JP2938764B2 - 粉末成形プレスの粉末充填方法 - Google Patents
粉末成形プレスの粉末充填方法Info
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- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/30—Feeding material to presses
- B30B15/302—Feeding material in particulate or plastic state to moulding presses
- B30B15/304—Feeding material in particulate or plastic state to moulding presses by using feed frames or shoes with relative movement with regard to the mould or moulds
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Description
充填方法に関し、特にダイ孔内に充填される粉末上面形
状を平坦面以外の特殊な形状に整える粉末充填方法に関
する。
は、内部中空のフィーダ本体の下端開口部からダイ上面
に開口するダイ孔内に粉末を供給し、ダイ孔内に供給さ
れた粉末をダイ上面上を摺動するフィーダ本体下端部に
よって擦り切って粉末の上面をダイ上面の高さに整える
ようになっている。したがって、充填される粉末の上面
形状は平坦面となるのが一般的である。
はテーパ形状等の特殊な形状の場合には、充填粉末上面
が平坦のままでは圧縮時に圧縮密度が不均一になるの
で、充填粉末上面形状を、成形品になるべく近い形状に
しておく必要がある。
坦面以外の形状に整えるために、種々の工夫がなされて
きた。
9ー166601号公報参照)。
な断面楕円形状の圧粉体W1を成形するもので、充填粉
末105の上面を凸状に盛り上げるために、フィーダ本
体100の下端部に切欠き101を設け、ダイ102上
のダイ孔103の両側に切欠き101がスライド自在に
嵌合する案内棒104,104を設けたものである。そ
して、切欠き101形状に沿って粉末を擦り切って、粉
末上面形状を、ダイ102上面から盛り上がる凸形状に
整えていた。その後、図5(c)〜(e)に示すように、
上,下パンチ106,107によって粉末を圧縮して圧
粉体W1を成形していた。
ー120994号公報参照)。
の移動方向と平行に延びるように凹溝201を、フィー
ダ本体200の移動方向と平行に且つフィーダ本体20
0の移動範囲にわたってダイ202と下パンチ203上
面に形成し、フィーダ本体200の下端部に前記凹溝2
01に係合する係合部204を設けた例である。
末206の上面が平坦な場合には図6(d)に示す圧粉体
W2の中央部205の密度が高くなり過ぎるため、図6
(c)に示すように、粉末充填時に、粉末の上面に圧粉体
W2の形状に倣った凹溝207を形成したものである。
9ー29831号公報参照)。
302及びダイ303を傾斜させて粉末304を充填す
るものである。
01,302の先端面を傾斜させたもの、図7(d),
(e)はダイ303の上面についても傾斜させた例であ
る。
た第1の従来例の場合には、フィーダ本体100及びダ
イ102は、図5に示すように、ダイ102の案内棒1
04とフィーダ本体100の切欠き101の合わせ加工
に擦り合わせが必要である。また、形状が変われば、ダ
イ102はもちろんのこと、フィーダ本体100も作り
直す必要がある。
の凹溝201とフィーダ本体200の係合部204の形
状を合わせる必要があり、フィーダ本体200とダイ2
02の製作コストが上昇する。
〜(c)の上下パンチ301,302のみを傾斜させた場
合は、充填深さが異なるので、充填深さが深くなった図
中A部の密度が上がり過ぎる。
ても傾斜させる場合は、ダイ303とフィーダ本体の製
作コストがかかる。
るためになされたもので、その目的とするところは、フ
ィーダ本体及びダイには何等加工することなく、簡単な
構成で粉末の上面形状を種々の形状に整えることが可能
な粉末成形プレスの粉末充填方法を提供することにあ
る。
に、本発明にあっては、粉末が貯えられた内部中空のフ
ィーダ本体の下端部をダイ上面上を滑らせてその下端開
口部をダイ上面に開口するダイ孔を通過させることによ
り、フィーダ本体内部の粉末をダイ孔内に落下させて供
給し、ダイ孔内に供給した粉末をフィーダ下端部によっ
て擦り切って粉末の高さをダイ上面の高さに揃える粉末
成形プレスの粉末充填方法において、前記粉末を擦り切
る動作中に、ダイ孔内に下方から挿入されている下パン
チとダイを相対移動させることにより、ダイ孔内の粉末
上面の形状をフィーダ本体の移動方向に変化させること
を特徴とする。
下パンチとダイを相対移動させることにより、フィーダ
本体の移動方向に充填粉末の高さを変化させることがで
きる。
する。
末充填方法を説明するための図である。
に、対応する一対の上パンチ1,下パンチ2,ダイ3及
びフィーダ4とを備えた構成となっている。この例で
は、図2に示すように、下パンチ2が固定で、上パンチ
1及びダイ3が可動となっており、ダイ3の動きをダイ
位置検出手段5によって検出するようになっている。上
パンチ1は油,空圧等の流体圧シリンダ,ボールねじ等
のネジ送り機構,クランクやカム機構等の上パンチ駆動
装置6によって上下に作動される。ダイ3も油,空圧等
の流体圧シリンダ,ボールねじ等のネジ送り機構,クラ
ンクやカム機構等のダイ駆動装置7によって上下に作動
される。上パンチ駆動装置6,ダイ駆動装置7は、制御
装置13によって駆動制御される。
テーパ形状となっており、特に、その上面は、直線状の
傾斜面aと傾斜面aの上端から連続する円弧状の凹部b
と、から構成されており、下パンチ2の上端面2a及び
上パンチ1の下端面1aは、それぞれ成形品の上下面形
状に合わせて、テーパ形状に整形されている。
に固定ロッド8を介して連結された引き下げプレート9
の位置を検出するもので、ダイプレート9に取り付けら
れるリニアスケール51と、リニアスケール51に対向
してリニアスケール51の目盛りを読み取る読取素子5
2と、から構成されている。
中空の箱体から構成されるフィーダ本体41と、フィー
ダ本体41に粉末を供給する供給パイプ42と、フィー
ダ本体41を往復駆動するフィーダ駆動装置43と、か
ら構成されている。また、フィーダ本体のダイ孔12に
対する位置を検出するフィーダ位置検出手段10が設け
られている。
体圧シリンダ,ボールねじ等のネジ送り機構,クランク
やカム機構等各種駆動機構が適用可能である。場合によ
っては、直線的な動きでなく旋回運動でもよい。フィー
ダ本体41の位置検出は、たとえば、流体圧シリンダを
用いる場合には、フィーダの位置検出はシリンダのロッ
ド位置を検出することによってフィーダ本体の位置検出
が可能である。また、カム機構等によって機械的に定ま
った順序で移動する場合には、粉末充填工程中のフィー
ダの位置は定まっているので、位置検出は特に不要であ
る。
ィーダ本体41の下端開口部からダイ上面3aに開口す
るダイ孔12内に粉末11を供給し、ダイ孔12内に供
給された粉末11をダイ上面3a上を摺動するフィーダ
本体41下端部によって擦り切って粉末11の高さをダ
イ上面3aの高さに揃えるようになっている。
填した後、充填粉末11を擦り切る擦り切り動作中に、
同時にダイ孔12内に挿入される下パンチ2とダイ3を
相対移動させることにより、ダイ孔12内の粉末11上
面の形状をフィーダ本体41の移動方向に変化させるも
のである。フィーダ本体41下端の移動方向後端には、
粉末の擦り切りを正確に行うために先端をエッジ状した
擦り切り部44が設けられ、ダイ上面3aに沿って粉末
11上面を擦り切るようになっている。
えば、落とし込み充填方式、吸込充填方式等公知の種々
の方式をとることができる。たとえば、落とし込み充填
方式は、予め下パンチ2の上端面2aをダイ上面3aよ
りも下方に位置させてダイ孔12を形成しておいて、こ
の状態でフィーダ本体41をダイ孔12まで移動させ、
ダイ孔12内に粉末11を落下させるようにするもので
ある。また、吸込充填方式は、予め、下パンチ2の上端
面2aの最上端位置をダイ上面3aと同一面に保ってダ
イ孔12を閉じておき、この状態でフィーダ本体41を
ダイ孔12位置まで移動させ、その後、下パンチ2を移
動させて粉末11をダイ孔12内に充填する方式であ
る。
2を固定しダイ3を移動させる方法と、ダイ3を固定し
下パンチ2を移動させる方法と、下パンチ2とダイ3の
両方を移動させる方法があるが、図示例は、下パンチ2
を固定しダイ3を移動させる場合を例示している。
在に支持されるもので、ダイ3が上下してもフィーダ本
体41の下端部は常にダイ上面3aに接触している。フ
ィーダ本体41は内部中空の箱体で、図示しないホッパ
からパイプ42を通じて内部に粉末が供給される。もっ
とも、供給方式は公知の種々の方式を採用し得る。
形状に倣って整形されるが、傾斜面aと凹部bの整形
は、フィーダ本体41の擦り切り部44板の切先がダイ
孔12の一端に達した位置から所定速度でダイ3を上昇
させる。
11aが傾斜面に整形される。
せた後上動させて円弧状の凹部11bを整形する。
11の傾斜面の上端はダイ上面3aより上方に突出して
両側から若干量の粉末がこぼれるが、その量は少なく加
圧密度に影響しない程度である。
えば、図4に示すように、フィーダ本体41の擦り切り
部44に、ダイ孔12の両側縁間の幅で後方に延びる一
対のこぼれ防止壁45を設けてもよい。このようにすれ
ば、充填粉末11がダイ上面3aから上方に突出して
も、こぼれ防止壁45によって支えられる。また、こぼ
れ防止壁45をダイ孔12の両側縁に設けてもよい。た
だ、この場合にはフィーダ本体41と干渉しないように
する必要がある。
1と下パンチ2を関連付けて移動させればよい。下パン
チ2を移動させる場合には、上述したダイ3とは上下反
対に移動させればよい。
たとえば、フィーダ本体41を一定速度で移動させ、こ
の送り速度に対応してダイ駆動装置7によってダイ3を
上下動させる。ダイ3の駆動のタイミングは、フィーダ
本体41の擦り切り部44がダイ孔12の一端に到達し
た時点から駆動を開始し、リニアスケール等によってダ
イの位置を検出し、フィーダ本体41の位置に対応して
所定位置に位置するようにダイの移動を制御する。
えられ、通常の加圧手順で粉末が圧縮されて所定形状の
成形品を得る。図3に成形手順を示す。
ロアル方式によるもので、図に示すように、上記手順で
粉末を充填し(図3(a)参照)、次いでダイ3を固定し
た状態で上パンチ1を外動させて粉末11の上加圧を行
い(図3(b),(c)参照)、加圧が完了すると(図3
(d)参照)、上パンチ1を上動させると共にダイ3を下
動させて圧粉体を抜き出す(図3(e)参照)。
状に倣って整形しているので、粉末を均一に圧縮するこ
とができ、均質な圧粉体を得ることができる。
形する場合を例示したが、従来例で示したような凸状
部、あるいは凹状部を有する場合でも、同様の方法で充
填粉末の上面を所定形状に整形することが可能である。
プレスもダイも何も構造を変えないで、ダイとフィーダ
本体あるいは下パンチとフィーダ本体を関連付けて相対
移動させるだけで、充填粉末の上面形状を種々の形状に
整形することができる。
の一例を示す図である。
である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】内部中空のフィーダ本体の下端開口部から
ダイ上面に開口するダイ孔内に粉末を供給し、 ダイ孔内に供給された粉末をダイ上面上を摺動するフィ
ーダ本体下端部によって擦り切って粉末の高さをダイ上
面の高さに揃える粉末成形プレスの粉末充填方法におい
て、 前記粉末を擦り切る動作中に、ダイ孔内に下方から挿入
されている下パンチとダイを相対移動させることによ
り、ダイ孔内の粉末上面の形状をフィーダ本体の移動方
向に変化させることを特徴とする粉末成形プレスの粉末
充填方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6232522A JP2938764B2 (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 粉末成形プレスの粉末充填方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0871798A JPH0871798A (ja) | 1996-03-19 |
JP2938764B2 true JP2938764B2 (ja) | 1999-08-25 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6232522A Expired - Fee Related JP2938764B2 (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 粉末成形プレスの粉末充填方法 |
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JP (1) | JP2938764B2 (ja) |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP6232522A patent/JP2938764B2/ja not_active Expired - Fee Related
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