JP2938110B2 - 時計バンド - Google Patents

時計バンド

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JP2938110B2
JP2938110B2 JP2018815A JP1881590A JP2938110B2 JP 2938110 B2 JP2938110 B2 JP 2938110B2 JP 2018815 A JP2018815 A JP 2018815A JP 1881590 A JP1881590 A JP 1881590A JP 2938110 B2 JP2938110 B2 JP 2938110B2
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高木  昭徳
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SHICHIZUN TOKEI KK
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C5/00Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
    • A44C5/02Link constructions
    • A44C5/10Link constructions not extensible
    • A44C5/107Link constructions not extensible with links made of more than two elements including connecting elements

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、時計バンドに関するものである。
従来の技術 従来の時計バンドとしては、駒の側縁に切欠部を形成
し、駒の切欠部に他の駒の連結部を嵌入し、駒の切欠部
に他の駒の連結部をピンにより連結したものが知られて
いる。
ところが、従来の時計バンドでは、駒全体が無垢であ
ったので、駒の装飾が単調となり、デザインバリエーシ
ョンの拡大を図ることが困難であった。
また、バンド用のI字形主駒と、主駒間に介在すべき
つなぎ駒とからなり、つなぎ駒の一部に、駒の異質の材
料で形成する装飾片を巻き付けて成る時計バンドが実開
昭56−135214号公報に開示されている。
しかし、このものは、主駒の切欠部に嵌入されるつな
ぎ駒の連結部のほんの一部に装飾片が装着されているに
すぎないので、装飾効果が薄く、しかも、幅の狭い装飾
片がつなぎ駒の両端に巻き付けてあるだけなので、主駒
とつなぎ駒との連結作業中に装飾片が落下しやすい。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、上述する問題点に対処して、飾り板
に駒と異なる材料を使用することにより、飾り板が駒と
の色調等の違いによって変化を与えると共に、デザイン
バリエーションの拡大を図れ、装飾効果が高く、飾り板
の連結部に対する取付けを容易に行えると共に、飾り板
が駒の連結部より外れることがなく、飾り板の使用材料
が少なくすむことにより、飾り板の製造コストが安価と
なり、連結部を飾り板によって補強することが可能な時
計バンドを提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明の時計バンドは、駒の側縁に切欠部を形成する
と共に、その両側にそれぞれ支持部を設け、前記駒の切
欠部に他の駒の連結部を嵌入して、該連結部と前記支持
部とを連結し、前記連結部に前記駒と異なる材料よりな
り、且つ、該連結部の上下面及び前記支持部に対向しな
い先端面を覆う断面略コ字状の飾り板を設け、前記連結
部の上面及び下面に前記駒の側縁に沿う係止溝をそれぞ
れ形成すると共に、前記飾り板に係止片を形成してこれ
を前記係止溝に嵌入し、前記支持部の内側面が、他の駒
の飾り板の両端を連結部に対して係止したことを特徴と
する構成を有するものである。
また、連結部の上面及び下面に設けた係止溝の一部に
固定穴を設け、それに対応して前記係止片に爪を設け
て、該爪を前記固定穴に嵌入して前記飾り板を連結部に
対して係止するこもできる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図において、1は非金属材料の黄銅よりなる駒で
あり、駒1の一側縁1aには切欠部となる凹部2が形成さ
れると共に、その両側にそれぞれ支持部10が設けられ
る。また、駒1の他側縁1bには、隣接する他の第1の凹
所2に嵌入する連結部となる凸部3が、他の駒1の一側
縁1aに向かって突出して形成され、駒1の凹部2に嵌入
する他のコア1の凸部3の外側には、第2図及び第3図
に示すように、駒1と異なる材料のステンレス合金より
なる断面略コ字状の飾り板4が設けられている。
駒1の凸部3の上面及び下面には、第1図,第2図及
び第3図に示すように、その他側縁1bに沿って凹状の係
止溝5,6がそれぞれ形成されると共に、飾り板4には係
止片7,8がそれぞれ形成され、飾り板4の係止片7,8は駒
1の係止溝5,6にそれぞれ嵌入されている。
第4図に示すように、一方の支持部10には連結ピン9
を挿通する挿通孔11が設けられると共に、他方の支持部
10には挿通孔11と同軸上に連結ピン9を圧入する係止孔
12が設けられる。また、駒1の上面には凹所2の内端面
2aの両側に直鎖状の各溝13,13がそれぞれ形成され、駒
1の両側面には、第1図及び第2図に示すように、各溝
13,13に続く側部条溝14,14がそれぞれ形成され、駒1の
下面には、第3図に示すように、凹部2の内端面2aの両
側に側部各溝14,14に続く条溝15,15がそれぞれ形成され
ている。
駒1の凸部3には、第4図及び第5図に示すように、
挿通孔11及び係止孔12と同軸方向に連結ピン9を挿通す
る貫通孔16が設けられ、凸部3の下面の中央付近には係
止溝6と平行な直線溝17が形成されている。
飾り板4は、第6図及び第7図に示すように、垂直壁
18の上縁及び下縁を直角に折曲して上部水平壁19及び下
部水平壁20をそれぞれ設けることにより、断面略コ字状
に形成される。そして、上部水平壁19の端縁には下方に
向かって直角に折曲して係止片7が形成されると共に、
下部水平壁20の端縁には上方に向かって直角に折曲して
係止片8が形成され、下部水平壁20の中央付近には係止
片8と平行な突条21が形成されている。
また、飾り板4の駒1の凸部3に対する取付けは、飾
り板4の両端に開口する開口部の側方より駒1の凸部3
の側部を挿入することにより、第8図に示すように、飾
り板4の上部水平壁19の係止片7が駒1の凸部3の上面
の係止溝5に嵌入されると同時に、飾り板4の下部水平
壁20の係止片8が駒1の凸部3の下面の係止溝6に嵌入
され、飾り板4の下部水平壁20の突条21が駒1の凸部3
の下面の直線溝17に嵌入され、飾り板4が駒1の凸部3
の外側に嵌合されて、凸部3の上下面及び支持部10に対
向しない先端面を覆う。
さらに、飾り板4の駒1の凸部3の外側に対する嵌合
により、飾り板4の垂直壁18の内側面が駒1の凸部3の
端面に係合されると共に、飾り板3の上部水平壁19の内
側面が駒1の凸部3の上面に係合され、飾り板3の下部
水平壁20の内側面が駒1の凸部3の下面に係合され、駒
1の上面と飾り板4の上部水平壁19の外側面とが同一平
面となり、駒1の下面と飾り板4の下部水平壁20の外側
面とが同一平面となる。
次に、駒1の連結方法について説明する。
まず、第8図に示すように、駒1の凸部3の外側に飾
り板4を嵌合した後、駒1の一側縁1aの凹所2に隣接す
る他の駒1の他側縁1bの凸部3を嵌入し、他の駒1の凸
部3の貫通孔16を駒1の挿通孔11及び係止孔12に対して
位置合せする。
その後、連結ピン9を駒1の挿通孔11及び他の駒1の
凸部3の貫通孔16に挿通すると共に、連結ピン9の一端
9aを駒1の係止孔12に圧入することにより、第9図に示
すように、駒1の係止孔12が連結ピン9の一端9a寄りを
固定し、他の駒1の凸部3の貫通孔16が連結ピン9の中
央付近を嵌合し、駒1の挿通孔11が連結ピン9の他端9b
寄りを嵌合し、駒1の凹部2の両側に位置する支持部1
0,10の内側面が飾り板4の両端を他の駒1の凸部3に対
して係止し、他の駒1の凸部3を駒1の支持部10に連結
ピン9を介して連結する。
第10図は本発明の第2実施例を示し、22は非鉄金属材
料の黄銅よりなる駒であり、駒22の一側縁22aには切欠
部となる凹部23が形成されると共に、駒22の他側縁22b
には隣接する他の駒22の凹部23に嵌入する連結部となる
凸部24が他の駒22の一側縁22aに向かって突出して形成
され、駒22の凹部23に嵌入する他の駒22の凸部24の外側
には、第11図及び第12図に示すように、駒22の異なる材
料のステンレス合金よりなる断面略コ字状の飾り板25が
設けられている。
駒22の凸部24の上面及び下面には、第10図,第11図及
び第12図に示すように、その他側縁22bに沿って凹状の
係止溝26,27がそれぞれ形成されると共に、飾り板25に
は係止片28,29がそれぞれ形成され、飾り板25の係止片2
8,29は駒22の係止溝26,27にそれぞれ嵌入されている。
駒22の凹部23の両側には、第13図に示すように、支持
部30,30がそれぞれ形成され、一方の支持部30には連結
ピン9を挿通する挿通孔31が設けられると共に、他方の
支持部30には挿通孔31と同軸上に連結ピン9を圧入する
係止孔32が設けられ、駒22の上面には条溝33が形成さ
れ、駒22の下面には、第12図に示すように、条溝34が形
成されている。
また、駒22の凸部24には、第13図及び第14図に示すよ
うに、挿通孔31及び係止孔32と同軸方向に連結ピン9を
挿通する貫通孔35が設けられている。
飾り板25には、第15図に示すように、垂直壁36の上縁
及び下縁を直角に折曲して上部水平壁37及び下部水平壁
38がそれぞれ形成され、上部水平壁37の端縁には下方に
向かって直角に折曲して係止片28が形成されると共に、
下部水平壁38の端縁には上方に向かって直角に折曲して
係止片29が形成されている。
また、飾り板25の駒22の凸部24に対する取付けは、飾
り板25の両端に開口する開口部の側方より駒22の凸部24
の側部を挿入することにより、第16図に示すように、飾
り板25の上部水平壁37の係止片28が駒22の凸部24の上面
の係止溝26に嵌入されると同時に、飾り板25の下部水平
壁38の係止片29が駒22の凸部24の下面の係止溝27に嵌入
され、飾り板25が駒22の凸部24の外側に嵌合されて、凸
部24の上下面及び支持部30に対向しない先端面を覆う。
さらに、飾り板25の駒22の凸部24の外側に対する嵌合
により、飾り板25の垂直壁36の内側面が駒22の凸部24の
端面に係合されると共に、飾り板25の上部水平壁37内側
面が駒22の凸部24の上面に係合され、飾り板25の下部水
平壁38の内輪面が駒22の凸部24の下面に係合され、駒22
の上面と飾り板25の上部水平壁37の外側面とが同一平面
となり、駒22の下面と飾り板25の下部水平壁38の外側面
とが同一平面となる。
次に、駒22の連結方法について説明する。
まず、第16図に示すように、駒22の凸部24の外側に飾
り板25を嵌合した後、駒22の一側縁22aの凹部23に隣接
する他の駒22の他側縁22bの凸部24を嵌入し、他の駒22
の凸部24の貫通孔35を駒22の挿通孔31及び係止片32に対
して位置合せする。
その後、連結ピン9を駒22の挿通孔31及び他の駒22の
凸部24の貫通孔35に挿通すると共に、連結ピン9の一端
9aを駒22の係止孔32に圧入することにより、第17図に示
すように、駒22の係止片32が連結ピン9の一端9a寄りを
固定し、他の駒22の凸部24の貫通孔35が連結ピン9の中
央付近を嵌合し、駒22の貫通孔31が連結ピン9の他端9b
寄りを嵌合し、駒22の凹部23の両側に位置する支持部3
0,30の内側面が飾り板25の両端を他の駒22の凸部24に対
して係止し、他の駒22の凸部24を駒22の支持部30に連結
ピン9を介して連結する。
第18図は本発明の第3実施例を示し、40は非鉄金属材
料の黄銅よりなる駒であり、駒40の一側縁40aには切欠
部となる凹部41が形成されると共に、駒40の他側縁40b
には隣接する他の駒40の凹部41に嵌入する連結部となる
凸部42が他の駒40の一側縁40aに向かって突出して形成
され、駒40の凹部41に嵌入する他の駒40の凸部42の外側
には、第19図及び第20図に示すように、駒40と異なる材
料のステンレス合金よりなる断面略コ字状の飾り板43が
設けられている。
駒40の凸部42の上面及び下面には、第18図,第19図及
び第20図に示すように、その他側縁40bに沿って凹状の
係止溝44,45がそれぞれ形成されると共に、飾り板43に
は係止片46,47がそれぞれ形成され、飾り板43の係止片4
6,47は駒40の係止溝44,45にそれぞれ嵌入されている。
駒40の凹部41の両側には、第21図に示すように、支持
部48,48がそれぞれ形成され、一方の支持部48には連結
ピン9を挿通する挿通孔49が設けられると共に、他方の
支持部48には挿通孔49と同軸上に連結ピン9を圧入する
係止孔50が設けられ、駒40の上面には他側縁40bと平行
な直線状の複数の条溝51がそれぞれ形成され、駒40の両
側面には、第18図及び第19図に示すように、条溝51に続
く複数の側部条溝52がそれぞれ形成され、駒40の下面に
は、第20図に示すように、側部条溝52に続く複数の条溝
53がそれぞれ形成されている。
また、駒40の凸部42には、第21図及び第22図に示すよ
うに、挿通孔49及び係止孔50と同軸方向に連結ピン9を
挿通する貫通孔54が設けられている。
飾り板43の構成は、第23図に示すように、第15図に示
す実施例と全く同様のため、同一部位に同一符号をして
説明を省略する。
また、飾り板43の駒40の凸部42に対する取付けは、飾
り板43の両端に開口する開口部の側方より駒40の凸部42
の側部の挿入することにより、第24図に示すように、飾
り板43の上部水平壁37の係止片46が駒40の凸部42の上面
の係止溝44に嵌入されると同時に、飾り板43の下部水平
壁38の係止片47が駒40の凸部42の下面の係止溝45に嵌入
され、飾り板43が駒40の凸部42の外側に嵌合されて、凸
部42の上下面及び支持部48に対向しない先端面を覆う。
さらに、飾り板43の駒40の凸部42の外側に対する嵌合
により、飾り板43の垂直壁36の内側面が駒40の凸部42の
端面に係合されると共に、飾り板43の上部水平壁37の内
側面が駒40の凸部42の上面に係合され、飾り板43の下部
水平壁38の内側面が駒40の凸部42の下面に係合され、駒
40の上面と飾り板43の上部水平壁37の外側面とが同一平
面となり、駒40の下面と飾り板43の下部水平壁38の外側
面とが同一平面となる。
次に、駒40の連結方法について説明する。
まず、第24図に示すように、駒40の凸部42の外側に飾
り板43を嵌合した後、駒40の一側縁40aの凹部41に隣接
する他の駒40の他側縁40bの凸部42を嵌入し、他の駒40
の凸部42の貫通孔54を駒40の挿通孔49及び係止孔50に対
して位置合せする。
その後、連結ピン9を駒40の挿通孔49及び他の駒40の
凸部42の貫通孔54に挿通すると共に、連結ピン9の一端
9aを駒40の係止孔50に圧入することにより、第25図に示
すように、第40の係止孔50が連結ピン9の一端9a寄りを
固定し、他の駒40の凸部42の貫通孔54が連結ピン9の中
央付近を嵌合し、駒40の挿通孔49が連結ピン9の他端9b
寄りを嵌合し、駒40の凹部41の両側に位置する支持部4
8,48の内側面が飾り板43の両端を他の駒40の凸部42に対
して係止し、他の駒40の凸部42を駒40の支持部48に連結
ピン9を介して連結する。
第26図は本発明の第4実施例を示し、55は非鉄金属材
料の黄銅よりなる駒であり、駒55の一側縁55aには切欠
部となる凹部56が形成されると共に、駒55の他側縁55b
には隣接する他の駒55の凹部56に嵌入する連結部となる
凸部57が他の駒55の一側縁55aに向かって突出して形成
され、駒55の凹部56に嵌入する他の駒55の凸部57の外側
には、第27図及び第28図に示すように、駒55に異なる材
料のステンレス合金によりなる断面略コ字状の飾り板58
が設けられている。
駒55の凸部57の上面及び下面に、第26図,第27図及び
第28図に示すように、その他側縁55bに沿って凹条の係
止溝59,60がそれぞれ形成されると共に、飾り板58には
係止片61,62がそれぞれ形成され、飾り板58の係止片61,
62は駒55の係止溝59,60にそれぞれ嵌入されている。
駒55の凹部56の両側には、第29図に示すように、支持
部63,63がそれぞれ形成され、一方の支持部63には連結
ピン9を挿通する挿通孔64が設けられると共に、他方の
支持部63には挿通孔64と同軸上に連結ピン9を圧入する
係止孔65が設けられ、駒55の上面には条溝66,66がそれ
ぞれ形成され、駒55の両側面には、第26図及び第27図に
示すように、条溝66に続く側部条溝67が形成され、駒55
の下面には、第28図に示すように、側部条溝67に続く複
数の条溝68,68がそれぞれ形成されている。
また、駒55の凸部57には、第29図及び第30図に示すよ
うに、挿通孔64及び係止孔65と同軸方向に連結ピン9を
挿通する貫通孔69が設けられている。
飾り板58の構成は、第31図に示すように、第15図に示
す実施例と全く同様のため、同一部位には同一符号を付
して説明を省略する。
また、飾り板58の駒55の凸部57に対する取付けは、飾
り板58の両端に開口する開口部の側方より駒55の凸部57
の側部を挿入することにより、第32図に示すように、飾
り板58の上部水平壁37の係止片61が駒55の凸部57の上面
の係止溝59に嵌入されると同時に、飾り板58の下部水平
壁38の係止片62が駒55の凸部57の下面の係止溝60に嵌入
され、飾り板58が駒55の凸部57の外側に嵌合されて、凸
部57の上下面及び支持部63に対向しない先端面を覆う。
さらに、飾り板58の駒55の凸部57の外側に対する嵌合
により、飾り板58の垂直壁36の内側面が駒55の凸部57の
端面に係合されると共に、飾り板58の上部水平壁37の内
側面が駒55の凸部57の上面に係合され、飾り板58の下部
水平壁38の内側面が駒55の凸部57の下面に係合され、駒
55の上面と飾り板58の上部水平壁37の外側面とが同一平
面となり、駒55の下面と飾り板58の下部水平壁38の外側
面とが同一平面となる。
次に、駒55の連結方法について説明する。
まず、第32図に示すように、駒55の凸部57の外側に飾
り板58を嵌合した後、駒55の一側縁55aの凹部56に隣接
する他の駒55の他側縁55bの凸部57を嵌入し、他の駒55
の凸部57の貫通孔69の駒55の挿通孔64及び係止孔65に対
して位置合せする。
その後、連結ピン9を駒55の挿通孔64及び他の駒55の
凸部57の貫通孔69に挿通すると共に、連結ピン9の一端
9aを駒55の係止孔65に圧入することにより、第33図に示
すように、駒55の係止孔65が連結ピン9の一端9a寄りを
固定し、他の駒55の凸部57の貫通孔69が連結ピン9の中
央付近を嵌合し、駒55の挿通孔64が連結ピン9の他端9b
寄りを嵌合し、駒55の凹部56の両側に位置する支持部6
3,63の内側面が飾り板58の両端を他の駒55の凸部57に対
して係止し、他の駒55の凸部57を駒55の支持部63に連結
ピン9を介して連結する。
第34図は本発明の第5実施例を示し、70は非鉄金属材
料の黄銅よりなる駒であり、駒70の両側縁70a,70bには
切欠部となる凹部71,72がそれぞれ形成される、また、
駒70の一側縁70aの凹部71と隣接する駒70の他側縁70bの
凹部72との間には、他の駒として非鉄金属材料の黄銅よ
りなる中駒73が配設される、この中駒73には、駒70の凹
部71,72に嵌入する連結部となる凸部74,75が互に反対方
向に突出してそれぞれ形成され、中駒73の凸部74,75の
外側には、第35図及び第36図に示すように、駒70及び中
駒73と異なる材料のステンレス合金よりなる断面略コ字
状の飾り板76,76がそれぞれ設けられている。
中駒73の凸部74,75の上面及び下面には、第34図,第3
5図及び第36図に示すように、その幅方向に凹状の係止
溝77,78がそれぞれ形成されると共に、飾り板76には係
止片79,80がそれぞれ形成され、飾り板76の係止片79,80
は中駒73の係止溝77,78にそれぞれ嵌入されている。
駒70の凹部71,72の両側には、第37図に示すように、
支持部81,81がそれぞれ形成され、一方の支持部81には
連結ピン9を挿通する挿通孔82が設けられると共に、他
方の支持部81には挿通孔82と同軸上に連結ピン9を圧入
する係止孔83が設けられている。
中駒73には、第38図及び第39図に示すように、仕切壁
84の一側面に凸部74が形成されると共に、仕切壁84の他
側面には凸部74と反対方向に突出して凸部75が形成さ
れ、凸部74,75の上面及び下面には仕切壁84に沿って係
止溝77,78がそれぞれ形成され、凸部74,75には連結ピン
9を挿通する貫通孔85,85がそれぞれ設けられている。
飾り板76の構成は、第40図に示すように、第15図に示
す実施例と全く同様のため、同一部位には同一符号を付
して説明を省略する。
また、飾り板76,76の中駒73の凸部74,75に対する取付
けは、飾り板76の両端に開口する開口部の側方より中駒
73の凸部74,75の側部を挿入することにより、第41図に
示すように、飾り板76の上部水平壁37の係止片79が中駒
73の凸部74,75の凹面の係止溝77,77にそれぞれ嵌入され
ると同時に、飾り板76の下部水平壁38の係止片80が中駒
73の凸部74,75の下面の係止溝78,78にそれぞれ嵌入さ
れ、飾り板76,76が中駒73の凸部74,75の外側にそれぞれ
嵌合されて、凸部74,75の上下面及び支持部81に対向し
ない先端面を覆う。
さらに、飾り板76,76の中駒73の凸部74,75の外側に対
する嵌合により、飾り板76の垂直壁36の内側面が中駒73
の凸部74,75の端面にそれぞれ係合すると共に、飾り板7
6の上部水平壁37の内側面が中駒73の凸部74,75の上面に
係合され、飾り板76の下部水平壁38の内側面が中駒73の
凸部74,75の下面に係合され、中駒73の仕切壁84の上面
と飾り板76の上部水平壁37の外側面とが同一平面とな
り、中駒73の仕切壁84の下面と飾り板76の下部水平壁38
の外側面とが同一平面となる。
次に、駒70と中駒73との連結方法について説明する。
まず、第41図に示すように、中駒73の凸部74,75の外
側に飾り板76,76をそれぞれ嵌合した後、駒70の一側縁7
0aの凹部71に中駒73の凸部74を嵌入し、中駒73の凸部74
の貫通孔85を駒70の挿通孔82及び係止孔83に対して位置
合せする。
その後、連結ピン9を駒70の挿通孔82及び中駒73の凸
部74の貫通孔85に挿通すると共に、連結ピン9の一端9a
を駒70の係止孔83に圧入することにより、第42図に示す
ように、駒70の係止孔83が連結ピン9の一端9a寄りを固
定し、中駒73の凸部74の貫通孔85が連結ピン9の中央付
近を嵌合し、駒70の挿通孔82が連結ピン9の他端9b寄り
を嵌合し、駒70の一側縁70aの凹部71の両側に位置する
支持部81,81の内側面が飾り板76の両端を中駒73の凸部7
4に対して係止し、中駒73の凸部74を駒70の支持部81に
連結ピン9を介して接する。
また、中駒73の凸部74を連結した駒70に隣接する駒70
の他側縁70bの凹部72に中駒73の凸部75を嵌入し、中駒7
3の凸部75の貫通孔85を駒70の挿通孔82及び係止孔83に
対して位置合せする。
その後、連結ピン9を駒70の挿通孔82及び中駒73の凸
部75の貫通孔85に挿通すると共に、連結ピン9の一端9a
を駒70の係止孔83に圧入することにより、第43図に示す
ように、駒70の係止孔83が連結ピン9の一端9a寄りを固
定し、中駒73の凸部75の貫通孔85が連結ピン9の中央付
近を嵌合し、駒70の挿通孔82が連結ピン9の他端9b寄り
を嵌合し、駒70の他側縁7aの凹部72の両側に位置する支
持部81,81の内側面が飾り板76の両端を中駒73の凸部75
に対して係止し、中駒73の凸部75を駒70の支持部81に連
結ピン9を介して連結し、駒70と隣接する駒70とを中駒
73により連結する。
第44図は本発明の第6実施例を示し、第34図に示す実
施例と同様の非鉄金属材料の黄銅よりなる駒70の一側縁
70aの凹部71と、隣接する駒70の他側縁70bの凹部72との
間には、他の駒として非鉄金属材料の黄銅よりなる中駒
86が配設される。この中駒86には、駒70の凹部71,72に
嵌入する連結部となる凸部87,88が互に反対方向に突出
してそれぞれ形成され、中駒86の凸部87,88の外側に
は、第45図及び第46図に示すように、第34図に示す実施
例と同様に駒70及び中駒86と異なる材料のステンレス合
金よりなる断面略コ字状の飾り板76,76がそれぞれ設け
られている。
中駒86の凸部87,88の上面及び下面には、第44図,第4
5図及び第46図に示すように、その幅方向の凹状の係止
溝89,90がそれぞれ形成されると共に、飾り板76には係
止片79,80がそれぞれ形成され、飾り板76の係止片79,80
は中駒86の係止溝89,90にそれぞれ嵌入され、駒70の凹
部71,72には中駒86の凸部87,88が連結ピン9,9によりそ
れぞれ連結されている。
中駒86には、第47図及び第48図に示すように、仕切壁
91の一側面に凸部87が形成されると共に、仕切壁91の他
側には凸部87と反対方向に突出して凸部88が形成され、
凸部87,88の上面及び下面には仕切壁91に沿って係止溝8
9,90がそれぞれ形成され、凸部87,88には連結ピン9を
挿通する貫通孔92,92がそれぞれ設けられている。
また、飾り板76,76の中駒86の凸部87,88に対する取付
けは、第41図に示す実施例と同様に、飾り板76の両端に
開口する開口部の側方より中駒86の凸部87,88の側部を
挿入することにより、第49図に示すように、飾り板76の
上部水平壁37の係止片79が中駒86の凸部87,88の上面の
係止溝89,89にそれぞれ嵌入されると同時に、飾り板76
の下部水平壁38の係止片80が中駒86の凸部87,88の下面
の係止溝90,90にそれぞれ嵌入され、飾り板76,76が中駒
86の凸部87,88の外側に嵌合されて、凸部87,88の上下面
及び支持部81に対向しない先端面を覆う。
さらに、飾り板76,76の中駒86の凸部87,88の外側に対
する嵌合により、飾り板76の垂直壁36の内側面が中駒86
の凸部87,88の端面にそれぞれ係合されると共に、飾り
板76の上部水平壁37の内側面が中駒86の凸87,88の上面
に係合され、飾り板76の下部水平壁38の内側面が中駒86
の凸部87,88の下面に係合され、中駒86の仕切壁91の上
面と飾り板76の上部水平壁37の外側面とが同一平面とな
り、中駒86の仕切壁91の下面と飾り板76の下部水平壁38
の外側面とが同一平面となる。
次に、駒70と中駒86との連結方法について説明する。
まず、第49図に示すように、中駒86の凸部87,88の外
側に飾り板76,76をそれぞれ嵌合した後、駒70の一側縁7
0aの凹部71に中駒86の凸部87を嵌入し、中駒86の凸部87
の貫通孔92を駒70の貫通孔82及び係止孔83に対して位置
合せする。
その後、連結ピン9を駒70の挿通孔82及び中駒86の凸
部87の貫通孔92に挿通すると共に、連結ピン9の一端9a
を駒70の係止孔83に圧入することにより、第50図に示す
ように、駒70の係止孔83が連結ピン9の一端9a寄りを固
定し、中駒86の凸部87の貫通孔92が連結ピン9の中央付
近を嵌合し、駒70の挿通孔82が連結ピン9の他端9b寄り
を嵌合し、駒70の一側縁70aの凹部71の両側に位置する
支持部81,81の内側面が飾り板76の両端を中駒86の凸部8
7に対して係止し、中駒86の凸部87を駒70の支持部81に
連結ピン9を介して連結する。
また、中駒86の凸部67を連結した駒70に隣接する駒70
の他側縁70bの凹部72に中駒86の凸部88を嵌入し、中駒8
6の凸部88の貫通孔92を駒70の挿通孔82及び係止孔83に
対して位置合せする。
その後、連結ピン9を駒70の挿通孔82及び中駒86の凸
部88の貫通孔92に挿通すると共に、連結ピン9の一端9a
を駒70の係止孔83に圧入することにより、第51図に示す
ように、駒70の係止孔83が連結ピン9の一端9a寄りを固
定し、中駒86の凸部88の貫通孔92が連結ピン9の中央付
近を嵌合し、駒70の挿通孔82が連結ピン9の他端9b寄り
を嵌合し、駒70の他側縁70aの凹部72の両側に位置する
支持部81,81の内側面が飾り板76の両端を中駒86の凸部8
8に対して係止し、中駒86の凸部88を駒70の支持部81に
連結ピン9を介して連結し、駒70と隣接する駒70とを中
駒86により連結する。
第52図は本発明の第7実施例を示し、非鉄金属材料の
黄銅よりなる駒93の一側縁93aには、第1図に示す実施
例と同様に、切欠部となる凹部2が形成されると共に、
駒93の他側縁93bには隣接する他の駒93の凹部2に嵌入
する連結部となる凸部3が他の93の一側縁93aに向かっ
て突出して形成され、駒93の凹部2に嵌入する他の駒93
の凸部3の外側には、第53図及び第54図に示すように、
駒93と異なる材料のステンレス合金よりなる断面略コ字
状の飾り板94が設けられている。
駒93の凸部3の上面及び下面には、第52図,第53図及
び第54図に示すように、その他側縁93bに沿って凹状の
係止溝5,6がそれぞれ形成されると共に、飾り板94に
は、第1図に示す実施例と同様に、係止片7,8がそれぞ
れ形成され、飾り板94の係止片7,8は駒93の係止溝5,6に
それぞれ嵌入されている。
駒93の凸部3の上面に形成した係止溝5の底部には、
第55図及び第56図に示すように、複数の固定穴95,95が
それぞれ設けられると共に、駒93の凸部3の下面に形成
した係止溝6の上部には、第56図及び第57図に示すよう
に、複数の固定穴96,96がそれぞれ設けられ、駒93の凸
部3の下面には第4図に示す実施例と異なり直線溝が形
成されていない。駒93の他の構成は第4図に示す実施例
と全く同様のため、同一部位に同一符号を付して説明を
省略する。
飾り板94の係止片7の下縁には、第58図に示すよう
に、下方に向かって突出する複数の爪97,97がそれぞれ
設けられると共に、飾り板94の係止片8の上縁には上方
に向かって突出する複数の爪98,98がそれぞれ設けら
れ、飾り板94の下部水平壁20には第6図に示す実施例と
異なり突条が形成されていない。飾り板94の他の構成は
第6図に示す実施例と全く同様のため、同一部位に同一
符号を付して説明を省略する。
また、飾り板94の駒93の突部3に対する取付けは、飾
り板94の上部水平壁19の係止片7が駒93の突部3の上面
の係止溝5に嵌入され、係止片7の爪97,97が係止溝5
の固定穴95,95にそれぞれ嵌入されると共に、飾り板94
の下部水平壁20の係止片8が駒93の凸部3の下面の係止
溝6に嵌入され、係止片8の爪98,98が係止溝6の固定
穴96,96にそれぞれ嵌入され、飾り板94が駒93の凸部3
の外側に嵌合されて、凸部3の上下面及び支持部10に対
向しない先端面を覆う。
さらに、飾り板94の駒93の凸部3の外側に対する嵌合
により、第59図に示すように、飾り板94の垂直壁18の内
側面が駒93の凸部3の前面に係合されると共に、飾り板
94の上部水平壁19の内側面が駒93の凸部3の上面に係合
され、飾り板94の下部水平壁20の内側面が駒93の凸部3
の下面に係合され、駒93の上面と飾り板94の上部水平壁
19の外側面とが同一平面となり、駒93の下面と飾り板94
の下部水平壁20の外側面とが同一平面となる。
次に、駒93の連結方法について説明する。
まず、第59図に示すように、駒93の凸部3の外側に飾
り板94を嵌合した後、駒93の一側縁93aの凹部2に隣接
する他の駒93の他側縁93aの凸部3を嵌入し、他の駒93
の凸部3の貫通孔16を駒93の挿通孔11及び係止孔12に対
して位置合せする。
その後、連結ピン9を駒93の挿通孔11及び他の駒93の
凸部3の貫通孔16に挿通すると共に、連結ピン9の一端
9aを駒93の係止孔12に圧入することにより、第60図に示
すように、駒93の係止孔12が連結ピン9の一端9a寄りを
固定し、他の駒93の凸部3の貫通孔16が連結ピン9の中
央付近を嵌合し、駒93の挿通孔11が連結ピン9の他端9b
寄りを嵌合し、駒93の凹部2の両側に位置する支持部1
0,10の内側面が飾り板94の両端を他の駒93の凸部3に対
して係止し、飾り板94の係止片7の爪97,97を駒93の凸
部3の係止溝5の固定穴95,95にそれぞれ嵌入すると共
に、係止片9の爪98,98を係止溝6の固定穴96,96にそれ
ぞれ嵌入することにより、飾り板94の駒93の凸部3に対
する横ずれを防止し、他の駒93の凸部3を駒93の支持部
10に連結ピン9を介して連結する。
第61図は本発明の第8実施例を示し、非鉄金属材料の
黄銅よりなる駒100の一側縁100aには、第1図に示す実
施例と同様に、切欠部となる凹部2が形成されると共
に、駒100の他側縁100bには隣接する他の駒100の凹部2
に嵌入する連結部となる凸部3が他の駒100の一側縁100
aに向かって突出して形成され、駒100の凹部2に嵌入す
る他の駒100の凸部3の外側には、第62図及び第63図に
示すように、駒100と異なる材料のステンレス合金より
なる断面略コ字状の飾り板101が設けられている。
駒100の凸部3の上面及び下面には、第61図,第62図
及び第63図に示すように、その他側縁100bに沿って凹状
の係止溝5,6がそれぞれ形成されると共に、飾り板94に
は、第1図に示す実施例と同様に、係止片7,8がそれぞ
れ形成され、飾り板94の係止片7,8は駒100の係止溝5,6
にそれぞれ嵌入されている。
駒100の凹部2の両側に形成した支持部10,10には、第
64図に示すように、同軸上に連結ピン9を挿通する挿通
孔102,102がそれぞれ設けられ、駒100の凸部3には、第
65図及び第66図に示すように、挿通孔102と同軸方向に
連結ピン9を挿通する貫通孔103が設けられ、貫通孔103
には端部寄りに嵌合部104が形成され、嵌合部104には係
止パイプ105が嵌入され、駒100の凸部3の下面には第4
図に示す実施例と異なり直線溝が形成されていない。駒
100の他の構成は第4図に示す実施例と全く同様のた
め、同一部位に同一符号を付して説明を省略する。
飾り板101の下部水平壁20には、第67図に示すよう
に、第6図に示す実施例と異なり突条が形成されていな
い。飾り板101の他の構成は第6図に示す実施例と全く
同様のため、同一部位に同一符号を付して説明を省略す
る。
係止パイプ105には、第68図に示すように、中心軸線
方向に沿って割溝106が形成されている。
また、飾り板101の駒100の凸部3に対する取付けは、
飾り板101の両端に開口する開口部の側方より駒100の凸
部3の側部を挿入することにより、第69図に示すよう
に、飾り板101の上部水平壁19の係止片7が駒100の凸部
3の上面の係止溝5に嵌入されると同時に、飾り板101
の下部水平壁20の係止片8が駒100の凸部3の下面の係
止溝6に嵌入され、飾り板101が駒100の凸部3の外側に
嵌合されて、凸部3の上下面及び支持部10に対向しない
先端面を覆う。
さらに、飾り板101の駒100の凸部3の外側に対する嵌
合により、飾り板101の垂直壁18の内側面が駒100の凸部
3の端面に係合されると共に、飾り板101の上部水平壁1
9の内側面が駒100の凸部3の上面に係合され、飾り板10
1の下部水平壁20の内側面が駒100の凸部3の下面に係合
され、駒100の上面と飾り板101の上部水平壁19の外側面
とが同一平面となり、駒100の下面と飾り板101の下部水
平壁20の外側面とが同一平面となる。
次に、駒100の連結方法について説明する。
まず、第69図に示すように、駒100の凸部3の外側に
飾り板101を嵌合した後、駒100の凸部3の嵌合部104に
係止パイプ105を嵌入し、駒100の一側縁100aの凹部2に
隣接する他の駒100の他側縁100bの凸部3を嵌入し、他
の駒100の凸部3の貫通孔103を駒100の貫通孔102に対し
て位置合せする、 その後、連結ピン9を駒100の挿通孔102及び他の駒10
0の凸部3の貫通孔103に挿通すると共に、連結ピン9の
他端9b寄りを係止パイプ105に圧入することにより、第7
0図に示すように、駒100の挿通孔102,102が連結ピン9
の両端9a,9b寄りをそれぞれ嵌合し、他の駒100の凸部3
の貫通孔103が連結ピン9の中央付近を嵌合し、駒100の
凹部2の両側に位置する支持部10,10の内側面が飾り板1
01の両端を他の駒100の凸部3に対して係止し、係止パ
イプ105が連結ピン9を固定することにより、連結ピン
9の駒100の凸部3の貫通孔103に対する横ずれを防止
し、他の駒100の凸部3を駒100の支持部10に連結ピン9
を介して連結する。
なお、駒の連結部の上面及び下面に形成した係止溝に
固定穴を設け、飾り板の係止片に固定する嵌入する爪を
設ければ、飾り板の連結部に対する横ずれを防止するこ
とが可能となり、また、連結部に係止パイプを嵌入すれ
ば、切欠部に他の駒の連結部を連結する連結ピンの連結
部に対する横ずれを防止することが可能となる。
さらに、駒の材料としては黄銅,ステンレス合金,チ
タンあるいは合成樹脂等を使用することが可能であり、
飾り板としては駒と異なる材料のステンレス合金,駒と
色調の異なる異種金属,金無垢等を使用することが可能
である。
発明の効果 以上に述べたように、本発明の時計バンドによれば、
飾り板に駒と異なる材料を使用することにより、飾り板
が駒との色調等の違いによって変化を与えるので、デザ
インバリエーションの拡大を図ることができると共に、
飾り板が駒全体の装飾効果を高める。
また、飾り板の連結部に対する取付けを容易に行うこ
とができ、支持部が他の駒との連結機能を有すると同時
に、飾り板の抜け止めとしても機能するので、飾り板が
駒の連結部より外れることがなく、しかも、飾り板の使
用材料が少なくてすむことにより、飾り板の製造コスト
が安価となり、連結部を飾り板によって補強することが
できる。
さらに、飾り板は、切欠部両側の支持部間の全長に亘
って装着されるので装飾効果が高く、連結部を切欠部に
係合する前の作業途中においても脱落しにくい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例の時計バンドの平面図、 第2図は、第1図の側面図、 第3図は、第1図の底面図、 第4図は、第1図の駒の斜視図、 第5図は、第4図の側面図、 第6図は、第1図に飾り板の斜視図、 第7図は、第6図の側面図、 第8図は、駒の連結前の分解斜視図、 第9図は、駒の連結状態を示す要部断面図、 第10図は、本発明の第2実施例の時計バンドの平面図、 第11図は、第10図の側面図、 第12図は、第10図の底面図、 第13図は、第10図の駒の斜視図、 第14図は、第13図の側面図、 第15図は、第10図の飾り板の斜視図、 第16図は、駒の連結前の分解斜視図、 第17図は、駒の連結状態を示す要部断面図、 第18図は、本発明の第3実施例の時計バンドの平面図、 第19図は、第18図の側面図、 第20図は、第18図の底面図、 第21図は、第18図の駒の斜視図、 第22図は、第21図の側面図、 第23図は、第18図の飾り板の斜視図、 第24図は、駒の連結前の分解斜視図、 第25図は、駒の連結状態を示す要部断面図、 第26図は、本発明の第4実施例の時計バンドの平面図、 第27図は、第26図の側面図、 第28図は、第26図の底面図、 第29図は、第26図の駒の斜視図、 第30図は、第29図の側面図、 第31図は、第26図の飾り板の斜視図、 第32図は、駒の連結前の分解斜視図、 第33図は、駒の連結状態を示す要部断面図、 第34図は、本発明の第5実施例の時計バンドの平面図、 第35図は、第34図の側面図、 第36図は、第34図の底面図、 第37図は、第34図の駒の斜視図、 第38図は、第34図の中駒の斜視図、 第39図は、第39図の側面図、 第40図は、第34図の飾り板の斜視図、 第41図は、駒と中駒の連結前の分解斜視図、 第42図は、駒と中駒の連結状態を示す要部断面図、 第43図は、駒と中駒の連結状態を示す別位置の要部断面
図、 第44図は、本発明の第6実施例の時計バンドの平面図、 第45図は、第44図の側面図、 第46図は、第44図の底面図、 第47図は、第44図の中駒の斜視図、 第48図は、第47図の側面図、 第49図は、駒と中駒の連結前の分解斜視図、 第50図は、駒と中駒の連結状態を示す要部断面図、 第51図は、駒と中駒の連結状態を示す別位置の要部断面
図、 第52図は、本発明の第7実施例の時計バンドの平面図、 第53図は、第52図の側面図、 第54図は、第52図の底面図、 第55図は、第52図の駒の平面図、 第56図は、第55図の側面図、 第57図は、第55図の底面図、 第58図は、第52図の飾り板の斜視図、 第59図は、駒の連結前の分解斜視図、 第60図は、駒の連結状態を示す要部断面図、 第61図は、本発明の第8実施例の時計バンドの平面図、 第62図は、第61図の側面図、 第63図は、第61図の底面図、 第64図は、第61図の駒の斜視図、 第65図は、第64図の平面図、 第66図は、第65図の側面図、 第67図は、第61図の飾り板の斜視図、 第68図は、第64図の係止パイプの斜視図、 第69図は、駒の連結前の分解斜視図、 第70図は、駒の連結状態を示す要部断面図である。 1……駒、1a……一側縁、1b……他側縁、2……凹部、
2a……内端面、3……凸部、4……飾り板、5……係止
溝、6……係止溝、7……係止片、8……係止片、9…
…連結ピン、9a……一端、9b……他端、10……支持部、
11……挿通孔、12……係止孔、13……上部条溝、14……
側部条溝、15……下部条溝、16……貫通孔、17……直線
溝、18……垂直壁、19……上部水平壁、20……下部水平
壁、21……突条、22……駒、22a……一側縁、22b……他
側縁、23……凹部、24……凸部、25……飾り板、26……
係止溝、27……係止溝、28……係止片、29……係止片、
30……支持部、31……挿通孔、32……係止孔、33……条
溝、34……条溝、35……貫通孔、36……垂直壁、37……
上部水平壁、38……下部水平壁、40……駒、40a……一
側縁、40b……他側縁、41……凹部、42……凸部、43…
…飾り板、44……係止溝、45……係止溝、46……係止
片、47……係止片、48……支持部、49……挿通孔、50…
…係止孔、51……条溝、52……側部条溝、53……条溝、
54……貫通孔、55……駒、55a……一側縁、55b……他側
縁、56……凹部、57……凸部、58……飾り板、59……係
止溝、60……係止溝、61……係止片、62……係止片、63
……支持部、64……挿通孔、65……係止孔、66……条
溝、67……側部条溝、68……条溝、69……貫通孔、70…
…駒、70a……一側縁、70b……他側縁、71……凹部、72
……凹部、73……中駒、74……凸部、75……凸部、76…
…飾り板、77……係止溝、78……係止溝、79……係止
片、80……係止片、81……支持部、82……挿通孔、83…
…係止孔、84……仕切壁、85……貫通孔、86……中駒、
87……凸部、88……凸部、89……係止溝、90……係止
溝、91……仕切壁、92……貫通孔、93……駒、93a……
一側縁、93b……他側縁、94……飾り板、95……固定
穴、96……固定穴、97……爪、98……爪、100……駒、1
00a……一側縁、100b……他側縁、101……飾り板、102
……挿通孔、103……貫通孔、104……嵌合部、105……
係止パイプ、106……割溝。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駒の側縁に切欠部を形成すると共に、該切
    欠部に両側にそれぞれ支持部を設け、前記駒の切欠部に
    他の駒の連結部を嵌入して、該連結部と前記支持部とを
    連結し、前記連結部に前記駒と異なる材料よりなり、且
    つ、該連結部の上下面及び前記支持部に対向しない先端
    面を覆う断面略コ字状の飾り板を設け、前記連結部の上
    面及び下面に前記駒の側縁に沿う係止溝をそれぞれ形成
    すると共に、前記飾り板に係止片を形成してこれを前記
    係止溝に嵌入し、前記支持部の内側面が、前記他の駒の
    飾り板の両端を連結部に対して係止したことを特徴とす
    る時計バンド。
  2. 【請求項2】前記連結部の上面及び下面に設けた係止溝
    の一部に固定穴を設け、それに対応して前記係止片に爪
    を設けて、該爪を前記固定穴に嵌入して前記飾り板を連
    結部に対して係止したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の時計バンド。
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