JP2940415B2 - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JP2940415B2
JP2940415B2 JP6255885A JP25588594A JP2940415B2 JP 2940415 B2 JP2940415 B2 JP 2940415B2 JP 6255885 A JP6255885 A JP 6255885A JP 25588594 A JP25588594 A JP 25588594A JP 2940415 B2 JP2940415 B2 JP 2940415B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の油圧制御
装置に係り、詳しくはレンジ切換時における変速時間の
短縮や変速ショックの抑制を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用自動変速機は、エンジン負荷、車
速等の車両運転状態に適合する最適変速段を自動的に確
立するもので、油圧式多板クラッチや油圧式ブレーキ等
の油圧摩擦係合要素(以下、単に係合要素と記す)を備
えている。自動変速機での変速段の切換えは、現在確立
されている変速段に対応する係合要素の係合を解除しつ
つ、次に確立すべき変速段に対応する係合要素を係合さ
せることにより行われる。このため、解除側の係合要素
から作動油を排出しつつ、係合側の係合要素へ作動油が
供給される。
【0003】一般に、係合要素に対して油を給排する油
圧回路には、油圧を蓄圧するためのアキュムレータと、
作動油流量を制限するためのオリフィスとが油圧回路で
の油圧過渡特性調整のために設けられ、又、油圧調整の
ためのデューティ制御弁(係合要素制御手段)が設けら
れ、これにより、係合要素の係合または係合解除に伴う
伝達トルク変動ひいては変速ショック発生を抑制してい
る。
【0004】この種の自動変速機において、レンジ選択
のために手動操作されるセレクトレバーが中立段(Nレ
ンジ)にあるときに係合要素の一つたとえばローリバー
ス(LR)ブレーキが係合動作すると共に、後進段(R
レンジ)では別の係合要素たとえばリバース(R)クラ
ッチが係合動作するようにし、更に、セレクトレバーに
連動するマニュアル弁からRクラッチへ油圧を直接供給
するようにしたものがある。この自動変速機では、Rク
ラッチについては油圧供給制御を行わないことから、N
→Rシフト時には、LRブレーキから作動油を一旦排出
させた後にRクラッチへ油圧(全圧)を供給し、次い
で、LRブレーキへの油圧供給制御を行うようにしてい
る。
【0005】ところで、N→Rシフト時の所要変速時間
を短くするためには、同シフト時にLRブレーキから作
動油を素早く排出する必要がある。この排出が遅れる
と、LRブレーキの係合が解除される前にRクラッチが
係合して変速ショックが生じる。従って、変速時間の短
縮および変速ショックの抑制のためには、上記オリフィ
スの径を可能な限り大きくしてLRブレーキからの作動
油の排出を迅速に行う必要がある。ところが、その一方
で、オリフィス径を大きくすると、同オリフィスの油圧
過渡特性調整機能が損なわれ、例えばデューティ制御弁
をデューティ駆動したときの油圧脈動が大きくなり、伝
達トルクが変動して車体振動を引き起こす等の問題が生
じる。すなわち、この種の自動変速機では、油圧回路に
設けられるオリフィスの径を単に増減することによって
は、変速時間の短縮と変速ショックの抑制を両立させる
ことは困難であった。
【0006】そこで、本出願人は先に、特願平6−58
389号として、このような問題を解決する油圧制御装
置を出願した。この装置は、図8に示したように、LR
ブレーキ12に連通する第1油路70bおよび第2油路
70aと、LRブレーキ12に第1油路70bとを連通
させる第1位置と、第1油路70bを排油側へ開放させ
ると共にLRブレーキ12と第2油路70aとを連通さ
せる第2位置との間で切り換えられるスプール弁50
と、LRブレーキ12に連通しかつ第1油路70b及び
第2油路70aに共通の分岐通路70dと、第1及び第
2油路70b,70aの一方を閉鎖してその他方と分岐
通路70dとを連通させる連通制御手段であるチェック
ボール80とから構成されている。そして、スプール弁
50は、そのバルブボディ内に摺動自在に配された第1
及び第2スプール51、52と、両スプール間に配され
たスプリング53とからなっている。
【0007】この装置では、セレクトレバーがNまたは
Dレンジ位置にあるときには、ライン圧が第10ポート
50jを介してスプール弁50の右端油室へ供給される
一方、制御圧が第7ポート50gを介して第2スプール
52のランド52a、52b間に画成される油室へ供給
される。すると、図8に示したように、ライン圧により
スプール51、52が第1位置としての左方限界位置を
とり、第1油路70b内の油圧は制御圧に等しくなる。
一方、第2油路70aは排油側に連通してその油圧は低
下する。このため、チェックボール80が左動して、第
2油路70aが閉鎖される一方、第1油路70bが分岐
通路70dに連通する。その結果、制御圧がアキュムレ
ータ21およびLRブレーキ12に供給され、中立段ま
たはDレンジ第1速段が確立することになる。
【0008】また、セレクトレバーがNレンジ位置から
Rレンジ位置へ切り換えられると、スプール弁50の右
端油室へのライン圧の供給が停止され、第2スプール5
2はスプリング53のばね力により右動して、図9に示
すように、第2位置としての右方限界位置をとる。この
場合、第1油路70bが、スプール弁50のポート50
f、50e及び通路69を介して排油側へ開放され、L
Rブレーキ12およびアキュムレータ21に供給されて
いた作動油が排油側へ排出される。このため、LRブレ
ーキ12の係合解除が開始される。この際、油排出経路
にはオリフィスが設けられていないので、LRブレーキ
12からの作動油の排出は迅速に行われる。このため、
従来のLRブレーキ圧立ち下がり特性に比べ、LRブレ
ーキ圧の立ち下がりは、急峻になる。従って、Rクラッ
チ圧が立ち上がる前に、LRブレーキ圧の立ち下がりが
完了することになり、変速時間が短縮されると共に、変
速ショックも生じなくなる。
【0009】そして、N→Rレンジ切換が更に進行する
と、第2スプール52のランド52a、52b間への制
御油圧供給が再開される。その結果、制御圧が供給され
る第2油路70aの油圧が、排油側に連通する第1油路
70bの油圧よりも大きくなり、図10に示すように、
チェックボール80が右動する。このため、第1油路7
0bがチェックボール80により閉鎖される一方、第2
油路70aが分岐通路70dに連通し、制御圧がオリフ
ィス62、第11通路71、第2油路70a、分岐通路
70dを介してLRブレーキ12へ供給される。その結
果、LRブレーキ12の係合動作が開始され、上述のR
ブレーキ11の係合動作と相俟って後進段が確立され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した油
圧制御装置でも、シフトレバーの操作速度によっては、
変速時間の短縮や変速ショックの抑制が図れなくなるこ
とがあった。一般に、上述した種類の自動変速機では、
第10ポート50jへのライン圧はシフトレバーと連動
するマニュアル弁から供給されるが、第7ポート50g
への制御圧はインヒビタスイッチからの切換信号をうけ
た制御装置が駆動するソレノイド弁から供給される。し
たがって、シフトレバーがN→Rに操作されると、ライ
ン圧は直ちに排出されて、上述したように第2スプール
52はスプリング53のばね力により右動する。ところ
が、制御圧の方は、制御装置の処理時間やソレノイド弁
の応答遅れ等により、微小な時間遅れをもって排出され
ることになる。そこで、シフトレバーをN→Rシフト操
作する際には、そのストロークの途中でインヒビタスイ
ッチからの切換信号が出力され、しかる後にマニュアル
弁が開放作動される構造となっている。そのため、通常
のシフト操作では、上述した時間遅れは相殺され、制御
圧の排出はライン圧の排出より早く行われる。
【0011】ところが、運転者が非常に素早くシフト操
作を行い、一瞬でN→Rシフトのフルストロークが完了
した場合、インヒビタスイッチからの切換信号の出力と
マニュアル弁の開放作動とが殆ど同時に行われる虞があ
る。この場合、制御圧の排出がライン圧の排出より当然
に遅くなり、油圧回路の構成部品は、以下に述べるよう
に作動する。すなわち、シフトレバーがRレンジに切り
換えられてライン圧が排出されると、図9に示したよう
に、第2スプール52が右動し、先ずLRブレーキ12
およびアキュムレータ21内の作動油が第1油路70b
を介して排出され始める(図11中のa点)。すると、
LRブレーキ12の油圧(LRブレーキ12圧)PLR
は、図11中に示すように急激に低下し、LRブレーキ
12が解放され始める。ところが、この時点では、ソレ
ノイド弁が供給側に作動しているため、第11通路71
および第2油路70aには作動油が供給され続け、チェ
ックボール80により閉鎖されている第2油路70a内
の油圧P2 が図11に一点鎖線で示したように急上昇す
る。
【0012】そして、LRブレーキ12圧PLRと第2油
路70a内の油圧P2 とが等しくなった時点(図11中
のb点)で、第2油路70a内の作動油に押されること
により、図9中に破線で示したように、チェックボール
80が右動し、第2油路70a内とLRブレーキ12と
が連通する一方で第1油路70bが閉鎖されることにな
る。その結果、LRブレーキ12には制御圧が供給され
るようになり、一旦低下したLRブレーキ12圧PLRが
上昇に転じる。そして、ソレノイド弁が排出側に作動し
た時点(図11中のc点)から、LRブレーキ12およ
びアキュムレータ21内の作動油が分岐通路70d、第
2油路70a、第11通路71、オリフィス62を介し
て徐々に排出される。したがって、LRブレーキ12か
らの作動油の排出遅れに起因して変速時間が長くなると
共に、Rクラッチの油圧PR が上昇してRクラッチが係
合した時点(図11中のd点)で、変速ショックが発生
するのである。
【0013】本発明は、上記状況に鑑みなされたもの
で、運転者のシフト操作状況に拘わらず、変速時間の短
縮および変速ショックの抑制の双方を達成できる自動変
速機の油圧制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1では、第1の変速段で係合される第1油圧摩擦係合要
素を含む複数の油圧摩擦係合要素と、前記第1油圧摩擦
係合要素に連通可能な第1油路と、前記第1油圧摩擦係
合要素に連通可能であると共に前記第1油路とは異なる
第2油路と、前記第1油圧摩擦係合要素への作動油の給
排を制御する第1油圧摩擦係合要素制御手段とを有する
自動変速機の油圧制御装置において、前記第1油圧摩擦
係合要素制御手段と前記第1油路とを連通させる第1位
置と、前記第1油路を排油側へ開放させると共に前記第
1油圧摩擦係合要素制御手段と前記第2油路とを連通さ
せる第2位置との間で切り換えられる油路切換手段と、
前記第1油圧摩擦係合要素に連通しかつ前記第1油路及
び前記第2油路に共通の共通油路と、前記第1及び第2
油路の一方を閉鎖して前記第1及び第2油路の他方と前
記共通油路とを連通させる連通制御手段と、前記第2油
路に設けられ、当該第2油路内の作動油を貯留して蓄圧
するアキュムレータとを備えたことを特徴とするものを
提案する。
【0015】また、本発明の請求項2では、請求項1記
載の自動変速機の油圧制御装置において、前記第2位置
での前記第1油路の通路抵抗を前記第1位置での前記第
1油路の通路抵抗よりも小さくしたことを特徴とするも
のを提案する。
【0016】
【作用】請求項1の油圧制御装置では、運転者が非常に
素早いシフト操作を行い、マニュアル弁が第1の変速段
位置から第2の変速段位置へ切り換えられると、所定圧
受圧部から所定圧が排出され、これに伴って付勢手段に
より油路切換手段が第2位置に切り換えられる。その結
果、第1油路が排油側へ開放されて、第1油圧摩擦係合
要素に供給されていた油圧が第1油路を介して排油側に
排出される。この際、第2油路には第1油圧摩擦係合要
素制御手段の応答遅れ等に起因して作動油が供給される
が、供給された作動油はアキュムレータに貯留されるた
め、第2油路の油圧上昇が緩慢となって連通制御手段が
不用意に移動しなくなる。
【0017】また、請求項2の油圧制御装置では、油路
切換手段が第1位置にあるとき、第1摩擦要素制御手段
と第1油路とが連通する。この場合、第1摩擦要素制御
手段により制御された油圧が通路抵抗が比較的大きい第
1油路を介して第1摩擦要素に供給され、作動油流量が
制限された状態で制御圧が供給されるため、制御圧の油
圧脈動が小さく、ショックあるいはトルク変動を伴わず
に同要素が係合し、これにより第1の変速段が確立す
る。一方、油路切換手段が第2位置にあると、第1油路
が排油側へ開放されると共に第1摩擦要素制御手段と第
2油路とが連通する。この場合、第1摩擦要素に供給さ
れていた油圧が通路抵抗が比較的小さい第1油路を介し
て排油側へ迅速に排出され、これにより第1摩擦要素の
係合が速やかに解除される。
【0018】
【実施例】以下、自動変速機に装備される本発明の一実
施例による油圧制御装置としての変速制御装置を説明す
る。図1に示すように、自動変速機2は、エンジン1の
出力軸に連結されたトルクコンバータ3と、例えば前進
4段後進1段の変速段を有する歯車変速装置4とを備
え、歯車変速装置は、図示しない遊星歯車機構と、同機
構における動力伝達経路を切り換えるための係合要素と
を含んでいる。係合要素は、図2に示すRクラッチ1
1、LRブレーキ12、セカンド(2ND)ブレーキ1
3、アンダードライブ(UD)クラッチ14及びオーバ
ードライブ(OD)クラッチ15を含む。そして、係合
要素の各々は、図示しない係合用ピストン装置等を備
え、エンジン1により駆動されるオイルポンプ(図示
略)が発生する油圧によって作動される。この油圧は、
後述する変速制御装置により、車両運転状態に応じてク
ラッチ、ブレーキの所要のものに選択的に供給され、こ
れらクラッチ、ブレーキの作動の組み合わせにより、い
ずれかの変速段が達成されるようになっている(表1を
参照)。
【0019】
【表1】 変速制御装置は、図1に示すように、オイルポンプから
歯車変速装置4の係合要素への油圧送給経路を切換える
と共に油圧の大きさを調整するための油圧コントローラ
5と、同コントローラ5を駆動制御する制御装置である
TCU(トランスミッションコントロールユニット)6
とを備え、所要の変速段を確立するための係合要素へ油
圧を送給するようになっている。
【0020】図1及び図2を参照すると、油圧コントロ
ーラ5の油圧回路は、ドライバによるセレクトレバー操
作に連動し、かつ、図示しない調圧弁により調圧された
所定圧としてのライン圧が供給されるマニュアル弁16
と、このマニュアル弁16と係合要素11〜15との間
に延びる油路に夫々介在しTCU6の制御下で夫々作動
する係合要素制御手段としての、LRソレノイド弁1
7、2NDソレノイド弁18、UDソレノイド弁19及
びODソレノイド弁20とを含むと共に、油路切換手段
としてのスプール弁50を含む。図2において、参照符
号21〜24は、係合要素12〜15に夫々関連するア
キュムレータを示し、又、参照符号25〜29は係合要
素11〜15に夫々関連する圧力チェックポートを示
す。記号EXは排出ポートを表す。
【0021】TCU6は、図示しない入出力装置、記憶
装置、中央処理装置等を含み、その入力側には、車両の
走行速度を検出するための車速センサ7、トルクコンバ
ータ3のタービン回転数を検出するためのタービン回転
数センサ(NTセンサ)8、エンジン負荷を表すスロッ
トル弁開度を検出するためのスロットルセンサ9等が接
続されている。
【0022】図3を参照すると、油圧コントローラ5の
構成部品であるスプール弁50は、そのバルブボディ内
に摺動自在に配された第1及び第2スプール51、52
と、両スプール間に配された付勢手段としてのスプリン
グ53とを有している。そして、バルブボディには第1
〜第10ポート50a〜50jが形成され、第1スプー
ル51にはランド51a、51b及び51cが形成さ
れ、第2スプール52にはランド52a、52b及び5
2cが形成されている。更に、第1スプール51には軸
穴51dが形成され、この軸穴51dは、ランド51a
の軸方向中央部から同スプールの軸心に沿って延び、図
3において第1スプール51の右端面に開口している。
また、第1スプール51には、軸穴51dの左端に連通
する直径方向孔51eが形成され、同孔51eはランド
51aの周面に開口している。
【0023】図2を参照すると、油圧コントローラ5の
油圧回路において、第1通路61は、その上流側がオイ
ルポンプ等(図示略)に連通すると共に下流側がマニュ
アル弁16の第4ポート16dとLRソレノイド弁17
の第1ポート17aとに連通し、両ポートに常時ライン
圧が供給されるようになっている。LRソレノイド弁1
7のデューティ駆動によってライン圧から得た制御圧
は、第2通路62を介して同ソレノイド弁17の第2ポ
ート17bからスプール弁50の第7ポート50gへ供
給される。ポート50g側において第2通路62には、
同通路62を流通する作動油の流量を制限するためのオ
リフィス62aが設けられている。
【0024】マニュアル弁16が図示のようにNまたは
Pレンジ位置にあると、ライン圧は、第3通路63を介
してマニュアル弁の第5ポート16eからスプール弁5
0の第10ポート50jへ供給される。一方、マニュア
ル弁16がDレンジ位置にあると、ライン圧は、第4通
路64を介してマニュアル弁16の第6ポート16fか
ら2ND、UD及びODソレノイド弁18〜20の夫々
の第1ポート18a〜20aへ供給され、これらのソレ
ノイド弁18〜20のデューティ駆動によってライン圧
から得た制御圧は、第5〜第7通路65〜67を介し
て、2NDブレーキ13、UDクラッチ14及びODク
ラッチ15へ供給される。なお、2NDブレーキ13へ
供給される制御圧、すなわち2NDブレーキ圧P2ND
は、第5通路65を介してスプール弁50の第4ポート
50dへ供給される。また、ODクラッチ15へ供給さ
れる制御圧、すなわちODクラッチ圧PODは、第7通路
67を介してスプール弁50の第1ポート50aへ供給
される。
【0025】又、マニュアル弁16がRレンジ位置にあ
ると、ライン圧は、第8通路68を介してマニュアル弁
16の第3ポート16cからRクラッチ11へ供給され
る。マニュアル弁16の第1、第2、第7及び第8ポー
ト16a、16b、16g、16hと、ソレノイド弁1
7、18、19、20の夫々の第3ポート17c、18
c、19c、20cと、スプール弁50の第5及び第9
ポート50e、50iは、第9通路69を介して排油側
(大気開放側)へ連通している。
【0026】第10通路70は、スプール弁50の第2
ポート50bに連通する半部70aと、第6ポート50
fに連通する半部70bと、両者間に介在する拡径部7
0cとを有し、拡径部70cには、第10通路半部70
a、70bの拡径部70c側開口のいずれかを閉鎖する
ためのチェックボール80が配されている。そして、拡
径部70cから分岐する分岐通路70dは、LRブレー
キ12に連通している。
【0027】第11通路71は、スプール弁50の第3
ポート50cと第8ポート50hとの間に延びており、
この第11通路71の途中にはダンピングバルブ(アキ
ュムレータ)72が接続されている。以下、上述の構成
の変速制御装置の作動を説明する。セレクトレバーがN
またはDレンジ位置にあるとき、ライン圧は、図2及び
図3に示すように、マニュアル弁16の第4、第5ポー
ト16d、16e、第3通路63およびスプール弁50
の第10ポート50jを介して、スプール弁50の右端
油室へ供給される。また、TCU6によりデューティ制
御されるLRソレノイド弁17が所要デューティ率比で
開閉動作し、その結果ライン圧から生じる制御圧が、第
2通路62およびスプール弁50の第7ポート50gを
介して、第2スプール52のランド52a、52b間に
画成される油室へ供給される。ここで、第1スプール5
1と第2スプール52間に介在するスプリング53のば
ね力は、制御圧とランド52bの受圧面積からランド5
2aの受圧面積を除いた面積との積と同ばね力との和
が、ライン圧とランド52cの受圧面積との積よりも小
さくなるように設定されていることから、ライン圧によ
る左方向への作用力がスプリング53のバネ力と制御圧
による右方向への作用力との和を上回り、従って、第2
スプール52が左動する。又、スプリング53を介して
第1スプール51が第2スプール52からの左方向作用
力を受けて左動する。即ち、スプール51、52が、図
3において、第1位置としての左方限界位置をとるに至
る。
【0028】この場合、第1油路としての第10通路半
部70bが、スプール弁50のポート50f、50g及
び第2通路62を介して、第1係合要素制御手段として
のLRソレノイド弁17に連通し、従って、通路半部7
0b内の油圧は制御圧に等しくなる。一方、第2油路と
しての通路半部70aは、ポート50b、50c、通路
71、ポート50h、50iおよび通路69を介して排
油側に連通し、従って、通路半部70a内の油圧は低下
する。このため、連通制御手段としてのチェックボール
80が左動して、同チェックボール80により通路半部
70aが閉鎖される一方、通路半部70bが、共通油路
としての分岐通路70dに連通する。
【0029】その結果、LRソレノイド弁17からの制
御圧は、アキュムレータ21およびLRブレーキ12に
供給され、これにより、第1の変速段、たとえば中立段
またはDレンジ第1速が確立する。セレクトレバーがN
レンジ位置からRレンジ位置へ切り換えられると、マニ
ュアル弁16の第3ランドによりポート16dとポート
16eとの連通が遮断されて、両ポート16d、16e
及びスプール弁50のポート50jを介するスプール弁
50の右端油室へのライン圧供給が停止され、第2スプ
ール52への左方向作用力が消滅する。このため、第2
スプール52は、スプリング53のばね力により右動し
て、図4に示すように、第2位置としての右方限界位置
をとる。なお、N→Rレンジ切換え直後には、LRソレ
ノイド弁17からの制御圧の供給が停止され、スプリン
グ53のばね力により第1スプール51は左方限界位置
に保持される。
【0030】この場合、第10通路半部70bが、スプ
ール弁50のポート50f、50e及び通路69を介し
て排油側へ開放され、従って、LRブレーキ12および
アキュムレータ21に供給されていた作動油が分岐通路
70d、通路半部70b、通路69等を介して排油側へ
排出される。このため、LRブレーキ12の係合解除が
開始される。また、同時に、N→Rレンジ切換に伴っ
て、マニュアル弁16の第2ランドによるポート16d
とポート16cとの遮断状態が解除されて、両ポート1
6d,16c及び通路68を介してライン圧がRクラッ
チ11へ供給されてRクラッチ11の係合動作が開始さ
れる。(図7中のe点)この変速制御装置においては、
N→Rレンジ切換時でのLRブレーキ12の作動油排出
経路にオリフィスが設けられていないので、LRブレー
キ12からの作動油の排出は迅速に行われる。このた
め、図7に破線で示す排出経路にオリフィスが設けられ
た従来のLRブレーキ圧立ち下がり特性に比べ、LRブ
レーキ圧PLRの立ち下がりは、図7に実線で示すように
急峻になる。従って、Rクラッチ圧PR が立ち上がる前
に、LRブレーキ圧PLRの立ち下がりが完了することに
なる。結果として、変速時間が短縮され、また、変速シ
ョックが生じなくなる。
【0031】ところで、運転者が非常に素早くシフト操
作を行い、一瞬でN→Rシフトのフルストロークが完了
した場合、インヒビタスイッチからの切換信号の出力と
マニュアル弁16の開放作動とが殆ど同時に行われる。
この場合、従来装置の説明で述べたように、第2スプー
ル52が右動した時点ではLRソレノイド弁17が供給
側に作動しており、第11通路71および第10通路半
部70aには作動油が供給され続ける事態が起こる。
【0032】ところが、本実施例では、第11通路71
にダンピングバルブ72が設けられているため、図4中
に破線の矢印で示したように、供給された作動油はダン
ピングバルブ72内に貯留され、第10通路半部70a
の油圧P2 は緩慢に上昇することになる。その結果、第
10通路半部70aの油圧P2 は、図7中に二点鎖線で
示したように、LRブレーキ圧PLRを上回ることなく、
LRソレノイド弁17からの制御圧の供給が停止される
と同時に減少に転じる(図7中のf点)。したがって、
本実施例の装置では、従来装置で生じたチェックボール
80の右動はついに起こらず、それに起因する変速時間
の遅れや変速ショックの発生も防止されるのである。
【0033】さて、N→Rレンジ切換が更に進行する
と、LRソレノイド弁17から第2スプール52のラン
ド52a、52b間への制御油圧供給が再開される。そ
の結果、制御圧が供給される第10通路半部70a側の
油圧が、排油側に連通する別の第10通路半部70b側
の油圧よりも増大して、チェックボール80が右動す
る。このため、通路半部70bがチェックボール80に
より閉鎖される一方、通路半部70aが分岐通路70d
に連通し、制御圧が、オリフィス62、第11通路7
1、通路半部70a、分岐通路70d等を介して、LR
ブレーキ12へ供給される。その結果、LRブレーキ1
2の係合動作が開始され(図7中のg点)、上述のRブ
レーキ11の係合動作と相俟って後進段が確立される
(図7中のh点)に至る。
【0034】そして、例えばDレンジ第1速において、
TCU6の異常等の何らかの故障に起因して、LRブレ
ーキ12への制御圧供給時にODクラッチ圧PODが発生
すると、このODクラッチ圧PODがスプール弁50の左
端油室へ供給されて第1スプール51の左端面(第2係
合要素供給油圧検出手段)に右方向作用力が加わる。こ
の場合、第1スプール51は次の式により表される力に
抗して右動し、図6に示す位置をとる。尚、下式中の各
符号が表すものは、次の通りである。すなわち、Ppjは
ポート50jに供給されるライン圧、Slcはランド52
cの受圧面積、PLRV はLRソレノイド弁17からの制
御圧、Slbはランド52bの受圧面積、Slaはランド5
2aの受圧面積である。
【0035】 (Ppj×Slc)−{PLRV ×(Slb−Sla)} その結果、第10通路半部70aは、第1スプール51
の直径方向孔51e及び軸孔51dならびにスプール弁
50の第5ポート50e及び第9通路69を介して排油
側に連通し、又、別の第2通路半部70bは、ポート5
0f、50e及び通路69を介して同様に排油側に連通
する。更に、ポート50bとポート50cとの連通が第
1スプール51のランド51aにより遮断され、又、ポ
ート50cとポート50dとの連通がランド51bによ
り遮断される。このため、LRソレノイド弁17からの
制御圧は、第11通路71内に閉じこめられる。その結
果、LRブレーキ12に供給されていた作動油が排出さ
れ、同ブレーキ12が係合解除動作する。
【0036】以上のように、LRブレーキ12への制御
圧供給時にODクラッチ圧PODが同時発生すると、これ
は何らかの故障に起因したものなので、変速制御装置は
フェールセーフ動作することになる。LRブレーキ圧P
LRと2NDブレーキ圧P2ND とが同時発生し、あるい
は、LRブレーキ圧PLR、2NDブレーキ圧P2ND およ
びODクラッチ圧PODが同時発生した場合にも、フェー
ルセーフ動作が行われる。
【0037】また4速時には2NDブレーキ圧P2ND と
ODクラッチ圧PODが同時発生するため、LRブレーキ
圧PLRの大きさに関係なく、フェールセーフ動作が発生
している。このように何らかの故障が発生しない状態で
も頻繁にバルブの位置が動くため、回路中のゴミ等によ
るバルブスティックを防ぐことができる。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1の
油圧制御装置によれば、第1の変速段で係合される第1
油圧摩擦係合要素を含む複数の油圧摩擦係合要素と、前
記第1油圧摩擦係合要素に連通可能な第1油路と、前記
第1油圧摩擦係合要素に連通可能であると共に前記第1
油路とは異なる第2油路と、前記第1油圧摩擦係合要素
への作動油の給排を制御する第1油圧摩擦係合要素制御
手段とを有する自動変速機の油圧制御装置において、前
記第1油圧摩擦係合要素制御手段と前記第1油路とを連
通させる第1位置と、前記第1油路を排油側へ開放させ
ると共に前記第1油圧摩擦係合要素制御手段と前記第2
油路とを連通させる第2位置との間で切り換えられる油
路切換手段と、前記第1油圧摩擦係合要素に連通しかつ
前記第1油路及び前記第2油路に共通の共通油路と、前
記第1及び第2油路の一方を閉鎖して前記第1及び第2
油路の他方と前記共通油路とを連通させる連通制御手段
と、前記第2油路に設けられ、当該第2油路内の作動油
を貯留して蓄圧するアキュムレータとを備えるようにし
たため、運転者のシフト操作速度の緩急によらず、第1
油圧摩擦係合要素から迅速に作動油を排出することが可
能となり、変速時間の短縮と変速ショックの抑制を達成
することができる。
【0039】また、請求項2の油圧制御装置によれば、
請求項1記載の自動変速機の油圧制御装置において、前
記第2位置での前記第1油路の通路抵抗を前記第1位置
での前記第1油路の通路抵抗よりも小さくしたため、油
路切換手段が第1位置にあるときには、第1摩擦要素制
御手段により制御された油圧が通路抵抗が比較的大きい
第1油路を介して第1摩擦要素に供給され、作動油流量
が制限されるため、作動油圧の脈動を小さくした状態で
ショックあるいはトルク変動を伴わずに第1の変速段が
確立する。また、油路切換手段が第2位置にあるときに
は、第1摩擦要素に供給されていた油圧が通路抵抗が比
較的小さい第1油路を介して排油側へ迅速に排出され、
これにより第1摩擦要素の係合が速やかに解除される。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速機の概略図である。
【図2】本発明の一実施例における、変速制御装置の要
部を示す油圧回路である。
【図3】実施例における、Nレンジ位置の油圧回路の作
動状態を示す部分拡大図である。
【図4】実施例における、N→Rレンジ切換のLRブレ
ーキ圧解放時の油圧回路の作動状態を示す部分拡大図で
ある。
【図5】実施例における、N→Rレンジ切換のLRブレ
ーキ圧供給時の油圧回路の作動状態を示す部分拡大図で
ある。
【図6】実施例における、Dレンジ第4速の油圧回路の
フェールセーフ作動を示す部分拡大図である。
【図7】N→Rレンジ切換時のLRブレーキ圧およびR
クラッチ圧の時間変化を示すグラフである。
【図8】従来装置における、Nレンジ位置の油圧回路の
作動状態を示す部分拡大図である。
【図9】従来装置における、N→Rレンジ切換のLRブ
レーキ圧解放時の油圧回路の作動状態を示す部分拡大図
である。
【図10】従来装置における、N→Rレンジ切換のLR
ブレーキ圧供給時の油圧回路の作動状態を示す部分拡大
図である。
【図11】従来装置における、N→Rレンジ切換時のL
Rブレーキ圧およびRクラッチ圧の時間変化を示すグラ
フである。
【符号の説明】
2 自動変速機 5 油圧コントローラ 6 電子制御ユニット 11 リバース(R)クラッチ 12 ローリバース(LR)ブレーキ 13 セカンド(2ND)ブレーキ 14 アンダードライブ(UD)クラッチ 15 オーバードライブ(OD)クラッチ 16 マニュアル弁 17 LRソレノイド弁 18 2NDソレノイド弁 19 UDソレノイド弁 20 ODソレノイド弁 21〜24 アキュムレータ 50 スプール弁 51 第1スプール 52 第2スプール 53 スプリング(付勢手段) 61〜71 通路 72 ダンピングバルブ(アキュムレータ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 59/00 - 63/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の変速段で係合される第1油圧摩擦
    係合要素を含む複数の油圧摩擦係合要素と、 前記第1油圧摩擦係合要素に連通可能な第1油路と、 前記第1油圧摩擦係合要素に連通可能であると共に前記
    第1油路とは異なる第2油路と、 前記第1油圧摩擦係合要素への作動油の給排を制御する
    第1油圧摩擦係合要素制御手段とを有する自動変速機の
    油圧制御装置において、 前記第1油圧摩擦係合要素制御手段と前記第1油路とを
    連通させる第1位置と、前記第1油路を排油側へ開放さ
    せると共に前記第1油圧摩擦係合要素制御手段と前記第
    2油路とを連通させる第2位置との間で切り換えられる
    油路切換手段と、 前記第1油圧摩擦係合要素に連通しかつ前記第1油路及
    び前記第2油路に共通の共通油路と、 前記第1及び第2油路の一方を閉鎖して前記第1及び第
    2油路の他方と前記共通油路とを連通させる連通制御手
    段と、 前記第2油路に設けられ、当該第2油路内の作動油を貯
    留して蓄圧するアキュムレータとを備えたことを特徴と
    する自動変速機の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2位置での前記第1油路の通路抵
    抗を前記第1位置での前記第1油路の通路抵抗よりも小
    さくしたことを特徴とする請求項1記載の自動変速機の
    油圧制御装置。
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