度入力に基づいて電動バルブ2を開閉調
整して、制御対象1の温度が目標温度になるように制御
出力を与える温度調節器である。
ように電動バルブ2の現在開度をモジュトロルモータ3
に取り付けられたポテンショメータから得る構成では、
ポテンショメータからの開度信号にノイズが重畳すると
その開度信号が不安定なものとなり、また、ポテンショ
メータは耐環境性が低いので環境が悪いところでは劣化
が激しく、その場合も開度信号の信頼性が低下し、それ
を回避するためには、ポテンショメータの取り替え等の
メインテナンスに手間がかかる問題点があった。
で、電動バルブの開閉調整のための駆動モータの動作制
御に必要な電動バルブ現在開度を、ポテンショメータ等
を用いることなく得るようにして、より精度の高い温度
制御ができるようにすることを目的とするものである。
め、本発明では、制御対象と、前記制御対象への加熱源
の供給路に設けられて開度が変化することにより加熱源
の供給量を調整する電動バルブと、前記電動バルブの開
度を変化させるバルブ駆動用モータとを備え、前記バル
ブ駆動用モータの作動を制御することによって前記電動
バルブの開度を変化させ、加熱状態を変えることにより
前記制御対象の温度制御を行う温度制御システムにおい
て、前記制御対象の現在温度を検知する温度センサと、
前記温度センサからの検知信号に基づいて操作量を演算
する操作量演算部と、前記温度センサからの検知信号に
基づいて前記制御対象の現在出力を推定する第1推定部
と、前記バルブ駆動用モータの駆動データに基づいて前
記電動バルブの駆動対応開度を推定する第2推定部と、
前記第1と第2の推定部から得られる現在出力と駆動対
応開度とに基づいて前記電動バルブの現在開度を推定す
る第3推定部と、前記操作量演算部から得られる操作量
と前記第3推定部から得られる現在開度とに基づいて前
記バルブ駆動用モータに制御出力を与える出力量演算部
とを備えてなる構成とした。
対象の現在出力が推定され、バルブ駆動用モータの駆動
データに基づいて電動バルブの駆動対応開度が推定さ
れ、それら現在出力と駆動対応開度とに基づいて電動バ
ルブの現在開度が推定される。
に示す従来例の構成と同様で、制御対象1、電動バルブ
2、モジュトロールモータ3、温度調節器4のそれぞれ
が備えられて構成されている。
ロルモータ3にポテンショメータが備えられず、ポテン
ショメータからの電動バルブ2の現在開度のデータとな
る開度帰還抵抗値の温度調節器4への入力はない。そし
て、図1の制御系統図に示すように、温度調節器4に備
えられた制御装置4aに、温度センサ5からの検知信号
に基づいて、例えば、PID演算により操作量を演算す
る操作量演算部20と、温度センサ10からの検知信号
に基づいて制御対象1の現在出力を推定する第1推定部
21と、モジュトロルモータ3の駆動データに基づいて
電動バルブ2の駆動対応開度を推定する第2推定部22
と、第1と第2の推定部21,22から得られる現在出
力と駆動対応開度とに基づいて電動バルブ2の現在開度
を推定する第3推定部23と、操作量演算部20から得
られる操作量と第3推定部23から得られる現在開度と
に基づいてモジュトロルモータ3に制御出力を与える出
力量演算部24とが備えられており、本発明は、上記の
第1、第2、第3の推定部21,22,23を備える構
成を特徴としている。上記の出力量演算部24は、操作
量演算部20から与えられる操作量に対応する出力量と
第3推定部23から得られる現在開度データに対応する
現在推定出力とを比較して、その差に相当する出力を行
うもので、実際にはモジュトロールモータ3作動のため
のリレーへの駆動出力となる。
ピュータにより一体に構成され、上記の各部の動作は所
定のプログラムに沿って順次行われる。
2,23の推定動作例について詳細に説明する。
力MV1を推定する。
度、Kは制御対象の定常ゲインである。上記定常ゲイン
は、出力1%に対応する制御対象での温度変化量であ
る。
Tp60℃、端子部温度To40℃であり、定常ゲイン
Kを0.5とする場合、現在出力MV1=40%と推定
される。
応開度MV2を推定する。
a)・100 上記のtoは現在までの電動バルブ2を開側に作動させ
るリレーへの駆動出力時間、tcは現在までの電動バル
ブ2を閉側に作動させるリレーへの駆動出力時間、ta
は電動バルブ2の全閉、全開に要するリレーへの駆動出
力時間である。上記の式において、例えば、駆動出力時
間ta50秒、今までの駆動出力時間to250秒、駆
動出力時間tc240秒とする場合、駆動対応開度MV
2=20%となる。
度MVを推定する。
(d/dt)Tpは温度変化率であり、例えば、温度変
化率(d/dt)Tpを2°C/S、βを0.5とする
と、α=0.78となり、上記のように、現在出力MV
1=40%、駆動対応開度MV2=20%とする場合、現
在開度MV(%)=35.6となる。
1、第2推定部22からの現在出力と駆動対応開度とを
入力としてファジィ推論により現在開度を出力するよう
に構成してもよい。
あり、電動バルブの現在開度をポテンショメータから得
ることなく、温度センサからの検知信号に基づいて推定
される制御対象の現在出力と、バルブ駆動モータの駆動
データに基づいて推定される電動バルブの駆動対応開度
とから推定することにより得るので、常に安定した現在
開度のデータが得られるようになり、その現在開度デー
タに基づいてより精度が高い温度制御が可能となる。
Claims (1)
- 【請求項1】 制御対象(1)と、前記制御対象(1)
への加熱源の供給路に設けられて開度が変化することに
より加熱源の供給量を調整する電動バルブ(2)と、前
記電動バルブ(2)の開度を変化させるバルブ駆動用モ
ータ(3)とを備え、前記バルブ駆動用モータ(3)の
作動を制御することによって前記電動バルブ(2)の開
度を変化させ、加熱状態を変えることにより前記制御対
象(1)の温度制御を行う温度制御システムにおいて、
前記制御対象(1)の現在温度を検知する温度センサ
(5)と、前記温度センサ(5)からの検知信号に基づ
いて操作量を演算する操作量演算部(20)と、前記温
度センサ(5)からの検知信号に基づいて前記制御対象
(1)の現在出力を推定する第1推定部(21)と、前
記バルブ駆動用モータ(3)の駆動データに基づいて前
記電動バルブ(2)の駆動対応開度を推定する第2推定
部(22)と、前記第1と第2の推定部(21)(2
2)から得られる現在出力と駆動対応開度とに基づいて
前記電動バルブ(2)の現在開度を推定する第3推定部
(23)と、前記操作量演算部(20)から得られる操
作量と前記第3推定部(23)から得られる現在開度と
に基づいて前記バルブ駆動用モータ(3)に制御出力を
与える出力量演算部(24)と、を備えてなる温度制御
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2834591A JP2943349B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 温度制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2834591A JP2943349B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 温度制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04267411A JPH04267411A (ja) | 1992-09-24 |
JP2943349B2 true JP2943349B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=12246016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2834591A Expired - Lifetime JP2943349B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 温度制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2943349B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP2834591A patent/JP2943349B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04267411A (ja) | 1992-09-24 |
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