JP2939522B2 - 光中継装置 - Google Patents

光中継装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超高速光ファイバ通信
の分野において、RZ伝送方式、特にソリトン伝送方式
の符号間干渉を低減化し、長距離伝送を可能とする光中
継装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】社会活動の高度情報化及び国際化に伴
い、通信の大容量化が鋭意進められている。衛星通信と
同軸ケーブルで幕を開けた広帯域伝送の時代は、光ファ
イバ通信の出現とともに飛躍的に進展し、現在陸上幹線
系や大洋横断海底ケーブルのみならず、加入者系にまで
も光ファイバが導入されようとしている。光ファイバ網
の構築は、電話やデータ通信の大伝送容量化のみなら
ず、高精細動画像通信などの広帯域な新サービスのグロ
ーバルな展開が期待されている。このような広帯域信号
の集中する陸上幹線系や海底ケーブル系では伝送速度の
超高速化が不可欠であり、特に大洋横断光海底ケーブル
では長距離伝送も同時に達成されなければならない。こ
の目的に答える方式として、光増幅ソリトン伝送方式が
近年大きな脚光を浴び、盛んに研究が行われている。
【0003】ソリトン伝送方式は、光ファイバ固有の光
分散性と、カー効果による光非線形性のバランスにより
パルス波形を維持したままで長距離伝送を行う方式であ
り、入力パルス波形がsech2 で、伝送損失が無視できる
場合には、ソリトン条件と光ファイバの分散値などのパ
ラメータにより決定される適当なピークパワーの光パル
スを入射することにより理論的に長距離伝送が可能とな
る。伝送路の無損失化は、Erドープ光ファイバ増幅器
(EDFA)を数10km程度の間隔で挿入し、伝送損
失を補償することにより実効的に実現しているが、ED
FAからのASE(Amplified Spontaneous Emission:
増幅自然放出光)雑音が光パルスに重畳すると光パルス
強度がソリトン条件からランダムにずれるため、その伝
搬速度もパルスごとにばらつき、ジッタの原因となる。
このASE雑音によるジッタは、伝送距離に伴い累積
し、S/Nの劣化を引き起こすため、伝送距離は数10
00kmで制限されている。
【0004】この問題を解決するための従来技術による
中継装置の構成例を図7に示す。ここで、101はソリ
トン伝送用光ファイバ、102はEDFA、103はL
iNbO3 光変調器、104は光検出器、105はSA
W(Surface Acoustic Wave:弾性表面波)フィルタ、
106は電気信号増幅器である。伝送されてきたソリト
ン光パルス(a) は、幾段ものEDFAを経由してくるた
め、上述の原因によりジッタを生じており、隣接パルス
の重なりが大きくなっている。この光パルスはEDFA
102で増幅後(b) 一部分岐され、光検出器104でO
/E変換され、SAWフィルタ105により基本クロッ
ク周波数f0 (=1/T)のクロック再生信号(d) が抽
出される。クロック再生信号(d) は増幅された後、適当
なタイミングでLiNbO3 光変調器103に印加する
ことにより光ソリトンパルス間の重なり部分が除去さ
れ、タイミング再生された光ソリトンパルス(c) として
送出される。このように、従来技術は、タイミング再生
機能(retiming)とEDFAによる再生増幅機能(regener
ating)を有することから、いわゆる2R光中継装置と言
える。なお、長距離伝送に不可欠な波形再生機能は、光
ソリトン現象により自動的になされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術ではクロック再生に電気信号を用いているため、O/
E変換や電気信号処理により応答速度が制限され、伝送
速度の高速化に限界があるばかりでなく、装置構成が複
雑になるという欠点があった。
【0006】本発明は、光の高速性を活かした2Rおよ
び疑似3R機能を有する光中継装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明による光中継装置は、光信号を第1の光路と
第2の光路とに分岐する分波器と、分岐された該第1の
光路上に配置され該光信号の基本伝送速度の整数倍もし
くは整数分の1の値とほぼ一致した共振周波数間隔を有
する光共振器フィルタと、該光共振器フィルタから得ら
れる前記光信号のクロック再生光パルス列を用いて前記
分岐された第2の光路を伝搬する光信号を強度変調する
ための変調器とを備え、前記変調器は、抵抗と光強度変
調器との並列接続及び該並列接続に直列接続されたフォ
トトランジスタとにより形成され、前記並列接続と前記
フォトトランジスタとの直列接続路には直流電圧が印加
され、前記光信号は前記光強度変調器に印加され、前記
フォトトランジスタには該第2の光路を伝搬する光信号
パルス列の平均的なパルス間隔の中央位置になるように
前記クロック再生光パルス列の各パルスが印加されるこ
とにより、該光強度変調器から前記光信号パルス列の各
パルスの波形整形をジッタの減少とともに行うように構
成されている。また、前記変調器は、光強度変調器とフ
ォトトランジスタとの並列接続とにより形成され、該並
列接続路には直流電圧が印加され、前記光信号は前記光
強度変調器に印加され、前記フォトトランジスタには前
記クロック再生光パルス列が印加されることにより、該
光強度変調器から前記光信号の各パルスの波形整形をジ
ッタの減少とともに行うように構成することができる。
【0008】
【実施例1】以下、図面を用いて本発明を詳細に説明す
る。本発明の第1の実施例を図1に示す。ここに、1は
ソリトン伝送用光ファイバ、2は分岐用光ファイバ、3
は光増幅器で、EDFAもしくは半導体光増幅器を用い
ることができる。4はファブリーペロ(FP)共振器型
もしくはリング共振器型半導体光増幅器よりなる共振器
フィルタ、5は電気吸収型(EA)強度半導体光変調
器、6はフォトトランジスタ(HPT)である。
【0009】次に、この図1の実施例に基づき、本発明
の動作原理を説明する。伝送用光ファイバ1を長距離伝
送し、ジッタΔtを有する光ソリトンパルスPsiは、一
部が分岐用光ファイバ2に分岐される。分岐された光パ
ルスは、FP共振器型もしくはリング共振器型半導体光
増幅器(4)に入射される。光ソリトンパルスの基本伝
送速度をf0パルス間隔をT(=1/f0 )とし、こ
こで、光共振器フィルタ4を構成する共振器型半導体光
増幅器の共振周波数間隔Δfをf0 に等しくなるように
光学的共振器長Lを設定しておくことにより、入射光パ
ルスは共振器型半導体光増幅器(4)内で多重反射を繰
り返すうちにジッタΔtが補償されて、パルス間隔T
(=1/Δf=1/f0 )の規則正しい光パルス列、す
なわちクロック再生光パルス列Pc1として出射される。
ちなみに、上記条件を満たす光学的共振器長Lは、FP
型及びリング型で各々次式のLFP及びLringで与えられ
る。
【数1】 LFP=c/2nf0 , Lring=c/nf0 但し、cは光速、nは媒質の屈折率である。例えば、f
0 =20Gb/s、n=3.2とすると、LFP=2.3
4mm、Lring=4.69mmとなる。該クロック再生
光パルスPc1は、変調部へと導かれる。
【0010】この変調部の回路構成を図2に示す。抵抗
Rと並列接続されたEA変調器5は、フォトトランジ
スタ(HPT)6を介して直流電圧Vが印加されてい
る。HPT6に光すなわちクロック再生光パルスP c1
の光パルスが入射していない場合には、HPT6はオフ
状態のため、直流電圧VはほとんどHPT6に印加され
ている。ここで、クロック再生光パルス列P c1 の光パル
スがHPT6に入射すると、HPT6はオン状態とな
り、その両端の電圧降下により直流電圧Vはそのほとん
どが抵抗R及びEA変調器5に印加され、入力の光信号
パルス列P i が印加されているEA変調器5の透過率が
減少する。この透過率の減少を、ジッタが生じていた入
力信号パルスの波形整形 , タイミング再生のためのパル
ス出力として利用することができる。この場合には入力
光信号パルス列P i の各パルスのオン・オフ関係を反転
した出力光パルスP s0 が取り出されることになる。従っ
て、伝送用光ファイバ1を伝送し、光増幅器3で増幅さ
れたジッタのある光信号パルスPi パルス間隔(実際
上は平均的なパルス間隔)の中央位置になるようにEA
光変調器5に再生光パルス列P c1 の光パルスによる電圧
がHTP6を介して印加されるようにタイミングを調整
しておくことにより、波形が鈍り、ジッタが生じていた
光信号パルスPi 位相が180°移相するようにタイ
ミング再生された光パルスPs0として送出される。この
場合のタイムチャートを図3に示す。この際クロック再
生に光電変換を必要としないので、超高速なクロック再
生及びタイミング再生動作が実現できる。
【0011】
【実施例2】実施例1では、光信号パルス間の重なり部
分を除去することによる符号間干渉の減少、さらにソリ
トン特有の急激なパルス引力によるパルス配列の無秩序
化を防止する点においてより効果的であるが、変調部の
回路構成により一層良好なタイミング再生機能を得るこ
とができる。その実施例における変調部の回路構成を図
4に、また各光パルスのタイムチャートを図5に示す。
この場合、HPT6とEA光変調器5は電圧Vに対し並
列に接続されており、共振器型半導体光増幅器4からの
クロック再生光パルスPc1がHPT6に入射するとHP
T6はオン状態になるため、EA光変調器5には直流
が印加されなくなり、この時間だけ該変調器5の透
過率は1になる。すなわち、光信号パルスPi とクロッ
ク再生光パルスPc1の位相を一致させることにより、完
全にタイミング再生されるとともに、パルス幅も狭搾化
された光信号パルスPs0が得られる。
【0012】
【実施例3】本発明を構成する各素子を同一基板上に集
積化した光中継素子の実施例を図6に示す。ここでは、
材料としてInGaAsP系を用いた例について述べ
る。7はn−InP基板、8はInGaAsP導波路
層、9はリッジ導波路構造を形成するInPメサで、後
述する電流注入もしくは電圧印加を行う各光素子部では
p−InP層、p−InGaAsPキャップ層から成
る。10は分波器、11は方向性結合型分波器、12は
偏向依存性のないInGaAsP歪量子井戸透過型光増
幅器、13はFP共振器型光フィルタ、14は利得領
域、15は電流注入もしくは電圧印加による屈折率変化
を用いて該FP共振器型光フィルタ13の光学長を可変
化するための共振器長調整領域、16は光照射により屈
折率変化する光非線形を利用した光駆動全反射型光スイ
ッチ、17はn型電極である。
【0013】次に、本実施例の動作を説明する。伝送さ
れたソリトン光信号パルスは入力ポート18より導波路
に入力される。入力光は分波器10で分波され、一部は
伝送信号線として透過型光増幅器12で所用の光レベル
まで再生増幅され、光スイッチ16へ導かれる。他方、
分波光の残りは方向性結合型分波器11により一部がF
P共振器型光フィルタ13に導入される。なお、光フィ
ルタ13は、その共振周波数間隔が光信号パルスの基本
伝送速度に同期するように共振器長調整領域15により
光学長が調整されている。また、利得を有するため該光
フィルタ13からの出力レベルも大きくすることができ
るとともに、利得と分波器11の結合度を適当に調節す
ることにより、光フィルタ13からの出力であるクロッ
ク再生光パルスのパルス幅も調節することができる。該
クロック再生光パルスは適度なタイミングで光スイッチ
16に照射され、その結果伝送信号線を導波されてくる
光信号パルスが図5と同じ位相関係でタイミング再生さ
れ、出力ポート19からソリトン光パルスとして出力さ
れる。すなわち、本実施例は再生増幅、タイミング再生
のみならず波形再生(reshaping )もある程度行われる
3R光中継素子として機能させることができる。
【0014】上述の実施例では、クロックを抽出する共
振器型光フィルタとして半導体光増幅器を用いた例につ
いて示したが、Erドープガラス導波路型光増幅器や受
動導波路型にも適用可能である。変調器部としてHPT
とEA光変調器の組み合わせ及び光照射全反射型光スイ
ッチを用いた例について示したが、本発明の主旨に鑑み
て、可飽和吸収体など光照射により透過率が変調可能な
素子や、光検出器と光増幅器型光ゲートスイッチの組み
合わせなど超高速性が損なわれない程度の帯域特性を有
する種々の光変調方式を用いることができる。また、材
料及び導波路構造も本実施例にこだわらず、他の種々の
ものにも適用することができる。さらに、光増幅器のみ
ならず、光共振器型フィルタや導波路にも量子井戸を用
いれば、本発明の高性能化に一層効果的である。さら
に、光増幅器のみならず、共振型光フィルタや導波路へ
も量子井戸を用いれば、本発明の高性能化に一層効果的
である。
【0015】
【発明の効果】本発明により、超高速RZ光伝送方式、
特にソリトン伝送方式において、クロック信号抽出が超
高速で実現されるため、該信号を用いたタイミング再生
や再生増幅、さらに波形再生といった中継機能が伝送速
度を犠牲にすることなく行える。また、装置構成や素子
構成が簡易であり、光増幅ファイバ伝送システムにおい
て超高速長距離化に与える効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において、変調部にHPTとEA光変調
器を用いた実施例の構成図である。
【図2】本発明の図1の実施例において、変調部のHP
TとEA光変調器が直列に接続された場合の回路構成図
である。
【図3】本発明の図2の回路構成図の場合の、各光パル
スのタイミングチャートである。
【図4】本発明の図1の実施例において、変調部のHP
TとEA光変調器が並列に接続された場合の回路構成図
である。
【図5】本発明の図4の回路構成図の場合の、各光パル
スのタイミングチャートである。
【図6】本発明を構成する各素子を同一基板上に集積し
た光中継素子の斜視図である。
【図7】従来技術による光中継装置の構成図である。
【符号の説明】
1 ソリトン伝送用光ファイバ 2 分岐用光ファイバ 3 光増幅器 4 EP共振器型もしくはリング共振器型半導体光増幅
器よりなる共振器フィルタ 5 電気吸収型光変調器 6 フォトトランジスタ 7 n−InP基板 8 InGaAsP導波路層 9 リッジ導波路 10 分波器 11 方向性結合型分波器 12 透過型半導体光増幅器 13 FP共振器型光フィルタ 14 利得領域 15 共振器長調整領域 16 光駆動全反射型光スイッチ 17 n型電極 18 入力ポート 19 出力ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/18 (72)発明者 松島 裕一 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国 際電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−52535(JP,A) 特開 平4−145414(JP,A) 特開 平4−178613(JP,A) 特開 平2−36581(JP,A) 特開 平4−314022(JP,A) 特開 平3−278627(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 10/00 - 10/28 G02F 1/015 502 H01S 3/098 - 3/102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号を第1の光路と第2の光路とに分
    岐する分波器と、分岐された該第1の光路上に配置され
    該光信号の基本伝送速度の整数倍もしくは整数分の1の
    値とほぼ一致した共振周波数間隔を有する光共振器フィ
    ルタと、該光共振器フィルタから得られる前記光信号の
    クロック再生光パルス列を用いて前記分岐された第2の
    光路を伝搬する光信号を変調するための変調器とを備
    え、前記変調器は、抵抗と光強度変調器との並列接続及
    び該並列接続に直列接続されたフォトトランジスタとに
    より形成され、前記並列接続と前記フォトトランジスタ
    との直列接続路には直流電圧が印加され、前記光信号は
    前記光強度変調器に印加され、前記フォトトランジスタ
    には該第2の光路を伝搬する光信号パルス列の平均的な
    パルス間隔の中央位置になるように前記クロック再生光
    パルス列の各パルスが印加されることにより、該光強度
    変調器から前記光信号パルス列の各パルスの波形整形を
    ジッタの減少とともに行うように構成された光中継装
    置。
  2. 【請求項2】 光信号を第1の光路と第2の光路とに分
    岐する分波器と、分岐された該第1の光路上に配置され
    該光信号の基本伝送速度の整数倍もしくは整数分の1の
    値とほぼ一致した共振周波数間隔を有する光共振器フィ
    ルタと、該第2の光路を伝搬する光信号を増幅するため
    の光増幅器と、該光共振器フィルタから得られる前記光
    信号のクロック再生光パルス列を用いて前記分岐された
    第2の光路を伝搬し前記光増幅器により増幅された光信
    号を変調するための変調器とを備え、前記変調器は、抵
    抗と光強度変調器との並列接続及び該並列接続に直列接
    続されたフォトトランジスタとにより形成され、前記並
    列接続と前記フォトトランジスタとの直列接続路には直
    流電圧が印加され、前記光信号は前記光強度変調器に印
    加され、前記フォトトランジスタには該第2の光路を伝
    搬し前記光増幅器により増幅された光信号パルス列の平
    均的なパルス間隔の中央位置になるように前記クロック
    再生光パルス列の各パルスが印加されることにより、該
    光強度変調器から前記光信号パルス列の各パルスの波形
    整形をジッタの減少とともに行うように構成された光中
    継装置。 【請求項】 光信号を第1の光路と第2の光路とに分
    岐する分波器と、分岐された該第1の光路上に配置され
    該光信号の基本伝送速度の整数倍もしくは整数分の1の
    値とほぼ一致した共振周波数間隔を有する光共振器フィ
    ルタと、該第2の光路を伝搬する光信号を増幅するため
    の光増幅器と、該光共振器フィルタから得られる前記光
    信号のクロック再生光パルス列を用いて前記分岐された
    第2の光路を伝搬し前記光増幅器により増幅された光信
    号を変調するための変調器とを備え、前記変調器は、光
    強度変調器とフォトトランジスタとの並列接続とにより
    形成され、該並列接続路には直流電圧が印加され、前記
    光信号は前記光強度変調器に印加され、前記フォトトラ
    ンジスタには前記クロック再生光パルス列が印加される
    ことにより、該光強度変調器から前記光信号の各パルス
    の波形整形をジッタの減少とともに行うように構成され
    光中継装置。 【請求項】 前記光共振器フィルタが、その光学的共
    振器長可変のファブリーペロ共振器フィルタもしくはリ
    ング共振器フィルタであることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の光中継装置。 【請求項】 前記光共振器フィルタが光学的利得を有
    することを特徴とする請求項1,2又は3に記載の光中
    継装置。 【請求項】 前記分波器、光共振器フィルタ、変調
    器、光増幅器及びそれらを光学的に接続する光導波路が
    同一基板上に集積化されていることを特徴とする請求項
    1,2,3又は4に記載の光中継装置。
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