JP2939128B2 - 一方向クラッチ - Google Patents
一方向クラッチInfo
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- JP2939128B2 JP2939128B2 JP6168782A JP16878294A JP2939128B2 JP 2939128 B2 JP2939128 B2 JP 2939128B2 JP 6168782 A JP6168782 A JP 6168782A JP 16878294 A JP16878294 A JP 16878294A JP 2939128 B2 JP2939128 B2 JP 2939128B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sprag
- peripheral portion
- way clutch
- retainer
- groove
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/069—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags
- F16D41/07—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags between two cylindrical surfaces
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D2041/0603—Sprag details
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Pulleys (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、アウタレースとインナ
レースとの間に多数のスプラグを介装し、このスプラグ
の作動によりトルクを一方向に伝達するようにした一方
向クラッチに関するものである。
レースとの間に多数のスプラグを介装し、このスプラグ
の作動によりトルクを一方向に伝達するようにした一方
向クラッチに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術として、図４、図５に示すも
のがあった。図４において、１はステータボス等の回転
側に取り付けられるアウタレース、２はケース等の固定
側に取り付けられるインナレースであり、これらの両者
間にリテーナ３により周方向に所定のピッチで配列され
た多数のスプラグ４を介装する。上記リテーナ３は、板
金材をプレス機により打ち抜きおよび絞り加工して短寸
な筒状の主体内に矩形状の窓孔３ａを周方向に所定ピッ
チで形成するとともに、両側に半径方向外方に屈曲する
フランジ３ｂを形成してなり、窓孔３ａによりスプラグ
４の外周端部を自転可能に嵌合保持し、フランジ３ｂを
アウタレース１の内周面１ａに当接させて摩擦係合させ
る。
のがあった。図４において、１はステータボス等の回転
側に取り付けられるアウタレース、２はケース等の固定
側に取り付けられるインナレースであり、これらの両者
間にリテーナ３により周方向に所定のピッチで配列され
た多数のスプラグ４を介装する。上記リテーナ３は、板
金材をプレス機により打ち抜きおよび絞り加工して短寸
な筒状の主体内に矩形状の窓孔３ａを周方向に所定ピッ
チで形成するとともに、両側に半径方向外方に屈曲する
フランジ３ｂを形成してなり、窓孔３ａによりスプラグ
４の外周端部を自転可能に嵌合保持し、フランジ３ｂを
アウタレース１の内周面１ａに当接させて摩擦係合させ
る。
【０００３】また、上記各スプラグ４は、例えば鋼材を
鍛造加工して形成されるもので、図５に示すように、軸
方向の幅Ｗ１が等幅となる主体４ａの内周部に周方向に
延びる溝５が形成され、アウタレース１およびインナレ
ース２に接する主体４ａの外周面４ｂおよび内周面４ｃ
が所定の円弧面に形成されてなり、上記溝５にリング状
のコイルスプリング６を嵌合させて各スプラグ４を径方
向外方に押圧付勢する。
鍛造加工して形成されるもので、図５に示すように、軸
方向の幅Ｗ１が等幅となる主体４ａの内周部に周方向に
延びる溝５が形成され、アウタレース１およびインナレ
ース２に接する主体４ａの外周面４ｂおよび内周面４ｃ
が所定の円弧面に形成されてなり、上記溝５にリング状
のコイルスプリング６を嵌合させて各スプラグ４を径方
向外方に押圧付勢する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、軸
方向に等幅に形成した主体４ａの内周部にコイルスプリ
ング６が嵌合する溝５を形成するようにしていたので、
内周面４ｃが上記溝５によって分断され、その軸方向の
幅Ｗ２，Ｗ２の和が外周面４ｂの軸方向の幅Ｗ１よりも
小さくなる。このため、スプラグ４の内周面４ｃとイン
ナレース２の外周面２ａとの接触面積が、スプラグ４の
外周面４ｂとアウタレース１の内周面１ａとの接触面積
よりも少なくなり、上記内周面４ｃ側の接触部の応力が
高くなる。
方向に等幅に形成した主体４ａの内周部にコイルスプリ
ング６が嵌合する溝５を形成するようにしていたので、
内周面４ｃが上記溝５によって分断され、その軸方向の
幅Ｗ２，Ｗ２の和が外周面４ｂの軸方向の幅Ｗ１よりも
小さくなる。このため、スプラグ４の内周面４ｃとイン
ナレース２の外周面２ａとの接触面積が、スプラグ４の
外周面４ｂとアウタレース１の内周面１ａとの接触面積
よりも少なくなり、上記内周面４ｃ側の接触部の応力が
高くなる。
【０００５】また、各スプラグ４の内周部に形成した溝
５にリング状のコイルスプリング６を嵌合させるように
していたので、組み付け時にスプラグ４が不用意に軸心
方向に移動して円滑な組付けができ難くなったり、ある
いは、リテーナ３がスプラグ４の自転中心の外周側に位
置していたので、アウタレース１が図４において左方に
回転し、各スプラグ４が係合方向（左方）に自転する際
に、加工誤差等により特定のスプラグ４、例えば図１に
おいて中央のスプラグ４−１が他のスプラグ４−２より
も早く左方に自転すると、上記中央のスプラグ４−１の
前進端つまり左端４ｄがリテーナ３の窓孔３ａの端縁３
ａ−１（後端）に衝突し、該リテーナ３が損傷する等の
欠点があった。本発明は上記欠点を解消した新規な一方
向クラッチを得ることを目的とする。
５にリング状のコイルスプリング６を嵌合させるように
していたので、組み付け時にスプラグ４が不用意に軸心
方向に移動して円滑な組付けができ難くなったり、ある
いは、リテーナ３がスプラグ４の自転中心の外周側に位
置していたので、アウタレース１が図４において左方に
回転し、各スプラグ４が係合方向（左方）に自転する際
に、加工誤差等により特定のスプラグ４、例えば図１に
おいて中央のスプラグ４−１が他のスプラグ４−２より
も早く左方に自転すると、上記中央のスプラグ４−１の
前進端つまり左端４ｄがリテーナ３の窓孔３ａの端縁３
ａ−１（後端）に衝突し、該リテーナ３が損傷する等の
欠点があった。本発明は上記欠点を解消した新規な一方
向クラッチを得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の如く構成したものである。即ち、ア
ウタレースとインナレースとの間に多数のスプラグを設
け、各スプラグを周方向に所定ピッチで配列するリテー
ナおよび各スプラグを係合方向に自転付勢するリング状
のスプリングを設けた一方向クラッチにおいて、前記ス
プラグは、その外周部又は内周部をなす一方の周部と胴
部の前後面とを自転中心を中心とする円弧面とし、その
胴部の前後面を前記リテーナで支持すると共に、前記一
方の周部をなす円弧面に前記スプリングが嵌合する溝を
形成し、かつ、該溝が形成された一方の周部を他方の周
部に対して軸方向外方へ突出させる構成にしたものであ
る。この場合、前記スプラグは、その胴部の前面と後面
とをスプラグの自転中心を中心とする円弧面に形成する
とともに、前面の円弧面を後面の円弧面より大きい半径
で形成することが好ましい。また、前記スプラグは、そ
の外周部に前記スプリングが嵌合する溝を形成し、該溝
が形成された外周部を内周部に対して段状に軸方向外方
に突出させ、スプラグの内周部にリテーナを嵌合させる
構成にすることが好ましい。
成するために以下の如く構成したものである。即ち、ア
ウタレースとインナレースとの間に多数のスプラグを設
け、各スプラグを周方向に所定ピッチで配列するリテー
ナおよび各スプラグを係合方向に自転付勢するリング状
のスプリングを設けた一方向クラッチにおいて、前記ス
プラグは、その外周部又は内周部をなす一方の周部と胴
部の前後面とを自転中心を中心とする円弧面とし、その
胴部の前後面を前記リテーナで支持すると共に、前記一
方の周部をなす円弧面に前記スプリングが嵌合する溝を
形成し、かつ、該溝が形成された一方の周部を他方の周
部に対して軸方向外方へ突出させる構成にしたものであ
る。この場合、前記スプラグは、その胴部の前面と後面
とをスプラグの自転中心を中心とする円弧面に形成する
とともに、前面の円弧面を後面の円弧面より大きい半径
で形成することが好ましい。また、前記スプラグは、そ
の外周部に前記スプリングが嵌合する溝を形成し、該溝
が形成された外周部を内周部に対して段状に軸方向外方
に突出させ、スプラグの内周部にリテーナを嵌合させる
構成にすることが好ましい。
【０００７】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図１は本発明の実施例を示す一方向クラッチの要部
断面図である。図１において、Ａは一方向クラッチであ
り、ステータボス等の回転側に取り付けられるアウタレ
ース１０とケース等の固定側に取り付けられるインナレ
ース１１との間に、多数のスプラグ１２を介装し、各ス
プラグ１２をリテーナ１５により周方向に所定ピッチで
保持するとともに、リング状のスプリング２０により各
スプラグ１２を係合方向に作動付勢する。
る。図１は本発明の実施例を示す一方向クラッチの要部
断面図である。図１において、Ａは一方向クラッチであ
り、ステータボス等の回転側に取り付けられるアウタレ
ース１０とケース等の固定側に取り付けられるインナレ
ース１１との間に、多数のスプラグ１２を介装し、各ス
プラグ１２をリテーナ１５により周方向に所定ピッチで
保持するとともに、リング状のスプリング２０により各
スプラグ１２を係合方向に作動付勢する。
【０００８】上記各スプラグ１２は、図２、図３に示す
ように、外周部を内周部に対して段状に左右方向外方
（軸方向外方）に突出させ、上記外周部に周方向に延び
る溝１３を形成する。この溝１３はその底面を左端１３
ａ（反時計側）が右端１３ｂ（時計側）よりも半径方向
外方になる如く傾斜させる（図１）。上記スプラグ１２
の左右方向外方への突出量は、外周面１２ｃの軸方向の
幅Ｗ４，Ｗ４の和が、内周面１２ｄの軸方向の幅Ｗ３と
略等しくなる如く突出させる。この突出部の下面つまり
段部１４は、図３に示すように、スプラグ１２の自転中
心部から外周側に向かってＶ形に傾斜させ、スプラグ１
２が自転する際に上記段部１４の周方向前後端がリテー
ナ１５と衝突しないようにする。
ように、外周部を内周部に対して段状に左右方向外方
（軸方向外方）に突出させ、上記外周部に周方向に延び
る溝１３を形成する。この溝１３はその底面を左端１３
ａ（反時計側）が右端１３ｂ（時計側）よりも半径方向
外方になる如く傾斜させる（図１）。上記スプラグ１２
の左右方向外方への突出量は、外周面１２ｃの軸方向の
幅Ｗ４，Ｗ４の和が、内周面１２ｄの軸方向の幅Ｗ３と
略等しくなる如く突出させる。この突出部の下面つまり
段部１４は、図３に示すように、スプラグ１２の自転中
心部から外周側に向かってＶ形に傾斜させ、スプラグ１
２が自転する際に上記段部１４の周方向前後端がリテー
ナ１５と衝突しないようにする。
【０００９】また、上記スプラグ１２は、その胴部の前
面１２ａ（図１において左面）と後面１２ｂ（図１にお
いて右面）および外周面１２ｃをスプラグの自転中心Ｏ
１を中心とする半径ｒ１，ｒ２，ｒ３とする円弧面に形
成し、この胴部をリテーナ１５の窓孔１５ａに嵌合させ
る。上記各スプラグ１２は、アウタレース１０の反時計
方向の回転により、自転中心Ｏ１を中心として反時計方
向（ア）に回転した際に半径方向の高さが高くなってそ
の外周面１２ｃと内周面１２ｄとがアウタレース１０の
内周面１０ａとインナレース１１の外周面１１ａとに圧
接係合し、アウタレース１０の時計方向（空転方向）の
回転により、自転中心Ｏ１を中心として時計方向（イ）
に回転した際に半径方向の高さが低くなって上記アウタ
レース１０およびインナレース１１との圧接係合が解除
されるようになっている。
面１２ａ（図１において左面）と後面１２ｂ（図１にお
いて右面）および外周面１２ｃをスプラグの自転中心Ｏ
１を中心とする半径ｒ１，ｒ２，ｒ３とする円弧面に形
成し、この胴部をリテーナ１５の窓孔１５ａに嵌合させ
る。上記各スプラグ１２は、アウタレース１０の反時計
方向の回転により、自転中心Ｏ１を中心として反時計方
向（ア）に回転した際に半径方向の高さが高くなってそ
の外周面１２ｃと内周面１２ｄとがアウタレース１０の
内周面１０ａとインナレース１１の外周面１１ａとに圧
接係合し、アウタレース１０の時計方向（空転方向）の
回転により、自転中心Ｏ１を中心として時計方向（イ）
に回転した際に半径方向の高さが低くなって上記アウタ
レース１０およびインナレース１１との圧接係合が解除
されるようになっている。
【００１０】上記リテーナ１５は、図２に示すように、
板金材をプレス機により打ち抜きおよび絞り加工して短
寸な筒状の主体内に矩形状の窓孔１５ａを周方向に所定
ピッチで形成するとともに、両側に半径方向外方に屈曲
するフランジ１５ｂを形成してなり、窓孔１５ａ部をス
プラグ１２の自転中心Ｏ１を通る軌跡円Ｃ上に配置して
各スプラグ１２の胴部を自転可能に嵌合保持し、上記フ
ランジ１５ｂをアウタレース１０の内周面１０ａに当接
させて摩擦係合させる。また、各スプラグ１２の溝１３
にコイルスプリングをリング状にしてなるスプリング２
０を嵌合させるとともに、該溝１３の左端１３ａに圧接
させて初期時にはスプリング２０の反力により、各スプ
ラグ１２を自転中心Ｏ１を中心として反時計方向（ア）
つまり係合方向に回転させるようにする。
板金材をプレス機により打ち抜きおよび絞り加工して短
寸な筒状の主体内に矩形状の窓孔１５ａを周方向に所定
ピッチで形成するとともに、両側に半径方向外方に屈曲
するフランジ１５ｂを形成してなり、窓孔１５ａ部をス
プラグ１２の自転中心Ｏ１を通る軌跡円Ｃ上に配置して
各スプラグ１２の胴部を自転可能に嵌合保持し、上記フ
ランジ１５ｂをアウタレース１０の内周面１０ａに当接
させて摩擦係合させる。また、各スプラグ１２の溝１３
にコイルスプリングをリング状にしてなるスプリング２
０を嵌合させるとともに、該溝１３の左端１３ａに圧接
させて初期時にはスプリング２０の反力により、各スプ
ラグ１２を自転中心Ｏ１を中心として反時計方向（ア）
つまり係合方向に回転させるようにする。
【００１１】上記実施例によれば、スプリング２０嵌合
用の溝１３が形成されるスプラグ１２の外周部を内周部
よりも広幅に形成して外周面１２ｃ，１２ｃの軸方向の
幅Ｗ４，Ｗ４の和と、内周面１２ｄの軸方向の幅Ｗ３と
を略等しくするようにしたので、各スプラグ１２は、ア
ウタレース１０およびインナレース１１と略等面積で接
触することになる。このため、各スプラグ１２とアウタ
レース１０およびインナレース１１との接触部の応力が
略等しくなり、作動が円滑になるとともに、耐久性が高
くなる。
用の溝１３が形成されるスプラグ１２の外周部を内周部
よりも広幅に形成して外周面１２ｃ，１２ｃの軸方向の
幅Ｗ４，Ｗ４の和と、内周面１２ｄの軸方向の幅Ｗ３と
を略等しくするようにしたので、各スプラグ１２は、ア
ウタレース１０およびインナレース１１と略等面積で接
触することになる。このため、各スプラグ１２とアウタ
レース１０およびインナレース１１との接触部の応力が
略等しくなり、作動が円滑になるとともに、耐久性が高
くなる。
【００１２】また、各スプラグ１２の胴部の前面１２ａ
および後面１２ｂをスプラグ１２の自転中心Ｏ１を中心
とする円弧面に形成するとともに、リテーナ１５の窓孔
１５ａを各スプラグ１２の自転中心Ｏ１を通る軌跡円Ｃ
に配置するようにしたので、各スプラグ１２が加工誤差
等により互いに不規則な自転をしてもリテーナ１５を攻
撃しなくなり、リテーナ１５の耐久性が高くなる。さら
に、各スプラグ１２の内周部を強度の高いリテーナ１５
で保持し、該各スプラグ１２を外周側からスプリング２
０により上記リテーナ１５方向（軸心方向）に押圧する
ようにしたので、組付け時に各スプラグ１２が不用意に
軸心方向に移動しなくなり、アウタレース１０およびイ
ンナレース１１への組付けが容易になる。
および後面１２ｂをスプラグ１２の自転中心Ｏ１を中心
とする円弧面に形成するとともに、リテーナ１５の窓孔
１５ａを各スプラグ１２の自転中心Ｏ１を通る軌跡円Ｃ
に配置するようにしたので、各スプラグ１２が加工誤差
等により互いに不規則な自転をしてもリテーナ１５を攻
撃しなくなり、リテーナ１５の耐久性が高くなる。さら
に、各スプラグ１２の内周部を強度の高いリテーナ１５
で保持し、該各スプラグ１２を外周側からスプリング２
０により上記リテーナ１５方向（軸心方向）に押圧する
ようにしたので、組付け時に各スプラグ１２が不用意に
軸心方向に移動しなくなり、アウタレース１０およびイ
ンナレース１１への組付けが容易になる。
【００１３】以上の説明から明らかな如く、本発明は、
スプラグの作動が円滑になるとともに、該スプラグおよ
びリテーナの耐久性が高くなる。また、組付けが容易に
なる等の効果を奏する。
スプラグの作動が円滑になるとともに、該スプラグおよ
びリテーナの耐久性が高くなる。また、組付けが容易に
なる等の効果を奏する。
【図１】本発明による実施例の一方向クラッチを示す要
部断面図である。
部断面図である。
【図２】図１のII-II 断面図である。
【図３】本発明によるスプラグの斜視図である。
【図４】従来例を示す一方向クラッチの要部断面図であ
る。
る。
【図５】図４のV-V 断面図である。
Ａ 一方向クラッチ １０ アウタレース １０ａ 内周面 １１ インナレース １１ａ 外周面 １２ スプラグ １２ａ 前面 １２ｂ 後面 １２ｃ 外周面 １２ｄ 内周面 １３ 溝 １３ａ 左端 １３ｂ 右端 １４ 段部 １５ リテーナ １５ａ 窓孔 １５ｂ フランジ Ｗ３ スプラグの内周面の軸方向の幅 Ｗ４ スプラグの外周面の軸方向の幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F16D 41/07
Claims (3)
- 【請求項１】 アウタレースとインナレースとの間に多
数のスプラグを設け、各スプラグを周方向に所定ピッチ
で配列するリテーナおよび各スプラグを係合方向に自転
付勢するリング状のスプリングを設けた一方向クラッチ
において、前記スプラグは、その外周部又は内周部をな
す一方の周部と胴部の前後面とを自転中心を中心とする
円弧面とし、その胴部の前後面を前記リテーナで支持す
ると共に、前記一方の周部をなす円弧面に前記スプリン
グが嵌合する溝を形成し、かつ、該溝が形成された一方
の周部を他方の周部に対して軸方向外方へ突出させたこ
とを特徴とする一方向クラッチ。 - 【請求項２】 前記スプラグは、その胴部の前面と後面
とをスプラグの自転中心を中心とする円弧面に形成する
とともに、前面の円弧面を後面の円弧面より大きい半径
で形成したことを特徴とする請求項１記載の一方向クラ
ッチ。 - 【請求項３】 前記スプラグは、その外周部に前記スプ
リングが嵌合する溝を形成し、該溝が形成された外周部
を内周部に対して段状に軸方向外方に突出させ、スプラ
グの内周部にリテーナを嵌合させたことを特徴とする請
求項１又は２記載の一方向クラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168782A JP2939128B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 一方向クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168782A JP2939128B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 一方向クラッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0814279A JPH0814279A (ja) | 1996-01-16 |
| JP2939128B2 true JP2939128B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=15874379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6168782A Expired - Fee Related JP2939128B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 一方向クラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2939128B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP6168782A patent/JP2939128B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0814279A (ja) | 1996-01-16 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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