JP2801622B2 - テキスト音声合成方法 - Google Patents

テキスト音声合成方法

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JP2801622B2
JP2801622B2 JP1031950A JP3195089A JP2801622B2 JP 2801622 B2 JP2801622 B2 JP 2801622B2 JP 1031950 A JP1031950 A JP 1031950A JP 3195089 A JP3195089 A JP 3195089A JP 2801622 B2 JP2801622 B2 JP 2801622B2
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accent
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順子 小松
哲也 酒寄
昭一 佐々部
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、テキスト音声合成方法、より詳細には、テ
キスト音声合成装置の文章入力方法に関する。
従来技術 テキスト音声合成装置において、通常各単語の読み
は、システムが辞書引きを行い言語解析して決定するた
め、ユーザがシステムが決定するものとは異なる特殊な
読みやアクセントで読ませたい単語がある場合は、従来
は以下の3つの方法がとられていた。
(1)入力文章を通常の辞書を用いて言語解析し、読
み、アクセント、イントネーションなどを生成した結果
を中間表現(読み、アクセント、イントネーションなど
を表わす記号例のことで、以後、韻律記号例と呼ぶ)と
して出力し、その韻律記号例の一部を書き直すことによ
って、特殊な読みやアクセントを実現する方法。
(2)テキスト音声合成専用の入力文章作成ワープロを
持ち、ワープロのかな漢字変換時に同時に、全ての単
語、文節の切れ目や読みを指定してしまう方法(この場
合、言語解析は、アクセントの付与のみとなる)。
(3)入力文章中で特殊な読みをさせたい単語を含む文
節の部分に、エスケープシーケンスを挿入し、その部分
だけは、言語解析を行わないように指定する方法。しか
し、 (1)の方法では、韻律記号列が素人には、わかりに
くい記号列の場合が多く、読みを変更したい単語に対応
する記号列がどこにあるかをさがして変更するのは容易
ではない。
(2)の方法では、テキスト音声合成で音声出力する
場合には、常に専用のワープロを使用しなければなら
ず、既存のテキストファイルをそのまま読ませることが
できないので、汎用性に欠ける。また、特殊な読みは指
定できても、アクセントの指定までしようとすると、や
はり韻律記号列を直接変更しなければならないが、素人
には容易ではない。
(3)の方法は、入力文章中に特殊な読みやアクセン
トの指定を挿入するので、(1)、(2)の方法に比べ
て、容易である。しかし、特殊な読みやアクセントを指
定したい単語だけでなく、それを含む文節全体の読み、
アクセントを指定してやらなければならない。これは、
特別に指定を挿入した部分については、言語解析をスキ
ップするようになっているためであり、いくつかの単語
が集まって文節を構成した場合に発生するアクセント結
合など高度なアクセントに関する知識を知らないと、文
節全体の正しいアクセントを指定するのは困難であり、
予め指定した部分のアクセントやイントネーションだけ
が不自然になってしまう恐れがある。
テキスト音声合成においては、文章を入力すればそれ
が正確に言語解析され、100%正しい読み、アクセント
で音声出力されるのが理想的である。しかし、人名の
“幸子”を、“さちこ”と読むか“ゆきこ”と読むかと
いうように、その時々によって読みが異なるものについ
ては、どんな高度な言語解析を行ってもその読みを正し
く判断することはできない。このように、同形語(表記
が同じで、読みが異なる単語)の読み分けには、言語解
析だけでは不可能なものが多く、これらに対しては、予
めユーザが正しい読みやアクセントを指定してやる以外
に正確な出力を得る方法はない。
そこで、入力文章中のある単語に特殊な読みやアクセ
ントを指定する機能が必要となるが、従来の指定方法で
は、上記のような問題点があった。
目的 本発明は、上述のごとき問題点を解決するためになさ
れたものであり、その特徴は、入力文章を見ながら、そ
の中の必要な単語の読み、アクセント、品詞を指定して
やることによって、強制的に指定した読み方で音声出力
させることが簡単にでき、かつ、読みやアクセントを指
定した部分のアクセントやイントネーションが不自然に
なることのないようにすることを目的としてなされたも
のである。
構成 本発明は、上記目的を達成するために、文章を言語解
析し、読み、アクセント、イントネーションなどを自動
的に生成し、合成音声で出力するテキスト音声合成装置
において、入力文章中のある単語の読み、アクセントな
どを言語解析する前に予め指定できる手段を有し、予め
指定した単語については、言語解析時に辞書引きを行な
わず、予め指定した内容を辞書引き結果に置き換えて、
その後の言語解析をすることを特徴としたものであり、
更には、予め単語の読み、アクセントなどの指定をする
際に、その指定内容を特殊記号付きのコマンド列とし
て、入力文章中に埋め込むこと、或いは、予め単語の読
み、アクセントなどの指定をする際に、その指定内容を
入力文章に対応させた別のファイルに記憶させることを
特徴とするものである。以下、本発明の実施例に基づい
て説明する。
実 施 例 (1)入力文章中に、指定内容を挿入する方法 入力文章はすべて全角文字であるとする。特殊な読み
の指定は、表1の例1に示すようにすべて半角文字で表
現し、入力文章中に挿入する。例1では、”は特殊な読
みを指定したい単語の開始点を表わし、その単語の直後
の[ ]で囲まれた部分は、それに対する読み、品詞、
アクセントの指定を表わしている。言語解析時には、こ
の半角文字による指定を検出したら、その部分の辞書引
きを行なわず、指定された読み、アクセントを使用し
て、後の言語解析を継続するようにする。
(2)専用エディタを使う方法1(単語の読み、アクセ
ント、品詞を直接指定) この実施例では、専用エディタを使用することによっ
て、入力文章を直接、変更することなく、読み、アクセ
ントの指定ができる。特殊な読み、アクセントなどの指
定内容は、入力文章ファイルとは別の属性ファイルに書
き込まれる。例えば、1文字の属性を表わす形式を第1
図のように定義する。ここでは、入力文章中の1文字の
属性を7バイトで表わしている。始めの4バイト(A
部)が読みを表わし、次の1バイト(B部)が品詞を表
わし、次の1バイト(C部)がアクセント型を表わし、
最後の1バイト(D部)は、同様な属性がその後、なん
文字続くかを表わす。属性ファイルには、このような7
バイトの属性がいくつか連続して書かれている。また、
専用エディタで特殊な読みなどを指定する際の画面入力
イメージを第2図に示す。なお、第2図において、I部
において、指定したい単語の始点と終点を指示し、ま
た、II部において、その単語の属性を入力するためのウ
インドウが開き、ユーザは各属性を入力する。この様に
して入力された情報は、属性ファイルに書き込まれる。
例1と同じ入力文章に対して、同じ指定をすると属性フ
ァイルの内容は、第3図のようになる。ただし、第3図
において、A部は属性なしの文字が4文字続くことを表
す。B部はハチを表わすアスキーコードを表わす。C部
は品詞、D部はアクセント、E部は単語が2文字である
ことを示す。F部はノヘを表わすアスキーコード、G部
は属性なしの文字が3文字続くことを表わす。言語解析
時には、入力文章ファイルと逆行して、属性フィルも読
み込み、指定のある単語があった場合は、その部分の辞
書引きを行なわず、指定された読み、アクセントを使用
して、後の言語解析を継続するようにする。
(3)専用エディタを使う方法2(辞書中の複数候補の
中から選択) この実施例は、特殊な読み、アクセントなどの指定
を、専用エディタで行い、指定内容が属性ファイルに書
き込まれ、その属性ファイルを利用しながら言語解析す
る点は、前記(2)と全く同じであるが、専用エディタ
による読みなどの指定方法が異なる。専用エディタによ
る指定の際の画面入力イメージを第4図に示す。なお、
第4図において、I部は第2図と同じである。II部にお
いては、その単語の属性を選択するためのウィンドウが
開き、ユーザは選択番号を入力する。ここでは、特定の
読みを与えたい単語を指定すると、その単語に対する辞
書引き結果が複数個、表示される。ユーザは、その中か
ら、指定したいものを選択する。これによって、単語の
属性(読み、アクセント型、品詞)などを直接入力しな
くてもよく、非常に使い易い。
(4)専用エディタを使う方法3 この方法は前記(2),(3)の指定方法を併用す
る。通常は(3)の方法で指定するが、選択枝の中に所
望のものがない場合には、直接、その単語の属性を指定
することもできる。
効果 以上の説明から明らかなように、本発明によると、入
力文章中のある単語について、特殊な読みやアクセント
を指定することが簡単にできるようになる。また、その
指定内容は、言語処理の辞書引き結果に相当し、辞書引
き以降の言語解析は従来通り行われるので、強制的に指
定した部分のアクセントやイントネーションが不自然に
なる危険がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、1文字の属性の形式を示す図、第2図は、専
用エディタによる入力イメージの例を示す図、第3図
は、属性ファイルの一例を示す図、第4図は、専用エデ
ィタによる入力イメージの一例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−119822(JP,A) 特開 昭56−101247(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/16 G10L 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文章を言語解析し、読み、アクセント、イ
    ントネーションなどを自動的に生成し、合成音声で出力
    するテキスト音声合成装置において、入力文章中のある
    単語の読み、アクセントなどを言語解析する前に予め指
    定できる手段を有し、予め指定した単語については、言
    語解析時に辞書引きを行なわず、予め指定した内容を辞
    書引き結果に置き換えて、その後の言語解析をすること
    を特徴とするテキスト音声合成方法。
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