JP2941443B2 - パワーシートのモータ制御方法およびモータ制御装置 - Google Patents

パワーシートのモータ制御方法およびモータ制御装置

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JP2941443B2
JP2941443B2 JP3019554A JP1955491A JP2941443B2 JP 2941443 B2 JP2941443 B2 JP 2941443B2 JP 3019554 A JP3019554 A JP 3019554A JP 1955491 A JP1955491 A JP 1955491A JP 2941443 B2 JP2941443 B2 JP 2941443B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータの駆動制御に
よって、着座姿勢制御装置の可動部材のポジションを着
座者の体形、好み等に応じて任意に調整、設定可能なパ
ワーシートのモータ制御方法およびモータ制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、車両等において、モータの駆
動制御により移動可能なシートスライド装置、シートリ
フター、リクライニング装置等の種々の着座姿勢制御装
置の装着された、いわゆるパワーシートと称されるシー
トがよく知られている。
【0003】このようなパワーシートのモータとして、
一般に、DCギヤードモータ(DCモータ)が利用され、モ
ータは、たとえば、モータ制御装置に設けられている。
そして、モータは、モータ制御装置のスイッチ手段のオ
ン、オフやモータ制御リレーのリレー接点の切換えによ
って駆動制御可能に構成されている。
【0004】ここで、DCモータを利用する構成では、一
般に、モータの巻線端末を短絡させる回生制動を利用し
て、モータの回生制動のもとで、可動部材を停止させて
いる。このような構成によれば、DCモータの特徴である
停止時の保持力が効果的に利用でき、回生制動のもと
で、モータの停止状態が確実に保持されるため、可動部
材の停止精度が向上される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シートスラ
イド装置におけるシートのように、移動範囲の比較的広
い可動部材を持つ着座姿勢制御装置においては、可動部
材の迅速な移動が要求される。そこで、近年のパワーシ
ートにおいては、モータの回転速度の高速化をはかり、
モータの高速回転によって、可動部材の迅速な移動を確
保している。
【0006】しかしながら、公知の構成においては、ス
イッチ手段のオン、オフやリレー接点の切換えに伴うモ
ータへの供給電圧の印加または遮断によって、モータの
起動または停止が制御されているため、モータの起動、
停止が急激に行なわれる。
【0007】特に、シートスライド装置におけるシート
のように、着座者の荷重を直接的に支持する可動部材に
おいては、モータの起動時、停止時のショックが可動部
材を介して着座者に伝達されるため、着座者に起動時、
停止時のショックを与える。モータの起動時、停止時の
ショックは、着座者に不安感を与え、着座者の快適性を
損なう虞れがある。
【0008】そして、シートスライド装置等のモータの
起動時、停止時のショックは、シートの安定感を低下さ
せるため、着座者の着座姿勢を崩す虞れがある。
【0009】ここで、パワーシートにおける、可動部材
のポジション調整は、一般に、着座後、自動車等の発進
前に行なわれる。しかしながら、着座者が一旦着座姿勢
を崩すと、姿勢の安定化までに時間を要するため、着座
姿勢設定直後の発進等が容易に行なえず、操作性の低下
は避けられない。
【0010】また、ステアリングホイール等の車上設備
に妨害されることのないライドポジションを有する構成
のパワーシートにおいて、着座者は、シートをライドポ
ジションに移動させた後、降車する。そのため、モータ
停止時のショックによって着座者が着座姿勢を崩すと、
着座者は一旦姿勢を戻した後、降車しなければならず、
迅速な降車が行なえない。
【0011】この発明は、モータの起動時、停止時のシ
ョックを抑制するパワーシートのモータ制御方法および
モータ制御装置の提供を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明のパワーシートのモータ制御方法によれ
ば、モータに供給される電流を能動素子でPWM制御する
ことによって、モータへの印加電圧のレベルを変えるこ
となく、モータの回転速度が変化可能となることに着目
している。そして、たとえば、能動素子への所定信号の
入力後、モータの起動に必要な電流をモータに一旦流
し、モータの起動トルクを確保してモータを起動した
後、抑制された電流をパルスの変調により最小値から最
大値まで上昇させて、モータを徐々に加速している。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
【0014】図1に示すように、この発明に係るパワー
シートのモータ制御装置10においては、モータM と、モ
ータ制御リレーRL1,RL2 のリレー接点RL1a,RL2a とを備
えたリレー回路12が形成されている。そして、モータ制
御装置10は、リレー回路12と、能動素子14と、スイッチ
手段16と、中央処理ユニット18とを具備し、モータM を
駆動制御可能に構成されている。
【0015】モータM として、通常、DCギヤードモータ
が利用され、モータは、シート20に装着された着座姿勢
制御装置の可動部材、たとえば、図2に示すように、シ
ートスライド装置22においては、シート自体をスライド
させる駆動源として設けられている。
【0016】リレー回路12において、モータ制御リレー
のリレー接点RL1a,RL2a は、図1を見るとわかるよう
に、電源24とモータM との間に介在され、後述するよう
に、リレー接点の切換えによって、モータに流れるモー
タ電流Imの方向、つまりは、モータの駆動方向(正転、
逆転)を切換え可能に構成されている。電源24として、
通常、自動車のバッテリーが利用される。
【0017】モータM は、スイッチ手段16の操作のもと
で駆動制御される。スイッチ手段16は、たとえば、マニ
ュアルスイッチ26を備えて形成されている。マニュアル
スイッチ26として、たとえば、操作方向によってモータ
M の回転方向の切換え可能な、ニュートラルと2ポジシ
ョンの接点とを持つ自動復帰形のシーソー式スイッチが
利用できる。そして、マニュアルスイッチ26は、図1に
示すように、中央処理ユニット18に接続されている。
【0018】中央処理ユニット18は、マイクロコンピュ
ータ(マイコン)28を備えて形成され、マイコンは、記
憶されたプログラムに従って入力を処理し、適当な制御
信号を発生可能に構成されている。制御信号は、図1を
見るとわかるように、たとえば、リレードライバ30に出
力され、リレードライバがモータ制御リレーRL1,RL2 の
いずれかを付勢する。そして、モータ制御リレーRL1,RL
2 のうち、付勢されたリレーが、対応するリレー接点RL
1a,RL2a をそれぞれ切換えることによって、モータM が
駆動制御される。
【0019】なお、図1に示すように、中央処理ユニッ
ト18、リレードライバ30は、それぞれ自動車のバッテリ
ー(電源)24に接続され、バッテリーからの供給電圧の
もとで作動される。
【0020】また、モータM は、たとえば、ポジション
検出手段32を有して形成されている。図1に示すよう
に、ポジション検出手段32として、たとえば、モータM
の出力軸(図示しない)に固着された円盤状の永久磁石
34と、永久磁石の側方に隣接して設けられたリードスイ
ッチ36とを有して構成された回転センサが利用できる。
このような構成においては、永久磁石34が、モータM の
出力軸と一体的に回転し、対応するリードスイッチ36の
側方を通過する永久磁石の極性によって、リードスイッ
チの接点が開閉し、接点を閉じたとき、パルスが発生さ
れる。
【0021】図1に示すように、回転センサ(ポジショ
ン検出手段)のリードスイッチ36は、たとえば、中央処
理ユニット18に接続され、回転センサからのパルスは、
中央処理ユニットに出力される。そして、そのパルスの
数が、たとえば、中央処理ユニット18のメモリー(図示
しない)にカウント、記憶され、パルスのカウント数に
より、モータM の回転数、つまりはシート20のポジショ
ンが検出、認識される。パルスのカウント数は、たとえ
ば、モータM の正転時(シート20の前進時)にカウント
アップ、逆転時(シートの後退時)にカウントダウンさ
れる。
【0022】また、モータ制御装置10は、たとえば、マ
ニュアルスイッチ26の操作によって任意に調整されたシ
ート20のポジションを記憶、再生可能に構成されてい
る。シートポジションの記憶、再生は、たとえば、スイ
ッチ手段16として設けられたセットスイッチ38、再生ス
イッチ40によって行なわれる。図1に示すように、セッ
トスイッチ38、再生スイッチ40として、たとえば、自動
復帰形のプッシュ式スイッチが利用でき、各スイッチ
は、中央処理ユニット18にそれぞれ接続されている。
【0023】このような構成では、シート20の任意のポ
ジションにおいて、セットスイッチ38を操作すると、回
転センサ32からのパルスの数によって検出されたシート
のポジションが、メモリーポジションとして、中央処理
ユニット18のメモリーに格納される。そして、シート20
のメモリーポジション以外のポジションにおいて、再生
スイッチ40を操作することによって、中央処理ユニット
18のメモリーに格納された内容が読み出され、その格納
内容に沿って、シートのメモリーポジションが自動的に
設定される。
【0024】このような構成によれば、マニュアルスイ
ッチ26の操作によるマニュアル制御によって、シート20
を自己の最適なポジションに一度設定すれば足りるた
め、煩わしい操作を伴うことなく、自己の最適な着座姿
勢が繰り返し容易に設定できる。
【0025】なお、スイッチ手段16は、着座者の操作可
能な位置、たとえば、図2に示すように、シート20のシ
ートクッション42のサイド等に配設されている。しか
し、着座者の操作可能な位置であれば足り、シートクッ
ション42のサイドに限定されず、他の位置、たとえば、
コンソールボックス、ドア内壁のアームレスト(ともに
図示しない)等にスイッチ手段16を配設する構成として
もよい。
【0026】ところで、この発明のモータ制御装置10に
おいては、パルス幅を入力信号の大きさに応じて変化さ
せる、いわゆるPWM(パルス幅変調) 制御の可能な能動素
子14が、図1に示すように、リレー回路12および中央処
理ユニット18に接続されている。能動素子14として、た
とえば、MOS 形電界効果トランジスタ(MOS形FET)が利用
できる。
【0027】このような構成によれば、たとえば、中央
処理ユニット18からの出力信号(ドライブ信号)が MOS
形FET(能動素子)14に入力されると、ドライブ信号の大
きさに応じた幅のパルス(駆動パルス)が MOS形FET か
ら発生される。つまり、ドライブ信号に応じて発生した
駆動パルスの幅だけ、リレー回路12を断続的に導通させ
て、モータM に電流を断続的に流す、いわゆるスイッチ
ング動作が、 MOS形FET 14によって行なわれる。
【0028】なお、このような構成において、 MOS形FE
T 14から発生する駆動パルスの幅は、入力されたドライ
ブ信号の大きさに比例する。つまり、小さなドライブ信
号のもとでは MOS形FET 14のオン時間が短く、大きなド
ライブ信号のもとではオン時間が長くなる。
【0029】また、通常、モータM は、駆動時におい
て、モータコイルに電気エネルギーを蓄え、モータ電流
Imの遮断と同時に、その電気エネルギーが放出される。
そこで、この発明においては、図1を見るとわかるよう
に、モータコイルから放電された放電電流Idを整流する
フライホイールダイオードD1,D2 が、リレー回路12に設
けられている。フライホイールダイオードD1,D2 は、リ
レー接点RL1a,RL2a の切換えによって流れるモータ電流
Imと同一方向の放電電流Idを、モータM に流すように、
それぞれ設けられている。
【0030】たとえば、シート20のポジションが、中央
処理ユニット18のメモリーに格納されたメモリーポジシ
ョンより後方に位置するときを初期位置と仮定する。そ
して、このような状態において、スイッチ手段の再生ス
イッチ40を操作すると、中央処理ユニット18からの信号
がリレードライバ30に出力されて、モータ制御リレーRL
1 を付勢し、図3に示すように、対応するリレー接点RL
1aが切換えられる。
【0031】また、再生スイッチ40からの信号が中央処
理ユニット18に入力されると、回転センサ32からの信号
のもとでシート20の現在ポジションが認識されるととも
に、現在ポジションからメモリーポジションまでに要す
るモータM の回転数がシートの移動距離として算出、認
識される。
【0032】更に、再生スイッチ40から中央処理ユニッ
ト18への信号の出力によって、所定波形のドライブ信号
が中央処理ユニット18からMOS形FET 14に出力されて、
MOS形FET がスイッチング動作を開始し、リレー回路12
を断続的に導通させて、モータ電流Imが、図3の実線の
矢視方向に断続的に流される。
【0033】そして、図3に示すように、リレー接点RL
1aの切換え、および、 MOS形FET 14のスイッチング動作
によって、モータM にモータ電流Imが流れ、モータが起
動される。
【0034】ここで、この発明においては、 MOS形FET
14に出力されるドライブ信号を変動させることによっ
て、 MOS形FET からの駆動パルスの幅、つまりはオン時
間を徐々に増加させ、 MOS形FET の駆動パルスのデュー
ティファクタを最小値から最大値まで徐々に上昇するよ
うに構成されている。
【0035】ところで、リレー接点RL1aの切換えに伴っ
てモータM の起動時に流れるモータ電流Imが、モータの
起動に必要な電流値以下の場合おいては、電流値がモー
タの起動トルクに対応する値となるまでモータの起動が
遅延し、モータの起動精度を低下させる虞れがある。
【0036】そこで、この発明においては、リレー接点
RL1aの切換えに伴うモータM の起動時に、モータの駆動
に必要な電流をモータ電流Imとしてモータに一旦流し、
モータの起動トルクを確保する起動トルク確保域を設
け、リレー接点RL1aの切換えによってモータを起動トル
クのもとで起動するように、更に構成されている。
【0037】このような構成においては、たとえば、再
生スイッチ40からの信号の入力によって、まず、所定の
大きなドライブ信号が中央処理ユニット18から出力さ
れ、図4に示すように、対応する幅の駆動パルスが MOS
形FET 14から発生される。すると、図3に示すように、
MOS形FET 14からの駆動パルスの幅に応じた電流Isが、
モータ電流ImとしてモータM に流れ、そのモータ電流に
対応したモータトルク(起動トルク)のもとでモータが
起動し、シート20が、対応する方向、つまり、前方への
スライドを開始する。
【0038】なお、起動トルク確保域における、駆動パ
ルスのデューティファクタは、たとえば、0.75程度とさ
れている。ここで、一般に、0.5 秒程度にわたって、モ
ータM が起動トルクのもとで駆動されると、着座者がシ
ョックを感じるため、起動トルクの継続時間、つまり、
駆動パルスの発生周期T は、たとえば、0.1 秒程度とす
るとよい。このように、駆動パルスの発生周期T を0.1
秒程度とすれば、駆動パルスのデューティファクタを0.
75程度と大きくしても、着座者がモータ起動時のショッ
クを感じることもない。
【0039】ここで、スイッチング動作により、 MOS形
FET 14がオフとなると、図3に一点鎖線で矢視するよう
に、モータコイルからの放電電流Idが、フライホイール
ダイオードD1を介したループを形成しながらモータM に
流れ、モータは、放電電流Idのもとで継続して駆動され
る。なお、モータM に印加される電流は、モータ電流I
m、放電電流Idの平均電流で駆動されたものと等価的に
扱えるため、モータの回転速度は大きく変動せず、モー
タが安定した状態で駆動される。
【0040】モータM の起動後、中央処理ユニット18か
らのドライブ信号によって、 MOS形FET 14のスイッチン
グ動作により発生する駆動パルスの幅を調整し、図4に
示すように、駆動パルスのデューティファクタを最小値
から最大値まで徐々に上昇させれば、モータが徐々に加
速される。そして、所定時間を経過し、モータM の加速
過渡状態を経て、 MOS形FET 14の駆動パルスのデューテ
ィファクタが最大値に達すると、 MOS形FET の駆動パル
スの幅を一定として、モータM が定常駆動される。
【0041】上記のように、この発明のパワーシートの
モータ制御方法によれば、モータM は定常の回転速度、
つまりは定常の駆動トルクのもとで急激に起動されず、
モータの起動トルクを確保しつつ、抑制された速度のも
とで起動し、定常値まで徐々に加速される。そのため、
モータ起動時、つまりはシート20の始動時のショックが
十分に抑制され、モータM のいわゆるソフトスタートが
可能となり、モータ起動時のショックによる不安感を着
座者に与えることもなく、着座者の快適性が改善され
る。
【0042】そして、モータ起動時のショックが着座者
に伝達されにくいため、着座者の姿勢崩れが十分に抑制
できる。そのため、着座姿勢の安定化がはかられ、この
点からも、着座者の快適性が改善される。
【0043】また、この発明によれば、起動トルク確保
域において確保された起動トルクのもとでモータを起動
し、モータの起動後、モータを定常の回転数まで徐々に
加速している。そのため、たとえば、再生スイッチ40の
操作によって、モータM が直ちに起動し、モータの起動
精度の低下が防止される。
【0044】ところで、再生スイッチ40が操作される
と、回転センサ32からのパルスの数によって、シート20
の現在ポジションが認識されるとともに、メモリーポジ
ションまでの移動距離が算出される。ここで、この発明
によれば、可動部材が移動距離内の所定のポジションに
到達したとき、 MOS形FET 14のオン時間、つまりは駆動
パルスのデューティファクタを減少させて、モータ電流
Imを抑制し、モータM を徐々に減速するように構成され
ている。モータ電流Imの抑制されるシート20の所定ポジ
ションは、たとえば、メモリーポジションの3mm程度手
前に設定される。
【0045】このような構成において、モータM の定常
駆動によりシート20が前進し、移動距離内の所定のポジ
ションに到達すると、たとえば、中央処理ユニット18か
らのドライブ信号によって、 MOS形FET14のオン時間の
減少が開始される。すると、図4に示すように、 MOS形
FET 14からの駆動パルスの幅が減少し、抑制されたモー
タ電流Imのもとで、モータM が徐々に減速される。
【0046】そして、シート20がメモリーポジションに
到達すると、中央処理ユニット18、リレードライバ30か
らの信号の遮断によって、モータ制御リレーRL1 が消勢
されてリレー接点RL1aが切換えられ、減速した状態から
モータM が停止される。このとき、リレー接点RL1aの切
換えによって、モータM の巻線端末が短絡し、モータが
回生制動のもとで停止される。
【0047】ここで、シート20のメモリーポジション付
近においては、モータ電流Imが大きく低下するため、モ
ータM に作用する負荷等の条件によって、メモリーポジ
ションへのシートの到達前に、モータが停止する虞れが
ある。そこで、この発明においては、モータM の減速過
渡状態において、電流値をほぼ一定に維持して、モータ
の所定の駆動トルクを確保する駆動トルク確保域を設
け、所定の駆動トルクからモータを停止するように構成
されている。駆動トルク確保域において確保される所定
の駆動トルクは、たとえば、モータM の駆動に必要な最
低駆動トルクとされる。そして、駆動トルク確保域への
到達は、 MOS形FET 14からの駆動パルスのデューティフ
ァクタから検出され、たとえば、0.3 程度が基準値とさ
れる。
【0048】つまり、モータM の減速過渡状態におい
て、駆動パルスのデューティファクタが0.3 となったと
き、デューティファクタを0.3で一定とし、シート20の
メモリーポジションに到達するまで、対応するモータ電
流Imのもとでモータを駆動する。そして、メモリーポジ
ションへのシート20の到達によって、モータ制御リレー
RL1 を消勢してリレー接点RL1aを切換え、最低駆動トル
クでの駆動状態から、モータM が停止される。このよう
な構成では、モータM の減速過渡状態において、モータ
の駆動トルクが確保できるため、シート20がメモリーポ
ジションまで確実にスライドされる。
【0049】上記のようなパワーシートのモータ制御方
法によれば、シート20のメモリーポジションにおいて、
モータM が、定常駆動状態ではなく、最低駆動トルクま
で減速した状態から停止される。そのため、モータM
の、いわゆるソフトストップが可能となり、モータM の
停止時におけるショックが十分に抑制でき、ショックに
起因する不快感を着座者に与えないとともに、着座姿勢
の崩れが十分に抑制でき、この点からも、着座者の快適
性が改善される。
【0050】そして、モータM が減速しても、モータの
駆動トルクが確保できるため、モータに作用する負荷等
の条件に影響を受けることなく、メモリーポジションま
でのシート20の移動が確実に得られる。
【0051】また、リレー接点RL1aの切換えによって、
モータM に回生制動が作用するため、シート20がメモリ
ーポジションにおいて確実に停止し、シートの停止精度
が向上されるとともに、シートが十分な保持力のもとで
停止位置に保持される。
【0052】そして、着座者の着座姿勢の崩れが抑制で
きるため、シート20の移動直後においても、着座姿勢が
安定化される。そのため、シートポジションの設定直後
における発進やライドポジション設定直後の降車が容易
に行なえ、乗車時、降車時の動作が煩雑化せず、乗車、
降車が迅速化される。
【0053】なお、実施例とは逆に、シート20がメモリ
ーポジションの前方にあるとき、再生スイッチ40を操作
すると、中央処理ユニット18、リレードライバ30からの
信号によって、図4に一点鎖線で示すように、モータ制
御リレーRL2 が付勢されるとともに、図5に示すよう
に、対応するリレー接点RL2aが切換えられる。すると、
モータ電流Imが図5の実線の矢視方向に流れて、モータ
M が起動トルクのもとで逆転方向に起動される。
【0054】モータM の起動後においては、図4に示す
ように、モータM の正転時と同様に、モータ電流Imに加
えて、モータコイルからの放電電流Idが、図5に一点鎖
線で矢視するように、リレー回路12内をループ状に流
れ、モータ電流、放電電流の平均値のもとで駆動され
る。そして、図4に示すように、中央処理ユニット18か
らのドライブ信号の増加に伴って、 MOS形FET 14の駆動
パルスの幅が徐々に拡大され、モータM が徐々に加速
し、 MOS形FET の駆動パルスのデューティファクタが最
大値に達すると、駆動パルスの幅を一定として、モータ
が定常駆動される。
【0055】その後、モータM の逆転により、シート20
が移動距離内の所定のポジションまで後退すると、中央
処理ユニット18からの信号によって、 MOS形FET 14の駆
動パルスのデューティファクタが徐々に縮小されてモー
タM が減速される。そして、減速過渡状態における、駆
動トルク確保域を経て、シート20がメモリーポジション
に到達すると、モータM が最低駆動トルクに減速された
状態から、リレー接点RL2aの切換えによる回生制動のも
とで停止される。
【0056】つまり、このモータ制御方法によれば、モ
ータM の正転時、逆転時のいずれにおいても、モータの
ソフトスタート、ソフトストップが実行でき、着座者の
快適性が確実に改善される。
【0057】ここで、実施例においては、モータM のソ
フトスタート、ソフトストップの双方を実行可能な構成
として具体化している。しかし、これに限定されず、た
とえば、モータM のソフトスタート、ソフトストップの
少なくともいずれかを実行する構成としてもよい。
【0058】しかしながら、実施例のように、モータM
のソフトスタート、ソフトストップの双方を実行可能と
すれば、モータの起動時、停止時のいずれのショックも
抑制できるため、特に、シート20のメモリーポジション
やライドポジション等の設定時における着座者の快適性
が向上される。
【0059】また、実施例においては、再生スイッチ40
の操作のもとでのモータM の駆動を例示し説明している
が、これに限定されず、マニュアルスイッチ26の操作に
よるモータの起動時においても、この発明のモータ制御
方法のもとで、モータのソフトスタートが得られる。そ
のため、マニュアルスイッチ26の操作時においても、モ
ータ起動時のショックが十分に抑制できる。
【0060】そして、この発明のパワーシートのモータ
制御装置10によれば、上記のモータ制御方法が適切に遂
行でき、モータの起動トルク、減速過渡状態における所
定の駆動トルクを確保しつつ、モータの起動時、停止時
のショックを抑制する、いわゆるソフトスタート、ソフ
トストップが確実に得られる。そのため、着座者の快適
性が十分に改善される。
【0061】また、リレー接点RL1a,RL2a の切換えによ
ってモータM の駆動方向が切換えられるため、 MOS形FE
T 14、フライホイールダイオードD1,D2 等の構成部品が
大幅に削減できる。そのため、構成が簡素化でき、安価
なモータ制御装置10が容易に得られる。
【0062】ここで、実施例においては、 MOS形FET 14
によって、PWM 制御を行なうように構成されているが、
これに限定されず、他の能動素子、たとえば、トランジ
スタを利用してもよい。しかしながら、 MOS形FET 14に
よって、PWM 制御を行なう構成とすれば、モータへの印
加電圧のレベルを一定に保ちつつ、モータの加速、減速
が行なえるため、 MOS形FET における電圧レベルの負担
分が抑制され、 MOS形FET による発熱量が低下する。そ
のため、 MOS形FET 14を利用すれば、能動素子の放熱が
不要となり、モータ制御装置10の小型軽量化、構成の簡
素化がはかられる。
【0063】なお、実施例においては、パワーシートの
着座姿勢制御装置として、可動部材をシート20とするシ
ートスライド装置18を例示しているが、これに限定され
ず、他の着座姿勢制御装置、たとえば、リクライニング
装置、シートリフター等に、この発明が応用できること
はいうまでもない。
【0064】また、実施例においては、自動車のパワー
シートのモータ制御装置として具体化されている。しか
し、モータの駆動制御により、着座姿勢制御装置の可動
部材の位置を調整可能なシートであれば足り、自動車の
パワーシートに限定されず、たとえば、電車、飛行機、
船舶等のシートやあんま、理髪等のためのシートにも応
用できる。
【0065】上述した実施例は、この発明を説明するた
めのものであり、この発明を何等限定するものでなく、
この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも
全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0066】
【発明の効果】上記のように、この発明に係るパワーシ
ートのモータ制御方法によれば、電流のPWM 制御によっ
て抑制された速度のもとでのモータの起動、停止の少な
くともいずれかが行なわれるため、モータ起動時、停止
時に生じるショックが十分に抑制される。そのため、モ
ータ起動時、停止時のショックに起因する不安感を着座
者に与えることもなく、着座者の快適性が改善される。
【0067】また、モータ起動時、停止時のショックが
着座者に伝達されにくいため、着座者の姿勢崩れが十分
に抑制でき、着座姿勢が安定化される。そのため、シー
トポジションの設定直後における急発進やライドポジシ
ョン設定直後の降車が容易に行なえ、乗車時、降車時の
動作が煩雑化せず、乗車、降車が迅速化される。
【0068】更に、起動過渡状態において起動トルク確
保域を設け、起動トルクのもとで、モータを起動すると
ともに、減速過渡状態において駆動トルク確保域を設
け、所定の駆動トルクのもとで、モータを可動部材の所
定の停止位置まで駆動している。そのため、ソフトスタ
ート、ソフトストップにも拘らず、モータの確実な起動
および、可動部材の停止位置での確実な停止が得られ、
モータの起動精度および停止精度の低下が十分に防止で
きる。
【0069】そして、この発明のパワーシートのモータ
制御装置によれば、上記のモータ制御方法が適切に遂行
でき、モータの起動トルク、減速過渡状態における所定
の駆動トルクを確保しつつ、モータの起動時、停止時の
ショックを抑制する、いわゆるソフトスタート、ソフト
ストップが確実に得られる。そのため、着座者の快適性
が十分に改善される。
【0070】また、リレー接点の切換えによってモータ
の駆動方向が切換えられるため、能動素子、フライホイ
ールダイオード等の構成部品が大幅に削減できる。その
ため、構成が簡素化でき、安価なモータ制御装置が容易
に得られる。
【0071】そして、 MOS形FET を能動素子とする構成
では、モータへの印加電圧のレベルを一定に保ちつつ、
モータの加速、減速が行なえるため、電圧レベルの負担
分が抑制され、能動素子での発熱量が低下する。そのた
め、能動素子の放熱が不要となり、モータ制御装置の小
型軽量化、構成の簡素化がはかられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るパワーシートのモータ制御装置
のブロック図である。
【図2】シートスライド装置の装着されたシートの概略
側面図である。
【図3】モータ正転時における、リレー回路の作動図で
ある。
【図4】この発明のパワーシートのモータ制御方法によ
るタイムチャートである。
【図5】モータ逆転時における、リレー回路の作動図で
ある。
【符号の説明】
10 パワーシートのモータ制御装置 12 リレー回路 14 能動素子(MOS形FET) 16 スイッチ手段 18 中央処理ユニット 20 シート(可動部材) 22 シートスライド装置(着座姿勢制御装置) 28 マイクロコンピュータ(マイコン) M モータ RL1 モータ制御リレー RL1a リレー接点 RL2 モータ制御リレー RL2a リレー接点

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータへの印加電圧のレベルを一定に保
    ちつつ、モータに供給される電流を能動素子によりPWM
    制御して電流値を変動させて、モータの回転速度を変化
    させ、能動素子への所定信号の入力後、モータの起動に
    必要な電流をモータに一旦流し、モータの起動トルクを
    確保して、モータを起動し、モータの起動後、抑制され
    た電流をパルスの変調により最小値から最大値まで上昇
    させて、モータを徐々に加速し、所定時間経過後、定常
    の電流値のもとでモータを定常駆動させるパワーシート
    のモータ制御方法。
  2. 【請求項2】 モータへの印加電圧のレベルを一定に保
    ちつつ、モータに供給される電流を能動素子によりPWM
    制御して電流値を変動させて、モータの回転速度を変化
    させ、モータの駆動に伴う可動部材の移動距離を予め認
    識し、可動部材が移動距離内の所定のポジションに到達
    したとき、PWM 制御によるパルスの変調により電流値を
    抑制、低下して、モータを徐々に減速し、電流値の低下
    に伴って低下したモータトルクが所定の駆動トルクとな
    ったとき、電流値をほぼ一定に維持して所定の駆動トル
    クを確保し、停止位置への可動部材の到達後、モータへ
    の電流の供給を直ちに遮断するとともにモータの巻線端
    末を短絡して、回生制動のもとで、モータを減速状態か
    ら停止させるパワーシートのモータ制御方法。
  3. 【請求項3】 モータへの印加電圧のレベルを一定に保
    ちつつ、モータに供給される電流を能動素子によりPWM
    制御して電流値を変動させて、モータの回転速度を変化
    させ、能動素子への所定信号の入力後、モータの起動に
    必要な電流をモータに一旦流し、モータの起動トルクを
    確保して、モータを起動し、モータの起動後、抑制され
    た電流をパルスの変調により最小値から最大値まで上昇
    させて、モータを徐々に加速し、所定時間経過後、定常
    の電流値のもとでモータを定常駆動させ、モータの駆動
    に伴う可動部材の移動距離を予め認識し、可動部材が移
    動距離内の所定のポジションに到達したとき、電流のPW
    M 制御によるパルスの変調により電流値を抑制、低下し
    て、モータを徐々に減速し、電流値の低下に伴って低下
    したモータトルクが所定の駆動トルクとなったとき、電
    流値をほぼ一定に維持して所定の駆動トルクを確保し、
    停止位置への可動部材の到達後、モータへの電流の供給
    を直ちに遮断するとともにモータの巻線端末を短絡し
    て、回生制動のもとで、モータを減速状態から停止させ
    るパワーシートのモータ制御方法。
  4. 【請求項4】 可動部材を移動させるためのモータを有
    するとともに、モータコイルからの放電電流を整流する
    フライホイールダイオードを備え、モータ制御リレーの
    リレー接点の切換えによって、モータの駆動方向の切換
    えられるリレー回路と、モータに供給される電流を所定
    の入力信号の大きさに応じた幅のパルスに変換するPWM
    制御の可能な能動素子と、モータを駆動し、可動部材の
    ポジションを調整、設定可能なスイッチ手段と、入力さ
    れた情報を所定のプログラムに沿って処理し、対応する
    所定の信号を出力して、モータの駆動を制御する中央処
    理ユニットと、を具備し、リレー回路と能動素子との組
    合せによって、能動素子によるPWM 制御のもとで、モー
    タへの印加電圧のレベルを一定に保ちつつ、モータに供
    給される電流値を調整して、モータの起動トルク、所定
    の駆動トルクを確保しつつ、モータの加速、減速を制御
    し、制御されたモータの回転速度のもとで、モータの起
    動および停止の少なくともいずれかを行なうパワーシー
    トのモータ制御装置。
  5. 【請求項5】 能動素子が、MOS 型FET である請求項4
    記載のパワーシートのモータ制御装置。
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