JP2938503B2 - 内装品の製造方法 - Google Patents

内装品の製造方法

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内装品本体に表皮材が設けられた内装品を
製造する方法に関する。
(従来の技術) 従来より、例えば自動車のドアトリム等の内装品に高
級感を付与するために、例えばハードボード製の内装品
本体に布地等の表皮材を設けることが一般によく行われ
ている。そして、その製造の要領は、まず、内装品本体
に表皮材を配置し、次いで、該表皮材の外周端部を上記
装飾品本体にウェルダ溶着することにより、内装品本体
に表皮材が設けられた内装品を製造するようになされて
いる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、内装品が例えば自動車用内装品としてのド
アトリムである場合、該ドアトリムのアッパ部分には、
ドアトリムをボディに対して組み付ける際に位置決めす
る位置決め用突起が設けられていてプレス成形等により
製作し難いなどの不都合がある。
そこで、上記アッパ部分をトリム本体とは切り離して
独立したアッパ部材となし、該アッパ部材を比較的製作
の自由度の大きいポリプロピレン等のポリオレフィン系
樹脂やABS樹脂、あるいは金属等でもって構成すること
が考えられる。
しかし、このようにアッパ部材をポリオレフィン系樹
脂やABS樹脂、あるいは金属等で構成すると、該アッパ
部材にはその材質上、表皮材をウェルダ溶着し得ないと
いう問題が生ずる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、上述の如く、ドアトリル等の内装
品本体を、表皮材をウェルダ溶着し得るウェルダ溶着性
部材と、表皮材をウェルダ溶着し得ない非ウェルダ溶着
性部材とに分割して構成し、かつ上記ウェルダ溶着性部
材側に適切な手段を講ずることにより、上記非ウェルダ
溶着性部材側に上記表皮材を恰もウェルダ溶着した如く
接合せんとすることにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、内
装品本体に表皮材が設けられた内装品を製造する方法と
して、まず、非ウェルダ溶着性部材とウェルダ溶着性部
材とに分割して構成され、該ウェルダ溶着性部材の上記
非ウェルダ溶着性部材との接合側に非ウェルダ溶着性部
材側に延び基端に易除去手段を有する延設部が一体に設
けられた内装品本体を用意する。次いで、該内装品本体
の上記ウェルダ溶着性部材に上記表皮材をその縁部が上
記延設部に対応位置するように非ウェルダ溶着性部材側
にはみ出させて配置する。その後、上記表皮材の外周端
部を上記ウェルダ溶着性部材にウェルダ溶着した後、該
ウェルダ溶着性部材の延設部を上記易除去手段により取
り除く。しかる後、該延設部が取り除かれたウェルダ溶
着性部材に上記非ウェルダ溶着性部材を接合した後、該
非ウェルダ溶着性部材に上記延設部が取り除かれた表皮
材部分を貼り合わせるようにする。
(作用) 上記の構成により、本発明方法では、表皮材は、その
縁部が内装品本体を構成するウェルダ溶着性部材の延設
部に対応位置するように非ウェルダ溶着性部材側にはみ
出して配置され、この状態で、外周端部が上記ウェルダ
溶着性部材にウェルダ溶着される。その後、上記延設部
が易除去手段によりウェルダ溶着性部材から取り除かれ
た後、該延設部が取り除かれたウェルダ溶着性部材に上
記非ウェルダ溶着性部材が接合され、しかる後、該非ウ
ェルダ溶着性部材に上記延設部が取り除かれた表皮材部
分が貼り合わされる。
したがって、例えばポリオレフィン系樹脂やABS樹
脂、あるいは金属等のようにその材質上、表皮材をウェ
ルダ溶着し得ない非ウェルダ溶着性部材を構成部材とし
て有する内装品本体であっても、上記非ウェルダ溶着性
部材側に上記表皮材が恰もウェルダ溶着した如く接合さ
れることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本発明方法により製造された内
装品としての自動車等車両のドアトリムAを示し、該ド
アトリムAは、内装品本体としてのトリム本体1、該ト
リム本体1の表面全体に貼り合わされたウェルダフォー
ム2、上記トリム本体1に上記ウェルダフォーム2を介
して貼り合わされた合成繊維や天然繊維等を織成した布
地等の表皮材3及び同じく上記トリム本体1に上記表皮
材3を囲むようにウェルダフォーム2を介して貼り合わ
されたレザー4でもって構成されている。そして、上記
トリム本体1は、例えばハードボード等からなるウェル
ダ溶着性部材5と、ポリプロピレン等のポリオレフィン
系樹脂からなるアッパ部材としての非ウェルダ溶着性部
材6とに分割して構成されている。
このように構成されたドアトリムAの製造要領を説明
するに、まず、上記非ウェルダ溶着性部材6とウェルダ
溶着性部材5とに分割して構成されたトリム本体を用意
する。そして、該トリム本体1を構成する上記ウェルダ
溶着性部材5の上端には、第3図に示すように、上記非
ウェルダ溶着性部材6との接合側に非ウェルダ溶着性部
材6側に延びる一対の延設部5a,5aが所定間隔をあけて
一体に設けられている。さらに、該各延設部5aの基端に
は、ウェルダ溶着性部材5上端縁に沿って延びる易除去
手段としての複数のスリット5b,5b,5bが形成されてい
る。
次いで、第4図に示すように、上記トリム本体1のウ
ェルダ溶着性部材5をウェルダ溶着装置7の下側ウェル
ダ金型(ウェルダ電極)8上に載置した後、上記ウェル
ダ溶着性部材5の表面全体に上記ウェルダフォーム2を
配置し、その後、表皮材3をその一部がウェルダフォー
ム2の表面に位置するように上記ウェルダ溶着性部材5
の上部側に配置する。この際、上記表皮材3を、第3図
仮想線にて示すように、その縁部が上記各延設部5aに対
応位置するように非ウェルダ溶着性部材6側にはみ出さ
せて配置する。
その後、上記表皮材3とウェルダ溶着性部材5との重
合部を切り欠いた略『U』字形のレザー4を、上記ウェ
ルダ溶着性部材5の表面に上記表皮材3を囲むように配
置し後、上記ウェルダ溶着装置7の上側ウェルダ金型
(ウェルダ電極)9を下降させることにより、上記表皮
材3の外周縁部を上記両下側および上側ウェルダ金型8,
9で狭圧し、これにより上記表皮材3の外周端部を上記
ウェルダ溶着性部材5にウェルダフォーム2を介してウ
ェルダ溶着する。
しかる後、上記ウェルダ溶着性部材5の各延設部5aを
上記各スリット5bにより切断して取り除く。
その後、第2図に示すように、該各延設部5aが取り除
かれたウェルダ溶着性部材5の係合孔5cに上記非ウェル
ダ溶着性部材6の係合突起6aを係合させることにより、
上記非ウェルダ溶着性部材6をウェルダ溶着性部材5に
接合する。しかる後、該非ウェルダ溶着性部材6に上記
各延設部5aが取り除かれた表皮材3部分を巻き付けて貼
り合わせることにより、上記トリム本体1に表皮材3が
一体的に接合されたドアトリムAを得る。
このように、本実施例では、表皮材3を、その縁部が
内装品本体1を構成するウェルダ溶着性部材5の両延設
部5a,5aに対応位置するように非ウェルダ溶着性部材6
側にはみ出させて配置し、この状態で、外周端部をウェ
ルダ溶着装置7により上記ウェルダ溶着性部材5にウェ
ルダ溶着させる。その後、上記各延設部5aをスリット5b
によりウェルダ溶着性部材5から切断して取り除いた
後、該各延設部5aが取り除かれたウェルダ溶着性部材5
に上記非ウェルダ溶着性部材6を接合し、しかる後、該
非ウェルダ溶着性部材6に上記各延設部5aが取り除かれ
た表皮材3部分を貼り合わせる。
したがって、材質上、表皮材3をウェルダ溶着し得な
い非ウェルダ溶着性部材6を構成部材として有するトリ
ム本体1の上記非ウェルダ溶着性部材6側に、上記表皮
材3を恰もウェルダ溶着した如く接合することができ
る。
なお、上記実施例では、ウェルダ溶着性部材5に一対
の突起状の延設部5a,5aを形成したが、これに限らず、
例えば第3図に一点鎖線にて示すように、長手方向全長
に亘って延設部5aを形成するようにすることも採用可能
である。また、上記各延設部5aを取り除き易くする手段
としてスリット5bを形成したが、溝を形成するようにし
てもよく、要は各延設部5aを取り除き易いような手段で
あれば如何なる手段であってもよい。
また、上記実施例では、レザー4として予め略『U』
字形状に裁断したものを用いたが、これに限らず、例え
ば矩形のレザー4を用いてウェルダ溶着後に該レザー4
を表皮材3の外周に沿って切断するようにしてもよい。
さらに、上記実施例では、非ウェルダ溶着性部材6が
ポリオレフィン系樹脂である場合を示したが、これに限
らず、例えば金属等のようにその材質上、表皮材をウェ
ルダ溶着し得ないものであれば如何なる材質のものであ
ってもよい。
また、上記実施例では、内装品がドアトリムAである
場合を示したが、これに限らず、例えばインストルメン
トパネルやドアパネル等の他の自動車用内装品や、自動
車用内装品以外の内装品にも適用可能なことは勿論であ
る。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明方法によれば、内装品本
体のウェルダ溶着性部材に表皮材をその縁部がウェルダ
溶着性部材の延設部に対応位置するように非ウェルダ溶
着性部材側にはみ出させて配置した状態で、上記表皮材
の外周端部を上記ウェルダ溶着性部材にウェルダ溶着
し、その後、該ウェルダ溶着性部材の延設部をその基端
の易除去手段により取り除いた後、該延設部が取り除か
れたウェルダ溶着性部材に上記非ウェルダ溶着性部材を
接合し、しかる後、該非ウェルダ溶着性部材に上記延設
部が取り除かれた表皮材部分を貼り合わせるようにす
る。したがって、例えばポリオレフィン系樹脂やABS樹
脂、あるいは金属等のようにその材質上、表皮材をウェ
ルダ溶着し得ない非ウェルダ溶着性部材を構成部材とし
て有する内装品本体であっても、上記非ウェルダ溶着性
部材側に上記表皮材を恰もウェルダ溶着した如く接合す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はドアトリムの正
面図、第2図は同縦断側面図、第3図はウェルダ溶着性
部材の正面図、第4図はトリム本体に表皮材をウェルダ
溶着する工程を示す溶着工程図である。 1……トリム本体(内装品本体) 3……表皮材 5……ウェルダ溶着性部材 5a……延設部 5b……スリット(易除去手段) 6……非ウェルダ溶着性部材 A……ドアトリム(内装品)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 31:58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内装品本体に表皮材が設けられた内装品を
    製造する方法であって、 非ウェルダ溶着性部材とウェルダ溶着性部材とに分割し
    て構成され、該ウェルダ溶着性部材の上記非ウェルダ溶
    着性部材との接合側に非ウェルダ溶着性部材側に延び基
    端に易除去手段を有する延設部が一体に設けられた内装
    品本体を用意し、 該内装品本体の上記ウェルダ溶着性部材に上記表皮材を
    その縁部が上記延設部に対応位置するように非ウェルダ
    溶着性部材側にはみ出させて配置し、 次いで、上記表皮材の外周端部を上記ウェルダ溶着性部
    材にウェルダ溶着した後、該ウェルダ溶着性部材の延設
    部を上記易除去手段により取り除き、 その後、該延設部が取り除かれたウェルダ溶着性部材に
    上記非ウェルダ溶着性部材を接合した後、該非ウェルダ
    溶着性部材に上記延設部が取り除かれた表皮材部分を貼
    り合わせることを特徴とする内装品の製造方法。
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