JP2924089B2 - 日本語発音練習機 - Google Patents

日本語発音練習機

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、日本語発音練習機に関し、特に、日本語
の正しい発音を習得するのに適した日本語発音練習機に
係るものである。
〔従来の技術〕
従来から、日本語を母国語としない外国人において
は、日本語によって書かれた文章を読んで発音するの
に、漢字とか平仮名,それに片仮名などの多種類の文字
を、どのように発音するのか分からない場合が多い。
そこで、このような場合に対処するために、本出願人
は、先に、漢字仮名交じり文を挙げ、かつその発音を平
仮名とローマ字とで表示させて、外国人による日本語の
発音練習に寄与するようにした日本語発音練習機の構成
を提案した。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、先に提案した日本語発音練習機では、
漢字仮名交じり文の“読み”を平仮名とローマ字とで表
示させていても、ローマ字による表示が比較的面倒であ
るという懸念があり、また一方で、同じローマ字であっ
ても、アメリカ,オーストラリア,中国などでは、その
国毎に読み方が異なっていたり、あるいはまたローマ字
を母国語の文字として使用していない地域の人々にとっ
ては、ローマ字自体が判らないために、発音練習ができ
ない場合があった。
この発明は、このような従来の問題点を改善するため
になされたもので、その目的とするところは、発音練習
しようとするユーザー,すなわち、外国人などの利用当
事者(以下,単に「利用者」と呼ぶ)が、平仮名に対し
て、母国語の“読み”を自動的に付与し、かつこれを出
力・表示させ得るようにした,この種の日本語発音練習
機を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、請求項1に係る発明の日
本語発音練習機は、日本語の漢字仮名交じり文の読み表
示を、平仮名による読み表示文と、ローマ字などの他言
語による読み表示文とで、表示画面上にそれぞれ表示さ
せる機能をもつ日本語発音練習機において、少なくとも
平仮名に対する見出し,音声的特徴,および平仮名を前
記表示画面上に一覧表示させる際の画面表示位置の各情
報を有する仮名文字の辞書と、前記仮名文字の辞書か
ら、仮名文字を指定して選択する仮名文字選択手段と、
前記仮名文字選択手段によって選択された仮名文字に対
して、前記他言語による“読み”を付与して登録する読
み登録手段と、前記読み登録手段によって“読み”を付
与した仮名文字を確認する登録読み確認手段と、前記登
録読み確認手段によって確認された“読み”を出力し、
前記表示画面上に表示させる出力手段とを備えることを
特徴とし、また、請求項2に係る発明の日本語発音練習
機では、前記出力手段が、確認された仮名文字の“読
み”の表示に併せて、当該“読み”の音を出力する機能
を有することを特徴としている。
〔作用〕
従つて、前記のように構成されるこの発明の日本語発
音練習機においては、平仮名の見出し,音声的特徴,お
よび五十音図のような平仮名の表示画面における位置の
各情報を有する仮名文字の辞書が用意されており、仮名
文字選択手段によって、表示画面上に五十音図のような
平仮名の表を表示画面上に表示させた状態で、利用者が
平仮名に“読み”を付ける場合、読み登録手段では、ま
ず、日本語の母音集合の平仮名の“読み”を登録するこ
とで、他の行には、該当子音の挿入余地を残して母音部
分が表示され、ついで、選択された所要の子音を登録す
ることで、これらの子音部分と母音部分とによる平仮名
の“読み”を容易に登録できる。
そして、登録読み確認手段では、選択した平仮名と、
間違い易い類似音をもつ平仮名とを、表示画面上で比較
参照可能,ならびに必要に応じて音声出力で比較参照可
能にし、これによって利用者が自分の目,ならびに耳に
より、登録された平仮名の“読み”を確認できる。
〔実施例〕
以下、この発明に係る日本語発音練習機の一実施例に
つき、第1図ないし第7図を参照して詳細に説明する。
第1図はこの発明の一実施例を適用した日本語発音練
習機全体の概要構成を示す斜視図であり、第2図は同上
中央処理部の詳細構成を示す機能ブロック図である。
第1図に示す実施例構成において、日本語発音練習機
Tは、入力装置1,表示装置2,および中央処理部3などに
より構成されている。
前記入力装置1は、利用者がキー入力するキーボー
ド,および音声入力装置と、文字認識装置などからなっ
ている。
前記表示装置2は、CRTなどの表示画面21を有し、か
つ音声出力装置が内蔵されている。そして、当該表示画
面21には、五十音図のような平仮名の表が表示されると
共に、利用者の付けた“読み”も同時に参照できるよう
にされており、さらに、漢字仮名交じり文,平仮名読み
文字列,および利用者読み文字列などを表示する。
前記中央処理部3は、第2図に示されているように、
平仮名読み登録部31,読み生成部32,および表示・出力部
33の各処理系と、これに合わせた利用者登録用メモリ3
4,平仮名辞書35,および複文節変換用辞書36からなって
いる。
ここで、前記平仮名読み登録部31においては、利用者
が“読み”を付けようとして、或る平仮名を選択する
と、平仮名選択手段3aは、辞書検索手段3bにより、前記
平仮名辞書35の該当する平仮名コードを抽出した上で、
利用者登録用メモリ34に対して、当該平仮名に対応する
“読み”の領域を確保する。
また、読み登録手段3cは、この利用者登録用メモリ34
上の設定された領域に、入力のあった利用者の“読み”
を書き込む。
さらに、登録読み確認手段3dは、既に登録されている
“読み”と、新たに登録される“読み”の照合・確認と
か、類似音をもつ平仮名の“読み”の比較などのよう
に、平仮名の特性に適した“読み”が登録されているか
否かのチェックする。すなわち、例えば、読み登録中
に、異なる音声属性をもつ平仮名に、同じ“読み”を付
けようとすると、確認メッセージを表示するなどであ
る。
前記読み生成部32においては、前記複文節変換用辞書
36を使用して、漢字仮名交じり文から平仮名文字列を生
成し、続いて、上記の利用者の“読み”が付与された平
仮名辞書35を使用して、平仮名文字列から利用者の読み
文字列を生成する。
前記表示・出力部33においては、平仮名辞書35および
利用者登録用メモリ34から、五十音図のような平仮名と
“読み”の表を表示したり、選択された平仮名の音を出
力するほか、前記読み生成部32での処理結果,つまり漢
字仮名交じり文,平仮名読み文字列,および利用者読み
文字列を表示したりする。
以上のようにして、任意の漢字仮名交じり文に対し
て、利用者の読みを自動的に付けることができるのであ
る。
なお、前記読み生成部32については、その詳細説明を
省略する。
第3図を参照して、前記平仮名辞書35の構成について
述べる。
当該平仮名辞書35は、平仮名の見出し51,位置情報52,
音声情報53,および利用者登録用メモリ34に登録される
登録読み54のそれぞれからなっている。
前記平仮名の見出し51は、その字義通りに平仮名の見
出しである。
前記位置情報52は、前記表示画面21上に五十音図のよ
うな表(国語学的立場からは、必ずしも正確ではない
が、以下,「五十音図」とする)を表示する際の“行”
と“列”との情報である。すなわち,例えば、平仮名の
「か」であれば、「カ行ア列」である。この場合の行情
報は521行,列情報は522列である。
前記音声情報53は、各平仮名の“読み”を前記音声出
力装置に出力する場合の出力データ531および音声学的
な発音分類の子音情報532,母音情報533からなってい
る。そして、子音情報532は、有声,無声の区分5321,調
音点5322,および調音法5323の3属性の情報からなる。
また、母音情報533は、[a],[i],[u],
[e],[o]のうちの1つの情報が入る。すなわち,
例えば、平仮名の「か」であれば、その子音情報532が
「無声・軟口蓋・閉鎖音」,母音情報533が[a]とな
る。
ここで、前記位置情報52,および音声情報53は、平仮
名選択手段3aにより平仮名を抽出する際の検索条件とな
る。すなわち,例えば、利用者が「カ行」を選択する
と、平仮名辞書35内での「カ行」の位置情報52をもつ
「か,き,く,け,こ」を抽出する。また、類似音を抽
出する場合、その行を選択するのには、音声情報53中の
子音の3属性のうちから、1属性のみ異なる平仮名を抽
出する。例えば、「カ行」(子音情報532;無声・軟口蓋
・閉鎖音)の類似音としては、無声,有声の違いのみが
ある「ガ行」(子音情報532;有声・軟口蓋・閉鎖音)を
選び出すなどである。さらに、1つの平仮名を選択する
場合には、母音が同じ子音情報(3属性のうちで1属性
のみ異なるもの)を抽出する。
前記登録読み54は、利用者が登録する“読み”であっ
て、前記書き換え可能な利用者登録用メモリ34に記録す
る。
次に、利用者が前記平仮名辞書35に“読み”を登録す
る場合の処理につき、第4図のフローチャートによって
説明する。
利用者が平仮名に“読み”を付けようとして、或る平
仮名を選択する(ステップS-101,以下、ステップをSと
する)と、まず、平仮名選択手段3aは、利用者の選択し
た平仮名と平仮名辞書35の平仮名見出し51とのマッチン
グを行い、該当する平仮名コードを抽出し(S-102)、
かつ利用者登録用メモリ34に当該平仮名に対応する“読
み”の領域を設定する(S-103)。
ついで、“読み”が入力されると(S-104)、読み登
録手段3cは、これを利用者登録用メモリ34に設定された
領域に格納する(S-105)。
登録読み確認手段3dでは、ここで登録した“読み”
が、既に登録されている“読み”と重複していないかど
うか、当該利用者登録用メモリ34中を検索する(S-106,
S-107)。もしも同じ“読み”があれば、該当する平仮
名を表示して(S-108)、訂正するか否かを確認し(S-1
09)、入力された“読み”でよければ、そのまま登録を
完了する。
そして、この登録読み確認手段3dでは、登録された
“読み”の表記,つまり登録読みと、平仮名のもつ音と
が合っているかどうかを、耳で確認することも可能であ
り、当該処理は、平仮名辞書35内の音声情報である出力
データ531を使用し、音声出力装置に出力させて実現し
得る。
また、前記登録読み確認手段3dにおいては、類似音を
もつ平仮名の比較確認をすることが可能である。これ
は、利用者が発音練習するときに、比較的間違えやす
い、よく似た音をもつ(つまり類似音をもつ)平仮名を
調べる場合に用いる処理である。なお、ここでいう類似
音とは、平仮名辞書35中にある平仮名のうち、子音情報
の3属性,すなわち、有声,無声の区分5321,調音点532
2,および調音法5323の何れか1つが異なる平仮名を指
す。
次に、前記類似音をもつ平仮名の比較確認を行う場合
の処理につき、第5図のフローチャートによって説明す
る。
利用者は、1文字単位,あるいは1行単位で平仮名を
選択する(次に述べる第6図における文字カーソル,行
カーソルを参照)。平仮名が選択されると(S-201)、
平仮名辞書35中を検索する処理を始める(S-202)。
そして、子音が存在しなければ、この場合、母音のみ
をもつ平仮名「あ,い,う,え,お」であるから、この
場合には、類似音がないことを表示する(S-203)。
また、子音が存在すれば、選択された文字が1文字か
否かのチェックをする(S-204)。1文字であれば、母
音情報とマッチングさせ(S-205)、同じ母音をもつ平
仮名を抽出して(S-206)、子音情報のマッチングに進
み(S-207)、1文字でなかった場合は、1行であるの
で、母音情報はチェックせずに子音情報のマッチングを
行い(S-207)、当該子音情報の3属性のうち、1つの
み異なる属性をもつ平仮名を抽出して(S-208)、これ
を表示するのである(S-209)。
次に、前記“読み”を登録する場合の具体例について
述べる。
第6図は、読み登録時の利用者の手続きとシステムの
処理,および表示画面の例であって、この具体例は、日
本語の母音である「ア行」→「あ,い,う,え,お」の
“読み”を、「a,i,u,e,o」と登録した後、続いて「カ
行」→「か,き,く,け,こ」の“読み”を登録する場
合である。
また、前記したように日本語の平仮名は、その音声的
特徴として、それぞれが母音を含む文字であり、音声平
仮名辞書35の同じ列情報をもつ個々の平仮名は、同じ母
音をもつものということができる。そこで、この場合に
は、この特性を有効に利用して、五十音図上での“読
み”に該当する各母音を、他の子音の“読み”に自動的
に入れるようにする。すなわち、「ア列」の位置情報を
もつ「か,さ,た,な,は,ま,・・・・」に対して
は、例えば、「*a」という“読み”を付け、以下同様
にして、「イ列」の「き,し,ち,に,・・・・」に
は、「*i」,「ウ列」の「く,す,つ,ぬ,・・・
・」には、「*u」,・・・・を付けることで、以後,
利用者は、「*」に該当する子音文字を1文字入力する
のみにより、各行の個々の平仮名に対して所要の“読
み”を自動的に付けることができるのである。
第6図において、まず、 1.利用者が“読み”を登録しようとして、平仮名読み登
録画面にする(1-a)。
システムでは、表示画面21に表示される五十音図上で
の平仮名を選択する手段として、範囲選択カーソルのメ
ニューを表示する。当該範囲選択カーソルの種類は、行
カーソル,列カーソル,および文字カーソルである(1-
b)。
2.この場合、例えば、行カーソルが選択されると、五十
音図上で行単位に移動する行カーソルが出現すると共
に、対応する“読み”の位置にあっても、これに連動し
て行カーソルが出現する(2-a)。
3.ついで、利用者が「ア行」を選択すると、システム
は、「ア行」の平仮名と読み領域を反転表示させた上で
(3-a)、「ア行」の平仮名の読み入力画面を表示させ
(3-b)、かつ辞書検索手段3bが、利用者登録用メモリ3
4に平仮名辞書35中での「ア行」の位置情報をもつコー
ドの読み登録領域を設定する(3-c)。
4.その後、利用者が“読み”を入力すると、システム
は、前記利用者登録用メモリ34の設定された読み登録領
域に、「ア行」の平仮名と“読み”を登録し(4-a)、
かつ他の行の個々の平仮名の“読み”に対して、「ア
行」の“読み",およびその直前の子音の入る領域に
「*」が挿入される(4-b)。
仍って、ここでは日本語の母音である「ア行」→
「あ,い,う,え,お」の“読み”が「a,i,u,e,o」と
登録され、かつ同時に、他の各行「イ,ウ,・・・・」
の“読み”には、それぞれ「*a,*i,*u,*e,*o」が
挿入されることになる。続いて、 5.利用者が行の“読み”を入力しようとして、「カ行」
を選択すると、「カ行」の平仮名と読み領域が反転表示
される(5-a)。
6.ついで、「カ行」の子音である「k」を入力すること
によって、当該「カ行」→「か,き,く,け,こ」に
は、既に「*a,*i,*u,*e,*o」が挿入されているの
で、「*」が「k」に置き換えられて「ka,ki,ku,ke,k
o」のように「カ行」の“読み”が自動的に作成される
のである(6-a)。
すなわち、ここでは所期通りに日本語の母音である
「ア行」→「あ,い,う,え,お」の“読み”が「a,i,
u,e,o」と登録されると共に、「カ行」→「か,き,
く,け,こ」の“読み”が登録されるもので、このよう
に平仮名のもつ音声的特徴を効果的に活用することで、
平仮名の読み登録を極めて容易にし、利用者の作業負担
を軽減し、かつ作業能率を向上し得るのである。
また、その他の発音上注意すべき点のある行,例え
ば、同じ行で異なる子音をもつ平仮名があるような場合
に関しては、その旨を表示かつ確認させるようにする。
この点について述べる。
第7図は、同じ行で異なる子音をもつ平仮名が存在す
る場合のメッセージ画面の例である。
例えば、「ハ行」→「は,ひ,ふ,へ,ほ」の場合、
「は,へ,ほ」の各子音については、「無声・声門・摩
擦音」であり、「ひ」の子音については、「無声・硬口
蓋・摩擦音」であり、「ふ」の子音については、「無声
・両唇・摩擦音」であって、同じ行内で異なる子音をも
っている。
ここで当該「ハ行」を「ha,hi,hu,he,ho」と“読み”
を登録した後、「hi,hu」について、これらが異なる子
音をもっているが、“読み”はこのままでよいかどうか
メッセージを出して確認する。もしも利用者が、「ふ」
→「hu」を「fu」にしたければ、これを容易に書き換え
ることができる。そして、この場合には「ひ」,「ふ」
の同士も異なる子音をもつことになるが、これをそれぞ
れに異なる表示,例えば、「ひ」を《斜線網かけ》,
「ふ」を《文字囲い》などにして、その旨を知らせるこ
とができるのである。
すなわち、このようにして形成された利用者読み付き
の平仮名辞書を用いることにより、漢字仮名交じり文に
対して、利用者の“読み”を自動的に付与する発音練習
システムの提供をなし得るのである。
なお、前記説明においては、1つの例として、アルフ
ァベットを読み文字列(この場合,ローマ字読み)にし
ているが、その他の言語,例えば、ハングルなどで読み
文字列を形成させることも可能である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明に係る日本語発音練習
機によれば、平仮名の見出し,その音声的特徴,および
五十音図のような平仮名の表示画面における位置の各情
報を有する仮名文字の辞書を用い、仮名文字選択手段に
よって、表示画面上に五十音図のような平仮名の表を表
示画面上に表示させた状態で、利用者が平仮名に“読
み”を付けるために、読み登録手段によって、日本語の
母音集合の平仮名の“読み”を、他の行には、選択され
た所要の子音をそれぞれに登録させることで、容易に所
期の平仮名の“読み”が得られ、かつまた、登録読み確
認手段によって、選択した平仮名と間違い易い類似音を
もつ平仮名とを、表示画面上で比較参照し、かつ必要に
応じ音声出力により比較参照して、利用者自身が登録さ
れた平仮名の“読み”を確認できるのであり、このよう
に形成された利用者読み付きの平仮名辞書を用いるとき
は、漢字仮名交じり文に対して利用者の“読み”を自動
的に付与できて、当該“読み”に対応して発音すれば、
目的とする日本語の発音練習を容易に行ない得るのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を適用した日本語発音練習
機全体の概要構成を示す斜視図、第2図は同上中央処理
部の詳細構成を示す機能ブロック図、第3図は同上平仮
名辞書の態様を示す構成説明図であり、また、第4図は
平仮名辞書に利用者の“読み”を登録する場合の処理を
表わすフローチャート、第5図は類似音をもつ平仮名の
比較確認の処理を表わすフローチャート、第6図は読み
登録時の利用者の手続きとシステムの処理,および表示
画面の例を示す説明図、第7図は同じ行で異なる子音を
もつ平仮名が存在する場合のメッセージ画面の例を示す
説明図である。 1……入力装置、2……表示装置、21……表示画面、3
……中央処理部、31……平仮名読み登録部、32……読み
生成部、33……表示・出力部、34……利用者登録用メモ
リ、35……平仮名辞書、36……複文節変換用辞書、3a…
…平仮名選択手段、3b……辞書検索手段、3c……読み登
録手段、3d……登録読み確認手段。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】日本語の漢字仮名交じり文の読み表示を、
    平仮名による読み表示文とローマ字などの他言語による
    読み表示文とで、表示画面上にそれぞれ表示させる機能
    をもつ日本語発音練習機において、 少なくとも、平仮名に対する見出し、音声的特徴、およ
    び平仮名を前記表示画面上に一覧表示させる際の画面表
    示位置の各情報を有する仮名文字の辞書と、 前記仮名文字の辞書から、仮名文字を指定して選択する
    仮名文字選択手段と、 前記仮名文字選択手段により選択された仮名文字に対し
    て、前記他言語による“読み”を付与して登録する読み
    登録手段と、 前記読み登録手段により“読み”が付与された仮名文字
    を確認する登録読み確認手段と、 前記登録読み確認手段によって確認された“読み”を出
    力し、前記表示画面上に表示させる出力手段と を備えることを特徴とする日本語発音練習機。
  2. 【請求項2】前記出力手段が、確認された仮名文字の
    “読み”の表示に併せ、当該“読み”の音を出力する機
    能を有する請求項1記載の日本語発音練習機。
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