JPH09244677A - 音声合成システム - Google Patents

音声合成システム

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JPH09244677A
JPH09244677A JP8048579A JP4857996A JPH09244677A JP H09244677 A JPH09244677 A JP H09244677A JP 8048579 A JP8048579 A JP 8048579A JP 4857996 A JP4857996 A JP 4857996A JP H09244677 A JPH09244677 A JP H09244677A
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JP
Japan
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accent
accent type
unit
word
type
Prior art date
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JP8048579A
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Yuriko Taga
百合子 多賀
Kenji Mizuguchi
健二 水口
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は音声合成システムに関し,辞書への登
録を行うことなくアクセント型や読みが利用者の希望に
近くなるように音声出力されることを目的とする。 【解決手段】入力される日本語文章を解析し,発音記号
と韻律記号より成る合成文字列を出力する文章解析部
と,前記合成文字列から合成規則に基づいて音声信号を
合成する音声合成部を有し,アクセント型が複数存在す
る単語辞書と,単語辞書の情報からアクセント型を選択
するアクセント型選択部を備える。文章解析部は,単語
の読みに対応あるアクセントの型が複数存在すると,単
語辞書から対応する複数のアクセント型の情報をアクセ
ント型選択部へ出力し,アクセント型選択部は,ユーザ
により指定されたアクセント型傾向情報の設定部を備
え,複数のアクセント型の中から設定部のアクセント型
傾向情報に基づいて一つのアクセント型を選択して結果
を文章解析部に通知するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力される日本語文
章から音声を合成する音声合成システムに関する。
【0002】近年,日本語文章の入力を音声により出力
する音声合成の技術が実用化されつつある。その場合,
入力された文章中の単語に対して辞書を用いて読みとア
クセントが決定されて音声合成が行われる。この時,音
声として出力されるアクセント型や読みが利用者が望ま
しいと思うアクセント型や読みにならない場合があり,
その改善が望まれている。
【0003】
【従来の技術】図7は従来例の説明図である。図7にお
いて,70は文章解析部,71は単語辞書,72は音声
合成部,73は音声の基本要素を格納した音声素片格納
部である。
【0004】日本語文章が入力されると,文章解析部7
0において単語辞書71を参照して解析し,単語の同定
(単語の内容及び区切りを識別)を行い,漢字やかなを
含む文章を発音記号と韻律記号とからなる合成文字列に
変換して出力する。単語辞書71には,各単語や文節の
品詞や文法,「読み」及び「韻律記号」(アクセント
型)が格納されている。
【0005】具体的には,文章解析部70では,漢字か
な混じりの文章から単語の区切りを決めて,一つの単語
に対し複数の品詞がある場合や前後の単語との結び付き
等により異なる複数のアクセント型のパターンを登録す
る場合がある。その場合,各パターンに対し頻度情報が
設定される。何れのアクセントを取るかは,例えば,文
章中の前後の単語との結び付きの程度を点数化して,点
数に対応してアクセントを決定し,点数に差が無い場合
は頻度が高い方に決定する等の従来の技術により自動的
にアクセント型が決定される。
【0006】図8にアクセント型の例を示す。これはN
HK編「日本語発音アクセント辞典」(日本放送出版協
会発行)の解説から引用したものであり(型を表す記号
を除く),この例は「名詞のアクセント」の場合で,1
拍子,2拍子,〜5拍子の各単語(接尾語を含む)に対
して,アクセントの型が平板式と起伏式の2つに大きく
分類され,起伏式は更に尾高型,中高型,頭高型の3つ
の型に分類されることが分かる。また,アクセント型は
品詞や,接頭語,接尾語との組み合わせに応じて変化す
ることがある。
【0007】図7の単語辞書71には,各単語に対応す
る「読み」と「アクセント型」が登録されているが,単
語によっては複数の「読み」と「アクセント型」が登録
されている場合がある。複数の「読み」や「アクセント
型」が登録されている単語が入力された日本語文章中に
あった場合,文章解析部70で文法的な解析が行われる
ことによって適切な品詞の単語が選択される。しかし,
同じ品詞で「読み」や「アクセント型」が複数登録され
ている場合,頻度情報を用いて頻度の高い方を選択する
ことがあった。
【0008】文章解析部70から「発音記号」(読み)
と「韻律記号」(アクセント)が出力されると音声合成
部72は,「発音記号」と「韻律記号」とからなる合成
文字列を用いて音声素片格納部73から対応する音声素
片を取り出してアナログの音声信号を合成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の音声合
成の技術では,文章解析部での単語の同定において,単
語辞書に格納された一般的なまたは標準のアクセントを
一律的に決定するか,読みに対応して複数のアクセント
型が登録されていても,従来は頻度情報のみ機械的に一
つが決定されるか,結合の度合により一つのアクセント
が決定される。
【0010】しかし,一般的なまたは標準のアクセント
に従って音声合成された結果をユーザが聴取した時に,
ユーザが望んだアクセント型にならない場合が発生す
る。このような場合,ユーザは単語辞書の各単語に対応
するアクセントを登録し直すことにより改善しようとす
ると作業が必要となり,望むアクセントや読みの音声合
成を実現するには手間がかかった。
【0011】本発明は辞書への登録を行うことなくアク
セント型や読みが利用者の希望に近くなるように音声出
力される音声合成システムを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の第1の原
理構成図である。図1において,1は単語辞書,1aは
一つのアクセント型が登録された単語に関するアクセン
ト型等の単語情報,1bはアクセント型が複数登録され
た単語に関する複数のアクセント型等を含む複数情報,
2は文章解析部,3はアクセント型選択部,3aはユー
ザ指定情報に適合するアクセント型を選択する選択処理
部,3bはユーザ指定のアクセント型傾向情報が設定さ
れる設定部である。
【0013】文章解析部2に文章が入力されると,単語
辞書1を参照して単語を文法的に解析し単語の同定が行
われ,その単語の「読み」の「アクセント型」の情報を
識別する。この時,単語辞書1に登録されているその単
語の「読み」の「アクセント型」が1個の単語情報か複
数のアクセント型を持つ複数情報かを識別し,1個の場
合はそのアクセント型を出力し,複数情報である場合は
単語辞書1の複数の候補がアクセント型選択部3に転送
される。
【0014】アクセント型選択部3の設定部3bには,
予めまたは選択中に複数のアクセント型が発生した時に
設定された,ユーザの好むアクセント型の傾向情報が設
定されているか,その都度設定(または選択)される。
選択処理部3aは,単語辞書から入力された複数のアク
セント型の候補の中から,設定部3bの設定情報に適合
する一つのアクセント型を選択する。
【0015】なお,ユーザ指定アクセント型傾向情報と
しては,特定の単語(地名や固有名詞等)に対する複数
のアクセント型の中の一つを指定する情報や,一般的な
規則(ルール)を設定することができ,その指定された
規則を設定部3bにより選択処理部3aにおいて,各単
語について類推により対応するアクセント型を選択する
ことができる。
【0016】選択された「読み」(発音記号)と「アク
セント型」(韻律記号)は合成文字列として音声合成部
(図示省略)に出力されて音声合成が行われる。上記の
説明では,複数のアクセント型が存在する単語に対し
て,アクセント型選択部3の設定部3bにユーザが設定
したアクセント型の傾向情報を用いて自動的に選択した
が,複数のアクセント型が存在する単語が検出される
と,それらの複数のアクセント型を表示部(図示省略)
に表示して,その中からユーザが一つを選択指示するこ
とにより決定するようにしてもよい。この時,複数のア
クセント型の一つ一つを文章解析部2から音声合成部
(図示省略)に出力して,各アクセント型に対応する音
声出力を発生させるようにして,これらを聞いたユーザ
が一つを選択する指示を行うようにすることもできる。
【0017】上記図1の構成は,単語の「読み」に対し
て複数の「アクセント型」が存在する場合であるが,入
力された文章の漢字を含む単語等に対し単語辞書1に複
数の「読み」が存在する場合にも,同様の原理構成によ
り,アクセント型選択部3の代わりに読み選択部(図示
せず)を設け,ユーザ指定アクセント型傾向情報の代わ
りにユーザ指定の読み傾向情報を設定して,辞書に登録
された一つの漢字を含む単語に対し複数の「読み」が存
在する場合,ユーザが指定した読みにより辞書から「読
み」を選択することができ,これによりユーザ指定の傾
向に従った読みを音声出力することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図2は実施例1の構成図である。
図2において,1〜3は上記図1に示す同じ符号の各部
に対応し,1は単語辞書,2は文章解析部,3はアクセ
ント型選択部,30はユーザにより設定されるアクセン
ト型の傾向情報(ルール情報)が設定される設定部,4
は音声合成部,5は合成音声を出力する音声出力部であ
る。
【0019】図3は単語辞書(図2の1)の構成例であ
る。単語辞書は,各単語に対し,単語の表記(コー
ド),読み,文法(品詞),アクセント型(上記図8に
示す何れかの型),複数情報(該当単語に複数情報の有
無を表示),その他の情報(他の単語との接続情報等文
章解析部で必要な情報)の各項目の情報が格納されてい
る。上記の「市」の「接尾語」の場合は単独でのアクセ
ントの型は指定されず,他の単語に接尾語として付く場
合,前の単語の最後が母音の時アクセントが移動する場
合があるのでアクセント型が複数存在する。また,「市
場 シジョー」の場合,複数情報が有り,「0型」が主
となるが,「1型」も正しい。また,この中の「複数情
報」は,複数のアクセント型が存在する単語のアクセン
ト型の情報,ユーザ修正によるアクセント型傾向情報,
他の単語のアクセント型を推定するための情報,各型の
使用状況等,その単語のアクセント型をユーザにとって
より自然に読むために必要な情報の全てを指す。
【0020】この実施例1のアクセント型選択部3の構
造を説明すると,予めユーザによりアクセント型を選択
するためのアクセントの傾向情報(または選択の原則を
表すルール情報)が設定部30に設定される。複数のア
クセント型が存在する単語(単語辞書で複数情報が有り
とされた単語)の場合,複数情報の中から設定部30に
登録された傾向情報に適合するアクセント型を検証す
る。傾向情報が無い場合は,他の複数情報を持つ単語に
対して選択した結果を類推して,アクセント型を推定す
る。
【0021】例えば,複数情報に対するユーザのアクセ
ント型傾向情報として次のような種々のルールの何れか
1つ,または複数を組み合わせて指定することができ
る。 ルール1:平板型と中高型がある場合に平板化する傾向 ルール2:平板型と中高型がある場合に平板化しない傾
向 ルール3:所属語彙の多い型へ移行する傾向 ルール4:設備語が接続する時アクセントが移動する傾
向 アクセント型選択部3は,例えばこれらの中の指定され
たルールに適合するアクセント型を推定する。
【0022】図4は実施例1の処理フローであり,上記
図2の構成において実行される。最初に,漢字かな混じ
りの日本語文章(文字コードの列)が入力されると(図
4のS1),文章解析部(図2の2)は,単語辞書(図
2の1)を参照して文章解析を行う(図4のS2)。こ
の解析の結果,入力した文章(単語)に複数のアクセン
ト型が存在するか判別し,複数のアクセントが存在しな
い場合は,従来と同様に単語辞書に格納された単一のア
クセント型を含む読み情報を音声合成部(図2の4)に
渡し(図3のS11),音声合成部で音声素片格納部4
aを用いて合成音声を合成して音声出力部(図2の5)
から音声を出力する。上記ステップS3で複数のアクセ
ント型が存在することが分かると,アクセント型選択部
(図2の3)へ単語辞書の複数情報を供給する(図4の
S4)。
【0023】アクセント型選択部は,ユーザのアクセン
ト型傾向情報(例えば,上記のルール3)が存在するか
判別し(同S5),傾向が存在するとその傾向から現在
の単語に対してルールに適合するアクセント型を推定す
る(図4のS6)。ユーザのアクセント型の傾向情報が
無い場合またはステップS6の後,他の単語の情報から
推定できるか判別する(図4のS7)。この判別は,複
数情報が存在する同様の種類の単語(例えば,名詞と接
尾語が接続した単語)に対して以前に選択した型が保存
(アクセント型選択部3内のメモリ)されているか否か
を識別する。
【0024】この判別により他の単語の情報から推定で
きない場合は後述するS9に移行し,推定できることが
分かると,その単語から推定する(図4のS8)。次に
その他の情報も合わせてアクセント型を推定し(同S
9),アクセント型を決定し(同S10),音声合成部
に読み情報を渡し(同S11),合成音声を出力する
(同S12)。
【0025】具体例により説明すると,地名に付く接尾
語の「市」(読み:シ)は,稚内(ワッカナイ),仙台
(センダイ)等の後に付くが,次のようにそれぞれ二通
りのアクセント型がある。但し「’」はアクセントの位
置を表す。
【0026】 稚内市:ワッカナイ’シ ワッカナ’イシ 仙台市:センダイ’シ センダ’イシ ここでいう二通りのアクセント型は,モーラ数等のパタ
ーンから組合せで考えられるアクセント型のことではな
く,どちらが正しいということはなく,ユーザにとって
どちらが自然に感じるかの違いのため,共に正しい。
【0027】アクセント型はユーザのアクセント型傾向
情報(上記の「市」の例では,接尾語の前の単語の最終
音節が母音の場合のアクセント型の傾向)から推定する
ことができる。また,上記の「稚内市」と「仙台市」の
どちらかのアクセント型が指定されると,他方の単語の
アクセント型を推定することができるため,全ての単語
に対し登録等の手間がかからない。
【0028】上記図2に示す構成及び図4に示す処理フ
ローは,単語辞書の複数のアクセント型が含まれる単語
に対して,一つのアクセント型を選択する場合の例であ
るが,この構成及び処理フローを用いて,単語辞書の複
数の「読み」を持つ単語に対して,一つの「読み」を選
択する場合にも適用できる。その場合,図2の「アクセ
ント型選択部3」は「読み選択部3」に置き換えられ
る。
【0029】図5は実施例2の構成図,図6は実施例2
の処理フローである。図5において,1〜5の各符号は
上記図2に示す同じ符号の各部に対応し,6は選択結果
修正部,6aは選択結果修正部6に接続するディスプレ
イ等の表示部,6bは選択結果修正部6に接続するキー
ボード等の入力部である。
【0030】この実施例2では,選択結果修正部6を設
けた点に特徴を備え,アクセント型選択部3でユーザの
望まないアクセント型が選択された場合に選択結果修正
部6で修正できるようにし,そのユーザが選択したアク
セント型傾向情報を単語辞書1の中の複数情報に蓄積す
るようにしたものである。
【0031】図6において,最初の漢字かな混じり文の
入力(図6のS1)からその他の情報も合わせアクセン
ト型を推定する(同S9)までの処理は,上記図4の実
施例1の処理と同様であるため説明を省略する。アクセ
ント型選択部(図5の3)において,この後アクセント
型を決定して表示または単語を発声する(図6のS1
0)。
【0032】この処理では,図5のアクセント型選択部
3で決定したアクセント型を選択結果修正部6の表示部
6aに表示するか,または決定したアクセント型を含む
読み情報(文字列)を音声合成部4に供給して音声出力
部5から音声が出力される。表示部6aに表示されたア
クセント型を目で確認するか,音声出力部5からの音声
出力を耳で聞いて確認することにより,ユーザは自分が
望んだアクセント型であるか否かを識別することができ
る。
【0033】図6に戻って,次にユーザが望むアクセン
ト型かを判別する(同S11)。この判別は,ユーザが
図5の入力部6bからイエス(Yes)またはノー(N
o)を入力すると,その内容を判別することにより行
う。イエスの場合は,後述するS13に移行し,ノーの
場合はアクセント型の修正を図5の選択結果修正部6に
対し入力部6bから入力して,音声出力部5に表示を行
うか,修正されたアクセント型の読み情報を音声合成部
4に供給して音声を発声させるかにより確認しながら行
う(図6のS12)。この修正によりユーザが満足する
結果が得られると,そのアクセント型を含む読み情報を
音声合成部4に渡し(同S13),合成音声を出力して
(同S14),処理を終了する。
【0034】上記のステップS10〜S12において,
アクセント型選択部で決定したアクセント型がユーザに
提示され,ユーザが望むアクセント型と異なっていた場
合,実施例2では選択結果修正部6でアクセント型の修
正を行うことができる。この時の選択結果を表示部6a
に表示する場合,カタカナ+アクセント記号(上記した
「’」)で表示する。
【0035】選択結果を修正する場合の修正方法は,例
えば,アクセント記号の位置を(専用ツール等で)修正
するか,複数の候補の中からユーザが望むアクセント型
を選択するか,またはユーザが発声して音声認識部(図
示せず)でアクセント型の位置を測定してその結果を修
正に使用する,等の何れかを用いることができる。
【0036】上記により選択結果修正部6とアクセント
結果選択部3の間でアクセント型の修正が実行される
と,その修正結果はアクセント型選択部3から単語辞書
1に供給されてその中の該当する複数情報1bが修正さ
れる。この修正結果は,他の単語の複数情報の選択時の
推定において利用される可能性がある。
【0037】上記実施例2は,単語の「アクセント」が
複数存在する例について説明したが,単語の「読み」に
ついても同様の構成によりユーザの望む「読み」を選択
して出力させることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば入力される日本語文章中
にアクセント型や読みが複数存在する単語が検出された
場合,辞書登録の手間をかけずに,アクセント型や読み
がよりユーザの希望に近くなるように音声出力されるの
で,自然な合成音声を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】実施例1の構成図である。
【図3】単語辞書の構成例である。
【図4】実施例1の処理フローを示す図である。
【図5】実施例2の構成図である。
【図6】実施例2の処理フローを示す図である。
【図7】従来例の説明図である。
【図8】アクセント型の例を示す図である。
【符号の説明】
1 単語辞書 1a 単一アクセントの単語 1b 複数アクセントの単語 2 文章解析部 3 複数アクセント型選択部 3a 選択処理部 3b 設定部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される日本語文章を解析し,発音記
    号と韻律記号より成る合成文字列を出力する文章解析部
    と,前記合成文字列から合成規則に基づいて音声信号を
    合成する音声合成部を有する音声合成システムにおい
    て,アクセント型が複数存在する単語については複数の
    アクセント型が登録可能な単語辞書と,前記単語辞書の
    情報からアクセント型を選択するアクセント型選択部を
    設け,前記文章解析部は,入力される日本語文章に対し
    前記単語辞書を参照し,識別された単語の読みに対応す
    るアクセントの型が複数存在することを表す複数情報が
    含まれていると,前記単語辞書から前記登録された複数
    のアクセント型と関連する情報を前記アクセント型選択
    部へ出力し,前記アクセント型選択部は,ユーザにより
    指定されたアクセント型傾向情報の設定部を備え,前記
    複数のアクセント型の中から前記設定部のアクセント型
    傾向情報に基づいて一つのアクセント型を選択して結果
    を前記文章解析部に通知することを特徴とする音声合成
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において,前記アクセント型選
    択部は,アクセント型が複数登録された単語に対応して
    前記アクセント型傾向情報が設定されているとそのアク
    セント型傾向情報を用いて一つのアクセント型の選択を
    行い,設定されていないとアクセント型が複数存在する
    他の単語に対応して設定されたアクセント型傾向情報か
    ら推定して一つのアクセント型を選択することを特徴と
    する音声合成システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において,前記アクセント型選
    択部に接続された選択結果修正部を設け,複数のアクセ
    ント型から前記アクセント型選択部で選択されたアクセ
    ント型により音声合成部で合成して音声出力を行った
    時,出力された音声がユーザの望まないアクセント型で
    ある場合に前記アクセント型選択部に対し前記選択結果
    修正部からユーザの望むアクセント型への修正を指示
    し,前記修正結果がユーザ指定のアクセント型傾向情報
    として保存されることを特徴とする音声合成システム。
  4. 【請求項4】 入力される日本語文章を解析し,発音記
    号と韻律記号より成る合成文字列を出力する文章解析部
    と,前記合成文字列から合成規則に基づいて音声信号を
    合成する音声合成部を有する音声合成システムにおい
    て,アクセント型が複数存在する単語については複数の
    アクセント型が登録可能な単語辞書と,前記単語辞書の
    情報からアクセント型を選択するアクセント型選択部を
    設け,前記アクセント型選択部は,アクセント型が複数
    存在する単語が検出されると,各アクセント型を表示部
    に表示し,ユーザの指定により結成することを特徴とす
    る音声合成システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において,前記アクセント型選
    択部は,アクセント型が複数存在する単語が検出される
    と,各アクセント型をそれぞれ音声として出力するよう
    前記文章解析部,音声合成部を駆動し,前記出力された
    音声に応じて一つのアクセント型の選択指示によりアク
    セント型が選択されることを特徴とする音声合成システ
    ム。
  6. 【請求項6】 入力される日本語文章を解析し,発音記
    号と韻律記号より成る合成文字列を出力する文章解析部
    と,前記合成文字列から合成規則に基づいて音声信号を
    合成する音声合成部を有する音声合成システムにおい
    て,読みが複数存在する単語については複数の読みが登
    録可能な単語辞書と,前記単語辞書の情報から読みを選
    択する読み選択部を設け,読み選択部はユーザにより指
    定された読み傾向情報の設定部を備え,読みが複数存在
    する単語が検出されると,一つの読みの選択を上記請求
    項1乃至3の何れかにより行うことを特徴とする音声合
    成システム。
  7. 【請求項7】 入力される日本語文章を解析し,発音記
    号と韻律記号より成る合成文字列を出力する文章解析部
    と,前記合成文字列から合成規則に基づいて音声信号を
    合成する音声合成部を有する音声合成システムにおい
    て,読みが複数存在する単語については複数の読みが登
    録可能な単語辞書と,前記単語辞書の情報から読みを選
    択する読み選択部を設け,読みが複数存在する単語が検
    出され,どの読みで音声合成を行うかの選択を,上記請
    求項4または5により行うことを特徴とする音声合成シ
    ステム。
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