JPH0627984A - 音声規則合成装置 - Google Patents
音声規則合成装置Info
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- JPH0627984A JPH0627984A JP4179863A JP17986392A JPH0627984A JP H0627984 A JPH0627984 A JP H0627984A JP 4179863 A JP4179863 A JP 4179863A JP 17986392 A JP17986392 A JP 17986392A JP H0627984 A JPH0627984 A JP H0627984A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phrase
- fundamental frequency
- speech
- group
- rule
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明はより人間が発生する自然音声に近
い規則合成音声を生成するための基本周波数生成し得る
音声規則合成装置を提供することを主要な特徴とする。 【構成】 入力部101から合成音声の情報が韻律パラ
メータ生成部102に入力されると、韻律パラメータ生
成部102に含まれる基本周波数設定部102が基本周
波数設定規則辞書205に従って、先行句が当該句に直
接係っているか否かおよび当該句が後続句に直接係って
いるか否かのそれぞれに応じて、基本周波数を所定の演
算式に従って設定し、設定された基本周波数に従って音
声パラメータ生成部104で音声パラメータが生成さ
れ、音声合成部106によって音声が合成され、出力部
107から出力される。
い規則合成音声を生成するための基本周波数生成し得る
音声規則合成装置を提供することを主要な特徴とする。 【構成】 入力部101から合成音声の情報が韻律パラ
メータ生成部102に入力されると、韻律パラメータ生
成部102に含まれる基本周波数設定部102が基本周
波数設定規則辞書205に従って、先行句が当該句に直
接係っているか否かおよび当該句が後続句に直接係って
いるか否かのそれぞれに応じて、基本周波数を所定の演
算式に従って設定し、設定された基本周波数に従って音
声パラメータ生成部104で音声パラメータが生成さ
れ、音声合成部106によって音声が合成され、出力部
107から出力される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は音声規則合成装置に関
し、特に、音韻や音節など音声の単位となるものを接続
し、音韻継続時間長,基本周波数およびパワーなど韻律
情報を制御して任意の音声を出力するような音声規則合
成装置に関する。
し、特に、音韻や音節など音声の単位となるものを接続
し、音韻継続時間長,基本周波数およびパワーなど韻律
情報を制御して任意の音声を出力するような音声規則合
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】規則による音声合成装置において、より
人間の声に近い自然な合成音声を出力するために、韻律
に関する基本周波数や振幅や音韻継続時間長などのパラ
メータを適切に制御することが要求されている。そのう
ち、基本周波数を制御する主な方法としては、広瀬,藤
崎らが発表した「音声合成とアクセント,イントネーシ
ョン」電子情報通信学会誌Vol.70No.4,第6
5頁〜第74頁(1986)や、箱田,佐藤らが発表し
た「文音声合成における音調規則」電子情報通信学会誌
論文集D Vol.J63−D No.9第715頁〜
第722ページ(1980−9)などがある。
人間の声に近い自然な合成音声を出力するために、韻律
に関する基本周波数や振幅や音韻継続時間長などのパラ
メータを適切に制御することが要求されている。そのう
ち、基本周波数を制御する主な方法としては、広瀬,藤
崎らが発表した「音声合成とアクセント,イントネーシ
ョン」電子情報通信学会誌Vol.70No.4,第6
5頁〜第74頁(1986)や、箱田,佐藤らが発表し
た「文音声合成における音調規則」電子情報通信学会誌
論文集D Vol.J63−D No.9第715頁〜
第722ページ(1980−9)などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の基本周波数を制
御する従来の規則は、句の基本周波数を設定するにあた
って、先行句と当該句との係り受けた関係のみの規則で
あり、自然な日本語文音声を生成するために、詳細な句
の構造を表現するために必要な文音声における基本周波
数設定の規則が存在していなかった。
御する従来の規則は、句の基本周波数を設定するにあた
って、先行句と当該句との係り受けた関係のみの規則で
あり、自然な日本語文音声を生成するために、詳細な句
の構造を表現するために必要な文音声における基本周波
数設定の規則が存在していなかった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、よ
り人間が発生する自然音声に近い基本周波数を生成する
ことができるような音声規則合成装置を提供することで
ある。
り人間が発生する自然音声に近い基本周波数を生成する
ことができるような音声規則合成装置を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は音韻や音節な
ど音声の単位となるものを接続し、音韻継続時間長,基
本周波数,パワーなどの韻律情報を制御して任意の音声
を出力する音声規則合成装置において、先行句と当該句
の係り受け関係と、後続句と当該句の係り受け関係と、
後続句と当該句の係り受け関係を用いて基本周波数を設
定する基本周波数設定手段を設けて構成される。
ど音声の単位となるものを接続し、音韻継続時間長,基
本周波数,パワーなどの韻律情報を制御して任意の音声
を出力する音声規則合成装置において、先行句と当該句
の係り受け関係と、後続句と当該句の係り受け関係と、
後続句と当該句の係り受け関係を用いて基本周波数を設
定する基本周波数設定手段を設けて構成される。
【0006】より好ましくは、基本周波数設定手段は、
先行句や当該句に直接係る場合と、直接係らない場合の
2つに分けて別々に当該句の基本周波数を設定する。
先行句や当該句に直接係る場合と、直接係らない場合の
2つに分けて別々に当該句の基本周波数を設定する。
【0007】さらに、基本周波数設定手段は、後続句が
当該句に直接係る場合と、直接係らない場合の2つに分
けて別々に当該句の基本周波数を設定する。
当該句に直接係る場合と、直接係らない場合の2つに分
けて別々に当該句の基本周波数を設定する。
【0008】さらに、基本周波数設定手段は、先行句が
当該句に直接係る場合と、直接係らない場合と後続句が
当該句に直接係る場合と直接係らない場合のそれぞれの
4つの組合わせに分けて別々に当該句の基本周波数を設
定する。
当該句に直接係る場合と、直接係らない場合と後続句が
当該句に直接係る場合と直接係らない場合のそれぞれの
4つの組合わせに分けて別々に当該句の基本周波数を設
定する。
【0009】
【作用】この発明に係る音声規則合成装置は、先行句と
当該句の係り受け関係と、後続句と当該句の係り受け関
係を用いて基本周波数を設定することにより、自然音声
に近い規則合成音声を生成することができる。
当該句の係り受け関係と、後続句と当該句の係り受け関
係を用いて基本周波数を設定することにより、自然音声
に近い規則合成音声を生成することができる。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の概略ブロック図
である。図1を参照して、入力部101から出力したい
合成音声の情報が韻律パラメータ生成部102に入力さ
れる。韻律パラメータ生成部102に入力される合成音
声の情報は、音韻,韻律および言語である。これらの情
報により、韻律パラメータ生成部102は、韻律規則辞
書(韻律パラメータ辞書)103を用いて韻律パラメー
タ(音韻継続時間,基本周波数およびパワー)を設定す
る。さらに、音声パラメータ生成部104は音声パラメ
ータ接続規則辞書(音声パラメータ辞書)105を用い
て、合成音声を生成するために、音声パラメータ接続規
則辞書105内の合成素片基本単位(たとえば音節,音
素)を音声パラメータ接続規則辞書105内の音声パラ
メータ接続規則に従って、接続,圧縮および伸張などの
加工を施し、音声パラメータを生成する。音声パラメー
タ生成部104で生成された音声パラメータは音声合成
部106に与えられて合成音声が合成され、出力部10
7によって合成音声が出力される。
である。図1を参照して、入力部101から出力したい
合成音声の情報が韻律パラメータ生成部102に入力さ
れる。韻律パラメータ生成部102に入力される合成音
声の情報は、音韻,韻律および言語である。これらの情
報により、韻律パラメータ生成部102は、韻律規則辞
書(韻律パラメータ辞書)103を用いて韻律パラメー
タ(音韻継続時間,基本周波数およびパワー)を設定す
る。さらに、音声パラメータ生成部104は音声パラメ
ータ接続規則辞書(音声パラメータ辞書)105を用い
て、合成音声を生成するために、音声パラメータ接続規
則辞書105内の合成素片基本単位(たとえば音節,音
素)を音声パラメータ接続規則辞書105内の音声パラ
メータ接続規則に従って、接続,圧縮および伸張などの
加工を施し、音声パラメータを生成する。音声パラメー
タ生成部104で生成された音声パラメータは音声合成
部106に与えられて合成音声が合成され、出力部10
7によって合成音声が出力される。
【0011】図2は図1に示した韻律パラメータ生成部
102と韻律規則辞書103のより詳細なブロック図で
ある。図2において、韻律パラメータ生成部102は音
韻継続長設定部201と基本周波数設定部202とパラ
メータ設定部203の3つの部分を含む。また、それぞ
れの設定部に対応して、韻律規則辞書103は、音韻継
続長設定規則辞書204と、基本周波数設定規則辞書2
05と、パワー設定規則辞書206の3つの辞書を含
む。図2における基本周波数設定部202および基本周
波数設定規則辞書205がこの発明の特徴部分である。
102と韻律規則辞書103のより詳細なブロック図で
ある。図2において、韻律パラメータ生成部102は音
韻継続長設定部201と基本周波数設定部202とパラ
メータ設定部203の3つの部分を含む。また、それぞ
れの設定部に対応して、韻律規則辞書103は、音韻継
続長設定規則辞書204と、基本周波数設定規則辞書2
05と、パワー設定規則辞書206の3つの辞書を含
む。図2における基本周波数設定部202および基本周
波数設定規則辞書205がこの発明の特徴部分である。
【0012】図3は図2に示した基本周波数設定部20
2による基本周波数設定アルゴリズムを示すフロー図で
ある。
2による基本周波数設定アルゴリズムを示すフロー図で
ある。
【0013】次に、基本周波数設定部202による基本
周波数設定動作について詳細に説明する。図3に示すス
テップ(図示ではSPと略称する)SP1において、先
行句が当該句に直接係っているか否かが判別される。先
行句が当該句に直接係っていれば、ステップSP2に進
み、当該句が後続句に直接に係っているか否かが判別さ
れる。ステップSP1において、先行句が当該句に直接
係っていなければ、ステップSP3に進み、当該句が後
続句に直接係っているか否かが判別される。ステップS
P2において、当該句が後続句に直接係っていれば、ス
テップSP4において、基本周波数が演算される。すな
わち、ステップSP4において、 基本周波数=当該グループの平均基本周波数+当該句の
モーラ数が当該グループの基本周波数に与える影響+当
該句のアクセント型が当該グループの基本周波数に与え
る影響+先行句のモーラ数が当該グループの基本周波数
に与える影響+先行句のアクセント型が当該グループの
基本周波数に与える影響+後続句のモーラ数が当該グル
ープの基本周波数に与える影響+後続句のアクセント型
が当該グループの基本周波数に与える影響+先行句と当
該句の境界の読点の有無が当該グループの基本周波数に
与える影響+後続句と当該句の境界の読点の有無が当該
グループの基本周波数に与える影響+先行句と当該句の
並列の有無が当該グループの基本周波数に与える影響+
後続句と当該句の並列の有無が当該グループの基本周波
数に与える影響+当該句頭の品詞の種類が当該グループ
の基本周波数に与える影響+当該句末の品詞の種類が当
該グループの基本周波数に与える影響 上述の如く、先行句が当該句に直接係っておりかつ当該
句後続句に直接係っていれば上述の演算式に従って基本
周波数が推定される。
周波数設定動作について詳細に説明する。図3に示すス
テップ(図示ではSPと略称する)SP1において、先
行句が当該句に直接係っているか否かが判別される。先
行句が当該句に直接係っていれば、ステップSP2に進
み、当該句が後続句に直接に係っているか否かが判別さ
れる。ステップSP1において、先行句が当該句に直接
係っていなければ、ステップSP3に進み、当該句が後
続句に直接係っているか否かが判別される。ステップS
P2において、当該句が後続句に直接係っていれば、ス
テップSP4において、基本周波数が演算される。すな
わち、ステップSP4において、 基本周波数=当該グループの平均基本周波数+当該句の
モーラ数が当該グループの基本周波数に与える影響+当
該句のアクセント型が当該グループの基本周波数に与え
る影響+先行句のモーラ数が当該グループの基本周波数
に与える影響+先行句のアクセント型が当該グループの
基本周波数に与える影響+後続句のモーラ数が当該グル
ープの基本周波数に与える影響+後続句のアクセント型
が当該グループの基本周波数に与える影響+先行句と当
該句の境界の読点の有無が当該グループの基本周波数に
与える影響+後続句と当該句の境界の読点の有無が当該
グループの基本周波数に与える影響+先行句と当該句の
並列の有無が当該グループの基本周波数に与える影響+
後続句と当該句の並列の有無が当該グループの基本周波
数に与える影響+当該句頭の品詞の種類が当該グループ
の基本周波数に与える影響+当該句末の品詞の種類が当
該グループの基本周波数に与える影響 上述の如く、先行句が当該句に直接係っておりかつ当該
句後続句に直接係っていれば上述の演算式に従って基本
周波数が推定される。
【0014】前述のステップSP2において、当該句が
後続句に直接係っていないと判別された場合には、ステ
ップSP5に進み、次の演算式に従って基本周波数が演
算される。
後続句に直接係っていないと判別された場合には、ステ
ップSP5に進み、次の演算式に従って基本周波数が演
算される。
【0015】推定基本周波数=当該グループの平均基本
周波数+当該句のモーラ数が当該グループの基本周波数
に与える影響+当該句のアクセント型が当該グループの
基本周波数に与える影響+先行句のモーラ数が当該グル
ープの基本周波数に与える影響+先行句のアクセント型
が当該グループの基本周波数に与える影響+後続句のア
クセント型が当該グループの基本周波数に与える影響+
後続句と当該句の係り受けの深さが当該グループの基本
周波数に与える影響+先行句と当該句の境界の読点の有
無が当該グループの基本周波数に与える影響+後続句と
当該句の境界の読点の有無が当該グループの基本周波数
に与える影響+先行句と当該句の並列の有無が当該グル
ープの基本周波数に与える影響+後続句と当該句の並列
の有無が当該グループの基本周波数に与える影響+当該
句頭の品詞の種類が当該グループの基本周波数に与える
影響+当該句末の品詞の種類が当該グループの基本周波
数に与える影響 上述の如く、先行句が当該句に直接係っておりかつ当該
句が後続句に直接係っていなければステップSP5の演
算式に従って基本周波数が推定される。
周波数+当該句のモーラ数が当該グループの基本周波数
に与える影響+当該句のアクセント型が当該グループの
基本周波数に与える影響+先行句のモーラ数が当該グル
ープの基本周波数に与える影響+先行句のアクセント型
が当該グループの基本周波数に与える影響+後続句のア
クセント型が当該グループの基本周波数に与える影響+
後続句と当該句の係り受けの深さが当該グループの基本
周波数に与える影響+先行句と当該句の境界の読点の有
無が当該グループの基本周波数に与える影響+後続句と
当該句の境界の読点の有無が当該グループの基本周波数
に与える影響+先行句と当該句の並列の有無が当該グル
ープの基本周波数に与える影響+後続句と当該句の並列
の有無が当該グループの基本周波数に与える影響+当該
句頭の品詞の種類が当該グループの基本周波数に与える
影響+当該句末の品詞の種類が当該グループの基本周波
数に与える影響 上述の如く、先行句が当該句に直接係っておりかつ当該
句が後続句に直接係っていなければステップSP5の演
算式に従って基本周波数が推定される。
【0016】前述のステップSP3において、当該句が
後続句に直接係っていると判別されると、ステップSP
6に進み、基本周波数が次の演算式に従って計算され
る。 推定基本周波数=当該グループの平均基本周波数+当該
句のモーラ数が当該グループの基本周波数に与える影響
+当該句のアクセント型が当該グループの基本周波数に
与える影響+先行句のアクセント型が当該グループの基
本周波数に与える影響+後続句のモーラ数が当該グルー
プの基本周波数に与える影響+先行句と当該句の係り受
けの深さが当該グループの基本周波数に与える影響+後
続句と当該句の係り受けの深さが当該グループの基本周
波数に与える影響+先行句と当該句の境界の読点の有無
が当該グループの基本周波数に与える影響+後続句と当
該句の境界の読点の有無が当該グループの基本周波数に
与える影響+先行句と当該句の並列の有無が当該グルー
プの基本周波数に与える影響+後続句と当該句の並列の
有無が当該グループの基本周波数に与える影響+当該句
頭の品詞の種類が当該グループの基本周波数に与える影
響+当該句末の品詞の種類が当該グループの基本周波数
に与える影響 上述の如く、先行句が当該句に直接係っておらずかつ当
該句が後続句に直接係っている場合には、上述の演算式
に従って基本周波数が推定される。
後続句に直接係っていると判別されると、ステップSP
6に進み、基本周波数が次の演算式に従って計算され
る。 推定基本周波数=当該グループの平均基本周波数+当該
句のモーラ数が当該グループの基本周波数に与える影響
+当該句のアクセント型が当該グループの基本周波数に
与える影響+先行句のアクセント型が当該グループの基
本周波数に与える影響+後続句のモーラ数が当該グルー
プの基本周波数に与える影響+先行句と当該句の係り受
けの深さが当該グループの基本周波数に与える影響+後
続句と当該句の係り受けの深さが当該グループの基本周
波数に与える影響+先行句と当該句の境界の読点の有無
が当該グループの基本周波数に与える影響+後続句と当
該句の境界の読点の有無が当該グループの基本周波数に
与える影響+先行句と当該句の並列の有無が当該グルー
プの基本周波数に与える影響+後続句と当該句の並列の
有無が当該グループの基本周波数に与える影響+当該句
頭の品詞の種類が当該グループの基本周波数に与える影
響+当該句末の品詞の種類が当該グループの基本周波数
に与える影響 上述の如く、先行句が当該句に直接係っておらずかつ当
該句が後続句に直接係っている場合には、上述の演算式
に従って基本周波数が推定される。
【0017】前述のステップSP3において、当該句が
後続句に直接係らないと判別されると、ステップSP7
に進み、次の演算式に従って基本周波数が演算される。
後続句に直接係らないと判別されると、ステップSP7
に進み、次の演算式に従って基本周波数が演算される。
【0018】推定基本周波数=当該グループの平均基本
周波数+当該句のモーラ数が当該グループの基本周波数
に与える影響+当該句のアクセント型が当該グループの
基本周波数に与える影響+先行句のアクセント型が当該
グループの基本周波数に与える影響+後続句のアクセン
ト型が当該グループの基本周波数に与える影響+先行句
と当該句の係り受けの深さが当該グループの基本周波数
に与える影響+後続句と当該句の係り受けの深さが当該
グループの基本周波数に与える影響+先行句と当該句の
境界の読点の有無が当該グループの基本周波数に与える
影響+後続句と当該句の境界の読点の有無が当該グルー
プの基本周波数に与える影響+先行句と当該句の並列の
有無が当該グループの基本周波数に与える影響+後続句
と当該句の並列の有無が当該グループの基本周波数に与
える影響+当該句頭の品詞の種類が当該グループの基本
周波数に与える影響+当該句末の品詞の種類が当該グル
ープの基本周波数に与える影響 上述の如く、先行句が当該句に直接係っておらずかつ当
該句が後続句に直接係っていなければ、上述の演算式に
従って推定基本周波数が定められる。
周波数+当該句のモーラ数が当該グループの基本周波数
に与える影響+当該句のアクセント型が当該グループの
基本周波数に与える影響+先行句のアクセント型が当該
グループの基本周波数に与える影響+後続句のアクセン
ト型が当該グループの基本周波数に与える影響+先行句
と当該句の係り受けの深さが当該グループの基本周波数
に与える影響+後続句と当該句の係り受けの深さが当該
グループの基本周波数に与える影響+先行句と当該句の
境界の読点の有無が当該グループの基本周波数に与える
影響+後続句と当該句の境界の読点の有無が当該グルー
プの基本周波数に与える影響+先行句と当該句の並列の
有無が当該グループの基本周波数に与える影響+後続句
と当該句の並列の有無が当該グループの基本周波数に与
える影響+当該句頭の品詞の種類が当該グループの基本
周波数に与える影響+当該句末の品詞の種類が当該グル
ープの基本周波数に与える影響 上述の如く、先行句が当該句に直接係っておらずかつ当
該句が後続句に直接係っていなければ、上述の演算式に
従って推定基本周波数が定められる。
【0019】上述の如くして、推定基本周波数が設定さ
れると、図1に示した音声パラメータ生成部104で音
声パラメータが生成されて音声合成部106で音声合成
されたのち、出力部107から出力される。
れると、図1に示した音声パラメータ生成部104で音
声パラメータが生成されて音声合成部106で音声合成
されたのち、出力部107から出力される。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、先行
句と当該句の係り受け関係と後続句と当該句の係り受け
関係を用いて基本周波数を設定するようにしたので、よ
り人間が発生する自然音声に近い基本周波数を生成する
ことができ、より自然音声に近い規則合成音声を生成す
ることができる。
句と当該句の係り受け関係と後続句と当該句の係り受け
関係を用いて基本周波数を設定するようにしたので、よ
り人間が発生する自然音声に近い基本周波数を生成する
ことができ、より自然音声に近い規則合成音声を生成す
ることができる。
【図1】この発明の一実施例の概略ブロック図である。
【図2】図1に示した韻律パラメータ生成部と韻律規則
辞書のより詳細なブロック図である。
辞書のより詳細なブロック図である。
【図3】図2に示した基本周波数設定部による基本周波
数設定アルゴリズムを示すフロー図である。
数設定アルゴリズムを示すフロー図である。
101 入力部 102 韻律パラメータ生成部 103 韻律規則辞書 104 音声パラメータ生成部 105 音声パラメータ接続規則辞書 106 音声合成部 107 出力 201 音韻継続長設定部 202 基本周波数設定部 203 パワー設定部 204 音韻継続長設定規則辞書 205 基本周波数設定規則辞書 206 パワー設定規則辞書
Claims (4)
- 【請求項1】 音韻や音節など音声の単位となるものを
接続し、音韻継続時間長,基本周波数およびパワーなど
の韻律情報を制御して、任意の音声を出力する音声規則
合成装置において、 先行句と当該句の係り受け関係と、後続句と当該句の係
り受け関係を用いて基本周波数を設定する基本周波数設
定手段を備えたことを特徴とする、音声規則合成装置。 - 【請求項2】 前記基本周波数設定手段は、先行句や当
該句に直接係る場合と、直接係らない場合の2つに分け
て別々に当該句の基本周波数を設定することを特徴とす
る、請求項1の音声規則合成装置。 - 【請求項3】 前記基本周波数設定手段は、後続句や当
該句に直接係る場合と、直接係らない場合の2つに分け
て別々に当該句の基本周波数を設定することを特徴とす
る、請求項1の音声規則合成装置。 - 【請求項4】 前記基本周波数設定手段は、先行句や当
該句に直接係る場合と、直接係らない場合と、後続句が
当該句に直接係る場合と、直接係らない場合のそれぞれ
の組合わせ4つの場合に分け、別々に当該句の基本周波
数を設定することを特徴とする、請求項1ないし3のい
ずれかの音声規則合成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4179863A JPH0627984A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 音声規則合成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4179863A JPH0627984A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 音声規則合成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627984A true JPH0627984A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16073233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4179863A Pending JPH0627984A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 音声規則合成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0627984A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60195596A (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-04 | 三洋電機株式会社 | 音声合成装置 |
JPH02234198A (ja) * | 1989-03-07 | 1990-09-17 | Ricoh Co Ltd | テキスト音声合成システム |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP4179863A patent/JPH0627984A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60195596A (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-04 | 三洋電機株式会社 | 音声合成装置 |
JPH02234198A (ja) * | 1989-03-07 | 1990-09-17 | Ricoh Co Ltd | テキスト音声合成システム |
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