JP2536896B2 - 音声合成装置 - Google Patents

音声合成装置

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JP2536896B2 JP63045932A JP4593288A JP2536896B2 JP 2536896 B2 JP2536896 B2 JP 2536896B2 JP 63045932 A JP63045932 A JP 63045932A JP 4593288 A JP4593288 A JP 4593288A JP 2536896 B2 JP2536896 B2 JP 2536896B2
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 文章情報を入力し、それを音声に変換して、文−音声
変換を行う音声合成装置に関し、 音声の発声中に不自然な沈黙を発生しない音声合成装
置を得ることをその目的とし、 文章情報を入力して、音声波形を生成する合成音声生
成部と、該合成音声生成部で生成した音声波形により、
音声を出力する音声出力部とを有する音声合成装置にお
いて、前記合成音声生成部における音声波形生成に要す
る時間を計算する合成時間計算部と、不要語を記憶する
不要語記憶部と、前記合成時間計算部によって算出され
た時間に基づき、前記不要語記憶部に記憶されている不
要語を抽出して該不要語の音声波形を生成し、前記合成
音声生成部において生成した音声波形とともに、前記音
声出力部に出力させる不要語出力部とを有するように構
成する。
〔産業上の利用分野〕
この発明は、文章情報を入力してそれを音声に変換し
て、文−音声変換を行う音声合成装置に関する。
〔従来の技術〕
従来文章情報を入力して音声に変換する、音声合成装
置としては、例えば、第3図に示すようなものがある。
音声合成装置1には、文章情報2が入力する音韻記号生
成部3があり、次に音声パラメータ生成部4、次に音声
合成部5、音声波形バッファ6、D/A変換部7があり、D
/A変換部7からの情報が入力して、音声合成部5、音声
波形バッファ6を制御する音声出力制御部8が設けられ
ている。
音韻記号生成部3には文章情報2が入力し、文章情報
2から発音記号やイントネーション等の発音や韻律を示
す音韻記号を生成する。そして音声パラメータ生成部4
には、音韻記号生成部3で生成された音韻記号が入力
し、言語の特性に対応した辞書等から、音声パラメータ
の時系列データを生成し、音声合成部5に出力する。音
声合成部5は音声パラメータ生成部4から入力する音源
データと、出力する音声波形との間の伝達関数に相当す
る一種のフィルタで、合成音声波形を生成する。これま
でのデータの処理はディジタル値で行われ、ディジタル
波形が次の音声波形バッファ6に出力される。音声波形
バッファ6には前記の音声合成波形が一時的に格納さ
れ、音声波形バッファ6に格納されたディジタル波形
は、次のD/A変換部7によってアナログ値に変換され、
音声として出力されるようになっている。
音声波形バッファ6は、前記のディジタル波形が形成
される処理時間と、音声として出力される発音時間とが
違った場合に、不自然な音声の休止が発生するのを防ぐ
ために設けられている。音声出力制御部8は、D/A変換
部7の処理状態に応じて、音声合成部5および音声波形
バッファ6を制御する。そしてD/A変換部7が音声デー
タを受け付けられる状態にあり、かつ音声波形のデータ
が音声波形バッファ6内に一杯になったときは、音声波
形バッファ6の音声波形データを順にD/A変換部7へ送
り出すように指令を出す。また音声出力制御部8は、D/
A変換部7の処理が遅れて音声として出力できないとき
は、音声波形バッファ6内のデータが出力されないよう
に指令を出し、そのときさらに、音声波形バッファ6内
が一杯であれば、音声合成部5からデータを出力しない
ように、音声合成部5を制御する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところでこのような従来の音声合成装置にあっては、
長い文章が入力される場合に、文章によっては音韻記号
の生成や、音声パラメータの生成等の処理時間が大きく
なって、音声波形バッファ6が一杯になるまで時間がか
かってしまい、音声波形バッファ6からD/A変換部7へ
データが送り出せない状態が、しばらく継続してしまう
ことがある。そうすると先にD/A変換部7から出力した
音声と、続いて合成されて出力される音声との間に休止
時間が発生し、不自然な沈黙が継続するという問題があ
った。
この発明はこのような課題に着目してなされたもの
で、音声の発声中に不自然な沈黙を発生しない音声合成
装置を得ることをその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明において上記の課題を解決するための手段は、
第1図に示すように文章情報20を入力して音声波形を生
成する合成音声生成部11と、合成音声生成部11で生成し
た音声波形から、音声を出力する音声出力部12とを有す
る音声合成装置10において、合成音声生成部11における
音声波形生成に要する時間を計算する合成時間計算部13
と、不要語を記憶する不要語記憶部14と、合成時間計算
部13によって算出された時間に基づき、算出された時間
が一定の闘値を超えたとき、不要語記憶部14に記憶され
ている不要語を抽出して該不要語の音声波形を生成し、
合成音声生成部11において生成した音声波形とともに、
音声出力部12に出力させる不要語出力部15を有するよう
にすることである。
〔作用〕
次に第1図に基づいて本発明の作用を説明すると、合
成音声生成部11は文章情報を入力し、これに基づいて音
声波形を出力する。そして合成音声生成部11で生成した
音声波形により、音声出力部12から音声を出力する。合
成時間計算部13では合成音声生成部11における音声波形
生成に要する時間を計算し、この算出された時間に基づ
いて、この算出値が一定の闘値を超えているかどうかを
判断し、該闘値を超えているときは、不要語記憶部14に
記憶されている不要語を抽出する。そして不要語出力部
15において、不要語の音声波形を生成し、合成音声生成
部11において生成した音声波形とともに、音声出力部12
に出力させる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す構成図で、音声合成
装置10には、文章情報20を入力して音声波形を生成する
合成音声生成部11があり、合成音声生成部11で生成し出
力される音声波形によって、音声を出力する音声出力部
12を有している。そして合成音声生成部11として、文章
情報20が入力する音韻記号生成部21、音声パラメータ生
成部22、音声合成部23が設けられている。また合成音声
生成部11における音声波形生成に要する時間を計算する
合成時間計算部13がある。一方不自然な沈黙をなくすた
めの、不要語を記憶する不要語記憶部14として、不要語
辞書26がある。音声を出力するものとしては、音声波形
バッファ28、D/A変換部29があり、D/A変換部29からの情
報によって、音声合成部23、音声波形バッファ28を制御
する、音声出力制御部27が設けられ、D/A変換部29によ
って駆動されるスピーカ30等があって、これらが一体に
なって音声出力部12を形成している。また不要語出力部
15を形成するものとして、合成時間計算部13によって算
出された時間がある闘値よりも大きい場合に、不要語辞
書26に記憶されている不要語を抽出する不要語選択部25
があり、不要語選択部25の出力は、前記の音声波形バッ
ファ28に力して不要語の音声波形を生成するので、音声
波形バッファ28は、不要語出力部15の一部を形成してい
ることになる。
合成音声生成部11の音韻記号生成部21には文章情報20
が入力し、従来技術と同様に音声パラメータ生成部22、
音声合成部23を経て、音声波形をディジタル値として出
力する。その出力値が音声出力部12としての音声波形バ
ッファ28に入力し、D/A変換部29でアナログ値に変換さ
れるが、従来技術の場合と同様に、音声合成部23、音声
波形バッファ28が音声出力制御部27によって制御され
て、D/A変換部29の出力値がスピーカ30に入力して音声
を出力する。
ところで合成音声生成部11の音韻記号生成部21に、長
い文章が入力されたような場合には、前述の課題で指摘
したように、文章によっては音韻記号の生成や、音声パ
ラメータの生成等の処理時間が大きくなって、音声合成
部23からの出力が、音声波形バッファ28に入力し、音声
波形バッファ28が一杯になるまでに時間がかかってしま
い、音声波形バッファ28からD/A変換部29へデータが送
り出せない状態が、しばらく継続してしまうことがあ
る。そうすると先にD/A変換部29から出力した音声と、
続いて合成されて出力される音声との間に休止時間が発
生し、不自然な沈黙が継続することがあるので、合成時
間計算部13において合成音声生成部11における音声波形
生成に要する時間を計算する。計算方法は種々のものが
考えられるが、例えば入力する文章情報20の単語数等か
ら、合成音声生成に要する時間の概算が求められる。
この算出された時間が一定の闘値を超えているとき
は、不要語辞書26に記憶されている不要語を、不要語出
力部15としての不要語選択部25によって抽出し、その抽
出した不要語の音声波形を、通常の音声波形が入力して
処理されている音声出力部12の一部であるが、不要語出
力部15の一部としても機能している、音声波形バッファ
28に入力する。即ち合成音声生成部11としての、音韻記
号生成部21、音声パラメータ生成部22、音声合成部23に
おいて生成した音声波形と同様にして、音声波形バッフ
ァ28へ入力してD/A変換部29へ送出される。不要語が音
声波形バッファ28へ入力するのは、音声合成部23からD/
A変換部29へ送出すべき音声波形が中断したところであ
って、音声出力制御部27によって制御されて入力する。
そしてこれまでディジタル値として処理されて来た不要
語が、D/A変換部29によってアナログ値に変換されて、
日本語ならば『えー』とか『あー』が、英語の場合なら
ば『well』等がスピーカ30から出力される。
こうして音声の中に適当な不要語が挿入され、不自然
な音声の途切れがなくなり、あたかも人が話しているよ
うに音声を出すことができ、入力された文章が音声とし
て出力される。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、文章を入力し
てそれを音声に変換する、音声合成装置において、文章
の変換時間が長くかかり、この時間が音声として出力す
る装置の作動時間と異ることによって生ずる不自然な沈
黙、不要語によって埋めてやることができるので、出力
として自然な合成音声が得られる。また不要語が挿入さ
れることにより、合成音声を聞いている人に、さらに文
章が続くことを知らせることができ、情報を的確に伝え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、第2図は本発明の一
実施例に係る音声合成装置のブロック図、第3図は従来
の音声合成装置のブロック図である。 11……合成音声生成部 12……音声出力部 13……合成時間計算部 14……不要語記憶部 15……不要語出力部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文章情報(20)を入力して、音声波形を生
    成する合成音声生成部(11)と、該合成音声生成部(1
    1)で生成した音声波形により、音声を出力する音声出
    力部(12)とを有する音声合成装置において、 前記合成音声生成部(11)における音声波形生成に要す
    る時間を計算する合成時間計算部(13)と、 不要語を記憶する不要語記憶部(14)と、 前記合成時間計算部(13)によって算出された時間に基
    づき、前記不要語記憶部(14)に記憶されている不要語
    を抽出して該不要語の音声波形を生成し、前記合成音声
    生成部(11)において生成した音声波形とともに、前記
    音声出力部(12)に出力させる不要語出力部(15)とを
    有することを特徴とする音声合成装置。
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