JP2578876B2 - 文章読み上げ装置 - Google Patents

文章読み上げ装置

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JP2578876B2
JP2578876B2 JP63013969A JP1396988A JP2578876B2 JP 2578876 B2 JP2578876 B2 JP 2578876B2 JP 63013969 A JP63013969 A JP 63013969A JP 1396988 A JP1396988 A JP 1396988A JP 2578876 B2 JP2578876 B2 JP 2578876B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 入力された文章を解析し、音声合成して読み上げる文
章読み上げ装置に関し、 アクセント句境界記号を用いて、少しの手間で合成音
声の自然性を大幅に向上させることを目的とし、 読み上げようとする文章に対して、アクセント句の区
切りを示すアクセント句境界記号を予め挿入しておき、
合成する際に、このアクセント句境界記号に基づいて音
声合成するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、入力された文章を解析し、音声合成して読
み上げる文章読み上げ装置に関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕
漢字かな混じり文を入力し、音声を合成する文章読み
上げ装置は、一般に、第4図に示すように、言語処理部
15が文章蓄積部14から取り出した漢字かな混じり文を発
音記号・韻律記号(アクセント、ポーズ記号など)の列
に変換し、音響処理部16がこれらの発音記号・韻律記号
列を音声パラメータに変換し、その後にこの音声パラメ
ータに基づいて音声を合成してスピーカ17から送出する
ようにしている。
この際、読み上げようとする文章である漢字かな混じ
り文中に、名詞が複数結合した複合名詞が存在する場
合、これらに正しい発音記号、韻律記号を付与すること
は困難である。特に、名詞同士が結合して1つのアクセ
ント核をもつまとまり(アクセント句)となるか否かを
決定することは非常に難しく、意味解析を導入したり、
個々の単語別ルールが必要となってしまい、簡単な処理
によって聞きやすい音声を読み上げ得ないという問題点
があった。
尚、入力表示装置11は、読み上げようとする文章を入
力したり、表示するものである。
主制御部12は、各種制御を行うものである。
入力制御部13は、入力表示装置11から入力された文章
を、文書蓄積部14に格納したりなどするものである。
本発明は、アクセント句境界記号を用いて、少しの手
間で合成音声の自然性を大幅に向上させることを目的と
している。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図を参照して問題点を解決するための手段を説明
する。
第1図において、アクセント句境界記号入力部3−1
は、アクセント句境界記号を文章中に挿入するものであ
る。
アクセント句境界記号処理部5−1は、文章中に予め
挿入されたアクセント句境界記号を検出し、これに対応
したアクセント句の境界を設定するものである。
〔作用〕
本発明は、第1図に示すように、アクセント句境界記
号入力部3−1によって複合名詞などのアクセント句の
境界を表すアクセント句境界記号を文章中に予め挿入し
ておき、音声合成する際に、アクセント句境界記号処理
部5−1が文章中に挿入されたこのアクセント句境界記
号に基づいて発音記号・韻律記号に変換した後、音響処
理部16およびスピーカ17によって音声を生成するように
している。
従って、文章中に予めアクセント句境界記号を挿入し
ておくという少しの手間により、合成音声の自然性を大
幅に向上させることが可能となる。
〔実施例〕
次に、第1図から第3図を用いて本発明の1実施例の
構成および動作を順次詳細に説明する。
第1図において、入力・表示装置1は、音声合成させ
ようとする文章を入力したり、表示したりするものであ
る。
主制御部2は、各種制御を行うものである。
入出力制御部3は、入出力を制御するものである。
アクセント句境界記号入力部3−1は、本発明に係わ
るものであって、音声合成させようとする文章中の指示
した位置に、アクセント句境界記号を予め挿入するもの
である。
文章蓄積部4は、音声合成させようとする文章を蓄積
するものである。
言語処理部5は、文章蓄積部4から読み出した文章
(漢字かな混じり文)を、発音記号・音韻記号(アクセ
ント、ポーズ記号など)の列に変換するものである。
アクセント句境界記号処理部5−1は、本発明に係わ
るものであって、文章中にアクセント句境界記号が挿入
されていた場合に、このアクセント句境界記号の位置
で、アクセント句を区切る態様で音声合成させるもので
ある(第3図を用いて後述する)。
音響処理部6は、言語処理部5およびアクセント句境
界記号処理部5−1によって変換された音声記号・音韻
記号列に基づいて、音声合成するための音声パラメータ
(スペクトル・パラメータ、ピッチパラメータなど)に
変換するものである。
スピーカ7は音声を発生するものである。
次に、第2図を用いて、文章中にアクセント句境界記
号を挿入する登録処理を詳細に説明する。
第2図において、図中は、文章(複合語を含む)を
文章蓄積部4から取り出すことを示す。これは、例えば
図中右側に記載する“特定話者音声認識機能を持つ”と
いう漢字かな混じり文を取り出すことを意味している。
図中は、言語処理を行うことを示す。これは、右側
に記載するように、図中で取り出した文章を、単語、
品詞、よみ、アクセント型に解析し、最下段に示す“よ
み+韻律記号”列である“トクチ/A00ワシャオンセイ/A
03ニンシキキノウオ/A05モツ/A01"に変換することを意
味している。ここで、/″はアクセント句境界を表し、
A00″、A03″、A05″中の数字はアクセント型を表す。
図中は、音響処理を行うことを示す。これは、右側
に記載するように、図中で変換した“よみ+韻律記
号”を図示ようなスペクトルパラメータ、およびピッチ
パラメータに変換することを意味している。
図中は、合成音声を出力することを示す。これは、
図中で音響処理された結果を、スピーカ7を用いて音
声に変換することを意味している。
図中は、正しいアクセント句の区切りか否かを判別
することを示す。これは、図中で音声合成された音声
を人が聞いて、正しいアクセント句に区切られ、自然に
聞こえるか否かを判別することを意味している。YESの
場合(アクセント句が正しく区切られ、自然に聞こえる
場合)には、図中を実行する。NOの場合(アクセント
句が正しく区切られていなく、不自然に聞こえる場合)
には、図中で、アクセント句境界記号を文章中に挿入
する。これは、図中右側に記載したように、指定範囲の
始まり記号と、指定範囲の終わり記号とを用いて範囲を
指定し、この指定した範囲の中で区切り位置にアクセン
ト句境界記号を挿入することを意味している。このアク
セント句境界記号を挿入した文章は、文章蓄積部4に蓄
えておく。
図中は、文章が終了したか否かを判別することを示
す。YESの場合には、終了する。NOの場合には、図中
以下を繰り返し実行する。
以上の処理によって、漢字かな混じり文を“よみ+韻
律記号”列に変換して音声合成させ、不自然に聞こえる
場合に、これを修正するためにアクセント句境界記号を
文章中に挿入することが可能となる。
次に、第3図に用いて予め文章中に挿入したアクセン
ト句境界記号に基づいて音声合成する処理を詳細に説明
する。
第3図において、図中は、文章(複合語を含む)を
文章蓄積部4から取り出すことを示す。これは、例えば
図中右側に記載するように、第2図図中で挿入した指
定範囲の始まり記号と、指定範囲の終わり記号とによっ
て挟まれた範囲中で、アクセント句境界記号によって区
切られた文章(漢字かな混じり文)などを取り出すこと
を意味している。
図中ないしは、言語処理を示す。
図中は、アクセント句境界記号か否かを判別するこ
とを示す。これは、アクセント句境界記号が挿入された
文章か否かを判別することを意味している。YESの場合
には、アクセント句境界記号が文章中に記載されている
と判別されたので、図中で韻律記号列にアクセント句
境界を設定、即ち右側に記載するように、トクテイワシ
ャ/A??オンセイニンシキキノウオ/A??モツ″と設定し、
図中でアクセント句アクセント型設定などを行う。こ
れにより、図中の右下に記載したように、 トクテイワシャ/A05オンセイニンシキキノウオ/A09モ
ツ″という発音記号・韻律記号列に変換される。NOの場
合には、通常の処理と同様に、図中のアクセント句境
界の判定を行い、この判定結果に対応して図中で韻律
記号列にアクセント句境界を設定し、図中でアクセン
ト句アクセント型設定などを行い、発音記号・韻律記号
列に変換する。
図中は、音響処理を行うことを示す。これは、右側
に記載するように、図中ないしで変換した発音記号
・韻律記号列に基づいて、図中右側に記載したようなス
ペクトルパラメータ、およびピッチパラメータに変換す
ることを意味している。
図中は、合成音声を出力することを示す。これは、
図中で音響処理された結果を、スピーカ7を用いて音
声に変換することを意味している。
図中は、文章が終了したか否かを判別することを示
す。YESの場合には、終了する。NOの場合には、図中
以下を繰り返し実行する。
以上の処理によって、漢字かな混じり文中に予め挿入
したアクセント句境界記号に対応づけて“よみ+韻律記
号”に変換し、これを音声合成して発声させることによ
り、少しの手間によって、自然性を大幅に向上させるこ
とが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、文章中に予め
アクセント句境界記号を挿入しておき、これに基づいて
音声合成する構成を採用しているため、少しの手間によ
り、合成音声の自然性を大幅に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例構成図、第2図は登録処理フ
ロー、第3図は音声合成処理フロー、第4図は従来の文
章読み上げ装置を示す。 図中、3−1はアクセント句境界記号入力部、5は言語
処理部、5−1はアクセント句境界記号処理部、6は音
響処理部、7はスピーカを表す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される文章を解析し、音声合成して読
    み上げる文章読み上げ装置において、 読み上げようとする文章に対して、アクセント句の区切
    りを示すアクセント句境界信号を予め挿入しておき、こ
    のアクセント句境界記号に基づいて音声合成して読み上
    げるように構成したことを特徴とする文章読み上げ装
    置。
JP63013969A 1988-01-25 1988-01-25 文章読み上げ装置 Expired - Lifetime JP2578876B2 (ja)

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JPH01189720A JPH01189720A (ja) 1989-07-28
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