JP2938466B2 - テキスト音声合成システム - Google Patents

テキスト音声合成システム

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JP2938466B2 JP1054793A JP5479389A JP2938466B2 JP 2938466 B2 JP2938466 B2 JP 2938466B2 JP 1054793 A JP1054793 A JP 1054793A JP 5479389 A JP5479389 A JP 5479389A JP 2938466 B2 JP2938466 B2 JP 2938466B2
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昭一 佐々部
順子 小松
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、テキスト音声合成システムに関し、より詳
細には、単語分割あるいは言語解析結果を編集する機能
を備えたテキスト音声合成システムに関する。
従来技術 テキスト音声合成システムでは、一般に、読み、アク
セント、ポーズ、イントネーションを生成するために、
言語解析処理を行なって入力文字列を単語単位に分割
し、それらの単語の読み、アクセント、品詞情報などを
抽出し、これらの情報から音韻韻律記号を生成してい
る。しかしながら、該言語解析処理で誤解析を生じるこ
とが少なくない。したがって、正しい読み、アクセン
ト、イントネーションを与えるため、従来は以下のよう
な方法を採っている。
(1)言語解析、音韻員律記号生成を行なった結果、得
られる音韻韻律記号列の一部を修正することによって正
しい発生を実行させる。
(2)テキスト音声合成専用の入力文章作成ワープロ
で、そのかな漢字変換の際、同時に単語、文節の区切
り、読みを確定し、言語解析処理でそれらのアクセント
を定める。
また、テキスト音声合成システムでは、前述のよう
に、読み、アクセント、ポーズ、イントネーションを生
成するために、言語解析処理を行なって入力文字列を単
語単位に分割し、それらの言語の読み、アクセント、品
詞情報などを抽出し、これらの情報から音韻韻律記号を
生成している。この言語解析に使用する単語辞書にあら
ゆる単語を登録するのは無理であり、通常、数十万語程
度であり、略語や固有名詞などが未登録語となることが
ある。よって、一般には言語解析処理処理中で未登録語
を行ない、その単語表記、読み、アクセントなどを決定
している。しかしながら、この未登録語処理で誤りが生
じることが少なくない。また、日本語には同形語(表記
が同じで読みが異なる単語)が存在し、これらを正しく
判断して一つの単語に決定することも容易ではなく、誤
りが生じることが少なくない。したがって、所望の発声
を行なわせるための手段が必要となる。
前記従来技術では以下のような問題点がある。(1)
では、音韻韻律記号が慣れない人にはわかりにくい記号
列である場合が多く、また、単語に対応する音韻記号を
見つけることには時間がかるため、音韻韻律記号を修正
するのは容易ではない。(2)では、音声出力をする場
合には、必ず専用のワープロを使わなければならず、他
のテキストファイルをそのまま読ませることができな
い。また、アクセントの指定をするにはやはり音韻韻律
記号を修正しなければならない。
目的 本発明は、上述のごとき欠点を解決するためになされ
たもので、単語分割あるいは言語解析結果を編集する機
能を備えることによって、正しいあるいは所望の読みや
アクセントを指定できるようにし、より自然な発声がで
きるテキスト音声合成システムを提供することを目的と
してなされたものである。
構成 本発明は、上記目的を達成するために、文字情報を音
声に変換して出力するテキスト音声合成システムにおい
て、言語解析部と、言語解析結果を表示するとともに表
示された情報の修正、追加、削除ができる言語解析結果
編集部と、音韻・韻律記号生成部と、規則音声合成部と
を有し、(1)前記言語解析部で同形語の存在が検出さ
れた場合、前記言語解析結果編集部は、該同形語を選択
できるようにしたこと、或いは、(2)前記言語解析結
果編集部は、言語解析結果から生成される韻律情報につ
いての編集も可能であること、或いは、(3)前記言語
解析結果編集部での言語解析結果の単語の分割位置を修
正した場合、変更部分以降を再度言語解析して表示しな
おすことを特徴としたものである。以下、本発明の実施
例に基づいて説明する。
第1図は、本発明によるテキスト音声合成システムの
一実施例を説明するための構成図で、図中、1は文字入
力部、2は形態素解析部、3は解析結果編集部、4は係
り受け解析部、5は韻律記号生成部、6は音声合成部、
7は単語辞書、8は表示入力制御部、9はディスプレ
イ、10はキーボード、11はスピーカである。
日本語文章は文字入力部1から入力され、必要ならば
文字変換などを行なって、発声させようとする文字列を
形態素解析部2に送る。形態素解析部2では文字列を単
語単位に分割し、それぞれに品詞、活用形などの形態情
報、および、アクセント型、読み記号などを付加して出
力する。解析結果編集部3では、入出力装置および入出
力制御部を介して、これらの情報を必要、所望に応じて
修正した後、係り受け解析部4で係り受け関係、構文情
報、文節間分離度などを抽出する。こうして得られた種
々の情報から、韻律記号生成部5で、読み、アクセン
ト、ポーズ、イントネーションなどを含む韻律記号列を
生成し、それに従って音声合成部6で音声を合成する。
文字入力部1、形態素解析部2、係り受け解析部4、韻
律記号生成部5、音声合成部6は、従来技術によって実
現できる。
解析結果の編集においては、抽出された少なくとも一
つの、発声に関する情報を表示、修正できれば良く、例
えば第2図のようにディスプレイ9に結果が表示され、
修正にはその箇所へカーソル(四角の点線で表示してあ
る)を移動して書き直すことができるようなエディター
で実現できる。それらの情報を表示では、読みはひらが
な、カタカナ、発音記号、音韻記号、音韻番号などで、
品詞、アクセントなどは、そのシステムにおける分類に
基づくコード、分類名で、表示すれば良い。また、同形
語が検出された場合に、その複数の候補を保持し、解析
結果編集部において選択できるようにすれば、所望の読
みとアクセントを与えることができる。さらに単語の分
割位置が誤っており、それを修正した際には、予め蓄え
られた複数の解析結果から適した候補を表示したり、ま
たはそれ以降の文字列の解析をやり直し、新たに表示す
るようにすれば、修正の作業を軽減することができる。
また、解析結果編集部を第1図の係り受け解析の次に
配置して、係り受け解析の結果も含めて編集するように
しても良い。そのようにすれば、ポーズ位置、ポーズ
長、呼気段落、声立てなども所望に合せて修正できる。
さらに、解析結果および編集結果をファイルとして出
力し、そのファイルを読み込んで韻律記号の生成、音声
の合成が起動できるようにすれば、所望の発声形態を保
存でき、常に所望の合成音声を得ることができる。
効果 以上の説明から明らかなように、本発明によると、テ
キスト音声合成システムの言語解析結果に誤り、または
未登録語があっても容易に修正でき、結果として所望の
読み、アクセントによる合成音声を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるテキスト音声合成システムの一
実施例を説明するための構成図、第2図は、ディスプレ
イの表示を示す図である。 1……文字入力部、2……形態素解析部、3……解析結
果編集部、4……係り受け解析部、5……韻律記号生成
部、6……音声合成部、7……単語辞書、8……表示入
力制御部、9……ディスプレイ、10……キーボード、11
……スピーカ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−100797(JP,A) 特開 昭62−271053(JP,A) 特開 昭63−217400(JP,A) 特開 昭63−157261(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10L 3/00 - 9/20 G06F 15/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字情報を音声に変換して出力するテキス
    ト音声合成システムにおいて、言語解析部と、言語解析
    結果を表示するとともに表示された情報の修正、追加、
    削除ができる言語解析結果編集部と、音韻・韻律記号生
    成部と、規則音声合成部とを有し、前記言語解析部で同
    形語の存在が検出された場合、前記言語解析結果編集部
    は、該同形語を選択できるようにしたことを特徴とする
    テキスト音声合成システム。
  2. 【請求項2】文字情報を音声に変換して出力するテキス
    ト音声合成システムにおいて、言語解析部と、言語解析
    結果を表示するとともに表示された情報の修正、追加、
    削除ができる言語解析結果編集部と、音韻・韻律記号生
    成部と、規則音声合成部とを有し、前記言語解析結果編
    集部は、言語解析結果から生成される韻律情報について
    の編集も可能であることを特徴とするテキスト音声合成
    システム。
  3. 【請求項3】文字情報を音声に変換して出力するテキス
    ト音声合成システムにおいて、言語解析部と、言語解析
    結果を表示するとともに表示された情報の修正、追加、
    削除ができる言語解析結果編集部と、音韻・韻律記号生
    成部と、規則音声合成部とを有し、前記言語解析結果編
    集部での言語解析結果の単語の分割位置を修正した場
    合、変更部分以降を再度言語解析して表示しなおすこと
    を特徴とするテキスト音声合成システム。
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JPH0627984A (ja) * 1992-07-07 1994-02-04 A T R Jido Honyaku Denwa Kenkyusho:Kk 音声規則合成装置
JP3270356B2 (ja) * 1996-12-04 2002-04-02 株式会社ジャストシステム 発話文書作成装置,発話文書作成方法および発話文書作成手順をコンピュータに実行させるプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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