JP2937908B2 - 割り込み解析システムおよび方法 - Google Patents
割り込み解析システムおよび方法Info
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- JP2937908B2 JP2937908B2 JP8315134A JP31513496A JP2937908B2 JP 2937908 B2 JP2937908 B2 JP 2937908B2 JP 8315134 A JP8315134 A JP 8315134A JP 31513496 A JP31513496 A JP 31513496A JP 2937908 B2 JP2937908 B2 JP 2937908B2
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Description
グラムの割り込み処理解析システムおよび方法に関し、
特に、割り込みを発生させたアプリケーションを容易に
特定できる割り込み解析システムおよび方法に関する。
「特開平4−335447号公報」および「特開平5−
100900号公報」の技術のように、割り込み元のア
ドレスは格納するが、そのアドレスがどのアプリケーシ
ョンのものか確定する機能を有しておらず、確定するた
めに解析者の技術を必要としている。
題点は、割り込みを発生させたアプリケーションの特定
するのが困難なことである。その理由は、従来の技術で
は、割り込みを発生させたアプリケーションのアドレス
と、アプリケーション名とが対応されていないので、ア
プリケーションを特定できないからである。
プリケーションを容易に特定する割り込み解析システム
および方法を提供することである。
解析システムは、 (a)オペレーティングシステムの持つ割り込みアドレ
ステーブルから本来の割り込みアドレスを取得し、割り
込み番号および前記本来の割り込みアドレスを含む本来
割り込みアドレステーブルを作成し、前記オペレーティ
ングシステムの持つ前記割り込みアドレステーブル内の
割り込みアドレスを割り込み処理手段アドレスに変更す
る割り込みフック手段と、 (b)前記オペレーティングシステムが持つ情報に基づ
いて、アプリケーション名、前記アプリケーションの存
在する先頭アドレス、およびエリアサイズを含むアプリ
ケーションアドレステーブルを作成するアプリケーショ
ンアドレステーブルデータセット手段と、 (c)前記割り込み処理手段アドレスによって指定さ
れ、アプリケーション動作中に割り込みが発生した場
合、割り込み発生元のアプリケーションのアドレスを取
得する割り込み処理手段と、 (d)取得された割り込み発生元のアプリケーションの
前記アドレスに基づいて前記アプリケーションアドレス
テーブルを検索しアプリケーションを確定するアプリケ
ーションアドレステーブル検索手段と、 (e)割り込み情報テーブルに割り込み番号と前記割り
込み番号に対応するアプリケーション名をセットする割
り込み情報テーブルデータセット手段と、 (f)前記本来割り込みアドレステーブルを調べ、本来
の割り込み処理を起動する本来割り込み制御手段と、 (g)前記オペレーティングシステムの持つ前記割り込
みアドレステーブル内の割り込みアドレスを元の状態に
戻し、前記割り込み情報テーブルをファイルに出力する
割り込みフック戻し手段と、を備える。
前記第1の割り込み解析システムであって、前記アプリ
ケーションアドレステーブルを保持するアプリケーショ
ンアドレステーブル記憶部と、前記割り込み情報テーブ
ルを保持する割り込み情報テーブル記憶部と、前記本来
割り込みアドレステーブルを保持する本来割り込みアド
レステーブル記憶部とを備える。
ステーブルから本来の割り込みアドレスを取得する第1
のステップと、 (b)割り込み番号および前記本来の割り込みアドレス
を含む本来割り込みアドレステーブルを本来割り込みア
ドレステーブル記憶部に作成する第2のステップと、 (c)前記オペレーティングシステムの持つ前記割り込
みアドレステーブルの内容を前記割り込み処理手段アド
レスに変更する第3のステップと、 (d)前記オペレーティングシステムが持つ情報に基づ
いて、アプリケーション名、前記アプリケーションの存
在する先頭アドレス、およびエリアサイズを含むアプリ
ケーションアドレステーブルを整理、作成する第4のス
テップと、 (e)前記アプリケーションのアドレスの変更があるご
とに、前記アプリケーションアドレステーブルを更新す
る第5のステップと、 (f)前記アプリケーション動作中に、割り込みが発生
するかどうかを調べる第6のステップと、 (g)割り込み発生元の前記アプリケーションのアドレ
スを取得する第7のステップと、 (h)前記取得されたアドレスに基づいて前記アプリケ
ーションアドレステーブルを検索しアプリケーションを
確定する第8のステップと、 (i)割り込み情報テーブルに割り込み番号と前記割り
込み番号に対応するアプリケーション名とをセットする
第9のステップと、 (j)前記本来割り込みアドレステーブルを調べ、本来
の割り込み処理を起動する第10のステップと、 (k)前記オペレーティングシステムの持つ前記割り込
みアドレステーブル内の割り込みアドレスを元の状態に
戻す第11のステップと、 (l)前記割り込み情報テーブルをファイルに出力する
第12のステップと、を備える。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の割り
込み解析システムのブロック図である。図5はアプリケ
ーションアドレステーブルの説明図である。図6は割り
込み情報テーブルの説明図である。図7は本来割り込み
アドレステーブルの説明図である。図8は、OSが持つ
割り込みアドレステーブルの説明図である。
システムは、動作するアプリケーション1と、プログラ
ム制御により動作するデータ処理装置2と、情報を記憶
する記憶装置3とから構成される。
テーブル記憶部31と、割り込み情報テーブル記憶部3
2と、本来割り込みアドレステーブル記憶部33とを備
える。
31は、図5のようにアプリケーション名とアプリケー
ションが存在する先頭アドレスとエリアサイズとを含む
アプリケーションアドレステーブル311をアプリケー
ション起動時に記憶している。
のように発生した割り込み番号とその割り込みを発生さ
せたアプリケーション名と含む割り込み情報テーブル3
21を記憶している。
は、図8(a)に示すOSの持つ割り込みアドレステー
ブル300の写しとして、割り込み番号と、その割り込
みが発生した際に本来実際に処理すべき割り込みのアド
レスとを含む本来割り込みアドレステーブル331を保
持する。
1と、アプリケーションアドレステーブル検索手段22
と、割り込み情報テーブルデータセット手段23と、本
来割り込み制御手段24と割り込みフック手段25とア
プリケーションアドレステーブルデータセット手段26
と割り込みフック戻し手段27とを備える。
させたアドレスを取得する。
段22は、割り込みを発生させたアドレスを、アプリケ
ーションアドレステーブル記憶部31に記憶されたアプ
リケーションのアドレスと比較し、どのアプリケーショ
ンから割り込みが発生したかを特定する。
3は、アプリケーションアドレステーブル検索手段22
により特定されたアプリケーション名を割り込み情報テ
ーブル記憶部32にセットする。
みアドレステーブル記憶部33に記憶された本来割り込
みアドレスに対して割り込み制御を行う。
て、本来割り込みアドレスを取得し、本来割り込みアド
レステーブル記憶部33にセットし、図8(a)に示す
OSの持つ割り込みアドレステーブル300の内容を図
8(b)のように、割り込み処理手段21のアドレスに
変更する。
セット手段26はアプリケーションのアドレスを取得
し、アプリケーションアドレステーブル記憶部31にセ
ットし、変更があった場合更新を行う。
して、割り込み状態を元にもどす。
図1、図2、図3および図4を参照して説明する。図2
は本発明の動作を示すフローチャートである。図3は本
発明の割り込みフック処理のフローチャートである。図
4は本発明の割り込み発生時のフローチャートである。
ある。解析開始時、割り込みフック処理(図2ステップ
A1、詳細には図3ステップB1〜B3)において、割
り込みフック手段25により、OSの持つ割り込みアド
レステーブル300(図8(a))から本来の割り込み
アドレスを取得し(図3ステップB1)、本来割り込み
アドレステーブル331(図7)を本来割り込みアドレ
ステーブル記憶部33に作成し(図3ステップB2)、
OSの持つ割り込みアドレステーブル300の内容を図
8(b)に示すように割り込み処理手段21のアドレス
に変更する(図3ステップB3)。
データセット手段26により、OSが持つ情報から、ア
プリケーションアドレステーブル311(図5)がアプ
リケーションアドレステーブル記憶部31に整理、作成
され(図2ステップA2)、アプリケーションのアドレ
スが変更があるごとに、アプリケーションアドレステー
ブル311は更新される(図2ステップA3、A4)。
発生した場合(図2ステップA5)、割り込み発生時処
理(図2ステップA6、詳細には図4ステップC1〜C
4)で割り込み処理手段21に制御が移り、割り込み発
生元のアプリケーションのアドレスを取得する(図4ス
テップC1)。取得したアドレスに基づいてアプリケー
ションアドレステーブル検索手段22で、アプリケーシ
ョンアドレステーブル311(図5)を検索しアプリケ
ーションを確定する(図4ステップC2)。次に、割り
込み情報テーブルデータセット手段23により、割り込
み情報テーブル記憶部32の割り込み情報テーブル32
1(図6)にデータをセットする(図4ステップC
3)。
り込みアドレステーブル331(図7)を調べ、本来の
割り込み処理が行われ(図4ステップC4)。
に、割り込みフック戻し手段27で割り込みフック戻し
処理(図2ステップA8)により、OSの持つ割り込み
アドレステーブル300を図8(a)に示す元の状態に
戻し、割り込み情報テーブル321をファイルに出力す
る(図2ステップA9)。
動作することにより、割り込み発生元のアプリケーショ
ンが自動的に特定でき、解析効率が向上することであ
る。その理由は、アプリケーションアドレステーブルを
作成することによりアドレスにより自動的にアプリケー
ションが特定でき、解析者が人手でアプリケーションを
特定する必要がないからである。
である。
る。
ある。
る。
である。
ト手段 27 割り込みフック戻し手段 31 アプリケーションアドレステーブル記憶部 32 割り込み情報テーブル記憶部 33 本来割り込みアドレステーブル記憶部 300 OSの持つ割り込みアドレステーブル 311 アプリケーションアドレステーブル 321 割り込み情報テーブル 331 本来割り込みアドレステーブル
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)オペレーティングシステムの持つ割り込みアドレ
ステーブルから本来の割り込みアドレスを取得し、割り
込み番号および前記本来の割り込みアドレスを含む本来
割り込みアドレステーブルを作成し、前記オペレーティ
ングシステムの持つ前記割り込みアドレステーブル内の
割り込みアドレスを割り込み処理手段アドレスに変更す
る割り込みフック手段と、 (b)前記オペレーティングシステムが持つ情報に基づ
いて、アプリケーション名、前記アプリケーションの存
在する先頭アドレス、およびエリアサイズを含むアプリ
ケーションアドレステーブルを作成するアプリケーショ
ンアドレステーブルデータセット手段と、 (c)前記割り込み処理手段アドレスによって指定さ
れ、アプリケーション動作中に割り込みが発生した場
合、割り込み発生元のアプリケーションのアドレスを取
得する割り込み処理手段と、 (d)取得された割り込み発生元のアプリケーションの
前記アドレスに基づいて前記アプリケーションアドレス
テーブルを検索しアプリケーションを確定するアプリケ
ーションアドレステーブル検索手段と、 (e)割り込み情報テーブルに割り込み番号と前記割り
込み番号に対応するアプリケーション名をセットする割
り込み情報テーブルデータセット手段と、 (f)前記本来割り込みアドレステーブルを調べ、本来
の割り込み処理を起動する本来割り込み制御手段と、 (g)前記オペレーティングシステムの持つ前記割り込
みアドレステーブル内の割り込みアドレスを元の状態に
戻し、前記割り込み情報テーブルをファイルに出力する
割り込みフック戻し手段と、 を有することを特徴とする割り込み解析システム。 - 【請求項2】 前記アプリケーションアドレステーブル
を保持するアプリケーションアドレステーブル記憶部
と、前記割り込み情報テーブルを保持する割り込み情報
テーブル記憶部と、前記本来割り込みアドレステーブル
を保持する本来割り込みアドレステーブル記憶部とを有
することを特徴とする請求項1記載の割り込み解析シス
テム。 - 【請求項3】 (a)オペレーティングシステムの持つ割り込みアドレ
ステーブルから本来の割り込みアドレスを取得する第1
のステップと、 (b)割り込み番号および前記本来の割り込みアドレス
を含む本来割り込みアドレステーブルを本来割り込みア
ドレステーブル記憶部に作成する第2のステップと、 (c)前記オペレーティングシステムの持つ前記割り込
みアドレステーブルの内容を前記割り込み処理手段アド
レスに変更する第3のステップと、 (d)前記オペレーティングシステムが持つ情報に基づ
いて、アプリケーション名、前記アプリケーションの存
在する先頭アドレス、およびエリアサイズを含むアプリ
ケーションアドレステーブルを整理、作成する第4のス
テップと、 (e)前記アプリケーションのアドレスの変更があるご
とに、前記アプリケーションアドレステーブルを更新す
る第5のステップと、 (f)前記アプリケーション動作中に、割り込みが発生
するかどうかを調べる第6のステップと、 (g)割り込み発生元の前記アプリケーションのアドレ
スを取得する第7のステップと、 (h)前記取得されたアドレスに基づいて前記アプリケ
ーションアドレステーブルを検索しアプリケーションを
確定する第8のステップと、 (i)割り込み情報テーブルに割り込み番号と前記割り
込み番号に対応するアプリケーション名とをセットする
第9のステップと、 (j)前記本来割り込みアドレステーブルを調べ、本来
の割り込み処理を起動する第10のステップと、 (k)前記オペレーティングシステムの持つ前記割り込
みアドレステーブル内の割り込みアドレスを元の状態に
戻す第11のステップと、 (l)前記割り込み情報テーブルをファイルに出力する
第12のステップと、 を有することを特徴とする割り込み解析方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8315134A JP2937908B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 割り込み解析システムおよび方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8315134A JP2937908B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 割り込み解析システムおよび方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10161886A JPH10161886A (ja) | 1998-06-19 |
JP2937908B2 true JP2937908B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=18061824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8315134A Expired - Fee Related JP2937908B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 割り込み解析システムおよび方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2937908B2 (ja) |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP8315134A patent/JP2937908B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
インターフェース1989年1月号(CQ出版社)、P.144〜153 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10161886A (ja) | 1998-06-19 |
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