JP2614912B2 - 文章読み上げ装置 - Google Patents

文章読み上げ装置

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JP2614912B2
JP2614912B2 JP1004175A JP417589A JP2614912B2 JP 2614912 B2 JP2614912 B2 JP 2614912B2 JP 1004175 A JP1004175 A JP 1004175A JP 417589 A JP417589 A JP 417589A JP 2614912 B2 JP2614912 B2 JP 2614912B2
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良明 寺本
隆之 大山
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 漢字かな混じり文を自然な音声で読み上げる文章読み
上げ装置に関し、 表形式の文章をその見出し欄に設定されている桁およ
び助数詞を含めて読み上げることを目的とし、 漢字かな混じり文が入力され、その言語解析により得
られた読みその他の音韻情報、および単語間のポーズ、
アクセント結合その他の韻律情報に基づいて音声を合成
する文章読み上げ装置において、表形式の文章が入力さ
れたときに、その見出し欄に設定されている各欄ごとの
桁および助数詞を検出する桁・助数詞検出手段と、表形
式の文章から、その桁および助数詞を含めた読み上げ形
式の文章を作成し言語解析に供する読み上げ形式作成手
段とを備え構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、日本語の漢字かな混じり文(テキスト)を
自然な音声で読み上げる文章読み上げ装置に関する。
従来の音声合成は、音韻情報および韻律情報を人手に
より与え、「規則による合成」の手法を用いて目的の音
声を発生させるものであった。
ところで、ワードプロセッサやOCR技術の発達により
日本語文章の入力は容易になっているが、その校正作業
においては、現在でも例えば二人の一方が読み手になっ
た読み合わせが行われている。
したがって、今後の音声合成システムでは、これらの
日本語文章(分かち書き化されていない漢字かな混じり
文)から直接、連続音声に自動変換し、読み上げること
ができる装置が望まれている。
〔従来の技術〕
漢字かな混じり文を読み上げるには、文章中の単語を
正しく認定(同定)し、単語に正しい音韻(読み)とア
クセントを自動付与するとともに、文に自然なアクセン
ト,ポーズ,イントネーションなどを自動付与するため
の言語解析技術が必要である。
したがって、入力装置から入力された漢字かな混じり
文を読み上げる文章読み上げ装置の構成は、この言語解
析を行う言語処理部と、ここで得られた音韻情報および
韻律情報をもとに対応する音声を合成する音声合成部と
に大きく分けることができる。
すなわち、言語処理部は、入力された漢字かな混じり
文を所定の単位(単語、単語列)に分解し、それぞれの
読み、アクセント情報、文法情報を付与した後に、再び
複合語、文節、文節相互の関係(アクセント句、呼気段
落)の順に高次の言語単位に再構成する処理を行い、複
合した語あるいは文としての音韻情報の修正およびアク
セント、イントネーションなどの韻律情報を決定し、各
情報を音声合成部に渡す構成である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このような文章読み上げ装置では、例えば
数字を多く含む表(例えば伝票類)が入力された場合に
は、記載されている数字は通常そのままの状態で読み上
げられるので、ときには数字の羅列になってしまうこと
があった。したがって、読み合わせによる校正作業など
を容易にするためには、その見出し欄に設定されている
桁および助数詞を含めて読み上げることが有効とされて
いる。
ところが、従来方式において桁および助数詞を含めた
読み上げを行うには、各表形式ごとに特別な設定が必要
であり、表形式が異なるごとにその設定も変更しなけれ
ばならなかった。
本発明は、数表その他の表形式の文章をその見出し欄
に設定されている桁および助数詞を含めて読み上げるこ
とができる文章読み上げ装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の原理ブロック図である。
図において、文章読み上げ装置は、漢字かな混じり文
が入力され、その言語解析により得られた読みその他の
音韻情報、および単語間のポーズ、アクセント結合その
他の韻律情報に基づいて音声を合成する構成である。
桁・助数詞検出手段11は、表形式の文章が入力された
ときに、その見出し欄に設定されている各欄ごとの桁お
よび助数詞を検出する。
読み上げ形式作成手段13は、表形式の文章から、その
桁および助数詞を含めた読み上げ形式の文章を作成し言
語解析に供する。
また、読み上げ形式の設定および変更を行う読み上げ
形式設定変更手段15を備える構成としてもよい。
〔作 用〕
本発明は、数表その他の表形式の文章が入力された場
合には、桁・助数詞検出手段11がその見出し欄の解析を
行い、各欄ごとに設定されている桁および助数詞を検出
し、読み上げ形式作成手段13が、見出し欄以降の行につ
いて、その桁および助数詞を含めた読み上げ形式の文章
を作成することにより、桁および助数詞を見出し欄に設
定するだけで、各欄の読み上げをそれを含めて行うこと
ができる。
また、読み上げ形式の設定および変更を行う読み上げ
形式設定変更手段15を設けることにより、ユーザによる
その設定変更を自由に行うことができる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に
説明する。
第2図は、本発明の一実施例構成を示すブロック図で
ある。
図において、主制御部21には、入力装置23、前処理部
25、単語同定部27、音韻・音律処理部29、音声合成部31
およびスピーカ33が接続される。また、単語同定部27に
は単語辞書35が接続され、音声合成部31には音声ファイ
ル37が接続される。なお、前処理部25、単語同定部27、
音韻・韻律処理部29は、言語処理部を機能分割したもの
である。
入力装置23から入力された漢字かな混じり文は、前処
理部25において蓄積および所定の単位(例えば句読点ご
と、表の各欄ごと)の分割処理が行われる。
単語同定部27は、単語辞書35を参照しながら単語ある
いは単語列を同定し、それぞれの読み、アクセント情
報、文法情報を取り出す。
音韻・韻律処理部29は、複合語、文節、文節相互の関
係の順に高次の言語単位に再構成する処理を行う。すな
わち、単語同定部27で得られた単語の読みをもとに、単
語の連接によって生ずる連濁あるいは音便化情報を得る
音韻規則、および単語・文節境界の文法情報をもとに、
アクセント句、呼気段落の決定、その他音調制御情報を
得る韻律規則に従って、音声合成に必要な種々の制御情
報(音韻情報および韻律情報)を作成する。
音声合成部31は、音声ファイル37を参照して各制御情
報に従った音声信号を合成し、スピーカ33から連続音声
として出力する。
ここで、本発明の特徴とする構成として、前処理部25
に、数表その他の表形式の文章が入力された場合には、
桁・助数詞辞書41を参照してその見出し欄の解析を行
い、各欄ごとに設定されている桁および助数詞を検出す
る桁・助数詞検出部43と、表の見出し欄以降の行につい
て、各欄ごとに設定されている桁および助数詞を含めた
読み上げ形式の文章を作成する読み上げ形式作成部45と
を設ける。
なお、本実施例の説明では、ワードプロセッサなどに
おいて、同じ文面で宛名などの一部が違う文書を作成す
る場合に使う「差し込み印刷」方式を用いた例を示す。
ここで、「差し込み印刷」とは、共通な文面の部分(差
し込み元文書)と宛名などの部分(差し込みデータ)を
別文書として作成し、差し込み元文書に差し込みデータ
を挿入する位置を所定の制御記号 で指定することにより、印刷時に指定された範囲 に差し込みデータが順に上書きされて印刷される機能を
いう。
すなわち、桁・助数詞検出部43では、見出し欄の桁あ
るいは助数詞を差し込み元文書とし、見出し欄以降の各
欄の内容を差し込みデータとする差し込み形式文章 を作成する。読み上げ形式作成部45では、この差し込み
形式文章の各差し込み箇所に対して差し込み処理を行
い、表の各行ごとに桁および助数詞を含めた読み上げ形
式の文章を作成する。
第3図は、本発明実施例部分の動作を説明するフロー
チャートである。
以下、第2図および第3図を参照して、下表を読み上
げる動作について説明する。
入力装置23から前処理部25に罫線を含んだ表形式の文
章が入力されると、その1行分のデータから罫線によっ
て区切られた各欄(コラム)ごとの切り出しを行う。す
なわち、まず見出し欄の1行分のデータから各欄ごとに
「、」で区切り、「商品名、単価(円)、数量(個)、
金額(百円)」として桁・助数詞検出部43に送出する。
桁・助数詞検出部43では、桁・助数詞辞書41を参照し
てカッコ記号内の語句を解析し、桁・助数詞辞書41に登
録されているものと一致した場合にはそれを桁および助
数詞として識別する。さらに、上述したような差し込み
形式文章 を作成し、読み上げ形式作成部45に送出する。
なお、この差し込み形式文章を入力装置43のディスプ
レイその他に表示し、ユーザがそのキーボードその他か
ら自由に変更し、また桁・助数詞以外の他の語句の設定
を可能にする構成としてもよい。
読み上げ形式作成部45では、表の2行目の内容が「フ
ロッピー」、「500」、「20」、「100」として入力され
たときに、差し込み形式文章の各差し込み箇所に対して
それぞれ差し込み処理を行い、読み上げ形式の文章「フ
ロッピー、500円、20個、10000円」を作成して次の単語
同定部27に送出する。
このように、表の見出し欄以降の行が桁および助数詞
を含めた文章に自動手に変換されるので、その見出し欄
に桁および助数詞を所定の方法(本実施例ではカッコ書
き)により設定すれば、容易にそれを含めた読み上げを
行うことが可能になる。
以上、表形式の文章をその見出し欄に設定されている
桁および助数詞を含めて読み上げる実施例として、「差
し込み印刷」方式により読み上げ形式の文章を作成する
構成を示したが、この方式はユーザが直感的に分かり易
く容易にその設定変更が可能であるが、例えば各欄と見
出し欄との照合をとり、設定されている桁および助数詞
をその都度結合する構成としても、本発明の実施が可能
である。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、表形式の文章に対
して、その見出し欄に設定されている桁および助数詞を
含めて読み上げることができるので、各欄の数字などが
聴き取りやすくなる、また、読み上げにおいて数字が羅
列されることもなく各欄のチェックが容易となり、実用
的には極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例構成を示すブロック図、 第3図は本発明実施例部分の動作を説明するフローチャ
ートである。 図において、 11は桁・助数詞検出手段、 13は読み上げ形式作成手段、 21は主制御部、 23は入力装置、 25は前処理部、 27は単語同定部、 29は音韻・韻律処理部、 31は音声合成部、 33はスピーカ、 35は単語辞書、 37は音声ファイル、 41は桁・助数詞辞書、 43は桁・助数詞検出部、 45は読み上げ形式作成部である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】漢字かな混じり文が入力され、その言語解
    析により得られた読みその他の音韻情報、および単語間
    のポーズ、アクセント結合その他の韻律情報に基づいて
    音声を合成する文章読み上げ装置において、 表形式の文章が入力されたときに、その見出し欄に設定
    されている各欄ごとの桁および助数詞を検出する桁・助
    数詞検出手段(11)と、 前記表形式の文章から、その桁および助数詞を含めた読
    み上げ形式の文章を作成し言語解析に供する読み上げ形
    式作成手段(13)と を備えたことを特徴とする文章読み上げ装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の文章読み上げ装置にお
    いて、 読み上げ形式の設定および変更を行う読み上げ形式設定
    変更手段(15)を備えたことを特徴とする文章読み上げ
    装置。
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