JP2941996B2 - 広域加入者集団サービス実現方式 - Google Patents

広域加入者集団サービス実現方式

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JP2941996B2
JP2941996B2 JP3113905A JP11390591A JP2941996B2 JP 2941996 B2 JP2941996 B2 JP 2941996B2 JP 3113905 A JP3113905 A JP 3113905A JP 11390591 A JP11390591 A JP 11390591A JP 2941996 B2 JP2941996 B2 JP 2941996B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/4228Systems providing special services or facilities to subscribers in networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements
    • H04Q3/0016Arrangements providing connection between exchanges

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図36,図37) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図5) 作用(図1〜図5) 実施例 第1実施例の説明(図6〜図16) 第2実施例の説明(図17〜図21) 第3実施例の説明(図22〜図26) 第4実施例の説明(図27〜図31) 第5実施例の説明(図32〜図35) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、広域加入者集団サービ
スを実現するための広域加入者集団サービス実現方式に
関する。
【0003】近年、PBX(構内交換機)やCES(加
入者集団装置)の一加入者のみならず、単独加入者(一
般加入者)や他の加入者集団を含めた高度広域加入者集
団について、種々のサービス[仮想専用線網利用サービ
スや内線化サービス(内線閉番号接続サービスを含む)
等]を提供したいとの要請がある。
【0004】
【従来の技術】図36は従来の広域加入者集団サービス
提供方式のための構成図を示しているが、この図36に
おいて、101は加入者系交換局102,102を含む
広域加入者集団であり、各加入者系交換局102には、
PBX103,CES104が収容されている。なお、
加入者系交換局102,102は相互に公衆網または仮
想専用線網または専用線網で接続されている。
【0005】105は網を統括してサービスを制御する
サービス制御局であり、このサービス制御局105はデ
ータベース105Aを有している。また、このサービス
制御局105は、各加入者系交換局102とそれぞれ制
御信号線を介して接続されている。
【0006】ところで、従来においては、予め保守者経
由で、広域加入者集団サービスへの加入を網(サービス
制御局105及び加入者系交換局102)に登録するこ
とにより、特定のPBX/CES加入者のみが広域加入
者集団サービス(広域内線番号接続サービスを含む)の
利用を受けることができるようになっている。なお、広
域内線番号接続サービスを受ける場合は、予め、保守者
経由で広域内線閉番号(論理番号)に対応する実際の着
信先番号(物理番号)を網に登録することにより、特定
加入者に対しサービスを提供できるようになっている。
また、この広域内線番号接続サービスについていえば、
一部、カスタマ制御による登録先の変更が可能ではある
が、その利用形態は、特定加入者向けに限られているの
である。
【0007】図37は従来の仮想専用線網提供方式のた
めの構成図を示しているが、この図37において、10
2は加入者系交換局であり、各加入者系交換局102に
は、PBX103,CES104が収容されている。な
お、加入者系交換局102,102は相互に公衆網回線
で接続されている。
【0008】105は網を統括してサービスを制御する
サービス制御局であり、このサービス制御局105はデ
ータベース105Aを有している。また、このサービス
制御局105は、加入者系交換局102とそれぞれ制御
信号線を介して接続されている。
【0009】ところで、従来においては、予め、保守者
経由で仮想専用線網利用形態(加入者ごとの発着専用線
間の対応関係や番号と相手先ルートとの対応関係や時間
帯ごとの利用形態等)を網(サービス制御局105及び
加入者系交換局102)に登録することにより、特定の
PBX/CES加入者のみが仮想専用線回線の利用を受
けることができるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図36
に示す従来のPBX/CES加入者向けの広域加入者集
団サービスにおいては、特定のPBX/CES加入者内
での加入者集団サービスしか実現されておらず、更には
その加入者による加入者集団サービスの種々の利用形態
を柔軟に変更可能とする、カスタマによる広域加入者集
団サービス変更機能などは有しておらず、これにより柔
軟性や即応性に乏しい限られた広域加入者集団サービス
しか提供できない。
【0011】また、従来のPBX/CES加入者向けの
広域での内線閉番号接続サービスにおいては、その広域
内線番号接続サービスを利用できる加入者は予め網に登
録されたPBX/CES加入者のみに限られるという問
題点があるほか、及び単独加入者を含めた形の柔軟なカ
スタマによるコントロール機能を有していないという問
題点がある。
【0012】さらに、図37に示す従来の公衆網の一部
を仮想専用線として提供するサービスにおいては、その
仮想専用線網を利用できる加入者は、予め網に登録した
特定のPBX/CES加入者のみに限られており、更に
はカスタマからの柔軟な仮想専用線の利用形態変更のた
めのコントロール機能なども有していないという問題点
がある。
【0013】本発明は、このような課題に鑑みなされた
もので、広域加入者集団向けサービス[仮想専用線網利
用サービスや内線化サービス(内線閉番号接続サービス
を含む)等]を一事業所集団加入者のみならず単独加入
者や他の加入者集団を含めて広く利用できるようにする
とともに、カスタマによる広域加入者集団サービスの利
用形態を変更できるようにした、広域加入者集団サービ
ス実現方式を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は第1の発明にかか
る原理ブロック図である。この図1において、1は加入
者系交換局2を含む広域加入者集団10について網を統
括してサービスを制御するサービス制御局であるが、こ
のサービス制御局1には、広域加入者集団10に対する
サービスの利用制御を司る広域加入者集団サービス利用
制御手段1−1と、広域加入者集団10に対するサービ
スの利用形態を変更する広域加入者集団サービス利用形
態変更手段1−2とが設けられている。
【0015】また、加入者系交換局2には、サービス制
御局1の広域加入者集団サービス利用制御手段1−1を
通じて広域加入者集団10に対するサービスの利用を可
能とする広域加入者集団サービス利用アクセス手段2−
1と、加入者系交換局2に収容される加入者からサービ
ス制御局1の広域加入者集団サービス利用形態変更手段
1−2へアクセスすることにより、広域加入者集団10
に対するサービスの利用形態を変更するためのカスタマ
アクセス手段2−2とが設けられている(請求項1)。
【0016】なお、加入者系交換局2が、構内交換機
(PBX)3または加入者集団装置(CES)4の加入
者3a,4a(この加入者3a,4aを、以下「PBX
/CES加入者3a,4a」という)および単独加入者
5を収容している場合においては、広域加入者集団サー
ビス利用アクセス手段2−1は、PBX/CES加入者
3a,4aのための広域加入者集団サービス利用アクセ
ス手段2−1−1と、単独加入者5のための広域加入者
集団サービス利用アクセス手段2−1−2とで構成され
るとともに、カスタマアクセス手段2−2が、PBX/
CES加入者3a,4aのためのカスタマアクセス手段
2−2−1と、単独加入者9のためのカスタマアクセス
手段2−2−2とで構成される(請求項2)。
【0017】図2は第2の発明にかかる原理ブロック図
である。この図2において、1は加入者系交換局2を含
む広域加入者集団10について網を統括してサービスを
制御するサービス制御局で、このサービス制御局1に
は、広域加入者集団10に対する仮想専用線網の利用制
御を司る仮想専用線網利用制御手段1−3と、広域加入
者集団10に対する仮想専用線網の利用形態を変更する
仮想専用線網利用形態変更手段1−4とが設けられてい
る。
【0018】また、加入者系交換局2には、サービス制
御局1の仮想専用線網利用制御手段1−3を通じて広域
加入者集団10に対する仮想専用線網の利用を可能とす
る仮想専用線網利用アクセス手段2−3と、加入者系交
換局2に収容される加入者からサービス制御局1の仮想
専用線網利用形態変更手段1−4へアクセスすることに
より、広域加入者集団10に対する仮想専用線網の利用
形態を変更するためのカスタマアクセス手段2−4とが
設けられている(請求項3)。
【0019】なお、加入者系交換局2が、PBX/CE
S加入者3a,4aおよび単独加入者5を収容している
場合においては、仮想専用線網利用アクセス手段2−3
が、PBX/CES加入者3a,4aのための仮想専用
線網利用アクセス手段2−3−1と、単独加入者5のた
めの仮想専用線網利用アクセス手段2−3−2とで構成
されるとともに、カスタマアクセス手段2−4が、PB
X/CES加入者3a,4aのためのカスタマアクセス
手段2−4−1と、単独加入者5のためのカスタマアク
セス手段2−4−2とで構成される(請求項4)。
【0020】図3は第3の発明にかかる原理ブロック図
である。この図3において、1は加入者系交換局2を含
む広域加入者集団10について網を統括してサービスを
制御するサービス制御局1であるが、このサービス制御
局1には、広域加入者集団10に対して内線番号管理制
御を司る広域内線番号管理制御手段1−5と、広域加入
者集団10に対する内線番号の管理形態を変更する広域
内線番号管理形態変更手段1−6とが設けられている。
【0021】また、加入者系交換局2には、サービス制
御局1の広域内線番号管理制御手段1−5を通じて広域
加入者集団10に対する内線番号の管理を可能とする広
域内線番号接続利用アクセス手段2−5と、加入者系交
換局2に収容される加入者からサービス制御局1の広域
内線番号管理形態変更手段1−6へアクセスすることに
より、広域加入者集団10に対する内線番号の管理形態
を変更するためのカスタマアクセス手段2−6とが設け
られている(請求項5)。
【0022】なお、加入者系交換局2が、PBX/CE
S加入者3a,4aおよび単独加入者5を収容している
場合においては、広域内線番号接続利用アクセス手段2
−5が、PBX/CES加入者3a,4aのための広域
内線番号接続利用アクセス手段2−5−1と、単独加入
者5のための広域内線番号接続利用アクセス手段2−5
−2とで構成されるとともに、カスタマアクセス手段2
−6が、PBX/CES加入者3a,4aのためのカス
タマアクセス手段2−6−1と、単独加入者5のための
カスタマアクセス手段2−6−2とで構成される(請求
項6)。
【0023】図4は第4の発明にかかる原理ブロック図
である。この図4において、1は加入者系交換局2を含
む広域加入者集団10について網を統括してサービスを
制御するサービス制御局であるが、このサービス制御局
1には、広域加入者集団10に対するサービスの利用制
御を司る広域加入者集団サービス利用制御手段1−7
と、広域加入者集団10に対する内線化のための制御を
司る広域加入者集団内線化制御手段1−8とが設けられ
ている。
【0024】また、加入者系交換局2には、サービス制
御局1の広域加入者集団サービス利用制御手段1−7を
通じて広域加入者集団10に対するサービスの利用を可
能とする広域加入者集団サービス利用アクセス手段2−
7と、加入者系交換局2に収容される加入者からサービ
ス制御局1の広域加入者集団内線化制御手段1−8へア
クセスすることにより、加入者を広域加入者集団10の
内線にするための広域加入者集団内線化サービス登録カ
スタマアクセス手段2−8とが設けられている(請求項
7)。
【0025】なお、加入者系交換局2が、PBX/CE
S加入者3a,4aおよび単独加入者5を収容している
場合においては、広域加入者集団サービス利用アクセス
手段2−7が、PBX/CES加入者3a,4aのため
の広域加入者集団サービス利用アクセス手段2−7−1
と、単独加入者5のための広域加入者集団サービス利用
アクセス手段2−7−2とで構成されるとともに、広域
加入者集団内線化サービス登録カスタマアクセス手段2
−8が、PBX/CES加入者3a,4aのための広域
加入者集団内線化サービス登録カスタマアクセス手段2
−8−1と、単独加入者5のための広域加入者集団内線
化サービス登録カスタマアクセス手段2−8−2とで構
成されている(請求項8)。
【0026】図5は第5の発明にかかる原理ブロック図
である。この図5において、1はそれぞれ加入者系交換
局2を含む複数の広域加入者集団10について網を統括
してサービスを制御するサービス制御局であるが、この
サービス制御局1には、各広域加入者集団10に対する
サービスの利用制御を司る広域加入者集団管理運用制御
手段1−9と、各広域加入者集団10に対するサービス
の利用形態を変更する広域加入者集団サービス利用形態
変更手段1−10とが設けられている。
【0027】また、各広域加入者集団10における加入
者系交換局2には、サービス制御局1の広域加入者集団
管理運用制御手段1−9を通じて加入者系交換局2が属
する広域加入者集団10に対するサービスの利用を可能
とする広域加入者集団サービス利用アクセス手段2−9
と、加入者系交換局2に収容される加入者からサービス
制御局1の広域加入者集団サービス利用形態変更手段1
−10へアクセスすることにより、加入者系交換局2が
属する広域加入者集団10に対するサービスの利用形態
を変更するためのカスタマアクセス手段2−10とが設
けられている(請求項9)。
【0028】なお、加入者系交換局2が、PBX/CE
S加入者3a,4aおよび単独加入者5を収容している
場合においては、その加入者系交換局2における広域加
入者集団サービス利用アクセス手段2−9が、PBX/
CES加入者3a,4aのための広域加入者集団サービ
ス利用アクセス手段2−9−1と、単独加入者4のため
の広域加入者集団サービス利用アクセス手段2−9−2
とで構成されるとともに、その加入者系交換局2におけ
るカスタマアクセス手段2−10が、PBX/CES加
入者3a,4aのためのカスタマアクセス手段2−10
−1と、単独加入者4のためのカスタマアクセス手段2
−10−2とで構成されている(請求項10)。
【0029】
【作用】上述の第1の発明にかかる広域加入者集団サー
ビス実現方式(請求項1,2)では、図1に示すよう
に、サービス制御局1の広域加入者集団サービス利用制
御手段1−1から加入者系交換局2の広域加入者集団サ
ービス利用アクセス手段2−1へアクセスすることによ
り、広域加入者集団10に対するサービスの利用を可能
とするとともに、加入者系交換局2に収容される加入者
からカスタマアクセス手段2−2を通じてサービス制御
局1の広域加入者集団サービス利用形態変更手段1−2
へアクセスすることにより、広域加入者集団10に対す
るサービスの利用形態を変更することができる。
【0030】また、第2の発明にかかる広域加入者集団
サービス実現方式(請求項3,4)では、図2に示すよ
うに、サービス制御局1の仮想専用線網利用制御手段1
−3から加入者系交換局2の仮想専用線網利用アクセス
手段2−3へアクセスすることにより、広域加入者集団
10に対する仮想専用線網の利用を可能とするととも
に、加入者系交換局2に収容される加入者からカスタマ
アクセス手段2−4を通じてサービス制御局1の仮想専
用線網利用形態変更手段1−4へアクセスすることによ
り、広域加入者集団10に対する仮想専用線網の利用形
態を変更することができる。
【0031】さらに、第3の発明にかかる広域加入者集
団サービス実現方式(請求項5,6)では、図3に示す
ように、サービス制御局1の広域内線番号管理制御手段
1−5から加入者系交換局2の広域内線番号接続利用ア
クセス手段2−5へアクセスすることにより、広域加入
者集団10に対する内線番号の管理を可能とするととも
に、加入者系交換局2に収容される加入者からカスタマ
アクセス手段2−6を通じてサービス制御局1の広域内
線番号管理形態変更手段1−6へアクセスすることによ
り、広域加入者集団10に対する内線番号の管理形態を
変更することができる。
【0032】またさらに、第4の発明にかかる広域加入
者集団サービス実現方式(請求項7,8)では、図4に
示すように、サービス制御局1の広域加入者集団サービ
ス利用制御手段1−7から加入者系交換局2の広域加入
者集団サービス利用アクセス手段2−7へアクセスする
ことにより、広域加入者集団10に対するサービスの利
用を可能とするとともに、加入者系交換局2に収容され
る加入者から広域加入者集団内線化サービス登録カスタ
マアクセス手段2−8を通じてサービス制御局1の広域
加入者集団内線化制御手段1−8へアクセスすることに
より、加入者を広域加入者集団10の内線にすることが
できる。
【0033】さらにまた、第5の発明にかかる広域加入
者集団サービス実現方式(請求項9,10)では、図5
に示すように、サービス制御局1の広域加入者集団管理
運用制御手段1−9から各加入者系交換局2の広域加入
者集団サービス利用アクセス手段2−9へアクセスする
ことにより、加入者系交換局2が属する広域加入者集団
10に対するサービスの利用を可能とするとともに、各
加入者系交換局2に収容される加入者からカスタマアク
セス手段2−10を通じてサービス制御局1の広域加入
者集団サービス利用形態変更手段1−10へアクセスす
ることにより、加入者系交換局2が属する広域加入者集
団10に対するサービスの利用形態を変更することがで
きる。
【0034】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0035】(a)第1実施例の説明 図6は本発明の第1実施例を示すブロック図で、この図
6において、1は加入者系交換局2を含む広域加入者集
団10について網を統括してサービスを制御するサービ
ス制御局であるが、このサービス制御局1には、広域加
入者集団サービス利用制御手段1−1と広域加入者集団
サービス利用形態変更手段1−2とが設けられている。
【0036】ここで、広域加入者集団サービス利用制御
手段1−1は、広域加入者集団10に対するサービスの
利用制御を司るもので、広域加入者集団サービス利用形
態変更手段1−2は広域加入者集団10に対するサービ
スの利用形態を変更するものである。
【0037】また、加入者系交換局2には、広域加入者
集団サービス利用アクセス手段2−1とカスタマアクセ
ス手段2−2とが設けられている。
【0038】ここで、広域加入者集団サービス利用アク
セス手段2−1、サービス制御局1の広域加入者集団サ
ービス利用制御手段1−1を通じて広域加入者集団10
に対するサービスの利用を可能とするもので、カスタマ
アクセス手段2−2は、加入者系交換局2に収容される
加入者からサービス制御局1の広域加入者集団サービス
利用形態変更手段2−2へアクセスすることにより、広
域加入者集団10に対するサービスの利用形態を変更す
るためのものであるが、この実施例においては、加入者
系交換局2が、PBX/CES加入者3a,4aおよび
単独加入者5を収容しているので、広域加入者集団サー
ビス利用アクセス手段2−1は、PBX/CES加入者
3a,4aのための広域加入者集団サービス利用アクセ
ス手段2−1−1と、単独加入者5のための広域加入者
集団サービス利用アクセス手段2−1−2とで構成され
るとともに、カスタマアクセス手段2−2が、PBX/
CES加入者3a,4aのためのカスタマアクセス手段
2−2−1と、単独加入者5のためのカスタマアクセス
手段2−2−2とで構成される。
【0039】なお、サービス制御局1と各加入者系交換
局2とは、共通線信号網または通話パスを介して接続さ
れており、加入者系交換局2間は公衆網,仮想専用線
網,専用線網を介して接続されている。
【0040】上述の構成により、サービス制御局1の広
域加入者集団サービス利用制御手段1−1から加入者系
交換局2の広域加入者集団サービス利用アクセス手段2
−1へアクセスすることにより、広域加入者集団10に
対するサービスの利用を可能とするとともに、加入者系
交換局2に収容される加入者からカスタマアクセス手段
2−2を通じてサービス制御局1の広域加入者集団サー
ビス利用形態変更手段1−2へアクセスすることによ
り、広域加入者集団10に対するサービスの利用形態を
変更することができるのである。
【0041】今、加入者系交換局2のサービス利用アク
セス機能およびサービス制御局1のサービス利用制御機
能に着目した構成例を示すと、図7のようになるが、こ
の図7において、加入者系交換局2のサービス利用アク
セス機能は、サービス利用ハンドラ21によって実現さ
れ、サービス制御局1のサービス利用制御機能として
は、論理番号対応の加入者状態管理スケジューリング機
能,回線使用状況管理スケジューリング機能,呼管理機
能,課金管理・サービス利用料管理機能等が用意されて
いる。なお、加入者系交換局2の加入者状態監視部22
で、加入者状態管理スケジューリング機能のサービスを
受け、加入者系交換局2の回線割当,回線状態監視部2
3で、回線使用状況管理スケジューリング機能のサービ
スを受けるようになっている。また、SCCP/TCA
Pはサービス制御局1,加入者系交換局2にそれぞれ付
設される制御信号授受用のインタフェースである。
【0042】次に、カスタマコントロール機能実現構成
例について説明する。まず、加入者30がアナログ電話
機またはISDN簡易電話機である場合には、このアナ
ログ電話機またはISDN簡易電話機からの操作は次の
ようにする(図8参照)。
【0043】まず、加入者30のカスタマアクセス用特
番のダイヤルで、MMI−PBレシーバ・トーキ・プロ
トコル変換機能を有する例えばパソコン等のカスタマア
クセス用専用端末24(以下、カスタマアクセス用専用
端末24というときは、この端末と同等の機能を有する
ものも含む)へ接続する。
【0044】以後は、サービス制御局1へカスタマアク
セス用専用端末24とインチャネルのPB(プッシュボ
タン)信号等でガイダンスや確認トーキに従い、サービ
ス利用形態の変更を要求する。
【0045】このとき、カスタマアクセス用専用端末2
4では、同時にまたは一定時間後に、データ通信等でサ
ービス制御局1のデータベース1Aにアクセスし、カス
タマの変更を伝える。
【0046】つぎに、加入者30がISDN電話機であ
る場合には、このISDN電話機からの操作は次のよう
にする(図9参照)。
【0047】まず、加入者30のカスタマアクセス用特
番のダイヤルで、カスタマアクセス用専用端末24へ接
続し、以後は、サービス制御局1へカスタマアクセス用
専用端末24とユーザ情報送受信等で表示・指示・確認
を行ないながら、サービス利用形態の変更を要求する。
【0048】このとき、カスタマアクセス用専用端末2
4では、同時にまたは一定時間後に、データ通信等でサ
ービス制御局1のデータベース1Aにアクセスし、カス
タマの変更を伝える。
【0049】ところで、カスタマアクセス用専用端末2
4では、データ通信等でサービス制御局1のデータベー
ス1Aにアクセスし、サービス利用形態の変更を行なう
が、このときカスタマアクセス用専用端末24とデータ
ベース1A間では、発ID(発識別番号)・CUG(閉
域接続)・パスワード・スクランブル等で機密性を保持
しながら、サービス利用形態の変更を許容する(図10
参照)。なお、かかるサービス利用形態の変更に対し
て、通信料とは別に変更料を徴収する。
【0050】さらに、PBX/CES加入者3a,4a
のカスタマコントロール例について、図11,12を用
いて説明する。
【0051】PBX/CES加入者3a,4aは、加入
者系交換局2に付加されたサービス制御局1への広域加
入者集団サービス利用形態変更のためにカスタマアクセ
ス手段2−2−1へアクセスする(図11の及び図1
2のステップA1参照)。
【0052】ついで、加入者系交換局2のカスタマアク
セス手段2−2−1では、共通線信号網または通話パス
を経由して、サービス制御局1に付加された広域加入者
集団サービス利用形態変更手段1−2にアクセスし、サ
ービス制御局1に、広域加入者集団サービスの利用形態
の変更を要求する(図11の及び図12のステップA
2参照)。
【0053】そして、このサービス制御局1の広域加入
者集団サービス利用形態変更手段1−2では、発信者番
号やパスワード等によるセキュリティチェック実施とと
もに、その利用形態変更の妥当性のチェック・内容確認
・変更手順のガイダンス・変更後イメージ確認・試験要
否確認等をカスタマとの間で実施する(図11の及び
図12のステップA3参照)。
【0054】また、サービス制御局1は、単独加入者5
の要求利用形態(ネットワークワイドな即ち網全体につ
いての接続・転送・専用線利用等を含む)を満足させる
よう、サービス制御局1に付加される広域加入者集団サ
ービス利用制御手段1−1及び加入者系交換局2に付加
される単独加入者用広域加入者集団サービス利用アクセ
ス手段2−1−2及び加入者系交換局2に付加されるP
BX/CES加入者用広域加入者集団サービス利用アク
セス手段2−1−1に広域加入者集団サービス利用形態
変更指示を行なう(図11の及び図12ステップA4
参照)。
【0055】それ以後は、広域加入者集団サービス利用
形態は変更される(図12のステップA5参照)。
【0056】さらに、単独加入者5のカスタマコントロ
ール例について、図13,14を用いて説明する。
【0057】まず、単独加入者5は、加入者系交換局2
に付加されたサービス制御局1への広域加入者集団サー
ビス利用形態変更のためにカスタマアクセス手段2−2
−2へアクセスする(図13の及び図14のステップ
B1参照)。
【0058】ついで、加入者系交換局2のカスタマアク
セス手段2−2−2では、共通線信号網または通話パス
を経由して、サービス制御局1に付加された広域加入者
集団サービス利用形態変更手段1−2にアクセスし、サ
ービス制御局1に、広域加入者集団サービス利用形態の
変更を要求する(図13の及び図14のステップB2
参照)。
【0059】このサービス制御局1の広域加入者集団サ
ービス利用形態変更手段1−2では、発信者番号・パス
ワード等によるセキュリティチェック実施とともに、そ
の利用形態変更の妥当性のチェック・内容確認・変更手
順のガイダンス・変更後イメージ確認・試験要否確認等
をカスタマとの間で実施し、また、必要によっては、高
度加入者集団に組み入れることの許可及びそれに伴う課
金条件の変更内容等を、特定管理元ユーザとの間で相互
チェックを実施する(図13の及び図14のステップ
B3参照)。
【0060】このとき、サービス制御局1は、単独加入
者5の要求利用形態(ネットワークワイドな接続・転送
・専用線利用及び課金条件等を含む)を満足させるよ
う、サービス制御局1に付加される広域加入者集団サー
ビス利用制御手段1−1及び加入者系交換局2に付加さ
れる単独加入者用の広域加入者集団サービス利用アクセ
ス手段2−1−2及び加入者系交換局2に付加されるP
BX/CES加入者用の広域加入者集団サービス利用ア
クセス手段2−1−1に広域加入者集団サービス利用形
態の変更指示を行なう(図13の及び図14のステッ
プB4参照)。それ以後、広域加入者集団サービス利用
形態は変更される(図14のステップB5参照)。
【0061】つぎに、単独加入者5の広域加入者集団サ
ービス利用例について、図15,16を用いて説明す
る。
【0062】事前に、ある特定(または複数)加入者集
団の広域内線端末の一つとして動作するよう、サービス
制御局1の広域加入者集団サービス利用制御手段1−1
に登録される(図15の及び図16のステップC1参
照)。
【0063】広域加入者集団サービス利用制御手段1−
1に登録されている単独加入者5の端末について、該当
端末5からの発呼時または該当端末5への着呼時には、
この端末5が高度広域加入者集団端末として意識される
(図15の及び図16のステップC2参照)。
【0064】そして、加入者系交換局2に付加される単
独加入者用の広域加入者集団サービス利用アクセス手段
2−1−2により、該当端末5の発呼または該当端末5
への着呼動作に対して、サービス制御局1の広域加入者
集団サービス利用制御手段1−1へサービス利用形態
(ネットワークワイドな接続サービスや転送サービスの
利用条件・仮想専用線サービスの利用条件・その課金条
件等を含む)の確認・問い合わせを実施する(図15の
及び図16のステップC3参照)。
【0065】その後は、サービス制御局1の確認応答に
より、該当端末5は要求した高度広域加入者集団サービ
スを提供される(図15の及び図16のステップC4
参照)。
【0066】このようにこの第1実施例によれば、サー
ビス制御局1と加入者系交換局2とに付加された特殊機
能の連携により、PBX/CES加入者以外の単独加入
者をも含めた高度広域加入者集団の形で、しかも、カス
タマコントロール機能の付加により、その柔軟な利用形
態の変更を可能とした、即応性ある広域加入者集団サー
ビス利用の提供が可能となるものである。
【0067】(b)第2実施例の説明 図17は本発明の第2実施例を示すブロック図で、この
図17において、1は加入者系交換局2を含む広域加入
者集団10について網を統括してサービスを制御するサ
ービス制御局で、このサービス制御局1には、仮想専用
線網利用制御手段1−3と仮想専用線網利用形態変更手
段1−4とが設けられている。
【0068】ここで、仮想専用線網利用制御手段1−3
は、広域加入者集団10に対する仮想専用線網の利用制
御を司るもので、仮想専用線網利用形態変更手段1−4
は、広域加入者集団10に対する仮想専用線網の利用形
態を変更するものである。
【0069】また、加入者系交換局2には、仮想専用線
網利用アクセス手段2−3とカスタマアクセス手段2−
4とが設けられている。
【0070】ここで、仮想専用線網利用アクセス手段2
−3は、サービス制御局1の仮想専用線網利用制御手段
1−3を通じて広域加入者集団10に対する仮想専用線
網の利用を可能とするもので、カスタマアクセス手段2
−4は、加入者系交換局2に収容される加入者からサー
ビス制御局1の仮想専用線網利用形態変更手段1−4へ
アクセスすることにより、広域加入者集団10に対する
仮想専用線網の利用形態を変更するためのものである。
【0071】本実施例では、加入者系交換局2が、PB
X/CES加入者3a,4aおよび単独加入者5を収容
しているので、仮想専用線網利用アクセス手段2−3
が、PBX/CES加入者3a,4aのための仮想専用
線網利用アクセス手段2−3−1と、単独加入者5のた
めの仮想専用線網利用アクセス手段2−3−2とで構成
されるとともに、カスタマアクセス手段2−4が、PB
X/CES加入者3a,4aのためのカスタマアクセス
手段2−4−1と、単独加入者5のためのカスタマアク
セス手段2−4−2とで構成されている。
【0072】このような構成により、サービス制御局1
の仮想専用線網利用制御手段1−3から加入者系交換局
2の仮想専用線網利用アクセス手段2−3へアクセスす
ることにより、広域加入者集団10に対する仮想専用線
網の利用を可能とするとともに、加入者系交換局2に収
容される加入者からカスタマアクセス手段2−4を通じ
てサービス制御局1の仮想専用線網利用形態変更手段1
−4へアクセスすることにより、広域加入者集団10に
対する仮想専用線網の利用形態を変更することができる
のである。
【0073】次に、例えば単独加入者5の仮想専用線網
の利用サービス実現例について、図18,19を用いて
説明する。
【0074】まず、単独加入者5は、加入者系交換局2
に付加される単独加入者5からのサービス制御局1への
カスタマアクセス手段2−4−2により、サービス制御
局1に付加されるカスタマ制御による仮想専用線網利用
形態変更手段1−4にアクセスし、サービス制御局1に
仮想専用線網利用及びその利用形態を登録(変更・解除
を含む)要求する(図18の及び図19のステップD
1参照)。
【0075】そして、サービス制御局1の仮想専用線網
利用形態変更手段1−4では、発信者番号・パスワード
等によるセキュリティチェック実施と共に、その利用形
態変更の妥当性のチェック・内容確認・変更手順のガイ
ダンス・変更後イメージの確認・試験要否確認等をカス
タマとの間で実施し、また必要に応じ、高度加入者集団
に組み入れ、専用線利用を可能とすることの許容及びそ
れに伴う課金条件の変更内容等を、特定管理元ユーザと
の間で相互チェックを実施する(図18の及び図19
のステップD2参照)。
【0076】また、サービス制御局1は、カスタマ(単
独加入者)の要求利用形態(特定時間帯での仮想専用線
網構築・回線容量の変更・利用料金負担条件等を含む)
を満足させるように、自サービス制御局に付加される仮
想専用線網利用制御手段1−3及び各交換局の仮想専用
線管理部へ仮想専用線網利用形態変更指示を行なう(図
18の及び図19のステップD3参照)。
【0077】このようにして、単独加入者5はダイヤル
番号又は利用要求キー操作等で仮想専用線網利用を要求
すれば、仮想専用線網の利用を開始(変更・中止を含
む)することができる(図18の及び図19のステッ
プD4参照)。
【0078】なお、この場合、事前に登録することなく
サービス利用時に同時に、上記ステップD1〜D4関連
の操作を行なって、仮想専用線網を利用することも可能
である。
【0079】これにより、単独加入者5がサービス制御
局1へのカスタマアクセス機能を使うことにより、一時
的に高度広域加入者集団の一員として仮想専用線網の利
用が可能となるのである。
【0080】また、仮想専用線網の回線容量・ルーチン
グ方法を時間ごとに変更したりすることもできる。
【0081】つぎに、仮想専用線を使った柔軟な広域着
信先分配サービスの実現例について、図20,21を用
いて説明する。
【0082】まず、PBX/CES加入者3a,4a
は、加入者系交換局2に付加されるPBX/CES加入
者3a,4aからのサービス制御局1へのカスタマアク
セス手段2−4−1により、サービス制御局1に付加さ
れるカスタマ制御による仮想専用線網利用形態変更手段
1−4にアクセスし、サービス制御局1に単独加入者5
の仮想専用線網利用及びその利用形態を登録(変更・解
除を含む)要求する(図20の及び図21のステップ
E1参照)。
【0083】そして、サービス制御局1の仮想専用線網
利用形態変更手段1−4では発信者番号・パスワード等
によるセキュリティチェック実施と共に、その利用形態
変更の妥当性のチェック・内容確認・変更手順のガイダ
ンス・変更後イメージの確認・試験要否確認等をカスタ
マとの間で実施する(図20の及び図21のステップ
E2参照)。
【0084】さらに、サービス制御局1は、カスタマ
(PBX/CES加入者3a,4a)の要求利用形態
(広域着信先の変更・分配比率/回線要領比率等の変更
等)を満足させるように、自サービス制御局に付加され
る仮想専用線網利用制御手段1−3及び各交換局の仮想
専用線管理部へそれぞれ仮想専用線網利用形態変更指示
を行なう(図20の及び図21のステップE3参
照)。
【0085】これにより、任意の加入者がある加入者集
団への広域代表番号でダイヤルすれば、サービス制御局
1に付加される仮想専用線網利用制御手段1−3と加入
者系交換局2に付加される単独加入者5の仮想専用線網
利用アクセス手段2−3により、ある利用形態(広域代
表着信先の変更、ACD着信先分配等)で、仮想専用線
網の利用を開始(変更・中止を含む)することができる
(図20の及び図21のステップE4参照)。
【0086】このようにして、単独加入者5からの特定
番号(広域代表番号等)の着信に対して、単独加入者5
への仮想専用線利用機能を与えることにより、仮想専用
線を使った柔軟な広域着信先分配が可能となる。
【0087】このようにこの第2実施例によれば、仮想
専用線網の利用をPBX/CES加入者3a,4a以外
の単独加入者5にも利用可能とすることにより、従来に
ない広範囲なサービス提供を可能とし、更に仮想専用線
網のカスタマ制御機能を設け、柔軟な仮想専用線運用の
機能を加入者へも提供することで、柔軟で即応性あるサ
ービス提供が可能となるものである。
【0088】(c)第3実施例の説明 図22は本発明の第3実施例を示すブロック図で、この
図22において、1は加入者系交換局2を含む広域加入
者集団10について網を統括してサービスを制御するサ
ービス制御局1であるが、このサービス制御局1には、
広域内線番号管理制御手段1−5と広域内線番号管理形
態変更手段1−6とが設けられている。
【0089】ここで、広域内線番号管理制御手段1−5
は、広域加入者集団10に対して内線番号管理制御を司
るもので、広域内線番号管理形態変更手段1−6は、広
域加入者集団10に対する内線番号の管理形態を変更す
るものである。
【0090】また、加入者系交換局2には、広域内線番
号接続利用アクセス手段2−5とカスタマアクセス手段
2−6とが設けられている。
【0091】ここで、広域内線番号接続利用アクセス手
段2−5は、サービス制御局1の広域内線番号管理制御
手段1−5を通じて広域加入者集団10に対する内線番
号の管理を可能とするもので、カスタマアクセス手段2
−6は、加入者系交換局2に収容される加入者からサー
ビス制御局1の広域内線番号管理形態変更手段1−6へ
アクセスすることにより、広域加入者集団10に対する
内線番号の管理形態を変更するためのものである。
【0092】なお、この第3実施例の場合も、加入者系
交換局2が、PBX/CES加入者3a,4aおよび単
独加入者5を収容していることにより、広域内線番号接
続利用アクセス手段2−5が、PBX/CES加入者3
a,4aのための広域内線番号接続利用アクセス手段2
−5−1と、単独加入者5のための広域内線番号接続利
用アクセス手段2−5−2とで構成されるとともに、カ
スタマアクセス手段2−6が、PBX/CES加入者3
a,4aのためのカスタマアクセス手段2−6−1と、
単独加入者5のためのカスタマアクセス手段2−6−2
とで構成されている。
【0093】上述の構成により、サービス制御局1の広
域内線番号管理制御手段1−5から加入者系交換局2の
広域内線番号接続利用アクセス手段2−5へアクセスす
ることにより、広域加入者集団10に対する内線番号の
管理を可能とするとともに、加入者系交換局2に収容さ
れる加入者からカスタマアクセス手段2−6を通じてサ
ービス制御局1の広域内線番号管理形態変更手段1−6
へアクセスすることにより、広域加入者集団10に対す
る内線番号の管理形態を変更することができるのであ
る。
【0094】つぎに、単独加入者5からの広域内線番号
管理形態サービスの実現例について、図23,24を用
いて説明する。
【0095】まず、広域内線番号着信先を変更したい加
入者は、任意の加入者端末5から、加入者交換局2に付
加される単独加入者5からサービス制御局1へのカスタ
マアクセス手段2−6−2により、サービス制御局1に
付加されるカスタマ制御による広域内線番号管理形態変
更手段1−6にアクセスして、サービス制御局1に自分
の移動先・不在時の代理着信先を柔軟に変更するための
広域内線番号着信先の変更を登録(変更・解除を含む)
することを要求する(図23の及び図24のステップ
F1参照)。
【0096】サービス制御局1の広域内線番号管理形態
変更手段1−6では、発信者番号・パスワード等による
セキュリティチェック実施と共に、その利用形態変更の
妥当性のチェック・内容確認・変更手順のガイダンス・
変更後イメージの確認・試験要否確認等をカスタマとの
間で実施し、また必要に応じ、閉番号専用線利用を可能
とすることの許容及びそれに伴う課金条件の変更内容等
を特定管理元ユーザとの間で相互チェックを実施する
(図23の及び図24のステップF2参照)。
【0097】また、サービス制御局1は、カスタマ(単
独加入者)の広域内線番号着信先変更登録要求を満足す
るよう、自サービス制御局に付加される広域内線番号管
理制御手段1−5及び各加入者系交換局2に付加される
PBX/CES加入者3a,4aの広域内線番号接続利
用アクセス手段2−5へ変更の指示を行なう(図23の
及び図24のステップF3参照)。
【0098】これにより、任意のPBX/CES加入者
3a,4aが広域内線番号をダイヤルすると、サービス
制御局1に付加される広域内線番号管理制御手段1−5
と加入者系交換局2に付加されるPBX/CES加入者
3a,4aの広域内線番号接続利用アクセス手段2−5
−1により、広域内線番号で着信する呼に対して、自動
的に登録加入者の移動先や不在時の代理着信等へ着信先
を変更することが行なわれる(図23の及び図24の
ステップF4参照)。
【0099】このようにして、単独加入者5からサービ
ス制御局1へのカスタマアクセス機能を使うことによ
り、自分の移動先や不在時の代理着信先へ、どこにいて
も着信先を柔軟に変更することができるものである。
【0100】つぎに、単独加入者5の企業内番号ダイヤ
ル接続サービスについて、図25,26を用いて説明す
る。
【0101】まず、PBX/CES加入者3a,4a
は、加入者系交換局2に付加されるPBX/CES加入
者3a,4aからサービス制御局1へのカスタマアクセ
ス手段2−6−1により、サービス制御局1に付加され
るカスタマ制御による広域内線番号管理形態変更手段1
−6にアクセスし、サービス制御局1に単独加入者5か
らの着信を含む広域内線番号利用を登録(変更・解除を
含む)することを要求する(図25の及び図26のス
テップG1参照)。
【0102】このとき、サービス制御局1の広域内線番
号管理形態変更手段1−6では、発信者番号・パスワー
ド等によるセキュリティチェック実施と共に、その利用
形態変更の妥当性のチェック・内容確認・変更手順のガ
イダンス・変更後イメージの確認・試験要否確認等をカ
スタマとの間で実施する(図25の及び図26のステ
ップG2参照)。
【0103】また、サービス制御局1は、PBX/CE
S加入者3a,4aの要求利用形態を満足させるよう、
サービス制御局1に付加される広域内線番号管理制御手
段1−5及び自加入者系交換局2に付加されるPBX/
CES加入者用の広域内線番号接続利用アクセス手段2
−5に広域内線番号管理形態変更の指示を行なう(図2
5の及び図26のステップG3参照)。
【0104】その後に、任意の加入者がある加入者集団
への広域代表番号+広域内線番号をダイヤルすると、サ
ービス制御局1に付加される広域内線番号管理制御手段
1−5及び加入者系交換局1に付加される広域内線番号
接続利用アクセス手段2−5−2により、単独加入者5
から事業所の所在地を意識することなく、希望着信先へ
ダイヤル接続が可能となる(図25の及び図26のス
テップG4参照)。
【0105】これにより、単独加入者5からの特定番号
(広域代表番号等)のダイヤルと企業内の広域内線番号
とを組み合わせを利用可能とすることにより、広域代表
番号+広域内線番号をダイヤルすることで、単独加入者
5から事業所の所在地を意識することなく、希望着信先
へダイヤル接続が可能となるのである。
【0106】従って、この第3実施例によれば、広域内
線番号接続サービスをPBX/CES加入者3a,4a
以外の単独加入者5にも利用可能とすることができるほ
か、広域内線番号管理形態変更のカスタマ制御機能を設
けることにより、PBX/CES加入者3a,4aのみ
ならず単独加入者5へもその変更制御を可能とすること
により、複合的なサービスの提供が可能となるのであ
る。
【0107】(d)第4実施例の説明 図27は本発明の第4実施例を示すブロック図で、この
図27において、1は加入者系交換局2を含む広域加入
者集団10について網を統括してサービスを制御するサ
ービス制御局であるが、このサービス制御局1には、広
域加入者集団サービス利用制御手段1−7と広域加入者
集団内線化制御手段1−8とが設けられている。
【0108】ここで、広域加入者集団サービス利用制御
手段1−7は、広域加入者集団10に対するサービスの
利用制御を司るもので、広域加入者集団内線化制御手段
1−8は、広域加入者集団10に対する内線化のための
制御を司るものである。
【0109】また、加入者系交換局2には、広域加入者
集団サービス利用アクセス手段2−7と広域加入者集団
内線化サービス登録カスタマアクセス手段2−8とが設
けられている。
【0110】ここで、広域加入者集団サービス利用アク
セス手段2−7は、サービス制御局1の広域加入者集団
サービス利用制御手段1−7を通じて広域加入者集団1
0に対するサービスの利用を可能とするもので、広域加
入者集団内線化サービス登録カスタマアクセス手段2−
8は、加入者系交換局2に収容される加入者からサービ
ス制御局1の広域加入者集団内線化制御手段1−8へア
クセスすることにより、加入者を広域加入者集団10の
内線にするためのものである。
【0111】なお、この第4実施例においても、加入者
系交換局2が、PBX/CES加入者3a,4aおよび
単独加入者5を収容しているので、広域加入者集団サー
ビス利用アクセス手段2−7が、PBX/CES加入者
3a,4aのための広域加入者集団サービス利用アクセ
ス手段2−7−1と、単独加入者5のための広域加入者
集団サービス利用アクセス手段2−7−2とで構成され
るとともに、広域加入者集団内線化サービス登録カスタ
マアクセス手段2−8が、PBX/CES加入者3a,
4aのための広域加入者集団内線化サービス登録カスタ
マアクセス手段2−8−1と、単独加入者5のための広
域加入者集団内線化サービス登録カスタマアクセス手段
2−8−2とで構成されている。
【0112】上述の構成により、サービス制御局1の広
域加入者集団サービス利用制御手段1−7から加入者系
交換局2の広域加入者集団サービス利用アクセス手段2
−7へアクセスすることにより、広域加入者集団10に
対するサービスの利用を可能とするとともに、加入者系
交換局2に収容される加入者から広域加入者集団内線化
サービス登録カスタマアクセス手段2−8を通じてサー
ビス制御局1の広域加入者集団内線化制御手段1−8へ
アクセスすることにより、加入者を広域加入者集団10
の内線にすることができるのである。
【0113】つぎに、単独加入者5の広域加入者集団サ
ービスの実現例について、図28,29を用いて説明す
る。
【0114】まず、単独加入者5は、加入者系交換局1
に付加される単独加入者5からの広域加入者集団内線化
サービス登録カスタマアクセス手段2−8−2により、
サービス制御局1に付加されるカスタマ制御による単独
加入者利用を含めた広域加入者集団内線化制御手段1−
8にアクセスして、サービス制御局1に単独加入者端末
の広域内線化登録(変更・解除を含む)を要求する(図
28の及び図29のステップH1参照)。
【0115】サービス制御局1の広域加入者集団内線化
制御手段1−8では、発信者番号・パスワード等による
セキュリティチェック実施と共に、その利用形態変更の
妥当性のチェック・内容確認・変更手順のガイダンス・
変更後イメージの確認・試験要否確認等をカスタマとの
間で実施する(図28の及び図29のステップH2参
照)。
【0116】また、サービス制御局1は、カスタマ(単
独加入者)による単独加入者端末の広域内線化登録要求
を満足するよう、自サービス制御局に付加される広域加
入者集団サービス利用制御手段1−7及び各加入者系交
換局2に付加される単独加入者5の広域加入者集団サー
ビス利用アクセス手段(広域セントレックスサービス利
用アクセス手段)2−7へ変更指示を行なう(図28
の及び図29のステップH3参照)。
【0117】それ以後、該当端末は、ある特定(または
複数)加入者集団の広域内線端末の一つとして動作し、
該当加入者集団に提供されている広域加入者集団サービ
ス(例えば、0発信で単独出接続を可能とするサービス
とか広域内線番号接続を可能とするサービスとか仮想専
用線接続を可能とするサービス等)を受けることが可能
となる(図28の及び図29のステップH4参照)。
【0118】なお、事前に登録することなく、サービス
利用時に、同時に上記のステップH1〜H3関連の操作
を行ない、仮想専用線網を利用することも可能である。
【0119】また、PBX/CES加入者3a,4aに
よる単独加入者端末の広域内線化登録も同様の操作で行
なうことが可能である。
【0120】このようにして、単独加入者5は、まずサ
ービス制御局1へ事前(またはサービス利用と同時)に
サービス制御局1に付加されるカスタマ制御による単独
加入者を含めた広域加入者集団内線化コントロール機能
にアクセスし、広域加入者集団内線化による端末利用を
登録すれば、それ以後(またはそれと同時に)、該当端
末はある特定(または複数)の加入者集団の広域加入者
集団内線端末の一つとして動作させることができるの
で、この加入者集団に提供されている広域加入者集団サ
ービスの利用が可能となるものである。
【0121】さらに具体例として、単独加入者5による
内線番号接続についての接続シーケンス例について、図
30を用いて説明する。
【0122】まず、PBX内線端末登録をサービス制御
局1の広域加入者集団サービス利用制御手段1−7にし
た一般単独電話5が、PBX内線端末と同様にPBX加
入者端末3aの内線番号(例えば「4111」)をダイ
ヤルして発呼させる(図30の参照)。
【0123】このように発呼されると、加入者系交換局
2の加入者データで特殊サービス(この場合は内線番号
接続サービス)を利用するものかどうかという判定がな
される(図30の参照)。
【0124】この場合は、内線番号接続サービス登録有
りであるから、加入者サービス属性収集サービス要求情
報で実施サービスの問い合わせを行なう。このとき、発
信加入者ID,ダイヤル番号情報(この例では「411
1」),発呼イベント情報を用いて問い合わせる(図3
0の参照)。
【0125】この問い合わせに対し、サービス制御局1
では、発信加入者IDを発呼させ(図30の参照)、
内線接続サービスを起動させ、データベース1Aの例え
ばグループ1を用いてダイヤル番号変換を施す。すなわ
ち内線番号を外線+内線番号またはダイヤルイン番号に
変換する。なお、この例では、「4111」を「044
−777−1111/4111」と変換する(図30の
参照)。
【0126】その後は、変換されたダイヤル番号が加入
者系交換局2へ戻され(図30の参照)、PBX3に
収容されている内線番号「4111」のPBX加入者端
末3aに着呼される(図30の参照)。
【0127】さらに、特定PBX内線番号着信の移動先
自動接続(転送)サービスについての接続シーケンス例
について、図31を用いて説明する。
【0128】この例では、第三者aから特定PBX内線
番号端末3a(符号bで示す端末参照)(この内線番号
は例えば「4111」)への着信呼を移動先端末c(こ
の電話番号は例えば「045−201−XXXX」)へ
転送して接続する場合について説明する。
【0129】まず、移動先端末cにて、予め移動先をサ
ービス制御局1のデータベース1Aに登録しておく(図
31参照)。なお、この登録は特定PBX内線番号端
末3a(b)からも行なうことができる。
【0130】その後に、内線化サービスを受けた第三者
aから特定PBX内線番号端末3a(b)へ着呼がある
と(図31参照)、加入者系交換局2の加入者データ
で特殊サービス(この場合は内線番号接続サービス)を
利用するものかどうかという判定がなされる(図31の
参照)。
【0131】この場合は、内線番号接続サービス登録有
りであるから、加入者サービス属性収集サービス要求情
報で実施サービスの問い合わせを行なう。このとき、着
信加入者ID,ダイヤル番号情報(この例では「411
1」),着呼イベント情報を用いて問い合わせる(図3
1の参照)。
【0132】この問い合わせに対し、サービス制御局1
では、着信加入者IDを着呼させ(図31の参照)、
転送サービスを起動させ、データベース1Aの例えばグ
ループ1を用いてダイヤル番号変換を施す。すなわち外
線+内線番号またはダイヤルイン番号を移動先番号に変
換する。なお、この例では、「044−777−111
1/4111」を「045−201−XXXX」と変換
する(図31の参照)。
【0133】その後は、変換されたダイヤル番号が加入
者系交換局2へ戻され(図31の参照)、移動先へ転
送されることにより(図31の参照)、移動先への着
信が実現される(図31参照)。
【0134】このようにして第三者aから特定PBX内
線番号端末3a(b)への着信呼を移動先端末cへ転送
して接続することができるのである。
【0135】このようにこの第4実施例によれば、サー
ビス制御局1と加入者系交換局2の付加機能との連携に
より、PBX/CES加入者3a,4a以外の単独加入
者5も含めた形で、広域加入者集団サービスの広範囲で
柔軟で即応性のあるサービス提供が可能となるものであ
る。
【0136】(e)第5実施例の説明 図32は本発明の第5実施例を示すブロック図で、この
図32において、1はそれぞれ加入者系交換局2を含む
複数の広域加入者集団10について網を統括してサービ
スを制御するサービス制御局であるが、このサービス制
御局1には、広域加入者集団管理運用制御手段1−9と
広域加入者集団サービス利用形態変更手段1−10とが
設けられている。
【0137】ここで、広域加入者集団管理運用制御手段
1−9は、各広域加入者集団10に対するサービスの利
用制御を司るもので、広域加入者集団サービス利用形態
変更手段1−10は、各広域加入者集団10に対するサ
ービスの利用形態を変更するものである。
【0138】また、各広域加入者集団10における加入
者系交換局2には、広域加入者集団サービス利用アクセ
ス手段2−9とカスタマアクセス手段2−10とが設け
られている。
【0139】ここで、広域加入者集団サービス利用アク
セス手段2−9は、サービス制御局1の広域加入者集団
管理運用制御手段1−9を通じて加入者系交換局2が属
する広域加入者集団10に対するサービスの利用を可能
とするもので、カスタマアクセス手段2−10は、加入
者系交換局2に収容される加入者からサービス制御局1
の広域加入者集団サービス利用形態変更手段1−10へ
アクセスすることにより、加入者系交換局2が属する広
域加入者集団10に対するサービスの利用形態を変更す
るためのものである。
【0140】なお、この第5実施例においても、加入者
系交換局2が、PBX/CES加入者3a,4aおよび
単独加入者5を収容しているので、その加入者系交換局
2における広域加入者集団サービス利用アクセス手段2
−9が、PBX/CES加入者3a,4aのための広域
加入者集団サービス利用アクセス手段2−9−1と、単
独加入者5のための広域加入者集団サービス利用アクセ
ス手段2−9−2とで構成されるとともに、その加入者
系交換局2におけるカスタマアクセス手段2−10が、
PBX/CES加入者3a,4aのためのカスタマアク
セス手段2−10−1と、単独加入者5のためのカスタ
マアクセス手段2−10−2とで構成されている。
【0141】このような構成により、サービス制御局1
の広域加入者集団管理運用制御手段1−9から各加入者
系交換局2の広域加入者集団サービス利用アクセス手段
2−9へアクセスすることにより、加入者系交換局2が
属する広域加入者集団10に対するサービスの利用を可
能とするとともに、各加入者系交換局2に収容される加
入者からカスタマアクセス手段2−10を通じてサービ
ス制御局1の広域加入者集団サービス利用形態変更手段
1−10へアクセスすることにより、加入者系交換局2
が属する広域加入者集団10に対するサービスの利用形
態を変更することができるのである。
【0142】次に、例えば加入者集団間での広域加入者
集団管理運用形態変更の実現例について、図33,34
を用いて説明する。
【0143】まず、PBX/CES加入者3a,4a
は、加入者系交換局2に付加されるサービス制御局1へ
のカスタマアクセス手段2−10−1により、サービス
制御局1に付加されるカスタマ制御による加入者集団間
での特定端末群の柔軟な加入者集団サービス利用形態変
更のための制御機能(広域加入者集団サービス利用形態
変更手段2−10)にアクセスし、サービス制御局1
に、他加入者集団所属の特定端末群を自広域加入者集団
所属の一加入者集団としての運用形態に変更登録(登録
・解除を含む)を要求する(図33の及び図34のス
テップI1参照)。
【0144】そして、サービス制御局1の広域加入者集
団サービス利用形態変更手段2−10では、発信者番号
・パスワード等によるセキュリティチェック実施ととも
に、その利用形態変更の妥当性のチェック・内容確認・
変更手順のガイダンス・変更後イメージ確認・試験要否
確認等をカスタマとの間で実施する(図33の及び図
34のステップI2参照)。
【0145】また、サービス制御局1は、カスタマ(P
BX/CES加入者3a,4a又は一般加入者5)によ
る他加入者集団の特定端末群を自広域加入者集団所属の
一加入者集団としての運用形態への変更登録を満足する
よう、自サービス制御局に付加される異なる加入者集団
間に跨がって広域サービスを利用可能とするための加入
者集団管理運用制御機能(広域加入者集団管理運用制御
手段2−9)及び各加入者系交換局2に付加されるPB
X/CES加入者3a,4aの広域加入者集団サービス
利用アクセス機能(広域加入者集団サービス利用アクセ
ス手段2−9)へ変更指示を行なう(図33の及び図
34のステップI3参照)。
【0146】それ以後は、他加入者集団サービス所属の
該当端末群は、自加入者集団所属の一加入者集団として
動作し、該当加入者集団に提供されている広域加入者集
団サービスが可能となる(図33の及び図34のステ
ップI4参照)。
【0147】また、図35に示すように、広域加入者集
団10が3つ有る場合についても、同様の要領(図35
の○付き数字は図33のそれに対応する)にて実施可能
である。
【0148】なお、単独加入者によっても同様の登録
が、同様の操作で可能である。
【0149】これにより、PBX/CES加入者3a,
4a(または単独加入者)が、事前に、サービス制御局
1に付加される異なる加入者集団間での特定端末群の柔
軟な加入者集団サービス利用形態変更のための制御機能
にアクセスし、他加入者集団所属の特定端末を自広域加
入者集団所属の一加入者集団としての運用形態の変更登
録をしたあと、該当端末群は、ある特定(または複数)
の加入者集団の広域CES内線端末群(加入者集団)と
して動作し、該加入者集団に提供されている広域加入者
集団サービスの利用が可能となる。
【0150】従って、この第5実施例によれば、サービ
ス制御局1と加入者系交換局2の付加機能の連携によ
り、異なる加入者集団間での融通性ある加入者集団管理
運用形態変更を可能とし、柔軟な加入者集団構成の高度
広域加入者集団サービスの提供が可能となるのである。
【0151】
【発明の効果】以上詳述したように、まず、第1の発明
にかかる広域加入者集団サービス実現方式によれば、広
域加入者集団向けのサービスを提供するに際して、網を
統括してサービスを制御する位置づけのサービス制御局
を設け、このサービス制御局に、ネットワークワイドな
広域サービス利用のための制御手段を置くとともに、加
入者系交換局に、広域加入者集団向けサービスを、一事
業所集団加入者のみならず、単独加入者,他加入者集団
を含めて利用アクセス可能とするための手段を置くこと
により、サービス提供面・課金面・保守サービス面にお
いて、トータルな高度広域加入者集団の形でサービスの
提供を可能とすることができるほか、加入者系交換局
に、加入者からのカスタマアクセスのための手段を付加
するとともに、サービス制御局に、カスタマによる高度
広域加入者集団サービスの利用形態を変更制御するため
の手段を付加しているので、カスタマによる広域加入者
集団サービスの柔軟な利用形態の変更も可能となる利点
がある。
【0152】また、第2の発明にかかる広域加入者集団
サービス実現方式によれば、公衆網の一部を仮想専用線
として提供するサービスにおいて、網を統括してサービ
スを制御する位置づけのサービス制御局を設け、このサ
ービス制御局に、ネットワークワイドな仮想専用線網利
用のための制御手段を置くとともに、加入者系交換局
に、仮想専用線サービスを、一事業所集団加入者のみな
らず、単独加入者,他加入者集団を含めて利用アクセス
可能とするための手段を置くことにより、トータルな高
度広域加入者集団の形で仮想専用線網サービスを提供す
ることができるほか、加入者系交換局に、加入者からカ
スタマアクセスするための手段を付加するとともに、サ
ービス制御局に、カスタマによる仮想専用線サービスの
利用形態を変更し制御するための手段を付加することに
より、カスタマによる仮想専用線サービスの柔軟な利用
形態の変更も可能となる利点がある。
【0153】さらに、第3の発明にかかる広域加入者集
団サービス実現方式によれば、PBX/CES等の事業
所集団加入者向けに、広域で閉番号接続を実現するサー
ビスにおいて、網を統括してサービスを制御する位置づ
けのサービス制御局を設け、このサービス制御局に、ネ
ットワークワイドな広域内線閉番号接続サービス利用の
ための広域制御手段を置くとともに、加入者系交換局
に、広域内線閉番号接続サービスを、一事業所集団加入
者のみならず、単独加入者,他加入者集団を含めて利用
アクセス可能とするための手段を置くことにより、トー
タルな高度広域加入者集団の形で閉番号接続サービスの
提供を可能とすることができるほか、加入者系交換局
に、加入者からのカスタマアクセス手段を付加するとと
もに、サービス制御局に、カスタマによる利用形態を変
更制御するための手段を付加することにより、カスタマ
による閉番号接続サービスの柔軟な利用形態の変更も可
能とする利点がある。
【0154】またさらに、第4の発明にかかる広域加入
者集団サービス実現方式によれば、広域加入者集団向け
サービスを提供するに際して、網を統括してサービスを
制御する位置づけのサービス制御局を設け、このサービ
ス制御局に、ネットワークワイドな単独加入者の広域内
線化のための制御手段を置くとともに、加入者系交換局
に、広域加入者集団向けサービスを、単独加入者を含め
て利用アクセス可能とするための手段を置くことによ
り、トータルな高度広域加入者集団の形でサービスの提
供が可能になるとともに、加入者交換局に、事業所加入
者及び単独加入者からのカスタマアクセス手段を付加す
るとともに、サービス制御局に、カスタマによる高度広
域加入者集団サービスの利用形態を変更制御するための
手段を付加することにより、カスタマによる単独加入者
の広域内線化制御を含めた広域加入者集団サービスの提
供も可能となる利点がある。
【0155】さらにまた、第5の発明にかかる広域加入
者集団サービス実現方式によれば、広域加入者集団向け
サービスの提供において、網を統括してサービスを制御
する位置づけのサービス制御局を設け、このサービス制
御局に、異なる加入者集団間に跨がってネットワークワ
イドな広域サービスが利用可能とできるための加入者集
団管理運用制御手段を置くとともに、加入者系交換局
に、広域加入者集団向けサービスを、一事業所集団加入
者のみならず他加入者集団を含めて利用アクセス可能と
するための手段を置くことにより、トータルな高度広域
加入者集団の形でサービスの提供が可能となるほか、加
入者交換局に、加入者からのカスタマアクセス手段を付
加するとともに、サービス制御局に、カスタマによる高
度広域加入者集団サービスの利用形態を変更制御するた
めの手段を付加することにより、カスタマによる広域加
入者集団サービスの柔軟な利用形態の変更も可能となる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明にかかる原理ブロック図である。
【図2】第2の発明にかかる原理ブロック図である。
【図3】第3の発明にかかる原理ブロック図である。
【図4】第4の発明にかかる原理ブロック図である。
【図5】第5の発明にかかる原理ブロック図である。
【図6】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図7】本発明の第1実施例によるサービス利用アクセ
ス機能/サービス制御機能の構成例を示すブロック図で
ある。
【図8】本発明の第1実施例によるカスタマコントロー
ル機能実現構成例を説明するためのブロック図である。
【図9】本発明の第1実施例によるカスタマコントロー
ル機能実現構成例を説明するためのブロック図である。
【図10】本発明の第1実施例によるカスタマコントロ
ール機能実現構成例を説明するためのブロック図であ
る。
【図11】本発明の第1実施例によるPBX/CES加
入者のカスタマコントロールの例を説明するためのブロ
ック図である。
【図12】本発明の第1実施例によるPBX/CES加
入者のカスタマコントロールの例を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図13】本発明の第1実施例による単独加入者のカス
タマコントロールの例を説明するためのブロック図であ
る。
【図14】本発明の第1実施例による単独加入者のカス
タマコントロールの例を説明するためのフローチャート
である。
【図15】本発明の第1実施例による単独加入者の高度
広域加入者集団サービス利用例を説明するためのブロッ
ク図である。
【図16】本発明の第1実施例による単独加入者の高度
広域加入者集団サービス利用例を説明するためのフロー
チャートである。
【図17】本発明の第2実施例を示すブロック図であ
る。
【図18】本発明の第2実施例による単独加入者の仮想
専用線網の利用サービス実現例を説明するためのブロッ
ク図である。
【図19】本発明の第2実施例による単独加入者の仮想
専用線網の利用サービス実現例を説明するためのフロー
チャートである。
【図20】本発明の第2実施例による仮想専用線を使っ
た広域着信先分配サービス実現例を説明するためのブロ
ック図である。
【図21】本発明の第2実施例による仮想専用線を使っ
た広域着信先分配サービス実現例を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図22】本発明の第3実施例を示すブロック図であ
る。
【図23】本発明の第3実施例による単独加入者からの
広域内線番号管理形態変更サービス実現例を説明するた
めのブロック図である。
【図24】本発明の第3実施例による単独加入者からの
広域内線番号管理形態変更サービス実現例を説明するた
めのフローチャートである。
【図25】本発明の第3実施例による単独加入者の企業
内番号ダイヤル接続サービス実現例を説明するためのブ
ロック図である。
【図26】本発明の第3実施例による単独加入者の企業
内番号ダイヤル接続サービス実現例を説明するためのフ
ローチャートである。
【図27】本発明の第4実施例を示すブロック図であ
る。
【図28】本発明の第4実施例による単独加入者の広域
加入者集団サービス実現例を説明するためのブロック図
である。
【図29】本発明の第4実施例による単独加入者の広域
加入者集団サービス実現例を説明するためのフローチャ
ートである。
【図30】本発明の第4実施例による単独加入者による
内線番号接続要領を説明するためのブロック図である。
【図31】本発明の第4実施例による特定PBX内線番
号着信の移動先転送要領を説明するためのブロック図で
ある。
【図32】本発明の第5実施例を示すブロック図であ
る。
【図33】本発明の第5実施例による他加入者集団の端
末群を一時的に自広域加入者集団内の一加入者集団とし
て運用するサービス実現例を説明するためのブロック図
である。
【図34】本発明の第5実施例による他加入者集団の端
末群を一時的に自広域加入者集団内の一加入者集団とし
て運用するサービス実現例を説明するためのフローチャ
ートである。
【図35】本発明の第5実施例による他加入者集団の端
末群を一時的に自広域加入者集団内の一加入者集団とし
て運用する他のサービス実現例を説明するためのブロッ
ク図である。
【図36】従来の広域加入者集団サービス実現方式を説
明するためのブロック図である。
【図37】従来の広域内線閉番号接続実現方式を説明す
るためのブロック図である。
【符号の説明】
1 サービス制御局 1A データベース 1−1 広域加入者集団サービス利用制御手段 1−2 広域加入者集団サービス利用形態変更手段 1−3 仮想専用線網利用制御手段 1−4 仮想専用線網利用形態変更手段 1−5 広域内線番号管理制御手段 1−6 広域内線番号管理形態変更手段 1−7 広域加入者集団サービス利用制御手段 1−8 広域加入者集団内線化制御手段 1−9 広域加入者集団管理運用制御手段 1−10 広域加入者集団サービス利用形態変更手段 2 加入者系交換局 2−1,2−1−1,2−1−2 広域加入者集団サー
ビス利用アクセス手段 2−2,2−2−1,2−2−2 カスタマアクセス手
段 2−3,2−3−1,2−3−2 仮想専用線網利用ア
クセス手段 2−4,2−4−1,2−4−2 カスタマアクセス手
段 2−5,2−5−1,2−5−2 広域内線番号接続利
用アクセス手段 2−6,2−6−1,2−6−2 カスタマアクセス手
段 2−7,2−7−1,2−7−2 広域加入者集団サー
ビス利用アクセス手段 2−8,2−8−1,2−8−2 広域加入者集団内線
化サービス登録カスタマアクセス手段 2−9,2−9−1,2−9−2 広域加入者集団サー
ビス利用アクセス手段 2−10,2−10−1,2−10−2 カスタマアク
セス手段 3 PBX 3a PBX加入者 4 CES 4a CES加入者 5 単独加入者 10 広域加入者集団 21 サービス利用ハンドラ 22 加入者状態監視部 23 回線割当回線状態監視部 24 カスタマアクセス用端末 30 加入者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀場 信雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 粟路 謙二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 谷本 佳己 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−244143(JP,A) 特開 平4−165892(JP,A) 特開 平3−125551(JP,A) 特開 平4−200152(JP,A) 特開 昭62−249548(JP,A) 特開 昭64−78569(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/00 H04M 3/42 - 3/58 H04Q 3/545 H04Q 3/58

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加入者系交換局(2)を含む広域加入者集
    団(10)について網を統括してサービスを制御するサ
    ービス制御局(1)をそなえ、該サービス制御局(1)
    に、該広域加入者集団(10)に対するサービスの利用
    制御を司る広域加入者集団サービス利用制御手段(1−
    1)と、該広域加入者集団(10)に対するサービスの
    利用形態を変更する広域加入者集団サービス利用形態変
    更手段(1−2)とが設けられるとともに、該加入者系
    交換局(2)に、該サービス制御局(1)の該広域加入
    者集団サービス利用制御手段(1−1)を通じて該広域
    加入者集団(10)に対するサービスの利用を可能とす
    る広域加入者集団サービス利用アクセス手段(2−1)
    と、該加入者系交換局(2)に収容される加入者から該
    サービス制御局(1)の該広域加入者集団サービス利用
    形態変更手段(1−2)へアクセスすることにより、該
    広域加入者集団(10)に対するサービスの利用形態を
    変更するためのカスタマアクセス手段(2−2)とが設
    けられて、該サービス制御局(1)の該広域加入者集団
    サービス利用制御手段(1−1)から該加入者系交換局
    (2)の該広域加入者集団サービス利用アクセス手段
    (2−1)へアクセスすることにより、該広域加入者集
    団(10)に対するサービスの利用を可能とするととも
    に、該加入者系交換局(2)に収容される加入者から該
    カスタマアクセス手段(2−2)を通じて該サービス制
    御局(1)の該広域加入者集団サービス利用形態変更手
    段(1−2)へアクセスすることにより、該広域加入者
    集団(10)に対するサービスの利用形態を変更しうる
    ように構成されたことを特徴とする、広域加入者集団サ
    ービス実現方式。
  2. 【請求項2】該加入者系交換局(2)が、構内交換機
    (3)または加入者集団装置(4)の加入者(3a,4
    a)および単独加入者(5)を収容している場合におい
    て、該広域加入者集団サービス利用アクセス手段(2−
    1)が、該構内交換機(3)または加入者集団装置
    (4)の加入者(3a,4a)のための広域加入者集団
    サービス利用アクセス手段(2−1−1)と、該単独加
    入者(5)のための広域加入者集団サービス利用アクセ
    ス手段(2−1−2)とで構成されるとともに、該カス
    タマアクセス手段(2−2)が、該構内交換機(3)ま
    たは加入者集団装置(4)の加入者(3a,4a)のた
    めのカスタマアクセス手段(2−2−1)と、該単独加
    入者(5)のためのカスタマアクセス手段(2−2−
    2)とで構成されたことを特徴とする、請求項1記載の
    広域加入者集団サービス実現方式。
  3. 【請求項3】加入者系交換局(2)を含む広域加入者集
    団(10)について網を統括してサービスを制御するサ
    ービス制御局(1)をそなえ、該サービス制御局(1)
    に、該広域加入者集団(10)に対する仮想専用線網の
    利用制御を司る仮想専用線網利用制御手段(1−3)
    と、該広域加入者集団(10)に対する仮想専用線網の
    利用形態を変更する仮想専用線網利用形態変更手段(1
    −4)とが設けられるとともに、該加入者系交換局
    (2)に、該サービス制御局(1)の該仮想専用線網利
    用制御手段(1−3)を通じて該広域加入者集団(1
    0)に対する仮想専用線網の利用を可能とする仮想専用
    線網利用アクセス手段(2−3)と、該加入者系交換局
    (2)に収容される加入者から該サービス制御局(1)
    の該仮想専用線網利用形態変更手段(1−4)へアクセ
    スすることにより、該広域加入者集団(10)に対する
    仮想専用線網の利用形態を変更するためのカスタマアク
    セス手段(2−4)とが設けられて、該サービス制御局
    (1)の該仮想専用線網利用制御手段(1−3)から該
    加入者系交換局(2)の該仮想専用線網利用アクセス手
    段(2−3)へアクセスすることにより、該広域加入者
    集団(10)に対する仮想専用線網の利用を可能とする
    とともに、該加入者系交換局(2)に収容される加入者
    から該カスタマアクセス手段(2−4)を通じて該サー
    ビス制御局(1)の該仮想専用線網利用形態変更手段
    (1−4)へアクセスすることにより、該広域加入者集
    団(10)に対する仮想専用線網の利用形態を変更しう
    るように構成されたことを特徴とする、広域加入者集団
    サービス実現方式。
  4. 【請求項4】該加入者系交換局(2)が、構内交換機
    (3)または加入者集団装置(4)の加入者(3a,4
    a)および単独加入者(5)を収容している場合におい
    て、該仮想専用線網利用アクセス手段(2−3)が、該
    構内交換機(3)または加入者集団装置(4)の加入者
    (3a,4a)のための仮想専用線網利用アクセス手段
    (2−3−1)と、該単独加入者(5)のための仮想専
    用線網利用アクセス手段(2−3−2)とで構成される
    とともに、該カスタマアクセス手段(2−4)が、該構
    内交換機(3)または加入者集団装置(4)の加入者
    (3a,4a)のためのカスタマアクセス手段(2−4
    −1)と、該単独加入者(5)のためのカスタマアクセ
    ス手段(2−4−2)とで構成されたことを特徴とす
    る、請求項3記載の広域加入者集団サービス実現方式。
  5. 【請求項5】加入者系交換局(2)を含む広域加入者集
    団(10)について網を統括してサービスを制御するサ
    ービス制御局(1)をそなえ、該サービス制御局(1)
    に、該広域加入者集団(10)に対して内線番号管理制
    御を司る広域内線番号管理制御手段(1−5)と、該広
    域加入者集団(10)に対する内線番号の管理形態を変
    更する広域内線番号管理形態変更手段(1−6)とが設
    けられるとともに、該加入者系交換局(2)に、該サー
    ビス制御局(1)の該広域内線番号管理制御手段(1−
    5)を通じて該広域加入者集団(10)に対する内線番
    号の管理を可能とする広域内線番号接続利用アクセス手
    段(2−5)と、該加入者系交換局(2)に収容される
    加入者から該サービス制御局(1)の該広域内線番号管
    理形態変更手段(1−6)へアクセスすることにより、
    該広域加入者集団(10)に対する内線番号の管理形態
    を変更するためのカスタマアクセス手段(2−6)とが
    設けられて、該サービス制御局(1)の該広域内線番号
    管理制御手段(1−5)から該加入者系交換局(2)の
    該広域内線番号接続利用アクセス手段(2−5)へアク
    セスすることにより、該広域加入者集団(10)に対す
    る内線番号の管理を可能とするとともに、該加入者系交
    換局(2)に収容される加入者から該カスタマアクセス
    手段(2−6)を通じて該サービス制御局(1)の該広
    域内線番号管理形態変更手段(1−6)へアクセスする
    ことにより、該広域加入者集団(10)に対する内線番
    号の管理形態を変更しうるように構成されたことを特徴
    とする、広域加入者集団サービス実現方式。
  6. 【請求項6】該加入者系交換局(2)が、構内交換機
    (3)または加入者集団装置(4)の加入者(3a,4
    a)および単独加入者(5)を収容している場合におい
    て、該広域内線番号接続利用アクセス手段(2−5)
    が、該構内交換機(3)または加入者集団装置(4)の
    加入者(3a,4a)のための広域内線番号接続利用ア
    クセス手段(2−5−1)と、該単独加入者(5)のた
    めの広域内線番号接続利用アクセス手段(2−5−2)
    とで構成されるとともに、該カスタマアクセス手段(2
    −6)が、該構内交換機(3)または加入者集団装置
    (4)の加入者(3a,4a)のためのカスタマアクセ
    ス手段(2−6−1)と、該単独加入者(5)のための
    カスタマアクセス手段(2−6−2)とで構成されたこ
    とを特徴とする、請求項5記載の広域加入者集団サービ
    ス実現方式。
  7. 【請求項7】加入者系交換局(2)を含む広域加入者集
    団(10)について網を統括してサービスを制御するサ
    ービス制御局(1)をそなえ、該サービス制御局(1)
    に、該広域加入者集団(10)に対するサービスの利用
    制御を司る広域加入者集団サービス利用制御手段(1−
    7)と、該広域加入者集団(10)に対する内線化のた
    めの制御を司る広域加入者集団内線化制御手段(1−
    8)とが設けられるとともに、該加入者系交換局(2)
    に、該サービス制御局(1)の該広域加入者集団サービ
    ス利用制御手段(1−7)を通じて該広域加入者集団
    (10)に対するサービスの利用を可能とする広域加入
    者集団サービス利用アクセス手段(2−7)と、該加入
    者系交換局(2)に収容される加入者から該サービス制
    御局(1)の該広域加入者集団内線化制御手段(1−
    8)へアクセスすることにより、該加入者を該広域加入
    者集団(10)の内線にするための広域加入者集団内線
    化サービス登録カスタマアクセス手段(2−8)とが設
    けられて、該サービス制御局(1)の該広域加入者集団
    サービス利用制御手段(1−7)から該加入者系交換局
    (2)の該広域加入者集団サービス利用アクセス手段
    (2−7)へアクセスすることにより、該広域加入者集
    団(10)に対するサービスの利用を可能とするととも
    に、該加入者系交換局(2)に収容される加入者から該
    広域加入者集団内線化サービス登録カスタマアクセス手
    段(2−8)を通じて該サービス制御局(1)の該広域
    加入者集団内線化制御手段(1−8)へアクセスするこ
    とにより、該加入者を該広域加入者集団(10)の内線
    にするように構成されたことを特徴とする、広域加入者
    集団サービス実現方式。
  8. 【請求項8】該加入者系交換局(2)が、構内交換機
    (3)または加入者集団装置(4)の加入者(3a,4
    a)および単独加入者(5)を収容している場合におい
    て、該広域加入者集団サービス利用アクセス手段(2−
    7)が、該構内交換機(3)または加入者集団装置
    (4)の加入者(3a,4a)のための広域加入者集団
    サービス利用アクセス手段(2−7−1)と、該単独加
    入者(5)のための広域加入者集団サービス利用アクセ
    ス手段(2−7−2)とで構成されるとともに、該広域
    加入者集団内線化サービス登録カスタマアクセス手段
    (2−8)が、該構内交換機(3)または加入者集団装
    置(4)の加入者(3a,4a)のための広域加入者集
    団内線化サービス登録カスタマアクセス手段(2−8−
    1)と、該単独加入者(5)のための広域加入者集団内
    線化サービス登録カスタマアクセス手段(2−8−2)
    とで構成されたことを特徴とする、請求項7記載の広域
    加入者集団サービス実現方式。
  9. 【請求項9】それぞれ加入者系交換局(2)を含む複数
    の広域加入者集団(10)について網を統括してサービ
    スを制御するサービス制御局(1)をそなえ、該サービ
    ス制御局(1)に、各広域加入者集団(10)に対する
    サービスの利用制御を司る広域加入者集団管理運用制御
    手段(1−9)と、各広域加入者集団(10)に対する
    サービスの利用形態を変更する広域加入者集団サービス
    利用形態変更手段(1−10)とが設けられるととも
    に、各広域加入者集団(10)における該加入者系交換
    局(2)に、該サービス制御局(1)の該広域加入者集
    団管理運用制御手段(1−9)を通じて該加入者系交換
    局(2)が属する広域加入者集団(10)に対するサー
    ビスの利用を可能とする広域加入者集団サービス利用ア
    クセス手段(2−9)と、該加入者系交換局(2)に収
    容される加入者から該サービス制御局(1)の該広域加
    入者集団サービス利用形態変更手段(1−10)へアク
    セスすることにより、該加入者系交換局(2)が属する
    広域加入者集団(10)に対するサービスの利用形態を
    変更するためのカスタマアクセス手段(2−10)とが
    設けられて、該サービス制御局(1)の該広域加入者集
    団管理運用制御手段(1−9)から各加入者系交換局
    (2)の該広域加入者集団サービス利用アクセス手段
    (2−9)へアクセスすることにより、該加入者系交換
    局(2)が属する広域加入者集団(10)に対するサー
    ビスの利用を可能とするとともに、各加入者系交換局
    (2)に収容される加入者から該カスタマアクセス手段
    (2−10)を通じて該サービス制御局(1)の該広域
    加入者集団サービス利用形態変更手段(1−10)へア
    クセスすることにより、該加入者系交換局(2)が属す
    る広域加入者集団(10)に対するサービスの利用形態
    を変更しうるように構成されたことを特徴とする、広域
    加入者集団サービス実現方式。
  10. 【請求項10】各加入者系交換局(2)が、構内交換機
    (3)または加入者集団装置(4)の加入者(3a,4
    a)および単独加入者(5)を収容している場合におい
    て、該広域加入者集団サービス利用アクセス手段(2−
    9)が、該構内交換機(3)または加入者集団装置
    (4)の加入者(3a,4a)のための広域加入者集団
    サービス利用アクセス手段(2−9−1)と、該単独加
    入者(5)のための広域加入者集団サービス利用アクセ
    ス手段(2−9−2)とで構成されるとともに、該カス
    タマアクセス手段(2−10)が、該構内交換機(3)
    または加入者集団装置(4)の加入者(3a,4a)の
    ためのカスタマアクセス手段(2−10−1)と、該単
    独加入者(5)のためのカスタマアクセス手段(2−1
    0−2)とで構成されたことを特徴とする、請求項9記
    載の広域加入者集団サービス実現方式。
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