JPH055118B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH055118B2 JPH055118B2 JP59156911A JP15691184A JPH055118B2 JP H055118 B2 JPH055118 B2 JP H055118B2 JP 59156911 A JP59156911 A JP 59156911A JP 15691184 A JP15691184 A JP 15691184A JP H055118 B2 JPH055118 B2 JP H055118B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pronunciation
- devoiced
- pronunciation dictionary
- dictionary
- nasalized
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 235000016496 Panda oleosa Nutrition 0.000 description 10
- 240000000220 Panda oleosa Species 0.000 description 10
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 5
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 210000001260 vocal cord Anatomy 0.000 description 2
- 238000007792 addition Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 1
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、合成音の生成に使用する発音辞書の
編集装置に関する。
編集装置に関する。
音声応答、自動アナウンス、文章読上げ用など
に合成音が使用されている。この合成音の発生装
置は第2図に概要を示すように発音辞書10を備
えており、コードで表わされた漢字カナ混り文を
入力されると、該入力文で発音辞書を検索して、
アクセント位置なども示したカナ文を得、該カナ
文を音声合成部12に渡し、該合成部よりカナ文
に対する音声信号を得、これをスピーカ14より
発声させる。この発音辞書は漢字がベースで、単
語等を表わす漢字別に、その読み(振り仮名に近
いが必らずしも一致しない)、アクセント位置、
品詞などの文法情報が添えられている。
に合成音が使用されている。この合成音の発生装
置は第2図に概要を示すように発音辞書10を備
えており、コードで表わされた漢字カナ混り文を
入力されると、該入力文で発音辞書を検索して、
アクセント位置なども示したカナ文を得、該カナ
文を音声合成部12に渡し、該合成部よりカナ文
に対する音声信号を得、これをスピーカ14より
発声させる。この発音辞書は漢字がベースで、単
語等を表わす漢字別に、その読み(振り仮名に近
いが必らずしも一致しない)、アクセント位置、
品詞などの文法情報が添えられている。
カナ文から合成音声を生成する際、アクセント
位置の他に、無声化する/しない、鼻濁音化す
る/しない、などの情報も必要である。無音声と
は声帯を振動させずに出すk、p、t、sなどを
いゝ、声帯の振動を伴なうb、d、gなどの有声
音と区別されるが、日本語のサ、シなどは位置に
よつて無声化したりしなくしたりする。例えば常
識のシは無声化しており、無声化していない志
願、潮風などのシと同じに扱うと生成された合成
音は不自然になる。また鼻濁音とは発声のとき、
吐く息が鼻へ流れる濁音で、文節の初め以外に現
われるガ行例えば宿願のガ、呻吟のギ、進運のグ
などがこれであるが、これらを鼻濁音化していな
い従つて濁音のまゝのガ行例えば願望のガ、銀行
のギ、軍隊のグなどと同じ発音すると奇異な感じ
を与え若しくは誤解を招く。
位置の他に、無声化する/しない、鼻濁音化す
る/しない、などの情報も必要である。無音声と
は声帯を振動させずに出すk、p、t、sなどを
いゝ、声帯の振動を伴なうb、d、gなどの有声
音と区別されるが、日本語のサ、シなどは位置に
よつて無声化したりしなくしたりする。例えば常
識のシは無声化しており、無声化していない志
願、潮風などのシと同じに扱うと生成された合成
音は不自然になる。また鼻濁音とは発声のとき、
吐く息が鼻へ流れる濁音で、文節の初め以外に現
われるガ行例えば宿願のガ、呻吟のギ、進運のグ
などがこれであるが、これらを鼻濁音化していな
い従つて濁音のまゝのガ行例えば願望のガ、銀行
のギ、軍隊のグなどと同じ発音すると奇異な感じ
を与え若しくは誤解を招く。
そこで発音辞書では漢字の読み又は発音を示す
仮名に、アクセントの他に、無声化している/い
ない、鼻濁音化している/いないの情報を付して
正確な、自然な合成音を生成可能にしている。こ
の情報は、従来の発音辞書では、○印などの特別
の記号を付加するという手段で与えており、例え
ば、シユクガン(宿願)ではシとユが無声化し、
ガが鼻濁音化しているから、○シ○ユクカ°ンと
書いている。勿論、発音辞書は具体的にはメモリ
であるから、これはシ、ユの仮名コードの前に○
の記号コードを付し、またカの仮名コードの後に
Γの半濁音コードを付し、ということであり、こ
れらを読み出してその読出データで文字発生器
(CG)をアクセスし、得たパターンデータを
CRTデイスプレイに表示すれば「○シ○ユクカ
°ン」が表示され、上記読出データを音声合成部
に入力すれば、無声化および鼻濁音化された正し
い「シユクガン」なる発声が得られる。
仮名に、アクセントの他に、無声化している/い
ない、鼻濁音化している/いないの情報を付して
正確な、自然な合成音を生成可能にしている。こ
の情報は、従来の発音辞書では、○印などの特別
の記号を付加するという手段で与えており、例え
ば、シユクガン(宿願)ではシとユが無声化し、
ガが鼻濁音化しているから、○シ○ユクカ°ンと
書いている。勿論、発音辞書は具体的にはメモリ
であるから、これはシ、ユの仮名コードの前に○
の記号コードを付し、またカの仮名コードの後に
Γの半濁音コードを付し、ということであり、こ
れらを読み出してその読出データで文字発生器
(CG)をアクセスし、得たパターンデータを
CRTデイスプレイに表示すれば「○シ○ユクカ
°ン」が表示され、上記読出データを音声合成部
に入力すれば、無声化および鼻濁音化された正し
い「シユクガン」なる発声が得られる。
しかしこのような無声化、鼻濁音化表示では○
印などの特別な記号が必要であり、デイスプレイ
に表示したとき見にくい。発音辞書は一応出来上
るとそれを第3図に示す如き編集装置にかけて収
録した単語が適切か否かチエツクし、過不足があ
れば加入削除し、各単語別の辞書内容即ち該漢字
単語の読みを表わす仮名、アクセント位置、無声
化有無、鼻濁音化有無などが適正か否かチエツク
する。この第3図で16は発音辞書10の検索
部、18は全体の制御部、20はCRTデイスプ
レイ22への表示データ出力部、26は発音辞書
10の検索データなどを入力するキーボード、2
4は制御部18へのそのデータ入力部である。こ
の編集装置では検索部16により検索した辞書内
容を出力部20などに設けられるCGでパターン
データ化し、デイスプレイ22のCRT画面に表
示し、オペレータはこの画面を見ながらキーボー
ド26を操作して編集作業を行なうので、画面が
見にくいと能率が上らず、見逃し見誤りなどを生
じ易い。本発明はかゝる点を改善し、作業しやす
く、誤り発声が少ない編集装置を提供しようとす
るものである。
印などの特別な記号が必要であり、デイスプレイ
に表示したとき見にくい。発音辞書は一応出来上
るとそれを第3図に示す如き編集装置にかけて収
録した単語が適切か否かチエツクし、過不足があ
れば加入削除し、各単語別の辞書内容即ち該漢字
単語の読みを表わす仮名、アクセント位置、無声
化有無、鼻濁音化有無などが適正か否かチエツク
する。この第3図で16は発音辞書10の検索
部、18は全体の制御部、20はCRTデイスプ
レイ22への表示データ出力部、26は発音辞書
10の検索データなどを入力するキーボード、2
4は制御部18へのそのデータ入力部である。こ
の編集装置では検索部16により検索した辞書内
容を出力部20などに設けられるCGでパターン
データ化し、デイスプレイ22のCRT画面に表
示し、オペレータはこの画面を見ながらキーボー
ド26を操作して編集作業を行なうので、画面が
見にくいと能率が上らず、見逃し見誤りなどを生
じ易い。本発明はかゝる点を改善し、作業しやす
く、誤り発声が少ない編集装置を提供しようとす
るものである。
本発明は、漢字単語と、その読み、読みの無声
化部及び鼻濁音化部を示す情報を収録した発音辞
書と、該辞書を漢字コードで読出して得た発音辞
書内容を表示するデイスプレイを備える発音辞書
編集装置において、前記発音辞書の読みの無声化
部および鼻濁音化部を示す情報は、無声化部およ
び鼻濁音化部の読みを表わす文字の字種に、他の
読みの部分の字種から容易に識別できる字種を用
いたものであることを特徴とするものである。
化部及び鼻濁音化部を示す情報を収録した発音辞
書と、該辞書を漢字コードで読出して得た発音辞
書内容を表示するデイスプレイを備える発音辞書
編集装置において、前記発音辞書の読みの無声化
部および鼻濁音化部を示す情報は、無声化部およ
び鼻濁音化部の読みを表わす文字の字種に、他の
読みの部分の字種から容易に識別できる字種を用
いたものであることを特徴とするものである。
第1図で説明すると、aは従来方式、bは本発
明である。図示のように本発明では無声化する
所、鼻濁音化する所は他とは異なる種類の文字と
する。即ち他は片仮名であるから無声化、鼻濁音
化部は平片名とする。これでは無声化と鼻濁音化
の区別はできないが、無声化および鼻濁音化は、
しても一方のみで両方する片仮名は存在しないか
ら上記区別は不要で、「シ」が「し」になつてお
ればこれは無声化、「ガ」が「が」になつておれ
ばこれは鼻濁音化と識別できる。
明である。図示のように本発明では無声化する
所、鼻濁音化する所は他とは異なる種類の文字と
する。即ち他は片仮名であるから無声化、鼻濁音
化部は平片名とする。これでは無声化と鼻濁音化
の区別はできないが、無声化および鼻濁音化は、
しても一方のみで両方する片仮名は存在しないか
ら上記区別は不要で、「シ」が「し」になつてお
ればこれは無声化、「ガ」が「が」になつておれ
ばこれは鼻濁音化と識別できる。
異種文字の割当ては上記とは逆に通常は平仮
名、無声化、鼻濁音化部は片仮名としてもよい。
発音辞書上ではこれらは片仮名コード、平仮名コ
ードなどで記憶される。
名、無声化、鼻濁音化部は片仮名としてもよい。
発音辞書上ではこれらは片仮名コード、平仮名コ
ードなどで記憶される。
この辞書を編集装置にかけて単語を読出し、そ
の表示を行なうと画面には常識、ジヨーしき、0
型、名詞など、出る。0型とはアクセントの型で
平板型である。この仮名(読み)部が「ジヨーシ
キ」となつていたらシの無声化が未記録であるか
ら、例えばCRT画面上でカーソルを「シ」の下
まで移動し、キーボードより平板名の「し」を入
力して「ジヨーしキ」に変更する。
の表示を行なうと画面には常識、ジヨーしき、0
型、名詞など、出る。0型とはアクセントの型で
平板型である。この仮名(読み)部が「ジヨーシ
キ」となつていたらシの無声化が未記録であるか
ら、例えばCRT画面上でカーソルを「シ」の下
まで移動し、キーボードより平板名の「し」を入
力して「ジヨーしキ」に変更する。
以上説明したよう本発明では字種を変えて無声
化及び鼻濁音化を表わした発音辞書を用いるの
で、この発音辞書の編集に当つて辞書内容を表示
するとき、付加信号でこれらを表わしたものと比
べて見やすく、編集作業を迅速、確実に行なうこ
とができる。
化及び鼻濁音化を表わした発音辞書を用いるの
で、この発音辞書の編集に当つて辞書内容を表示
するとき、付加信号でこれらを表わしたものと比
べて見やすく、編集作業を迅速、確実に行なうこ
とができる。
第1図は本発明の説明図、第2図は音声合成装
置の要部を説明するブロツク図、第3図は編集装
置の概要を示すブロツク図である。 図面で10は発音辞書、12は音声合成図、1
4はスピーカである。
置の要部を説明するブロツク図、第3図は編集装
置の概要を示すブロツク図である。 図面で10は発音辞書、12は音声合成図、1
4はスピーカである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 漢字単語と、その読み、読みの無声化部及び
鼻濁音化部を示す情報を収録した発音辞書と、該
辞書を漢字コードで読出して得た発音辞書内容を
表示するデイスプレイを備える発音辞書編集装置
において、 前記発音辞書の読みの無声化部および鼻濁音化
部を示す情報は、無声化部および鼻濁音化部の読
みを表わす文字の字種に、他の読みの部分の字種
から容易に識別できる字種を用いたものであるこ
とを特徴とする発音辞書編集装置。 2 発音辞書中の読みが片仮名および平仮名のい
ずれか一方で表わされ、無声化部及び鼻濁音化部
は上記片仮名および平片名の残りの一方で表わさ
れたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の発音辞書編集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15691184A JPS6135493A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 発音辞書編集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15691184A JPS6135493A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 発音辞書編集装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6135493A JPS6135493A (ja) | 1986-02-19 |
JPH055118B2 true JPH055118B2 (ja) | 1993-01-21 |
Family
ID=15638075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15691184A Granted JPS6135493A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 発音辞書編集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6135493A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63136096A (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-08 | 株式会社東芝 | 言語辞書編集装置 |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP15691184A patent/JPS6135493A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6135493A (ja) | 1986-02-19 |
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