JP2940841B2 - プログラマブル制御装置用プロセッサ・モジュール - Google Patents

プログラマブル制御装置用プロセッサ・モジュール

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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/05Programmable logic controllers, e.g. simulating logic interconnections of signals according to ladder diagrams or function charts
    • G05B19/052Linking several PLC's

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産業用装置を作動させる
プログラマブル制御装置にあるユーザの定めた制御プロ
グラムを実行するプロセッサ・モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】プログラマブル制御装置は、記憶された
プログラムに従って組立体ラインおよび機械工具のよう
な広範囲の製造装置を作動させる共通形の産業用コンピ
ュータである。プログラムは制御された装置の選択され
た感知デバイスの条件を調査し、かつ1つ以上の調査済
の感知デバイスの状態次第で付随する選択された作動デ
バイスを付勢したり消勢するために読出されて実行され
る一連のプロセス制御命令を含む。
【0003】多くの感知および作動デバイスの状態は、
制御プログラム命令によって操作されるデータの単一ビ
ットによって表わすことができる。位置感知器のような
他のデバイスは制御されている装置の条件を表わすデー
タの多重ビットを供給する。これらの後者のデバイスで
は、命令は感知および作動デバイスの状態を表わすデー
タのバイトおよび語を操作するように供給される。追加
のプログラム命令は、算術演算、タイミングおよびカウ
ント機能、および複雑な統計報告演算を果たす。そのよ
うな命令は産業において全く規格化されて工程管理技術
者によって容易に理解されるはしご形論理図の要素と直
接組み合わされる。米国特許第3,08,612号、
3,813,649号および4,070,702号記載
のようなプログラム・パネルが、そのようなプログラマ
ブル制御命令から成るはしご形論理制御プログラムの開
発および編集においてユーザを援助するように開発され
ている。
【0004】精巧な製造工程はしばしば、各々別のはし
ご形論理制御プログラムによって定められる一連のより
小さなタスクに分解される。全工程は、これらのタスク
を遂行しそれによって対応するはしご形論理制御プログ
ラムの実行シーケンスを遂行すべきである命令を規定す
る機能チャートによって定められる。プログラマブル制
御装置における機能チャートの使用は、「機能チャート
・インタプリタを持つプログラマブル制御装置」と称す
る米国特許第4,742,443号に説明されている。
【0005】プログラマブル制御装置は一段と複雑な製
造システムに応用されたので、多重制御装置はシステム
の異なる部分の動作を支配するのに用いられた。そのよ
うな応用では、他のプログラマブル制御装置によって製
造工程に関するデータを交換する1つのプログラマブル
制御装置が必要になる。全製造システムを監督するホス
ト・コンピュータと共にプログラマブル制御装置の中で
データを通信する方法が開発されている。これまでの制
御網では、ホスト・コンピュータは製造工程用のパラメ
タを備えているが、生産装置の作動に直接影響を及ぼす
ことはない。しかし、中央の位置から製造システムを通
して規定の作動デバイスを制御することが望ましくなっ
た。こうして、プログラマブル制御装置は、通信機能を
一段と果たすことを要求されている。そのような機能
は、ユーザの制御プログラムの実行から離れたプロセッ
サ時間を取ることによって1次制御作動に悪影響に及ぼ
すことがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】プログラマブル制御装
置は、記憶済の制御プログラムの命令を反復実行するプ
ロセッサ・モジュールと電気接続された複数の入出力モ
ジュールを含む。入出力モジュールは、プログラマブル
制御装置によって作動された機械の感知および作動デバ
イスにインターフェース接続する。プロセッサモジュー
ルは、選択された感知デバイスの状態を調査するユーザ
所定の制御プログラムを実行し、また制御プログラムに
よって定められた論理演算に基づく調査済状態に従って
作動デバイスの状態をセットする。
【0007】独特なプロセッサ・モジュールは、システ
ム・メモリ、はしご形論理命令プロセッサ、通信プロセ
ッサ、汎用プロセッサ、および共通組の信号バスによっ
て共に結合された入出力モジュール・インターフェース
回路を備える。システム記憶装置は従来のはしご形論理
を含む命令のような1つ以上の制御プログラムを記録す
る。複数のそのような制御プログラムが記憶されると
き、メモリはプログラムを実行するシーケンスを定める
機能チャートをも含む。感知および作動デバイスの状態
を表わすデータは、プロセッサの内部状態と共に、メモ
リ内に記憶されている。
【0008】通信プロセッサは、通信リンクによってプ
ロセッサ・モジュールに結合されている他のプログラマ
ブル制御装置を含む外部デバイスとのメッセージの交換
を調整する。好適実施例では、このプロセッサ・モジュ
ール部門は第1マイクロプロセッサ、メッセージを記憶
する第1メモリ装置、および第1マイクロプロセッサに
よって実行されるプログラム、通信リンク・インターフ
ェース、ならびに通信プロセッサ部門の構成部品を共に
電気接続する第1組の隔離されたバスを含む。
【0009】
【課題を解決するための手段】はしご形論理命令プロセ
ッサは、ユーザが機械を作動させるために制御プログラ
ムに入れることができる所定の組の命令を実行する。こ
のプロセッサはハードワイヤ接続された論理回路および
ユーザの制御プログラム命令の組の2つの独特なサブセ
ットを遂行するカスタム・マイクロコード・プロセッサ
を含むことが望ましい。命令デコーダはハードワイヤ接
続された論理回路またはカスタム・マイクロコード・プ
ロセッサが与えられたユーザ制御プログラム命令を実行
すべきかどうかを決定するために提出される。ハードワ
イヤ接続された論理回路を使用すべき場合、デコーダは
命令により定められた方法で入力データを論理的に評価
する回路を構成する。カスタム・マイクロコード・プロ
セッサを使用すべき場合、デコーダは、デコードされた
命令により定められる入力データを評価するマイクロ・
コード・ルーチンをアドレスする。はしご形命令プロセ
ッサによる処理の結果は、その内部レジスタまたはシス
テム記憶装置のいずれかに記憶することができる。
【0010】汎用プロセッサは、1つでも提供される
と、機能チャートを解釈し、またはしご形論理プロセッ
サにより実行し得ない制御プログラムの命令を実行す
る。説明された実施例では、汎用プロセッサは第2マイ
クロプロセッサ、第2マイクロプロセッサが実行するプ
ログラムを記憶する第2記憶装置、および汎用プロセッ
サ部門の構成部品を共に電気接続する第2組の隔離され
たバスを含む。第1および第2組の隔離されたバスを共
通な組の信号バスに選択的に接続する機構が提供され、
それによって通信プロセッサおよび汎用プロセッサは、
プロセッサ・モジュールの他の構成部品によって交換デ
ータをアクセスすることができる。
【0011】本発明の1つの目的は、外部通信機能が制
御装置の装置架の後面を横切るデータの交換を要せずし
て行うことができるプログラマブル制御装置用プロセッ
サ・モジュールを提供することである。
【0012】もう1つの目的は異なるプログラム実行お
よび通信機能を同時に遂行し得るプロセッサ・モジュー
ル内の別々な部門を提供することである。
【0013】更に本発明の目的は、ユーザの制御プログ
ラムを遂行できる速度を改良する1組の共通に使用され
たはしご形論理プログラム命令を実行するように仕向け
られた特殊目的命令プロセッサを提供することである。
【0014】なおもう1つの目的は、多数のユーザ・プ
ログラムが制御タスクを遂行するように実行されるシー
ケンスを定める機能チャートを解釈するプロセッサを提
供することである。これによって、特殊目的命令が制御
プログラムの1つを実行している間に進められる機能チ
ャートの翻訳が可能となる。1つの制御プログラムが終
る結果として、機能チャートの次の部分の翻訳は完了し
かつ制御装置は次のプログラムの実行を知る。この後者
のプロセッサは、特殊目的の命令プロセッサにより実行
できないプログラム命令をも実行する。
【0015】
【実施例および発明の効果】図1を参照して、10で表
わされるプログラマブル制御装置は、一般に1次機器架
12および直列入出力回路網15によって相互接続され
た架14のような、一連の遠隔入出力(I/O)架を備
える。
【0016】1次架12は電力供給源16、プロセッサ
・モジュール20および複数の入出力インターフェース
・モジュール18を収容している。プロセッサ・モジュ
ール20は、同じ機器にあるデバイスを作動させる信号
を出すことによって制御された機器の感知デバイスから
の信号に応動するユーザ所定の制御プログラムを実行す
る。感知および作動信号は、入出力インターフェース・
モジュール18を経て架12に結合される。1次架12
内にある各種モジュール18および20は、モジュール
の中で交換すべき架使用可能データおよび制御信号の後
面上で導体によって電気的に相互接続される。
【0017】プロセッサ・モジュール20は、ケーブル
13によってモジュールの前面パネルにある直列ポート
・コネクタに接続されている端末装置11を介してプロ
グラムされた命令を受信する。入出力回路網15は、プ
ロセッサ・モジュール20の全面パネルにあるもう1つ
のコネクタに結合され、また遠隔入出力架14にあるア
ダプタ・モジュール19に結合され、それによってプロ
セッサ・モジュール20は、遠隔入出力架の内部にある
もう1群の入出力モジュール18′によってデータを交
換することができる。局部区域回路網(LAN)17
は、ホストコンピュータおよびその回路網に結合された
他のプログラマブル制御装置と通信することができるプ
ロセッサ・モジュール20の全面パネルにある第3ポー
ト・コネクタに結合される。例えば、LAN17を介す
る通信は、複雑な製造システムを監視するためにデバイ
ス10のような複数のプログラマブル制御装置を作動す
るホスト・コンピュータを可能にする。
【0018】これまでのプログラマブル制御装置は、プ
ログラム実行、ホスト通信、および遠隔入出力架通信機
能を果たす1次架12内の別なモジュールを利用したよ
うに、本システムはプロセッサ・モジュール20の中に
これらの機能のすべてを含む。そのようにして、架12
にあるモジュール18間の通信は架の後面を介して、制
御装置の感知および作動デバイスの状態を表わすデータ
を交換するように減少された。
【0019】図2を参照して、プロセッサ・モジュール
20は、ユーザ制御プログラム実行用の汎用プロセッサ
部門60およびケーブル13と回路網15および17の
交換処理をする2つの通信プロセッサ部門21ならびに
70を含む。各通信プロセッサ部門21および70は、
局部区域回路網または入出力回路網のいずれかに対する
インターフェースに構成することができる。詳細に説明
する通り、プロセッサ・モジュールのこれらの各部門
は、アドレス、データおよび制御バスの分離可能な組に
よって結合されるそれ自らのマイクロプロセッサおよび
記憶装置を持つ。プロセッサ・モジュール20は、これ
らの部門21,60および70を共にかつ他のデータ処
理ならびに記憶構成部品に接続する1組の共用バスをも
有する。
【0020】第1通信プロセッサ部門21は、局部アド
レス・バス23および局部データ・バス24の回りに形
成される。これらのバスには、読出し専用メモリ(RO
M)26に記憶されたプログラムを実行する第1マイク
ロプロセッサ22が結合されており、暫定データ記憶用
のスクラッチ−パッドとしてランダム・アクセス・メモ
リ(RAN)27を利用する。主クロック回路30は、
制御ライン25を介して第1通信プロセッサ部門21の
構成部品に至る規定のタイミング信号を供給すると同時
にプロセッサ・モジュール20の中にある他の構成部品
用のシステム・クロック信号を供給する。
【0021】第1マイクロプロセッサに指定された1次
機能は、プログラミング端末装置11およびLAN17
との通信を制御することである。万能非同期受送信機
(UART)28は、局部アドレスおよびデータ・バス
23ならびに24を、ケーブル13を介して端末装置に
組合する。UART28は、端末装置11と通信する連
続通信形式にプロセッサ・モジュール内の並列データ形
式をインターフェース接続する数種類の市販のデバイス
のどれかである。UART28からのモジュール・ポー
トはプログラミング端末装置11に接続されるように例
示されているが、このポートはプロセッサ・モジュール
20によってデータを交換するために多くの他の形式の
直列デバイスに結合されている。局部アドレスおよびデ
ータ・バス23ならびに24は、第1マイクロプロセッ
サ22の局部区域の回路網インターフェース29に結合
することができる。第1回路網インターフェースは、プ
ロセッサ・モジュール20の中にある並列データを、L
AN17の上のデバイスと通じるように使用されたプロ
トコルと一致する一連に形成されたメッセージ・パケッ
トに変換する。ライン17に結合された第1回路網イン
ターフェース29が例示されているが、それはもう1つ
の入出力回路網に接続するような構成にすることができ
る。通信能力をより大きくするために、第1回路網イン
ターフェースは回路網に接続することができる2つのポ
ートを有することができる。
【0022】第1通信プロセッサ部門21は、1組の3
状態アドレス・ゲート31および1組の2方向3状態デ
ータ・ゲート32を通して、他のプロセッサ・モジュー
ル部門に接続される。特に、ゲート31の組は、局部ア
ドレス・バス23をモジュールの共用アドレス・バス3
3に結合し、またデータ・ゲート32の組は、局部デー
タ・バス24を共用データ・バス34に結合する。1組
の制御ライン35は、プロセッサ・モジュール構成部品
間にわたるが、以後これは制御バスと呼ばれる。
【0023】バスのこの相互接続によりマイクロプロセ
ッサ22は、共用アドレスおよびデータ・バス33と3
4に結合された共用システムRAM36に出入するデー
タを書込みかつ読出すことができる。共用システムRA
M36の中にあるデータの構成は図3に例示される。共
用システムRAM記憶場所のブロックは、プロセッサ・
モジュール20用のデータ表41−43の従来の1組を
含む。これらの第1データ表41は、制御された機器に
結合された感知デバイスの状態を表わす入力データを記
憶する。1次および遠隔架12ならびに14にある入力
型入出力モジュール18からのデータは、この表41に
おいて構成された方法で記憶される。第2データ表42
は、プログラマブル制御装置10によって作動される機
器で作動装置の状態を表わす出力データを記憶する。同
様な構成を用いて、出力表42は架12および14にあ
る出力型入出力モジュール18に接続された作動装置を
制御するために使用されるデータを記憶する。もう1つ
のデータ表43は、プログラマブル制御装置20および
その構成部品の状態に関する情報を含む。必要と思われ
る通り、追加のデータ表を共用システムRAM36に記
憶することができる。
【0024】共用システムRAM36の記憶場所44の
部門は、ユーザ所定の制御プログラムを記憶する。ユー
ザによって与えられたこのプログラムの規定の定義によ
り、このブロック44は、従来の機能チャートによって
定められたシーケンスで実行すべき単一はしご形論理制
御プログラムまたそのような一連のプログラムを記憶す
ることができる。後者の場合には、機能チャート・デー
タ・ファイルは、はしご形論理制御プログラムと共に、
メモリ・ブロック44にも記憶される。制御プログラム
によって使用された記憶場所に続くものは自由な記憶場
所45の部門である。共用システムRAMのもう1つの
部門は、規定の感知または作動デバイスから与えられた
論理状態まで制御データを付勢する以前のプログラマブ
ル制御装置の用いられたものに似た入出力付勢データ表
46である。共用システムRAM36の高アドレスでの
最後のメモリ部門47は、システム、プロセッサ・モジ
ュール、およびマイクロプロセッサ・レベル構造データ
を含むために使用される。例えば、構造データは入出力
ポート・パラメタおよびプロトコル・データと共に、架
12および14にある各入出力モジュール18の数、場
所ならびに型式を定める。RAM36部門の構成は重要
ではなく、図3に示された構成から変化することがあ
る。
【0025】再び図2を参照して、入出力架インターフ
ェース回路38は、共用アドレスおよびデータ・バス3
3ならびに34、そして1次架12の後面に接続され
る。このインターフェース回路は、感知器からの入力デ
ータを集めて作動デバイスに出力データを送る1次架に
ある入出力モジュール18を周期的に走査する。走査
は、制御信号を各入出力モジュールに順次送る制御信号
によって前のプロセッサ・モジュールにより使用される
類似の方法で達成される。これらの制御信号により、入
力型モジュールは後面の上に感知器データを送らせ、ま
た出力型モジュールをプロセッサ・モジュールによって
送られるデータを記憶させる。1次架12にある入出力
モジュール18によって交換されたデータは、共用シス
テムRAM36の入出力データ表41および42に記憶
される。
【0026】はしご形論理プロセッサ50は、共用アド
レスおよびデータ・バス33と34にも結合される。は
しご形制御プログラム命令の大多数は、データの単一ビ
ットまたは語(すなわち16ビット)により作動する。
はしご形論理プロセッサ50は、これらの基本制御操作
を果たすはしご形ダイヤグラム命令のサブセットを実行
するように設計されていた。これは、これらの命令の有
効な実行を供給するだけではなく、制御プログラム実行
と同時に他の機能をも遂行するために、モジュール20
にあるマイクロプロセッサをも自由にする。
【0027】はしご形論理プロセッサ50の詳細は図4
に示され、かつカスタム集積回路に含まれることが望ま
しい。共用データ・バス34は、1組の入力データ・レ
ジスタ100によって内部データ・バス102に、かつ
1組の出力データ・レジスタ104によって、内部多目
的バス106に結合される。内部データ・バス102お
よび多目的バス106はいずれも、説明する通り中間工
程結果を記憶する1組の状態レジスタ103に接続され
る。多目的バス106も1組のアドレス・レジスタ10
8およびプログラム・カウンタ・レジスタ110の入力
に接続されるが、いずれも共用アドレス・バス33に接
続される出力を有する。レジスタ100,103,10
4,108および110は、バス・インターフェース制
御装置105からの個々の制御信号によって適当な時間
で使用可能にされる3状態出力デバイスである。これら
の使用可能な制御信号は、そのような構成部品が共用デ
ータ・バス34により情報を送受する必要があるとき
に、はしご形論理プロセッサ50の構成部品からの信号
の要求に応じて、バス・インターフェース制御装置10
5によって作られる。
【0028】はしご形論理プロセッサ50が共用システ
ムRAM36からデータを得る必要があるとき、データ
を保持する組合わされた記憶場所のアドレスはアドレス
・レジスタ108に置かれる。同様に、はしご形論理プ
ロセッサ50が実行するもう1つのユーザ制御プログラ
ム命令を必要とするとき、プログラム・カウンタ110
はその命令用のシステムRAM36にあるアドレスで更
新される。次に、適当なレジスタ108または110は
共用アドレス・バス33によりアドレスを送るために使
用可能にされる。
【0029】そのアドレス伝送に応じて共用データ・バ
ス34を介して受信されたデータまたはユーザのプログ
ラム命令は、データ出力レジスタ100に記憶される。
これに応じて、はしご形論理プロセッサによって果たさ
れる動作の結果は、共用データ・バス34によって伝送
するためにデータ出力レジスタ104に記憶される。
【0030】命令デコーダ112は、データ入力レジス
タ100に記憶された共用システムRAM36から受信
したユーザ制御プログラム命令を処理する。命令デコー
ダ112は与えられたユーザのプログラム命令が1ビッ
ト構成の命令であるかどうかを決定し、もしそうである
ならば、1ビット命令の論理回路114を使用可能にす
る。ビット命令論理回路114はハードワイヤ接続され
た1組のゲートから成り、命令デコーダ112から制御
ライン116を介して1組の信号によって構成されると
きに、その命令によって定められた論理動作により共用
データ・バス34から加えられる特定のデータ・ビット
を分析する。例えば、感知器のスイッチが閉じられるか
どうかをテストする命令があるならば、論理回路はスイ
ッチの状態を示す入力レジスタ110からのデータのバ
イト内にあるビット数を調査する。もしそのビットが高
論理レベルであるならば、ビット命令論理回路の出力は
そのテストが正しかったことを示す。分析に応じて、ビ
ット命令論理回路114はその出力を、状態レジスタ1
04に記憶するため、多目的バス106によりその出力
を送る。
【0031】はしご形論理制御プログラムの段は、1つ
以上の出力命令に続く一連の感知器調査命令を含むこと
ができる。各感知器調査命令が実行されるにつれて、結
果は段が論理的な正誤を示す状態レジスタ103に記憶
される。段の終りに、出力命令が実行されるとき、状態
レジスタ103からの段の真理値は、普通作動デバイス
をターン・オフすべきかどうかの出力状態を決定するた
めに用いられる。出力命令では、ビット命令論理114
はそのときデータ出力レジスタ104に記憶される適当
な出力データを決定する。出力命令では、ビット命令論
理114はそのときデータ出力レジスタ104に記憶さ
れている適当な出力データを決定する。割り当てられた
作動デバイス用の状態制御データを記憶する共用システ
ムRAM36の出力データ表42におけるアドレスは、
ビット命令論理114によってアドレス・レジスタ10
8にロードされる。その後、はしご形論理プロセッサ
は、共用バス33−35に対するアクセスを要求して、
出力データ表42にある段の結果を記憶する。この処理
については引き続き一段と詳細に説明する。
【0032】もしユーザの制御プログラム命令が単一ビ
ット作動命令でないならば、例えばデータ語比較命令、
命令デコーダ112はその命令を実行するカスタム・マ
イクロコード・プロセッサ120を作動させる。その場
合、命令および制御コードはデコーダ112によってシ
ーケンサ122に送られる。シーケンサ122は、制御
プログラム命令のオプコードを、その命令に応じて果た
すべき動作を定める1組のマイクロコード命令を含むマ
イクロコードRAM124内の初度アドレスに変換する
探索表ROMを含む。例えば、マイクロコードROM1
24は4キロバイトの記憶場所を持つことができ、その
各々は56ビット・マイクロコード命令を記憶すること
ができる。
【0033】この時の命令デコーダ112は、ANDゲ
ート118の1つの入力にライン117により高レベル
信号をも供給する。図2の主クロック回路30からのシ
ステム・クロック信号は、システム・クロック信号から
はしご形論理プロセッサ50用の1組のクロック信号を
送るタイミング回路用の1組のクロック信号を送るタイ
ミング回路126に加えられる。カスタム・マイクロコ
ード化プロセッサ120はANDゲート118の他の入
力に結合される。命令デコーダ112からのANDゲー
ト入力は、後者のデバイスがユーザの制御プログラム命
令を処理するときに、カスタム・マイクロコード化プロ
セッサ120にクロック信号をゲートする。ANDゲー
トの出力は、所定の動作を果たすためにマイクロコード
ROM124内の各命令を順次アドレスするシーケンサ
122をクロックする。
【0034】次にシーケンサ122によってアドレスさ
れた場所に記憶されたマイクロコード命令は、はしご形
論理プロセッサ50の中にある他の構成部品に送り出さ
れる。前のビット・スライス・プロセッサのように、異
なる群のマイクロコード命令ビットは、そのような構成
部品に対する制御信号を形成する。それらの数個のビッ
トはプロセッサ内の異なる構成部品を活性化するのに用
いられる。例えば、1群の命令ビットは、命令された動
作を遂行する算術論理ユニット(ALU)130を構成
するライン132によって送られる。もう1つの群のマ
イクロコード命令ビットは、バス・インターフェース制
御装置105に、共用バス33〜35を介して動作を読
出したり書き出すことを遂行すべき旨を告げる。
【0035】マイクロコード命令は、ライン128によ
りALUも普通データ入力レジスタ100から内部デー
タ・バス102に接続することによりデータを受信す
る。従来の算術理論ユニットによるごとく、ALU13
0はオペランド・カウンタ値および処理結果を保持する
内部の1組のレジスタを含む。算術演算の結果は、レジ
スタ103,104,108または110の適当な組に
記憶させる多目的バス106にALUによって加えられ
る。
【0036】はしご形論理プロセッサ50も、共用バス
33〜35にアクセスするプロセッサ・モジュール構成
部品からの要求を完遂する中で仲裁し、かつ所定の優先
度に基づくようにアクセスさせる。この機能を果たすた
めに、共用制御バス35のラインにより3つのマイクロ
プロセッサ22,61および71からのバス・アクセス
要求を受ける共用バス仲裁装置134が提供される。同
様に、はしご形論理プロセッサ50が共用バスにアクセ
スする必要があるとき、バス・インターフェース制御装
置105は、共用バス仲裁装置134に対する要求を出
す。バス・アクセス要求に応じて、共用バス仲裁装置1
34は、バスに対するアクセスを有すべき要求デバイス
にバス・アクセス許容信号を送る。普通の環境では、い
ったんはしご形論理プロセッサ50が共用バス33〜3
5に対するアクセスを許容すると、それは、たとえはし
ご形論理プロセッサが瞬時にバスを利用できなくても、
3つのマイクロプロセッサ22,61または71の内の
1つがバス・アクセスを要求するまで、そのようなアク
セスを保持する。これは、プロセッサ・モジュール20
の中のマイクロプロセッサによって共用バス33〜35
の使用に関する動作に反対する。マイクロプロセッサ2
2,61または71がもはや共用バス33〜35に対す
るアクセスを要求しないとき、アクセスは、次にそれが
バスの使用を要求するとき、それは再度共用バス仲裁装
置134からのアクセスを要求しかつ受信しなければな
らないように停止される。いったんはしご形論理プロセ
ッサ50がアクセスを受信したとき、それはマイクロプ
ロセッサの1つが1周期の間に共用バスに対するアクセ
スを許容しない場合、共用バスを反復使用できるが、そ
の場合はしご形論理プロセッサは実際にはこれらのバス
を利用しなかった。これははしご形論理プロセッサによ
るプログラム実行の速度を増すが、その理由はデバイス
がどのマイクロプロセッサもその使用を必要としないと
きに仲裁の工程時間を待機する必要がないからである。
大多数のはしご形制御プログラム命令はプロセッサ50
によって実行されるので、このバス・アクセス方法はプ
ログラムの実行を早める。
【0037】もう一度図2を参照して、中間入出力モジ
ュール・アクセス、データ・ブロックのような一定の機
能は入出力モジュール18に転送し、そして複合数学お
よび論理演算ははしご形論理プロセッサ50によって果
たすことはできない。これらの複合制御プログラムの機
能は汎用プロセッサ部門60によって実行される。プロ
セッサ・モジュール10のこの部門60は、それぞれ自
らの隔離された組のアドレスおよびデータ・バス62と
63に接続された第2マイクロプロセッサ61を含む。
この対のバス62と63は、第2マイクロプロセッサ6
1を第2ROM64および第2スクラッチ・パッド・ラ
ンダム・アクセス・メモリ65に結合する。ROM64
は、第2マイクロプロセッサ61によって実行されるフ
ァームウェアを記憶して、複合はしご形論理演算を実行
する。ROM64の中のファームウェアは、1つがユー
ザによって定められるとき機能チャートをも解釈する。
【0038】はしご形論理プロセッサ50が遂行し得な
いユーザの制御プログラム命令の多くは、複合算術演算
である。したがって、従来のマス・コプロセッサ66は
第2マイクロプロセッサ61を用いるよりも一段と有効
に対応する命令を実行するように提供されている。タイ
ミング回路67は、システム・クロック信号を受信し
て、そこから第2マイクロプロセッサ61、メモリ64
と65、およびマス・コプロセッサ66用に必要なタイ
ミングと制御信号とを導き出す。1対の3状態伝送ゲー
ト68および69は、共用アドレスおよびデータ・バス
33と34からそれぞれアドレスならびにデータ・バス
62と63を隔離する。これらのゲート68および69
は、第2マイクロプロセッサ61からのコマンドに応じ
て使用可能にされると、バス62および63の内部の組
は共用バス33ならびに34に電気接続される。この使
用可能状態は、第2マイクロプロセッサ61が共用シス
テム記憶装置に対するアクセスを要求しかつ仲裁装置1
34によってバス33および34に対するアクセスを許
容したときのみ生じる。
【0039】複合はしご形論理演算の遂行に加えて、第
2マイクロプロセッサ61とそれに関連した回路は、多
数のはしご形論理プログラムが実行されるシーケンスを
定める機能チャートをも解釈する。第2マイクロプロセ
ッサおよびそのメモリは、はしご形論理プロセッサ50
によって用いられる共用バス33および34から隔離す
ることができるそれらを相互接続する別な1組のバス6
2ならびに63を有するので、第2マイクロプロセッサ
61は順次機能チャートの次の段階を処理し始めること
ができるが、はしご形論理プロセッサ50は現行の機能
チャート段階のはしご形論理プログラムを実行する。こ
れによって、処理モジュールは前の段階のはしご形論理
プログラムが終ってから、機能チャートを解釈する必要
なしに1つの機能チャート段階から次の段階へ迅速に移
ることができる。
【0040】上記の説明の通り、プロセッサ・モジュー
ル20は入出力回路網15を介して1つ以上の遠隔入出
力架14に結合される。プロセッサ・モジュールは、こ
れらの遠隔架に対するデバイス状態コマンドを作動させ
る感知器データの収集および伝送を制御する第3マイク
ロプロセッサ71によって第2通信プロセッサ部門70
を利用する。第3マイクロプロセッサ71は、もう1つ
の組の隔離されたアドレスおよびデータ・バス72と7
3ならびに1組の制御ライン78に結合される。ROM
74はこれらのバスに接続されて、その通信機能を果た
すために第3マイクロプロセッサ71によって実行され
るファームウェアを記憶する。RAM75は、スクラッ
チパッド・メモリおよびケーブル15により通信される
データの暫定記憶場所を供給する。
【0041】第2回路網インターフェース76は、プロ
セッサ・モジュール内の並列データ形式を、入出力回路
網15によりデータを通信するのに用いられる直列形式
および特定のプロトコールに変える。第2回路網インタ
ーフェース76は、別法として第2LANに接続するよ
うな構成とすることができ、また通信能力を一段と大き
くするために第2ポートを持つことができる。タイミン
グ回路77は、第3マイクロプロセッサ71と組み合わ
される構成部品用の所要タイミング信号を供給するマス
タ・クロック回路30からのシステム・クロック信号を
受信する。これらのタイミング信号は、組78にある制
御ラインの若干を介して伝送される。
【0042】第3マイクロプロセッサ71に結合された
アドレス・バス72は、1組の3状態ゲート78によっ
て共用アドレス・バス33に接続される。同様に、第3
マイクロプロセッサ71と組み合わされたデータ・バス
73は、1組の3状態、2方向ゲート80によって共用
データ・バス34に結合される。ゲート71および80
の両組は、第3マイクロプロセッサ71からの制御ライ
ン78を介する信号によって使用可能にされる。ゲート
は、第3マイクロプロセッサ71がはしご形論理プロセ
ッサ50の中の共用バス仲裁装置134によって共用バ
ス33および34にアクセスすることを許されたときに
使用可能にされる。
【0043】プロセッサ・モジュール20が図1に示さ
れた通信接続用に構成されるとき、第3マイクロプロセ
ッサ71は、入出力データを遠隔架14によって交換す
る。その場合、マイクロプロセッサ71は、遠隔入出力
架14に接続された出力デバイスの状態を表わす図3に
示された出力データ表42からデータを入手する共用シ
ステムRAM36を周期的にアクセスする。このデータ
は、図2に示されるRAM75の中に暫定的に記憶され
る。第3マイクロプロセッサはそれから、データが1つ
以上あるならば、各遠隔架14用のブロックに分解し、
そして順次適当な遠隔架14に対する入出力回路網15
によりデータのブロックを転送する回路網メッセージ・
パケットを形式化する。
【0044】同様な方法で、第3マイクロプロセッサ7
1は、第2回路網インターフェース76を経て、それら
に結合された感知デバイスから入力データをプロセッサ
・モジュール20に転送するようにそれらに命令する各
遠隔架14にコマンドを順次送る。感知デバイス・デー
タが受信されていると、第3マイクロプロセッサ71
は、それを第2回路網インターフェース76からRAM
75の中の暫定記憶部門に転送する。いったんすべての
遠隔架14からの入力データがRAM75の中に記憶さ
れてしまうと、第3マイクロプロセッサは、入力データ
が共用システムRAM36に転送され、そこで入力デー
タ表41の中に記憶されるように、共用データおよびア
ドレス・バス33と34とに対するアクセスを要求す
る。プロセッサ・モジュール20の構造により、ユーザ
は感知器のデータを集めることによって第3マイクロプ
ロセッサ71を遠隔架14の走査専用にすることがで
き、それにより感知器データはそれから集められてアク
チュエータ・データはこれらの架に送られる。これは、
遠隔架に接続されたデバイスの状態が絶えず更新されて
いる高速機構を提供する。
【0045】図1を参照して、ユーザは端末装置11に
制御プログラムを書き込む。端末装置は、実際には、ユ
ーザに端末装置にはしご形論理制御プログラムおよび連
続した機能チャートをグラフ式に作らせるプログラムを
実行するパーソナル・コンピュータである。端末装置1
1の中のプログラミング・ソフトウェアは、米国特許第
4,858,101号記載のようなはしご形制御ダイヤ
グラムによって定められるシーケンスにおける制御プロ
グラム・オプコードおよびオペランドのシーケンスを含
むデータ・ファイルにはしご形ダイヤグラム制御プログ
ラムのグラフ表示を減少させる。同様に、端末装置11
における制御プログラムが認められているソフトウェア
は、データ・ファイルに記憶されている一連の解説に機
能チャートを分解する。その後、機能チャート説明子お
よびはしご形論理制御プログラム・ファイルは、端末装
置11からプロセッサ・モジュール20に転送される。
【0046】図2を参照して、転送された機能チャート
およびはしご形論理制御プログラム・ファイルは、UA
RT28によってケーブル13を通して受信されかつ第
1RAM27の中にある場所に第1マイクロプロセッサ
22によって記憶される。別法として、これらのファイ
ルは、LAN17によりホスト・コンピュータから、第
1回路網インターフェース29を経てダウンロードされ
る。プログラム・ファイルの所定部門が第1RAM27
に記憶されてから、(すなわち各はしご形ダイヤグラム
が囲まれてから)、第1マイクロプロセッサ22は、は
しご形論理プロセッサ50の中の仲裁回路134に結合
される制御ライン35の1つに要求を出すことによって
共用アドレスおよびデータ・バス33と34の組にアク
セスを要求する。共用アドレスおよびデータ・バスへの
アクセスが許容されると、第1マイクロプロセッサ22
は、プログラム・ファイルを第1RAM27から、ユー
ザ制御プログラムを記憶するように割り当てられている
共用システムRAM63の部門44に転送する。いった
んすべてのユーザ制御プログラム・ファイルが共用シス
テムRAM36内に記憶されると、プログラマブル制御
装置10は、プロセッサ・モジュール20の上のポート
の1つを経て正しいコマンドを出すことにより、または
モジュールの前面パネル上の電けんスイッチを回すこと
によるか、モジュールの前面パネルの電けんスイッチを
切り替えるかによって制御プログラムの実行を開始する
ように作られる。
【0047】前述のプログラマブル制御装置による通
り、その1つはいずれの単一はしご形ダイヤグラム制御
プログラムを実行するか、各々が共用システムRAM3
6の中に記憶される異なるはしご形ダイヤグラム・プロ
グラムを解釈するようにプログラムすることができる。
ユーザが順次機能チャートを定めたならば、第2マイク
ロプロセッサ61は第2ROM64内のファームウェア
として記憶される機能チャート・インタプリタ・プログ
ラムを実行する。機能チャート説明子データのこの解釈
は、前述のプログラマブル制御装置によって果たされた
ものに似ている。しかし、共用システムRAM36から
機能チャート説明子データを得るために、第2マイクロ
プロセッサ61は共用アドレスおよびデータ・バス33
と34に対するアクセスを得なければならない。プログ
ラマブル制御装置が実行モードにまず置かれるとき、第
2マイクロプロセッサ61は、共用アドレスおよびデー
タ・バス33と34に対するアクセスを得るとともに解
釈工程を促進する必要を減少させるために自らのRAM
65にある機能チャート説明子ファイルのコピーを複写
させることができる。
【0048】新しい機能チャート段階説明子が解釈され
ると、第2プロセッサ61はその段階の説明子データ内
に含まれるはしご形制御プログラムの開始アドレスを得
ることができる。この開始アドレスは、はしご形制御プ
ログラムの第1命令が記憶される共用システムRAM3
6の記憶場所を識別する。開始アドレスは、それが第2
マイクロプロセッサによってプログラム・カウンタ・レ
ジスタ110の中に記憶されるはしご形論理プロセッサ
50に転送される。
【0049】システム・クロックの次のサイクルで、シ
ーケンサ122はその第1はしご形制御プログラム命令
を取り出すマイクロコードROM124で命令をアドレ
スする。特に、そのマイクロコード命令は、共用バス3
3および34に対するアクセスを要求するバス・インタ
ーフェース制御装置105を構成する。そのアクセスが
共用バス仲裁装置134によって許容されると、バス・
インターフェース制御装置は、プログラム・カウンタ・
レジスタ110をバス35の制御信号と共に共用RAM
36に対して共用アドレス・バス33により第1命令の
アドレスを送るように使用可能にする。共用システムR
AM36は、共用データ・バス34ではしご形制御プロ
グラムの第1命令を送ることによって応動する。この命
令は、バス・インターフェース制御装置105によって
使用可能にされたデータ入力レジスタ100の中に記憶
される。その後、制御プログラム命令ダコーダ112
は、データ入力レジスタ100からの命令を受信する。
【0050】記憶された命令は、次に内部データ・バス
102により制御プログラム命令デコーダ112に送ら
れる。制御プログラム命令デコーダ112の1次機能
は、命令がビット命令論理114によりまたはカスタム
・マイクロコード・プロセッサ120によって処理すべ
きかどうかを決定し、それによって選択されたデバイス
を構成することである。初度決定は、はしご形制御プロ
グラム命令のオプコード部分を検査することによって行
われる。
【0051】命令がビット命令論理114によって処理
すべきものと想定すれば、制御プログラム命令デコーダ
は特定の命令用に論理114を構成するオプコードを使
用する。例えば、はしご形プログラム命令は、調査すべ
き入力データ表41の中の特定のビットを呼び出しする
ことができる。この場合に、はしご形プログラム命令の
オプコードによって指定された調査動作(例えば真偽を
調査する)は、ライン116を介して制御信号を加え、
ビット命令論理のハードウェア・ゲートを構成するのに
用いられる。更に入力データは語サイズの群に記憶され
るので、オプコードはどの語のビットを調査すべきかを
も識別する。オプコードのこの部分は、指定されたビッ
トを調査するビット命令論理を構成する制御信号を発生
させるのにも用いられる。
【0052】いったんビット命令論理114が構成され
て使用可能にされると、はしご形プログラム命令に含ま
れるオペランド・アドレスは、共用システムRAMにあ
る入力データ表41からデータを得るのに用いられる。
入力データ表の始めから単にインデックスであるかもし
れないオペランド・アドレスから、ビット命令論理11
4は、調査すべき入力データを含む共用システムRAM
を作る。このアドレスは1組のアドレス・レジスタ10
8に記憶されるが、ここからそれは共用アドレス・バス
33により送られる。
【0053】入力データの語は共用データ・バス34に
より戻されてデータ入力レジスタ100に記憶される。
次にこの語は、内部入力データ・バス102によりビッ
ト命令論理114に送られる。ビット命令論理114
は、指定されたビットの論理調査の真偽の結果を生じる
かどうかを決定する前のプログラマブル制御装置に用い
られた他の「ブール」の論理回路に似ている。ビット調
査の結果は、はしご形の段の真理値を示す状態レジスタ
103の1つに記憶するように、多目的バス106を介
して伝送される。段に関するすべての入力データ調査命
令が完了すると、この状態レジスタ103は、全体の段
がブールの論理によって真偽のいずれかを示す。
【0054】段は状態レジスタ103に記憶されたよう
な段の真理値に応動する実行を1つ以上の出力命令で終
らせる。ビット形出力命令の実行において、ビット命令
論理114は、段の真理値を調査し、必要ならば、出力
データ語のビットを変更する。このビットは、出力命令
のオプコードにより定められた出力デバイスの状態に対
応する。命令のオペランドは、出力語を記憶すべき出力
データ表42においてアドレスを形成するために用いら
れる。このアドレスはアドレス・レジスタ108に読み
込まれる。次にビット命令論理は、共用バス33〜35
に対するアクセスを要求する。はしご形論理プロセッサ
50がそのアクセスを持つとき、出力語は共用システム
RAM36に記憶される。
【0055】ハードワイヤ論理によって達成される速度
により、ビット命令論理による論査はシステム・クロッ
クの1サイクル内に生じる。従って、次のシステム・ク
ロック・サイクルで、もう1つのユーザ制御プログラム
命令は共用システムRAM36から取り出すことができ
る。注目されることはユーザの制御プログラム命令はビ
ット命令論理によって実行されているが、低論理レベル
の信号はライン117を介してANDゲート118の1
つの入力に、命令デコード112によって加えられてい
ることである。この低レベル信号は、シーケンサ122
に達することからタイミング回路126によって作られ
るクロック信号を阻止する。その結果、シーケンサは、
それがプログラム・カウンタ・レジスタ110を増分さ
せかつ次のはしご形プログラム命令を引き出すマイクロ
コード命令で保持されたままのマイクロコードROM1
24に加わるアドレスを増分しない。従って、ビット命
令論理114がユーザのプログラム命令を処理し続ける
限り、カスタム・マイクロコード式プロセッサはシステ
ム・クロックのすべてのサイクルで新しい命令を反復引
き出しする。
【0056】別法として、制御プログラム命令デコーダ
112は、データ入力レジスタに記憶された制御プログ
ラム命令のオプコードを検査することにより、カスタム
・マイクロコード式プロセッサ120によって実行され
る形式のものであることが分かる。この場合、デコーダ
112は、命令された動作を遂行するマイクロコード・
ルーチンの第1命令のアドレスを見出だす探索表をアド
レスする命令のオプコード部分を用いる。このアドレス
は、ライン117を介してANDゲート118に加えら
れる高レベルによって同時にシーケンサ122に送られ
る。シーケンサ122がANDゲート118によって通
過されたタイミング回路126の出力によってクロック
されると、デコーダ112からのアドレスはマイクロコ
ードROM124に送られる。
【0057】このアドレスは、マイクロコードPOM1
24に、命令された動作を遂行させるルーチンの第1マ
イクロコード命令を出力させる。ルーチンは、はしご形
論理制御プログラム命令によって割当てられる特定の動
作次第で、共用システムRAM36からデータを得てそ
のデータにより所定の算術または論理演算を実行するマ
イクロコード命令のシーケンスを含む。共用RAM36
に対するアクセスは、ALU130がはしご形論理制御
プログラム命令のオペランドからのRAMアドレスを形
成する場合のほか、前述のビット命令論理114によっ
て遂行されたものとほとんど同じである。次にRAMア
ドレスは、ビット命令論理によって行われたようにアド
レス・レジスタ108に記憶される。カスタム・マイク
ロコード式プロセッサによる実行の結果は、状態レジス
タ103または共用システムRAM36のいずれかに記
憶される。
【0058】シーケンサ122のクロック入力に加えら
れたタイミング回路126からの出力信号の各サイクル
で、マイクロコードROM124用のアドレスはシーケ
ンサにより増分される。これは、命令された動作を遂行
するルーチンのマイクロコード命令によりマイクロコー
ドROM124の段階を進める。
【0059】上述の通り、はしご形論理制御プログラム
命令は、比較的複雑な動作を含むように発展され、かつ
制御された製造工程を統計的に評価するための機械語プ
ログラムを更に呼び出しを含むように展開された。その
ような従来にないはしご形論理機能は、はしご形論理プ
ロセッサ50の遂行能力を越えている。そのような命令
は、制御プログラム命令デコーダ112によるものとし
て認められる。それに応じて、はしご形論理プロセッサ
50は、汎用プロセッサ部門60にある第2マイクロプ
ロセッサ61に、割込み信号を送る。これは、この部門
60がその処理を保ちながら遂行されるいかなる処理に
も割り込む。共用制御バス35の特定ラインに割込み信
号を送ることによって、第2マイクロプロセッサ61
は、それが当該マイクロプロセッサに割り当てられた他
の処理タスクによる優先度を取るユーザ所定のはしご形
論理制御プログラムの命令を実行すべきである旨を告げ
られる。はしご形論理制御プログラム命令のアドレス
は、はしご形論理プロセッサのプログラム・カウンタ・
レジスタ110から、第2マイクロプロセッサ61のレ
ジスタに転送される。次にこのマイクロプロセッサは共
用システムRAM36から命令を得てその命令を解釈す
る第2ROM64に記憶されるルーチンを実行し始め
る。その際に、第2マイクロプロセッサ61は周知の方
法でマス・コプロセッサ66によって援助される。ユー
ザの制御プログラム命令が完了すると、第2マイクロプ
ロセッサは、後者のデバイスがユーザの制御プログラム
のその実行を再開すべき旨を制御バス35のラインによ
りはしご形論理プロセッサに知らせる。
【0060】その後、汎用プロセッサ部門60は、はし
ご形論理制御プログラム命令を実行するために割り込ま
れた処理タスクを再開する。汎用プロセッサ部門60お
よびそこに含まれる第2マイクロプロセッサ61は、は
しご形論理制御プログラム命令のわずか1%か2%しか
実行されないので、それらは比較的自由に、他のタスク
を実行する。この部門60によって遂行される主な処理
タスクは、一連のはしご形論理制御プログラムを実行す
るシーケンスを定める機能チャート・ファイルを解釈す
る。機能チャートおよびその解釈は、米国特許第4,7
42,443号に記載されている。機能チャート・ファ
イルを解釈する際に、汎用プロセッサ部門60は現在実
行されているものの終了により実行ために先を見て次の
はしご形論理プログラムに関するデータまたははしご形
論理プログラムの群に関するデータを得る。この先見能
力は、機能チャートの連続した部分間の有効で迅速な推
移を提供する。
【0061】汎用プロセッサ部門60の追加の実行時間
は、プログラマブル制御装置10により制御される機器
の性能に関するタスクを保持しながら記録するように指
定される。そのような記録保持の結果は、第1伝送プロ
セッサ部門21を用いて回路網17によりホスト・コン
ピュータに周期的に送信することができる。
【0062】本プロセッサ・モジュール20の電けんの
特徴の1つは、共用システムRAMのデータ表を直接ア
クセスするホスト・コンピュータのような遠隔デバイス
の能力である。プロセッサ・モジュール20の第1およ
び第2通信部門21ならびに70内のソフト・ウェア・
タスクは、ユーザ制御プログラムの介入なしにデータ表
41〜43から読み出しかつ書き込む回路網15または
17のデバイスを可能にする。
【0063】データがデータ表に記憶されている工程は
図6の流れ図により示されている。段階150の最初に
ホスト・コンピュータのようなソース・デバイスは、図
5に示されるコマンド・メッセージ・フレーム140に
書き込まれるべきデータを組み立てる。メッセージ・フ
レームの第1フィールド141は、メッセージ受信装置
によって実行すべきコマンドを含む。この例では、コマ
ンドは、メッセージ・フレームのフィールド142にあ
る論理アドレスによって定められるその記憶場所にデー
タを書き込むことを受信装置は命令する。このアドレス
はメッセージ・データを置くデータ表41、42または
43の場所を定める。伝達されているデータは、メッセ
ージ・フレーム140のフィールド143に含まれてい
る。
【0064】ソース・デバイスは、コマンド・メッセー
ジ・フレームを、プログラマブル制御装置10にLAN
17によって送信するためメッセージ・パケットに置
く。メッセージ・パケットの正確な性質は、LANによ
るメッセージの交換を定めた特定のプロトコール次第で
ある。普通、メッセージ・パケットには、メッセージ用
のLANのソースおよび先局を識別するデータのフィー
ルドが含まれている。次に、組み立てられたメッセージ
・パケットはLAN17により、段階151でプログラ
マブル制御装置10のプロセッサ・モジュール20に送
られる。
【0065】図2を参照して、メッセージ・パケット
は、第1通信プロセッサ21にある第1回路網インター
フェース回路29によってLAN17から受信される。
メッセージ・パケットを受信され始まると、第1回路網
インターフェース回路29は第1マイクロプロセッサ2
2を割り込む。割込みに応じて、第1マイクロプロセッ
サ22は第1ROM26に記憶されたファームウェア・
ルーチンの実行を開始する。このルーチンはデータの受
信を処理して、段階152でそのようなメッセージに割
り当てられた第1RAM27の区域にある入りメッセー
ジ・パケットを記憶する。全メッセージ・パケットが受
信されて記憶されると、フラグが、プロセッサ・モジュ
ール20用のコマンドの受信を示す第1RAM27の内
部にセットされる。
【0066】このフラグのセッティングは、受信したメ
ッセージ内に規定されたコマンドを実行するタスクを遂
行させる第1ROM26に記憶されるもう1つのファー
ムウェア・ルーチンによって検出される。例に見られる
この第2ファームウェア・ルーチンは、段階153にお
いて共用システムRAM36にメッセージ・データを転
送する。その際、論理アドレスは、指令メッセージから
得られると共に、データ用の記憶場所の実際のアドレス
を形式化するように用いられる。その場所は共用システ
ムRAM36の中にあるので、第1マイクロプロセッサ
22は、それが既にそのようなアクセスを持つ場合のほ
か、アクセスを共用バス33〜35のアクセスを要求す
る。アクセスがはしご形論理プロセッサ(図4参照)内
の仲裁装置134によって許容されるとき、第1マイク
ロプロセッサは、第1通信プロセッサ部分21のアドレ
スおよびデータ・バスをそれぞれ共用アドレスおよびデ
ータ・バス33および34に結合させる2組のゲート3
1および32を使用可能にする。
【0067】次に、第1マイクロプロセッサ22は、書
込みモードにメモリを置く制御信号と共に、共用システ
ムRAM36にアドレスを送る。このアドレスで記憶す
るデータは、共用システムRAM36に共用データ・バ
ス34により第1通信部門21によって供給される。も
し数個の記憶場所のデータがコマンド・メッセージで送
られたならば、メモリをアドレスし、データを書き込む
工程は、すべてのデータが記憶されるまで繰り返され
る。
【0068】その後、第1マイクロプロセッサは、LA
N17によりソース・デバイスに送るべきコマンド実行
の認識を形式化する。認識メッセージには、コマンドが
正しく遂行されたり別法としてコマンドの実行中に生じ
たどのような誤りの性質でも示す表示が含まれている。
もしコマンドが与えられたアドレスでデータを読み出し
たならばデータは認識によってソース・デバイスに帰さ
れる。段階154で、認識メッセージはソース・デバイ
スに送られて工程は終る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を使用するプログラマブル制御装置シス
テムの斜視図。
【図2】図1の制御装置の部分を構成するプロセッサ・
モジュールの機能ブロック図。
【図3】プロセッサ・モジュールにある共用システム・
メモリのデータ構造図。
【図4】プロセッサ・モジュールにあるはしご形論理プ
ロセッサのブロック図。
【図5】外部デバイスがプログラマブル制御装置の動作
を向けるために使用するコマンド・メッセージ・フレー
ム図。
【図6】プログラマブル制御装置がコマンド・メッセー
ジ・フレームの処理工程の流れ図。
【符号の説明】
10 プログラマブル制御装置 11 端末装置 12 架 13 ケーブル 14 架 15 直列入出力回路網 16 電力供給源 17 局部区域回路網(LAN) 18 インターフェース・モジュール 18′インターフェース・モジュール 19 アダプタ・モジュール 20 プロセッサ・モジュール 21 通信プロセッサ部門 22 マイクロプロセッサ 23 局部アドレス・バス 24 局部データ・バス 25 制御ライン 26 読出し専用メモリ(ROM) 27 ランダム・アクセス・メモリ 28 万能非同期受送信機(UART) 29 回路網インターフェース 30 主クロック回路 31 アドレス・ゲート 32 データ・ゲート 33 共用アドレス・バス 34 共用データ・バス 35 制御ライン 36 共用システムRAM 38 入出力架インターフェース回路 40 はしご形論理プロセッサ 41 データ表 42 データ表 43 データ表 44 ユーザ制御プログラム記憶場所 45 自由記憶場所 46 入力付勢データ表 47 メモリ部分 50 はしご形論理プロセッサ 60 汎用プロセッサ部門 61 第2マイクロプロセッサ 62 バス 63 バス 64 読出し専用メモリ(ROM) 65 スクラッチ・パッド・ランダム・メモリ 66 マス・コプロセッサ 67 タイミング回路 68 ゲート 69 ゲート 70 通信プロセッサ部門 71 第3マイクロプロセッサ 72 アドレス・バス 73 データ・バス 74 読出し専用メモリ(ROM) 75 マイクロコードRAM 76 回路網インターフェース 77 タイミング回路 78 バス 79 ゲート 80 2方向ゲート 100 入力データ・レジスタ 102 内部データ・バス 103 状態レジスタ 104 出力データレジスタ 105 バス・インターフェース制御装置 106 他目的バス 108 アドレス・レジスタ 110 プログラム・カウンタ・レジスタ 112 命令デコーダ 114 命令論理回路 116 制御ライン 117 ライン 118 ANDゲート 120 カスタム・マイクロコード化プロセッサ 122 シーケンサ 124 マイクロコードRAM 126 タイミング回路 128 ライン 130 算術論理ユニット(ALU) 132 ライン 134 共用バス仲裁装置 140 コマンド・メッセージ・フレーム 141 フィールド 142 フィールド 143 フィールド 150 段階 151 段階 152 段階 153 段階 154 段階
フロントページの続き (72)発明者 ウエイン バン シックル アメリカ合衆国オハイオ州サウス ユー クリッド,エス.ベルボアー ブールバ ード 1095 (72)発明者 テレンス エル.ドゥターマン アメリカ合衆国オハイオ州チャードン, ウイルソン ミルズ ロード 10476 (72)発明者 デビッド アール.ローン アメリカ合衆国オハイオ州リッチモンド ハイツ,ギルマー レーン 4440 (56)参考文献 特開 平2−5104(JP,A) 特開 平1−231103(JP,A) 特開 平2−83601(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/05 G06F 15/16 370

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラマブル制御装置によって作動さ
    れる機械の感知および作動装置と電気信号をインターフ
    ェース接触する複数の入出力モジュールを持つプログラ
    マブル制御装置において、 感知および作動装置の状態を表わすデータを記憶する第
    1記憶装置と、 記第1記憶装置に記憶されるデータにより機械を制御
    かつ一連の制御プログラム命令から成る制御プログ
    ラムを記憶する第2記憶装置と、前記 制御プログラム命令の独特な第1サブセットを実行
    する論理回路と、前記第1サブセットとは交差しない、前記 制御プログラ
    ム命令の独特な第2サブセットを実行するカスタム・マ
    イクロコード式プロセッサと、 前記論理回路または前記カスタム・マイクロコード式の
    プロセッサのいずれによっても実行し得ない前記制御プ
    ログラム命令の独特な第3サブセットを実行する汎用プ
    ロセッサ部であって、 前記独特な第3サブセットは前記独特な第1サブセット
    及び前記独特な第2サブセットと交差せず、しかも前記
    汎用プロセッサ部が前記独特な第3サブセットを実行し
    ないとき、前記汎用プロセッサ部は前記制御プログラム
    の一部ではない他の処理をすることが出来るような汎用
    プロセッサと、 前記論理回路前記カスタム・マイクロコード式プロセ
    ッサまたは前記汎用プロセッサのいずれか1つが各命
    令を実行可能となるに対応して、前記第2記憶装置から
    読み出された制御プログラム命令に応答する制御プログ
    ラム命令デコーダであって、前記制御プログラム命令デ
    コーダが前記汎用プロセッサを駆動するとき、前記汎用
    プロセッサが現在実行されている他の処理を中断するよ
    うな制御プログラム命令デコーダとを備えることを特徴
    とするプロセッサ・モジュール。
  2. 【請求項2】 前記第1記憶装置と入出力モジュール
    の間のデータの変換を制御するインターフェース回路を
    さらに備えることを特徴とする請求項1記載のプロセッ
    サ・モジュール。
  3. 【請求項3】 通信リンクによってプロセッサ・モジュ
    ールに結合された遠隔プロセッサ装置によりメッセージ
    を交換し、かつ遠隔プロセッサ装置から第1記憶装置
    にデータを転送する装置を含む装置をさらに備えること
    を特徴とする請求項1記載によるプロセッサ・モジュー
    ル。
  4. 【請求項4】 前記カスタム・マイクロコード式プロセ
    ッサは制御プログラム命令の第2サブセットによって形
    成されたオペレーションを果たすマイクロ・コード命令
    を記憶する命令記憶装置と、 前記命令記憶装置に結合されて、制御プログラム命令の
    読出しを制御する命令シーケンサと、 前記命令記憶装置から読み出されたマイクロ・コード命
    令を実行する算術論理ユニットとを備えることを特徴と
    する請求項1記載による処理装置モジュール。
  5. 【請求項5】 前記汎用プロセッサは、マイクロプロ
    セッサと、マイクロプロセッサが実行するプログラムを
    記憶する記憶装置と、前記汎用プロセッサ部の構成部品
    が接続されている1組の内部アドレス、データおよび制
    御バスとを含むことを特徴とする請求項1記載によるプ
    ロセッサ・モジュール。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2記憶装置へのアクセ
    スに関する異なる諸要求の中で仲裁する装置をさらに備
    えることを特徴とする請求項1記載によるプロセッサ・
    モジュール。
  7. 【請求項7】 プログラマブル制御装置によって制御さ
    れる機械の感知および作動装置にインターフェース接続
    する複数の除去できる入出力モジュールを電気接続する
    架と、前記架に接続された除去可能なプロセッサ・モジ
    ュールを持つプログラマブル制御装置において、 機械を作動させる複数のはしご形論理制御プログラム、
    複数のはしご形論理制御プログラムが実行されるシーケ
    ンスを形成する機能チャート、および感知ならびに作動
    装置の状態を表わすデータを記憶するシステム記憶装置
    と、 通信リンクによってプログラマブル制御装置に結合され
    た外部ユーザ・プログラマブル装置とのメッセージの交
    換を処理し、かつ第1マイクロプロセッサ、第1マイク
    ロプロセッサが実行するメッセージおよびプログラムを
    記憶する第1記憶装置、通信リンク・インターフェー
    ス、ならびに通信プロセッサ部の構成部品を電気接続す
    る第1組のバスとを含む通信処理部と、 はしご形論理制御プログラムを形成する定められた組の
    命令を実行するはしご形論理命令プロセッサと、 機能チャートを解釈し、前記はしご形論理命令プロセッ
    サによって実行できないはしご形論理制御プログラムの
    命令を実行し、かつ第2マイクロプロセッサ、第2マイ
    クロプロセッサが実行するプログラムを記憶する第2記
    憶装置、および汎用プロセッサ部の構成部品を電気接続
    する2組のバスを備えることを特徴とする汎用プロセッ
    部と、 入出力モジュールとデータを交換する架インターフェー
    ス回路と、 前記システム記憶装置、前記架インターフェースおよび
    データならびに制御信号伝送用の前記はしご形論理命令
    プロセッサを電気結合する1組の共通バスと、 共通バスの前記組に第1組のバスを選択接続し、それに
    よって前記通信プロセッサ部門がプロセッサ・モジュー
    ルの他の構成部品とデータを交換することができる第1
    装置と、 前記汎用プロセッサ部門がプロセッサ・モジュールの他
    の構成部品とデータを交換できるように前記組の共通バ
    に2組のバスを電気接続する第2装置とを備えること
    を特徴とする除去可能なプロセッサ・モジュール。
  8. 【請求項8】 前記はしご形論理命令プロセッサは、所
    定の組の制御プログラム命令の独特な第1サブセットを
    実行し、また実行すべき第1サブセットの規定命令を実
    行するために構成される論理回路と、 所定の組の制御プログラム命令の独特な第2サブセット
    を実行するためのカスタム・マイクロコード式プロセッ
    サと、 命令が実行されることによって前記論理回路、前記カス
    タム・マイクロコード式プロセッサ、および前記汎用プ
    ロセッサ部の内の1つに信号を与えることによって、前
    記共有式システム記憶装置から読み出された各制御プロ
    グラム命令に応動する制御プログラム命令デコーダとを
    備えることを特徴とする請求項7記載によるプロセッサ
    ・モジュール。
  9. 【請求項9】 前記はしご形論理命令プロセッサは、前
    記組の共通バスにより交換されるデータを記憶する第1
    装置と、前記組の共通バスにより送られるアドレスを記
    憶する第2装置と、前記組の共通バスに対する呼出しを
    認める前記はしご形論理命令プロセッサに応じて記憶す
    る前記第1および第2装置を使用可能にする装置とをさ
    らに備えることを特徴とする請求項8記載によるプロセ
    ッサ・モジュール。
  10. 【請求項10】 前記はしご形論理命令プロセッサは、
    はしご形論理制御プログラムの命令を示すプログラム・
    カウンタを更に備えることを特徴とする請求項8記載に
    よるプロセッサ・モジュール。
  11. 【請求項11】 前記はしご形論理命令プロセッサは、
    実行されているはしご形論理制御プログラムの段の正確
    さのしるしを記憶する装置を更に備えることを特徴とす
    る請求項8記載によるプロセッサ・モジュール。
  12. 【請求項12】 前記カスタム・マイクロコード式プロ
    セッサは、 第2サブセットの制御プログラム命令によって形成され
    るオペレーションを果たすマイクロコード命令を記憶す
    る命令記憶装置と、 第2サブセットにある制御プログラム命令に応じて前記
    命令記憶装置からのマイクロコード命令の読出しを制御
    する前記命令記憶装置に結合された命令シーケンサと、 前記命令記憶装置から読み出されたマイクロコード命令
    を実行する演算論理ユニットとを備えることを特徴とす
    る請求項8記載によるプロセッサ・モジュール。
  13. 【請求項13】 前記はしご形論理命令プロセッサは、
    共通バスの前記セットにアクセスする異なる要求の中で
    仲裁する装置を備え、その結果いったん前記セットの共
    通バスに対するアクセスが認められると、前記はしご形
    論理命令プロセッサは、前記はしご形論理命令プロセッ
    サが前記組の共通バスを使用していないときでさえも、
    もう1つのプロセッサ・モジュール構成部品がアクセス
    を要求するまでアクセスを保持することを特徴とする請
    求項7記載によるプロセッサ・モジュール。
  14. 【請求項14】 前記通信プロセッサ部は、作動するデ
    バイスの状態を表わすデータとして前記システム記憶装
    置内にメッセージによって運ばれるデータを記憶するこ
    とによって外部ユーザのプログラマブル・デバイスから
    受信されたメッセージ内のコマンドに応動する装置を備
    えることを特徴とする請求項7記載によるプロセッサ・
    モジュール。
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