JP2001022404A - 時間比例式制御装置 - Google Patents

時間比例式制御装置

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JP2001022404A
JP2001022404A JP11190077A JP19007799A JP2001022404A JP 2001022404 A JP2001022404 A JP 2001022404A JP 11190077 A JP11190077 A JP 11190077A JP 19007799 A JP19007799 A JP 19007799A JP 2001022404 A JP2001022404 A JP 2001022404A
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浩一 坂倉
Yukako Oyanagi
友香子 大柳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間比例式制御において、正確かつ安定した
制御出力を制御対象へ与える。 【解決手段】 減算部1は設定値SVと測定値PVの偏
差を出力する。PID演算部3は偏差からPID演算出
力を出力する。加算部17は時間比例周期毎にPID演
算出力に補正値を加算する。フィードフォワード処理部
5は、ヒータ13への印加交流操作信号の変動量でPI
D演算出力を補正する。時間比例出力部7はフィードフ
ォワード処理されたPID演算出力に応じた時間比例出
力を出力する。操作器9はその時間比例出力で交流操作
信号を切換える。PID出力平均算出部19は時間比例
周期内のPID演算出力の平均値を出力する。実出力算
出部23はヒータ13へ印加しているはずの交流操作信
号に換算したON時間と時間比例周期の比を実出力とし
て出力する。補正値算出部21はその平均値と実出力比
から上記補正値を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は時間比例式制御装置
に係り、制御出力信号に応じた操作量を所定の繰返し周
期(時間比例周期:サイクルタイム)のオン(ON)時
間とオフ(OFF)時間の比で出力し、制御対象へ印加
する交流操作信号をその時間比例出力信号で切換える時
間比例式制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の時間比例式制御装置とし
ては、図9に示すように、減算部1で設定値SVと後述
する制御対象としてのヒータ13からの測定値PVとの
偏差eを出力し、この偏差eをPID演算部3でPID
演算し、フィードフォワード処理部5にて後述する検出
部15からのフィードフォワード量でそのPID演算出
力を補正し、時間比例出力部7で例えば1周期の時間比
例周期で0%〜100%まで変化するのこぎり波とその
補正PID演算出力を比較し(図10参照)、各時間比
例周期毎にPID演算出力がのこぎり波を越えた期間を
ON期間(TON)、越えない期間をOFF期間(TOFF
)とした時間比例出力をゼロクロス制御方式の操作器
9へ出力し、この操作器9で交流電源11からの交流操
作信号を切換えてヒータ13へ供給するとともに、検出
部15でその交流操作信号の例えば電圧変動を検出して
上述したフィードフォワード処理部5へフィードフォワ
ード量として出力する構成を有していた。
【0003】なお、図9中の測定値PVは例えばヒータ
13に配置された図示しないセンサで測定される。その
ため、図10に示すように、例えばPID演算出力が4
0%、のこぎり波の時間比例周期が30秒の場合、ON
期間12秒でOFF期間18秒の時間比例出力が操作器
9へ出力され、この操作器9によってゼロクロス制御さ
れた交流操作信号がヒータ13へ印加されて加熱制御さ
れる。
【0004】しかも、検出部15からのフィードフォワ
ード量に基づき、フィードフォワード処理部5にてその
外乱の影響が小さくなるようにそのPID演算出力がフ
ィードフォワード処理され、このPID演算出力に基づ
く時間比例出力によってヒータ13が加熱制御されるか
ら、例えば交流操作信号に電圧変動があっても、フィー
ドバック制御よりも早く安定した制御が可能になってい
る。なお、図10中、フィードフォワード処理されたP
ID演算出力は破線で示されている。
【0005】もっとも、現在、時間比例式制御装置はデ
ジタル構成が一般的であり、図10に示すように、比較
波であるのこぎり波が所定の出力分解能(ΔMV)で増
加する場合、のこぎり波におけるΔT間隔の離散的な変
化タイミングで時間比例出力がON/OFF切換え出力
される。
【0006】また、図11に示すように、1周期の時間
比例周期で0%〜100%〜0%まで変化する三角波を
比較波として用いる場合もあり、のこぎり波と同様に時
間比例周期においてPID演算出力が三角波を越えた期
間をON期間(TON1、TON2)、越えない期間をOFF
期間(TOFF )とした時間比例出力を操作器9へ出力す
るよう時間比例出力部7を形成する場合もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た時間比例式制御装置では、図10からも分かるよう
に、フィードフォワード処理したPID演算出力を時間
比例周期中にのこぎり波と比較して時間比例出力を出力
しても、のこぎり波がONからOFF(又はOFFから
ON)へ変化した時のPID演算出力のみ操作量として
制御対象には反映され、制御安定性に影響を与えるはず
のON時間中に変化した電源電圧変動が反映されず、フ
ィードフォワード量によってより正確な制御を行うには
改善の余地がある。
【0008】また、図12に示すように、のこぎり波が
所定の出力分解能(ΔMV)で増加する場合、のこぎり
波がΔT間隔のタイミングでしか時間比例出力をON/
OFF切換えできないので、本来、T'ON 、T'OFFのタ
イミングで切換えるべきところ、TON、TOFF のような
遅れたタイミングで切換えられて誤差が生じる。すなわ
ち、時間比例出力の出力分解能(ΔMV)との関係で出
力困難なPID演算出力が存在する。
【0009】さらに、入力ノイズや測定値PVの量子化
誤差等の影響により、図13のようにPID演算出力が
急変した場合、一時的にPID演算出力がのこぎり波を
下回って時間比例出力がOFFに切換わる。
【0010】しかし、一般の時間比例式制御装置には、
時間比例出力のON/OFF切換え時にチャタリングが
発生するのを防止する機能が搭載されているため、PI
D演算出力が元に戻ってのこぎり波を上回っても時間比
例出力がOFFのまま持続され、時間比例出力が本来O
FFに切換わるまでの間の誤差が生じ易い。このような
課題は、PID演算出力以外の制御出力信号をフィード
フォワード処理部5へ加える構成においても起こる問題
である。
【0011】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、制御対象へ及ぼされる外乱の影響を小
さく抑えることが可能で、制御対象を制御するための制
御出力結果を正確かつ安定して制御対象に与えることが
できる時間比例式制御装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、制御対象を制御するための制御出力
信号に補正値を加算する加算部と、その制御対象に影響
を及ぼす外乱測定結果をフィードフォワード量として入
力し、これによってその加算制御出力信号に対し外乱の
影響を抑えるようにフィードフォワード処理して加算制
御出力信号を出力するフィードフォワード処理部と、こ
のフィードフォワード処理されたその加算制御出力信号
に応じて所定の時間比例周期内をON/OFF比に変換
した時間比例出力をその制御対象側へ出力する時間比例
出力部と、その時間比例周期内におけるフィードフォワ
ード処理前の加算制御出力信号の平均値を算出する制御
出力信号平均算出部と、その制御対象を操作する所定の
操作信号をONするON時間をそれら時間比例出力およ
びフィードフォワード量に基づき算出し、このON時間
に対する時間比例周期の比からその時間比例出力の実出
力を算出する実出力算出部と、それら加算制御出力信号
平均値と実出力との差を補正値として加算部へ出力する
補正値算出部とを具備している。
【0013】また、本発明は、設定値と上記制御対象か
らの測定値との偏差をPID演算するPID演算部を有
し、このPID演算部からのPID演算出力を上記制御
出力信号として補正値に加算するよう上記加算部を形成
することも可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、従来例と共通する部分には
同一の符号を付す。
【0015】図1は本発明に係る時間比例式制御装置の
実施の形態を示すブロック図である。図1において、減
算部1は、設定値SVと後述するヒータ13からの測定
値PVとを所定のサンプリングタイミングで減算して偏
差eを出力するもので、PID演算部3に接続されてい
る。
【0016】PID演算部3は、その偏差eをPID演
算し、例えば図2AのようなPID演算出力(実線:M
V1〜MV10)を、制御対象を制御する制御出力とし
て所定の制御サンプリング周期で出力するもので、加算
部17に接続されている。
【0017】加算部17は、PID演算出力に対して後
述する補正値算出部21からの補正値を加算し、例えば
図2Bのように加算PID演算出力(一点鎖線:MV1
1〜MV20)を出力するもので、フィードフォワード
処理部5およびPID出力平均算出部19に接続されて
いる。
【0018】フィードフォワード処理部5は、制御サン
プリング周期毎の加算PID演算出力(MV11〜MV
20)に対し、後述する検出部15からのフィードフォ
ワード量でフィードフォワード処理により補正し、図3
中の破線で示すように、外乱の影響を抑えるような加算
PID演算出力を出力するもので、時間比例出力部7に
接続されている。
【0019】図3では各制御サンプリング周期毎にフィ
ードフォワード処理する例が図示されているが、任意の
連続する複数の制御サンプリング毎に同一のフィードフ
ォワード量で補正することも可能である。
【0020】フィードフォワード処理部5におけるフィ
ードフォワード処理後の操作量としての各加算PID演
算出力は、ヒータ13に印加する印加交流操作信号とし
て設定した基準信号としての所定の操作信号(例えば商
用電源AC100V)をEo、実際にヒータ13に印加
され検出部15で測定された測定電圧をEn とすると、
次のようになる。
【0021】フィードフォワード処理後の操作量=(E
o)2/(En)2×(フィードフォワード処理前の加算P
ID演算出力)
【0022】ここで、測定電圧En の符号n は測定サン
プル数であり、電圧の2乗で処理を行う理由は、ヒータ
抵抗を一定値と考えたときの電力によりこの式を求めて
いるためである。
【0023】時間比例出力部7は、例えば図3に示すよ
うに、時間比例周期で0%〜100%まで変化するのこ
ぎり波とフィードフォワード処理後の加算PID演算出
力(破線)とを比較し、その時間比例周期(1周期)内
で加算PID演算出力がのこぎり波を越えている期間で
はON状態(TON)で、加算PID演算出力がのこぎり
波より低下する期間ではOFF状態(TOFF )の時間比
例出力を形成するもので、ゼロクロス方式の操作器9お
よび実出力算出部23に接続されている。
【0024】図3では、のこぎり波の離散的変化タイミ
ングを大きく図示しているが、実際は細かい離散的タイ
ミングΔTで加算PID演算出力と比較するからフィー
ドフォワード処理に応じてON/OFF比も変化する。
時間比例出力部7はチャタリングを防止する機能を有
し、同一周期内で一度ON/OFF切換え動作後、必ず
しも再びON/OFFの切換えが行われない。
【0025】操作器9は、交流電源11からの交流操作
信号のうち時間比例出力のOFF切換えやON切換えタ
イミングの次に来るゼロクロス点でそれを切換え、制御
対象としてのヒータ13へ印加する機能を有する。ヒー
タ13には、図示しない温度センサ等が配置され、上述
した測定値PVが出力されるようになっている。
【0026】検出部15は、交流電源11から実際にヒ
ータ13へ印加される交流操作信号の例えば電源電圧E
n を測定し、その値をフィードフォワード量として出力
するもので、フィードフォワード処理部5に接続されて
いる。
【0027】PID出力平均算出部19は、各時間比例
周期毎の1周期内における、フィードフォワード処理前
の全ての加算PID演算出力を加算してその平均値を算
出するもので、補正値算出部21に接続されている。例
えば、図2において、MV1〜MV10を加算するとと
もに全体のサンプル数(10)で割った平均値を、百分
率で出力するものである。
【0028】実出力算出部23は、各時間比例周期毎に
1周期内において、時間比例出力およびフィードフォワ
ード量に基づき、ヒータ13を操作しているはずの基準
信号としての所定の交流操作信号をONするON時間を
算出し、このON時間に対する時間比例周期の比からそ
の時間比例出力の実出力を例えば百分率で出力するもの
であり、補正値算出部21に接続されている。
【0029】ヒータ13には基準信号としての所定の交
流操作信号が印加されているはずであるが、実際には変
動しており、この変動量をフィードフォワード量として
入力して補正した時間比例出力が得られており、この時
のON時間を基準信号の印加された状態でのON時間に
換算出力する。なお、その基準信号は、実出力算出部2
3に予め初期設定されているか、又は電源投入時その他
任意の時点で外部から手動もしくは自動的に入力設定さ
れている。
【0030】具体的には、実出力算出部23では例えば
次のように実出力を出力する。まず、基準信号としての
所定の交流操作信号が印加されたと考えた場合のON時
間を求める。
【0031】 ON時間 =(E12/Eo2)Δt+(E22/Eo2)Δt+ … +(En2/Eo2)Δt =(ΣEn2/Eo2)Δt ={(ΣEn2/nEo2)Δt}×n =ΣEn2/nEo2 (ON時間)
【0032】ここで、Δtは時間比例出力分解能、符号
nはON時間と時間比例出力分解能の比である。すなわ
ち、基準信号としての所定の交流操作信号が印加された
と考えた場合のON時間は、(En/Eo)2 を積算する
とともにその平均値を算出し、実際の時間比例出力のO
N期間に加算した形となる。
【0033】このON時間を使用して実出力が次のよう
にして求められる。 実出力=(ON時間)/(時間比例周期)
【0034】補正値算出部21は、加算PID演算出力
の平均値から同じ時間比例周期内の実出力値を減算し、
その差分に基づき過不足している出力を求めてその補正
値として出力するものであり、上述した加算部17に接
続されている。
【0035】上述した加算部17は、ある時間比例周期
におけるPID演算部3からのPID演算出力につい
て、直前の時間比例周期のPID演算出力に基づく補正
値算出部21からの補正値を加算する機能を有し、時間
比例出力のON/OFFを加算PID演算出力平均値へ
近づけるものである。
【0036】すなわち、加算部17は、図2に示すよう
に、ある時間比例周期における全てのPID演算出力M
V11〜MV20について、直前の時間比例周期のPI
D演算出力MV1〜MV10に基づく補正値を加算し、
一点鎖線で示すような加算PID演算出力を出力する機
能を有する。
【0037】そのため、時間比例出力部7から出力され
る時間比例出力のON/OFF切換えタイミングが、補
正値の加算に応じて変化することにより、そのON/O
FF比も変化する。加算する補正値は、加算する時間比
例周期中は一定であり、次の時間比例周期では直前の時
間比例周期に基づく別の一定の補正値が保持されるとと
もに加算される。
【0038】もっとも、制御の初回の時間比例周期では
補正値が作成されていないので、加算部17へ入力され
たPID演算出力と加算部17から出力される加算PI
D演算出力は同じになるうえ、フィードフォワード処理
もPID演算出力MV1〜MV10についてなされる。
【0039】次に、上述した本発明に係る時間比例式制
御装置の動作を簡単に説明する。減算部1へ入力された
設定値SVと測定値PVが所定のサンプリングタイミン
グで減算されて、偏差eがPID演算部3へ加えられ
る。
【0040】PID演算部3では、その偏差eを所定の
制御サンプリング周期でPID演算し、図2Aに示すよ
うなPID演算出力MV1〜MV10を加算部17へ出
力する。
【0041】加算部17では、制御開始当初、補正値が
入力されていないので、同じPID演算出力MV1〜M
V10を加算PID演算出力としてフィードフォワード
処理部5およびPID出力平均算出部19へ出力する。
【0042】フィードフォワード処理部5では、制御サ
ンプリング周期毎の加算PID演算出力MV1〜MV1
0に対し、検出部15からのフィードフォワード量でフ
ィードフォワード処理し(図3参照)、外乱の影響を抑
えるような加算PID演算出力が時間比例出力部7へ加
えられる。
【0043】時間比例出力部7では、フィードフォワー
ド処理された加算PID演算出力とのこぎり波とが比較
され(図3参照)、加算PID演算出力がのこぎり波を
越えている期間ではON状態(TON)、加算PID演算
出力がのこぎり波より低下する期間ではOFF状態(T
OFF )の時間比例出力を形成し、これが操作器9および
実出力算出部23へ出力される。
【0044】操作器9は、交流電源11からの交流操作
信号をその時間比例出力のON/OFF切換タイミング
の次に来るゼスクロス点で切換え、ヒータ13へ実際に
印加する。
【0045】一方、PID出力平均算出部19では、時
間比例周期内の全ての加算PID演算出力(MV1〜M
V10)を加算するとともに全体のサンプル数(10)
で割った平均値(百分率)が補正値算出部21へ加え
る。
【0046】他方、実出力算出部23では、同じ時間比
例周期内における時間比例出力とフィードフォワード量
に基づき、ヒータ13へ印加しているはずの基準となる
所定の交流操作信号のON期間を求め、このON時間と
時間比例周期から時間比例出力の実出力値を百分率で演
算し、これを補正値算出部21へ加える。
【0047】補正値算出部21では、互いに同じ時間比
例周期内の加算PID演算出力の平均値から実出力値が
減算されて補正値を形成し、これが加算部17に加えら
れる。
【0048】加算部17では、図2Bに示すように、そ
の補正値の元になる時間比例周期の次の周期の間その補
正値が保持され、PID演算部3からのPID演算出力
に加算され、破線で示す加算PID演算出力(MV11
〜MV20)がフィードフォワード処理部5およびPI
D出力平均算出部19へ加えられる。
【0049】フィードフォワード処理部5からは、図3
に示すようなフィードフォワード処理された加算PID
演算出力(破線:MV11〜MV20)が時間比例出力
部7へ加えられ、時間比例出力部7からは加算PID演
算出力に応じた時間比例出力が操作器9に加えられる一
方、PID出力平均算出部19、実出力算出部23およ
び補正値算出部21から次の時間比例周期に用いる補正
値が作成される。以降、この動作が繰返される。
【0050】このように本発明の時間比例式制御装置
は、減算部1で設定値SVと測定値PVからの偏差eを
出力し、PID演算部3でその偏差eに基づくPID演
算出力を演算し、加算部17で時間比例周期中のPID
演算出力に補正値を加算し、フィードフォワード処理部
5で外乱測定結果としてのフィードフォワード量を入力
し、これによってその加算PID演算出力に対し外乱の
影響を抑えるようにフィードフォワード処理し、時間比
例出力部7でフィードフォワード処理された加算PID
演算出力とのこぎり波とを比較して加算PID演算出力
に応じた時間比例出力を出力する一方、PID出力平均
算出部19で時間比例周期におけるフィードフォワード
処理前の加算PID演算出力の平均値を算出し、実出力
算出部23でそれら時間比例出力およびフィードフォワ
ード量に基づきヒータ13を操作すべき所定の交流操作
信号をONするON時間を算出してこのON時間に対す
る時間比例周期の比からその時間比例出力の実出力値を
算出し、補正値算出部21でそれら加算PID演算出力
の平均値と時間比例出力の実出力値の差を補正値として
形成し、次の時間比例周期でこの補正値を加算部17で
加算して上述した加算PID演算出力を形成する構成と
した。
【0051】そのため、フィードフォワード処理を行っ
た加算PID演算出力について、ONからOFF(又は
OFFからON)へ変化した時ののこぎり波との比較に
よって時間比例出力を出力しても、制御安定性に影響を
与えるON期間中に変化した電源電圧の変動であるフィ
ードフォワード量の変動が次の時間比例周期の補正値に
含まれるうえ、OFF期間中のフィードフォワード量は
補正値の算出に含まれない。
【0052】そのため、時間比例周期における適切なフ
ィードフォワード量がヒータ13には反映され、制御対
象へ影響を及ぼす外乱の影響を小さく、早く抑えること
が可能で、安定した制御が可能となる。
【0053】また、上述した図12に示したように、の
こぎり波が出力分解能(ΔMV)の関係からΔT間隔で
しか時間比例出力をON/OFF切換えできず、同図の
ようにTON、TOFF の切換えタイミングが遅れても、当
該時間比例周期の加算PID演算出力に基づく補正値が
作成されて次の時間比例周期においてPID演算出力に
加算反映され、ON/OFFの切換えタイミングを好し
いのこぎり波の切換えタイミングに近づけることが可能
となり、時間比例出力の出力分解能(ΔMV)との関係
で出力困難なPID演算出力の影響がすぐに修正制御さ
れ、早く正確な時間比例制御が可能となる。
【0054】さらに、入力ノイズや測定値PVの量子化
誤差等の影響でPID演算出力が急変し、図13のよう
に時間比例出力が早くOFFに切換わった時間比例出力
が出力されても、急変した時点以降のPID演算出力の
値を含めた補正値で次の時間比例周期のPID演算出力
が修正されるから、同様に早く正確な時間比例式制御が
可能となる。
【0055】さらにまた、従来の時間比例式制御装置で
は、時間比例出力のON/OFF切換え時のPID演算
出力以外は無視されていたが、上述した本発明では個々
の時間比例周期内のPID演算出力が次の時間比例周期
で有効に反映され、この観点からも正確な時間比例式制
御が可能となる。
【0056】そのことは、上述した構成では、フィード
フォワード処理による速い段階での補正を確保するとと
もに、フィードフォワード処理後に時間比例出力を得て
ヒータ13を加熱制御することにより生ずる問題点、す
なわち時間比例出力のON/OFF切換え時以外のフィ
ードフォワード量の変動の補正ができないことの改善が
可能となり、ヒータ13への外乱影響を小さく抑えるこ
とが可能で、早く安定した制御が可能となる。
【0057】上述した本発明に係る時間比例式制御装置
では、比較波としてのこぎり波を用いる構成を説明した
が、三角波を用いる構成も可能である。なお、この三角
波も離散的に変化するものである。
【0058】すなわち、時間比例出力部7は、図5に示
すように、時間比例周期で0%〜100%〜0%まで変
化する三角波を用い、この時間比例周期の半周期におい
て、フィードフォワード処理された加算PID演算出力
(MV11〜MV20)と三角波とを比較し、加算PI
D演算出力が三角波を越えている期間ではON状態(T
ON)、加算PID演算出力が三角波より低下する期間で
はOFF状態(TOFF)の時間比例出力を形成する機能
を有するよう形成可能である。
【0059】PID出力平均算出部19は、図5を参考
にして示せば、時間比例周期の半周期内の全ての加算P
ID演算出力(MV11〜MV15)を加算するととも
に半周期の全サンプル数(5)で割った平均値(百分
率)を出力するよう形成し、実出力算出部23は、やは
り同じ半周期内の実際の時間比例出力のON/OFF比
(百分率)を出力するように形成されている。
【0060】加算部17は、時間比例周期においてその
補正値の元になる半周期の次の半周期でその補正値が保
持され、PID演算部3からのPID演算出力に加算さ
れて加算PID演算出力(MV16〜MV20)が時間
比例出力部7およびPID出力平均算出部19へ加えら
れる。それ以外は上述した構成と同様である。なお、図
5中の加算PID演算出力MV16〜MV20は、加算
後のものである。
【0061】このように、比較波として三角波を用いる
構成では、三角波の例えば前半の半周期のPID演算出
力に基づいて補正値を作成し、続く後半の半周期でPI
D演算出力に加算補正して時間比例出力を出力すること
が可能となり、同一の時間比例周期内で早い補正が可能
となる利点がある。
【0062】図6は、比較波として三角波を用いた本発
明に係る時間比例式制御装置について、その動作をシミ
ュレーションした結果の特性図であり、図7は図9に示
した従来の時間比例式制御装置についてシミュレーショ
ンした結果の特性図である。これら図6および図7か
ら、本発明による時間比例式制御装置が制御正確性およ
び安定性に優れていることが分かる。本発明で用いる比
較波は、のこぎり波や三角波のように所定の繰返し周期
を0%〜100%又は0%〜100%〜0%で仮想直線
的に変化するものであれば良い。
【0063】上述した本発明の構成では、制御対象を制
御する制御出力信号としてPID演算出力を用いる例を
説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、設
定値(目標値)と制御対象からの測定値からファジィ演
算した出力値に上述した補正値を加算する構成も可能で
あるし、時間の経過とともに所定のパターンで変化する
出力値に上述した補正値を加算する構成も可能である。
【0064】すなわち、本発明では、制御対象を直接制
御するためにこれに印加される交流又は直流電力をコン
トロールする時間比例出力が、その制御出力信号に上述
した補正値を加算した加算制御出力信号に基づいて形成
される構成であれば、本発明の目的が達成される。
【0065】このように、種々の制御出力に対応する本
発明を構成するには、例えば図8に示すように、制御出
力信号を加算部17へ加えて上述した補正値と加算して
加算制御出力信号を出力し、制御出力信号平均算出部2
5で加算制御出力信号の平均値を算出するよう、それら
加算部17および制御出力信号平均算出部25を形成す
れば良く、PID演算部3を除き、他の構成は図1と同
様である。もっとも、PID演算部3を制御出力信号出
力部と考えることも可能である。なお、図8では制御出
力信号平均算出部を制御出力平均算出部と簡略化した。
【0066】ところで、上述した本発明の構成では、時
間比例出力部から出力する時間比例出力は、ヒータ13
へ印加する交流操作信号との間で何等かの関連付けを持
たせてON/OFF切換え出力させると、より高精度の
制御が可能となる。
【0067】例えば、操作器11がゼロクロス方式の場
合、ヒータ13へ印加させているはずの上述した基準信
号としての所定の交流操作信号の半周期又はこの整数倍
を時間比例出力部7等へ予め設定し、このタイミングで
ON/OFF切換えして時間比例出力を出力させる構成
も可能である。
【0068】このような構成を採用すれば、ヒータ13
へ印加される交流操作信号に時間的な遅れは生じるもの
の、時間比例出力部7からの時間比例出力のON/OF
F切換え点から交流操作信号のゼロクロス点までの期間
が常に同じとなり、操作器9からのゼロクロス点情報等
がなくとも、時間比例出力部7からの時間比例出力と実
際にヒータ13へ反映された出力が同一時間比となり、
ゼスクロス制御における応答が安定する。
【0069】さらに、検出部15又は図示しない検出器
により、ヒータ13へ実際に印加させる交流操作信号の
ゼロクロス点を検出して時間比例出力部7へ取込み(図
1中の破線参照)、そのゼロクロス点から例えば1/4
周期前後遅れたタイミングでON/OFFを切換えて時
間比例出力を出力させる構成も可能である。
【0070】この構成によれば、交流電源11からの交
流操作信号に変動があったり、操作器9に動作誤差があ
っても、時間比例出力のON/OFF切換え点が印加交
流操作信号のゼロクロス点の直前や直後となり難くな
り、より一層正確な交流操作信号を安定してヒータ13
へ印加できるから、良好なゼスクロス制御応答が得られ
る。なお、本発明はゼロクロス方式以外の操作器を用い
ることも可能である。
【0071】また、上述した実施の形態では、外乱とし
て電源電圧の変動を例にしたが、これ以外にも、例えば
冷却制御の冷却媒体の温度など、プロセスゲインを変化
させる外乱が考えられる。それらの場合、フィードフォ
ワード量によりプロセスゲインがどのように変化するか
を明確にし、フィードフォワード処理部5や実出力算出
部23では各々の式を各フィードフォワード量に対応さ
せて変更する必要があることはいうまでもない。
【0072】本発明に係る時間比例式制御装置は、一般
には所定のプログラムで演算や判断動作するCPU、こ
のCPUの動作プログラムを格納したROM、演算動作
結果を一時的に格納するRAM、外部とのインターフェ
ースであるI/Oを主体としたマイクロコンピュータで
構成する場合が多いが、電子部品を組合せた電子回路で
構成することも可能であり、デジタル構成の機器ではC
PUで扱うデジタル信号が上述した制御出力信号とな
り、アナログ構成の機器では電圧信号や電流信号等のア
ナログ信号が制御出力信号となる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明の時間比例式
制御装置は、制御対象を制御する制御出力信号に補正値
を加算する加算部と、その制御対象に対する外乱測定結
果をフィードフォワード量として入力しその加算制御出
力信号に対しフィードフォワード処理するフィードフォ
ワード処理部と、このフィードフォワード処理された制
御出力信号に応じて時間比例周期内をON/OFF比に
変換した時間比例出力を出力する時間比例出力部と、そ
の時間比例周期毎にフィードフォワード処理前の加算制
御出力信号の平均値を算出する制御出力信号平均算出部
と、それら時間比例出力およびフィードフォワード量に
基づき制御対象を操作する所定の操作信号をONするO
N時間を算出しこのON時間に対する時間比例周期の比
からその時間比例出力の実出力を算出する実出力算出部
と、その加算制御出力信号平均値と実出力との差から上
記補正値を加算部へ出力する補正値算出部とを具備して
いる。そのため、フィードフォワード処理を行った加算
制御出力について、制御安定性に影響を与えるON期間
中に変化した外乱例えば電源電圧変動が考慮された時間
比例出力が出力されて制御対象が制御され、時間比例周
期における適切なフィードフォワード処理による早い段
階での補正を確保し、フィードフォワード処理後に時間
比例出力を得て制御対象を制御することにより生ずる問
題点を改善し、制御対象への外乱影響を小さく抑えるこ
とが可能となる。しかも、時間比例出力の出力分解能
(ΔMV)との関係で出力困難な制御出力信号の補正が
可能となったり、ノイズ等に起因する制御出力信号の急
変による影響を小さく抑え、時間比例周期内の制御出力
信号を有効に活用した補正が可能となる。その結果、上
記構成において早く安定した高精度の時間比例式制御が
可能となる。さらに、設定値と制御対象からの測定値と
の偏差をPID演算してPID演算出力を制御信号とし
て出力するPID演算部を設ける構成では、上述した効
果に加えて、時間比例出力の出力分解能(△MV)との
関係で出力困難なPID演算出力の補正が可能となった
り、ノイズ等に起因するPID演算出力の急変による影
響を小さく抑え、時間比例周期内のPID演算出力を有
効に活用した補正が可能となる。これにより、PID演
算出力を制御信号として出力する構成においても、同様
に早く安定した高精度の時間比例式制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る時間比例式制御装置の実施の形態
を示すブロック図である。
【図2】図1の時間比例式制御装置に係る動作を説明す
る図である。
【図3】図1の時間比例式制御装置に係る動作を説明す
る図である。
【図4】図1の時間比例式制御装置に係る動作を説明す
る図である。
【図5】図1の時間比例式制御装置に係る他の動作を説
明する図である。
【図6】図1に係る本発明の時間比例式制御装置のシミ
ュレーション結果を示す特性図である。
【図7】従来の時間比例式制御装置のシミュレーション
結果を示す特性図である。
【図8】本発明に係る時間比例式制御装置の他の実施の
形態を示すブロック図である。
【図9】従来の時比例式制御装置を示すブロック図であ
る。
【図10】図9の時間比例式制御装置に係る動作を説明
する図である。
【図11】図9の時間比例式制御装置に係る別の動作を
説明する図である。
【図12】図9の時間比例式制御装置に係る動作を説明
する図である。
【図13】図9の時間比例式制御装置に係る動作を説明
する図である。
【符号の説明】
1 減算部 3 PID演算部(制御信号出力部) 5 フィードフォワード処理部 7 時間比例出力部 9 操作器 11 交流電源 13 ヒータ(制御対象) 15 検出部 17 加算部 19、25 PID出力平均算出部(制御出力信号平均
算出部) 21 補正値算出部 23 実出力算出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉原 義朗 東京都大田区久が原5丁目16番6号 理化 工業株式会社内 (72)発明者 坂倉 浩一 東京都大田区久が原5丁目16番6号 理化 工業株式会社内 (72)発明者 大柳 友香子 東京都大田区久が原5丁目16番6号 理化 工業株式会社内 Fターム(参考) 5H004 GA07 GA40 HA01 HB01 HB14 KA22 KA65 KB02 KB04 KB06 KB33 KB38 MA02 MA09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象を制御するための制御出力信号
    に補正値を加算する加算部と、 前記制御対象の操作に影響を及ぼす外乱測定結果をフィ
    ードフォワード量として入力し、これによって前記加算
    部からの加算制御出力信号に対し前記外乱の影響を抑え
    るようにフィードフォワード処理して加算制御出力信号
    を出力するフィードフォワード処理部と、 このフィードフォワード処理された前記加算制御出力信
    号に応じて所定の繰返し時間比例周期内をON/OFF
    比に変換した時間比例出力を前記制御対象側へ出力する
    時間比例出力部と、 前記時間比例周期内における前記フィードフォワード処
    理前の前記加算制御出力信号の平均値を算出する制御出
    力信号平均算出部と、 前記制御対象を操作する所定の操作信号をONするON
    時間を前記時間比例出力およびフィードフォワード量に
    基づき算出し、このON時間に対する前記時間比例周期
    の比から前記時間比例出力の実出力を算出する実出力算
    出部と、 前記加算制御出力信号平均値と実出力との差を前記補正
    値として前記加算部へ出力する補正値算出部と、 を具備することを特徴とする時間比例式制御装置。
  2. 【請求項2】 設定値と前記制御対象からの測定値との
    偏差をPID演算するPID演算部を有し、前記加算部
    は前記PID演算部からのPID演算出力を前記制御出
    力信号として前記補正値を加算するものである請求項1
    記載の時間比例式制御装置。
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