JP2938730B2 - 冷凍冷蔵庫の制御装置 - Google Patents

冷凍冷蔵庫の制御装置

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JP2938730B2
JP2938730B2 JP5245050A JP24505093A JP2938730B2 JP 2938730 B2 JP2938730 B2 JP 2938730B2 JP 5245050 A JP5245050 A JP 5245050A JP 24505093 A JP24505093 A JP 24505093A JP 2938730 B2 JP2938730 B2 JP 2938730B2
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尚彦 青木
直樹 谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信機能を有する主制
御部と、ファンやダンパやヒータ等の各出力手段、及び
スイッチ等の各入力手段を制御する複数の副制御部とを
有し、上記主制御部は、各副制御部と共通の通信線を介
して各出力手段及び入力手段の状態を把握するための電
文を定期的に送受信して各手段の総合的制御を行う冷凍
冷蔵庫の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の冷凍冷蔵庫は、多機能化及び高機
能化に伴い、装置内に多数のセンサやアクチュエータを
備えるようになっている。
【0003】この種の従来の冷凍冷蔵庫は、例えば、図
13に示すように、センサやアクチュエータ等の各部品
72に対してマイコン73等から構成される制御部71
には、各部品72の個数だけ図示しないI/Oユニット
が設けられていると共に、制御部71と各部品72とを
接続する電線74の殆どが一対一で配線されている。
【0004】したがって、制御部71の回路が複雑化し
ている。このことは、故障が生じたときに、その解析が
非常に困難になると共に、部品点数が多くなると、修理
に際しての作業性も悪くなることを招来する。
【0005】そこで、出願人は先に、特願平4−203
641号、特願平5−8039号、及び特願平5−44
050号において、制御回路、及び庫内に使用される回
路とからなる総合制御回路を主制御部と副制御部とに分
離し、この間を通信で接続することにより配線材の簡素
化を実現する冷凍冷蔵庫の制御装置を提案している。
【0006】すなわち、この冷凍冷蔵庫の制御装置は、
図14に示すように、通信機能を有する主制御部120
と、ファンやダンパやヒータ等の各出力手段、及びスイ
ッチ等の各入力手段を制御する複数の副制御部125…
とを有し、主制御部120は、各副制御部125…と共
通の通信線135を介して各出力手段及び入力手段の状
態を把握するための電文を定期的に送受信して各手段の
総合的制御を行うようになっている。
【0007】上記の冷凍冷蔵庫の制御装置における具体
的な制御動作は、図15及び図16のフローチャートに
示すようになる。
【0008】まず、図15に示すように、主制御部12
0は電源投入後に(S101)、主制御部マイコン12
2の初期化として例えば、入出力端子の設定(S10
2)やRAMクリア(S103)等を行い、各副制御部
125に電源を供給する(S104)。次いで、各副制
御部125の初期化が完了し通信準備ができるまでダミ
ーループを用いて時間を稼ぎ、電文送信が可能となるま
での時間を確保する(S105)。
【0009】次いで、通信可能となったところで通信用
タイマーセット等を行い(S106)、A/D変換を必
要とする端子の指定、及び出力装置の初期動作に対する
指示等を各副制御部125…に伝達する初期設定命令を
送信する(S107)。次いで、応答電文を受信したか
を確認し(S108)、全ての副制御部125…が受信
し終わると(S109)、主制御部120は、各副制御
部125…に対して、ポーリングにより各副制御部12
5…の入力装置のデータを収集し(S110、S11
1)、解析を行う(S112)。ここで、出力装置を制
御する必要があれば(S113)、各副制御部125…
に対して出力命令を送信する(S114、S115)。
そして、これらの処理を繰り返し行うことでシステム全
体を制御する。
【0010】また、上記S108、S111、S115
において、主制御部120からの電文の送信に対して、
各副制御部125…からの応答がない場合には、図16
に示すように、不応答回数をカウントし(S116)、
不応答回数が例えば3回に満たない(S117)場合
は、主制御部120は電文を再送する一方(S11
8)、不応答回数が3回を越えると主制御部120は、
副制御部125が暴走していると判断して電源供給を一
度0ボルトにし(S119)、再度電源供給回路を動作
させることにより、副制御部125にパワーオンクリア
する。
【0011】次いで、副制御部125の制御動作につい
て説明する。
【0012】図17に示すように、各副制御部125…
は、主制御部120の電源供給回路134から電源が投
入された後(S131)、副制御部マイコン127の初
期化として例えば入出力端子の設定(S132)、入出
力端子オフ(S133)、RAMクリア(S134)、
及びノードID値の読込み等を行う(S135、S13
6)。次いで、主制御部120からの初期設定命令を待
ち(S137)、初期設定命令を受信後すぐに応答電文
を送信する(S138)。その後、初期設定命令(S1
39)に従い入出力端子について制御をし、主制御部1
20からの諸命令を受信し、命令の実行をする(S14
0〜S144)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の冷凍冷蔵庫の主制御部120と複数の副制御部12
5とから構成される制御装置では、下記の問題点を有し
ている。
【0014】主制御部120と副制御部125との通
信線135に断線等の異常を生じると、副制御部125
は、ファン、ダンパ及びヒータ等の各出力機器の制御が
できなくなり、冷凍冷蔵庫としての機能を発揮できなく
なる。
【0015】冷凍冷蔵庫に故障が生じた時に、故障内
容の確認作業が容易でない。
【0016】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、主制御部と副制御部との
通信線に断線等の異常が発生しても冷凍冷蔵庫の基本機
能を確保し、また故障内容の確認作業を容易に行い得る
ことにより、信頼性の向上を図り得る冷凍冷蔵庫の制御
装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の冷
凍冷蔵庫の制御装置は、上記課題を解決するために、通
信機能を有する主制御部と、ファンやダンパやヒータ等
の各出力手段、及びスイッチ等の各入力手段を制御する
複数の副制御部とを有し、上記主制御部は、各副制御部
と共通の通信線を介して各出力手段及び入力手段の状態
を把握するための電文を定期的に送受信して各手段の総
合的制御を行う冷凍冷蔵庫の制御装置であって、上記主
制御部には、各副制御部との通信不能の場合における各
副制御部の動作を示す異常時出力命令を各副制御部毎に
送信する異常時出力送信手段が設けられる一方、上記各
副制御部には、この異常時出力送信手段による異常時出
力命令を記憶する記憶手段と、主制御部から定期的に送
信される命令を設定時間以上受信できないか否かを判断
する受信判断手段と、この受信判断手段の判断により主
制御部から定期的に送信される命令が設定時間以上受信
できないときにこの異常時出力命令を実行する異常時命
令実行手段とが設けられている一方、上記主制御部は交
流電流を直流電流に変換する電源回路を備え、かつこの
主制御部の電源回路から一対の直流電流給電線及び副制
御部を通して各種の直流負荷装置に直流電流が供給され
ることを特徴としている。
【0018】請求項2記載の発明の冷凍冷蔵庫の制御装
置は、上記課題を解決するために、通信機能を有する主
制御部と、ファンやダンパやヒータ等の各出力手段、及
びスイッチ等の各入力手段を制御する複数の副制御部と
を有し、上記主制御部は、各副制御部と共通の通信線を
介して各出力手段及び入力手段の状態を把握するための
電文を定期的に送受信して各手段の総合的制御を行う冷
凍冷蔵庫の制御装置であって、上記各副制御部には、冷
凍冷蔵庫の基本動作を予め記憶するための例えば外付け
ROM等の予備記憶手段と、主制御部から定期的に送信
される命令を設定時間以上受信できないか否かを判断す
る受信判断手段と、この受信判断手段の判断により主制
御部から定期的に送信される命令が設定時間以上受信で
きないときにこの予備記憶手段に記憶された冷凍冷蔵庫
の基本動作を実行する予備動作実行手段とが設けられて
いる一方、上記主制御部は交流電流を直流電流に変換す
る電源回路を備え、かつこの主制御部の電源回路から一
対の直流電流給電線及び副制御部を通して各種の直流負
荷装置に直流電流が供給されることを特徴としている。
【0019】請求項3記載の発明の冷凍冷蔵庫の制御装
置は、上記課題を解決するために、通信機能を有する主
制御部と、ファンやダンパやヒータ等の各出力手段、及
びスイッチ等の各入力手段を制御する複数の副制御部と
を有し、上記主制御部は、各副制御部と共通の通信線を
介して各出力手段及び入力手段の状態を把握するための
電文を定期的に送受信して各手段の総合的制御を行う冷
凍冷蔵庫の制御装置であって、上記各副制御部には、各
手段における異常時の動作を各種記憶する各種動作デー
タ記憶手段と、上記各種動作データ記憶手段に記憶され
た各種動作データを選択指示する選択手段と、主制御部
から定期的に送信される命令を設定時間以上受信できな
いか否かを判断する受信判断手段とが設けられ、この受
信判断手段の判断により主制御部から定期的に送信され
る命令が設定時間以上受信できないときに、上記選択手
段の選択に基づき各種動作データ記憶手段に記憶された
各種動作データを実行する動作データ実行手段とが設け
られている一方、上記主制御部は交流電流を直流電流に
変換する電源回路を備え、かつこの主制御部の電源回路
から一対の直流電流給電線及び副制御部を通して各種の
直流負荷装置に直流電流が供給されることを特徴として
いる。
【0020】請求項4記載の発明の冷凍冷蔵庫の制御装
置は、上記課題を解決するために、通信機能を有する主
制御部と、ファンやダンパやヒータ等の各出力手段、及
びスイッチ等の各入力手段を制御する複数の副制御部と
を有し、上記主制御部は、各副制御部と共通の通信線を
介して各出力手段及び入力手段の状態を把握するための
電文を定期的に送受信して各手段の総合的制御を行う冷
凍冷蔵庫の制御装置であって、通常動作モードと各手段
の動作が正常か否かを判定するためのテストモードとを
切り換え操作し得る切り換え手段が設けられる一方、上
記主制御部には、上記各手段が正常又は異常のいずれで
あるかを示す判定データを格納する判定データ記憶手段
と、ドアの開状態時に切り換え手段からテストモードの
指示があったときに、上記判定データ記憶手段に記憶さ
れた各手段の判定データに基づき、順次、正常判定デー
タのときは庫内灯を所定時間点灯させ、異常判定データ
のときは庫内灯を所定時間点滅させる庫内灯表示手段と
が設けられていることを特徴としている。
【0021】請求項5記載の発明の冷凍冷蔵庫の制御装
置は、上記課題を解決するために、通信機能を有する主
制御部と、ファンやダンパやヒータ等の各出力手段、及
びスイッチ等の各入力手段を制御する複数の副制御部と
を有し、上記主制御部は、各副制御部と共通の通信線を
介して各出力手段及び入力手段の状態を把握するための
電文を定期的に送受信して各手段の総合的制御を行う冷
凍冷蔵庫の制御装置であって、上記主制御部には、各副
制御部のいずれに異常があったのかを示す主制御部表示
手段が設けられる一方、各副制御部には、各副制御部が
制御する各手段のいずれに異常があったのかを示す副制
御部表示手段が設けられていることを特徴としている。
【0022】
【作用】請求項1の構成によれば、主制御部は、各副制
御部と共通の通信線を介して各出力手段及び入力手段の
状態を把握するための電文を定期的に送受信して各手段
の総合的制御を行っている。そして、このときに主制御
部の異常時出力送信手段は、各副制御部との通信不能の
場合における各副制御部の動作を示す異常時出力命令を
各副制御部毎に送信する。また、各副制御部に設けられ
た各記憶手段は、この異常時出力送信手段による異常時
出力命令を記憶しておく。
【0023】この状態で、例えば、断線等により主制御
部と各副制御部との間に通信不能が生じた場合、すなわ
ち、各副制御部の受信判断手段が、主制御部から定期的
に送信される命令を設定時間以上受信できないと判断し
た場合には、各副制御部の異常時命令実行手段が記憶手
段に記憶されている異常時出力命令を実行する。
【0024】この結果、初期設定時に通信線の異常時に
おける出力条件電文を、主制御部から各副制御部へ送信
しているために、主制御部と各副制御部との間の通信線
に断線等の異常が発生した場合に、冷凍冷蔵庫の基本機
能を確保し、ひいては信頼性の向上を図ることができ
る。
【0025】また、上記主制御部は交流電流を直流電流
に変換する電源回路を備え、かつこの主制御部の電源回
路から一対の直流電流給電線及び副制御部を通して各種
の直流負荷装置に直流電流が供給されるので、副制御部
の簡略化・小型化、ひいてはコストの低減が図れる。
【0026】また、請求項2の構成によれば、各副制御
部には、例えば外付けROM等の予備記憶手段が設けら
れ、この外付けROMには、異常時に対処するため冷凍
冷蔵庫の基本動作が予め記憶されている。
【0027】このため、断線等により主制御部と各副制
御部との間に通信不能が生じた場合、すなわち、各副制
御部の受信判断手段が、主制御部から定期的に送信され
る命令を設定時間以上受信できないと判断した場合に
は、各副制御部の予備動作実行手段が、予備記憶手段に
記憶された冷凍冷蔵庫の基本動作を実行する。
【0028】したがって、主制御部と各副制御部との間
の通信線に断線等の異常が発生した場合に、冷凍冷蔵庫
の基本機能を確保し、ひいては信頼性の向上を図ること
ができる。
【0029】また、上記主制御部は交流電流を直流電流
に変換する電源回路を備え、かつこの主制御部の電源回
路から一対の直流電流給電線及び副制御部を通して各種
の直流負荷装置に直流電流が供給されるので、副制御部
の簡略化・小型化、ひいてはコストの低減が図れる。
【0030】また、請求項3の構成によれば、上記各副
制御部には、各手段における異常時の動作を各種記憶す
る各種動作データ記憶手段と、上記各種動作データ記憶
手段に記憶された各種動作データを選択指示する選択手
段とが設けられている。
【0031】このため、受信判断手段の判断により主制
御部から定期的に送信される命令が設定時間以上受信で
きないときには、動作データ実行手段が選択手段の選択
に基づき各種動作データ記憶手段に記憶された各種動作
データを実行する。
【0032】したがって、外付けROM等の予備記憶手
段を有してなくても、各種動作データを選択指示するだ
けで、異常時に対処するため冷凍冷蔵庫の基本動作を実
行することができるので、主制御部と各副制御部との間
の通信線に断線等の異常が発生した場合に、冷凍冷蔵庫
の基本機能を確保し、ひいては信頼性の向上を図ること
ができる。
【0033】また、上記主制御部は交流電流を直流電流
に変換する電源回路を備え、かつこの主制御部の電源回
路から一対の直流電流給電線及び副制御部を通して各種
の直流負荷装置に直流電流が供給されるので、副制御部
の簡略化・小型化、ひいてはコストの低減が図れる。
【0034】また、請求項4の構成によれば、ドアの開
状態時に切り換え手段からテストモードの指示があった
ときに、庫内灯表示手段は、判定データ記憶手段に記憶
された各手段の判定データに基づき、順次、正常判定デ
ータのときは庫内灯を所定時間点灯させ、異常判定デー
タのときは庫内灯を所定時間点滅させる。
【0035】このため、庫内灯を異常用の表示モニター
として使用するために、例えば、異常用のLED等の表
示器を必要としない。この結果、部品点数の削減を図る
と共に、庫内灯にて故障箇所を確認することができるの
で、故障箇所の確認のために冷凍冷蔵庫を分解する必要
がない。
【0036】したがって、故障内容の確認作業を容易に
行うことができ、ひいては、信頼性の向上を図ることが
できる。
【0037】また、請求項5の構成によれば、冷凍冷蔵
庫の各手段に故障があった場合に、まず主制御部に設け
られた主制御部表示手段を見ることによって各副制御部
のいずれに異常があったを把握することができる。
【0038】次いで、上記主制御部表示手段にて異常が
あった副制御部に設けられた、副制御部表示手段を見る
ことによって、各手段のいずれに異常があったのかを把
握することができる。
【0039】したがって、故障内容の確認作業を迅速か
つ容易に行うことができ、ひいては、信頼性の向上を図
ることができる。
【0040】
【実施例】〔実施例1〕 本発明の一実施例について図1ないし図5に基づいて説
明すれば、以下の通りである。
【0041】本実施例の冷凍冷蔵庫は、図2に示すよう
に、内箱1の内部に冷凍室2、冷蔵室3、及び野菜室4
を有している。また、内箱1外部の所定位置に主制御部
20を有すると共に、内箱1外部の他の所定位置には、
冷媒を圧縮する圧縮器15や、化した冷媒を凝縮させ
るための凝縮ファン16、及びヒータ17等を備えてい
る。
【0042】上記の冷凍室2は、室内照明用の庫内灯6
aや、図示しないドアの開閉によってON/OFFされ
るドアスイッチ7a、冷凍室2内の温度を測定する冷凍
室サーミスタ8a、冷媒を蒸発させる図示しない蒸発器
近傍に設置され、蒸発器に付着した霜を除霜するヒータ
9a、蒸発器で発生した冷気を室内に循環させる電動フ
ァン10等を備えており、また、冷凍室2内に設けられ
た図示しない製氷室には、製氷室内の温度を測定する製
氷サーミスタ8dや図示しない製氷器から氷を取り出す
ための離氷モータ11等を備えている。
【0043】上記冷蔵室3は、庫内灯6b、ドアスイッ
チ7b、冷蔵室3内の温度を測定する冷蔵室サーミスタ
8b、及び霜を除霜するヒータ9a等を備えている。ま
た、冷凍室2及び冷蔵室3間には、冷凍室2から冷蔵室
3へ冷気を送る図示しない冷気通路が設けられており、
この冷気通路に電動ダンパ14が備えられている。この
電動ダンパ14は、冷気通路を閉じることにより冷気の
流れを遮断するようになっている。上記野菜室4は、野
菜室4内の温度を測定するサーミスタ8c等を備えてい
る。
【0044】一方、主制御部20は、図示しない交流電
源から一対の交流電流給電線18を介して交流電流が供
給される電源回路21と、CPU・ROM・RAM等で
構成され、制御の中枢となるマイクロ・コンピュータ
(以下、「主制御部マイコン」と称する)22と、発振
回路やリセット回路等からなる周辺回路23と、双方向
通信を行う通信用インターフェイス回路(以下、「主制
御部側I/F回路」と称する)24と、図示しないノー
ドアドレス設定回路とで構成されている。
【0045】上記の電源回路21には一対の直流電流給
電線35が電気的に接続される一方、主制御部側I/F
回路24には通信用電線36が電気的に接続されてい
る。電源回路21に供給された交流電流は、その一部が
絶縁、降圧されると共に整流されて直流電流に変換さ
れ、一対の直流電流給電線35を介して、電動ファン1
0や電動ダンパ14を始めとする内箱1内部の各種装置
に供給される一方、さらに降圧されて、主制御部マイコ
ン22等に供給される。
【0046】主制御部マイコン22は、各副制御部25
…と共通の通信線としての通信用電線36を介して電動
ファン10や電動ダンパ14やヒータ9a・9b等の各
出力手段及びドアスイッチ7a・7b等の入力手段の状
態を把握するための電文を定期的に送受信して各手段の
総合的制御を行うようになっている。
【0047】また、主制御部マイコン22は、各副制御
部25…との通信不能の場合における各副制御部25…
の動作を示す異常時出力命令を各副制御部毎に送信する
異常時出力送信手段としての機能を有している。
【0048】なお、上記の直流電流給電線35のマイナ
ス側給電線は、グランド線となっている。また、電動フ
ァン10や電動ダンパ14、蒸発器(図示せず)、ヒー
タ9a、圧縮機15、凝縮ファン16等により、温度調
節手段を構成している。さらに、主制御部20、副制御
部25…、および通信用電線36等で通信システムを構
成している。
【0049】上記の交流電流給電線18は、プラグ18
aから電流容量の大きい圧縮機15までの部分に高許容
電流用の給電線が用いられており、圧縮機15から後の
部分に低許容電流用の給電線が用いられている。
【0050】また、内箱1内部における、上記の各種装
置が集中する場所の近傍には、副制御部25…が所定数
設置されている。各副制御部25…は、図3に示すよう
に、上記直流電流給電線35を介して直流電流が供給さ
れる直流電源回路26と、CPU、ROM、及び記憶手
段としての内蔵RAM48等で構成され、制御の中枢と
なるマイクロ・コンピュータ(以下、「副制御部マイコ
ン」と称する)27と、各種装置からの信号が入力され
る入力回路30と、各種装置を駆動させる駆動回路31
と、上記主制御部20と双方向通信を行う通信用インタ
ーフェイス回路(以下、「副制御部側I/F回路」と称
する)32とで構成されている。
【0051】内蔵RAM48は、上記主制御部マイコン
22による異常時出力命令を記憶するものである。
【0052】副制御部マイコン27は、主制御部20か
ら定期的に送信される命令を設定時間以上受信できない
か否かを判断する受信判断手段としての機能を有すると
共に、この受信判断手段の判断により主制御部20から
定期的に送信される命令が設定時間以上受信できないと
きにこの異常時出力命令を実行する異常時命令実行手段
としての機能を有している。
【0053】なお、副制御部25…に接続され、制御・
駆動される離氷モータ11等の各種装置は直流負荷であ
り、直流電流給電線35を介して直流電流が供給され
る。したがって、各副制御部25…の直流電源回路26
は、各種装置に直流電流を供給する必要が無く、副制御
部25内の各種回路等に直流電流を供給するだけでよ
い。これにより、直流電源回路26、すなわち副制御部
25…の簡略化・小型化が可能となり、コストの低減が
可能となる。
【0054】また、図2に示すように、上記の主制御部
20と各副制御部25とは、両制御部20・25間の双
方向通信用の1本の通信用電線36と、上述の一対の直
流電流給電線35と、一対の交流電流給電線18との合
計5本の電線で接続されており、これら電線18・35
・36は、内箱1の背面に沿って配設されている。上記
電線18・35・36の副制御部25側末端は一つに束
ねられ、コネクタ37…を介して副制御部25に接続さ
れている。したがって、これによって、主制御部側I/
F回路24と副制御部側I/F回路32とが通信用電線
36を介して電気的に接続されている。
【0055】上記構成を有する冷凍冷蔵庫の主制御部2
0及び副制御部25…の制御動作について、図1、図4
及び図5のフローチャートに基づいて以下に説明する。
最初に主制御部20の制御動作について説明する。
【0056】図4に示すように、主制御部20は電源投
入後に(S1)、主制御部マイコン22の初期化として
例えば、入出力端子の設定(S2)やRAMクリア(S
3)等を行い、各副制御部25に電源を供給し(S
4)、副制御部25が通信準備ができるまでダミールー
プで時間を費やす(S5)。また、通信可能となったと
ころで通信用タイマーセット等を行う(S6)。次い
で、主制御部20は、各副制御部25…に対してA/D
変換を必要とする端子の指定、及び出力装置の初期動作
に対する指示を伝達するための初期設定命令を送信し
(S7)、応答電文を受信したかを確認する(S8)。
全ての副制御部25…が受信し終わると(S9)、主制
御部20は、各副制御部25…に対して、例えば、断線
による不具合等の通信異常時における各副制御部25の
出力条件を示す異常時出力命令を送信する(S10)。
上記の命令は、例えば、ある副制御部25に庫内灯6a
が接続されているとすると、ドアスイッチ7aの接続さ
れている入力ポートの値としてHigh(ドア開)が入
力されると庫内灯6aに接続されている出力ポートがO
Nする命令である。そして、このような命令を主制御部
20は各副制御部25に全て送信する(S11、S1
2)。
【0057】その後、ポーリングにより各副制御部25
…に接続された入力装置のデータを収集し(S13、S
14、S15)、解析して(S16)、出力装置を制御
する必要があれば(S17)、当該副制御部25に出力
命令を送信する(S18、S19)。これらの処理(S
13〜S19)を繰り返し行うことでシステム制御す
る。
【0058】この通信方法において、ある電文を送信し
たときに副制御部25からの応答がない場合には、図5
に示すように、不応答回数をカウントし(S20)、不
応答回数が例えば3回に満たない(S21)場合は、主
制御部20は電文を再送する(S22)一方、不応答回
数が3回を越えると主制御部20は、通信線に異常があ
ったと判断して、不応答の副制御部25に対しての送信
を中止する(S23)。
【0059】次いで、副制御部25の制御動作について
説明する。
【0060】図1に示すように、各副制御部25は、主
制御部20から電源投入され(S31)、副制御部マイ
コン27の初期化として例えば、入出力端子の設定(S
32)、入出力端子OFF(S33)、RAMクリア
(S34)、及びノードID値の読込み(S35)等を
行う。次いで、初期設定命令の受信待ちをする初期設定
命令を受信し(S36、S37)、応答電文を返し(S
38)、初期設定を行う(S39)。
【0061】次いで、異常時出力命令待ちとなり(S4
0)、この電文を主制御部20から受信し応答電文を返
すと(S41)、内蔵RAM48に異常時出力データと
して格納する(S42)。
【0062】以後、初期設定命令に従い、入力ポート値
の読込み(S43)、入出力端子についての制御を行い
(S44)、諸命令を受信及び実行する(S45、S4
6)。S45で、ある所定の期間、主制御部20からの
例えばポーリング等の命令が送信されてこないと(S4
7)、副制御部25は、通信線に断線等の異常があった
と判断し、異常時出力命令を実行し主制御部20との通
信を中止する(S48、S49)。
【0063】このように、本実施例の冷凍冷蔵庫は、主
制御部20は、各副制御部25と共通の通信用電線36
を介して各出力手段及び入力手段の状態を把握するため
の電文を定期的に送受信して各手段の総合的制御を行っ
ている。そして、このときに主制御部20の異常時出力
送信手段としての主制御部マイコン22は、各副制御部
25…との通信不能の場合における各副制御部25…の
動作を示す異常時出力命令を各副制御部25…毎に送信
する。また、各副制御部25…に設けられた各内蔵RA
M48は、この主制御部マイコン22による異常時出力
命令を記憶しておく。
【0064】この状態で、例えば、断線等により主制御
部20と各副制御部25…との間に通信不能が生じた場
合、すなわち、各副制御部25の副制御部マイコン27
が、主制御部20から定期的に送信される命令を設定時
間以上受信できないと判断した場合には、各副制御部2
5の副制御部マイコン27が内蔵RAM48に記憶され
ている異常時出力命令を実行する。
【0065】この結果、初期設定時に通信線の異常時に
おける出力条件電文を、主制御部20から各副制御部2
5…へ送信しているために、主制御部20と各副制御部
25との間の通信用電線36に断線等の異常が発生した
場合に、冷凍冷蔵庫の基本機能を確保し、ひいては信頼
性の向上を図ることができる。
【0066】また、主制御部20は交流電流を直流電流
に変換する電源回路21を備え、かつこの主制御部20
の電源回路21から一対の直流電流給電線35及び副制
御部25…を通して例えば離氷モータ11等の各種の直
流負荷装置に直流電流が供給されるので、各副制御部2
5…の簡略化・小型化、ひいてはコストの低減が図れ
る。
【0067】〔実施例2〕 本発明の他の実施例を図6及び図7に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実
施例1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材に
ついては、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0068】本実施例の冷凍冷蔵庫の制御装置は、図6
に示すように、各副制御部25aには、冷凍冷蔵庫の基
本動作を予め記憶するための外部記録媒体からなる予備
記憶手段としての外付けROM33と、主制御部20a
から定期的に送信される命令を設定時間以上受信できな
いか否かを判断する受信判断手段としての副制御部マイ
コン27aと、この副制御部マイコン27aの判断によ
り主制御部20aから定期的に送信される命令が設定時
間以上受信できないときにこの外付けROM33に記憶
された冷凍冷蔵庫の基本動作を実行する予備動作実行手
段としての副制御部マイコン27aとが設けられてい
る。
【0069】本実施例の副制御部25aの制御動作につ
いて、図7のフローチャートに基づいて説明する。
【0070】まず、副制御部25aの主制御部マイコン
22aは、電源供給後(S51)、入出力端子の設定及
びRAMのクリア等の初期化を行い(S52)、主制御
部20aからの初期設定命令を待ち(S53)、初期設
定命令受信及び応答電文送信後(S54)、初期設定命
令に従い(S55)、入出力端子について制御を行い、
諸命令を受信及び実行する(S56〜S60)。
【0071】S60で、ある所定の期間主制御部20a
からの例えばポーリング等の命令が送信されてこない
と、副制御部25aは通信用電線36に断線等の異常が
あったと判断して主制御部20aとの通信を中止し、各
副制御部25a毎に設定された外付けROM33とアク
セスし、データを取り込む(S61)。このデータを基
に、通信異常用のプログラムを実行する(S62)。
【0072】なお、このときの主制御部マイコン22a
は、実施例1において図5に示したように、副制御部2
5aからの応答電文が返ってこないと(S58)不応答
だった副制御部25aに対して送信をやめるようになっ
ている。
【0073】このように、本実施例の冷凍冷蔵庫の制御
装置は、各副制御部25aには、外付けROM33が設
けられ、この外付けROM33には、異常時に対処する
ため冷凍冷蔵庫の基本動作が予め記憶されている。
【0074】このため、断線等により主制御部20aと
各副制御部25a…との間に通信不能が生じた場合、す
なわち、各副制御部25…の副制御部マイコン27a
が、主制御部20aから定期的に送信される命令を設定
時間以上受信できないと判断した場合には、各副制御部
25a…の副制御部マイコン27aが、外付けROM3
3に記憶された冷凍冷蔵庫の基本動作を実行する。
【0075】したがって、主制御部20と各副制御部2
5との間の通信用電線36に断線等の異常が発生した場
合に、冷凍冷蔵庫の基本機能を確保し、ひいては信頼性
の向上を図ることができる。
【0076】また、主制御部20aは交流電流を直流電
流に変換する電源回路21を備え、かつこの主制御部2
0aの電源回路21から一対の直流電流給電線35及び
副制御部25a…を通して例えば離氷モータ11等の各
種の直流負荷装置に直流電流が供給されるので、各副制
御部25a…の簡略化・小型化、ひいてはコストの低減
が図れる。
【0077】〔実施例3〕 本発明の他の実施例を図8ないし図11に基づいて説明
すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記
の実施例1及び実施例2の図面に示した部材と同一の機
能を有する部材については、同一の符号を付し、その説
明を省略する。
【0078】本実施例の冷凍冷蔵庫における各副制御部
25bには、図8に示すように、電動ファン10や電動
ダンパ14やヒータ9a・9b等の各出力手段及びドア
スイッチ7a・7b等の入力手段等の各手段としての各
構成部品における異常時の動作を各種記憶する各種動作
データ記憶手段としての内蔵ROM49と、上記内蔵R
OM49に記憶された各種動作データを選択指示する選
択手段としてのポート40と、主制御部20から定期的
に送信される命令を設定時間以上受信できないか否かを
判断する副制御部マイコン27bとが設けられる。ま
た、この副制御部マイコン27aの判断により主制御部
20bから定期的に送信される命令が設定時間以上受信
できないときに、上記ポート40の選択に基づき内蔵R
OM49に記憶された各種動作データを実行する動作デ
ータ実行手段としての副制御部マイコン27bが設けら
れている。
【0079】本実施例の副制御部25bの制御動作につ
いて、図9のフローチャートに基づいて説明する。な
お、本実施例のフローチャートは、前記実施例2におけ
るS51〜S61までは同一であるので、この部分につ
いのて説明を省略し、S60以降について説明をする。
【0080】図9に示すように、S60で副制御部25
bは通信異常があったと判断した場合、副制御部25b
は、主制御部20bとの通信を中止し、各副制御部25
b毎に設定されている通信異常時における動作モードを
選択指示する例えばAD変換データ等のポートデータを
読み込む(S71)。この動作指示データにより、副制
御部マイコン27bの内蔵ROM49に予め設定されて
いるいくつかのモードを、例えば、電動ファン10の接
続されているポートだとドアスイッチ7aに接続されて
いるポートにドアを開けるためのHighが入力される
と、電動ファン10を止める等を設定したデータを選択
する(S72)。このような異常時における動作データ
をいくつか設定することにより、各副制御部25bの構
成部品に接続されている入出力ポートを処理する(S7
3、S74)。
【0081】このように、本実施例の冷凍冷蔵庫の制御
装置は、各副制御部25bには、各手段における異常時
の動作を各種記憶する内蔵ROM49と、上記内蔵RO
M49に記憶された各種動作データを選択指示するポー
ト40とが設けられている。
【0082】このため、副制御部マイコン27bの判断
により主制御部20bから定期的に送信される命令が設
定時間以上受信できないときには、副制御部マイコン2
7bがポート40の選択に基づき内蔵ROM49に記憶
された各種動作データを実行する。
【0083】したがって、実施例2において説明した外
付けROM33を有してなくても、各種動作データを選
択指示するだけで、異常時に対処するため冷凍冷蔵庫の
基本動作を実行することができるので、主制御部20と
各副制御部25との間の通信用電線36に断線等の異常
が発生した場合に、冷凍冷蔵庫の基本機能を確保し、ひ
いては信頼性の向上を図ることができる。
【0084】一方、本実施例においては、異常時におけ
る故障表示として庫内灯6aを使用して故障確認ができ
るようになっている。
【0085】すなわち、本実施例の冷凍冷蔵庫の制御装
置は、図8に示すように、通常動作モードと各手段の動
作が正常か否かを判定するためのテストモードとを切り
換え操作し得る切り換え手段としての切換スイッチ47
が主制御部マイコン22に接続されている。
【0086】また、主制御部20aには、上記各構成部
品が正常又は異常のいずれであるかを示す判定データを
格納する判定データ記憶手段としての内蔵RAM50が
設けられている。さらに、主制御部20aには、ドアの
開状態時に切換スイッチ47からテストモードへの切り
換え指示があったときに、上記内蔵RAM50に記憶さ
れた各構成部品の判定データに基づき、順次、正常判定
データのときは庫内灯を所定時間点灯させ、異常判定デ
ータのときは庫内灯を所定時間点滅させる庫内灯表示手
段としての主制御部マイコン22が設けられている。
【0087】上記の構成を有する冷凍冷蔵庫の制御装置
にて、庫内灯6aを使用して正常動作の確認を行う場
合、図10に示すように、正常動作している構成部品の
割当を事前に内蔵RAM50内で決めておく。次いで、
図11に示すように、主制御部マイコン22bをテスト
モード等の正常動作確認モードにする。通常ドアが開い
ていると庫内灯6aはONとなるが、テストモードに入
ったことは庫内灯6aをOFFすることで確認し(T
1)、正常動作確認表示開始の合図として所定時間点灯
し(T2)、その後、正常動作の確認を行う。異常のな
い部分に関しては、庫内灯6aを点灯したままにし(T
3、T4、T6、T7、T8)、異常がある部分に関し
ては点滅させる(T5)。すなわち、図11において
は、電動ファン10のファンモータにエラーがあること
を示す。その後、正常動作確認表示終了を示す合図とし
て、庫内灯6aを所定時間点灯させる(T9)。
【0088】これらの処理により、各構成部品が正常に
動作しているかを確認することができる。
【0089】このように、本実施例の冷凍冷蔵庫の制御
装置は、ドアの開状態時に切換スイッチ47からテスト
モードの指示があったときに、主制御部マイコン22b
は、内蔵RAM50に記憶された各手段の判定データに
基づき、順次、正常判定データのときは庫内灯6aを所
定時間点灯させ、異常判定データのときは庫内灯6aを
所定時間点滅させる。
【0090】このため、庫内灯6aを異常用の表示モニ
ターとして使用するために、例えば異常用のLED等の
表示器を必要としない。この結果、部品点数の削減及び
コストの低減を図ると共に、庫内灯6aにて故障箇所を
確認することができるので、故障箇所の確認のために冷
凍冷蔵庫を分解する必要がない。
【0091】したがって、故障内容の確認作業を容易に
行うことができ、ひいては、信頼性の向上を図ることが
できる。
【0092】また、主制御部20bは交流電流を直流電
流に変換する電源回路21を備え、かつこの主制御部2
0bの電源回路21から一対の直流電流給電線35及び
副制御部25b…を通して例えば離氷モータ11等の各
種の直流負荷装置に直流電流が供給されるので、各副制
御部25b…の簡略化・小型化、ひいてはコストの低減
が図れる。
【0093】〔実施例4〕 本発明の他の実施例を図12に基づいて説明すれば、以
下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施例1
の図面に示した部材と同一の機能を有する部材について
は、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0094】本実施例の冷凍冷蔵庫における主制御部2
0cには、図12に示すように、各副制御部41・42
・43・44のいずれに異常があったのかを示す主制御
部表示手段としての異常用表示LED45…が設けられ
る一方、各副制御部41・42・43・44には、各副
制御部41・42・43・44が制御する各手段として
の各構成部品のいずれに異常があったのかを示す副制御
部表示手段としての異常用表示LED46…が設けられ
ている。
【0095】上記の構成を有する冷凍冷蔵庫における故
障箇所の確認方法を以下に説明する。
【0096】まず、顧客から冷凍冷蔵庫が故障したので
はないかとサービスコールがあると、サービスマンは、
主制御部20cのチェックを行うため主制御基板のある
場所を確認する。このとき、主制御基板には、各副制御
部41〜44のための異常用表示LED45…が設けら
れており、いずれの副制御部41〜44に異常があった
のかを確認する。すなわち、図12においては、異常用
表示LED45が点灯している第2副制御部42に異常
があったことがわかる。
【0097】次いで、異常があった第2副制御部42の
基板をチェックする。この副制御部基板には、各構成部
品に関しての異常用表示LED46が設けられており、
これによって異常がないかを確認する。すなわち、図1
2においては、第2副制御部42において、電動ダンパ
14についての異常表示LED46が点灯しているの
で、電動ダンパ14に異常があることがわかる。すなわ
ち、異常箇所を階層的に調査することにより、迅速に故
障解析することができる。
【0098】このように、本実施例の冷凍冷蔵庫の制御
装置は、冷凍冷蔵庫の各構成部品に故障があった場合
に、まず主制御部20cに設けられた異常用表示LED
45を見ることによって各副制御部41〜44のいずれ
に異常があったかを把握することができる。
【0099】次いで、上記異常用表示LED45にて異
常があった第2副制御部42に設けられた、異常用表示
LED46を見ることによって、各構成部品のいずれに
異常があったのかを把握することができる。
【0100】したがって、故障内容の確認作業を迅速か
つ容易に行うことができ、ひいては、信頼性の向上を図
ることができる。
【0101】
【発明の効果】請求項1の発明の冷凍冷蔵庫の制御装置
は、以上のように、主制御部には、各副制御部との通信
不能の場合における各副制御部の動作を示す異常時出力
命令を各副制御部毎に送信する異常時出力送信手段が設
けられる一方、上記各副制御部には、この異常時出力送
信手段による異常時出力命令を記憶する記憶手段と、主
制御部から定期的に送信される命令を設定時間以上受信
できないか否かを判断する受信判断手段と、この受信判
断手段の判断により主制御部から定期的に送信される命
令が設定時間以上受信できないときにこの異常時出力命
令を実行する異常時命令実行手段とが設けられている
方、上記主制御部は交流電流を直流電流に変換する電源
回路を備え、かつこの主制御部の電源回路から一対の直
流電流給電線及び副制御部を通して各種の直流負荷装置
に直流電流が供給される構成である。
【0102】これにより、断線等により主制御部と各副
制御部との間に通信不能が生じた場合、すなわち、各副
制御部の受信判断手段が、主制御部から定期的に送信さ
れる命令を設定時間以上受信できないと判断した場合に
は、各副制御部の異常時命令実行手段が記憶手段に記憶
されている異常時出力命令を実行する。
【0103】この結果、初期設定時に通信線の異常時に
おける出力条件電文を、主制御部から各副制御部へ送信
しているために、主制御部と各副制御部との間の通信線
に断線等の異常が発生した場合に、冷凍冷蔵庫の基本機
能を確保し、ひいては信頼性の向上を図ることができる
という効果を奏する。
【0104】また、主制御部に備えられた交流電流を直
流電流に変換する電源回路から一対の直流電流給電線及
び副制御部を通して各種の直流負荷装置に直流電流が供
給されるので、副制御部の簡略化・小型化、ひいてはコ
ストの低減が図れるという効果を奏する。
【0105】請求項2の発明の冷凍冷蔵庫の制御装置
は、以上のように、各副制御部には、冷凍冷蔵庫の基本
動作を予め記憶するための予備記憶手段と、主制御部か
ら定期的に送信される命令を設定時間以上受信できない
か否かを判断する受信判断手段と、この受信判断手段の
判断により主制御部から定期的に送信される命令が設定
時間以上受信できないときにこの予備記憶手段に記憶さ
れた冷凍冷蔵庫の基本動作を実行する予備動作実行手段
とが設けられている一方、上記主制御部は交流電流を直
流電流に変換する電源回路を備え、かつこの主制御部の
電源回路から一対の直流電流給電線及び副制御部を通し
て各種の直流負荷装置に直流電流が供給さ れる構成であ
る。
【0106】これにより、断線等により主制御部と各副
制御部との間に通信不能が生じた場合、すなわち、各副
制御部の受信判断手段が、主制御部から定期的に送信さ
れる命令を設定時間以上受信できないと判断した場合に
は、各副制御部の予備動作実行手段が、予備記憶手段に
記憶された冷凍冷蔵庫の基本動作を実行する。
【0107】したがって、主制御部と各副制御部との間
の通信線に断線等の異常が発生した場合に、冷凍冷蔵庫
の基本機能を確保し、ひいては信頼性の向上を図ること
ができるという効果を奏する。
【0108】また、主制御部に備えられた交流電流を直
流電流に変換する電源回路から一対の直流電流給電線及
び副制御部を通して各種の直流負荷装置に直流電流が供
給されるので、副制御部の簡略化・小型化、ひいてはコ
ストの低減が図れるという効果を奏する。
【0109】請求項3の発明の冷凍冷蔵庫の制御装置
は、以上のように、各副制御部には、各手段における異
常時の動作を各種記憶する各種動作データ記憶手段と、
上記各種動作データ記憶手段に記憶された各種動作デー
タを選択指示する選択手段と、主制御部から定期的に送
信される命令を設定時間以上受信できないか否かを判断
する受信判断手段とが設けられ、この受信判断手段の判
断により主制御部から定期的に送信される命令が設定時
間以上受信できないときに、上記選択手段の選択に基づ
き各種動作データ記憶手段に記憶された各種動作データ
を実行する動作データ実行手段とが設けられている
方、上記主制御部は交流電流を直流電流に変換する電源
回路を備え、かつこの主制御部の電源回路から一対の直
流電流給電線及び副制御部を通して各種の直流負荷装置
に直流電流が供給される構成である。
【0110】これにより、受信判断手段の判断により主
制御部から定期的に送信される命令が設定時間以上受信
できないときには、動作データ実行手段が選択手段の選
択に基づき各種動作データ記憶手段に記憶された各種動
作データを実行する。
【0111】したがって、外付けROM等の予備記憶手
段を有してなくても、各種動作データを選択指示するだ
けで、異常時に対処するため冷凍冷蔵庫の基本動作を実
行することができるので、主制御部と各副制御部との間
の通信線に断線等の異常が発生した場合に、冷凍冷蔵庫
の基本機能を確保し、ひいては信頼性の向上を図ること
ができるという効果を奏する。
【0112】また、主制御部に備えられた交流電流を直
流電流に変換する電源回路から一対の直流電流給電線及
び副制御部を通して各種の直流負荷装置に直流電流が供
給されるので、副制御部の簡略化・小型化、ひいてはコ
ストの低減が図れるという効果を奏する。
【0113】請求項4の発明の冷凍冷蔵庫の制御装置
は、以上のように、通常動作モードと各手段の動作が正
常か否かを判定するためのテストモードとを切り換え操
作し得る切り換え手段が設けられる一方、上記主制御部
には、上記各手段が正常又は異常のいずれであるかを示
す判定データを格納する判定データ記憶手段と、ドアの
開状態時に切り換え手段からテストモードの指示があっ
たときに、上記判定データ記憶手段に記憶された各手段
の判定データに基づき、順次、正常判定データのときは
庫内灯を所定時間点灯させ、異常判定データのときは庫
内灯を所定時間点滅させる庫内灯表示手段とが設けられ
ている構成である。
【0114】これにより、庫内灯を異常用の表示モニタ
ーとして使用するために、例えば、異常用のLED等の
表示器を必要としない。この結果、部品点数の削減を図
ると共に、庫内灯にて故障箇所を確認することができる
ので、故障箇所の確認のために冷凍冷蔵庫を分解する必
要がない。
【0115】したがって、故障内容の確認作業を容易に
行うことができ、ひいては、信頼性の向上を図ることが
できるという効果を奏する。
【0116】請求項5の発明の冷凍冷蔵庫の制御装置
は、以上のように、主制御部には、各副制御部のいずれ
に異常があったのかを示す主制御部表示手段が設けられ
る一方、各副制御部には、各副制御部が制御する各手段
のいずれに異常があったのかを示す副制御部表示手段が
設けられている構成である。
【0117】これにより、冷凍冷蔵庫の各手段に故障が
あった場合に、まず主制御部に設けられた主制御部表示
手段を見ることによって各副制御部のいずれに異常があ
ったを把握することができる。次いで、上記主制御部表
示手段にて異常があった副制御部に設けられた、副制御
部表示手段を見ることによって、各手段のいずれに異常
があったのかを把握することができる。
【0118】したがって、故障内容の確認作業を迅速か
つ容易に行うことができ、ひいては、信頼性の向上を図
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における冷凍冷蔵庫の制御装
置において、副制御部の制御の流れを示すフローチャー
トである。
【図2】上記の冷凍冷蔵庫の制御装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】上記の制御装置における副制御部の構成を示す
ブロック図である。
【図4】上記の冷凍冷蔵庫の制御装置における主制御部
の制御を示すフローチャートである。
【図5】上記制御装置の主制御部における副制御部から
の応答がないときの制御を示すフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施例における冷凍冷蔵庫の制御
装置の構成を示すブロック図である。
【図7】上記制御装置における副制御部の制御の流れを
示すフローチャートである。
【図8】本発明のさらに他の実施例における冷凍冷蔵庫
の制御装置の構成を示すブロック図である。
【図9】上記制御装置における副制御部の制御の流れを
示すフローチャートである。
【図10】上記制御装置の主制御部における内蔵RAM
に格納された構成部品の割当を示す説明図である。
【図11】上記制御装置において庫内灯を使用して故障
確認する状況を示すタイムチャートである。
【図12】本発明のさらに他の実施例における冷凍冷蔵
庫の制御装置の構成を示すブロック図である。
【図13】従来例を示すものであり、冷凍冷蔵庫の制御
装置の構成を示すブロック図である。
【図14】上記制御装置の主制御部及び副制御部の構造
を示す回路図である。
【図15】上記の冷凍冷蔵庫の制御装置における主制御
部の制御を示すフローチャートである。
【図16】上記制御装置の主制御部における副制御部か
らの応答がないときの制御を示すフローチャートであ
る。
【図17】上記制御装置における副制御部の制御の流れ
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
7a ドアスイッチ(スイッチ) 9a ヒータ 10 電動ファン(ファン) 14 電動ダンパ(ダンパ) 20 主制御部 22 主制御部マイコン(異常時出力送信手段) 22b 主制御部マイコン(庫内灯表示手段) 25 副制御部 27 副制御部マイコン(受信判断手段、異常時命令
実行手段) 27a 副制御部マイコン(受信判断手段、予備動作実
行手段、動作データ実行手段) 33 外付けROM(予備記憶手段) 36 通信用電線(通信線) 40 ポート(選択手段) 45 異常用表示LED(主制御部表示手段) 46 異常用表示LED(副制御部表示手段) 47 切換スイッチ(切り換え手段) 48 内蔵RAM(記憶手段) 49 内蔵ROM(各種動作データ記憶手段) 50 内蔵RAM(判定データ記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−154448(JP,A) 特公 平5−66079(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05D 23/00 - 23/32 G05B 19/00 - 19/05

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信機能を有する主制御部と、ファンやダ
    ンパやヒータ等の各出力手段、及びスイッチ等の各入力
    手段を制御する複数の副制御部とを有し、上記主制御部
    は、各副制御部と共通の通信線を介して各出力手段及び
    入力手段の状態を把握するための電文を定期的に送受信
    して各手段の総合的制御を行う冷凍冷蔵庫の制御装置で
    あって、 上記主制御部には、各副制御部との通信不能の場合にお
    ける各副制御部の動作を示す異常時出力命令を各副制御
    部毎に送信する異常時出力送信手段が設けられる一方、
    上記各副制御部には、この異常時出力送信手段による異
    常時出力命令を記憶する記憶手段と、主制御部から定期
    的に送信される命令を設定時間以上受信できないか否か
    を判断する受信判断手段と、この受信判断手段の判断に
    より主制御部から定期的に送信される命令が設定時間以
    上受信できないときにこの異常時出力命令を実行する異
    常時命令実行手段とが設けられている一方、 上記主制御部は交流電流を直流電流に変換する電源回路
    を備え、かつこの主制御部の電源回路から一対の直流電
    流給電線及び副制御部を通して各種の直流負荷装置に直
    流電流が供給されること を特徴とする冷凍冷蔵庫の制御
    装置。
  2. 【請求項2】通信機能を有する主制御部と、ファンやダ
    ンパやヒータ等の各出力手段、及びスイッチ等の各入力
    手段を制御する複数の副制御部とを有し、上記主制御部
    は、各副制御部と共通の通信線を介して各出力手段及び
    入力手段の状態を把握するための電文を定期的に送受信
    して各手段の総合的制御を行う冷凍冷蔵庫の制御装置で
    あって、 上記各副制御部には、冷凍冷蔵庫の基本動作を予め記憶
    するための予備記憶手段と、主制御部から定期的に送信
    される命令を設定時間以上受信できないか否かを判断す
    る受信判断手段と、この受信判断手段の判断により主制
    御部から定期的に送信される命令が設定時間以上受信で
    きないときにこの予備記憶手段に記憶された冷凍冷蔵庫
    の基本動作を実行する予備動作実行手段とが設けられて
    いる一方、 上記主制御部は交流電流を直流電流に変換する電源回路
    を備え、かつこの主制御部の電源回路から一対の直流電
    流給電線及び副制御部を通して各種の直流負荷装置に直
    流電流が供給されること を特徴とする冷凍冷蔵庫の制御
    装置。
  3. 【請求項3】通信機能を有する主制御部と、ファンやダ
    ンパやヒータ等の各出力手段、及びスイッチ等の各入力
    手段を制御する複数の副制御部とを有し、上記主制御部
    は、各副制御部と共通の通信線を介して各出力手段及び
    入力手段の状態を把握するための電文を定期的に送受信
    して各手段の総合的制御を行う冷凍冷蔵庫の制御装置で
    あって、 上記各副制御部には、各手段における異常時の動作を各
    種記憶する各種動作データ記憶手段と、上記各種動作デ
    ータ記憶手段に記憶された各種動作データを選択指示す
    る選択手段と、主制御部から定期的に送信される命令を
    設定時間以上受信できないか否かを判断する受信判断手
    段とが設けられ、この受信判断手段の判断により主制御
    部から定期的に送信される命令が設定時間以上受信でき
    ないときに、上記選択手段の選択に基づき各種動作デー
    タ記憶手段に記憶された各種動作データを実行する動作
    データ実行手段とが設けられている一方、 上記主制御部は交流電流を直流電流に変換する電源回路
    を備え、かつこの主制御部の電源回路から一対の直流電
    流給電線及び副制御部を通して各種の直流負荷装置に直
    流電流が供給されること を特徴とする冷凍冷蔵庫の制御
    装置。
  4. 【請求項4】通信機能を有する主制御部と、ファンやダ
    ンパやヒータ等の各出力手段、及びスイッチ等の各入力
    手段を制御する複数の副制御部とを有し、上記主制御部
    は、各副制御部と共通の通信線を介して各出力手段及び
    入力手段の状態を把握するための電文を定期的に送受信
    して各手段の総合的制御を行う冷凍冷蔵庫の制御装置で
    あって、 通常動作モードと各手段の動作が正常か否かを判定する
    ためのテストモードとを切り換え操作し得る切り換え手
    段が設けられる一方、上記主制御部には、上記各手段が
    正常又は異常のいずれであるかを示す判定データを格納
    する判定データ記憶手段と、ドアの開状態時に切り換え
    手段からテストモードの指示があったときに、上記判定
    データ記憶手段に記憶された各手段の判定データに基づ
    き、順次、正常判定データのときは庫内灯を所定時間点
    灯させ、異常判定データのときは庫内灯を所定時間点滅
    させる庫内灯表示手段とが設けられていることを特徴と
    する冷凍冷蔵庫の制御装置。
  5. 【請求項5】通信機能を有する主制御部と、ファンやダ
    ンパやヒータ等の各出力手段、及びスイッチ等の各入力
    手段を制御する複数の副制御部とを有し、上記主制御部
    は、各副制御部と共通の通信線を介して各出力手段及び
    入力手段の状態を把握するための電文を定期的に送受信
    して各手段の総合的制御を行う冷凍冷蔵庫の制御装置で
    あって、 上記主制御部には、各副制御部のいずれに異常があった
    のかを示す主制御部表示手段が設けられる一方、各副制
    御部には、各副制御部が制御する各手段のいずれに異常
    があったのかを示す副制御部表示手段が設けられている
    ことを特徴とする冷凍冷蔵庫の制御装置。
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