JP2941232B2 - ブラシと該ブラシを備えたメークアップ装置 - Google Patents
ブラシと該ブラシを備えたメークアップ装置Info
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- JP2941232B2 JP2941232B2 JP9134132A JP13413297A JP2941232B2 JP 2941232 B2 JP2941232 B2 JP 2941232B2 JP 9134132 A JP9134132 A JP 9134132A JP 13413297 A JP13413297 A JP 13413297A JP 2941232 B2 JP2941232 B2 JP 2941232B2
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Description
に、ケラチン繊維に化粧品を適用するためのブラシ、な
かでも、まつげにマスカラを適用したり髪に染料を適用
するためのブラシに関する。本発明は、また、このよう
なブラシを備えたメークアップ装置にも関する。多くの
場合、かかるブラシは、ワイヤの2本の支線が螺旋形に
巻回されて形成された長尺(細長)コア部と、該コア部
に放射状(半径方向)に取り付けられ、該巻回した支線
間に係止された剛毛とを具備するもので、製品をつける
(ワイピングする)間にある量の製品を保持するために
少なくとも1つのノッチが設けられている。
が放射状に固定されたコア部を具備し、製品をつける間
にある量の製品を保持する少なくとも1つの窪んだノッ
チを備えてなる化粧品適用用ブラシは、特に、仏国特許
公開第2605505号および仏国特許公開第2715
038号から公知である。この従来のブラシは、ノッチ
の形状やブラシの使用方法によって、適用される製品を
多くしたり少なくしたり、また伸長効果を大きくしたり
小さくしたりして、メークアップを変化させることが可
能であった。しかしながら、従来のブラシには、連続し
た表面のノッチが形成されていたにすぎなかった。
号により、長い剛毛と短い剛毛とを交互に連続して配し
てU字型のノッチを形成した、まつげへのマスカラ適用
用ブラシが公知となっている。このタイプのブラシで
は、少量のマスカラをまつげに付与することしかできな
かった。さらに、まつげをとかし、そこにマスカラを展
伸することについては、満足のいかないものであった。
くものではあったが、製品を十分に滑らかにし、まつげ
を良好に分離させるために、まつげを十分に通すことの
できるブラシを提供することが望まれている。そこで、
本発明の更なる目的は、適用が簡単で経済的であり、実
用的なブラシを提供することにある。
結果を本発明の第1の観点により得ることができる。す
なわち、長尺のコア部と、該コア部に放射状に取り付け
られた剛毛と、少なくとも2つの割面(secant faces)
からなる少なくとも1つのノッチとを具備し、該割面の
第1面は「バックノック(nock back)」と称され、第
2面は「フロントノック(nock front)」と称され、こ
れらの交差部が谷線(trough line)となるブラシにお
いて、該2つの割面が非対称であり、それらの交差部の
任意の点における凹角(re-entrant angle)βが60°
〜180°であることを特徴とするブラシによって、所
望の結果を得ることができる。
かすおよび/またはメークアップするために使用するこ
とができる。
のブラシの剛毛の末端により定まる。
は、ブラシの最も長い剛毛末端を含む表面として画成さ
れるものである。
り定まる軸である。
ラシの交差部は、ブラシの平坦面(plane section)に
より画成されるものである。
ックとの交差部の凹角βとは、谷線におけるノッチの2
つの割面の接面間の角として、ブラシの各平坦面につい
て定められる。
凹角βは、90°〜160°好ましくは90°〜120
°である。
クノックとの一つのノッチのフロントノックの交差部が
頂陵部を定め、この交差部の任意の点で、二面がノック
を形成する凸角(emergent angle)(α)の頂点を構成
する。
線が螺旋形に巻回して形成され、剛毛は、コア部の巻回
した支線間に係止(クランプ)される。
凸状である。
は凹状である。
ノッチを有する。好ましくは、ノッチは、ブラシをトリ
ミングして得られる。
トノックの高さhは、谷線と、ブラシの包絡面とのフロ
ントノックの交差部との間の距離として定義する。hの
値は、コア部の軸に沿って変化しうる。
高さHは、谷線、ブラシの包絡面とのバックノックの交
差部との間の距離として定義する。Hの値は、コア部の
軸に沿って、変化しうる。
トノックの高さは、バックノックの高さよりも低い。好
ましくは、フロントノックは、バックノックの高さの2
/3、さらに好ましくはバックノックの高さの1/2よ
りも低い。
よび割面の高さ)は、開口したノック、すなわち、開口
部が形成され、多量のマスカラを保持している領域であ
る谷線に連続してアクセスでき、そして良好に展伸さ
せ、とかすために、このフロントの高さ全体に渡ってま
つげを支持することがでるフロントノックへアクセスが
できるノックの形成に寄与する。
するものであってよく、好ましくは、2つの割面が、ブ
ラシの一端から他端まで延びている。
の全長に渡って延びている必要はなく、例えば、ブラシ
の少なくとも一端において、谷線は、割面がこの端部を
越えて延びないか、または割面が連続面になるために、
ブラシの端部の前でとぎれている。
ックが螺旋形、すなわち、相当する谷線と頂陵部がそれ
ぞれ螺旋形をなす。
ている:ブラシは、任意の包絡面:円筒状、切頭円錐
状、ラグビーボール状、ピラミッド状、ピーナッツ状等
であってよい。またブラシは、異なる包絡面を持つ複数
の部位からなるもの、例えば、切頭円錐状の端部を有す
る円筒状のブラシであってもよい。
なくとも2つの連続した部位、例えば、異なる包絡面を
有する部位、ノッチを有する部位と有さない部位等の部
位からなるものであってよい。
ようにトリミングされてもよい。
スカラが保持される。よって、使用者がまつげにブラシ
をあてる時に、指の間でブラシを回転させ、効果的にと
かし、製品を展伸しながら、まつげに塗布するマスカラ
の量を変えることができる。
ことによって、まつげにあたるブラシの領域に応じて、
使用者は、とかし具合を増加させるか、またはまつげに
塗布されるマスカラの量を増加させるかを、さらに選択
することもできる。
メークアップにしたり、まつげを長くしたり、カールさ
せたりすることが可能になる。
いて非常に適しており、そこで、本発明の第2の観点
は、マスカラの収容部と、マスカラのアプリケータとを
具備し、第1の観点のブラシを有することを特徴とする
メークアップ装置を提供することにある。
たノッチを有し、2つの隣接したノッチが、それらの外
形により、ノッチの間に、少なくとも1つの可変幅の頂
陵領域(peak region)を画成する(頂陵領域の幅は、
ブラシの中心軸に対して垂直方向に測定したものであ
る)。
種類:例えば、異なる高さ、異なる直径、または異なる
横断面を有し、異なる材料から作製されているもの、先
細、フォーク形状、またはピン頭部の形状の端部を有す
る剛毛、または当業者に公知の任意の種類の処理が施さ
れたものであってよい。
るものではないが、添付された参照図に記載され、以下
の実施態様においてより明確にされている複数の他の特
徴を含んでいる。
線を螺旋状に巻回させて形成した長尺のコア部102
(ブラシ内部にあるが、この図においては図示してい
る)を具備する、化粧品適用用、特に、まつげへのマス
カラ塗布用のブラシ101を示しており、上記ワイヤ1
03は、支線がねじられる前にU字状に折りたたまれて
いる。
て固定されている。剛毛104は、ワイヤ103の支線
の間に放射状(径方向)に取り付けられている。ワイヤ
103の支線がねじられたときに、剛毛はクランプされ
て、コア部102の螺旋巻き部の間に保持されている。
コア部102の軸は、図示するように、ブラシの包絡面
101.1の軸I−Iに一致しているが、これらの2つ
の軸は、ずらして配置することもできる。剛毛104
は、天然または合成の繊維、また場合によっては綿状の
(flocculated)繊維で作製されたものであってよく:
ブラシ101は、異なる種類(異なる直径、異なる横断
面)の剛毛の混合物を含んでいてもよい。
2の軸に一致している中心軸I−Iを有する切頭円錐状
であり、ブラシの平坦面を構成する2つの端部:すなわ
ち、ブラシ前面の頂部105.1と、ブラシ背面の基底
面105.2とを有する。ブラシは、2つの割面:すな
わち、ブラシの一端から他端に伸びるフロントノック1
06.1とバックノック106.2とからなるノッチ1
06を有する。
との間にブラシの全長にわたって一定の凸角αを形成し
ている。
ラシの一端から他端まで一定の凹角β〜120°が形成
されている。
面の全て[円錐形の表面(包絡面)101.1、フロン
トノック106.1、およびバックノック106.2]
は、ブラシの中心軸I−I上にある定点Pに収束する母
面からなる。
106.2の交差部により、Pに収束する直線状の谷線
107が形成されている。
ック106.1との交差部により、Pに収束する直線状
の頂陵部108.1が形成されている。
1のバックノック106.2は、丸く、その半径は、バ
ックノック106.2がブラシの包絡面101.1に接
するように調節されているが、変形例としては、10
6.2および101.1は、第2の頂陵部を画成し、分
割するように選択することもできる。
を、バックノック106.2は所定の高さHを有してお
り、軸に沿って変化しうる。ブラシの各々の平坦面にお
いて、h<1/2Hの関係が満たされている。
グすることにより、すなわち、刈込機で該ブラシの剛毛
104を切断することにより形成される。このノッチ1
06は、ブラシの一方側に位置しており、よって、コア
部102を貫通して切断されてはいない。
1に示されているものとは異なり、2つの別個の部位を
具備しており、一方は円筒状の包絡面111.11を有
するS1で、他方は図1に記載されているブラシのよう
な、円錐状の包絡面111.12を有するS2であり、
これら2つの部位は、同一の直径を有する基底部を介し
て組み合わされている。フロントノック116.1およ
びバックノック116.2は、2つの部位にわたって伸
長している。それらのそれぞれの高さhおよびHは、円
筒状の部位S1においては全長にわたって一定であり、
円錐状の部位S2においては、漸次減少している。フロ
ントノック116.1とバックノック116.2との間
の角βは、ブラシの全軸にわたって一定である。谷線
は、2つのフラグメント線、すなわち、円筒状の部位に
あり、コア部の軸に対して平行なフラグメント線11
7.1と、円錐状の部位にあり、コア部の軸上にある点
に収束するセグメント線117.2とからなる。このタ
イプのブラシにより、有益な、様々な種類のメークアッ
プを行うことができる。
および図2に示されているものとは異なり、4つの同一
のノッチを有する。各々のノッチは、ブラシ表面におい
て、90°の角度の扇形を占めている。2つの連続する
ノッチの頂陵部は、一致している。
206.1と、これに先行するノッチの丸みをおびたバ
ックノック206.2とにより、ノック210と突起線
208.1とが形成されている。ブラシ201の表面に
は、4つの谷線により分離した、4つの突起したノック
210が設けられており、これらのノックは、ブラシの
中心軸II−IIの回りを90°回転して、互いに形成
されている。ブラシのステム側末端に位置する観察者か
らは、右方向に向いて連続しているノックが観察され:
任意のノック210において、平坦なフロントノック2
06.1は、丸いバックノック206.2の右側に位置
している。よって、ブラシのピッチは、右回りである。
また、本発明の変形例において、ピッチが左回りになる
ように作製することもできる。さらに、2つの連続した
部位:すなわち、一方は右回りのピッチ、他方は左回り
のピッチを有するブラシを作製することもできる。好ま
しくは、ピッチはブラシの全長にわたって、同じであ
る。
に示されているものとは異なり、各々120°の角度の
扇形を占めている3つのノックを310を具備する。
規則的な近接ノック(ノッチ)を有しており、すなわ
ち、円錐体が、整数数の同一角度の扇形に分割され(ノ
ックとノッチの数は同じ数である)、これらの各々の扇
形は、2つの連続するノッチの2つの頂陵部、または2
つの谷稜により画成され、ノッチは中心軸に対してブラ
シを回転して、互いに得られている。しかしながら、不
規則:すなわち、不均等な角度の扇形、異なる特徴を有
するノッチとなるように、ノックを作製してもよい。
は異なる本発明のブラシ401が示されているが、これ
においては2つの連続したノッチが、同じ深さ(高さ)
も同じ角度の大きさ(角度のある扇形)も有していな
い:なお、ブラシの各平坦面において、ノッチの深さ
は、谷線から包絡面までの距離として測定されたもので
ある。ノッチの角度の大きさは、該ノッチを画成する頂
陵線の間の角のことである。
の軸に沿って可変)と角度δaとを有するノッチ406
aと、深さdb(コア部の軸に沿って可変)と角度δb
とを有するノッチ406bとが、交互に設けられてい
る。 da>db δa>δb
製することもでき、その結果、ブラシ表面に、包絡面の
非切断空間または突起領域が2つの連続したノック間に
残される。この可能性は図6に図示されており、突起領
域509とノッチ506とが交互に配されている本発明
のブラシ501が示されている。
に示されているものとは異なり、平行母面(parallel g
eneratrices)(収束点Pは無限大)を有する表面を具
備するもので、バックノック606.2は平坦である。
谷線607は、ブラシの母面に対して平行である。この
ブラシは、平坦面に切断した円筒状のブラシから得るこ
とができる。バックノック606.2とフロントノック
606.1との間の角βは、90°<β<120°を満
たしている。
6.2の高さhおよびHは、それぞれ、ブラシの全長に
わたって一定である。本発明の変形例において、hおよ
びHは、ブラシの中心軸に沿って変化しうる。凸角αお
よび凹角βは、ブラシの全長にわたって一定である。
に示されているものとは異なり、包絡面701.1がピ
ーナッツ形状をし、3つの規則的な近接ノッチ706を
有するものである。フロントノック706.1は平坦で
あり、ブラシの中心軸の全長にわたって一定の高さhを
有している。バックノック706.2は丸みをおびてい
る。ブラシの中心軸に沿って可変であるバックノックの
高さHは、ブラシの任意の横断面において、H>2hを
満たしている。バックノック706.2とフロントノッ
ク706.1の間の角βは、コア部の軸に沿って一定で
あり、90°<β<160°を満たしている。
に示されているものとは異なり、包絡面が、2つの切頭
円錐体が、同一の直径の基底部で組み合わされた形状を
している。各々、平坦なフロントノック806.1と、
丸みをおびたバックノック806.2とからなる、4つ
の規則的な近接したノッチ806を有している。谷線8
07は、ブラシの中心軸に平行な直線である。バックノ
ック806.2とフロントノック806.1の間の角β
は、コア部の軸に沿って一定であり、90°<β<16
0°を満たしている。
01は、図1ないし9に示されているものとは異なり、
2つの別個の連続部位S1とS2を有するもので:S1
の全体に沿ってブラシは円筒状で、ノッチがないもので
ある。S2部全体に沿っては、ブラシの包絡面は円筒状
で、ブラシの中心軸と一致する同一の軸と、S1の円筒
と同一の直径を有する。S2の全長にわたって、ブラシ
の中心軸に平行な直線状の谷線1107を有する規則的
な近接ノッチ1106が切り出され、規則的な近接ノッ
ク1110を形成している。横断面sは、S1とS2と
の交差部に位置している。谷線1107は、ノッチ11
06およびノック1110のようにsで中断されるフラ
グメント線である。
置は、シール部材926が上部に備えられた螺合首部9
24を有し、マスカラ915で満たされている円筒状の
収容部920を具備するものである。収容部920は、
首部に、拭取くびれ部921を具備しており、該拭取く
びれ部は、収容部920と首部とを分離する肩部に係合
するビード(シール部材)926により、首部の所定位
置に保持されている。知られているように、拭取くびれ
部921は、可撓性および弾性の材料から作製される。
アプリケータは、収容部と連係するようになされる。こ
のアプリケータは、図1に示されているものと同様のス
テム922とブラシ901とを有する、アプリケータ部
材930を支持する把持手段923を具備するものであ
る。把持手段923は、キャップ状のもので、収容部の
首部のねじ部924aと螺合するねじ部923aを有す
るものである。収容部920には、シール部材926が
設けられており、収容部の首部924に把持手段923
をねじ込むことにより、液密的に閉塞される。
出されると、マスカラが充填されたブラシが、拭取くび
れ部921を通過する。これにより、ノッチの(谷線の
周囲の)短い剛毛よりも、頂陵領域の長い剛毛の方が、
より多く拭き取られる。
ントノック、特にその頂陵部を介して、櫛のように、ま
つげを支持し、まつげをとかして分離させ、ついで丁度
第2ノックで広げたまつげの根本までマスカラを塗布し
ながら、バックノックがまつげを谷線まで支持する。
と、本発明のブラシは、ノックにより支持され、丸みの
ある凹部を有するブラシよりも、より効果的にまつげを
カールさせ、スタイリングするという利点を有する。さ
らに、ノックが開放しているという点で、谷線周辺に保
たれた製品に、より良好にアクセスできる。
を示す斜視図である。
る。
である。
変形例の端面図である。
変形例の端面図である。
形例を示す斜視図である。
の変形例を示す斜視図である。
ラシの変形例を示す斜視図である。
プ装置を示す縦断面図である。
シの変形例を示す斜視図である。
2部位とを具備する、本発明のブラシの変形例を示す図
である。
01;801;901;111;1101…ブラシ 102…コア部 103…ワイヤ 104…剛毛 101.1;701.1;111.11;111.12
…包絡面 106.1;206.1;116.1;606.1;7
06.1;806.1…フロントノック(第2面) 106.2;206.2;116.2;606.2;7
06.2;806.2…バックノック(第1面) 107;607;117.1;117.2;807;1
107…トラフライン 108.1…頂陵部 210;310;1110…ノック 206;406a:406b;506;706;80
6;1106…ノッチ 920…収容部 921…拭取くびれ部 939…アプリケータ
Claims (30)
- 【請求項1】 ブラシの中心軸を定める長尺のコア部
(102)と、該コア部に放射状に取り付けられた剛毛
(104)とを具備し、上記剛毛の末端がブラシの外面
を画成し、最も長い剛毛の末端が包絡面(101.1;
111.11;111.12)を画成し、高さHを有
し、バックノックと称される第1面(106.2;20
6.2;116.2;606.2;706.2;80
6.2)と、高さhを有し、フロントノックと称される
第2面(106.1;206.1;116.1;60
6.1;706.1;806.1)の少なくとも2つの
割面からなる少なくとも1つのノッチ(106;20
6;406a;406b;506;706;806)を
具備し、 上記割面の交差部により谷線(107;607;11
7.1;117.2;807;1107)が形成され、
一つのノッチのフロントノック(106.1;206.
1;116.1;606.1;706.1;806.
1)と、ブラシの包絡面(101.1;111.11;
111.12)、または第2のノッチのバックノック
(206.2;606.2)との交差部が頂陵部(10
8.1)を形成して、該交差部の任意の点において、凸
角(α)の頂点を構成し、上記2面によりノック(21
0;310;1110)が形成されたブラシにおいて、 前記2つの割面が非対称で、それらの交差部の任意の点
において凹角βが60°〜180°であり、かつ、前記
バックノックは、1つのノッチの谷線から、同じノッチ
又は隣接するノッチの頂稜部まで広がっていることを特
徴とするブラシ(101;201;301;401;5
01;601;701;801;901;111;11
01)。 - 【請求項2】 コア部(102)がワイヤ(103)の
2本の支線を螺旋状に巻回して形成され、剛毛(10
4)が、コア部の巻回した支線間に係止されていること
を特徴とする請求項1に記載のブラシ(101;20
1;301;401;501;601;701;80
1;901;111;1101)。 - 【請求項3】 ノッチがブラシをトリミングして得られ
たものであることを特徴とする請求項1または2に記載
のブラシ(101;201;301;401;501;
601;701;801;901;111;110
1)。 - 【請求項4】 2つの割面が、ブラシの一端から他端ま
で伸びていることを特徴とする請求項1ないし3のいず
れか1項に記載のブラシ(101;201;301;4
01;501;601;701;801;901;11
1)。 - 【請求項5】 ノッチの2つの割面の交差部の角度が、
90°〜160°であることを特徴とする請求項1ない
し4のいずれか1項に記載のブラシ。 - 【請求項6】 バックノック(106.2;206.
2;116.2;606.2;706.2;806.
2)が、平坦または凸状であることを特徴とする請求項
1ないし5のいずれか1項に記載のブラシ(101;2
01;301;401;501;601;701;80
1;901;111;1101)。 - 【請求項7】 フロントノック(106.1;206.
1;116.1;606.1;706.1;806.
1)が、平坦または凹状であることを特徴とする請求項
1ないし6のいずれか1項に記載のブラシ(101;2
01;301;401;501;601;701;80
1;901;111;1101)。 - 【請求項8】 任意のノッチにおいて、フロントノック
(106.1;206.1;116.1;606.1;
706.1;806.1)の高さhが、バックノック
(106.2;206.2;116.2;606.2;
706.2;806.2)の高さHよりも低いことを特
徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のブラ
シ(101;201;301;401;501;60
1;701;801;901;111;1101)。 - 【請求項9】 任意のノッチにおいて、フロントノック
(106.1;206.1;116.1;606.1;
706.1;806.1)の高さhが、バックノック
(106.2;206.2;116.2;606.2;
706.2;806.2)の高さHの2/3よりも低い
ことを特徴とする請求項8に記載のブラシ(101;2
01;301;401;501;601;701;80
1;901;111;1101)。 - 【請求項10】 ブラシの包絡面(101.1)が、切
頭円錐状であることを特徴とする請求項1ないし9のい
ずれか1項に記載のブラシ(101;201;301;
401;501)。 - 【請求項11】 フロントノック(106.1;20
6.1;116.1;606.1;706.1;80
6.1)およびバックノックの少なくとも1つが平坦で
あることを特徴とする請求項1ないしの10いずれか1
項に記載のブラシ(101;201;301;401;
501;601;701;801;901;111;1
101)。 - 【請求項12】 凸角(α)が、ブラシの全長にわたっ
て一定であることを特徴とする請求項1ないし11のい
ずれか1項に記載のブラシ(101)。 - 【請求項13】 凹角(β)が、ブラシの一端から他端
まで一定であることを特徴とする請求項1ないし12の
いずれか1項に記載のブラシ(101;601)。 - 【請求項14】 ブラシの外面の全てが、定点Pに収束
する母面からなることを特徴とする請求項1ないし13
のいずれか1項に記載のブラシ(101;201)。 - 【請求項15】 谷線(107;607;807;11
7.1;117.2;1107)が直線であることを特
徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記載のブ
ラシ。 - 【請求項16】 谷線(107;117.2)が、ブラ
シ表面の母面と同じ点Pに収束することを特徴とする請
求項15に記載のブラシ。 - 【請求項17】 頂陵部(108.1)が直線であるこ
とを特徴とする請求項1ないし16のいずれか1項に記
載のブラシ(101)。 - 【請求項18】 頂陵部(108.1)が、ブラシ表面
の母面と同じ点Pに収束することを特徴とする請求項1
7に記載のブラシ。 - 【請求項19】 バックノック(106.2)が丸く、
その半径が、該バックノックがブラシの包絡面(10
1.1)に接するように調節されていることを特徴とす
る請求項1ないし18のいずれか1項に記載のブラシ。 - 【請求項20】 複数のノッチ(206;406a:4
06b;506;706;806;1106)を具備す
ることを特徴とする請求項1ないし19のいずれか1項
に記載のブラシ(201;301;401;501;7
01;801;1101)。 - 【請求項21】 近接したノッチ(206;406a;
406b)を有することを特徴とする請求項1ないし2
0のいずれか1項に記載のブラシ(201;301;4
01)。 - 【請求項22】 規則的にノッチ(206;506)が
形成されていることを特徴とする請求項1ないし21の
いずれか1項に記載のブラシ(201;301;50
1)。 - 【請求項23】 包絡面が平行な母面を有することを特
徴とする請求項1ないし22のいずれか1項に記載のブ
ラシ(601;1101)。 - 【請求項24】 谷線(607;807)が、ブラシの
中心軸に対して平行な直線であることを特徴とする請求
項1ないし23のいずれか1項に記載のブラシ(60
1;801)。 - 【請求項25】 谷線(1107)が、ブラシの長さの
一部に渡ってのみ延びていることを特徴とする請求項1
ないし24のいずれか1項に記載のブラシ(110
1)。 - 【請求項26】 コア部(102)の軸が、ブラシの包
絡面(101.1)の軸に一致していることを特徴とす
る請求項1ないし25のいずれか1項に記載のブラシ
(101)。 - 【請求項27】 ノックのピッチがブラシの全長にわた
って同じであることを特徴とする請求項1ないし26の
いずれか1項に記載のブラシ(101;201;30
1;401;501;601;701;801;90
1;111;1101)。 - 【請求項28】 ノックが螺旋形状であることを特徴と
する請求項1ないし10、12ないし14、19ないし
23、および25ないし27のいずれか1項に記載のブ
ラシ。 - 【請求項29】 マスカラ収容部(920)、拭取くび
れ部(921)およびマスカラ用アプリケータ(93
0)を具備してなるメークアップ装置において、請求項
1ないし28のいずれか1項に記載のブラシ(901)
を有することを特徴とするメークアップ装置。 - 【請求項30】 重厚および/または通常、および/ま
たはまつげを長くする、および/またはカールさせるメ
ークアップを得るための、請求項1ないし28のいずれ
か1項に記載のブラシの使用。
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